JPH07233992A - 熱交換気ユニット - Google Patents

熱交換気ユニット

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Publication number
JPH07233992A
JPH07233992A JP6027926A JP2792694A JPH07233992A JP H07233992 A JPH07233992 A JP H07233992A JP 6027926 A JP6027926 A JP 6027926A JP 2792694 A JP2792694 A JP 2792694A JP H07233992 A JPH07233992 A JP H07233992A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damper
air
unit
plate
fan motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP6027926A
Other languages
English (en)
Inventor
Kei Takeshita
慶 竹下
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内側吸込口からの騒音を低減することがで
きる熱交換気ユニットを提供することを目的とする。 【構成】 本体1の側板13とモーター後部板金11と
の間に排気流を形成するチャンバー部14を設け、この
チャンバー部14を介してモーター後部板金11の開口
12に排気流を取り込む構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建物に据付けられ換気を
行いながら熱回収する熱交換気ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、空調と換気は住居に限らず、ビル
ディングなどの建物においても不可欠な条件となりつつ
あり、熱交換気ユニットの普及が著しい傾向にある。
【0003】従来、この種の熱交換気ユニットは図7〜
図9に示すような構成が一般的であった。以下、その構
成について図7〜図9を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように熱交換気ユニット本体10
1は室外側吸込口102、室内側吸込口103、室内側
吹出口104、室外側吹出口105を設け、箱体に形成
し、内部に室外側吸込口102から室内側吹出口104
に至る給気通路106および室内側吸込口103から室
外側吹出口105に至る排気通路107を設け、給気通
路106と排気通路107に送風する送風機部108を
設け、給気通路106と排気通路107の交差部に熱交
換器109を設け、室内側吸込口103の吸込口開口1
10は送風機部108の下部に設けられていた。
【0005】また、熱交換器109と送風機部108と
の間にはダンパー部111を設けて、このダンパー部1
11はダンパー仕切り板112と発泡スチロールで成型
されたダンパーユニット枠113より成り、このダンパ
ーユニット枠113はフランジ部114にねじ孔を有す
るコの字状板金115を3ヶ所に嵌めつけることによ
り、ダンパー仕切り板112と共にねじ116により接
続されていた。
【0006】また、送風機部108には、ねじ孔を有す
る第1L金具117が送風機前方部118と送風機後方
部119に取り付けられており本体101の側板120
とモーター取り付け板121に内設されたねじ孔を有す
る第2L金具122と第1L金具117をねじ123に
より接続し送風機部108を保持していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の熱交
換器ユニットでは、運転時室内側吸込口103の吸込口
開口110が送風機部108の下部に設けられているた
めモーターの電気音および羽根の風切り音等の騒音が漏
れやすく騒音増大の原因となっていた。また、ダンパー
部111のダンパー仕切り板112とダンパーユニット
枠113を組立ての際、ダンパーユニット枠113にコ
の字状板金115を3ヶ所嵌めつけてダンパー仕切り板
112と共にねじ止めしているため作業性が悪く部品点
数も多いため材料費が高くなり製造コストが増加すると
いう問題があった。
【0008】また、送風機部108の脱着作業を行う場
合、送風機部108が重量物のため最低2人の作業者が
必要であり、特に送風機部108を取り付ける際、送風
機部108の第1L金具117と本体101の側板12
0とモーター取り付け板121に内設された第2L金具
122とのねじ孔を合わせるとき、送風機部108およ
び本体101の組立て上のばらつきにより、ねじ孔がな
かなか合わず作業性が悪いなどの問題があった。
【0009】本発明は、上記課題を解決するもので、本
体に室内吸込用チャンバー部を設けることにより騒音値
を低減することのできる熱交換気ユニットを提供するこ
とを第1の目的とする。
【0010】また、第2の目的は、コの字状金具および
ねじなどの部分を不要とするとともにダンパー板とダン
パーユニット枠の取り付けを容易にかつ確実にすること
にある。
【0011】また、第3の目的はファンモーターユニッ
トの脱着を容易にし安全性を増すことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換気ユニッ
トは上記第1の目的を達成するために、第1の手段は室
内側吸込口、室内側吹出口、室外側吸込口、室外側吹出
口を設けた本体と、この本体の内部に設けられるダンパ
ー部と前記室外側吸込口から室内側吹出口に至る給気通
路および前記室内側吸込口から室外側吹出口に至る排気
通路と前記給気通路および排気通路に送風するファンモ
ーターユニットと、前記給気通路および排気通路の交差
位置に設けた熱交換器と、前記ファンモーターユニット
のモーター後部板金に形成された開口と前記本体の側板
とモーター後部板金との間に形成されるチャンバー部と
を備え、前記チャンバー部を室内側吸込口として前記モ
ーター後部板金に形成された開口に換気空気を給気する
構成とする。
【0013】また、第2の目的を達成するために、第2
の手段は、ファンモーターユニットと熱交換器との間に
連通し設けられるダンパー部と、このダンパー部のダン
パー板の端部に形成されたフランジ部と、このフランジ
部に摺動係合して保持されるダンパーユニット枠とを備
えた構成とする。
【0014】また、第3の目的を達成するために、第3
の手段は、ファンモーターユニットのモーター後部板金
に設けられる引掛け用の切欠き部と、ファンモーターユ
ニットの仕切り板の上端に形成されたフランジ部に設け
られた複数のだるま孔と、本体の天板内側に設けられた
前記切欠き部が係合する引掛け部および前記フランジ部
に設けられただるま孔に摺動係合する固定ねじとを備
え、前記本体にファンモーターユニットを着脱自在に設
けた構成とする。
【0015】
【作用】本発明は上記した第1手段の構成により、本体
内に給気される排気空気はチャンバー部を通り整流化さ
れモーター後部板金に形成された開口に給気されるので
騒音値が低減されることとなる。
【0016】また、第2の手段の構成によりダンパーユ
ニット枠はダンパー板に形成されたフランジ部に摺動す
ることにより保持されるので、ダンパーユニット枠とダ
ンパー板の固定が確実となり着脱も容易となる。
【0017】また、第3の手段の構成により、ファンモ
ーターユニットのモーター後部板金側には天板に設けた
引掛け部が係合し、他方の仕切り板側はだるま孔に係合
する固定ねじにより保持されるので、ファンモーターユ
ニットの着脱が容易となる。
【0018】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1実施例について図1お
よび図2を参照しながら説明する。
【0019】図に示すように、熱交換気ユニット本体1
は、室外側吸込口2、室内側吸込口3、室内側吹出口
4、室外側吹出口5を設けており、本体1内部にはダン
パー部6を設け、室外側吸込口2から室内側吹出口4に
至る給気通路7と室内側吸込口3から室外側吹出口5に
至る排気通路8と、給気通路7と排気通路8の交差部に
熱交換器9を設けている。
【0020】また、給気通路7と排気通路8に送風する
ファンモーターユニット10を設け、このファンモータ
ーユニット10のモーター後部板金11には開口12を
設けている。そして、本体1の側板13とモーター後部
板金11との間に排気流を形成する室内側吸込口3とな
るチャンバー部14を設けている。
【0021】上記構成により室内側吸込口3は、チャン
バー部14を介してモーター後部板金11の開口12よ
り排気空気を取り込むことができる。
【0022】このように本発明の第1実施例の熱交換気
ユニットによれば排気空気はチャンバー部14により整
流化されモーター後部板金11の開口12に取り入れら
れるため騒音値を低減することができる。
【0023】(実施例2)以下、本発明の第2実施例に
ついて図3および図4を参照しながら説明する。
【0024】図に示すように、ダンパー部は、ダンパー
板15とダンパーユニット枠16により構成され、ダン
パー板15の上部には上フランジ部17をほぼ水平に形
成し、上フランジ部17には内方に向かい傾斜して突出
する切欠き片18を形成し、ダンパー板15の下部には
先端を内方に向かい傾斜した下フランジ部19を形成す
る。
【0025】そして、ダンパーユニット枠16の上部に
はダンパー板15の上フランジ部17に係合する平面部
と切欠き片18の係合する上傾斜面20、および切欠き
片18の端部21が当接して位置決め保持される当り部
22が形成され、下部にはダンパー板15の下フランジ
部19が係合するように下傾斜面23を設けている。
【0026】上記構成においてダンパーユニット枠16
をダンパー板15に取り付ける場合には、ダンパー板1
5に形成された上フランジ部17と下フランジ部19に
係合するようにダンパーユニット枠16を合わせ、押し
込むようにダンパーユニット枠16を移動させることに
よりダンパーユニット枠16の上傾斜面20はダンパー
板15の切欠き片18内面に摺動し、下傾斜面23は下
フランジ部19上を摺動してダンパーユニット枠16が
押し込まれ、ダンパー板15の切欠き片18の端部21
が当り部22に当接してダンパーユニット枠16は位置
決めされて保持されることとなる。
【0027】(実施例3)以下、本発明の第3実施例に
ついて図5および図6を参照しながら説明する。なお、
第1実施例と同一部分には同一符号を付けて詳細な説明
は省略する。
【0028】図に示すように、ファンモーターユニット
10のモーター後部板金11に形成された開口12の上
縁の一部にコの字状の切欠き部24を設け、ファンモー
ターユニット10の仕切り板25の上方部にはフランジ
部26を形成し、このフランジ部26にはだるま状の孔
27を複数設ける。
【0029】そして、本体1の天板28には、前記ファ
ンモーターユニット10のコの字状の切欠き部24に係
合するほぼ水平の引掛け部29を有した断面L形の引掛
け金具30を天板28の内側に設け、前記引掛け部29
に切欠き部24が係合したときに、ファンモーターユニ
ット10の仕切り板25の上部に形成されたフランジ部
26に設けられただるま状の孔27が対応する天板28
の内側にだるま状の孔27に摺動し固定できる固定ねじ
31を設ける。
【0030】上記構成により、コの字状切欠き部24を
天板28に設けた引掛け部29に係合することができ、
ファンモーターユニット10を保持することができると
共に仕切り板25のフランジ部26に形成されただるま
状の孔27を天板28の固定ねじ31とスライドさせ係
合することができる。
【0031】このように本発明の第3実施例の熱交換気
ユニットによれば、引掛け部29およびファンモーター
ユニット10のフランジ26にだるま状の孔27を設け
ることによりファンモーターユニット10の脱着を容易
にし安全性を増すことができる。
【0032】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば本体の側板とモーター後部板金との間に形成
されたチャンバー部を室内側吸込口として排気空気を給
気するので、騒音値を低減できる熱交換気ユニットを提
供できる。
【0033】また、ダンパー板の端部に形成されたフラ
ンジ部に摺動係合して保持されるダンパーユニット枠に
よりダンパー部を構成しているので、ダンパー板とダン
パーユニット枠の取り付けが容易で確実に行うことがで
きる。
【0034】また、ファンモーターユニットのモーター
後部板金に引掛け用の切欠き部を設け、ファンモーター
ユニットの仕切り板側には、だるま状の孔を設けたフラ
ンジ部を形成し、本体の天板内側に前記切欠き部が係合
する引掛け部および、前記だるま状の孔に摺動係合して
固定できる固定ねじを設けているので、ファンモーター
ユニットの着脱が容易で安全性が高められることとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の熱交換気ユニットの構成
を示す下面断面図
【図2】同第1実施例の熱交換気ユニットの内部構成を
示す斜視図
【図3】同第2実施例のダンパー部の構成を示す分解斜
視図
【図4】同第2実施例のダンパー板の側面図
【図5】同第3実施例のファンモーターユニットの取付
け状態を示す斜視図
【図6】同第3実施例の引掛け金具の斜視図
【図7】従来の熱交換気ユニットの構成を示す下面断面
【図8】同ダンパー部の構成を示す分解斜視図
【図9】同ファンモーターユニットと本体の取付状態を
示す斜視図
【符号の説明】
1 本体 2 室外側吸込口 3 室内側吸込口 4 室内側吹出口 5 室外側吹出口 6 ダンパー部 7 給気通路 8 排気通路 9 熱交換器 10 ファンモーターユニット 11 モーター後部板金 12 開口 13 側板 14 チャンバー部 15 ダンパー板 16 ダンパーユニット枠 17 上フランジ部 19 下フランジ部 24 切欠き部 25 仕切り板 26 フランジ部 27 だるま状の孔 28 天板 29 引掛け部 31 固定ねじ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内側吸込口、室内側吹出口、室外側吸
    込口、室外側吹出口を設けた本体と、この本体の内部に
    設けられるダンパー部と、前記室外側吸込口から室内側
    吹出口に至る給気通路および前記室内側吸込口から室外
    側吹出口に至る排気通路と、前記給気通路および排気通
    路に送風するファンモーターユニットと、前記給気通路
    および排気通路の交差位置に設けた熱交換器と、前記フ
    ァンモーターユニットのモーター後部板金に形成された
    開口と、前記本体の側板とモーター後部板金との間に形
    成されるチャンバー部とを備え、前記チャンバー部を室
    内側吸込口として前記モーター後部板金に形成された開
    口に排気空気を給気する構成とした熱交換気ユニット。
  2. 【請求項2】 ファンモーターユニットと熱交換器との
    間に連通し設けられるダンパー部と、このダンパー部の
    ダンパー板の端部に形成されたフランジ部と、このフラ
    ンジ部に摺動係合して保持されるダンパーユニット枠と
    を備えた請求項1記載の熱交換気ユニット。
  3. 【請求項3】 ファンモーターユニットのモーター後部
    板金に設けられる引掛用の切欠き部と、ファンモーター
    ユニットの仕切り板の上端に形成されたフランジ部に設
    けられた複数のだるま孔と、本体の天板内側に設けられ
    た前記切欠き部が係合する引掛け部および前記フランジ
    部に設けられただるま孔に摺動係合する固定ねじとを備
    え、前記本体にファンモーターユニットを着脱自在に設
    けた請求項1記載の熱交換気ユニット。
JP6027926A 1994-02-25 1994-02-25 熱交換気ユニット Pending JPH07233992A (ja)

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JP6027926A JPH07233992A (ja) 1994-02-25 1994-02-25 熱交換気ユニット

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JP6027926A JPH07233992A (ja) 1994-02-25 1994-02-25 熱交換気ユニット

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JPH07233992A true JPH07233992A (ja) 1995-09-05

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JP6027926A Pending JPH07233992A (ja) 1994-02-25 1994-02-25 熱交換気ユニット

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JP (1) JPH07233992A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019011878A (ja) * 2017-06-29 2019-01-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 熱交換形換気装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019011878A (ja) * 2017-06-29 2019-01-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 熱交換形換気装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040817