JPH07269617A - ブレーキライニング - Google Patents

ブレーキライニング

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Publication number
JPH07269617A
JPH07269617A JP5718594A JP5718594A JPH07269617A JP H07269617 A JPH07269617 A JP H07269617A JP 5718594 A JP5718594 A JP 5718594A JP 5718594 A JP5718594 A JP 5718594A JP H07269617 A JPH07269617 A JP H07269617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
brake lining
lining
recessed part
solid dye
Prior art date
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Pending
Application number
JP5718594A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Yamamoto
雅裕 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP5718594A priority Critical patent/JPH07269617A/ja
Publication of JPH07269617A publication Critical patent/JPH07269617A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 面倒なブレーキライニングの厚さを測定する
ことなく、きわめて簡単、かつ正確に取替時期を知るこ
とができるブレーキライニングを提供する。 【構成】 ブレーキシューに対する取付け面1aに取替
基準の仮想面に達する深さで凹部1bを設け、この凹部
1bに固形染料10を埋設したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はブレーキシューに取付
けて用いるブレーキライニングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6はエレベータのブレーキ構成を示す
側面図である。図6において、1はブレーキシュー3に
リベット止めの背面合せで密着張り合わされているブレ
ーキライニング、2は一端部を回動軸6に取付けたレバ
ーであり、このレバー2の中間部にブレーキシュー3が
ねじ7とナット8により取付けられている。9はレバー
2の他端部に貫通させたブレーキ作動杆であり、このブ
レーキ作動杆9の端部と上記レバー2との間には弾性部
材5が設けられている。
【0003】次に動作について説明する。エレベータ停
止時、ブレーキ作動杆9を不図示のブレーキ作動手段に
よって矢示方向に駆動させると、弾性部材5を介してレ
バー2に時計方向の回動力が与えられる。このため、ブ
レーキライニング1がブレーキホイール4に押圧され該
ブレーキホイール4の回転を摩擦力で止めるようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のブレーキライニ
ングは以上のように構成されているので、停止動作の度
毎にブレーキホイールに押圧され、この押圧によるブレ
ーキホイールとの摩擦によって摩耗する。ブレーキを精
度よく作動させるためには、所定の厚さまで摩耗したブ
レーキライニングは取り替える必要があるが、このブレ
ーキライニングの摩耗量は停止動作の回数により変化す
る。このため定期的にブレーキライニングの厚さをノギ
スなどを利用して測定する必要がある。
【0005】そして、現在、ブレーキライニングは、測
定したライニングの厚さから取替時期を判断している。
通常、エレベータのブレーキライニングでは、厚さが
4.5mm以下が取替の目安であるが、現場によって
は、照明が不充分のため、一目で厚さを正確に測定判断
することが困難である。そのため、場合によってはブレ
ーキライニングをブレーキシューから取外して厚さを測
定することもあり、ブレーキライニングの厚さ測定に手
数を要し容易でないという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ことを課題になされたもので、きわめて簡単な構成によ
って、取替時期を容易、かつ正確に知ることのできるブ
レーキライニングを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るブレーキ
ライニングは、ブレーキシューに対する取付け面に取替
基準の深さに凹部を設け、この凹部に固形染料を埋設し
たものである。
【0008】
【作用】この発明におけるブレーキライニングは、取替
基準位置まで摩耗すると、露出した固形染料がブレーキ
ホイールの表面に付着するので、この付着を視認するこ
とにより、ブレーキライニングの取替時期を容易に知る
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面について説明
する。図1はブレーキライニングの背面図、図2はブレ
ーキライニング1とブレーキシュー3の取付け前の状態
を示すための、図1のII−II線に沿う縦断側面図、
図3はブレーキシュー3に取付けたブレーキライニング
1をブレーキホイール4に作用させている状態を示す側
面図である。前記図6に示す従来例と同一部分には同一
符号を付して重複説明を省略した。
【0010】図1から図3において、1bはブレーキラ
イニング1のブレーキシュー3に対する取付け面1aに
形成された凹部である。この凹部10は、ブレーキライ
ニング1のブレーキホイール4への作用面1cから深さ
1dにある取替基準としての仮想的な面1eまで達して
いる。10は凹部1bと同形の固形染料であって、この
固形染料10は凹部1bに埋設して例えば接着剤などで
固定される。
【0011】この固形染料10を埋設したブレーキライ
ニング1を、この固形染料10の埋設面をブレーキシュ
ー3に対する取付け面として該ブレーキシューに密着さ
せて張り合せる。
【0012】次に上記実施例の動作について説明する。
図3に示すようにブレーキライニング1をブレーキホイ
ール4に押圧させて停止動作を繰返すことにより、ブレ
ーキライニング1は徐々に摩耗する。そして、図4に示
すように、取替基準位置まで摩耗すると、固形染料10
が露出して、図5に示すようにブレーキホイール4の表
面に付着10aし、ブレーキホイール4の回転によって
該ブレーキホイールの略円周上に帯状に現われる。
【0013】従って、この付着10aを視認することに
よって、ブレーキライニングの取替時期を知ることがで
きる。新しいライニングに取替後は、ホイールに付着し
た染料は取替後のライニングに摺られて消えることにな
る。
【0014】なお、上記実施例はエレベータのブレーキ
に付いて説明したが、他の分野のブレーキについても同
様に適用できる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ブレ
ーキシューに対する取付け面に、取替基準の仮想面に達
する深さで凹部を設け、この凹部に固形染料を埋設して
構成したので、取替基準位置までブレーキライニングが
摩耗すると、露出した固形染料がブレーキホイールの表
面に付着し、この付着を視認することによって取替時期
を判定できる。この結果、従来のように面倒なブレーキ
ライニングの厚さを測定することなく、きわめて簡単か
つ正確に取替時期を知ることができる。
【0016】また、ブレーキライニングに凹みを設け、
固形染料を埋設するだけであるから、積層式ライニング
に比べ、ブレーキライニングの摩耗量判定のための判定
剤を設ける製作がきわめて簡単、かつ安価に構成するこ
とができ、ブレーキライニングの性能を低下させること
もないなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例によるブレーキライニングを
示す背面図である。
【図2】ブレーキライニングとブレーキシューの取付け
前の状態を示す図1のII−II線に沿う縦断側面図で
ある。
【図3】ブレーキシューに取付けたブレーキライニング
をブレーキホイールに作用させている状態を示す側面図
である。
【図4】ブレーキライニングが取替時期になったことを
示す側面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】ブレーキ装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ブレーキライニング 1a ブレーキシューに対する取付け面 1b 凹部 1c ブレーキホイールへの作用面 1e 取替基準としての仮想的な面 3 ブレーキシュー 10 固形染料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキシューに対する取付け面に取替
    基準の仮想面に達する深さで凹みを設け、この凹みに固
    形染料を埋設したことを特徴とするブレーキライニン
    グ。
JP5718594A 1994-03-28 1994-03-28 ブレーキライニング Pending JPH07269617A (ja)

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JP5718594A JPH07269617A (ja) 1994-03-28 1994-03-28 ブレーキライニング

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JP5718594A JPH07269617A (ja) 1994-03-28 1994-03-28 ブレーキライニング

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09144886A (ja) * 1995-11-22 1997-06-03 Ryuzo Ueno シール用金属パッキン
KR100436282B1 (ko) * 2000-07-13 2004-06-16 주식회사 지앤지테크놀러지 라이닝 마모 한계 표시장치를 갖는 브레이크 장치
JP2012042045A (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 Endless Project:Kk ブレーキパッド
CN112240363A (zh) * 2020-09-18 2021-01-19 日立楼宇技术(广州)有限公司 电梯制动器的制动检测方法、装置、系统和计算机设备

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