JP2004114828A - ドアの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】空調ユニットの形状を車幅方向に長い扁平形状とした場合に、空気流路の最下流側を閉塞するモードドアのシール性を向上し、併せて当該モードドア自体の強度も高めたドアの取付構造を提供する。
【解決手段】ベントドア10の回転軸20の係合突起25を保持構造体7の挿入孔34に挿入した後、回転軸20を自転させることで、係合突起25の第2の部位27を挿入孔34内から保持部33上に移動させて、ベントドア10の係合突起25と保持構造体7の保持部33とを係合し、ベントドア10の回転軸20を保持する支点を3箇所以上とする。
【選択図】    図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば車両用空調装置等に用いられる空調ユニットの空気流路最下流側を開閉して吹出モードを適宜切り換えるモードドアに対し、そのシール性の向上に好適なドアの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年において、カーナビシステムの標準搭載化、車室内空間の拡充に伴い、インスツルメントパネル内に搭載される空調ユニットに対し、その搭載スペースのコンパクト化が要請されている。一方で、空調ケース内に配される空気流路は、送風量の増大に伴い、その最下流側に位置する開口部についてこれまで以上の風量を確保可能な開口面積を有することも要請されている。
【0003】
これらの要請に応えられるものとして、車両の前後方向に沿った寸法を車両の幅方向に沿った寸法よりも小さくして扁平な構成としつつ、開口部について、吹出空気の風量を確保・増大するため、車幅方向に沿って細長く延ばし、これに伴い、当該開口部を開閉するドアも車両の幅方向に沿って細長くした車両用空調装置が既に開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−238524号公報(段落番号「0031」、図1)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、細長い開口部に対応させて開閉するドアも細長くしたのみでは、これまで当該ドアをその長手方向にそった両端部位の2点のみで支持していたことから、ドアが開口部を閉塞する際に、風圧の影響でドアの中央部位が撓み、ドアと空気流路の内面との間に隙間が生じて、当該隙間からエア漏れがおこるという不具合がある。
【0006】
また、ドアを細長い形状とすると、そのままではドア自体の強度も弱くなるので、例えば、板状のドア本体の片面にウレタンを貼り付けて成るウレタン貼付型のドアにおいては、強度を確保するために前記ドア本体の板厚を相対的に増すこととなるが、特にドアをバタフライ式にした場合には、開口部開放のため通風路に沿った向きとなった時でも通風路の実質的な通風面積を狭め、通気抵抗が大きくなるという不都合も生ずる。
【0007】
一方で、製造コストの削減等から、ウレタン貼付型のドアの代わりにゴム状弾性を有するエラストマー製のドアを用いることがあり、この場合には、リブ等によりその周囲を強固に補強することでドアの強度を増すことが考えられるが、ドア全体の厚みを増してしまうので、上記したウレタン貼付型のドアと同様の不都合が生ずることとなる。
【0008】
そこで、この発明は、空調ユニットの形状を車幅方向に長い扁平形状とした場合に、空気流路の最下流側を閉塞するモードドアのシール性を向上し、併せて当該ドア自体の強度も高めたドアの取付構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るドアの取付構造は、回転軸及びこの回転軸の周面から径方向に沿って延出したドア本体からなるドアと、このドアの回転軸が回動自在に保持される軸受け孔を有する被ドア取付部材とより構成されるドアの取付構造において、前記ドアに対し、回転軸の側周面のうち前記ドア本体と異なる位置から当該回転軸の径方向に沿って突出した第1の部位と、この第1の部位の先端部から回転軸の軸方向に略沿って延出した第2の部位とから成る係合突起を設け、前記被ドア取付部材に対し、前記回転軸と交差して通路内に突出した保持構造体を形成してこの保持構造体に挿入孔を設け、この挿入孔は、前記係合突起が挿入可能なように、前記第1の部位の外形状に対応した第1の孔部と前記第2の部位の外形状に対応した第2の孔部とを有すると共に、前記保持構造体に、前記挿入孔に近接して前記係合突起の第2の部位を保持する保持部を形成したことを特徴とするものである(請求項1)。
【0010】
このようなドアの取付構造によれば、回転軸の係合突起を保持構造体の挿入孔に挿入した後、回転軸を自転させることで、係合突起の第2の部位が挿入孔内から前記保持部上に移動して、ドアの係合突起と保持構造体の保持部とが係合されるので、回転軸を保持する支点が3箇所以上となり、ドアの回転軸の長手方向に沿った寸法が長くなっても、風圧で回転軸が撓むことがなくなる。
【0011】
そして、前記保持構造体は、前記保持部及びこの保持部に連接する連接部を底面とし、当該連接部の両側縁から立設した立設部を側面とした画室を有すると共に、ドアが閉塞する通路と接続するダクトに対し、その開口端に前記保持構造体に対向したプレートを形成して、前記保持構造体の立設部の端面とこのダクトのプレートとでシール部材を挟持することを特徴とするものである(請求項2)。
【0012】
このようなドアの取付構造によれば、挿入孔を囲む画室の開口部がダクトのプレートとシール部材を介して気密性良く閉塞されるので、挿入孔を通過して画室内に流入してきた空気は、ダクト内まで流入しないので、保持構造体の挿入孔から不要な空気がダクト内に漏れるのを防止することができる。
【0013】
また、このドアの取付構造に用いられるドアは、前記ドア本体の回転軸の軸方向から見た断面が波形状をなしているようにしても良く(請求項3)、更に、前記ドア本体の前記被ドア取付部材と接する側にシート部材を有し、このシート部材は、弾性の素材で形成されているようにしても良い(請求項4)。この弾性の素材としては、例えば、エラストマー等が挙げられる。このようなドアを用いることで、ドアの厚みが増して空気抵抗が大きくなるのを防止しつつドアの強度を従来よりも向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面により説明する。
【0015】
図1において、車両のセンターコンソール部に搭載されるセンター置きタイプの空調ユニット1が示されている。この空調ユニット1は、エンジンルームと車室といを区画する仕切板よりも車室側に配されているもので、空気流路2が内部に形成された空調ケース3に、エバポレータ等の冷却用熱交換器4や温水ヒータ等の加熱用熱交換器5が車軸方向の略同位置に収納され、図示しない送風機から供給される空気が空調ケース3の最上流側に設けられた空気導入口6を介して導入されるようになっている。
【0016】
冷却用熱交換器4は、空調ケース3内において導入される全ての空気が通過するように立設して配置され、また、加熱用熱交換器5は、冷却用熱交換器4よりも下流側(車室側)に位置する空調ケース3の下部寄りに立設されている。空調ケース3内には、冷却用熱交換器4を通過した空気を加熱用熱交換器5をバイパスして下流側へ導くバイパス通路2aが形成されており、このバイパス通路2aを通過する空気と、加熱用熱交換器5を通過する空気との割合が加熱用熱交換器5の上方に設けられたエアミックスドア8によって調節されるようになっている。
【0017】
エアミックスドア8の下流側には、バイパス通路2aを通過した空気と加熱用熱交換器5を通過した空気とを混合させる混合エリア2bが形成され、この混合エリア2bを介して、フロントガラスに向けて送出される空気を取り出すデフロスト開口部9、及び車室上方に向けて送出される空気を取り出すベント開口部10、及び車室下方へ向けて送出される空気を取り出すフット開口部11が形成されている。
【0018】
デフロスト開口部9とベント開口部10とは、空気流路2の最下流端に位置する空調ケース3の上部に形成されているもので、デフロスト開口部9は、空調ケース3のベント開口部10よりも車両前方に位置して、混合エリア2bから前方側に形成されたデフロスト通路2cを介して空気が流入可能となっている。また、ベント開口部10は、空調ケース3の後方側(車室側)に形成され、図2(a)に示す様に、後述する保持構造体7により10A、10B、10Cの3つに分かれて形成されており、混合エリア2bから後方側に形成されたベント通路2dを介して空調空気が流入可能となっている。さらに、フット開口部11は、空調ケース3の車室側に向けられた側面の下端部に形成されており、空調ケース3内において下方から立設した隔壁12によって仕切られたフット通路2eを介して混合エリア2bからの空気を流入できるようになっている。
【0019】
そして、デフロスト開口部9の開度は、この開口部9に臨むようにデフロスト通路2c内に設けられたデフロストドア15によって調整され、ベント開口部10の開度は、この開口部10に臨むようにベント通路2d内に設けられたベントドア16によって調整され、フット開口部11の開度は、フット通路2e内に設けられたフットドア17によって調整される。
【0020】
これらの各ドア15、16、17は、図1、図2(b)及び(c)や図3に示す様に、回転軸20と、この回転軸20から径方向に沿って延出した略板状のドア本体21とで構成されたもので、デフロストドア15、ベントドア16は、この実施形態では片持ち型、フットドア17は、バタフライ型をなしており、デフロストドア15の回転軸20はデフロスト開口部9の車幅方向に沿った寸法と略同じ長さを有し、ベントドア16の回転軸20はベント開口部10の車幅方向に沿った寸法と略同じ長さを有すると共に、フットドア17の回転軸20はフット通路2eの車幅方向に沿った寸法と略同じ長さを有している。
【0021】
ところで、デフロストドア15及びベントドア16のドア本体21は、図2((b)及び(c)に示す様に、回転軸の軸方向から見た断面が波形状に形成されていると共に、その縁辺全周に渡って、デフロスト開口部9又はベント開口部10の周縁部位と当接するシート部22(図3でデフロストドア15のみ表示)を有しており、このシート部22は、エラストマー等の弾性体で形成されている。
【0022】
これにより、デフロストドア15及びベントドア16は、ドア本体21について、当該ドア本体が直線状のものに比し剛性を高めることができ、同時に、ウレタンをドア本体の側面に貼り付けたドアや全体的にエラストマーで形成されたドアに比較してその最大幅もさほど大きくならない。このため、デフロストドア15、ベントドア16は、開口部9、10を全開するために通路2c、2dに対し空気の流れる方向に沿って開いた場合、当該デフロストドア15、ベントドア16が空気抵抗となることが抑制される。
【0023】
尚、フットドア17は、図示しないが、バタフライ型のものであることから、各ドア本体21を波形状とすると同時に2つのドア本体21を連ねた形状について凸レンズ型等の流線形状とすることにより、フット開口部11の全開時に空気がよりスムーズに流れるようにすることもできる。
【0024】
また、ベントドア16は、図3(a)に示す様に、各ベント開口部10A、10B、10Cを開閉可能とするため3つ形成されていると共に、図3(b)に示す様に、各ドア本体21間に後述する保持構造体7の挿入孔34に挿入可能な形状の係合突起25を有している。
【0025】
この係合突起25は、図3に示す様に、回転軸20からドア本体21に対し約90°の角度でずれて形成されているもので、図5に示す様に、当該回転軸20の径方向に沿って突出した第1の部位26と、この第1の部位26の先端部から回転軸20の軸方向に略沿って延出した第2の部位27とから構成された略L字状のものとなっている。
【0026】
空調ケース3は、図2(a)に示す様に、デフロスト開口部9とベント開口部10との境界を形成するために車幅方向に沿って延びる境界部30が形成されている。この境界部30は、図2(b)に示す様に、基本的には、上方を開口させると共に、デフロスト開口部側面をデフロストドア15のシート部31とし、ベント開口部側面をベントドア16の回転軸20の軸受けカバー32を有したものとなっている。
【0027】
ベント開口部10を分割する保持構造体7は、前記境界部30の一部を兼ねるもので、図2(c)に示す様に、前記境界部30と同様にデフロスト開口部側にデフロストドア15がシートするシート部31を有する一方で、上方の開口は、図2(b)の開口の幅よりも狭くなっており、ベント開口部側には、図4や図6でも示される様に、ベントドア16の回転軸20の側周面の一部を保持する保持部33が形成されている。また、保持構造体7には、この保持部33の曲面上をその周方向に沿って延びる孔部34Aと保持部33が曲折する端緒となる縁辺に沿って延びる孔部34Bとで形成された略L字状の挿入孔34が形成されている。この挿入孔34は、ベントドア16の回転軸20に形成された係合突起25が挿入可能な大きさになっている。
【0028】
このような構成によれば、図7(a)に示す様に、挿入孔34と係合突起25とが一致するように、ベントドア16の向きを調整して、図7(b)に示す様に、ベント開口部10とは反対側から係合突起25を挿入孔34に挿入した後、ベントドア16の回転軸20をその軸心を中心に回転させることにより、図7(c)に示される様に、係合突起25の第2の部位27は保持構造体7の保持部33上に移動して、係合突起25と保持部33とが係合される。
【0029】
よって、ベントドア16の回転軸20は、この実施形態では、両端以外の2箇所において、係合突起25が保持部33と係合しているので、回転軸20の軸方向の寸法が長くなっても、ベントドア16がベント開口部10を閉塞する際に吹出空気に圧されて回転軸20の軸方向中心部位が撓み、当該中心部位でエア漏れが生ずるのを回避することができる。
【0030】
一方、保持構造体7は、この実施形態では、保持部33に挿入孔34を介して連接した板状の連接部35が形成されており、この連接部35は、ベント開口部10の反対側開口端まで下方に傾斜しつつ延びている。更に、保持部33及び連接部35の両側縁から立設した立設部36や連接部35の途中部位から上方に向けて立設した立設部37が形成され、保持部33と連接部35を底面とし、立設部36、37を側面とした画室38が画成されていると共に、空調ケース3の外壁から立設部37まで上壁部39が延設して台座を構成している。
【0031】
また、ダクト40は、開口部9、10と接続する際に保持構造体7と対向するように開口端においてその周縁から保持構造体7に沿って延びるプレート41を有している。
【0032】
これにより、デフロスト開口部9、ベント開口部10とダクト40とを接続するにあたり、ベント開口部10に保持構造体7が架設されている部位については、図2(b)に示す様に、デフロスト開口部9、ベント開口部10のぞれぞれがダクト40と連通するように、両開口部9、10の開口縁面とダクト40の開口縁面との間にシール部材42を介在して接合される。
【0033】
これに対し、ベント開口部10に保持構造体7が架設されている部位については、デフロスト開口部9側のみダクト40と連通する。すなわち、図2(c)に示す様に、ダクト40を接続した際にプレート41が画室38の開口を覆う位置にあり、しかも、シール部材42が、保持構造体7の上壁部39及び立設部36、37の端面とプレート41とで挟持されるので、画室38は気密性良く閉塞される。これにより、ベント開口部10がベントドア16で閉塞された際に、保持構造体7に形成された挿入孔34から画室38内に流入した空気はダクト40内にまで流入することがない。
【0034】
最後に、保持構造体7をベント開口部10に架設するものとしてこれまで説明してきたが、これに限定されず、デフロスト開口部9に同様の構成の保持構造体7を形成し、且つデフロストドア15の回転軸20に係合突起25を形成するようにしても良い。
【0035】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1に記載の発明によれば、回転軸の係合突起を保持構造体の挿入孔に挿入した後、回転軸を自転させることで、係合突起の第2の部位が挿入孔内から前記保持部上に移動して、ドアの係合突起と保持構造体の保持部とが係合されるため、回転軸を保持する支点が3箇所以上となり、ドアの回転軸の長手方向に沿った寸法が長くなっても、風圧で回転軸が撓むことがなくなるので、ドアの閉塞時にエア漏れが生ずるのを回避することができる。
【0036】
そして、請求項2に記載の発明によれば、ドアが空気流路を閉塞した際に挿入孔を通過した空気は画室内に止まるので、不要な空気が漏れるのを防止することができる。
【0037】
また、請求項3及び4に記載の発明によれば、ドアの厚みが増して空気抵抗が大きくなるのを防止しつつドアの強度を従来よりも向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明に係るドアの取付構造を用いた空調ユニットの断面図である。
【図2】図2(a)は、デフロスト開口部、ベント開口部及びベントドアの配置を示した空調ユニットの要部拡大説明図、図2(b)は、デフロスト開口部、ベント開口部及びベントドアの保持構造体がない部位における配置を示した要部拡大断面図、図2(c)は、デフロスト開口部、ベント開口部及びベントドアの保持構造体を有する部位における配置を示した要部拡大断面図である。
【図3】図3(a)は、ベントドアの全体構成を示す説明図であり、図3(b)は、ベントドアの中央のドア本体の構成を示す拡大図である。
【図4】図4は、保持構造体の保持部及び挿入孔を裏側から見た状態と回転軸の係合突起を示す拡大図である。
【図5】図5は、デフロスト開口部、ベント開口部についてベントドアがない状態の構成を示した空調ユニットの要部拡大説明図である。
【図6】図6は、保持構造体にベントドアを取り付けた状態を示す要部拡大断面図である。
【図7】図7は、保持構造体にベントドアを取り付ける手順を示した断面図である。
【符号の説明】
1 空調ユニット
2 空気流路(通路)
2c デフロスト通路(通路)
3 空調ケース(被ドア取付部材)
7 保持構造体
10(10A、10B、10C) ベント開口部
16 ベントドア
20 回転軸
21 ドア本体
22 シート部
25 係合突起
26 第1の部位
27 第2の部位
33 保持部
34 挿入孔
34A 孔部
34B 孔部
35 連接部
36 立設部
38 画室
40 ダクト
41 プレート
42 シール部材

Claims (4)

  1. 回転軸及びこの回転軸の周面から径方向に沿って延出したドア本体からなるドアと、このドアの回転軸が回動自在に保持される軸受け孔を有する被ドア取付部材とより構成されるドアの取付構造において、
    前記ドアに対し、回転軸の側周面のうち前記ドア本体と異なる位置から当該回転軸の径方向に沿って突出した第1の部位と、この第1の部位の先端部から回転軸の軸方向に略沿って延出した第2の部位とから成る係合突起を設け、
    前記被ドア取付部材に対し、前記回転軸と交差して通路内に突出した保持構造体を形成してこの保持構造体に挿入孔を設け、この挿入孔は、前記係合突起が挿入可能なように、前記第1の部位の外形状に対応した第1の孔部と前記第2の部位の外形状に対応した第2の孔部とを有すると共に、前記保持構造体に、前記挿入孔に近接して前記係合突起の第2の部位を保持する保持部を形成したことを特徴とするドアの取付構造。
  2. 前記保持構造体は、前記保持部及びこの保持部に連接する連接部を底面とし、当該連接部の両側縁から立設した立設部を側面とした画室を有すると共に、ドアが閉塞する通路と接続するダクトに対し、その開口端に前記保持構造体に対向したプレートを形成して、前記保持構造体の立設部の端面とこのダクトのプレートとでシール部材を挟持することを特徴とする請求項1に記載のドアの取付構造。
  3. 前記ドアは、前記ドア本体の回転軸の軸方向から見た断面が波形状をなしていることを特徴とする請求項1に記載のドアの取付構造。
  4. 前記ドアは、前記ドア本体の被ドア取付部材と接する側にシート部材を有し、このシート部材は、弾性の素材で形成されていることを特徴とする請求項3に記載のドアの取付構造。
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