JPH0726886U - 温度上昇保護装置を有する液晶プロジェクター - Google Patents

温度上昇保護装置を有する液晶プロジェクター

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JPH0726886U
JPH0726886U JP6109693U JP6109693U JPH0726886U JP H0726886 U JPH0726886 U JP H0726886U JP 6109693 U JP6109693 U JP 6109693U JP 6109693 U JP6109693 U JP 6109693U JP H0726886 U JPH0726886 U JP H0726886U
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JP
Japan
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liquid crystal
cooling
temperature
crystal projector
light source
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Application number
JP6109693U
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English (en)
Inventor
茂 二上
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 液晶プロジェクター1は、液晶パネル6の温
度検出手段61と温度検出手段61の出力に連係した冷
却手段51と光源4の点灯スイッチ30とを駆動する制
御回路32とから構成される。 【効果】 周囲温度の変化に対応した冷却力の制御によ
り冷却ファンの低騒音、低消費電力化が行えることと、
異常動作時には光源をオフして本体の過熱を防止して構
成部品の劣化を最小限にとどめることが可能で高い信頼
性を有した温度保護装置を有する液晶プロジェクターの
安全装置を提供する事が可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は液晶パネルに形成された画像をスクリーンに拡大投影する液晶プロジ ェクターの構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、投射型液晶プロジェクターは画像品質の向上の為に高い輝度をもったラ ンプを光源に構成している。従ってランプから発せられた熱による装置内の温度 上昇は著しく高いため、構成部品の劣化を防止する目的や安全確保の上で空冷フ ァン等の冷却手段を設け温度上昇を抑制する。又はあらかじめ設定された温度に 達すると、回路を遮断する温度ヒューズを光源の電源回路に装着して設定温度に 達した場合に、ランプを停止させ過熱を防ぐ温度上昇保護装置としていた。
【0003】 図3は従来技術による液晶プロジェクターの温度上昇保護装置の構成を示す。 液晶プロジェクター1は電源回路2、温度ヒューズ3、光源4、冷却ファン5、 液晶パネル6および投影レンズ7で構成され、8はスクリーンである。
【0004】 冷却ファン5は液晶プロジェクター1が動作を開始すると同時に電源回路2よ り定格駆動され一定量の空気を吸入叉は排出する事で光源4の発熱を抑制し、さ らに液晶パネル6等の構成部品を空冷し劣化を防ぐようにしている。
【0005】 温度ヒューズ3は異常過熱により投射型の液晶プロジェクター1本体の機能を 破壊するような温度状態の直前に達すると溶断して、光源4をオフして安全を確 保するように設定されたもので、液晶プロジェクター1の内部で光源に近い部分 の電源回路2から光源4の回路中に装着された温度上昇保護装置である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記のような構成では、冷却ファン5は定格駆動され一定量の空気を吸 入叉は排出する事で構成部品を冷却するため周囲温度が異常に高い環境下で使用 した場合は冷却風量が不足し、投射型の液晶プロジェクター1内の温度が上昇し て液晶パネル6等の構成部品が劣化する。
【0007】 あるいは冷却ファン5の空気吸入叉は排出通路が遮断されスムーズに冷却が行 われなかった場合には、温度ヒューズ3が動作して光源4をオフするまでの時間 のあいだ、構成部品の異常過熱を招き、寿命を短くするもので高い信頼性を確保 することが困難である問題を有している。
【0008】 さらに温度ヒューズ3が一度動作すると再復帰させるためには温度ヒューズ3 の部品交換が必要のため即座に再使用できない不便さが生じるという問題を有し ている。
【0009】 本考案の目的は、上記課題を解決して、周囲温度が異常に高い使用環境下にお いても構成部品の劣化と光源の過熱を抑え高い信頼性を確保した温度上昇保護装 置を有する液晶プロジェクターを提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案による液晶プロジェクターの温度上昇保護装 置では、液晶パネルの表面あるいは液晶パネルの近傍の温度検出手段と、液晶プ ロジェクター本体の冷却手段と温度検出手段の出力に応じて冷却手段の駆動制御 と光源の点灯スイッチを駆動制御する制御回路とからなり、液晶パネルの温度上 昇に連係して冷却手段の駆動制御を行うことと点灯スイッチの駆動制御を行うも のである。
【0011】
【作用】
本考案によれば周囲の環境温度により冷却風量を調整して構成部品の冷却を促 進する。もしくは異常高温状態の場合には光源の点灯スイッチをオフして過熱を 防止することにより構成部品の劣化の防止と安全性を確保して高い信頼性の温度 上昇保護装置を有する液晶プロジェクターを提供することが出来る。
【0012】
【実施例1】 以下、本考案による温度上昇保護装置の実施例について説明する。図1は本考 案の液晶プロジェクターの温度上昇保護装置を示す構成図である。図1において 、液晶プロジェクター1は電源回路2、点灯スイッチ30、制御回路32、光源 4、冷却手段51、液晶パネル6、温度検出手段61および投影レンズ7で構成 され、63は光源4から発せられた光線、8はスクリーンである。
【0013】 点灯スイッチ30は制御回路32から出力される駆動信号31により動作し、 光源4を点灯する。
【0014】 冷却手段51は、冷却ファン5と、制御回路32の信号を受けて冷却ファン5 を動作させるための駆動回路50とから構成する。この冷却手段51は液晶プロ ジェクター1内の空気を外気と排出叉は吸入により置換して液晶パネル6、ある いは光源4を空冷により温度上昇を抑制するものである。
【0015】 温度検出手段61は液晶パネル6の温度上昇を高い精度ですばやく検出するた めに図2に示すように固定部材62に液晶パネル6へ接触するように設置された 温度センサーで、液晶パネル6の温度上昇を検出して制御回路32へ出力するも のである。
【0016】 以下動作について図1により説明する。液晶パネル6は電源投入と同時に光源 4より、光線63が照射されると表面温度は他の構成部品よりすばやく上昇を開 始する。この時、温度検出手段61の液晶パネル6の温度測定結果があらかじめ 設定した所定の温度20℃に達するまでは冷却ファン5は駆動されない。次に温 度検出手段61の温度測定結果が所定の温度20℃に達すると制御回路32によ り駆動回路50を介して冷却ファン5を駆動して空冷を開始する。
【0017】 制御回路32には、温度検出手段61の出力結果に連係して、冷却ファン5を 駆動するようあらかじめ駆動レベルを設定したもので、温度検出手段61の出力 が所定の温度20℃の場合を最少風量とし、約60℃で最大風量になるまで連続 的に制御回路32が駆動回路50を介して冷却ファン5の回転駆動制御を行うよ うにする。これにより冷却ファン5は使用温度が低い環境下では低速動作するた め騒音と消費電力を低く抑えることが可能である。さらに周囲温度が上昇して液 晶プロジェクター1内の温度が上昇した場合には、冷却ファン5の冷却風量が増 すため周囲の温度に比較して内部の温度上昇を抑制することを可能としたもので ある。
【0018】 次に冷却ファン5の故障、あるいは冷却ファン5の空気吸入叉は排出通路がゴ ミ等の異物に遮断されスムーズに空気循環が行われなかった場合に、液晶プロジ ェクター1内の温度が上昇して温度検出手段61の出力が制御回路32に設定さ れた温度の設定値以上に上昇すると制御回路32は点灯スイッチ30をオフし光 源4を消灯して過熱を防止するとともに表示灯9を点灯して使用者に異常を知ら せて異常温度上昇の原因を排除するように警告を発するものである。そして原因 が排除されあらかじめ設定された通常の安全な温度に下降するまで制御回路32 は、その状態を維持しつづけるように動作する。
【0019】
【実施例2】 上述した実施例1における温度検出手段61を液晶パネル6の近傍に、詳しく は光線63の妨げにならないように光源4と液晶パネル6の間に設置する。その 他の構成および動作は実施例1と同じである。
【0020】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、本考案では、液晶プロジェクターが正常動作の 場合には冷却ファンの低騒音、低消費電力化が行えることと異常動作時には本体 の過熱を防止して構成部品の劣化を最小限にとどめることが可能で高い信頼性を 有した温度上昇保護装置を有する液晶プロジェクターを提供することが可能とな る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における温度上昇保護装置を有
する液晶プロジェクターの構成を示す図面である。
【図2】本発考案の実施例における温度検出手段を液晶
パネルに取付けた状態を示す断面図である。
【図3】従来技術による温度上昇保護装置を有する液晶
プロジェクターの構成を示す図面である。
【符号の説明】
1 液晶プロジェクター 4 光源 5 冷却ファン 6 液晶パネル 30 点灯スイッチ 32 制御回路 51 冷却手段 61 温度検出手段

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を液晶パネルに透過させ、
    投影レンズによってスクリーンに液晶パネルに形成され
    た画像を拡大投影する液晶プロジェクターであって、液
    晶パネルの温度上昇を検出するため液晶パネル表面に接
    触させた温度検出手段と、液晶プロジェクター本体の内
    部を冷却する冷却能力が調整可能な冷却手段と、液晶プ
    ロジェクターの光源をオン,オフする点灯スイッチと、
    制御回路とからなり、制御回路により温度検出手段の出
    力に連係した冷却手段の冷却能力の調整制御と温度検出
    手段により所定の設定値に対して高い温度が検出された
    場合に点灯スイッチで光源の遮断を行うことを特徴とす
    る温度上昇保護装置を有する液晶プロジェクター。
  2. 【請求項2】 光源からの光を液晶パネルに透過させ、
    投影レンズによってスクリーンに液晶パネルに形成され
    た画像を拡大投影する液晶プロジェクターであって、液
    晶パネルの温度上昇を検出するため液晶パネルの近傍に
    設ける温度検出手段と、液晶プロジェクター本体の内部
    を冷却する冷却能力が調整可能な冷却手段と、液晶プロ
    ジェクターの光源をオン,オフする点灯スイッチと、制
    御回路とからなり、制御回路により温度検出手段の出力
    に連係した冷却手段の冷却能力の調整制御と温度検出手
    段により所定の設定値に対して高い温度が検出された場
    合に点灯スイッチで光源の遮断を行うことを特徴とする
    温度上昇保護装置を有する液晶プロジェクター。
  3. 【請求項3】 冷却手段は、冷却ファンと駆動回路を有
    し、温度検出手段の検出結果に連係して回転数を変化さ
    せ風量を増減する事で冷却力を調整可能としたことを特
    徴とする請求項1あるいは2に記載の温度上昇保護装置
    を有する液晶プロジェクター。
JP6109693U 1993-10-20 1993-10-20 温度上昇保護装置を有する液晶プロジェクター Pending JPH0726886U (ja)

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JP6109693U JPH0726886U (ja) 1993-10-20 1993-10-20 温度上昇保護装置を有する液晶プロジェクター

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JP6109693U JPH0726886U (ja) 1993-10-20 1993-10-20 温度上昇保護装置を有する液晶プロジェクター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0726886U true JPH0726886U (ja) 1995-05-19

Family

ID=13161217

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6109693U Pending JPH0726886U (ja) 1993-10-20 1993-10-20 温度上昇保護装置を有する液晶プロジェクター

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003043440A (ja) * 2001-07-26 2003-02-13 Toshiba Corp 液晶投射型表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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