JP5050420B2 - プロジェクタ及びその制御方法 - Google Patents
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また、投写画像の周縁部に文字や記号等を合成する警告表示では、投写状況により文字等がスクリーンの外に投写されてしまう恐れがある。特許文献1に記載のプロジェクタは、警告表示時にズーム状態を変更して、文字や記号がスクリーン上に表示されるようにしているものの、使用者は、文字等が表示されたことよりも、ズーム状態が変更されたことに対して困惑してしまうため、警告内容が十分に認識されにくいという問題を有している。
図1に示すように、プロジェクタ1には、画像の投写を行う画像投写部10が備えられている。画像投写部10は、光源としてのLED光源11と、光変調装置としての液晶ライトバルブ14と、投写光学系としての投写レンズ16とを備えている。
図2に示すように、本実施形態のLED光源11は、それぞれ波長域の異なる3色(赤、緑、青)の色光R,G,Bを発する3つのLED光源11R(赤色光源),11G(緑色光源),11B(青色光源)で構成されており、各LED光源11R,11G,11Bから射出した色光R,G,Bは、偏光変換素子12に入射する。偏光変換素子12は、各LED光源11R,11G,11Bからの光を液晶ライトバルブ14(14R,14G,14B)で効率よく利用可能とするため、特定の偏光方向を有する偏光光に揃える機能を有している。偏光変換素子12を射出した偏光光は、ミラー13によって反射された後、それぞれ3つの液晶ライトバルブ14R,14G,14Bを照明する。
図3(a)〜(d)は、液晶ライトバルブ14(14R,14G,14B)の画像形成方法を説明するための説明図であり、液晶ライトバルブ14の正面図を示している。
例えば、画素領域18aのアスペクト比(4:3)と異なるアスペクト比(16:9等)の画像を表示する際には、図3(b)に示すように、画素領域18a中に、画像と同じアスペクト比を有する画像形成領域18eを定め、当該画像形成領域18e内に画像を形成する。また、液晶ライトバルブ14に形成する画像の大きさによって投写画像のサイズを変更する電子ズームを行う際には、図3(c)に示すように、ズーム倍率に応じた大きさの画像形成領域18e内に画像を形成し、あおり投写による投写光の台形歪を抑制する際には、図3(d)に示すように、あおり投写による投写画像が矩形となるような台形状の画像形成領域18e内に画像を形成する。
図4は、画像を投写中のプロジェクタ1の動作を説明するためのフローチャートである。プロジェクタ1は、画像信号に応じた画像を投写している間、温度センサ24からの検出信号に応じて空冷ファン27の制御を行う一方で、図4に示すフローに従った動作を行う。
(1)本実施形態のプロジェクタ1によれば、温度センサ24の検出温度が第1の所定温度T1以上となった際に、主制御部20が、光源駆動部23に指示をして、2つのLED光源11G,11Bを消灯させている。この結果、投写画像が、赤色光のみによって形成された画像に切り替わるため、異常が生じている旨を効果的に使用者に認識させることが可能となる。さらに、LED光源11G,11Bを消灯することにより、プロジェクタ1の電力消費や内部温度の上昇が抑制され、高温異常の状態を緩和することが可能となる。
なお、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記実施形態では、LED11aで構成されたLED光源11を用いているが、波長域が異なる光をそれぞれ射出する複数の光源を備えていれば、エレクトロルミネッセンス(EL)や半導体レーザー(LD)等の他の固体光源素子を用いてもよいし、固体光源以外の光源を用いることも可能である。
Claims (9)
- 波長域が異なる光をそれぞれ射出する複数の光源と、
前記複数の光源が射出した光を変調する光変調装置と、
前記光変調装置で変調された光を投写して、投写面に画像を表示させる投写光学系と、
当該プロジェクタの異常を検知する異常検知部と、
前記異常検知部が前記異常を検知した際に、前記複数の光源のうち一部の光源の輝度を低下させる光源駆動部と、を有し、
前記光変調装置は、前記異常検知部が前記異常を検知した際に、当該光変調装置から前記投写光学系に射出される光の量が増加するように変調状態を変更することを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1に記載のプロジェクタであって、前記光源駆動部は、前記異常検知部が前記異常を検知した際に、前記一部の光源を消灯させることを特徴とするプロジェクタ。
- 請求項1又は2に記載のプロジェクタであって、前記光変調装置は、前記異常検知部が前記異常を検知した際に、当該光変調装置から前記投写光学系に射出される光の量が最大となるように変調状態を変更することを特徴とするプロジェクタ。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のプロジェクタであって、前記光源は、固体光源素子で構成されていることを特徴とするプロジェクタ。
- 請求項4に記載のプロジェクタであって、前記複数の光源は、赤色光を射出する赤色光源、緑色光を射出する緑色光源、及び青色光を射出する青色光源を含み、前記光源駆動部は、前記異常検知部が前記異常を検知した際に、前記複数の光源のうち少なくとも前記赤色光源を除く光源の輝度を低下させることを特徴とするプロジェクタ。
- 請求項5に記載のプロジェクタであって、前記光源駆動部は、前記異常検知部が前記異常を検知した際に、前記複数の光源のうち少なくとも前記赤色光源を除く光源を消灯させることを特徴とするプロジェクタ。
- 波長域が異なる光をそれぞれ射出する複数の光源と、前記複数の光源から射出された光を変調する光変調装置と、前記光変調装置で変調された光を投写する投写光学系とを備えたプロジェクタの制御方法であって、
当該プロジェクタの異常を検知する第1の工程と、
前記第1の工程で前記異常が検知された際に、前記複数の光源のうち一部の光源の輝度を低下させる第2の工程と、
前記第1の工程で前記異常が検知された際に、前記光変調装置から前記投写光学系に射出される光の量が増加するように前記光変調装置の変調状態を変更する第3の工程と、
を備えたことを特徴とするプロジェクタの制御方法。 - 請求項7に記載のプロジェクタの制御方法であって、前記第2の工程では、前記第1の工程で前記異常が検知された際に、前記複数の光源のうち一部の光源を消灯させることを特徴とするプロジェクタの制御方法。
- 請求項7又は8に記載のプロジェクタの制御方法であって、前記第3の工程では、前記第1の工程で前記異常が検知された際に、前記光変調装置から前記投写光学系に射出される光の量が最大となるように前記光変調装置の変調状態を変更することを特徴とするプロジェクタの制御方法。
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