JP3056893B2 - 平面発光パネル - Google Patents

平面発光パネル

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JP3056893B2
JP3056893B2 JP4243912A JP24391292A JP3056893B2 JP 3056893 B2 JP3056893 B2 JP 3056893B2 JP 4243912 A JP4243912 A JP 4243912A JP 24391292 A JP24391292 A JP 24391292A JP 3056893 B2 JP3056893 B2 JP 3056893B2
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潤 松浦
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報表示,画像表示を
行う平面発光パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】電界放射型のカソードを使用した従来の
発光素子は、カソードから放射される電子が蛍光体に照
射されて、そこで発光した光が蛍光体層を透過して外部
に出されるものが多かった。このようにして利用する場
合は、発光した光を外部に取り出すときに、蛍光体での
吸収や散乱によって消出してしまう確率がかなり高い。
平面発光パネルは、電界放射型電極から放射される電子
が蛍光体に照射され、そこで発光した光が蛍光体層を透
過して外部に出るようになっている。このように蛍光体
層を透過して外部に出る光は、蛍光体層で吸収された
り、散乱したりして消失してしまうことが多い。また平
面発光パネルの発光素子として、電界放射型電極を使用
している場合には、発光面と電極間の電子の移動部分を
真空状態に保持する必要があるが、真空状態を保持する
ことは、大きな面積の発光面を得ようとする場合には、
透光板となる前面ガラス板に充分な強度を付与するうえ
で大きな障害となる。
【0003】このような障害を除去するために、従来
は、電界放射型電極と発光ガラス面との間に、スペーサ
ーとしてガラスビーズ,特殊なピラーなどを設置してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ガラスビー
ズ,特殊なピラーなどをスペーサーとして設置している
ことは、そのスペーサー,透光板などを支持する柱は、
通常発光する性質を有していないから、発光面を視た場
合には、柱が影として観測面に映って欠陥のある発光状
態を呈することになり、発光輝度の効率上不利であると
いう問題点がある。
【0005】本発明の平面発光パネルは前記のような従
来の問題点に鑑み、発光面の発光輝度の向上を図り、か
つ大型面積を有する発光面を確実に支持できることを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに本発明の平面発光パネルは、表面に蛍光体を塗布し
た複数枚の光放射面を順次に相隣接して、平面から視て
多角形状を形成しながら中央部に向かって傾斜した発光
層を形成し、その発光層の底部中央には電界放射型電極
を設置するとともに、相隣接して配設された複数個の発
光層上の前面に透光板を設置し、かつその透光板と前記
発光層との間に真空部を形成して成るものである。
【0007】
【作用】次に本発明の作用について述べる。電界放射型
電極から放出された電子は、アノードとなっている発光
層の光放射面に電界によって吸引されるとともに、曲げ
られる。そしてその電子は、発光層の光放射面に塗布さ
れている蛍光体により照射されて発光することになり、
その光は吸収されたり、散乱されたりすることがなく透
光板を透過するから透光板の発光面からこの光を視認で
きる。そして相隣接する発光層の境界部は、前面に設置
されている透光板を支持しており、透光板と電界放射型
電極との距離を一定間隔に保持するとともに、透光板に
加わる外部の大気圧を受けている。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
具体的に説明する。図1は本発明の第1実施例を示す平
面発光パネルの断面図、図2は同上の平面図である。図
1において、発光層1は、表面に蛍光体を塗布した4枚
の光放射面A,B,C,Dから構成されており、その光
放射面A,B,C,Dは順次に相隣接して平面から視て
四角形状を形成しながら中央部に向かって傾斜してお
り、発光層1の中央部には電界放射型電極(カソード)
2が設置されている。このような発光層1を縦横のマト
リックス状にして平面板F上に配設するとともに、相隣
接して配設された複数個の発光層1,1,1──上の前
面に、ガラス板のような透光板3を設置するものであ
る。なお、図中の4は透光板3と発光層1との間に形成
されている真空部である。
【0009】光放射面A,B,C,Dの表面に塗布され
ている蛍光体層の下部は電子吸収用のコレクター(アノ
ード)電極となっており、発光した電子の良好な反射効
果をもたせるために、鏡面としたり、白色面としたりす
る。また電子吸収用の電極としては、ガラス板の上に或
る種の金属を真空蒸着などで塗着してもよいし、電極そ
れ自体が金属の導電体であってもよい。
【0010】電界放射型電極(カソード)2から放出さ
れた電子eは、発光層1の光放射面A,B,C,D(ア
ノード)に吸引されるとともに、曲げられる。そしてそ
の電子eは、発光層1の光放射面に塗布されている蛍光
体により照射されて発光することになり、その光は吸収
されたり、散乱されたりすることがなく、図1中の矢印
方向に発光して透光板3を透過するから透光板3の発光
面からこの光を視認することができる。このような発光
面は異なる発光色に分離でき、種々の多色機能をもたせ
ることが可能である。
【0011】相隣接して配設された複数個の発光層1,
1,1──上の前面に設置されている透光板3の発光面
に、その隣接した発光層1,1の境界部(図1,2中の
X部分)の面積部分は外部からは視認し難い状態で現れ
ることになる。特に発光層1の光放射面が発光した場合
には、発光層1,1の境界部Xは隠れてしまい外部から
は視えなくなる。そして、この発光層1,1の境界部X
は、前面に設置されている透光板3を支持しており、透
光板3と電界放射型電極2との距離を一定間隔に保持す
るとともに、透光板3に加わる外部の大気圧を受けてい
るのである。
【0012】図1の第1実施例の平面発光パネルは、平
面から視て四角状を形成したものを示しているが、図3
の第2実施例の平面発光パネルは、発光層1は、表面に
蛍光体を塗布した6枚の光放射面a′,b′,c′,
d′,e′,f′から構成されて平面から視て六角形状
に形成されており、図4の第3実施例の平面発光パネル
は、発光層1は、表面に蛍光体を塗布した3枚の光放射
面イ,ロ,ハから構成されて平面から視て三角形状に形
成されたものを示している。
【0013】なお、上記した第1実施例,第2実施例,
第3実施例のいずれの場合でも、透光板3の背面におい
て、電界放射型電極(カソード)2が対向する位置に蛍
光体5を塗布してもよい(図1参照)。なお、図5は本
発明の平面発光パネルの第4実施例を示したもので、
(A)は拡大断面図、(B)は平面図である。カソード
配置部は発光しないので、透光板3上に蛍光体5の層を
形成してこれを発光層6としてもよい。この場合、図5
(A)に示すように蛍光体5の下層に導電層7を形成し
てチャージアップを防止しなければならない。
【0014】
【発明の効果】本発明は前記のように構成されているの
で、以下のような効果を奏する。即ち複数個の発光層同
士の境界部が発光層の前面に向けて突出し、この境界部
によって発光層の前面に設置されている透光板を支持
し、発光層自体がスペーサーとなって透光板と電界放射
型電極との距離を一定間隔に保持するとともに、透光板
に加わる外部の大気圧を受けることができるものであ
り、強度的に強く、大型で広い面積を持つ発光面を得る
ことができ、しかも発光層における電子が照射される面
と発光面とを同一面として発光層からの発光が発光層に
て吸収・散乱されることを防ぐと共にスペーサーによっ
て発光しない部分が発生することを防ぐことができて発
光面の発光輝度を向上することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面発光パネルの第1実施例を示すも
のの断面図。
【図2】同上の平面図。
【図3】本発明の平面発光パネルの第2実施例を示すも
のの断面図。
【図4】本発明の平面発光パネルの第3実施例を示すも
のの断面図。
【図5】本発明の平面発光パネルの第4実施例を示した
もので、(A)は拡大断面図、(B)は平面図。
【符号の説明】
1 発光層 2 電界放射型電極(カソード) 3 透光板 4 真空部 e 電子
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−250543(JP,A) 特開 昭50−107858(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 31/15

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に蛍光体を塗布した複数枚の光放射
    面を順次に相隣接して、平面から視て多角形状を形成し
    ながら中央部に向かって傾斜した発光層を形成し、その
    発光層の底部中央には電界放射型電極を設置するととも
    に、相隣接して配設された複数個の発光層上の前面に透
    光板を設置し、かつその透光板と前記発光層との間に真
    空部を形成して成ることを特徴とする平面発光パネル。
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