JP2012215750A - プロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性の低下を抑制できるプロジェクターを提供する。
【解決手段】プロジェクターは、外装ケースと、外装ケース内に配置される電源装置と、外装ケース内に配置され、電源装置から供給される電力により作動する光源を含む照明光学系と、外装ケース内に配置され、照明光学系からの光を使って画像を形成する画像形成系と、外装ケース内の複数の位置にそれぞれ配置される複数の温度センサーと、複数の温度センサーの少なくとも一つの温度センサーの検出値に基づいて、電源装置を制御する制御装置と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクターに関する。
プロジェクターにおいては、高温環境の下でプロジェクターを使用し続けた場合、そのプロジェクターの寿命が低下したり、画像の質が低下したりする等、プロジェクターの信頼性が低下する可能性がある。その対策として下記特許文献に開示されているように、温度センサーをライトバルブ周辺または光源の周辺に配置し、センサーの出力が所定の値を超えた時には明るさを下げるプロジェクターが知られている。
特開2003−015224号公報 特開2003−043585号公報
しかしながら、プロジェクターにおいて、温度管理を行わなければならない箇所は複数あり、一つの温度センサーによる制御では不十分であり、プロジェクターの信頼性が低下する可能性がある。
本発明の態様は、信頼性の低下を抑制できるプロジェクターを提供することを目的とする。
本発明の一態様に従えば、外装ケースと、前記外装ケース内に配置される電源装置と、前記外装ケース内に配置され、前記電源装置から供給される電力により作動する光源を含む照明光学系と、前記外装ケース内に配置され、前記照明光学系からの光を使って画像を形成する画像形成系と、前記外装ケース内の複数の位置にそれぞれ配置される複数の温度センサーと、複数の前記温度センサーの少なくとも一つの温度センサーの検出値に基づいて、前記電源装置を制御する制御装置と、を備えるプロジェクターが提供される。
本発明の一態様によれば、外装ケース内において複数の位置のそれぞれに温度センサーが配置されることにより、それら複数の位置における温度を検出することができる。そのため、その温度センサーの検出値に基づいて制御装置が電源装置を制御することによって、プロジェクターの信頼性が低下してしまうような使用状況を回避することができる。したがって、プロジェクターの信頼性の低下を抑制することができる。
前記制御装置は、複数の前記温度センサーにはそれぞれ所定の閾値が設定され、複数の前記温度センサーの検出値が前記第1の閾値以下のとき、前記電源装置から前記光源に第1の電力を供給し、前記少なくとも一つの温度センサーの検出値が前記第1の閾値を超えるとき、前記電源装置から前記光源に前記第1の電力よりも少ない第2の電力を供給する構成でもよい。これにより、温度センサーの検出値が第1の閾値以下の場合、光源に第1の電力を供給して、例えば通常モードで光を投射することができる。また、温度センサーの検出値が第1の閾値を超えるとき、光源に第2の電力を供給することによって、例えばプロジェクターの信頼性の低下を抑制しつつ、光を投射することができる。
前記制御装置は、複数の前記温度センサーの検出値が前記第1の閾値を超えて前記第2の電力を供給するように切り替えた後は、前記第1の閾値以下になっても前記第2の電力を供給する構成でもよい。これにより、第2の電力を供給し続けるようにすることで検出値が第1の閾値から上昇下降を繰り返しても投写される画像の明るさの切り替わりが頻繁に発生してしまうことを防止することができる。
前記制御装置は、前記少なくとも一つの温度センサーの検出値が前記第1の閾値を超えるとき、警告表示を行うことなく前記光源に前記第2の電力を供給し、前記少なくとも一つの温度センサーの検出値が前記第1の閾値よりも高い第2の閾値を超えるとき、警告表示を行う構成でもよい。これにより、例えば温度センサーの検出値が第1の閾値と第2の閾値との間の場合、例えばプロジェクターの信頼性の低下を抑制しつつ、光を投射することができる。また、温度センサーの検出値が第2の閾値を超えるとき、警告表示を行うことによって、温度が異常であることを知らせることができる。
前記制御装置は、前記少なくとも一つの温度センサーの検出値が前記第2の閾値よりも高い第3の閾値を超えるとき、前記電源装置から前記光源に対する電力の供給を停止する構成でもよい。これにより、高温環境の下でプロジェクターを使用し続けなくてすむ。したがって、プロジェクターの信頼性の低下を抑制することができる。
前記温度センサーは、少なくとも前記電源装置の温度を検出する第1温度センサー、及び前記画像形成系が有する光変調素子の温度を検出する第2温度センサーを含む構成でもよい。例えば高温になりやすい電源装置の温度を検出することによって、プロジェクターの寿命が短くなってしまうような使用状況を回避することができる。また、画像の質に影響を与える可能性が高い光変調素子の温度を検出することによって、画像の質が低下してしまうような使用状況を回避することができる。
前記外装ケースの外部空間の空気を前記外装ケース内に取り入れる吸気部と、前記外装ケース内の空気を前記外部空間に排出する排気部と、を備え、前記温度センサーは、前記吸気部の温度を検出する第3温度センサー、及び前記排気部の温度を検出する第4温度センサーを含む構成でもよい。吸気部の温度を検出することによって、例えば外装ケースの外部空間の温度に関する情報を取得することができる。また、排気部の温度を検出することによって、例えば外装ケースの外装ケース内全体の温度に情報を取得することができる。
本実施形態に係るプロジェクターの一例を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。
図1は、本実施形態に係るプロジェクター1の一例を示す模式図である。図1において、プロジェクター1は、外装ケース100と、外装ケース100内に配置される電源装置200と、外装ケース100内に配置され、電源装置200から供給される電力により作動する光源401を含む照明光学系4と、外装ケース100内に配置され、照明光学系4からの光を使って画像を形成する画像形成系7と、外装ケース100内の複数の位置にそれぞれ配置される複数の温度センサー51〜55と、プロジェクター1の動作を制御する制御装置CTとを備える。また、プロジェクター1は、画像形成系7からの光を投射する投射光学系8を備える。
また、本実施形態において、プロジェクター1は、外装ケース100の外部空間の空気を外装ケース100の内部空間SPに取り入れる吸気部10と、内部空間SPの空気を外部空間に排出する排気部300とを備える。吸気部10は、例えば吸気ファンを有する。排気部300は、例えば排気ファンを有する。また、本実施形態において、プロジェクター1は、光源401に空気を供給する光源冷却用ファン800を有する。なお、図1における矢印はプロジェクター1内部の空気の流れを示す。
本実施形態において、電源装置200は、第1電源装置200Aと、第2電源装置200Bとを含む。第1電源装置200Aは、例えば制御装置CT及び画像形成系7等に電力を供給する。第2電源装置200Bは、例えば光源401に電力を供給する。なお、本実施形態においては、電源装置200は、2つの電源装置を含むが、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
本実施形態において、温度センサー51は、第1電源装置200Aの温度を検出する。温度センサー52は、第2電源装置200Bの温度を検出する。温度センサー53は、画像形成系7の少なくとも一部の温度を検出する。温度センサー53は、例えば画像形成系7が有する光変調素子(本実施形態においては液晶パネル)の温度を検出する。温度センサー54は、吸気部10の温度を検出する。温度センサー55は、排気部300の温度を検出する。
温度センサー51〜55の検出値は、制御装置CTに出力される。本実施形態において、制御装置CTは、複数の温度センサー51〜55の少なくとも一つの温度センサーの検出値に基づいて、電源装置200を制御する。
次に、本実施形態に係るプロジェクター1が有する光学ユニット2について説明する。光学ユニット2は、照明光学系4と、色分離光学系5と、リレー光学系6と、光変調素子700を含む画像形成系7と、色合成光学系704と、投射光学系8と、収容筐体9とを備える。
本実施形態において、光変調素子700は、液晶パネルを含む。以下の説明において、光変調素子700を適宜、液晶パネル700、と称する。
本実施形態において、液晶パネル700は、液晶パネル700Rと、液晶パネル700Gと、液晶パネル700Bとを含む。以下の説明において、3つの液晶パネル700R、700G、700Bを総称して、液晶パネル700、と称する場合がある。
照明光学系4は、光源装置401と、第1レンズアレイ402と、第2レンズアレイ403と、偏光変換素子404と、重畳レンズ405とを備えている。
光源装置401は、光源ランプ(光源)401Aと、リフレクタ401Bとを有する。光源ランプ401Aは、例えばハロゲンランプを含む。リフレクタ401Bは、例えば放物面鏡を含む。光源ランプ401Aから射出された放射状の光は、リフレクタ401Bで反射する。リフレクタ401Bは、光源ランプ401Aからの光を平行光に変換する。
第1、第2レンズアレイ402、403はそれぞれ、例えばマトリクス状に配置された複数のマイクロレンズを含む。第2レンズアレイ403は、重畳レンズ405とともに、光源装置401からの光を均一化して、液晶パネル700を照明する。
偏光変換素子404は、第2レンズアレイ403と重畳レンズ405との間に配置される。偏光変換素子404は、第2レンズアレイ403からの光を一定方向の偏光光に変換する。偏光変換素子404からの光(偏光光)は、重畳レンズ405によって液晶パネル700に重畳される。
色分離光学系5は、2つのダイクロイックミラー501、502と、反射ミラー503とを有する。色分離光学系5は、照明光学系4からの光を、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の色光に分離する。以下の説明において、赤の色光を適宜、赤色光、と称し、緑の色光を適宜、緑色光、と称し、青の色光を適宜、青色光、と称する。
ダイクロイックミラー501は、照明光学系4からの光のうち、赤色光成分及び緑色光成分を透過し、青色光成分を反射する。ダイクロイックミラー502は、ダイクロイックミラー501からの光のうち、赤色光成分を透過し、緑色光成分を反射する。反射ミラー503は、ダイクロイックミラー502からの光(赤色光)を反射する。
画像形成系7は、入射した光を画像情報に応じて変調して、合成する。画像形成系7は、色分離光学系5からの各色光が入射する3つの入射側偏光板702と、それら入射側偏光板702の後段に配置される3つの液晶パネル700R、700G、700Bと、各液晶パネル700R、700G、700Bの後段に配置される3つの射出側偏光板703と、色合成光学系704とを備えている。
入射側偏光板702は、色分離光学系5からの各色光のうち、一定方向の偏光光のみ透過させ、その他の光を吸収する。 射出側偏光板703は、液晶パネル700からの光のうち、所定方向の偏光光のみ透過させ、その他の光を吸収する。入射側偏光板702と射出側偏光板703とは、互いの偏光軸の方向が直交するように配置される。
本実施形態において、液晶パネル700Rは、赤色光用の液晶パネルである。液晶パネル700Gは、緑色光用の液晶パネルである。液晶パネル700Bは、青色光用の液晶パネルである。
色分離光学系5からの青色光は、液晶パネル700Bに供給される。本実施形態においては、ダイクロイックミラー501で反射した青色光が、反射ミラー503で反射し、フィールドレンズ701及び入射側偏光板702を介して、液晶パネル700Bに入射する。
色分離光学系5からの緑色光は、液晶パネル700Gに供給される。本実施形態においては、ダイクロイックミラー502で反射した緑色光が、フィールドレンズ701及び入射側偏光板702を介して、液晶パネル700Gに入射する。
色分離光学系5からの赤色光は、液晶パネル700Rに供給される。本実施形態においては、ダイクロイックミラー502を透過した赤色光は、リレー光学系6、フィールドレンズ701、及び入射側偏光板702を介して、液晶パネル700Rに入射する。なお、リレー光学系6は、入射側レンズ601と、リレーレンズ603と、反射ミラー602、604とを有する。
色合成光学系704は、クロスダイクロイックプリズムを含み、射出側偏光板703から射出され、液晶パネル700R、700G、700Bによってそれぞれ変調された光を合成する。
投射光学系8は、色合成光学系704で合成された光を拡大してスクリーンに投射する。
収容筐体9は、照明光学系4、色分離光学系5、リレー光学系6、液晶パネル700を含む画像形成系7、色合成光学系704、及び投射光学系8を保持する。収容筐体9は、照明光学系4、色分離光学系5、リレー光学系6、液晶パネル700を含む画像形成系7、色合成光学系704、及び投射光学系8を収容する空間を形成する。収容筐体9は、例えば合成樹脂製である。
本実施形態において、光学ユニット2の少なくとも一部は、外装ケース100に支持される。なお、光学ユニット2が、所定の支持部材を介して、外装ケース100に支持されてもよい。
次に、プロジェクター1の動作の一例について説明する。制御装置CTは、電源装置200を制御して、その電源装置200から光源401に電力を供給する。また、制御装置CTは、電源装置200を制御して、例えば液晶パネル700に電力を供給する。また、制御装置CTは、電源装置200を制御して、吸気部10(吸気ファン)、排気部300(排気ファン)、及び光源ファン800に電力を供給する。
照明光学系4の光源401から光が射出されると、その光は、色分離光学系5に入射する。色分離光学系5は、照明光学系4からの光を、赤色光、緑色光、及び青色光に分離する。赤色光は、液晶パネル700Rに入射する。液晶パネル700Rは、赤色光に基づいて画像を形成する。緑色光は、液晶パネル700Gに入射する。液晶パネル700Gは、緑色光に基づいて画像を形成する。青色光は、液晶パネル700Bに入射する。液晶パネル700Bは、青色光に基づいて画像を形成する。液晶パネル700R、700G、700Bから射出された光は、色合成光学系244によって合成される。投射光学系3は、色合成光学系244からの光を投射する。
少なくとも電源装置200が電力を供給している期間において、温度センサー51〜55が温度を検出する。少なくとも電源装置200が電力を供給している期間において、温度センサー51〜55は、検出値を制御装置CTに出力する。
本実施形態において、制御装置CTは、複数の温度センサー51〜55の少なくとも一つの温度センサーの検出値に基づいて、電源装置200を制御する。
本実施形態においては、複数の温度センサー51〜55のそれぞれの検出値に対する閾値が定められている。それら閾値に関する情報は、制御装置CT(又は制御装置CTに接続された記憶装置)に記憶されている。
本実施形態においては、閾値は、三段階に定められている。以下の説明において、温度の検出値に関する三段階の閾値のうち、最も小さい(低い)閾値を適宜、第1の閾値t1、と称し、第1の閾値t1に次いで小さい(低い)閾値を適宜、第2の閾値t2、と称し、最も大きい(高い)閾値を適宜、第3の閾値t3、と称する。
すなわち、第1の閾値t1、第2の閾値t2、及び第3の閾値t3のうち、第1の閾値t1が最も小さい(低い)値であり、第3の閾値t3が最も大きい(高い)値であり、第2の閾値t2が第1の閾値t1と第3の閾値t3との間の値である。第1の閾値t1、第2の閾値t2、第3の閾値t3は各温度センサー51〜55個別に設定される。
本実施形態においては、複数の温度センサー51〜55のそれぞれから出力される検出値の全てが第1の閾値t1以下の場合、制御装置CTは、電源装置200から光源401に第1の電力を供給する。
以下の説明において、複数の温度センサー51〜55のそれぞれから出力される検出値の全てが第1の閾値t1以下であり、電源装置200から光源401に第1の電力が供給されるモードを適宜、通常モードM1、と称する。
本実施形態においては、複数の温度センサー51〜55のそれぞれから出力される検出値のうち、少なくとも一つの検出値が第1の閾値t1を超えた場合、制御装置CTは、電源装置200から光源401に第1の電力よりも少ない第2の電力を供給する。
以下の説明において、複数の温度センサー51〜55のそれぞれから出力される検出値のうち、少なくとも一つの検出値が第1の閾値t1を超え、電源装置200から光源401に第1の電力よりも少ない第2の電力が供給されるモードを適宜、低電力モードM2、と称する。
本実施形態においては、複数の温度センサー51〜55のそれぞれから出力される検出値のうち、少なくとも一つの検出値が第2の閾値t2を超えた場合、制御装置CTは、電源装置200から光源401に第2の電力を供給する。また、制御装置CTは、警告表示を投射された画像に表示させ、及び/又はプロジェクター1に設けられたインジゲーターの点滅表示等で行う。
以下の説明において、複数の温度センサー51〜55のそれぞれから出力される検出値のうち、少なくとも一つの検出値が第2の閾値t2を超え、電源装置200から光源401に第2の電力が供給され、警告表示がなされるモードを適宜、低電力警告モードM3、と称する。
本実施形態においては、複数の温度センサー51〜55のそれぞれから出力される検出値のうち、少なくとも一つの検出値が第3の閾値t3を超えた場合、制御装置CTは、電源装置200から光源401に対する電力の供給を停止する。
以下の説明において、複数の温度センサー51〜55のそれぞれから出力される検出値のうち、少なくとも一つの検出値が第3の閾値t3を超え、電源装置200から光源401に対する電力の供給を停止するモードを適宜、強制終了モードM4、と称する。
なお、本実施形態においては、通常モードM1及び低電力モードM2においては、警告表示を行わない。低電力警告モードM3において警告表示を行う。なお、強制終了モードM4において、警告表示が行われてもよいし、行われなくてもよい。
また、制御装置CTは、例えば低電力モードM2において温度センサー51〜55から出力された検出値が第1の閾値t1以下であると判断した場合においても、低電力モードM2から通常モードM1には移行しない。通常モードM1に戻さないようにすることで検出値が第1の閾値t1から上昇下降を繰り返しても電力が切り替わり投写された画像の明るさの切り替わりが頻繁に発生してしまうことを防止することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、内部空間SPにおいて複数の位置のそれぞれに温度センサー51〜55が配置されることにより、それら複数の位置における温度を検出することができる。そのため、その温度センサー51〜55の検出値に基づいて、制御装置CTがモードM1〜M4のいずれかになるように電源装置200を制御することによって、プロジェクター1の信頼性が低下してしまうような使用状況を回避することができる。したがって、プロジェクター1の内部温度上昇による信頼性の低下を抑制することができる。
また、本実施形態においては、複数の温度センサー51〜55の検出値が第1の閾値t1以下のとき、電源装置200から光源401に第1の電力を供給し、例えば温度センサー51の検出値が第1の閾値t1を超えるとき、電源装置200から光源401に第2の電力を供給するため、例えば温度が第1の閾値t1よりも高い高温環境の下で光源401が高輝度の光を発しなくてすむ。これにより、例えば光源401の寿命の低下が抑制される。また、温度が第1の閾値t1を超えた場合でも、本実施形態においては、光源401が光を発し続けるため、プロジェクター1は画像を表示続けることができる。
また、本実施形態においては、温度が第2の閾値t2を超えたとき、警告表示を行うため、例えば使用者に注意を促すことができる。
また、本実施形態においては、温度が第3の閾値t3を超えたとき、光源401の発光を停止するようにしたので、高温環境の下で光源401を使用し続けてしまう不都合を回避でき、光源211の寿命の低下を抑制することができる。
1…プロジェクター、4…照明光学系、7…画像形成系、8…投射光学系、10…吸気部、51〜55…温度センサー、100…外装ケース、200…電源装置、300…排気部、CT…制御装置、SP…内部空間

Claims (7)

  1. 外装ケースと、
    前記外装ケース内に配置される電源装置と、
    前記外装ケース内に配置され、前記電源装置から供給される電力により作動する光源を含む照明光学系と、
    前記外装ケース内に配置され、前記照明光学系からの光を使って画像を形成する画像形成系と、
    前記外装ケース内の複数の位置にそれぞれ配置される複数の温度センサーと、
    複数の前記温度センサーの少なくとも一つの温度センサーの検出値に基づいて、前記電源装置を制御する制御装置と、を備えるプロジェクター。
  2. 前記制御装置は、複数の前記温度センサーにはそれぞれ所定の閾値が設定され、複数の前記温度センサーの検出値が前記第1の閾値以下のとき、前記電源装置から前記光源に第1の電力を供給し、前記少なくとも一つの温度センサーの検出値が前記第1の閾値を超えるとき、前記電源装置から前記光源に前記第1の電力よりも少ない第2の電力を供給する請求項1に記載のプロジェクター。
  3. 前記制御装置は、複数の前記温度センサーの検出値が前記第1の閾値を超えて前記第2の電力を供給するように切り替えた後は、前記第1の閾値以下になっても前記第2の電力を供給する請求項2に記載のプロジェクター。
  4. 前記制御装置は、前記少なくとも一つの温度センサーの検出値が前記第1の閾値を超えるとき、警告表示を行うことなく前記光源に前記第2の電力を供給し、前記少なくとも一つの温度センサーの検出値が前記第1の閾値よりも高い第2の閾値を超えるとき、警告表示を行う請求項2又は3に記載のプロジェクター。
  5. 前記制御装置は、前記少なくとも一つの温度センサーの検出値が前記第2の閾値よりも高い第3の閾値を超えるとき、前記電源装置から前記光源に対する電力の供給を停止する請求項4に記載のプロジェクター。
  6. 前記温度センサーは、少なくとも前記電源装置の温度を検出する第1温度センサー、及び前記画像形成系が有する光変調素子の温度を検出する第2温度センサーを含む請求項1〜4のいずれか一項に記載のプロジェクター。
  7. 前記外装ケースの外部空間の空気を前記外装ケース内に取り入れる吸気部と、前記外装ケース内の空気を前記外部空間に排出する排気部と、を備え、
    前記温度センサーは、前記吸気部の温度を検出する第3温度センサー、及び前記排気部の温度を検出する第4温度センサーを含む請求項5に記載のプロジェクター。
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