JPH07269922A - 同時給排形換気扇 - Google Patents
同時給排形換気扇Info
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- JPH07269922A JPH07269922A JP6062631A JP6263194A JPH07269922A JP H07269922 A JPH07269922 A JP H07269922A JP 6062631 A JP6062631 A JP 6062631A JP 6263194 A JP6263194 A JP 6263194A JP H07269922 A JPH07269922 A JP H07269922A
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Abstract
置に取り付けられるようにして体裁を良くし、商品価値
を高めることのできる同時給排形換気扇を提供すること
を目的とする。 【構成】 ユニットを取り付ける固定板8を、壁部4に
埋設された2層管5の隔壁板1に係合する仕切部7を設
けた環状の2層管接続部8aとユニット取付部8bに分
割し、2層管接続部8aに対し、ユニット取付部8bを
回動自在に結合した構成とする。
Description
させる2層管を設けた同時給排形換気扇に関する。
る手段として、室内の汚れた空気を室外へ排出し、室外
の新鮮な空気を室内に取り入れるように2層管を壁部に
設け、2層管を介して同時給排を行う同時給排形換気扇
が普及している。
に示すような構成が一般的であった。
図12を参照しながら説明する。図に示すように、隔壁
板101により給気通路102と排気通路103の2層
に区切った2層管104を壁部105を貫通するように
設け、前記2層管104に連結される開口部106およ
び前記隔壁板101に係合する仕切部107を設けた固
定板108を壁部105の室内側壁面と室外側壁面に固
定し、内部に電動機109により駆動され、室外側給気
口110より給気する給気ファン111および、室外側
排気口112より排気する排気ファン113を有した室
外ユニット114を室外側壁面に固定した固定板108
に取り付けていた。
内側給気口116および室内側排気口117を形成した
室内ユニット118を室内側壁面に固定した固定板10
8に取り付けていた。
運転すると、排気ファン113により室内の空気が室内
側排気口117より室内ユニット118内に吸い込ま
れ、熱交換器115を通り、熱交換器115に蓄熱して
から2層管104の排気通路103を通り室外側排気口
112より室外に排出されていた。
気が室外側給気口110より給気されて2層管104の
給気通路102を通り室内ユニット118に送られ、熱
交換器115に蓄熱された熱を回収するように熱交換器
115を通って室内側給気口116より室内に給気して
同時給排換気を行っていた。
給排形換気扇の構成では、室内ユニット118および室
外ユニット114は仕切部107を2層管104の隔壁
板101の端部に係合し、壁部105の室内側および室
外側の壁面に固定される固定板108に取り付けられる
ので、壁部105に設けられた2層管104の隔壁板1
01が水平状態でなく円周方向に傾いて設けられた場合
には、前記隔壁板101に仕切部107が係合して固定
される固定板108が傾いて取り付けられることとな
る。
室内ユニット118および室外ユニット114は傾いた
状態となり、体裁が悪く、商品価値が低下するという問
題があった。
107の形状を大きくしてゆとりを持たせ固定板108
の傾きを緩和しようとした場合には、隔壁板101に対
し仕切部107との間に大きな段差が生じ、流通する空
気の空気抵抗が大きくなって特性が低下するという問題
が生じるものであった。
しないように隙間を持たせた場合には、隙間により給気
通路102と排気通路103間においてサーキット現象
が生じ、特性が悪化するというおそれがあった。
しないようにした場合には、仕切部107によって固定
板108が仮止めできないので固定板108の取り付け
に手間がかかるというものであった。
ユニットおよび室外ユニットが正常な位置に取り付けら
れるようにして体裁を良くし、商品価値を高めることの
できる同時給排形換気扇を提供することを第1の目的と
する。
および室外ユニットが正常位置に取り付くようにするこ
とにある。
気のサーキット現象が生じ特性が悪化するのを防止する
ことにある。
け作業を容易にすることにある。第5の目的は、気密性
を向上して特性が低下するのを防止することにある。
扇は上記第1の目的を達成するために、第1の手段は隔
壁板により給気通路および排気通路を形成し、壁部を貫
通し埋設される2層管と、この2層管に連結される開口
部および前記隔壁板に係合する仕切部を前記開口部に張
架して設け、前記壁部の壁面に固定される固定板と、こ
の固定板に取り付けられる室内ユニットおよび室外ユニ
ットとを備え、前記固定板を仕切部を設けた環状の2層
管接続部と前記室内ユニットおよび室外ユニットの取り
付けられるユニット取付部に分割し、前記2層管接続部
に対し、ユニット取付部を回動自在に結合した構成とす
る。
の手段は仕切部を固定板に対し円周方向に可動自在に設
けた構成とする。
の手段は仕切部を断面コ字状に形成し、コ字状内部に係
合される隔壁板に仕切部の一方の内面が押圧される押圧
部を設けた構成とする。
の手段は仕切部を断面コ字状に形成し、コ字状部の内側
面に隔壁板を挟持する爪を設けた構成とする。
の手段は仕切部を弾性体を介して固定板に連結し、固定
板を仕切部に対し可動自在に構成する。
に埋設された2層管の隔壁板が水平状態に位置していな
く円周方向に傾いて埋設されている場合において固定板
を取り付けると隔壁板の傾きに同調して固定板も傾いて
取り付けられるので、このようなときに仕切部を設けた
2層管接続部に対し、ユニット取付部を円周方向に回動
して、ユニット取付部を正常位置に移動して固定するこ
とにより、室内ユニットおよび室外ユニットを正常位置
に設けることができることとなる。
いて取り付けられる状態のときには仕切部を可動して固
定板を正常位置に固定することにより、室内ユニットお
よび室外ユニットを正常位置に設けることができる。
面に仕切部の一面が押圧して取り付けられるので、隔壁
板と仕切部との間に隙間の生じることが防止され、給気
流と排気流間のサーキット現象が防止される。
して固定板の仮止めが可能となり、固定板の正常位置へ
の固定作業が容易となる。
置決めが仕切部の端部に設けた弾性体によりできるの
で、仕切部と固定板間の気密性が向上することとなる。
図3を参照しながら説明する。
2および排気通路3を形成し、壁部4を貫通した状態で
埋設される2層管5を設け、前記2層管5に連結される
開口部6および前記隔壁板1に係合する仕切部7を開口
部6の中心を通る位置に張架して設け、前記壁部4の室
内側および室外側の壁面に固定される固定板8を、仕切
部7を設けた環状の2層管接続部8aと室内ユニット9
および室外ユニット10の取り付けられるユニット取付
部8bに分割化し、2層管接続部8aの環状部が重合す
る重合部をユニット取付部8bに凹部を形成して設け、
2層管接続部8aに対しユニット取付部8bを回動自在
に結合する構成とする。
気口11および室内側排気口12を形成し、内部には熱
交換器13を設ける。
4により駆動され、室外側給気口15より給気する給気
ファン16および室外側排気口17より排気する排気フ
ァン18を設ける。
室外ユニット10を取り付けるときには、壁部4に埋設
された2層管5の隔壁板1に仕切部7を係合して2層管
接続部8aを設け、ユニット取付部8bが傾きに正常位
置に設けられていない場合には、ユニット取付部8bを
重合部を介して2層管接続部8aに円周方向に回動して
傾きを調整し、正常な位置で壁部4の室内側および室外
側の壁面に2層管接続部8aおよびユニット取付部8b
よりなる固定板8を固定し、室内ユニット9および、室
外ユニット10を取り付ける。
排気ファン18により室内の空気が室内側排気口12よ
り室内ユニット9内に吸い込まれ、熱交換器13を通
り、熱交換器13に蓄熱してから2層管5の排気通路3
を通り室外ユニット10の室外側排気口17より室外に
排出される。
室外側給気口15より給気され、2層管5の給気通路2
を通り室内ユニット9に送られ、、熱交換器13に蓄熱
された熱を回収するように熱交換器13を通って室内側
給気口11より室内に給気して同時給排換気が行われ
る。
形換気扇によれば、壁部4に埋設された2層管5の隔壁
板1に係合する仕切部7を設けた2層管接続部8aと室
内ユニット9および室外ユニット10の取り付けられる
ユニット取付部8bにより固定板8を形成し、2層管接
続部8aに対しユニット取付部8bを円周方向に回動自
在に設けているので、壁部4に埋設された2層管5の隔
壁板1が水平でなく円周方向に傾いてもユニット取付部
8bを可動して正常位置に固定板8が取り付けられ、室
内ユニット9および室外ユニット10を傾くことなく体
裁良く取り付けられる。
ついて図4〜図6を参照しながら説明する。なお、第1
実施例と同一部分については同一符号を付けて各実施例
における詳細な説明は省略する。
部19を設け、固定板8Aに形成された開口部6の周辺
部の一部に前記仕切部7Aの平面部19が円周方向に一
定範囲摺動できる凹状の摺動部20を設け構成する。
壁面に固定するときには、壁部4に埋設された2層管5
の隔壁板1に仕切部7Aを係合した状態で固定板8Aを
正常位置に位置するように摺動部20を介して仕切部7
Aに対し円周方向に可動して固定板8Aを壁面に固定
し、室内ユニット9を固定板8Aに取り付けることによ
り室内ユニット9は傾くことなく正常位置に取り付けら
れる。
形換気扇によれば、仕切部7Aが固定板8Aに対し一定
範囲円周方向に可動自在に設けられているので、2層管
5の隔壁板1に仕切部7Aを係合した状態で固定板8A
を円周方向に可動して固定板8Aの傾きを調整すること
ができる。
ト9のみを用いて説明したが、室外ユニット10の取り
付けられる側においても同様の作用効果をもたらすこと
はいうまでもない。
ついて図7および図8を参照しながら説明する。
で両端部に固定板(図示せず)に固定または摺動する平
面部19aを設けて形成し、仕切部7Bのコ字状内部に
係合される隔壁板1に仕切部7Bの一方の内面が押圧さ
れる押圧部21を設けた構成とする。
を係合したときには、仕切部7Bのコ字状内部に設けた
押圧部21により隔壁板1に係合した仕切部7Bの一方
の内面が隔壁板1の一面に密着して取り付けられる。
排形換気扇によれば、仕切部7Bに設けた押圧部21に
より仕切部7Bの一方の内面が隔壁板1の一面に密着し
取り付けられるので、隔壁板1と仕切部7Bとの間に隙
間が生じることが防止され、給気流と排気流との間にお
けるサーキット現象が防止されることとなる。
ついて図9を参照しながら説明する。
に形成し、コ字状の内側面に内方に向かい切起された爪
22を形成する。
を係合すると、仕切部7Cに形成された爪22の弾性に
より隔壁板1が挟持されて仕切部7Cが隔壁板1に保持
される。
(図示せず)は仮固定されることとなり、固定板を正常
位置に位置させて固定することができる。
形換気扇によれば、仕切部7Cに設けた爪22の弾性力
により隔壁板1を挟持して仕切部7Cが保持されるの
で、仕切部7Cを設けた固定板を仮固定することがで
き、固定板の位置の調整および固定作業が容易となる。
ついて図10および図11を参照しながら説明する。
開口部6の周縁に係合する環状の係合部23を有し、中
央部を断面コ字状に形成し、前記係合部23に連結され
る両端を断面が小面積の細肉部24により形成した仕切
部7Dをゴム等の弾性材で構成する。
る仕切部7Dは端部を細肉部24で形成しているので、
前記細肉部24により仕切部7Dを円周方向に可変する
ことが可能となり、固定板8Bの位置の調整ができる。
形換気扇によれば、固定板8Bに連結される仕切部7D
の端部を細肉部24の弾性体で形成しているので仕切部
7Dの円周方向の可変ができ固定板8Bの位置の調整が
容易にできることとなる。また、固定板8Bと仕切部7
Dの気密性が向上する。
性体で形成したもので説明したが、固定板8Bに連結さ
れる仕切部7Dの端部のみを弾性体で形成しても良く、
要は仕切部が固定板に対し円周方向に可変できるように
弾性体を介して固定板を連結するものであれば良いこと
はいうまでもない。
明は壁部に設けられる2層管の隔壁板に係合する仕切部
を設け、室内ユニットおよび室外ユニットを取り付ける
固定板を仕切部を設けた2層管接続部とユニット取付部
に分割し、2層管接続部に対しユニット取付部を回動自
在に結合しているので、壁部に埋設された2層管の隔壁
板が水平でなく傾いた状態にあってもユニット取付部を
回動して固定板の傾きが調整でき、室内ユニットおよび
室外ユニットを正常な位置に体裁良く設置して商品価値
を高めることのできる同時給排形換気扇を提供できる。
動自在に設けているので、簡単な構造で室内ユニットお
よび室外ユニットを正常位置に取りつけることができ
る。
状内部に係合される隔壁板に仕切部の一方の内面が押圧
される押圧部を設けているので、給気流と排気流間で空
気のサーキット現象が生じることが無く特性の悪化する
のを防止できる。
を挟持する爪を設けたので、仕切部を介して固定板が仮
止めされ固定板の位置の調整や取付作業が容易となる。
結し、固定板を仕切部に対し可動自在に設けたので、固
定板の位置の調整が容易にできるとともに、気密性が向
上して特性が低下するのが防止される。
板の取付状態を示す断面図
示す断面図
面図
切部の関係を示す正面図
視図
トの取付状態を示す断面図
視図
切部の関係を示す断面図
切部の関係を示す断面図
固定板に取り付けた状態を示す正面図
概略拡大斜視図
面図
Claims (5)
- 【請求項1】 隔壁板により給気通路および排気通路を
形成し、壁部を貫通し埋設される2層管と、この2層管
に連結される開口部および前記隔壁板に係合する仕切部
を前記開口部に張架して設け、前記壁部の壁面に固定さ
れる固定板と、この固定板に取り付けられる室内ユニッ
トおよび室外ユニットとを備え、前記固定板を仕切部を
設けた環状の2層管接続部と前記室内ユニットおよび室
外ユニットの取り付けられるユニット取付部に分割し、
前記2層管接続部に対しユニット取付部と回動自在に結
合した同時給排形換気扇。 - 【請求項2】 仕切部を固定板に対し、円周方向に可動
自在に設けた請求項1記載の同時給排換気扇。 - 【請求項3】 仕切部を断面コ字状に形成し、コ字状内
部に係合される隔壁板に仕切部の一方の内面が押圧され
る押圧部を設けた請求項1または2記載の同時給排形換
気扇。 - 【請求項4】 仕切部を断面コ字状に形成し、コ字状部
の内側面に隔壁板を挟持する爪を設けた請求項1または
2記載の同時給排形換気扇。 - 【請求項5】 仕切部を弾性体を介して固定板に連結
し、固定板を仕切部に対し可動自在に設けた請求項1ま
たは2記載の同時給排形換気扇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6062631A JP2971727B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 同時給排形換気扇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6062631A JP2971727B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 同時給排形換気扇 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07269922A true JPH07269922A (ja) | 1995-10-20 |
JP2971727B2 JP2971727B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=13205869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6062631A Expired - Fee Related JP2971727B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 同時給排形換気扇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2971727B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105928184A (zh) * | 2016-06-15 | 2016-09-07 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种全热交换器及风道隔板与电机支架的固定总成 |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP6062631A patent/JP2971727B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105928184A (zh) * | 2016-06-15 | 2016-09-07 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种全热交换器及风道隔板与电机支架的固定总成 |
CN105928184B (zh) * | 2016-06-15 | 2019-08-06 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种全热交换器及风道隔板与电机支架的固定总成 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2971727B2 (ja) | 1999-11-08 |
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