JPH09152575A - 遊戯機等用の液晶プロジェクタ - Google Patents

遊戯機等用の液晶プロジェクタ

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JPH09152575A
JPH09152575A JP7312023A JP31202395A JPH09152575A JP H09152575 A JPH09152575 A JP H09152575A JP 7312023 A JP7312023 A JP 7312023A JP 31202395 A JP31202395 A JP 31202395A JP H09152575 A JPH09152575 A JP H09152575A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、液晶パネルの過熱破壊を防止しつ
つ遊戯を続行できる遊戯機等用の液晶プロジェクタを提
供することを目的とする。 【解決手段】 冷却装置2、光源6等の異常状態を検出
する異常状態検出回路(4、5、5a等)と、この回路
からの出力に応答して上記光源6への供給電力を低減す
る供給電力低減回路9とからなる過熱防止手段を設け
る。これにより冷却装置2等が正常に作動せずに停止し
た場合であっても、光源6への供給電力を低減すること
により、遊戯続行可能な輝度を液晶パネル3に付与しつ
つ上記液晶パネル3の温度上昇を抑制して遊戯を続行で
きる遊戯機等用の液晶プロジェクタを得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊戯機等用の液晶
プロジェクタ、更に詳しくは、各種遊戯機等に具備され
た液晶プロジェクタに用いられる冷却装置が異常停止し
た際等において生じる恐れのある上記液晶プロジェクタ
の液晶パネルの異常温度上昇による破壊を防止すること
ができる遊戯機等用の液晶プロジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊戯機に用いられる液晶プロジェ
クタは、該遊戯機(図示せず)に具備された画面サイズ
より小さい液晶パネルに表示される映像を、ハロゲンラ
ンプ等の光源及び各種拡大レンズを用いて上記遊戯機の
画面に拡大投射する構成からなり、かかる構成からなる
液晶プロジェクタを具備した遊戯機は、液晶パネルの小
型化に基づいて製造コストを低減することが出来るだけ
でなく、遊戯機全体をコンパクト化することができるも
のであった。
【0003】図4(a),(b)は、上記のような構成
を備えた従来の液晶プロジェクタの一例における要部を
示すブロック回路図であり、同図(a)の符号12は、
冷却ファン等の冷却装置13、液晶パネル14およびタ
ングステンランプ等の光源15を駆動させる駆動回路を
示し、当該駆動回路12は、上記液晶パネル14の動作
を制御する液晶制御回路14aと、上記液晶パネル14
に直接又はその近傍に設けられた温度センサー16a
と、上記光源15の近傍に設けた温度センサー16と、
上記各温度センサー16,16aを介して夫々の異常温
度を検出する温度検出回路17と、該温度検出回路17
が上記各温度センサー16,16aの何れか一方の異常
温度上昇を検出した際に、上記光源15等への電力供給
を遮断する制御スイッチ18とから構成され、また同図
(b)の駆動回路19は、タングステンランプ等の光源
15を常時冷却する冷却ファン等の冷却装置13の不意
な動作停止を検出する動作停止検出回路20を備え、該
動作停止検出回路20を介して上記光源15等への電力
供給を上記の場合と同様に制御スイッチ18によって遮
断するように構成されており、よって上記前者及び後者
は何れの場合であっても冷却装置13が正常に作動せず
に停止した場合に、光源15等への電力供給を遮断して
主に液晶パネル14の過熱破壊を防止することができる
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者及び後者は何れも光源等への電力供給を遮断する構成
からなるために、その結果として冷却装置13等の修理
を完了するまでは一切遊戯を行うことができなくなると
いう致命的な問題が生じていた。更に、上記各構成から
なる液晶プロジェクタを具備した遊戯機は、通常、遊戯
場等に複数台設置されて使用されるものであることか
ら、光源の点灯初期時には通常の点灯安定時と比べて瞬
時に過大な突入電流が流れることとなり、その結果光源
切れをおこしたり、各種回路のデバイス等に負担をかけ
てしまうという種々の重大な問題をも生じていた。
【0005】本発明は上記種々の問題を考慮してなした
ものであり、駆動回路の冷却装置等が正常に作動せずに
停止した場合であっても液晶パネルの過熱破壊を防止し
つつ遊戯を続行することができるだけでなく、光源点灯
初期時においても突入過電流の発生を抑制して光源切れ
や各種回路のデバイス等への負担を軽減できた遊戯機等
用の液晶プロジェクタを提供することを課題とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の遊戯機等用の液
晶プロジェクタにおいては、光源及び液晶パネルの夫々
を駆動させる駆動回路に、上記光源又は液晶パネルの温
度を検出する温度検出回路と、該温度検出回路からの出
力信号に応じて前記光源への供給電力を低減する供給電
力低減回路とからなり、上記光源又は液晶パネルの少な
くとも何れか一方の異常温度上昇を防止する過熱防止手
段を設けて構成したものである。
【0007】これにより、駆動回路の冷却装置が正常に
作動せずに停止して光源等の温度が不所望に上昇するよ
うな場合等において、駆動回路への電力供給を遮断する
ことなく駆動回路への供給電力を低減できることにな
り、この結果、上記光源等の不所望な温度上昇を防止で
きると共に、低減された供給電力の供給に基づく光源に
より遊戯続行可能な輝度を液晶パネルに付与しつつ、該
液晶パネルの温度上昇を抑制しつつ遊技を続行すること
ができるという同時に遊技を続行することができる遊戯
機等用の液晶プロジェクタが得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、液晶パネルに光を投射する光源と、該光源及び液晶
パネルを冷却する冷却装置と、該冷却装置、光源及び液
晶パネルの夫々を駆動させる駆動回路とを備えた遊戯機
等用の液晶プロジェクタに於いて、該駆動回路には、上
記冷却装置、光源又は液晶パネルの異常状態を検出する
異常状態検出回路と、該異常状態検出回路からの出力信
号に応じて上記光源への供給電力を低減する供給電力低
減回路とからなり、上記冷却装置等の異常状態時に上記
光源自体および上記光源によって照明される上記液晶パ
ネルの温度上昇を防止する過熱防止手段を設けて構成し
たものであり、上記冷却装置、光源又は液晶パネルの少
なくとも何れか一つに異常状態が生じた場合であって
も、上記光源への電力供給は遮断されることなく低減し
て行われることになり、よって上記液晶パネルには供給
電力が低下した上記光源により遊戯続行可能な輝度が付
与され、このため上記光源又は液晶パネルの温度上昇を
抑制しつつ遊戯を続行することができるという作用を有
する。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の遊戯機等用の液晶プロジェクタにおける異常
状態検出回路を、光源又は液晶パネルの温度を検出する
温度センサを含み、該温度センサが上記光源又は液晶パ
ネルの少なくとも何れか一方の異常温度上昇を検出した
時に供給電力低減回路を動作させる出力信号を出力する
温度検出回路により形成したものであり、上記光源又は
液晶パネルの少なくとも何れか一方に異常温度上昇が生
じた場合であっても、上記光源への電力供給は遮断され
ることなく低減して行われることになり、よって上記液
晶パネルには供給電力が低下した上記光源により遊戯続
行可能な輝度が付与され、このため上記光源又は液晶パ
ネルの異常温度上昇を抑制しつつ遊戯を続行することが
できるという作用を有する。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1に記載の遊戯機等用の液晶プロジェクタにおける異常
状態検出回路を、冷却装置の異常停止を検出するセンサ
を含み、該センサが上記冷却装置の異常停止を検出した
時に供給電力低減回路を動作させる出力信号を出力する
動作停止回路により形成したものであり、上記冷却装置
が正常に作動せずに異常停止を生じた場合であっても、
上記光源への電力供給は遮断されることなく低減して行
われることになり、よって上記液晶パネルには供給電力
が低下した上記光源により遊戯続行可能な輝度が付与さ
れ、このため上記光源又は液晶パネルの異常温度上昇を
抑制しつつ遊戯を続行することができるという作用を有
する。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1に記載の遊戯機等用の液晶プロジェクタにおける異常
状態検出回路を、光源又は液晶パネルの温度を検出する
温度センサを含み、該温度センサが上記光源又は液晶パ
ネルの少なくとも何れか一方の異常温度上昇を検出した
時に供給電力低減回路を動作させる第1出力信号を出力
する温度検出回路と、冷却装置の異常停止を検出するセ
ンサを含み、該センサが上記冷却装置の異常停止を検出
した時に供給電力低減回路を動作させる出力信号を出力
する動作停止回路とを含んで形成したものであり、上記
光源又は液晶パネルの少なくとも何れか一方に異常温度
上昇が生じた場合もしくは上記冷却装置が正常に作動せ
ずに異常停止を生じた場合であっても、上記光源への電
力供給は遮断されることなく低減して行われることにな
り、よって上記液晶パネルには供給電力が低下した上記
光源により遊戯続行可能な輝度が付与され、このため上
記光源又は液晶パネルの異常温度上昇を抑制しつつ遊戯
を続行することができるという作用を有する。
【0012】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1ないし4に記載の遊戯機等用の液晶プロジェクタにお
ける供給電力低減回路を、電源投入時からの光源の点灯
経過を検出して点灯経過情報を出力する点灯動作検出回
路により動作制御され、上記点灯経過情報に基づき上記
電源投入時から所定期間動作して上記光源への供給電力
を低減して行い上記光源の点灯初期時の突入過電流を抑
制する突入過電流軽減機能を実現すると共に、上記所定
期間が経過した後には動作を停止して上記突入過電流軽
減機能を解除するように構成したものであり、請求項1
ないし4に記載の発明と同様の作用を有すると共に突入
過電流による光源切れの発生や各種回路のデバイス等へ
の負担を軽減させることができるという作用を有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図3を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明による遊戯機等用の液
晶プロジェクタの実施の形態1の要部を示すブロック回
路図を示している。図1において、冷却ファンを用いた
冷却装置2と、液晶パネル3と、タングステンランプ等
の光源6を除く部分は、上記冷却装置2、液晶パネル3
および光源6の夫々を駆動させる駆動回路1を示してい
る。
【0014】上記駆動回路1は、液晶パネル3の動作を
制御する液晶制御回路3aと、光源6の近傍に設けられ
た第1の温度センサ5及び上記液晶パネル3に直接又は
その近傍に設けられた第2の温度センサ5aとを備え、
上記光源6及び液晶パネル3の異常温度を検出する第1
の温度検出回路4と、該第1の温度検出回路4が異常温
度を検出した際に上記光源6への供給電力を低減する供
給電力低減回路9を駆動させるためのスイッチ回路8
と、上記液晶パネル3に直接又はその近傍に設けられた
第3の温度センサ5bと上記光源6の近傍に設けられた
第4の温度センサ5cとを備え、上記光源6及び液晶パ
ネル3の異常温度を検出する第2の温度検出回路4a
と、該第2の温度検出回路4aが異常温度を検出した際
に冷却装置2および光源6等への電力供給を遮断するオ
ンオフスイッチ8aとを含んで構成されている。
【0015】尚、第2の温度検出回路4aは、第1の温
度検出回路4を介して供給電力低減回路9が駆動した場
合において、光源6又は液晶パネル3の異常温度が更に
上昇した際にのみ上記光源6等への電力供給を遮断すべ
く駆動するものである。次に、上記構成からなる本発明
の実施の形態1の動作について説明する。先ず、通常の
動作状態では、液晶パネル3及び光源6は冷却装置2を
介して常時冷却されていることから、第1、第2の温度
センサ5,5aは動作せず、よって第1の温度検出回路
4は動作しないことから、光源6は図1に図示したよう
な状態、すなわち電源端子7に直結された状態で電力供
給を受けることになる。
【0016】次に、何らかの不具合により例えば冷却装
置2が故障して停止した場合、液晶パネル3及び光源6
の冷却は行われなくなり、その結果、特に液晶パネル3
の温度が瞬時に上昇し、その温度上昇が温度センサ5a
の動作点に達すると、第1の温度検出回路4が動作して
スイッチ回路8が切り換わり、上記光源6は電源端子7
より供給電力低減回路9を介して電力供給を受けること
に、すなわちかかる場合、上記光源6には低減された電
力が供給されることとなる。
【0017】従って、冷却装置2が正常に作動せずに停
止した場合であっても、光源6への電力供給を遮断する
ことなく上記光源6への供給電力を低減して光源電力を
低下させ、且つ光源電力が低下した光源6により遊技続
行可能な輝度を液晶パネル3に付与しつつ、該液晶パネ
ル3の温度上昇を抑制し、遊技を続行することができる
ことになる。
【0018】また、何らかの不具合により液晶パネル3
又は光源6の温度がより上昇した場合には、第3又は第
4の温度センサ5b,5cを介して第2の温度検出回路
4aがオンオフスイッチ8aを介して電源端子7から駆
動回路1を遮断すべく駆動して光源6への電力供給は完
全に停止し、液晶パネル3又は光源6の破壊を防止する
ことができる。
【0019】(実施の形態2)図2は、本発明による遊
戯機等用の液晶プロジェクタの実施の形態2の要部を示
すブロック回路図を示し、図中、図1と同符号を付した
構成要素は、同一機能構成要素を示している。本実施の
形態2は、図2からも明らかなように、図1で説明した
実施の形態1における第1の温度検出回路4および第
1、第2の温度センサ5,5aからなる温度検出系に代
えて、冷却装置2の動作停止を検出できる動作停止検出
回路10を設けたものである。
【0020】動作停止検出回路10は、何らかの不具合
により冷却装置2がその動作を停止した場合、例えば抵
抗R及びコンデンサCにより冷却装置2を介して流れる
電流を検出することができなくなる状態を検知してスイ
ッチ回路8を切り換えるように動作する。したがって、
何らかの不具合により冷却装置2がその動作を停止した
場合、動作停止検出回路10により光源6への供給電力
は供給電力低減回路9を介しての供給状態、すなわち光
源6への供給電力は低減されることになる。
【0021】この結果、光源6への電力供給を遮断する
ことなく、光源6への供給電力を低減して光源電力を低
下させ、且つ光源電力が低下した光源6により遊技続行
可能な輝度を液晶パネル3に付与しつつ、該液晶パネル
3の温度上昇を抑制し、遊技を続行することができるこ
とになる。なお、液晶パネル3又は光源6の温度がより
上昇した場合には、先の実施の形態1と同様に、第2の
温度検出回路4aおよびオンオフスイッチ8aの動作に
より上記液晶パネル3又は光源6の破壊を防止すること
ができる。
【0022】(実施の形態3)図3は、本発明による遊
戯機等用の液晶プロジェクタの実施の形態3の要部を示
すブロック回路図を示し、図中、図1、図2と同符号を
付した構成要素は、同一機能構成要素を示している。本
実施の形態3は、図3からも明らかなように、前述した
実施の形態1、2において説明した供給電力低減回路9
に、光源6の点灯経過を検出して点灯経過情報を出力す
る点灯動作検出回路11を接続することによって、上記
供給電力低減回路9に光源の点灯初期時の突入過電流を
軽減する突入過電流軽減機能を付加した実施の形態であ
る。尚、基本構成は図1に示した実施の形態1としてい
る。
【0023】すなわち、本実施の形態3は、通常、光源
6の点灯初期時には定常点灯時に比べて過大ないわゆる
突入過電流が流れ、該突入過電流による光源切れや各種
回路のデバイス等への負担が大きくなる等の不都合点が
生じる恐れがあることから、点灯動作検出回路11によ
り、電源投入時からの光源の点灯経過を、例えば電源投
入時以降電源端子7の電圧が所定電圧に達するまでの期
間により検出し、さらに当該期間を点灯経過情報として
スイッチ回路8に出力してこのスイッチ回路8を、上記
期間中は光源6に供給電力低減回路9を介してエネルギ
ー供給を行う状態に制御すると共に、上記期間が経過し
て上記電圧が所定電圧に達したことが検出できた後には
光源6に電源端子7から直接エネルギー供給を行う状態
に制御するようになしたものである。
【0024】この結果、本実施の形態3によれば、光源
6の点灯経過に基づき、該光源6の点灯初期時と見なせ
る例えば電源投入時からの所定期間において突入過電流
を抑制する突入過電流軽減機能が実現され、また上記所
定期間の経過後上記突入過電流軽減機能が解除されるこ
とになり、よって突入過電流による光源切れの発生や各
種回路のデバイス等への負担を軽減できた状態で駆動回
路1を駆動できる。
【0025】尚、上述した各実施の形態1ないし3にお
いて述べた本発明による遊戯機等の液晶プロジェクタに
用いられてなる駆動回路1は、必ずしも遊戯機に使用さ
れる液晶プロジェクタにのみ使用されるものではなく、
遊戯機以外の装置に使用される液晶プロジェクタに適用
できることはもちろんである。要は、液晶パネル、該液
晶パネルに輝度を与える光源、該光源及び液晶パネルを
冷却する冷却装置、該冷却装置、光源及び液晶パネルの
夫々を駆動させる駆動回路を備えていれば、冷却装置が
必ずしも冷却ファンである必要はなくヒートポンプ式で
あってもよく、またその他液晶パネルや光源等の種類や
数量及び駆動回路を構成する具体的な電子デバイスの機
能や回路構成並びに液晶プロジェクタの使用装置等も決
して限定されないのは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、液晶プロ
ジェクタの駆動回路に、冷却装置、光源又は液晶パネル
の少なくとも何れか一つの異常状態を検出する異常状態
検出回路とこの異常状態検出回路からの出力に応じて上
記光源への供給電力を低減する供給電力低減回路とから
なり、上記光源または液晶パネルの温度上昇を防止する
過熱防止手段が設けられてなることから、上記冷却装
置、光源又は液晶パネルの少なくとも何れか一つに異常
状態が生じて正常に作動できない場合であっても、上記
光源への電力供給は遮断されることなく低減して行われ
ることになり、よって上記液晶パネルには供給電力が低
下した上記光源により遊戯続行可能な輝度が付与され、
このため上記光源又は液晶パネルの温度上昇を抑制して
液晶パネルの過熱破壊を防止しつつ遊戯を続行すること
ができる遊戯機等用の液晶プロジェクタを提供すること
ができる効果を有している。
【0027】さらに、上記供給電力低減回路を、電源投
入時からの光源の点灯経過を検出する点灯動作検出回路
により動作制御することにより、光源の点灯初期時の突
入過電流を軽減する突入過電流軽減機能の実現し、さら
に上記点灯経過に基づき解除できるように構成してなる
ことから、上述した液晶パネルの過熱破壊を防止しつつ
遊戯を続行することができる効果を期待できると共に突
入過電流による光源切れの発生や各種回路のデバイス等
への負担を軽減できた状態で駆動回路を駆動させること
ができる遊戯機等用の液晶プロジェクタを提供すること
ができる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遊戯機等用の液晶プロジェクタの
実施の形態1を示すブロック回路図
【図2】本発明による遊戯機等用の液晶プロジェクタの
実施の形態2を示すブロック回路図
【図3】本発明による遊戯機等用の液晶プロジェクタの
実施の形態3を示すブロック回路図
【図4】(a)従来の液晶プロジェクタの一例における
要部を示すブロック回路図 (b)従来の液晶プロジェクタの一例における要部を示
すブロック回路図
【符号の説明】
1 駆動回路 2 冷却装置 3 液晶パネル 4 第1の温度検出回路 4a 第2の温度検出回路 5 第1の温度センサ 5a 第2の温度センサ 5b 第3の温度センサ 5c 第4の温度センサ 6 光源 7 電源端子 8 スイッチ回路 9 供給電力低減回路 10 動作停止検出回路 11 点灯動作検出回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶パネルに光を投射する光源と、該光源
    及び液晶パネルを冷却する冷却装置と、該冷却装置、光
    源及び液晶パネルの夫々を駆動させる駆動回路とを備え
    た遊戯機等用の液晶プロジェクタに於いて、該駆動回路
    には、前記冷却装置、光源あるいは液晶パネルの異常状
    態を検出する異常状態検出回路と、該異常検出回路から
    の出力信号に応じて前記光源への供給電力を低減する供
    給電力低減回路とからなり、前記冷却装置等の異常状態
    時に前記光源自体および前記光源によって照明される前
    記液晶パネルの温度上昇を防止する過熱防止手段が設け
    られてなることを特徴とする遊戯機等用の液晶プロジェ
    クタ。
  2. 【請求項2】異常状態検出回路は、光源又は液晶パネル
    の温度を検出する温度センサを含み、前記光源又は液晶
    パネルの少なくとも何れか一方の異常温度上昇を検出し
    た時、供給電力低減回路を動作させる出力信号を出力す
    る温度検出回路である請求項1記載の遊戯機等用の液晶
    プロジェクタ。
  3. 【請求項3】異常状態検出回路は、冷却装置の異常停止
    を検出するセンサを含み、前記冷却装置の異常停止を検
    出した時、供給電力低減回路を動作させる出力信号を出
    力する動作停止検出回路である請求項1記載の遊戯機等
    用の液晶プロジェクタ。
  4. 【請求項4】異常状態検出回路は、光源又は液晶パネル
    の温度を検出する温度センサを含み、前記光源又は液晶
    パネルの少なくとも何れか一方の異常温度上昇を検出し
    た時に供給電力低減回路を動作させる第1出力信号を出
    力する温度検出回路と、冷却装置の異常停止を検出する
    センサを含み、前記冷却装置の異常停止を検出した時に
    供給電力低減回路を動作させる第2出力信号を出力する
    動作停止検出回路とを含んでなる請求項1記載の遊戯機
    等用の液晶プロジェクタ。
  5. 【請求項5】供給電力低減回路は、電源投入時からの光
    源の点灯経過を検出して点灯経過情報を出力する点灯動
    作検出回路により動作制御され、前記点灯経過情報に基
    づき前記電源投入時から所定期間動作して前記光源への
    供給電力を低減して行い前記光源の点灯初期時の突入過
    電流を抑制する突入過電流軽減機能を実現すると共に、
    前記所定期間が経過した後には動作を停止して前記突入
    過電流軽減機能を解除するように構成されていることを
    特徴とする請求項1ないし4に記載の遊戯機等用の液晶
    プロジェクタ。
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