JPH07270844A - 振れ補正機能を有するカメラ - Google Patents

振れ補正機能を有するカメラ

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Publication number
JPH07270844A
JPH07270844A JP6307594A JP6307594A JPH07270844A JP H07270844 A JPH07270844 A JP H07270844A JP 6307594 A JP6307594 A JP 6307594A JP 6307594 A JP6307594 A JP 6307594A JP H07270844 A JPH07270844 A JP H07270844A
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JP
Japan
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shake
camera
shake correction
display
correction function
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Application number
JP6307594A
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English (en)
Inventor
Hidenori Miyamoto
英典 宮本
Tatsuo Amanuma
辰男 天沼
Sueyuki Ooishi
末之 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影者に振れ状態を合理的かつ明確に表示す
るとともに、無駄な電気消費を防ぐことを可能にする。 【構成】 振れ状態を検出する振れ状態検出部3,4
と、振れ状態検出部の出力信号に応じて、振れを補正す
る振れ補正部8,9,13と、振れ状態検出部からの出
力信号に応じた振れ状態情報を表示する振れ状態表示部
22と、撮影の準備を開始する撮影準備開始部19と、
撮影を開始する撮影開始部20とを有する振れ補正機能
を有するカメラにおいて、撮影準備開始部19の出力信
号に応じて、振れ状態表示部22による表示を開始し、
撮影開始部20の出力信号に応じて、その表示を停止す
る表示制御部(CPU1;S411,S413,S41
6,S417;S404,S506)を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振れ補正機能を有する
カメラに関し、特に、振れ状態の表示制御を改良した振
れ補正機能を有するカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のカメラとして、カメラの
振れ状態を検出して、その検出信号に応じて、撮影光学
系の一部を光軸と略垂直方向に移動して、撮影時の手振
れを補正するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の振れ補正機能を有するカメラでは、振れ状態の表示方
法が不明確なものが多く、逆に、振れの表示を強調しす
ぎても、使いずらいカメラになってしまうし、振れ補正
などを含むの多機能カメラでは、それ以外にも電気消費
量が多いので、無駄な表示をしたくないという相反する
問題があった。
【0004】そこで、本発明は、前述した課題を解決し
て、撮影者に振れ状態を合理的かつ明確にするととも
に、無駄な電気消費を防ぐことができる振れ補正機能を
有するカメラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による振れ補正機
能を有するカメラの第1の解決手段は、振れ状態を検出
する振れ状態検出部(3,4)と、前記振れ状態検出部
の出力信号に応じて、振れを補正する振れ補正部(8,
9,13)と、前記振れ状態検出部からの出力信号に応
じた振れ状態情報を表示する振れ状態表示部(22)
と、撮影の準備を開始する撮影準備開始部と、撮影を開
始する撮影開始部とを有する振れ補正機能を有するカメ
ラにおいて、前記撮影準備開始部の出力信号に応じて、
前記振れ状態表示部による表示を開始し、前記撮影開始
部の出力信号に応じて、その表示を停止する表示制御部
(CPU1;S405,S416;S404,S50
6)を備えたことを特徴としている。
【0006】第2の解決手段は、第1の解決手段の振れ
補正機能を有するカメラにおいて、前記振れ状態表示部
は、ファインダ内表示であることを特徴としている。
【0007】第3の解決手段は、第1の解決手段の振れ
補正機能を有するカメラにおいて、前記振れ状態表示部
は、ファインダ接眼部近傍に配置されていることを特徴
としている。
【0008】第4の解決手段は、第1の解決手段の振れ
補正機能を有するカメラにおいて、前記撮影準備開始部
は、シャッタレリーズボタンの半押しスイッチであるこ
とを特徴としている。
【0009】第5の解決手段は、第1の解決手段の振れ
補正機能を有するカメラにおいて、前記撮影準備開始部
は、撮影者の体の一部が触れたことを検知するタッチセ
ンサスイッチであることを特徴としている。第6の解決
手段は、第1の解決手段の振れ補正機能を有するカメラ
において、前記撮影準備開始部は、撮影者がカメラに近
づいたことを検知する近接検知スイッチであることを特
徴としている。第7の解決手段は、第1の解決手段の振
れ補正機能を有するカメラにおいて、前記撮影準備開始
部は、撮影者の視線を検知する視線検知センサであるこ
とを特徴としている。
【0010】第8の解決手段は、第1の解決手段の振れ
補正機能を有するカメラにおいて、前記撮影開始部は、
シャッタレリーズボタンの全押しスイッチであることを
特徴としている。
【0011】第9の解決手段は、第1の解決手段の振れ
補正機能を有するカメラにおいて、振れ補正を禁止する
振れ補正信号禁止部を備え、前記振れ表示制御手段は、
振れ補正信号禁止部の出力信号に応じて(S310,4
11)、前記振れ表示手段に、振れ補正が禁止されてい
る旨の信号を表示させること(S312,S413)を
特徴としている。
【0012】第10の解決手段は、第1の解決手段の振
れ補正機能を有するカメラにおいて、前記振れ表示制御
手段は、前記撮影準備開始部の出力信号から所定時間経
過後(S408)に、前記振れ表示手段の表示を消灯さ
せること(S409)を特徴としている。
【0013】
【作用】本発明においては、撮影準備開始部(例えば、
シャッタボタンの半押し等)の出力信号によって、振れ
状態表示部の表示を開始させるので、撮影者はその表示
によって振れ具合が判断できる。そのために、より振れ
の影響の少ない写真を撮ることができる。また、撮影開
始部(例えば、シャッタボタンの全押し等)の出力信号
によって、振れ状態表示部の表示を停止するので、無駄
な電気消費を防ぐことができる。また、振れ表示制御手
段は、振れ補正信号禁止部の出力信号に応じて、振れ表
示手段に、振れ補正が禁止されている旨の信号を表示さ
せるので、振れ補正の制御がされていないのに、振れ補
正されると誤認することがなくなる。さらに、振れ表示
制御手段は、撮影準備開始部の出力信号から所定時間経
過後に、振れ表示手段の表示を消灯させるようにしたの
で、無駄な電気消費を防ぐことができる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明による振れ防止機能を有する
カメラの実施例を示す回路図である。撮影レンズは、4
枚のレンズ11、12、13、14によって構成され
る。そのうち、レンズ13は、手振れ補正用にX軸(カ
メラ長手方向)、Y軸(カメラ短手方向)方向に駆動可
能な手振れ補正用レンズ(以下、「振れ補正レンズ1
3」と呼ぶ。)である。CPU1は、ワンチップマイク
ロコンピュータであり、カメラの全シーケンスを制御す
る制御装置である。CPU1内には、カウンタ機能、時
間を計測する計時タイマ機能、A/D変換機能等を持つ
ものとする。
【0015】測距回路2は、被写体を測距するための回
路である。測光回路21は、被写界周辺部を測光するた
めの回路である。振れ表示器22は、振れの状態を表示
するものであり、ファインダ内にあってもよいし、ファ
インダの接眼部近傍に配置されていてもよい。
【0016】メインスイッチ18は、カメラの作動を開
始させるスイッチである。メインスイッチ18は、オン
位置とオフ位置を持つ状態スイッチで、使用者がいった
んオン位置にセットすると、再度オフ位置に戻されるま
でオン位置を保持するものとする。半押しスイッチ19
は、シャッターレリーズボタンの半押しで撮影準備を開
始するためのスイッチである。レリーズスイッチ(全押
しスイッチ)20は、シャッターレリーズボタンの全押
しでオンするスイッチである。振れ補正制御禁止スイッ
チ24は、振れ補正制御を禁止させるスイッチである。
振れ補正制御禁止スイッチ24は、撮影者が操作するこ
とのできるスイッチである。不揮発性メモリー23(以
下、E2 PROM23)は、書き読み込み可能な不揮発
性メモリーである。
【0017】角速度検出回路3は、カメラの手振れ量の
Y軸を中心としたX軸方向の角速度を検出する回路であ
る。角速度検出回路4は、X軸を中心としたY軸方向の
角速度を検出する回路である。モータ駆動回路5は、振
れ補正レンズ13をX軸方向に駆動するモータ8を制御
する回路である。モータ駆動回路6は、振れ補正レンズ
13をY軸方向に駆動するモータ9を制御する回路であ
る。モータ駆動回路7は、フォーカシングレンズ14を
駆動するモータ10を制御する回路である。
【0018】レンズ位置検出回路15は、振れ補正レン
ズ13のX軸方向の位置(移動量)を検出する回路であ
る。レンズ位置検出回路16は、振れ補正レンズ13の
Y軸方向の位置(移動量)を検出する回路である。レン
ズ位置検出回路17は、フォーカスレンズ14の光軸方
向の位置(移動量)を検出する回路である。角速度検出
回路3と角速度検出回路4とは、カメラの手振れを検知
するための回路である。角速度検出回路3と角速度検出
回路4とは、カメラの手振れにより生じた角速度に応じ
て出力値が変化する。CPU1は、この出力値をA/D
変換して手振れの角速度を検出する。角速度検出回路3
は、Y軸を中心としたX軸方向の角速度を検出する。角
速度検出回路4は、X軸を中心としたY軸方向の角速度
を検出する。
【0019】モータ駆動回路5は、モータ8をデューテ
ィ駆動する。モータ駆動回路6は、モータ9をデューテ
ィ駆動する。CPU1は、モータ駆動回路5、6へ駆動
方向信号を出力し、モータ8、9の駆動方向を指示す
る。また、CPU1は、モータ駆動回路5、6へ駆動デ
ューティ信号を出力し、モータ8、9の駆動速度を指示
する。モータ駆動回路5、6は、これらの信号にしたが
って、指定の方向に任意のデューティでモータ8、9を
通電することによって、振れ補正レンズ13を任意の速
度で制御する。
【0020】CPU1は、測距回路2で得られた測距デ
ータを演算する。この演算結果にしたがって、CPU1
がモータ駆動回路7に指示をする。モータ駆動回路7
は、CPU1が指定した方向にモータ10を通電するこ
とにより、フォーカスレンズ14を任意の速度で制御す
る。
【0021】モータ8の回転は、補正レンズ駆動メカ系
(不図示)により直線運動に変換され、振れ補正レンズ
13をX軸方向に駆動する。モータ9の回転は、補正レ
ンズ駆動メカ系(不図示)により直線運動に変換され、
振れ補正レンズ13をY軸方向に駆動する。モータ10
の回転は、フォーカスレンズ駆動メカ系(不図示)によ
り直線運動に変換され、フォーカスレンズ14を光軸方
向に駆動する。
【0022】レンズ位置検出回路15は、振れ補正レン
ズ13のX軸方向の移動量に従ってパルスを出力する。
レンズ位置検出回路16は、振れ補正レンズ13のY軸
方向の移動量に従ってパルスを出力する。CPU1は、
これらのパルス数をカウントすることによって、X軸、
Y軸方向の位置と移動量を読み込む。また、CPU1
は、一定時間の移動量を検出することによって、X軸、
Y軸方向の移動速度を算出する。レンズ位置検出回路1
7は、フォーカスレンズ14の光学軸方向の移動量にし
たがって、パルスを出力する。CPU1は、このパルス
数をカウントすることによって、フォーカスレンズ14
の光軸方向の位置と移動量を読み込む。
【0023】E2 PROM23は、撮影処理に必要な所
定データがあらかじめ書き込まれている不揮発性メモリ
ーである。CPU1は、所定のシーケンスが行われるう
えで必要なときに、E2 PROM23の所定データを読
み込む。
【0024】次に、本発明の一実施例の作動を、図2、
図3、図4、図5に示されるフローチャートを用いて説
明する。このフローチャートの制御は、CPU1のメモ
リーに内蔵されている。また、本実施例で測距回路2の
測距実行時間は0〜300ms、測光回路21の測光実
行時間は50ms、フォーカスレンズ14の駆動時間は
100ms、角速度検出回路3、4の回路安定時間は3
00ms、レリーズ時のショック回避時間は50ms、
角速度ゼロ検出時間は900ms、手振れ補正制御安定
のための助走制御時間は20msとする。
【0025】図2は、本発明の実施例のメインフローを
示したフローチャートである。電源は、既に投入され、
メインスイッチ18は、既にオンとなっており、S20
0から処理を開始しているものとする。まず、S201
でCPU1の内部を初期化する。次に、S202、S2
03のループを回り、S202で半押しスイッチ19が
オンするか、S203でメインスイッチ18がオフする
のを待つ。S203でメインスイッチ18がオフだった
ら、S205に進み処理を終了する。
【0026】その後、再度メインスイッチ18がオンす
るのを待つ。メインスイッチ18がオンしたら、S20
0から再度処理を開始する。S202で半押しスイッチ
19がオンしたら、S204に進み、撮影処理をコール
する。
【0027】図3、図4及び図5は、本発明の実施例の
撮影処理を示したフローチャートである。半押しスイッ
チ19のオンを確認すると、図3のS300から処理を
開始する。まず、S301で角速度検出回路3、角速度
検出回路4を起動する。S301で起動した角速度検出
回路3、角速度検出回路4はS516(図5参照)で停
止するまで作動し続ける。
【0028】次のS302でタイマーA(角速度ゼロ検
出時間であり、本実施例では、900ms)をスタート
させ、S303でフラグAを0にセットする。次に、S
304で測光処理を実行し、S305で測距処理を実行
する。その後に、S306では、S304で実行した測
光処理の結果をAE演算し、S307では、S305で
実行した測距処理の結果を利用してFM演算を実行す
る。次のS308では、T1のウエイト時間を待った後
にS309に進む。T1のウエイト時間は、角速度検出
回路3、4の回路安定時間の確保のために必要である。
本実施例では、角速度検出回路3、4の安定時間300
msから測距時間0〜300ms及び測光時間50ms
を減算した0〜250msのために、T1を250ms
とする。S309では、S305でセットした測距値に
従ってフォーカスレンズ14を所定の駆動先に駆動す
る。
【0029】次のS310では、振れ補正制御禁止スイ
ッチ24がオンしているかの確認をする。振れ補正制御
禁止スイッチ24がオンしていれば、S311へ進みフ
ラグBを1にセットしてから、S312で振れ表示器2
2の表示を8Hz点滅表示にして、図4のS401にす
すむ。この8Hzの点滅表示は、振れ補正制御を行わな
い旨の表示である。
【0030】S310で振れ補正制御禁止スイッチ24
がオフしていると確認をしたら、次のS313でフラグ
Bを0にセットする。そして、次のS314で角速度検
出回路3、4からの出力、つまり振れ量が所定値Cより
も小さいかどうかの判断をする。S314で振れ量が所
定値Cより小さいと判断したならば、S315で振れ表
示器22の表示を点灯表示にして、図4のS401にす
すむ。振れ表示器22の点灯表示は、検出された振れ量
が補正可能範囲であることを示す。
【0031】S314で振れ量が所定値Cより大きいと
判断したならば、S316で振れ表示器22の表示を2
Hz点滅表示にして、図4のS401にすすむ。振れ表
示器22の2Hz点滅表示は、検出された振れ量が大き
くて振れ補正ができるかどうかわからないことを示す。
【0032】図4のS401では、フラグAの確認を行
い、S303で実施したフラグAが0ならばS402に
すすむ。S401でフラグAが1にセットされていると
判断した場合には、S404にすすむ。S402でタイ
マーAのタイムアップ(角速度ゼロ検出時間であり、本
実施例では、900msが経過したとき)を確認する
と、S403でフラグAを1にセットしてからS404
にすすむ。S404では、レリーズスイッチ20のオン
を確認し、オンならば図5のS501にすすむ。S40
4でレリーズスイッチ20がオフならば、次のS405
で半押しスイッチ19のオンを確認する。
【0033】S405で半押しスイッチ19のオフを確
認すると、S406で角速度検出回路3、4を停止す
る。その後に、S407でフラグAを確認し、1の場合
にはS409にすすみ、0の場合にはS408でタイマ
ーAをストップさせてから、S409にすすむ。そし
て、S409では、振れ表示器22の表示を消灯にし、
その後に、S410から、図2のフローチャートに戻
る。この場合には、撮影は行われない。
【0034】S405で半押しスイッチ19のオンを確
認すると、次のS411で振れ補正制御禁止スイッチ2
4がオンしているか否かの確認をし、オンしていればS
412でフラグBを1にセットしなおし、S413で振
れ表示器22の表示を8Hz点滅表示にしてS401に
戻る。S411で振れ補正制御禁止スイッチ24がオフ
していることを確認をした場合には、S414でフラグ
Bを0にセットしなおし、次のS415で角速度検出回
路3、4からの出力、つまり振れ量が所定値Cよりも大
きいか否かの判断を行う。
【0035】S415で振れ量が所定値Cより小さいと
判断したならば、S416で振れ表示器22の表示を点
灯表示にしてS401に戻る。S415で振れ量が所定
値Cより大きいと判断したならば、S417で振れ表示
器22の表示を2Hz点滅表示にしてS401に戻る。
【0036】図5のS501では、セルフモードか否か
の判断をし、YESの場合はS505でセルフタイマー
(例えば10秒)経過後に、S506にすすむ。S50
1でNOの場合は、次のS502で赤目モードか否かの
判定をし、YESの場合にはS503で1秒プリ照射後
に、S506にすすむ。S502でNOの場合には、S
504でT2のウエイト時間(レリーズ時のショック回
避時間であり、本実施例では50msとする)を待った
後に、S506に進む。
【0037】S506では、S312、S315、S3
16、S413、S416又はS417で表示した振れ
表示器22の表示を消灯し、S507に進む。S507
は、フラグAの状態を確認し、1であるならばS509
に進む。S507の判断で0ならば、次のS508にお
いて、S302でスタートしたタイマーAがタイムアッ
プするのを待ち、その時間を経過後に、S509に進
む。
【0038】S509では、振れ補正レンズ13を初期
リセットの位置から光軸のセンターの位置に振れ補正レ
ンズ13の中心を移動させる。次のS510でフラグB
の状態を確認する。S510でフラグBが1の場合に
は、振れ補正制御禁止モードと認識して、S513に進
む。
【0039】S510でフラグBが0の場合には、振れ
補正制御を行うモードと認識し、次のS511で手振れ
補正処理を開始する。手振れ補正処理を開始後に、S5
12でT3のウエイト時間(手振れ補正制御安定のため
の助走制御時間であり、本実施例では20msとする)
を待った後に、S513に進む。S513では、シャッ
タが開き始める。
【0040】手振れ補正処理は、シャッタが開き始める
前のS511から、シャッタが閉じきった直後のS51
5まで継続する。S513で、S306で求めたAE演
算値にしたがったEV値で所定秒時の開口をする。その
後に、S514でシャッタ閉じ処理を実行し、S515
で手振れ補正処理を停止する。次に、S516で角速度
検出回路3、4を停止する。次に、S517で振れ補正
レンズ13を初期位置に戻し、S518でフォーカスレ
ンズ14を所定のリセット位置に駆動する。次にS51
9でフイルム巻き上げ処理を行う。その後に、S520
から図2のフローチャートに戻る。
【0041】なお、撮影開始準備のためのスイッチは、
半押しスイッチ以外に、撮影者の体の一部が触れたこと
を検知するタッチセンサーや、撮影者がカメラに近づい
たことを検知する接近検知センサーや、撮影者の視線を
検知するセンサーを用いてもよい。
【0042】S301で起動した角速度検出回路3、角
速度検出回路4は、S516で停止するまで作動し続け
る。すなわち、振れ補正の禁止中でも角速度検出回路3
と角速度検出回路4とが止まらない。このために、角速
度検出回路3と角速度検出回路4の回路安定時間をいち
いち取らなくてもよい。よって、一度振れ補正を禁止し
ても、角速度検出回路3と角速度検出回路4の回路安定
時間を待たずに、直ぐ振れ補正をすることができる。
【0043】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、撮影準備開始部(例えば、シャッタボタンの半押
し)の出力信号によって、振れ状態表示部の表示を開始
させるので、撮影者はその表示によって振れ具合が判断
できる。そのために、より振れの影響の少ない写真を撮
ることができる。また、撮影開始部(例えば、シャッタ
ボタンの全押し)の出力信号によって、振れ状態表示部
の表示を停止するので、無駄な電気消費を防ぐことがで
きる、という効果がある。また、振れ表示制御手段は、
振れ補正信号禁止部の出力信号に応じて、振れ表示手段
に、振れ補正が禁止されている旨の信号を表示させるの
で、振れ補正の制御がされていないのに、振れ補正され
ると誤認することがなくなる。さらに、振れ表示制御手
段は、撮影準備開始部の出力信号から所定時間経過後
に、振れ表示手段の表示を消灯させるようにしたので、
無駄な電気消費を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による振れ補正機能を有するカメラの一
実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施例のメインフローチャートであ
る。
【図3】本発明の一実施例の撮影処理を示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明の一実施例の撮影処理を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明の一実施例の撮影処理を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 測距回路 3 角速度検出回路(X軸方向) 4 角速度検出回路(Y軸方向) 5 モータ駆動回路(X軸方向) 6 モータ駆動回路(Y軸方向) 7 モータ駆動回路(AF) 8 モータ(X軸方向) 9 モータ(Y軸方向) 10 モータ(AF) 11 撮影レンズ 12 撮影レンズ 13 振れ補正レンズ 14 フォーカシングレンズ 15 レンズ位置検出回路(X軸方向) 16 レンズ位置検出回路(Y軸方向) 17 レンズ位置検出回路(AF) 18 メインスイッチ 19 半押しスイッチ 20 レリーズスイッチ 21 測光回路 22 振れ状態表示器 23 不揮発性メモリー(E2 PROM)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振れ状態を検出する振れ状態検出部と、 前記振れ状態検出部の出力信号に応じて、振れを補正す
    る振れ補正部と、 前記振れ状態検出部からの出力信号に応じた振れ状態情
    報を表示する振れ状態表示部と、 撮影の準備を開始する撮影準備開始部と、 撮影を開始する撮影開始部とを有する振れ補正機能を有
    するカメラにおいて、 前記撮影準備開始部の出力信号に応じて、前記振れ状態
    表示部による表示を開始し、前記撮影開始部の出力信号
    に応じて、その表示を停止する表示制御部を備えたこと
    を特徴とする振れ補正機能を有するカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の振れ補正機能を有する
    カメラにおいて、 前記振れ状態表示部は、ファインダ内表示であることを
    特徴とする振れ補正機能を有するカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の振れ補正機能を有する
    カメラにおいて、 前記振れ状態表示部は、ファインダ接眼部近傍に配置さ
    れていることを特徴とする振れ補正機能を有するカメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の振れ補正機能を有する
    カメラにおいて、 前記撮影準備開始部は、シャッタレリーズボタンの半押
    しスイッチであることを特徴とする振れ補正機能を有す
    るカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の振れ補正機能を有する
    カメラにおいて、 前記撮影準備開始部は、撮影者の体の一部が触れたこと
    を検知するタッチセンサスイッチであることを特徴とす
    る振れ補正機能を有するカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の振れ補正機能を有する
    カメラにおいて、 前記撮影準備開始部は、撮影者がカメラに近づいたこと
    を検知する近接検知スイッチであることを特徴とする振
    れ補正機能を有するカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の振れ補正機能を有する
    カメラにおいて、 前記撮影準備開始部は、撮影者の視線を検知する視線検
    知センサであることを特徴とする振れ補正機能を有する
    カメラ。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の振れ補正機能を有する
    カメラにおいて、 前記撮影開始部は、シャッタレリーズボタンの全押しス
    イッチであることを特徴とする振れ補正機能を有するカ
    メラ。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の振れ補正機能を有する
    カメラにおいて、 振れ補正を禁止する振れ補正信号禁止部を備え、 前記振れ表示制御手段は、振れ補正信号禁止部の出力信
    号に応じて、前記振れ表示手段に、振れ補正が禁止され
    ている旨の信号を表示させることを特徴とする振れ補正
    機能を有するカメラ。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の振れ補正機能を有す
    るカメラにおいて、 前記振れ表示制御手段は、前記撮影準備開始部の出力信
    号から所定時間経過後に、前記振れ表示手段の表示を消
    灯させることを特徴とする振れ補正機能を有するカメ
    ラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6922524B2 (en) 2002-11-27 2005-07-26 Olympus Corporation Camera having blur detecting function
JP2007028546A (ja) * 2005-07-21 2007-02-01 Fujifilm Holdings Corp 撮像装置

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