JP2552496Y2 - 液晶プロジェクターの温度上昇保護装置 - Google Patents

液晶プロジェクターの温度上昇保護装置

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JP2552496Y2
JP2552496Y2 JP1990057983U JP5798390U JP2552496Y2 JP 2552496 Y2 JP2552496 Y2 JP 2552496Y2 JP 1990057983 U JP1990057983 U JP 1990057983U JP 5798390 U JP5798390 U JP 5798390U JP 2552496 Y2 JP2552496 Y2 JP 2552496Y2
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JP
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light
detector
liquid crystal
temperature
light source
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JP1990057983U
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JPH0377928U (ja
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信次 塩貝
滋 小林
嘉彦 矢野
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は色分離した光を夫々の液晶パネルを透過させ
た後、合成して投光レンズを経てスクリーンに投影する
液晶TVプロジェクターの温度上昇保護装置に関するもの
である。
(ロ)従来の技術 液晶プロジェクターはメタルハライドランプを内蔵
し、光源光をダイクロイックミラーに照射することによ
り、反射光と透過光は色分離される。
この色分離した各単一光を液晶パネルを透過させ、TV
信号を形成した後、合成して、スクリーン上にTV画像を
投影するものである。
液晶パネルはTV信号制御回路に接続されて光線の透過
をTV信号によって制御するものであるが、液晶パネルの
動作は温度の影響を受け易く、光源ランプの発熱による
プロジェクター本体の温度上昇で、たちまち破壊される
繊細な電子部品である。
光源ランプはファンによって冷却されているが、ファ
ンが故障によって停止したり、プロジェクタ本体に開設
した空気吸入口が塞がれた時は、匣体内は温度上昇して
過熱し、液晶パネルに損傷を与える虞れがあった。
(ハ)考案が解決しようとする課題 液晶パネルは高価な電子部品であるから、これの損傷
は極力避けねばならないが、従来の液晶プロジェクター
には温度上昇に対する液晶パネルほごのための特別な考
慮は払われていない。
本考案は液晶パネルを光源ランプの高熱から保護する
装置を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案の液晶プロジェクターは、プロジェクター本体
の温度上昇を検出する検出器(11)と、該検出器に連繋
して光源ランプ(2)の主電源回路(13)の通電を規制
する制御回路(12)と、検出器に連繋し、検出器の作動
によって点灯する警告灯(9)を備えたことを特徴とす
るものである。
(ホ)作用 液晶プロジェクターの異常によって、プロジェクター
本体の匣内が過熱したとき、検出器(11)は制御回路
(12)を作動させて、光源ランプ(2)の主電源回路
(13)用のスイッチ(14)を切り替え、光源ランプへの
通電を停止して発熱を止める。
更に検出器は警告灯(9)を点灯させて、異常を知ら
せる。使用者はTVスクリーンを観賞中に突然画面が消え
たために困惑するが、警告灯の点灯によってプロジェク
ター本体の異常過熱を知ることが出来る。ファンの修
理、空気取入口の清掃等を行なって、再び観賞を続ける
とき、液晶プロジェクターは正常に戻っているから、液
晶パネルは、過熱による破損を免れ、保護される。
(ヘ)実施例 図面及び以下の説明は本考案の容易な理解のために行
なうのであるから、実用新案登録請求の範囲を狭く解釈
するために用いるべきではない。
第1図は本実施例の光学系を示し、プロジェクター本
体(1)にはメタルハライドランプ等の光源ランプ
(2)が設置されており、該光源ランプからの光線はダ
クロイックミラー等の色分離用ハーフミラー(3)によ
って青色光及び緑色光が反射され、赤色光は透過する。
三色に分離された光は反射ミラー(4)に於いて反射
し、液晶パネル(5)を透過してTV信号となり、ダイク
ロイックミラー(6)に於いて重ね合わされて光ビーム
となって一枚の透過レンズ(7)を透過し、前方のスク
リーン(8)へ投影する。光源ランプ(2)には金具に
接近或いは密着して検出器(11)が取付けられ、光源ラ
ンプ(2)の異常高温及びプロジェクター本体(1)の
匣内の温度上昇を検出して制御回路(2)へ信号を送
る。匣内が過熱している時は、制御回路(12)はスイッ
チ(14)を開いて主電源回路(13)への通電を止め、光
源ランプ(2)の発熱を停止させる。
更に検出器(11)が異常過熱を検出したことによって
警告灯(9)は点滅し、装置の異常を警報する。
液晶パネル(5)は公知のとおり前後に偏光フィルタ
ーを配置し、X軸及びY軸方向のシフトレジスターの作
用によって所定座標位置にTV画像情報を表示するもので
ある。
本考案装置の全体システムの概略が第2図にブロック
線図によって示されている。温度検出器(11)はプロジ
ェクター本体(1)の匣内温度を検出するために適当な
位置に配置される。例えば光源ランプ(2)の金具へ配
置することにより、温度の異常を直接検出出来る。検出
器(11)は制御回路(12)へ連繋しており、温度異常を
検出したとき制御回路(12)は光源ランプ(2)の主電
源回路(13)のリレースイッチSW2(14)を切り替えて
開路し、光源ランプ(2)への通電を停止する。装置は
副電源回路(15)を具えており、交流100ボルトプラグ
(20)を電源に接続することによって制御回路(12)へ
通電するとともに、メインスイッチSW1(16)を介して
フリップフロップ(18)、発振回路(19)、警報灯
(9)、検出器(11)へ夫々通電している。制御回路
(12)はメインスイッチオフ検出回路(17)によってメ
インスイッチ(16)の開閉状態を監視する。
一方、前記制御回路(12)には文字発生回路(28)が
接続されており、温度異常を検出した時、直ちに制御さ
れ、温度異常を表わす文字信号を発生する。この文字信
号は信号処理回路(29)で映像信号に重畳され液晶パネ
ル(5)へ供給され、オンスクリーン表示により警告が
為される。
尚、前記リレースイッチ(14)の開路は上記オンスク
リーン表示が行なわれてから約3〜5秒後に行なわれる
様に制御されている。
本考案装置は第3図の流れ図の順序で作動する。先ず
光源100ボルトプラグ(20)を投入する。この時メイン
スイッチSW1は開路しており、警告灯(9)は消えてい
る(24)。メインスイッチSW1をオンしてリセットを行
なっても、この段階では警告灯(9)は消えている。
検出器(11)による検出温度が、予め設定された液晶
パネル限界温度、例えば80℃以下であれば液晶プロジェ
クターは動作を継続する(25)。
検出器の検出温度が設定温度を越えたことを制御回路
(12)が判定すると警告灯(9)は点滅し、この点滅状
態は光源ランプの停止及び温度低下があっても続く。
使用者がプロジェクター本体の点検、修理等を行なっ
た後、メインスイッチ(16)を一度開閉し、回路のリセ
ットを行なうことによって、警告灯の点滅は止まり元状
態に戻る。
警告灯(9)の点滅回路を第4図に示している。検出
器(11)が作動し、温度リレー等の接点が閉じると、A
点の波形は第5図aの如くLからHに変る。トランジス
ターTR1が励起され、B点の波形は逆にHからLに変
り、フリップフロップ(21)の端子の出力は第5図C
のとおりHとなる。フリップフロップ(21)の端子に
接続したトランジスターTR2は励起されるから、D点の
電圧はHからLへ変わる。これが温度異常検出信号とな
ってフリップフロップ(18)を動作させ、警告灯(9)
を点滅させる。該警告灯(9)の点滅周期はフリップフ
ロップ(18)に接続されたコンパレータ(22)(23)及
びコンデンサー(26)の容量によって決定される。検出
信号がフリップフロップ(18)のCLR端子に入力される
と、端子に接続したE点の電位はHからLへ変化す
る。E点からインバータ(27)を通り、トランジスター
TR4のベースへ接続されるH点の電位はLからHへ変化
し、TR4は導通しして警告灯(9)を点灯する。E点の
電位がHからLへ変わったことによりトランジスターTR
3はコレクター電位を高め、コンデンサー(26)を充電
させる。コンデンサー(26)の電圧が所定レベルに達す
るとフリップフロップ(18)の入力状態が切り替わって
端子の出力はLからHへ変化し、同時にトランジスタ
ーTR3は励起してコンデンサー(26)は放電し、点線に
示す放電電流が流れて比較器(22)(23)は再び元状態
に戻る。この様にして警告灯9は点滅を繰返すのであ
る。尚、この点滅はメインスイッチ(16)を一度開閉す
ることによりリセットされ消灯する。
(ト)考案の効果 本考案はプロジェクター匣内が異常過熱した時、光源
ランプ(2)及び液晶パネル(5)の動作を止めるか
ら、使用者は一時的に装置の故障を予想するが、警告灯
(9)が点滅していることによって、装置は故障ではな
く、異常過熱出あることを知る利点がある。
また、光源ランプの動作停止前にオンスクリーン表示
にて警告を行なうことにより使用者は異常過熱を即座に
知ることができる。
本考案の範囲は図面及び上記説明に限られるのではな
く、当業者であれば実用新案登録請求の範囲の記載に基
づき多くの変形が可能であるのは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の概略を示す正面図、第2図は本考案の
システムを示すブロック線図、第3図は本考案の動作を
示す流れ図、第4図は警告灯(9)の点滅を行なうフリ
ップフロップ及び発振回路、第5図は第4図の回路の各
部構成の波形図である。 (1)…プロジェクター本体、(2)…光源ランプ、
(5)…液晶パネル、(9)…警告灯、(11)…検出
器、(12)…制御回路、(13)…主電源回路、(16)…
メインスイッチ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】色分離した光を夫々の液晶パネルを透過さ
    せた後、合成して単一の投光レンズを経てスクリーンに
    投影するTVプロジェクターに於いて、光源ランプの発熱
    に伴なうプロジェクター本体の温度上昇を検出する検出
    器と、画面上に文字を重畳して表示すべく文字信号を発
    生する文字信号発生回路と、前記検出器出力により前記
    文字信号発生回路を動作させた後、所定時間経過後、光
    源ランプの主電源回路への通電を規制する制御回路と、
    検出器に連繋し、該検出器の作動により点灯する警告灯
    より構成した液晶プロジェクターの温度上昇保護装置。
JP1990057983U 1989-08-18 1990-05-31 液晶プロジェクターの温度上昇保護装置 Expired - Lifetime JP2552496Y2 (ja)

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JP9689089 1989-08-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5926349U (ja) * 1982-08-12 1984-02-18 日本電気株式会社 プリンタ
JPS60162236A (ja) * 1984-02-03 1985-08-24 Fuji Photo Film Co Ltd ランプハウスの安全表示装置

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