JPH07295098A - 液晶投影装置 - Google Patents

液晶投影装置

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JPH07295098A
JPH07295098A JP6089540A JP8954094A JPH07295098A JP H07295098 A JPH07295098 A JP H07295098A JP 6089540 A JP6089540 A JP 6089540A JP 8954094 A JP8954094 A JP 8954094A JP H07295098 A JPH07295098 A JP H07295098A
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detection
detecting means
light source
temperature
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JP6089540A
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Inventor
Shigeru Tajima
茂 田島
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 危険度に応じた保護機能により安全性を確
保した液晶投影装置を提供する。 【構成】 検出レベルの異なる少なくとも2つの異常
検出部20,21,25,26・27,28と、検出レ
ベルの低い異常検出部20,21,25,26による検
出出力に応じて光源1の電源を遮断する復帰型の保護回
路30と、検出レベルの高い異常検出部27,28によ
る検出出力に応じて上記光源1の電源を遮断する非復帰
型の保護回路29とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光源から液晶表示板を
介して画像の投影光を出射する液晶投影装置に関するも
のであり、特に、上記光源の異常加熱状態などを検出し
て電源を自動的に遮断する保護機能を備えた液晶投影装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電源装置などの保護回路とし
て、過電流や発熱を検出して動作するものが知られてい
る。さらに、これらの保護回路は、異常原因が取り除か
れたときに元の状態に復帰する復帰型の保護回路と温度
フューズなどを用いた非復帰型の保護回路が知られてい
る。
【0003】また、マイクロコンピュータ(以下、単に
マイコンとういう。)を搭載した機器では、センサ信号
をマイコンに送り、これによる処理の後の保護回路を動
作させるものがある。また、この場合、警告表示やそれ
に付帯する情報を外部に知らせることができる。
【0004】一般に、光源から液晶表示板を介して画像
の投影光を出射する液晶投影装置では、比較的に大きな
発熱を伴う高輝度の光源を必要とすることから、冷却用
ファンを回して送風することにより、装置内部の温度上
昇を少なくするようにしている。また、上記光源を駆動
する電源装置には、復帰型又は非復帰型の保護回路が設
けられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、大きな発熱
を伴う高輝度の光源を用いる液晶投影装置では、上記光
源や該光源を駆動する電源の発熱により、温度が異常に
上昇すると、装置内部の液晶表示板やその駆動回路など
が破壊されてしまったり、火災の発生などの虞れがあ
る。従って、液晶投影装置では、温度上昇に対する危険
度に応じた保護対策が必要であるが、上記光源を駆動す
る電源装置に復帰型又は非復帰型の保護回路が設けられ
る程度で、危険度に応じた保護対策はとられていないの
が実情であった。また、従来の液晶投影装置では、上記
保護回路が作動する電源装置が突然停止してしまうの
で、ユーザは、電源装置が停止した理由を知ることはで
きない。
【0006】そこで、このような従来の液晶投影装置に
おける実情に鑑み、本発明の目的は、危険度に応じた保
護機能により安全性を確保した液晶投影装置を提供する
ことにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、保護機能が作
動することを知らせる警告機能を有する液晶投影装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、光源から液晶表示板を介して画像の投影
光を出射する液晶投影装置であって、検出レベルの異な
る少なくとも2つの異常検出手段と、検出レベルの低い
異常検出手段による検出出力に応じて上記光源の電源を
遮断する復帰型の保護手段と、検出レベルの高い異常検
出手段による検出出力により上記光源の電源を遮断する
非復帰型の保護手段とを備えることを特徴とする。
【0009】また、本発明に係る液晶投影装置は、上記
光源のランプハウス内の温度を検出する第1及び第2の
温度検出手段を備える。
【0010】また、本発明に係る液晶投影装置は、冷却
用ファンの回転を検出する回転検出手段を備える。
【0011】また、本発明に係る液晶投影装置は、上記
光源を駆動する電源装置の温度を検出する第1及び第2
の温度検出手段を備える。
【0012】また、本発明に係る液晶投影装置は、上記
光源を駆動する電源装置に流れる電流を検出する第1及
び第2の電流検出手段を備える。
【0013】また、本発明に係る液晶投影装置は、上記
復帰型の保護手段が動作して上記光源の電源を遮断する
ことを知らせる警告手段を備える。
【0014】さらに、本発明に係る液晶投影装置におい
て、上記警告手段は、警告表示を上記液晶表示板により
行う警告表示制御手段を備える。
【0015】
【作用】本発明に係る液晶投影装置では、検出レベルの
低い異常検出手段による検出出力に応じて動作する復帰
型の保護手段により、上記光源の電源を遮断するととも
に、検出レベルの高い異常検出手段による検出出力によ
り動作する非復帰型の保護手段により、上記光源の電源
を遮断する。
【0016】また、本発明に係る液晶投影装置では、上
記光源のランプハウス内の温度を検出する第1の温度検
出手段による検出出力に基づいて、上記検出レベルの低
い異常検出手段により上記ランプハウスが過熱状態にな
ったことを検出し、上記光源のランプハウス内の温度を
検出する第2の温度検出手段による検出出力に基づい
て、上記検出レベルの高い異常検出手段により上記ラン
プハウスが異常過熱状態になったことを検出する。
【0017】また、本発明に係る液晶投影装置では、冷
却用ファンの回転を検出する回転検出手段による検出出
力に基づいて、上記検出レベルの低い異常検出手段によ
り上記冷却用ファンの回転が停止したことを検出する。
【0018】また、本発明に係る液晶投影装置では、上
記光源を駆動する電源装置の温度を検出する第1の温度
検出手段による検出出力に基づいて、上記検出レベルの
低い異常検出手段により上記電源装置が過熱状態になっ
たことを検出し、上記光源を駆動する電源装置の温度を
検出する第2の温度検出手段による検出出力に基づい
て、上記検出レベルの高い異常検出手段により上記電源
装置が異常過熱状態になったことを検出する。
【0019】また、本発明に係る液晶投影装置では、上
記光源を駆動する電源装置に流れる電流を検出する第1
の電流検出手段による検出出力に基づいて、上記検出レ
ベルの低い異常検出手段により上記電源装置が過電流状
態になったことを検出し、上記光源を駆動する電源装置
に流れる電流を検出する第1の電流検出手段による検出
出力に基づいて、上記検出レベルの高い異常検出手段に
より上記電源装置が異常過電流状態になったことを検出
する。
【0020】また、本発明に係る液晶投影装置では、上
記復帰型の保護手段が動作して上記光源の電源を遮断す
ることを警告手段により知らせる。
【0021】さらに、本発明に係る液晶投影装置におい
て、警告手段を構成する警告表示手段は、警告表示を上
記液晶表示板により行う。
【0022】
【実施例】以下、本発明に係る液晶投影装置の一実施例
について、図面を参照して詳細に説明する。
【0023】本発明に係る液晶投影装置は、例えば図1
に示すように構成される。この液晶投影装置は、光源1
から液晶表示板2を介して画像の投影光を出射するもの
で、上記投影光により投影光学系3を介して図示しない
スクリーンに画像を投影するようになっている。
【0024】上記光源1は、電源装置4により駆動され
る例えばハロゲンランプからなり、ランプハウス5に設
けられている。
【0025】上記ランプハウス5は、温度センサ6と温
度フューズ7が配設されており、その内部温度が上記温
度センサ6と温度フューズ7によって検出されるように
なっている。また、このランプハウス5は、商用電源に
より駆動される冷却用ファン8が設けられており、この
冷却用ファン8の回転による送風によって冷却されるよ
うになっている。さらに、上記冷却用ファン8は、例え
ばフォトインタラプタなどを用いた回転検出器9によ
り、回転が検出されるようになっている。
【0026】上記温度センサ6及び回転検出器9は、シ
ステムコントローラ10に接続されており、各検出出力
を上記システムコントローラ10に供給するようになっ
ている。また、上記温度フューズ7は、上記電源装置4
を制御する電源制御部11に接続されている。
【0027】さらに、上記電源装置4は、商用電源が電
源ライン12を介して供給されるようになっている。そ
して、上記電源ライン12には、所定容量の電流フュー
ズ13が設けれており、上記電源装置4に異常過電流が
流れたときに上記電流フューズ13が溶断されるように
なっている。また、上記電源装置4は、温度センサ14
及び温度フューズ15と電流センサ16が組み込まれて
おり、その内部温度が上記温度センサ14及び温度フュ
ーズ15により検出されるとともに、この電源装置4に
流れている電流の大きさが上記電流センサ16により検
出されるようになっている。
【0028】上記温度センサ14、温度フューズ15及
び電流センサ16は、上記電源制御部11に接続されて
いる。
【0029】また、上記液晶表示板2は、液晶駆動回路
17が接続されており、この液晶駆動回路17によって
駆動されるようになっている。上記液晶駆動回路17
は、ビデオ入力端子18を介して供給されるビデオ信号
を三原色信号R,G,Bに変換するRGBデコーダ19
が接続されており、このRGBデコーダ19から供給さ
れる三原色信号,G,Bに応じて上記液晶表示板2を駆
動するようになっている。
【0030】ここで、上記RGBデコーダ19は、上記
ビデオ入力端子18を介して供給されるビデオ信号に上
記システムコントローラ10から供給される表示信号を
重畳する機能を有する。
【0031】また、上記システムコントローラ10は、
D/A変換機能を備えたマイクュロプロセッサにより構
成される。このシステムコントローラ10は、上記回転
検出器9の検出出力に基づいて上記冷却用ファン8の回
転が停止したことを検出する第1の異常検出部20と、
上記温度センサ6の検出出力に基づいて上記ランプハウ
ス5の内部が所定温度T1以上に上昇した過熱状態にあ
ることを検出する第2の異常検出部21と、上記第1及
び第2の異常検出部20,21の少なくとも一方が異常
を検出していると、上記電源制御部11に電源の遮断を
命令する電源遮断命令信号を出力する電源遮断命令信号
生成部22と、上記電源遮断命令信号生成部22により
電源遮断命令信号が生成されたときに警告表示制御を行
う警告表示制御部23とを備えてなる。
【0032】ここで、上記警告表示制御部23は、上記
電源遮断命令信号生成部22により電源遮断命令信号が
生成されたときに、警告表示部24の発光ダイオードを
点灯させる制御を行うとともに、警告内容を文字表示す
る警告表示信号を上記RGBデコーダ19に供給するよ
うになっている。
【0033】さらに、上記電源制御部11は、上記温度
センサ14の検出出力に基づいて上記電源装置4の内部
が所定温度T2以上に上昇した過熱状態にあることを検
出する第1の異常検出部25と、上記電流センサ16の
検出出力に基づいて上記電源装置4に過電流が流れてい
ることを検出する第2の異常検出部26と、上記温度フ
ューズ7による検出出力に基づいて上記ランプハウス5
の内部が所定温度T3以上に上昇した異常過熱状態にな
ったことを検出する第3の異常検出部27と、上記温度
フューズ15による検出出力に基づいて上記電源装置4
の内部が所定温度T4以上に上昇した異常過熱状態にな
ったことを検出する第4の異常検出部28と、上記第1
及び第2の異常検出部25,26の少なくとも一方が異
常を検出したとき、又は、上記システムコントローラ1
0の電源遮断命令信号生成部22から電源遮断命令信号
が供給されたときに、上記電源装置4をスタンバイモー
ドにして、上記光源1の電源を遮断する制御を行う復帰
型の保護回路29と、上記第3及び第4の異常検出部2
7,28の少なくとも一方が異常を検出すると上記電源
装置4の動作を停止させて、上記光源1の電源を遮断す
る制御を行う非復帰型の保護回路30を備えてなる。
【0034】このような構成の液晶投影装置では、上記
冷却用ファン8の回転が停止すると上記システムコント
ローラ10の電源遮断命令信号生成部22から電源遮断
命令信号が上記電源制御部11の復帰型の保護回路29
に供給されて、上記電源装置4がスタンバイモードとな
って、上記光源1の電源が遮断される。すなわち、上記
冷却用ファン8の回転が停止するとランプハウス5の内
部温度が異常に上昇して危険な状態になる虞れがあるの
で、上記システムコントローラ10の第1の異常検出部
20により上記冷却用ファン8の回転が停止したことを
検出して、上記復帰型の保護回路29を作動させる。
【0035】また、上記ランプハウス5の内部温度が所
定温度T1以上に上昇すると、上記システムコントロー
ラ10の電源遮断命令信号生成部22から電源遮断命令
信号が上記電源制御部11の復帰型の保護回路29に供
給されて、上記電源装置4がスタンバイモードとなっ
て、上記光源1の電源が遮断される。すなわち、上記冷
却用ファン8が回転していても、その送風口が塞がれた
場合など、上記ランプハウス8内の異常に温度が上昇し
て危険な状態になる虞れがあるので、上記システムコン
トローラ10の第2の異常検出部21により上記ランプ
ハウス5の内部が所定温度T1以上に上昇した過熱状態
にあることを検出して、上記復帰型の保護回路29を作
動させる。なお、上記所定温度T1は、通常の使用状態
のおける上記ランプハウス5内の最高温度よりも若干高
めに設定される。
【0036】ここで、上記システムコントローラ10に
おいて上記第1又は第2の異常検出部20,21により
異常が検出された状態、すなわち、上記冷却用ファン8
の回転が停止した状態や、上記ランプハウス5の内部が
所定温度T1まで上昇した状態は、直ちに焼損などの危
険な状態になる訳ではないので、上記電源遮断命令信号
生成部22により電源遮断命令信号が生成されたときに
上記警告表示制御部23により警告表示制御を行ってか
ら、上記電源装置4をスタンバイモードとして上記光源
1の電源を遮断する。従って、上記警告表示部24の発
光ダイオードを点灯するによって、上記第1又は第2の
異常検出部20,21により異常が検出されたことをユ
ーザに知らせることができる。また、警告内容を文字表
示する警告表示信号を上記RGBデコーダ19において
ビデオ信号に重畳して、投影画像として警告内容を文字
表示することによって、上記第1又は第2の異常検出部
20,21により異常が検出されたことをユーザに知ら
せることができる。
【0037】また、この液晶表示装置では、上記電源装
置4の内部温度が所定温度T2以上に上昇すると、上記
電源制御部11の第1の異常検出部25の出力に応じて
復帰型の保護回路29が作動して、上記電源装置4がス
タンバイモードとなって、上記光源1の電源が遮断され
る。なお、上記所定温度T2は、通常の使用状態のおけ
る上記電源装置4の最高温度よりも若干高めに設定され
る。すなわち、上記第1の異常検出部25により上記電
源装置4の内部が所定温度T2以上に上昇した過熱状態
にあることを検出して、上記電源装置4の内部温度が異
常に上昇して危険な状態になる虞れがあるときに、上記
復帰型の保護回路29を作動させる。
【0038】さらに、上記電源装置4に流れる電流が所
定値以上の増加すると、上記電源制御部11の第2の異
常検出部26の出力に応じて復帰型の保護回路29が作
動して、上記電源装置4がスタンバイモードとなって、
上記光源1の電源が遮断される。なお、上記所定温度T
2は、通常の使用状態のおける上記電源装置4のに流れ
る最大電流値よりも若干大きめに設定される。すなわ
ち、上記第2の異常検出部26により上記電源装置4に
流れる電流が所定電流値以上に増加した過電流状態にあ
ることを検出して、上記電源装置4に流れる電流が異常
に増加して危険な状態になる虞れがあるときに、上記復
帰型の保護回路29を作動させる。
【0039】そして、この液晶表示装置では、上記電源
制御部11の復帰型の保護回路29の作動により上記光
源1の電源を遮断した状態では、異常が取り除かれた後
に電源を再投入することにより、この液晶表示装置は通
常の動作を行う。
【0040】また、上記システムコントローラ10の暴
走や配線の断線、センサの故障などによって、上記電源
制御部11の復帰型の保護回路29が作動せず、上記ラ
ンプハウス5の内部が所定温度T3まで上昇した異常過
熱状態になったときには、上記温度フューズ7が切れる
ことにより、上記電源制御部11の第3の異常検出部2
7の検出出力に応じて非復帰型の保護回路30が作動し
て、上記電源装置4の動作を停止させて、上記光源1の
電源を遮断する。これにより、この液晶表示装置は焼損
などから保護される。
【0041】また、上記電源装置4の内部温度が所定温
度T4まで上昇した異常過熱状態になったときには、上
記温度フューズ15が切れることにより、上記電源制御
部11の第4の異常検出部28の検出出力に応じて非復
帰型の保護回路30が作動して、上記電源装置4の動作
を停止させて、上記光源1の電源を遮断する。これによ
り、この液晶表示装置は焼損などから保護される。
【0042】さらに、上記電源装置4に異常過電流が流
れる状態が発生したときには、上記電源ライン12に設
けた電流フューズ13が溶断されることによって、動作
を停止する。これにより、この液晶表示装置は、焼損な
どから保護される。
【0043】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係る液晶投影装置では、検出レベルの低い異常検出
手段による検出出力に応じて動作する復帰型の保護手段
により、上記光源の電源を遮断するとともに、検出レベ
ルの高い異常検出手段による検出出力により動作する非
復帰型の保護手段により、上記光源の電源を遮断するの
で、危険度に応じた保護動作を行い、安全性を確保する
ことができる。
【0044】また、本発明に係る液晶投影装置では、上
記光源のランプハウス内の温度を検出する第1の温度検
出手段による検出出力に基づいて、上記検出レベルの低
い異常検出手段により上記ランプハウスが過熱状態にな
ったことを検出し、上記光源のランプハウス内の温度を
検出する第2の温度検出手段による検出出力に基づい
て、上記検出レベルの高い異常検出手段により上記ラン
プハウスが異常過熱状態になったことを検出するので、
上記ランプハウスが過熱状態あるいは異常過熱状態にな
ったときに上記復帰型の保護手段あるいは非復帰型の保
護手段により上記光源の電源を遮断することができる。
【0045】また、本発明に係る液晶投影装置では、送
風ファンの回転を検出する回転検出手段による検出出力
に基づいて、上記検出レベルの低い異常検出手段により
上記送風ファンの回転が停止したことを検出するので、
上記送風ファンの回転が停止したときに、上記ランプハ
ウスが過熱状態あるいは異常過熱状態になったときに上
記復帰型の保護手段により上記光源の電源を遮断するこ
とができる。
【0046】また、本発明に係る液晶投影装置では、上
記光源を駆動する電源装置の温度を検出する第1の温度
検出手段による検出出力に基づいて、上記検出レベルの
低い異常検出手段により上記電源装置が過熱状態になっ
たことを検出し、上記光源を駆動する電源装置の温度を
検出する第2の温度検出手段による検出出力に基づい
て、上記検出レベルの高い異常検出手段により上記電源
装置が異常過熱状態になったことを検出するので、上記
電源装置が過熱状態あるいは異常過熱状態になったとき
に上記復帰型の保護手段あるいは非復帰型の保護手段に
より上記電源装置を停止させることができる。
【0047】また、本発明に係る液晶投影装置では、上
記光源を駆動する電源装置に流れる電流を検出する第1
の電流検出手段による検出出力に基づいて、上記検出レ
ベルの低い異常検出手段により上記電源装置が過電流状
態になったことを検出し、上記光源を駆動する電源装置
に流れる電流を検出する第2の電流検出手段による検出
出力に基づいて、上記検出レベルの高い異常検出手段に
より上記電源装置が異常過電流状態になったことを検出
するので、上記電源装置が過電流状態あるいは異常過電
流状態になったときに上記復帰型の保護手段あるいは非
復帰型の保護手段により上記電源装置を停止させること
ができる。
【0048】また、本発明に係る液晶投影装置では、上
記復帰型の保護手段が動作して上記光源の電源を遮断す
ることを警告手段によりユーザに知らせることができ
る。
【0049】さらに、本発明に係る液晶投影装置におい
て、警告手段を構成する警告表示手段は、警告表示を上
記液晶表示板により行うので、投影画像により上記復帰
型の保護手段が動作して上記光源の電源を遮断すること
をユーザに知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶投影装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 光源 2 液晶表示装置 4 電源装置 5 ランプハウス 6,14 温度センサ 7,15 温度フューズ 8 冷却用ファン 9 回転検出器 10 システムコントローラ 11 電源制御部 12 電源ライン 13 電流フューズ 16 電流センサ 17 液晶駆動回路 19 ビデオ入力端子 18 RGBデコーダ 20,21,25,26,27,28 異常検出部 22 電源遮断命令信号生成部 23 警告表示制御部 24 警告表示部 29 復帰型の保護回路 30 非復帰型の保護回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から液晶表示板を介して画像の投影
    光を出射する液晶投影装置であって、 検出レベルの異なる少なくとも2つの異常検出手段と、 検出レベルの低い異常検出手段による検出出力に応じて
    上記光源の電源を遮断する復帰型の保護手段と、 検出レベルの高い異常検出手段による検出出力により上
    記光源の電源を遮断する非復帰型の保護手段とを備える
    ことを特徴とする液晶投影装置。
  2. 【請求項2】 上記光源のランプハウス内の温度を検出
    する第1及び第2の温度検出手段を備え、 上記検出レベルの低い異常検出手段は、上記第1の温度
    検出手段による検出出力に基づいて上記ランプハウスが
    過熱状態になったことを検出し、 上記検出レベルの高い異常検出手段は、上記第2の温度
    検出手段による検出出力に基づいて上記ランプハウスが
    異常過熱状態になったことを検出することを特徴とする
    請求項1記載の液晶投影装置。
  3. 【請求項3】 冷却用ファンの回転を検出する回転検出
    手段を備え、 上記検出レベルの低い異常検出手段は、上記回転検出手
    段による検出出力に基づいて上記冷却用ファンの回転が
    停止したことを検出することを特徴とする請求項2記載
    の液晶投影装置。
  4. 【請求項4】 上記光源を駆動する電源装置の温度を検
    出する第1及び第2の温度検出手段を備え、 上記検出レベルの低い異常検出手段は、上記第1の温度
    検出手段による検出出力に基づいて上記電源装置が過熱
    状態になったことを検出し、 上記検出レベルの高い異常検出手段は、上記第2の温度
    検出手段による検出出力に基づいて上記電源装置が異常
    過熱状態になったことを検出することを特徴とする請求
    項1記載の液晶投影装置。
  5. 【請求項5】 上記光源を駆動する電源装置に流れる電
    流を検出する第1及び第2の電流検出手段を備え、 上記検出レベルの低い異常検出手段は、上記第1の電流
    検出手段による検出出力に基づいて上記電源装置に過電
    流状態になったことを検出し、 上記検出レベルの高い異常検出手段は、上記第2の電流
    検出手段による検出出力に基づいて上記電源装置が異常
    過電流状態になったことを検出することを特徴とする請
    求項1記載の液晶投影装置。
  6. 【請求項6】 上記復帰型の保護手段が動作して上記光
    源の電源を遮断することを知らせる警告手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に
    記載の液晶投影装置。
  7. 【請求項7】 上記警告手段は、警告表示を上記液晶表
    示板により行う警告表示手段を備えることを特徴とする
    請求項6記載の液晶投影装置。
JP6089540A 1994-04-27 1994-04-27 液晶投影装置 Pending JPH07295098A (ja)

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