JP2012032583A - プロジェクター - Google Patents
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Abstract
【課題】フィルターの目詰まりを検知した場合に簡易な構成で確実に光変調装置等の異常な温度上昇を抑制できるプロジェクターを提供する。
【解決手段】光束を変調して投写するプロジェクター1は、光束を射出する光源装置30と、光束を変調する光変調装置36と、光源装置30から光変調装置36に入射する光束の光量を調整する調光装置33と、光源装置30、光変調装置36、および調光装置33を内部に収納する外装ケース2と、外装ケース2の内部に空気を導入する吸気口40と、吸気口40に配置されたフィルター41と、フィルター41の目詰まりを検出する検出部20と、少なくとも調光装置33を制御する制御部10とを備える。制御部10は、検出部20によりフィルター41の目詰まりが検出された場合に、光束の光量が減少するように調光装置33を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】光束を変調して投写するプロジェクター1は、光束を射出する光源装置30と、光束を変調する光変調装置36と、光源装置30から光変調装置36に入射する光束の光量を調整する調光装置33と、光源装置30、光変調装置36、および調光装置33を内部に収納する外装ケース2と、外装ケース2の内部に空気を導入する吸気口40と、吸気口40に配置されたフィルター41と、フィルター41の目詰まりを検出する検出部20と、少なくとも調光装置33を制御する制御部10とを備える。制御部10は、検出部20によりフィルター41の目詰まりが検出された場合に、光束の光量が減少するように調光装置33を制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、プロジェクターに関する。
光源装置から射出された光束を光変調装置で変調してスクリーン等に投写するプロジェクターの多くは、外部の空気を外装ケース内部に導入して、光束の入射により発熱する光変調装置等の光学部材を冷却している。空気を導入する吸気口には防塵用のフィルターが設置されているが、時間の経過とともにフィルターに塵埃が蓄積して目詰まりが発生すると、空気の導入量が減少して冷却効率が低下し、光学部材の温度が異常に上昇して故障や品質劣化を起こしてしまう。
そこで、フィルターの目詰まりを検知して、光学部材の異常な温度上昇を抑えるプロジェクターが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のプロジェクターでは、フィルターの目詰まりを検知すると、光源装置に加えられる電力を遮断または低下させる動作を行うか、あるいは、吸気ファンの回転数を増加させる動作を行い、光学部材の異常な温度上昇の抑制を図っている。
しかしながら、光源装置に加えられる電力を低下させる方法では、通常時の駆動電圧とそれよりも低い駆動電圧とを供給可能とするために電源部の構成が複雑になり、通常時よりも低い駆動電圧が光源装置の定格外の電圧であれば光源装置の寿命劣化を招くおそれがある。また、プロジェクターを使用している最中に電力を遮断する場合には、会議を中断させてしまう等使用者に不都合を強いることとなる。
一方、吸気ファンの回転数を増加させる方法では、フィルターが目詰まりしていることによって、回転数を増加させても十分な風量が得られず冷却効率が低下して温度上昇を抑えることができないおそれがある。したがって、フィルターの目詰まりを検知した場合に、より簡易な構成でより確実に光学部材の異常な温度上昇を抑制できるプロジェクターが求められている。
一方、吸気ファンの回転数を増加させる方法では、フィルターが目詰まりしていることによって、回転数を増加させても十分な風量が得られず冷却効率が低下して温度上昇を抑えることができないおそれがある。したがって、フィルターの目詰まりを検知した場合に、より簡易な構成でより確実に光学部材の異常な温度上昇を抑制できるプロジェクターが求められている。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクターは、光束を変調して投写するプロジェクターであって、前記光束を射出する光源装置と、前記光束を変調する光変調装置と、前記光源装置から前記光変調装置に入射する前記光束の光量を調整する調光装置と、前記光源装置、前記光変調装置、および前記調光装置を内部に収納する外装ケースと、前記外装ケース内部に空気を導入する吸気口と、前記吸気口に配置されたフィルターと、前記フィルターの目詰まりを検出する検出部と、少なくとも前記調光装置を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記検出部により前記フィルターの目詰まりが検出された場合に、前記光変調装置に入射する前記光束の光量が減少するように前記調光装置を制御することを特徴とする。
この構成によれば、検出部によりフィルターの目詰まりが検出された場合、制御部は、調光装置を制御して光源装置から光変調装置に入射する光束の光量を減少させる。光変調装置に入射する光束の光量が減少することにより、光変調装置の発熱が抑制されるので、光変調装置の異常な温度上昇による故障や寿命劣化を抑えることができる。また、調光装置を制御することで光変調装置に入射する光束の光量を減少させるので、光源装置は通常の点灯状態を維持できる。これにより、プロジェクターの利便性を損なうことなく、簡易な構成で光変調装置の異常な温度上昇を抑制でき、故障が少なく長寿命化が図られたプロジェクターを提供できる。
[適用例2]上記適用例に係るプロジェクターであって、前記吸気口から導入された空気を送風して前記光変調装置を冷却する冷却ファンをさらに備え、前記制御部は、前記検出部により前記フィルターの目詰まりが検出された場合に、前記冷却ファンの回転数が増加するように前記冷却ファンを制御することが好ましい。
この構成によれば、検出部によりフィルターの目詰まりが検出された場合、制御部は、光変調装置を冷却する冷却ファンの回転数を増加させる。このため、フィルターの目詰まりによる冷却風の風量の減少が冷却ファンの回転数増加により補われるので、光変調装置の冷却効率の低下を抑えることができる。調光装置の制御により発熱が抑制されることに加えて冷却効率の低下が抑えられるので、光変調装置の故障や寿命劣化をより効果的に抑えることができる。
[適用例3]上記適用例に係るプロジェクターであって、前記検出部は、前記外装ケース内部の温度を検出する内部温度検出部と、前記外装ケース外部の温度を検出する外部温度検出部と、を備え、前記内部温度検出部により検出された温度と前記外部温度検出部により検出された温度との差が所定値以上となった場合に、前記フィルターの目詰まりとして検出することが好ましい。
この構成によれば、検出部は、内部温度検出部で検出された外装ケース内部の温度と、外部温度検出部で検出された外装ケース外部の温度との差が所定値以上となった場合に、フィルターの目詰まりとして検出する。このように、内部温度と外部温度との差に基づいて目詰まりを検出するので、目詰まりを容易に検出できるとともに、検出部を簡易に構成することができる。
[適用例4]上記適用例に係るプロジェクターであって、前記検出部は、前記外装ケース内部の風量を検出する風量検出部を備え、前記風量検出部で検出された風量が所定値以下となった場合に、前記フィルターの目詰まりとして検出することが好ましい。
この構成によれば、風量検出部で検出された風量が所定値以下となった場合に、フィルターの目詰まりとして検出する。このように、風量に基づいて目詰まりを検出するので、目詰まりを容易に検出できるとともに、検出部を簡易に構成することができる。
[適用例5]上記適用例に係るプロジェクターであって、前記制御部は、前記検出部により前記フィルターの目詰まりが検出された場合に、投写される画像に前記フィルターの目詰まりが発生した旨の警告表示を行なうことが好ましい。
この構成によれば、スクリーン等の投写対象面に投写される画像に警告表示を行なうことにより、フィルターの目詰まりが発生したことを使用者に効果的に知らせることができる。
[適用例6]上記適用例に係るプロジェクターであって、前記外装ケースの外面に設置されたインジケーター部をさらに備え、前記制御部は、前記検出部により前記フィルターの目詰まりが検出された場合に、前記インジケーター部を点灯または点滅させて、前記フィルターの目詰まりが発生した旨の警告表示を行なうことが好ましい。
この構成によれば、外装ケースの外面に設置されたインジケーター部を点灯または点滅して警告表示を行なうことにより、フィルターの目詰まりが発生したことを使用者に効果的に知らせることができる。
以下に、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。なお、参照する各図面において、構成をわかりやすく示すため、各構成要素の寸法の比率、角度等は適宜異ならせてある。
<プロジェクターの構成>
まず、本実施形態に係るプロジェクターの概略構成について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るプロジェクターの概略構成を示すブロック図である。本実施形態に係るプロジェクター1は、光源装置30から射出される光束を、画像情報に応じて光変調装置36で変調してスクリーンS等の投写対象面に拡大投写する電子機器である。
まず、本実施形態に係るプロジェクターの概略構成について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るプロジェクターの概略構成を示すブロック図である。本実施形態に係るプロジェクター1は、光源装置30から射出される光束を、画像情報に応じて光変調装置36で変調してスクリーンS等の投写対象面に拡大投写する電子機器である。
図1に示すように、プロジェクター1は、外装ケース2と、光学ユニット3と、吸気ファン43と、排気ファン46と、制御部10と、電源部11と、画像処理部12と、光変調装置駆動部13と、調光装置制御部14と、光源装置制御部15と、冷却ファン制御部16と、検出部20と、インジケーター部48とを備えている。光学ユニット3をはじめとするこれらの構成部材は、外装ケース2内部に収納されている。
光学ユニット3は、光源装置30と、調光装置33と、光変調装置36と、投写光学装置38とを備えている。
光源装置30は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ31と、光源ランプ31から射出された光束を光変調装置36側に反射するリフレクター32とを有している。光源装置30は、光源装置制御部15により所定の電力が供給されると、点灯して光束を射出する。照明光軸OCは、光源装置30から光変調装置36側に射出される光束の中心軸である。
光源装置30から射出された光束は、一対のレンズアレイを含むインテグレーター光学系(図示省略)によって複数の部分光束に分割され、各部分光束は略1種類の偏光光に揃えられる。インテグレーター光学系から射出された光束は、色分離光学系(図示省略)によって光の3原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色光に分離されて、光変調装置36に入射する。
調光装置33は、光源装置30と光変調装置36との間、例えば、インテグレーター光学系の一対のレンズアレイ同士の間に配置されている。調光装置33は、例えば、照明光軸OCを間に挟んで対向配置された一対の回動軸34a,34bと、回動軸34a,34bに支持されて回動する一対の遮光部材35a,35bとを備えている。調光装置33は、調光装置制御部14により制御され、遮光部材35a,35bを回動させて、光源装置30から射出された光束を遮蔽する領域を変化させることにより、調光装置33を通過する光束の光量、すなわち光変調装置36に入射する光束の光量を調整する。
なお、図1では、光束を遮蔽する領域が最大となる遮光部材35a,35bの位置を実線で示し、光束を遮蔽する領域が最小となる遮光部材35a,35bの位置を破線で示し、それらの中間の位置を2点鎖線で示している。調光装置33の構成は、上記の形態に限定されるものではなく、公知の構成とすることができる。
光変調装置36は、3枚の液晶パネルと、各液晶パネルの入射側および射出側に配置された偏光板とを有している(具体的な図示は省略)。各液晶パネルは、一対の透明基板とその間に封入された液晶とで構成され、マトリクス状に配列された複数の画素を有している。各画素は、光変調装置駆動部13により画像データに応じた駆動電圧が印加されると、その画像データに応じた光透過率に設定される。これにより、光変調装置36に入射した光束は、R、G、Bの色光毎に各液晶パネルを透過することによって変調される。
光変調装置36(液晶パネルおよび偏光板)は、入射する光束を吸収することにより発熱し温度上昇し易い。光変調装置36が異常に温度上昇して高温に晒されると故障や品質の劣化を招くため、光変調装置36の冷却を良好に行うことが望ましい。
光変調装置36によって変調されたR、G、Bの各色光は、色合成光学系(図示省略)によって画素毎に合成され、投写光学装置38によりスクリーンS等の投写対象面に拡大投写される。投写光学装置38は、複数のレンズを組み合わせた組レンズで構成される。
外装ケース2には、吸気口40と排気口45とが設けられている。吸気口40にはダクト42が接続され、ダクト42の内部には吸気ファン43が配置されている。吸気ファン43が回転すると、外部の空気がダクト42を通ってプロジェクター1内部(外装ケース2内部)に導入され、光変調装置36やその周辺の光学部材に向けて送風される。これにより、温度上昇し易い光変調装置36やその周辺の光学部材が冷却される。
吸気口40には、導入される空気中に含まれる塵埃が外装ケース2内部へ進入しないように、フィルター41が配置されている。吸気口40から導入される空気中に含まれる塵埃は、フィルター41の表面(外側面)に付着する。
排気口45の近傍には、排気ファン46が配置されている。排気ファン46が回転すると、外装ケース2内部の空気が排気口45から排出される。これにより、光変調装置36やその周辺の光学部材を冷却して温められた空気がプロジェクター1外部に排出される。
吸気ファン43および排気ファン46は、プロジェクター1の内部を冷却するための冷却ファンに相当し、例えば、モーター等の駆動装置が一体化された軸流ファンやシロッコファン等によって構成される。冷却ファン制御部16は、駆動電圧を出力して吸気ファン43および排気ファン46を駆動し、吸気ファン43および排気ファン46の回転数(回転速度)を制御する。冷却ファン制御部16は、フィルター41の目詰まりが検出された場合(後述する応急状態となった場合)、制御部10の指示に基づいて吸気ファン43の回転数を増加させる。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)と、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)と、プロジェクター1の動作を制御するための制御プログラムおよび各種設定データ等を記憶するマスクROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリー等の不揮発性のメモリー等とを備えている。制御部10は、メモリーに記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、プロジェクター1の動作を統括制御する。つまり、制御部10は、コンピューターとして機能する。
電源部11は、プロジェクター1の外部の商用電源等から電源ケーブル(図示省略)を介して交流電力を導き、内蔵するAC/DC変換部(図示省略)で変圧、整流、平滑等の処理を行ない、安定化させた直流電圧をプロジェクター1を構成する各部に供給する。
画像処理部12は、入力される画像データを、光変調装置36(液晶パネル)の各画素の階調を表す画像データに変換する。変換された画像データは、R,G,Bの色光別になっており、各画素から射出される光の強弱(階調)を規定する複数の画素値によって構成されている。画像処理部12は、制御部10の指示に基づき、変換された画像データに対して、明るさ、コントラスト、シャープネス、色合い等を調整するための画質調整処理等を行い、処理後の画像データを光変調装置駆動部13に出力する。
また、画像処理部12は、制御部10の指示に基づいて、メニュー画面やメッセージ画面等のOSD(On Screen Display)画像データを、入力される画像データに重畳する処理を行なう。制御部10がOSD画像の重畳を指示すると、画像処理部12は、必要なOSD画像データをメモリーから読み出し、入力画像の所定の位置にOSD画像が重畳されるように画像データを合成する。合成された画像データは、投写用映像信号として光変調装置駆動部13に出力される。
さらに、画像処理部12は、フィルター41の目詰まりが検出された場合(後述する応急状態となった場合)、制御部10の指示に基づいて、入力される画像データに、フィルター41の目詰まりが発生した旨の警告表示を重畳する処理を行ない、処理後の画像データを光変調装置駆動部13に出力する。
調光装置制御部14は、制御部10の指示に基づいて、調光装置33を制御する。制御部10のメモリーには、遮光部材35a,35bの回動角度と通過する光量との関係に基づく調光制御プログラムが記憶されている。制御部10により、入力される画像データに基づいて画像の明るさ(光変調装置36に入射する光束の光量)を制御する調光制御信号が出力されると、調光装置制御部14はその調光制御信号に基づいて遮光部材35a,35bの回動を制御して、光変調装置36に入射する光束の光量を調整する。
プロジェクター1では、調光装置33により光変調装置36に入射する光束の光量を調整できるので、例えば、明るい映像シーンでは光量が多くなり暗い映像シーンでは光量が少なくなるように、場面に応じて光束の光量を調整することにより、投写対象面に投写される画像において高いダイナミックコントラストを得ることができる。本実施形態では、このように画像データに基づいて光量を調整する調光制御を、通常調光制御と呼ぶ。
また、調光装置制御部14は、フィルター41の目詰まりが検出された場合(後述する応急状態となった場合)、制御部10の指示に基づいて、光変調装置36に入射する光束の光量が減少するように調光装置33を制御する。本実施形態では、このように応急状態において光量を減少させる調光制御を、応急調光制御と呼ぶ。応急調光制御は、通常調光制御に割り込まれて行われる。
検出部20は、フィルター41の目詰まりを検出する。検出部20は、検出制御部21と、内部温度検出部22と、外部温度検出部24と、風量検出部26とを備えている。
内部温度検出部22は、サーミスター等で構成されている。内部温度検出部22は、光変調装置36の近傍に設置されており、内部温度、すなわち光変調装置36の近傍の温度を光変調装置36の温度として代用して検出する。外部温度検出部24も、サーミスター等で構成されている。外部温度検出部24は、外装ケース2の外面に設置されており、プロジェクター1を取り巻く周囲の温度である外部温度(外気温度)を検出する。内部温度検出部22による内部温度の検査結果と外部温度検出部24による外部温度の検査結果とは、検出制御部21に出力される。
フィルター41が目詰まりを起こすと、吸気口40から導入される空気の量が減少して冷却効率が低下し、プロジェクター1の内部温度が外部温度に対して異常に上昇することとなる。そこで、検出制御部21には、フィルター41の目詰まりが発生したと考えられる内部温度と外部温度との差の所定値が予め設定されており、内部温度検出部22および外部温度検出部24により検出された内部温度と外部温度との差をこの所定値と比較することで、検出制御部21はフィルター41の目詰まりが発生したか否かを判断する。
風量検出部26は、風量センサー等で構成されている。風量検出部26は、ダクト42の内部における吸気口40の近傍に設置されており、プロジェクター1の外部から吸気口40およびフィルター41を介して導入される空気の風量(流速)を検出する。風量検出部26による検出結果は、検出制御部21に出力される。
吸気口40から導入される空気中に含まれる塵埃がフィルター41の表面に付着して目詰まりを起こすと、吸気口40から空気が導入され難くなるため風量が減少することとなる。そこで、検出制御部21にはフィルター41の目詰まりが発生したと考えられる風量の所定値が予め設定されており、検出制御部21は風量検出部26による検出結果をこの所定値と比較することで、フィルター41の目詰まりが発生したか否かを判断する。
検出制御部21は、内部温度検出部22および外部温度検出部24で検出された内部温度と外部温度との差が所定値以上となった場合と、風量検出部26で検出された空気の風量が所定値以下となった場合と、のいずれにおいても、フィルター41の目詰まりが発生したと判断し、フィルター41の目詰まりの検出を制御部10に出力する。
制御部10は、検出制御部21からフィルター41の目詰まりの検出が出力されると、目詰まりに対応する冷却制御動作を行うように、各制御部を制御する。本実施形態では、検出制御部21でフィルター41の目詰まりが検出され、制御部10が目詰まりに対応する冷却制御動作を行う状態を応急状態と呼ぶ。また、検出制御部21でフィルター41の目詰まりが検出されていない状態を通常状態と呼ぶ。
インジケーター部48は、LED(発光ダイオード)素子(図示省略)等で構成され、外装ケース2の外面に設置されている。インジケーター部48は、検出制御部21でフィルター41の目詰まりが検出された場合、すなわち応急状態において、制御部10の指示によってLED素子を点灯または点滅等の所定の点灯パターンに基づいて点灯させることにより、フィルター41の目詰まりが発生した旨の警告表示を行う。
<応急状態における冷却制御動作>
次に、本実施形態に係るプロジェクター1が通常状態で稼働中に、フィルター41の目詰まりが検出された場合、すなわち応急状態における冷却制御動作について、図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係るプロジェクターの応急状態における冷却制御動作を示すフローチャートである。
次に、本実施形態に係るプロジェクター1が通常状態で稼働中に、フィルター41の目詰まりが検出された場合、すなわち応急状態における冷却制御動作について、図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係るプロジェクターの応急状態における冷却制御動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS11では、通常状態で稼働中に、フィルター41の目詰まりが発生したか否かを検出する。ここでは、検出制御部21が、内部温度検出部22および外部温度検出部24の検出結果と風量検出部26の検出結果とに基づき、内部温度と外部温度との差が所定値以上となったか、風量が所定値以下となったかの少なくとも一方の場合において、フィルター41の目詰まりとして検出する。
ステップS11でフィルター41の目詰まりが検出されると、制御部10は応急状態における冷却制御動作を開始し、ステップS12、ステップS13、およびステップS14に進む。ステップS12、ステップS13、およびステップS14は並行して実行されるが、各ステップの実行開始は同時であってもよいし互いに前後してもよい。ステップS11でフィルター41の目詰まりが検出されなければ、通常状態における動作を継続し、ステップS11でループする。なお、光源装置30は、応急状態においても通常状態と同様の点灯を継続する。
ステップS12では、制御部10が、調光装置制御部14を介して、応急調光制御として調光装置33を通過する光量が減少するように制御する。これにより、光変調装置36に入射する光束の光量が減少するので、光変調装置36の発熱が抑えられる。
ここで、特許文献1に記載のプロジェクターのように、応急状態における動作として光源装置30を消灯する場合、プロジェクター1の使用を強制的に中止させてしまうこととなる。これに対して、本実施形態の構成によれば、プロジェクター1を継続して使用できるので、使用者に不都合を強いることが避けられる。
また、特許文献1に記載のプロジェクターのように、光源装置30に加えられる電力を低下させることで光変調装置36に入射する光束の光量を減少させる場合、電源部11の構成の複雑化や、光源ランプ31を定格外の電圧で駆動することによる寿命劣化を招くおそれがある。これに対して、本実施形態の構成によれば、応急状態においても光源装置30の通常の点灯状態を継続できるので、プロジェクター1を簡易な構成とすることができ、かつ、光源ランプ31の寿命劣化を抑えることができる。
次に、ステップS13では、制御部10が、冷却ファン制御部16を介して、吸気ファン43の回転数(回転速度)が増加するように制御する。これにより、フィルター41の目詰まりによる光変調装置36等を冷却する空気の風量の減少が、吸気ファン43の回転数増加により補われるので、冷却効率の低下を抑えることができる。
ここで、フィルター41が目詰まりしている場合、吸気ファン43の回転数を増加させただけでは、光変調装置36の温度上昇を抑えられないことがあり得る。しかしながら、本実施形態では、ステップS12の応急調光制御により光変調装置36の発熱を抑えることと並行して、ステップS13の吸気ファン43の回転数増加により冷却効率の低下を抑えるので、光変調装置36の異常な温度上昇を効果的に抑えることができる。
次に、ステップS14では、制御部10が、インジケーター部48を所定の点灯パターンに基づいて点灯させるとともに、警告表示を重畳させた画像データをスクリーンS等の投写対象面に投写させることにより、フィルター41の目詰まりが発生した旨の警告表示を行う。これにより、プロジェクター1を使用している使用者に、フィルター41の目詰まりが発生していることを効果的に知らせ、プロジェクター1の使用を自主的に中止させることや、フィルター41の掃除や交換等の処置を促すことができる。
以上で、応急状態における冷却制御動作のフローが終了する。
なお、内部温度と外部温度との差の増大や風量の減少が起きる要因としては、フィルター41の目詰まりによる場合が多いが、回路構成部の異常、冷却ファンの異常、使用環境等による場合も考えられる。しかしながら、フィルター41の目詰まり以外の要因で内部温度と外部温度との差の増大や風量の減少が起きた場合であっても、結果として光変調装置36の温度が異常に上昇することとなるため、上述の応急状態の冷却制御を行うことで光変調装置36の故障や品質の劣化を抑えることができる。
以上、本実施形態に係るプロジェクター1の構成によれば、以下の効果が得られる。
(1)フィルター41の目詰まりが検出された場合、制御部10は、調光装置33を制御して光源装置30から光変調装置36に入射する光束の光量を減少させる。光変調装置36に入射する光束の光量が減少することにより、光変調装置36の発熱が抑制されるので、光変調装置36の異常な温度上昇による故障や寿命劣化を抑えることができる。また、調光装置33を制御することで光変調装置36に入射する光束の光量を減少させるので、光源装置30は通常の点灯状態を維持できる。これにより、プロジェクター1の利便性を損なうことなく、簡易な構成で光変調装置36の異常な温度上昇を抑制して、故障が少なく長寿命化が図られたプロジェクター1を提供できる。
(2)フィルター41の目詰まりが検出された場合、制御部10は、光変調装置36を冷却する吸気ファン43を制御して吸気ファン43の回転数を増加させる。このため、フィルター41の目詰まりによる風量の減少が吸気ファン43の回転数増加により補われるので、光変調装置36の冷却効率の低下を抑えることができる。調光装置33の制御により発熱が抑制されることに加えて冷却効率の低下が抑えられるので、光変調装置36の故障や寿命劣化をより効果的に抑えることができる。
(3)検出制御部21は、内部温度検出部22で検出された内部温度と、外部温度検出部24で検出された外部温度との差が所定値以上となった場合に、フィルター41の目詰まりとして検出する。このように、外装ケース2の内部温度と外部温度との差に基づいて目詰まりを検出するので、目詰まりを容易に検出できるとともに、検出部を簡易に構成することができる。
(4)検出制御部21は、風量検出部26で検出された風量が所定値以下となった場合にも、フィルター41の目詰まりとして検出する。このように、風量に基づいて目詰まりを検出するので、目詰まりを容易に検出できるとともに、検出部を簡易に構成することができる。
(5)フィルター41の目詰まりが検出された場合、投写対象面に投写される画像に警告表示を行なうことにより、フィルター41の目詰まりが発生したことを使用者に効果的に知らせることができる。
(6)フィルター41の目詰まりが検出された場合、外装ケース2の外面に設置されたインジケーター部48を点灯または点滅して警告表示を行なうことにより、フィルター41の目詰まりが発生したことを使用者に効果的に知らせることができる。
以上、本発明のプロジェクターを上記の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で様々な変形を加えることができる。変形例としては、例えば以下のようなものが考えられる。
(変形例1)
上記実施形態におけるプロジェクター1では、内部温度検出部22および外部温度検出部24と風量検出部26とを備え、これらの検出部の検出結果に基づいて目詰まりを検出する構成であったが、これに限定されず、内部温度検出部22および外部温度検出部24、または風量検出部26のいずれかを備えていない構成としてもよい。このようにすれば、プロジェクター1の構成をより簡易なものとすることができる。
上記実施形態におけるプロジェクター1では、内部温度検出部22および外部温度検出部24と風量検出部26とを備え、これらの検出部の検出結果に基づいて目詰まりを検出する構成であったが、これに限定されず、内部温度検出部22および外部温度検出部24、または風量検出部26のいずれかを備えていない構成としてもよい。このようにすれば、プロジェクター1の構成をより簡易なものとすることができる。
(変形例2)
上記実施形態におけるプロジェクター1は、応急状態における冷却制御動作として、ステップS12、ステップS13、およびステップS14を並行して実行する構成であったが、これに限定されず、ステップS13またはステップS14を実行しない構成としてもよい。
上記実施形態におけるプロジェクター1は、応急状態における冷却制御動作として、ステップS12、ステップS13、およびステップS14を並行して実行する構成であったが、これに限定されず、ステップS13またはステップS14を実行しない構成としてもよい。
(変形例3)
上記実施形態におけるプロジェクター1は、フィルター41の目詰まりが検出された場合の警告表示を、投写される画像に警告表示を行なうとともにインジケーター部48で表示する構成であったが、これに限定されず、投写される画像に警告表示を行なうかインジケーター部48で表示するかのいずれか一方としてもよい。
上記実施形態におけるプロジェクター1は、フィルター41の目詰まりが検出された場合の警告表示を、投写される画像に警告表示を行なうとともにインジケーター部48で表示する構成であったが、これに限定されず、投写される画像に警告表示を行なうかインジケーター部48で表示するかのいずれか一方としてもよい。
(変形例4)
上記実施形態におけるプロジェクター1は、冷却ファンとして、光変調装置36に向けて送風する吸気ファン43と排気ファン46とを備えていたが、これに限定されず、光源装置30に向けて送風するファン等を含め3つ以上のファンを備えていてもよい。
上記実施形態におけるプロジェクター1は、冷却ファンとして、光変調装置36に向けて送風する吸気ファン43と排気ファン46とを備えていたが、これに限定されず、光源装置30に向けて送風するファン等を含め3つ以上のファンを備えていてもよい。
(変形例5)
上記実施形態におけるプロジェクター1では、外装ケース2の吸気口40にダクト42が接続されていたが、これに限定されず、ダクト42を有していない構成であってもよい。ダクト42を有していない場合、風量検出部26は吸気口40の近傍であって吸気口40から導入される空気が流れる場所に配置されることが好ましい。
上記実施形態におけるプロジェクター1では、外装ケース2の吸気口40にダクト42が接続されていたが、これに限定されず、ダクト42を有していない構成であってもよい。ダクト42を有していない場合、風量検出部26は吸気口40の近傍であって吸気口40から導入される空気が流れる場所に配置されることが好ましい。
(変形例6)
上記実施形態におけるプロジェクター1は透過型のプロジェクターであったが、これに限定されず、例えば、反射型のプロジェクターであってもよい。ここで、「透過型」とは、透過型の液晶パネル等のように光変調装置が光を透過するタイプであることを意味しており、「反射型」とは、反射型の液晶パネル等のように光変調装置が光を反射するタイプであることを意味している。
上記実施形態におけるプロジェクター1は透過型のプロジェクターであったが、これに限定されず、例えば、反射型のプロジェクターであってもよい。ここで、「透過型」とは、透過型の液晶パネル等のように光変調装置が光を透過するタイプであることを意味しており、「反射型」とは、反射型の液晶パネル等のように光変調装置が光を反射するタイプであることを意味している。
(変形例7)
上記実施形態におけるプロジェクター1は3つの液晶パネルを用いたプロジェクターであったが、これに限定されず、例えば、1つ、2つまたは4つ以上の液晶パネルを用いたプロジェクターであってもよい。
上記実施形態におけるプロジェクター1は3つの液晶パネルを用いたプロジェクターであったが、これに限定されず、例えば、1つ、2つまたは4つ以上の液晶パネルを用いたプロジェクターであってもよい。
(変形例8)
上記実施形態のプロジェクター1の構成では、光変調装置として液晶パネルを用いていたが、これに限定されるものではない。光変調装置としては、一般に、画像情報に応じて入射光を変調するものであればよく、マイクロミラー型光変調装置等を利用してもよい。マイクロミラー型光変調装置としては、例えば、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)(TI社の商標)を用いることができる。
上記実施形態のプロジェクター1の構成では、光変調装置として液晶パネルを用いていたが、これに限定されるものではない。光変調装置としては、一般に、画像情報に応じて入射光を変調するものであればよく、マイクロミラー型光変調装置等を利用してもよい。マイクロミラー型光変調装置としては、例えば、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)(TI社の商標)を用いることができる。
(変形例9)
本発明は、投写画像を観察する側から投写するフロント投写型プロジェクター、および、投写画像を観察する側とは反対の側から投写するリア投写型プロジェクターに適用することが可能である。
本発明は、投写画像を観察する側から投写するフロント投写型プロジェクター、および、投写画像を観察する側とは反対の側から投写するリア投写型プロジェクターに適用することが可能である。
1…プロジェクター、2…外装ケース、10…制御部、20…検出部、22…内部温度検出部、24…外部温度検出部、26…風量検出部、30…光源装置、33…調光装置、36…光変調装置、40…吸気口、41…フィルター、43…冷却ファンとしての吸気ファン。
Claims (6)
- 光束を変調して投写するプロジェクターであって、
前記光束を射出する光源装置と、
前記光束を変調する光変調装置と、
前記光源装置から前記光変調装置に入射する前記光束の光量を調整する調光装置と、
前記光源装置、前記光変調装置、および前記調光装置を内部に収納する外装ケースと、
前記外装ケース内部に空気を導入する吸気口と、
前記吸気口に配置されたフィルターと、
前記フィルターの目詰まりを検出する検出部と、
少なくとも前記調光装置を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記検出部により前記フィルターの目詰まりが検出された場合に、前記光変調装置に入射する前記光束の光量が減少するように前記調光装置を制御することを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1に記載のプロジェクターであって、
前記吸気口から導入された空気を送風して前記光変調装置を冷却する冷却ファンをさらに備え、
前記制御部は、前記検出部により前記フィルターの目詰まりが検出された場合に、前記冷却ファンの回転数が増加するように前記冷却ファンを制御することを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1または2に記載のプロジェクターであって、
前記検出部は、前記外装ケース内部の温度を検出する内部温度検出部と、前記外装ケース外部の温度を検出する外部温度検出部と、を備え、前記内部温度検出部により検出された温度と前記外部温度検出部により検出された温度との差が所定値以上となった場合に、前記フィルターの目詰まりとして検出することを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1または2に記載のプロジェクターであって、
前記検出部は、前記外装ケース内部の風量を検出する風量検出部を備え、前記風量検出部で検出された風量が所定値以下となった場合に、前記フィルターの目詰まりとして検出することを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
前記制御部は、前記検出部により前記フィルターの目詰まりが検出された場合に、投写される画像に前記フィルターの目詰まりが発生した旨の警告表示を行なうことを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
前記外装ケースの外面に設置されたインジケーター部をさらに備え、
前記制御部は、前記検出部により前記フィルターの目詰まりが検出された場合に、前記インジケーター部を点灯または点滅させて、前記フィルターの目詰まりが発生した旨の警告表示を行なうことを特徴とするプロジェクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010171623A JP2012032583A (ja) | 2010-07-30 | 2010-07-30 | プロジェクター |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010171623A JP2012032583A (ja) | 2010-07-30 | 2010-07-30 | プロジェクター |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2012032583A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014196124A1 (ja) * | 2013-06-06 | 2014-12-11 | ソニー株式会社 | 画像表示装置、光源装置、及び光学ユニット |
US9361819B2 (en) | 2013-07-19 | 2016-06-07 | Seiko Epson Corporation | Image display device and method of controlling the same |
US9417510B2 (en) | 2013-07-24 | 2016-08-16 | Ricoh Company, Limited | Image projection device and method of controlling image projection device |
-
2010
- 2010-07-30 JP JP2010171623A patent/JP2012032583A/ja not_active Withdrawn
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