JP5013956B2 - プロジェクタ - Google Patents

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Description

本発明は、画像を投影するプロジェクタに関し、より詳しくは、異常が生じた場合でも更なる損傷を招かないようにしたプロジェクタに関する。
プレゼンテーション又は映像の映写の分野では、画像を形成した液晶パネル又はDMD(Digital Micromirror Device)等の画像デバイスに光を照射し、画像デバイスで反射又は画像デバイスを透過した光をスクリーン又は壁等に投射することによって、画像を投影するプロジェクタが用いられている。このようなプロジェクタがカラー画像を投影する方式には、R(赤)G(緑)B(青)の3色の画像を時分割で順に投影することによってカラー画像を投影する方式がある。時分割でカラー画像を投影するプロジェクタは、RGB3色のフィルタで回転軸回りに分割された円盤状のカラーホイールを備え、回転するカラーホイールに光源からの光を通過させることにより、3色の光を時分割で生成し、3色の光を時分割で画像デバイスへ照射する。画像デバイスはカラーホイールの回転に同期して各色用の画像を形成し、各色の画像が時分割で投影される。プロジェクタが投影する画像を目視した利用者は、時分割で投影された3色の画像を合わせてカラー画像であると認識する。
プロジェクタで明るい画像を投影するためには高い照度が必要であるので、光源には、超高圧水銀ランプ又はメタルハライドランプ等の高輝度のランプが用いられる。高輝度のランプでは、発光に伴う発熱も大きく、ランプからの光が照射されるカラーホイール及び画像デバイスはランプからの光によって加熱されることとなる。従って、カラーホイールが回転を停止している状態でランプが点灯した場合は、カラーホイールの一部のみが過剰に加熱され、急激な温度上昇又は温度分布の不均一さによって変形又は破損等のカラーホイールの損傷が起こる虞がある。このため、カラーホイールの回転状態に応じてランプの点灯を制御する技術が開発されている。特許文献1には、カラーホイールが回転しているか否かを判定し、確実にカラーホイールが回転している場合のみランプを点灯させる技術が開示されている。
特開2006−98979号公報
プロジェクタが備えるカラーホイールは、衝撃又は熱変形等によって破損することがある。特許文献1に開示された技術では、カラーホイールが回転していない場合にはランプの点灯を禁止するものの、カラーホイールが回転している場合には、ランプが点灯することを制限することはない。即ち、カラーホイールが最初から破損している場合、又はプロジェクタの動作中にカラーホイールが破損した場合であっても、カラーホイールが回転する限りランプは点灯してプロジェクタは動作する。カラーホイールが破損した状態で回転した場合、破損によって生じたカラーホイールの破片がプロジェクタ内の光学部品又は電子部品等の内部構造を損傷させる虞がある。またカラーホイールが破損して一部が欠けた状態でランプが点灯した場合は、カラーホイールの欠けた部分によって減衰されていた分の光が画像デバイスに照射され、画像デバイスが過剰に加熱されて損傷する虞があり、最終的にはプロジェクタが発火する危険性があるという問題がある。特許文献1に開示された技術等の従来の技術では、この問題点を解決することはできない。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、カラーホイールの回転にかかわらずにカラーホイールの異常を検出することにより、カラーホイールの異常が原因となって更なる損傷を招くことを防止できるプロジェクタを提供することにある。
本発明に係るプロジェクタは、光源を発光させるための電力を光源に供給する電力供給手段と、光源からの光が入射される回転可能な円盤状のカラーホイールとを備え、前記カラーホイールを経過した光を用いて画像を投影するプロジェクタにおいて、前記カラーホイールが回転を開始していない状態で、前記カラーホイールの重量を測定する手段と、該手段が測定した重量が、予め定められた所定範囲を外れている場合に、前記電力供給手段に電力の供給を禁止させる手段とを備えることを特徴とする。
本発明においては、カラーホイールを備えるプロジェクタは、回転を開始する前にカラーホイールの重量を測定し、正常なカラーホイールよりも軽い等、重量が所定範囲を外れている場合は、光源の発光を禁止する。破損によってカラーホイールの一部が欠けている場合は、カラーホイールの重量が正常な範囲である所定範囲を下回るので、重量を測定することによりカラーホイールの異常の有無を判定することができる。
本発明に係るプロジェクタは、前記カラーホイールが回転している状態で、前記カラーホイールに発生する振動を測定する手段と、該手段が測定した振動が、予め定められた基準を超えた場合に、前記電力供給手段に電力の供給を禁止させる手段とを備えることを特徴とする。
本発明においては、カラーホイールを備えるプロジェクタは、カラーホイールの回転中にカラーホイールの振動を測定し、振幅又は周波数が基準を超える等、振動が所定の基準を超えた場合に、光源の発光を禁止する。カラーホイールに変形又は破損等の異常が発生した場合は、カラーホイールの回転時に余分な振動が発生するので、回転中にカラーホイールの振動を測定することにより、カラーホイールの異常の有無を判定することができる。
本発明に係るプロジェクタは、前記カラーホイールが回転している状態で、前記カラーホイールに発生するトルクを測定する手段と、該手段が測定したトルクが、予め定められた所定範囲を外れている場合に、前記電力供給手段に電力の供給を禁止させる手段とを備えることを特徴とする。
本発明においては、カラーホイールを備えるプロジェクタは、カラーホイールの回転中にカラーホイールのトルクを測定し、大きさ又は変動量が所定範囲を外れる等、トルクが所定範囲を外れている場合は、光源の発光を禁止する。カラーホイールに変形又は破損等の異常が発生した場合は、重量バランスの変化又は空気抵抗の増加等によりカラーホイールのトルクの大きさ又は変動量等が変化するので、回転中にカラーホイールのトルクを測定することにより、カラーホイールの異常の有無を判定することができる。
本発明に係るプロジェクタは、前記カラーホイールが回転している状態で、前記カラーホイール付近での騒音を測定する手段と、該手段が測定した騒音が、予め定められた基準を超えた場合に、前記電力供給手段に電力の供給を禁止させる手段とを備えることを特徴とする。
本発明においては、カラーホイールを備えるプロジェクタは、カラーホイールの回転中にカラーホイール付近の騒音を測定し、騒音の大きさ又は周波数が基準を超える等、騒音が所定の基準を超えた場合に、光源の発光を禁止する。カラーホイールに変形又は破損等の異常が発生した場合は、カラーホイールの回転時にカラーホイールが発生させる騒音が変化するので、回転中にカラーホイール付近の騒音を測定することにより、カラーホイールの異常の有無を判定することができる。
本発明に係るプロジェクタは、画像を投影している状態で、画像の投影に用いる光の色度を測定する手段と、該手段が測定した色度が、予め定められた所定範囲を外れている場合に、前記電力供給手段に電力の供給を禁止させる手段とを備えることを特徴とする。
本発明においては、カラーホイールを備えるプロジェクタは、画像の投影中に投影に用いる光の色度を測定し、色度が所定範囲を外れている場合は、光源の発光を禁止する。破損によってカラーホイールの一部が欠損した場合は、カラーホイールによって生成される各色の光量のバランスが変化し、光の色度が変化するので、画像の投影に用いる光の色度を測定することにより、カラーホイールの異常の有無を判定することができる。
本発明に係るプロジェクタは、前記電力供給手段に電力の供給を禁止させるときに、前記カラーホイールの回転を停止させる手段を更に備えることを特徴とする。
また本発明においては、カラーホイールの回転中にカラーホイールの異常が検出された場合に、カラーホイールの回転を停止させる。
本発明に係るプロジェクタは、前記電力供給手段に電力の供給を禁止させるときに、エラーを報知する手段を更に備えることを特徴とする。
また本発明においては、カラーホイールの回転中にカラーホイールの異常が検出された場合に、発光ダイオード等によりエラーを使用者に報知する。
本発明にあっては、カラーホイールが回転する前にカラーホイールの異常の有無を判定し、カラーホイールに異常がある場合は、光源の発光を禁止することにより画像投影の処理を中止するので、カラーホイールが回転することはなく、破損したカラーホイールが回転することによってプロジェクタの内部構造が損傷することを防止できる。また光源の発光を禁止するので、光源からの光が過剰に照射されて画像デバイスが損傷すること及び発火を防止できる。
本発明にあっては、振動、トルク、騒音又は光の色度を測定することにより、プロジェクタの動作時にカラーホイールの異常の有無を判定し、カラーホイールに異常がある場合は、光源の発光を禁止するので、光源からの光が過剰に照射されて画像デバイスが損傷すること及び発火を防止できる等、本発明は優れた効果を奏する。
(実施の形態1)
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
図1は、本発明のプロジェクタの内部構成を示すブロック図である。図中の白矢印は光を示す。本発明のプロジェクタは、メタルハライドランプ又は超高圧水銀ランプ等の白色光を発光する放電ランプを用いた光源21と、光源21からの光を通過させるカラーホイール22と、DMD24と、カラーホイール22を通過した光をDMD24へ照射する照射光学系23と、DMD24で反射した光を外部へ投射する投射光学系25とを備えている。光源21は、直流電流を供給されることによって発光し、供給された直流電流の大きさに応じた光量で発光する構成となっている。また光源21は、寿命が切れた場合に交換ができるように容易に着脱することが可能なユニット状に構成されている。
カラーホイール22は、円盤の中心軸周りに夫々に固有の色の光を透過させる複数のフィルタを配して構成されており、中心軸にモータが直結され、例えば60Hzの回転速度で、中心軸を回転軸としてモータによって回転する構成となっている。カラーホイール22は、RGBの夫々の光を透過させる3色の色フィルタ及び白色光を透過させる白色フィルタの4種類のフィルタを回転軸周りに配してなる。回転するカラーホイール22へ光源21からの白色光が照射されることによって、カラーホイール22に含まれる各フィルタを白色光が順に通過し、RGB及び白色の複数色の光が各フィルタの配置に応じた順に生成される。なお、カラーホイール22は、RGBの3色の色フィルタからなる構成、各色フィルタを更に分割して交互に配置した構成等、その他の構成であってもよい。
照射光学系23は、各種のミラー、ロッドインテグレータ及びコンデンサレンズ等の光学素子からなり、カラーホイール22を通過した光の強度分布を均質化し、均質化した光を集光してDMD24へ照射する構成となっている。DMD24は、夫々が画像中の画素に対応する多数の微小ミラーを2次元的に配置してなる。DMD24は、発光する画素に対応する微小ミラーが投射光学系25の方向へ光を反射し、また非発光の画素に対応する微小ミラーが投射光学系25へは入射しない方向へ光を反射することにより、投射光学系25の方向への反射光の有無で2次元の画像を形成する。投射光学系25は、プリズム、投射レンズ、及び投射レンズを駆動させるための機構等からなる。カラーホイール22を通過した各色の光が照射光学系23によりDMD24へ照射され、DMD24は照射された色の光に対応する画像を形成し、画像を形成したDMD24からの光を投射光学系25が外部へ投射することにより、各色の光の像でなる画像が外部のスクリーン又は壁等に投影される。カラーホイール22の回転に応じて各色の画像が時分割で順に投影され、使用者にはカラー画像として認識される。
またプロジェクタは、演算を行うプロセッサ、演算に必要なプログラム等の情報を記憶するROM、及び一時的に発生した情報を記憶するRAM等からなり、プロジェクタ全体の動作を制御する処理を行う制御回路11を備えている。またプロジェクタは、直流電流を供給する電源回路13、及び電源回路13からの電力を制御して光源21へ供給するバラスト回路12を備えている。光源21は電力線でバラスト回路12に接続され、バラスト回路12は電力線で電源回路13に接続されて信号線で制御回路11に接続されている。バラスト回路12は、光源21の点灯のために必要な高圧パルスを光源21へ点灯時に印加する機能と、光源21が定常状態で発光している間は光源21へ定電力を供給する機能とを有している。このように、バラスト回路12は、光源21へ電力を供給することによって光源21を発光させ、本発明における電力供給手段として機能する。制御回路11は、バラスト回路12に光源21へ電力を供給させる制御を行う。
またプロジェクタは、カラーホイール22に直結されたモータを動作させてカラーホイール22を駆動し、カラーホイール22の回転を制御する処理を行うカラーホイール駆動部15を備えている。カラーホイール駆動部15は、カラーホイール22の所定部分に設けられた反射板を光学的に検出することにより、カラーホイール22の回転位置を検出する機能を有する。カラーホイール駆動部15は制御回路11に接続されており、制御回路11は、検出されたカラーホイール22の回転位置に基づいてカラーホイール駆動部15の動作を制御する。カラーホイール22の回転位置は、光源21からの白色光がカラーホイール22のどの部分を通過しており、どの色の光がDMD24に照射されているかに対応する。またDMD24には、DMD24に画像を形成させる処理を行うDMDドライバ16が接続されており、DMDドライバ16は制御回路11に接続されている。また制御回路11には、パーソナルコンピュータ(PC)又は映像再生装置等の外部の装置から送信される画像データが入力される入力部17と、各種の処理指示を使用者の操作により受け付ける受付部18が接続されている。
制御回路11は、入力部17に入力された画像データを受け付け、カラーホイール駆動部15にカラーホイール22を回転させ、バラスト回路12に光源21を発光させる。光源21からの白色光は、カラーホイール22に含まれるいずれかのフィルタを通過し、通過したフィルタに応じた色の光が生成される。また制御回路11は、カラーホイール22の回転位置に基づいてDMDドライバ16の動作を制御することにより、各色の光が生成される時点と同期的に、画像データに基づいた各色用の画像をDMD24に時分割で形成させる。各色の光が時分割でDMD24へ照射され、各色用の画像を形成したDMD24で反射された光が投射光学系25により投射され、各色用の画像が時分割で投影される。
またプロジェクタは、カラーホイール22の重量を測定する重量センサ31と、カラーホイール22の振動を測定する振動センサ32とを備え、重量センサ31及び振動センサ32は制御回路11に接続されている。重量センサ31は、カラーホイール22の回転軸に設けられており、回転していないカラーホイール22の重量を測定し、測定した重量のデータを制御回路11へ入力する構成となっている。制御回路11は、プロジェクタの仕様によって定められている正常なカラーホイール22の重量の許容範囲を記憶している。カラーホイール22は、重量がこの許容範囲内に収まるように製造されており、破損によってカラーホイール22の一部が欠けている場合は、重量センサ31が測定した重量が許容範囲を下回ることとなる。
また振動センサ32は、カラーホイール22にレーザー光を照射し、カラーホイール22で反射したレーザー光を受光し、受光したレーザー光の周波数変化からカラーホイール22の振動を測定する。なお、振動センサ32はその他の原理で振動を測定するセンサであってもよい。振動センサ32は測定した振動のデータを制御回路11へ入力する。制御回路11は、カラーホイール22に発生する振動の振幅又は周波数等の許容基準を記憶している。正常なカラーホイール22が回転している場合には、カラーホイール22に発生する振動は許容基準以下に収まる。変形又は破損等のカラーホイール22の損傷が起こった場合は、カラーホイール22の重量バランスが変化し、また回転時に空気抵抗を受けやすくなるので、カラーホイール22の回転時に余分な振動が発生し、許容基準を超えた振幅又は周波数の振動が発生することとなる。
更にプロジェクタは、異常時にエラーを表示する表示部14を備えている。表示部14は、異常時に点灯するLED(発光ダイオード)又はエラーメッセージを表示する小型ディスプレイ等からなり、制御回路11に接続されている。表示部14は、制御回路11の制御によりエラーを表示する。
次に、以上の構成でなる本発明のプロジェクタの動作を説明する。図2は、画像の投影を開始する際に本発明のプロジェクタが実行する処理の手順を示すフローチャートである。投影開始の指示を受付部18で受け付け、カラーホイール22が回転を開始する前に、重量センサ31は、制御回路11の制御に従ってカラーホイール22の重量を測定する(S11)。重量センサ31は測定した重量のデータを制御回路11へ入力し、制御回路11は、重量センサ31が測定したカラーホイール22の重量と記憶している重量の許容範囲とを比較し、カラーホイール22の重量が所定の許容範囲内に収まるか否かを判定する(S12)。カラーホイール22の重量が所定の許容範囲内に収まっている場合は(S12:YES)、制御回路11は、カラーホイール駆動部15にカラーホイール22を回転させ、バラスト回路12に光源21を点灯させ、DMDドライバ16にDMD24を動作させることにより、画像の投影を開始する(S13)。
ステップS12で、カラーホイール22の重量が許容範囲を下回る等、カラーホイール22の重量が所定の許容範囲を外れている場合は(S12:NO)、制御回路11は、バラスト回路12が点灯のための電力を光源21へ供給することを禁止することによって、光源21の点灯を禁止する(S14)。このとき、制御回路11は、点灯の禁止を指示する制御信号をバラスト回路12へ出力する処理を行ってもよく、また点灯を指示する制御信号を出力しないことによってS14の処理を行ってもよい。この状態では光源21は点灯せず、画像も投影されない。制御回路11は、次に、LEDの点灯又は小型ディスプレイでのエラーメッセージの表示等により、表示部14にエラーを表示させる(S15)。表示部14でエラーが表示されることにより、使用者にエラーが報知される。本発明のプロジェクタは、以上で画像の投影を開始する際の処理を終了する。
破損によってカラーホイール22の一部が欠けている場合は、カラーホイール22の重量が所定の許容範囲を下回るので、カラーホイール22が回転する前に重量を測定することにより、カラーホイール22が回転する前にカラーホイール22の異常の有無を判定することができる。カラーホイール22に異常がある場合は、回転前に画像投影の処理を中止するので、カラーホイール22が回転することはなく、破損したカラーホイール22が回転することによってプロジェクタの内部構造が損傷することを防止できる。また光源21の点灯を禁止するので、光源21からの光が過剰に照射されてDMD24が損傷すること及び発火を防止できる。またエラーを報知された使用者は、カラーホイール22を交換する等、プロジェクタを修理することとなる。
図3は、画像の投影中に本発明のプロジェクタが実行する処理の手順を示すフローチャートである。カラーホイール22が回転し、光源21が発光している状態で、振動センサ32は、制御回路11の制御に従ってカラーホイール22の振動を測定する(S21)。振動センサ32は測定した振動のデータを制御回路11へ入力し、制御回路11は、振動センサ32が測定した振動と記憶している振動の振幅又は周波数等の許容基準とを比較し、測定した振動が所定の許容基準以下であるか否かを判定する(S22)。測定した振動の振幅又は周波数等が所定の許容基準以下である場合は(S22:YES)、制御回路11は、処理をステップS21へ戻し、画像の投影中は、ステップS21及びS22の処理を随時実行する。
ステップS22で、測定した振動の振幅又は周波数等が所定の許容基準を超えている場合は(S22:NO)、制御回路11は、バラスト回路12から光源21へ供給している電力を停止させることにより、バラスト回路12に光源21を消灯させる(S23)。制御回路11は、次に、カラーホイール駆動部15にカラーホイール22を停止させ(S24)、表示部14にエラーを表示させ(S25)、処理を終了する。
カラーホイール22に変形又は破損等の異常が発生した場合は、重量バランスの変化又は空気抵抗の増加等によりカラーホイール22の回転時に余分な振動が発生し、許容基準を超えた振幅又は周波数の振動が発生する。従って、回転中にカラーホイール22の振動を測定することにより、カラーホイール22の異常の有無を判定することができる。カラーホイール22に異常がある場合は、光源21を消灯するので、光源21からの光が過剰に照射されてDMD24が損傷すること及び発火を防止できる。またカラーホイール22の回転を停止するので、破損したカラーホイール22が回転することによってプロジェクタの内部構造が損傷することを防止できる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、画像投影時に振動センサ32を用いてカラーホイール22の異常を検出する形態としたが、本発明のプロジェクタは、他のセンサを用いてカラーホイール22の異常を検出する形態であってもよい。図4は、実施の形態2に係るプロジェクタの内部構成を示すブロック図である。プロジェクタは、重量センサ31と、回転するカラーホイール22のトルクを測定するトルクセンサ33とを備え、重量センサ31及びトルクセンサ33は制御回路11に接続されている。
トルクセンサ33は、カラーホイール22の回転軸に設けられており、回転軸に発生するトルクを測定し、測定したトルクのデータを制御回路11へ入力する。制御回路11は、カラーホイール22に発生するトルクの大きさ又は変動量等の所定の許容範囲を記憶している。正常なカラーホイール22が回転している場合には、カラーホイール22に発生するトルクは許容範囲に収まる。変形又は破損等のカラーホイール22の損傷が起こった場合は、カラーホイール22の重量バランスが変化し、また回転時に空気抵抗を受けやすくなるので、トルクの大きさ又は変動量等が変化することとなる。プロジェクタのその他の構成は、図1に示した実施の形態1と同様であるので、対応する部分に同符号を付してその説明を省略する。
この形態のプロジェクタは、画像の投影中に、図3にフローチャートを示した処理に対応する処理を実行する。ステップS21では、トルクセンサ33がカラーホイール22のトルクを測定し、ステップS22では、制御回路11は、トルクセンサ33が測定したトルクと記憶しているトルクの大きさ又は変動量等の許容範囲とを比較し、測定したトルクが所定の許容範囲に収まるか否かを判定する。測定したトルクが所定の許容範囲に収まる場合は、制御回路11は、処理をステップS21へ戻し、画像の投影中は、ステップS21及びS22の処理を随時実行する。測定したトルクが所定の許容範囲から外れる場合は、制御回路11は、ステップS23以下の処理を実行する。
カラーホイール22に変形又は破損等の異常が発生した場合は、重量バランスの変化又は空気抵抗の増加等によりカラーホイール22のトルクの大きさ又は変動量等が変化するので、回転中にカラーホイール22のトルクを測定することにより、カラーホイール22の異常の有無を判定することができる。カラーホイール22に異常がある場合は、光源21を消灯し、カラーホイール22の回転を停止するので、光源21からの光によるDMD24の損傷及び発火を防止し、破損したカラーホイール22の回転によるプロジェクタ内の損傷を防止することができる。
(実施の形態3)
図5は、実施の形態3に係るプロジェクタの内部構成を示すブロック図である。プロジェクタは、重量センサ31と、カラーホイール22付近での騒音を測定するマイクロホン34とを備え、重量センサ31及びマイクロホン34は制御回路11に接続されている。マイクロホン34は、カラーホイール22付近での騒音を測定し、測定した騒音のデータを制御回路11へ入力する。制御回路11は、カラーホイール22付近での騒音の大きさ又は周波数等の所定の許容基準を記憶している。正常なカラーホイール22が回転している場合には、カラーホイール22付近での騒音は許容基準以下となる。変形又は破損等のカラーホイール22の損傷が起こった場合は、カラーホイール22の重量バランスが変化し、また回転時に空気抵抗を受けやすくなるので、騒音の大きさ又は周波数等が変化することとなる。プロジェクタのその他の構成は、図1に示した形態と同様であるので、対応する部分に同符号を付してその説明を省略する。
この形態のプロジェクタは、画像の投影中に、図3にフローチャートを示した処理に対応する処理を実行する。ステップS21では、マイクロホン34が騒音を測定し、ステップS22では、制御回路11は、マイクロホン34が測定した騒音と記憶している騒音の大きさ又は周波数等の許容基準とを比較し、測定した騒音が所定の許容基準以下であるか否かを判定する。測定した騒音が所定の許容基準以下である場合は、制御回路11は、処理をステップS21へ戻し、画像の投影中は、ステップS21及びS22の処理を随時実行する。測定した騒音が所定の許容基準を超える場合は、制御回路11は、ステップS23以下の処理を実行する。
カラーホイール22に変形又は破損等の異常が発生した場合は、重量バランスの変化又は空気抵抗の増加等によりカラーホイール22が発生させる騒音の大きさ又は周波数等が変化するので、回転中にカラーホイール22付近の騒音を測定することにより、カラーホイール22の異常の有無を判定することができる。カラーホイール22に異常がある場合は、光源21を消灯し、カラーホイール22の回転を停止するので、光源21からの光によるDMD24の損傷及び発火を防止し、破損したカラーホイール22の回転によるプロジェクタ内の損傷を防止することができる。
(実施の形態4)
図6は、実施の形態4に係るプロジェクタの内部構成を示すブロック図である。プロジェクタは、重量センサ31と、カラーホイール22を通過した光の色度を測定する測色器35とを備え、重量センサ31及び測色器35は制御回路11に接続されている。
測色器35は、DMD24の付近に設けられており、DMD24に入射される光又はDMD24から反射した光の色度を測定し、測定した色度のデータを制御回路11へ入力する。なお、測色器35は、外部に投影された画像の色度を測定する形態であってもよい。制御回路11は、カラーホイール22を通過した光の色度の所定の許容範囲を記憶している。回転する正常なカラーホイール22を通過した光の色度は許容範囲に収まる。破損によってカラーホイール22の一部が欠損した場合は、カラーホイール22によって生成されるRGB各色の光量のバランスが変化し、光の色度が変化することとなる。プロジェクタのその他の構成は、図1に示した形態と同様であるので、対応する部分に同符号を付してその説明を省略する。
この形態のプロジェクタは、画像の投影中に、図3にフローチャートを示した処理に対応する処理を実行する。ステップS21では、測色器35がカラーホイール22を通過した光の色度を測定し、ステップS22では、制御回路11は、測色器35が測定した色度と記憶している色度の許容範囲とを比較し、測定した色度が所定の許容範囲に収まるか否かを判定する。測定した色度が所定の許容範囲に収まる場合は、制御回路11は、処理をステップS21へ戻し、画像の投影中は、ステップS21及びS22の処理を随時実行する。測定した色度が所定の許容範囲から外れる場合は、制御回路11は、ステップS23以下の処理を実行する。
破損によってカラーホイール22の一部が欠損した場合は、カラーホイール22によって生成されるRGB各色の光量のバランスが変化し、カラーホイール22を通過した光、即ち画像の投影に用いる光の色度が変化する。従って、画像の投影中にカラーホイール22を通過した光の色度を測定することにより、カラーホイール22の異常の有無を判定することができる。カラーホイール22に異常がある場合は、光源21を消灯し、カラーホイール22の回転を停止するので、光源21からの光によるDMD24の損傷及び発火を防止し、破損したカラーホイール22の回転によるプロジェクタ内の損傷を防止することができる。
なお、以上の実施の形態1〜4においては、カラーホイール22の停止時に異常を検出するための重量センサ31と、カラーホイール22の回転時に異常を検出するための振動センサ32、トルクセンサ33、マイクロホン34、又は測色器35とを備えた形態を示したが、本発明のプロジェクタの構成は、これに限るものではなく、いずれか1種類のセンサを備えた形態でもよく、2種類以上の多数のセンサを備えた形態であってもよい。また実施の形態1〜4においては、カラーホイール22を透過した光を用いて画像を投影する形態を示したが、これに限るものではなく、本発明のプロジェクタは、カラーホイール22が各色の光を反射する反射型のフィルタからなり、カラーホイール22が反射する光を用いて画像を投影する形態であってもよい。
また実施の形態1〜4においては、本発明のプロジェクタは画像を形成する画像デバイスとしてDMD24を用いた形態を示したが、本発明のプロジェクタの構成は、これに限るものではなく、画像デバイスとして液晶パネルを備えた形態であってもよい。また実施の形態1〜4においては、本発明のプロジェクタは、外部のスクリーン又は壁等へ画像を投影するフロントプロジェクション方式の形態を示したが、図示しない透過型のスクリーンを備え、スクリーンの背面から投射光学系25で光を投射することによってスクリーンに画像を投影するリアプロジェクション方式の形態であってもよい。
本発明のプロジェクタの内部構成を示すブロック図である。 画像の投影を開始する際に本発明のプロジェクタが実行する処理の手順を示すフローチャートである。 画像の投影中に本発明のプロジェクタが実行する処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るプロジェクタの内部構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係るプロジェクタの内部構成を示すブロック図である。 実施の形態4に係るプロジェクタの内部構成を示すブロック図である。
符号の説明
11 制御回路
12 バラスト回路(電力供給手段)
14 表示部
21 光源
22 カラーホイール
31 重量センサ
32 振動センサ
33 トルクセンサ
34 マイクロホン
35 測色器

Claims (7)

  1. 光源を発光させるための電力を光源に供給する電力供給手段と、光源からの光が入射される回転可能な円盤状のカラーホイールとを備え、前記カラーホイールを経過した光を用いて画像を投影するプロジェクタにおいて、
    前記カラーホイールが回転を開始していない状態で、前記カラーホイールの重量を測定する手段と、
    該手段が測定した重量が、予め定められた所定範囲を外れている場合に、前記電力供給手段に電力の供給を禁止させる手段と
    を備えることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 記カラーホイールが回転している状態で、前記カラーホイールに発生する振動を測定する手段と、
    該手段が測定した振動が、予め定められた基準を超えた場合に、前記電力供給手段に電力の供給を禁止させる手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 記カラーホイールが回転している状態で、前記カラーホイールに発生するトルクを測定する手段と、
    該手段が測定したトルクが、予め定められた所定範囲を外れている場合に、前記電力供給手段に電力の供給を禁止させる手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  4. 記カラーホイールが回転している状態で、前記カラーホイール付近での騒音を測定する手段と、
    該手段が測定した騒音が、予め定められた基準を超えた場合に、前記電力供給手段に電力の供給を禁止させる手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  5. 像を投影している状態で、画像の投影に用いる光の色度を測定する手段と、
    該手段が測定した色度が、予め定められた所定範囲を外れている場合に、前記電力供給手段に電力の供給を禁止させる手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  6. 前記電力供給手段に電力の供給を禁止させるときに、前記カラーホイールの回転を停止させる手段を更に備えることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一つに記載のプロジェクタ。
  7. 前記電力供給手段に電力の供給を禁止させるときに、エラーを報知する手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載のプロジェクタ。
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