JPH072692Y2 - ラススペーサ - Google Patents

ラススペーサ

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JPH072692Y2
JPH072692Y2 JP7226090U JP7226090U JPH072692Y2 JP H072692 Y2 JPH072692 Y2 JP H072692Y2 JP 7226090 U JP7226090 U JP 7226090U JP 7226090 U JP7226090 U JP 7226090U JP H072692 Y2 JPH072692 Y2 JP H072692Y2
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JP7226090U
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Inventor
聰 中江
Original Assignee
本州製紙株式会社
株式会社ミネロン
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば法面等の緑化工法において、法面に金
網を所定隙間を設けて布設するのに用いるラススペーサ
に関する。
[従来の技術] 従来は、ラススペーサを法面に仮止めし、その上に金網
を布設し、アンカーボルトで金網を法面に固定してい
た。
[考案が解決しようとする課題] しかし、ラススペーサは数が多く、その仮止め作業に工
数を要し、金網布設の作業性が低かった。
本考案は、金網布設の作業性を向上するラススペンサー
を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、金網を保持する高さで上下開口の長方
形函体の4隅部付近の外面及び長辺の内面の中程に、そ
れぞれ高さ方向の溝を刻設している。
上記ラススペーサは、合成樹脂の帯材を接合して形成す
るのが好ましい。
また、長方形の形状は、通常の金網の網目が50mm×50mm
であるのに対し、例えば長さ60mm、巾40mmに形成するの
が好ましい。
また、4隅部付近の溝は、4隅部又は4隅部から若干長
辺側の位置に刻設するのが好ましい。
また、溝の断面形状は、三角形又は長方形に形成するの
が好ましい。
[作用] 上記のように構成されたラススペーサにおいては、ラス
スペーサを長辺の溝を折り曲げるように両端辺を接近さ
せると、4隅部に溝を刻設したラススペーサは、N字状
に折り畳まれ、長辺の中程に溝を刻設したラススペーサ
は、略長方形に折り畳まれ、両者とも網目より小さい形
状となる。
金網の布設に際し、法面に金網をアンカーボルトにより
略スペーサの高さに布設する。そこで、多数の折り畳ん
だラススペーサを網目から挿入する。すると、ラススペ
ーサは自体の弾性によりつつみ形又は略原形に復帰して
金網と法面との間に介在し、ラススペーサの高さだけの
隙間を形成する。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図において、ラススペーサ1は、合成樹脂の帯材を
短辺3の中程に接合部3aを設け、上下開口の長方形函体
に形成されている。金網20の網目22に寸法M×M(第5
図)が通常品の50mm×50mmの場合、長辺2の長さLは、
例えば60mm、短辺3の巾Wは、例えば40mm、高さH(第
4図)は、例えば50mmに形成されている。そして、4隅
部4の外面には、長辺2及び短辺3を面一にした状態で
は断面が三角形で高さ方向の溝5が刻設されている。そ
して、長辺2の内面の中心には、断面が三角形の高さ方
向の溝6が刻設されている。
したがって、短辺3、3同士を接近するように折り畳む
と第2図に示すように、長辺2、2がそれぞれ溝6から
外方に折り曲げられ、N字状で網目22の寸法M×M以下
に折り畳まれたラススペーサ1Aが形成される。
金網20の布設に際し、第5図及び第6図に示すように、
金網20をアンカーボルト23、23・・・を交差部21に掛
け、法面Aに高さが略Hになるように固定する。次い
で、網目22からラススペーサ1Aを挿入する。すると、ス
ペーサ1Aは自体の弾性でつつみ形の原形に近い形状1Bに
復元し、金網20と法面Aとの間に高さHの隙間を形成し
て金網20を保持する。
第3図は本考案の別の実施例を示し、ラススペーサ1Aの
4隅部4の溝11を、長辺2側に刻設して断面を長方形に
形成し、長辺2の溝12も、断面を長方形に形成した例で
ある。この実施例では、短辺3、3を接近するように折
り畳むと、第4図に示すように、第2図よりも外形が小
さい短辺3、3を長辺とする長方形に折り畳まれたラス
スペーサ10Aが形成される。したがって、網目22から挿
入するのが容易である上、溝13における復元力は、一方
が短辺3で固定側であるので、長辺2側が大きい。した
がって、第5図に示すように略原形の形状10Bに復元
し、網目22を保持する方向性の上から有利である。
[考案の効果] 本考案は、以上説明したように構成されているので、ラ
ススペーサを折り畳んで網目から挿入し、スペーサ自体
の弾性により原形に近い形状に復元して網目と法面との
間に隙間を形成し、金網布設の作業性を向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す上面図及び
折り畳んだ状態を示す上面図、第3図及び第4図は本考
案の別の実施例を示す第1図及び第2図に相当する図
面、第5図及び第6図は金網の布設状態を示す平面図及
び第5図のX矢視図である。 1、10……ラススペーサ、2……長辺、3……短辺、4
……4隅部、5、6、11、12……溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金網を保持する高さで上下開口の長方形函
    体の4隅部付近の外面及び長辺の内面の中程に、それぞ
    れ高さ方向の溝を刻設したことを特徴とするラススペー
    サ。
JP7226090U 1990-07-09 1990-07-09 ラススペーサ Expired - Fee Related JPH072692Y2 (ja)

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