JP3423262B2 - 液晶プロジェクタ - Google Patents

液晶プロジェクタ

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネルの画像
を強力な光で照射して写し出す液晶プロジェクタに関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】図4は、従来の液晶プロジェクタの断面
側面図である。これは、所謂単板式の液晶プロジェクタ
であり、キャビネット(1)内に配備された1枚の液晶パ
ネル(7)に表示された画像を光源(2)からの強い光にて
照射し、投写レンズ(6)にて該画像をスクリーン(図示
せず)に写す。光源(2)は給電回路(40)に繋がって強い
光を発し、熱くなりやすいから、該光源(2)の背後に冷
却用の吸気ファン(3)を設けている。吸気ファン(3)に
よりキャビネット(1)内の空気は外部に放出される。ま
た、液晶パネル(7)は熱によって損傷し易いから、該液
晶パネル(7)の上方に冷却用の送風ファン(30)を設けて
いる。送風ファン(30)はキャビネット(1)外部の空気を
キャビネット(1)内に送る。両ファン(3)(30)が故障し
た場合、又はキャビネット(1)外部の気温が高い場合に
は、キャビネット(1)内の温度が液晶パネル(7)を損傷
させる温度に達する虞れがある。この液晶パネル(7)の
損傷を防ぐ為に、キャビネット(1)内に温度センサ(S
E1)を設け、光源(2)の熱によってキャビネット(1)内
が所定温度以上になったときに、該温度センサ(SE1)
がその旨の信号を発するプロジェクタが知られている
(実開平7−26886号参照)。光源(2)による熱気は
上昇するから、温度センサ(SE1)は、光源(2)の上方
に配備される。温度センサ(SE1)と給電回路(40)の間
には、制御回路(4)が設けられ、該制御回路(4)は温度
センサ(SE1)からの信号に基づき、給電回路(40)の光
源(2)への給電を停止する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】キャビネット(1)は、
一般には図4に示すように机面(10)に載置された通常姿
勢にて使用される。しかし、図2に示すように、キャビ
ネット(1)を上下逆にした反転姿勢にて天井から吊し、
画像を照射することがある。この場合、温度センサ(S
E1)は光源(2)に対して下方に位置することになり、光
源(2)による温度上昇を正確に検知できない。本発明
は、キャビネットを上下逆にして設置しても、キャビネ
ット内の温度上昇を正確に検知することを目的とする。 【0004】 【課題を解決する為の手段】キャビネット(1)内には、
少なくとも2つの温度センサ(SE1)(SE2)が、光源
(2)に対して夫々上下に配備され、温度センサ(SE1)
(SE2)は夫々キャビネット(1)の通常姿勢又は反転姿
勢にて、キャビネット(1)内が限界温度に達した際に、
光源(2)への給電を停止する信号を発する。 【0005】 【作用及び効果】温度センサ(SE1)(SE2)は夫々光源
(2)の上下に配備され、且つ各温度センサ(SE1)(SE
2)は、キャビネット(1)内の光学部品が損傷する限界温
度にて光源(2)への通電を遮断する旨の信号を発する。
キャビネット(1)の通常姿勢又は反転姿勢の何れに於い
ても、光源(2)からの熱気は、何れかの温度センサ(S
E1)(SE2)に触れる。即ち、キャビネット(1)を上下
逆にしても、キャビネット(1)内が限界温度に達したこ
とが確実に検知されて、光源(2)への給電が遮断され、
光学部品の損傷を防ぐことができる。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一例を図を用いて
詳述する。図1は、キャビネット(1)の断面側面図であ
り、キャビネット(1)が机面(10)に載置された通常姿勢
を示す。従来と同様に、キャビネット(1)内には、1枚
の液晶パネル(7)と、該液晶パネル(7)の画像を強い光
にて照射する光源(2)と、該光源(2)を冷却し、キャビ
ネット(1)内の空気を外部に放出する吸気ファン(3)
と、液晶パネル(7)を冷却し、キャビネット(1)外部の
空気を取り込む送風ファン(30)を具えている。キャビネ
ット(1)の底面には、ネジ孔(11)(11)が開設され、該ネ
ジ孔(11)(11)に机面(10)に接する調整ネジ(12)(12)が螺
合している。調整ネジ(12)(12)を回転させれば、キャビ
ネット(1)の机面(10)からの高さが変わる。キャビネッ
ト(1)内にて、光源(2)の上方及び下方に、夫々第1温
度センサ(SE1)、第2温度センサ(SE2)が設けられて
いる。光源(2)は給電回路(40)に繋がり、給電回路(40)
には制御回路(4)が繋がる。制御回路(4)には両温度セ
ンサ(SE1)(SE2)が直列に接続されており、通常は温
度センサ(SE1)(SE2)はONとなって制御回路(4)か
らの通電を許す。本例にあっては、光源(2)を挟んで2
つの温度センサ(SE1)(SE2)を上下に設け、キャビネ
ット(1)を上下逆にしても、キャビネット(1)内の温度
上昇を正確に検知する構成に特徴がある。 【0007】図2は、キャビネット(1)を天井(9)から
吊した反転姿勢を示す断面側面図である。天井(9)には
取付金具(8)が設けられており、該取付金具(8)は上端
部が天井(9)に固定される吊し棒(80)の下端部に支え板
(81)を水平に張りだして構成される。支え板(81)にて、
キャビネット(1)のネジ孔(11)(11)に対向した箇所に
は、貫通孔(82)(82)が開設されている。キャビネット
(1)を天井(9)から吊すには、調整ネジ(12)(12)を外し
て、キャビネット(1)を上下逆にして支え板(81)の下側
に配置し、ネジ孔(11)(11)を貫通孔(82)(82)に対向させ
る。貫通孔(82)(82)の上から止めネジ(83)(83)を挿入し
てネジ孔(11)(11)に螺合させる。 【0008】通常姿勢 図1に示すように、キャビネット(1)を机面(10)に載置
した状態では、光源(2)によって熱せられた空気は上昇
して第1温度センサ(SE1)がこの熱気を検知する。第
1温度センサ(SE1)は、熱気が所定温度以上であると
OFFとなって、制御回路(4)からの通電を遮断する。反転姿勢 図2に示すように、キャビネット(1)を上下逆さにして
天井(9)から吊して画像を照射すると、光源(2)によっ
て熱せられた空気は上昇して第2温度センサ(SE2)が
この熱気を検知する。第2温度センサ(SE2)は、熱気
が所定温度以上であるとOFFとなって、制御回路(4)
からの通電を遮断する。制御回路(4)は、キャビネット
(1)内の温度が異常に高いことを検知し、光源(2)への
給電を停止する。制御回路(4)には、第1、第2温度セ
ンサ(SE1)(SE2)が直列に接続されているから、何れ
かの温度センサ(SE1)(SE2)がOFFとなれば、制御
回路(4)からの通電は遮断される。 【0009】第1、第2温度センサ(SE1)(SE2)に
は、OFFとなる温度が異なる種々のものがあり、液晶
パネル(7)等の動作に支障をきたす温度に合わせて選択
される。出願人の実験では、キャビネット(1)を机面(1
0)に載置した通常姿勢で(図1参照)、光源(2)を照射し
続け、第1温度センサ(SE1)の近傍が約60℃に達す
ると、液晶パネル(7)等の動作が保証できる限界となる
ことが判った。このときの、キャビネット(1)外部の気
温は約35℃であり、第2温度センサ(SE2)の近傍は
約45℃であった。また、キャビネット(1)を上下逆さ
にして(図2参照)、同様に計測すると、第2温度センサ
(SE2)の近傍が約55℃に達すると、液晶パネル(7)
等の動作が保証できる限界となることが判った。このと
きの第2温度センサ(SE2)の近傍は約50℃であっ
た。キャビネット(1)の正逆両姿勢にて、液晶パネル
(7)等の動作が保証される限界温度が異なるのは、第1
温度センサ(SE1)は送風ファン(30)と吸気ファン(3)
間の流路の近傍に位置し、空気の流れに触れやすいが、
第2温度センサ(SE2)は空気の流れに触れにくい等の
理由が考えられる。 【0010】本例にあっては、光源(2)の上下に夫々温
度センサ(SE1)(SE2)を設け、且つ各温度センサ(S
E1)(SE2)は、キャビネット(1)内の光学部品、具体
的には液晶パネル(7)が損傷する限界温度にて光源(2)
への通電を遮断する旨の信号を発するものが選択されて
いるから、キャビネット(1)の通常姿勢及び反転姿勢の
何れに於いても、光源(2)からの熱気は、何れかの温度
センサ(SE1)(SE2)に触れる。キャビネット(1)内が
液晶パネル(7)を損傷させる限界温度に達したことが確
実に検知されて、光源(2)への給電が遮断され、液晶パ
ネル(7)の損傷を防ぐことができる。 【0011】尚、温度センサ(SE1)(SE2)は、光源
(2)の上下に配備されるとしたが、これに限定されず、
図1に一点鎖線で示すように新たな第3温度センサ(S
E3)を送風ファン(30)の近傍に設け、該第3温度センサ
(SE3)と前記第1、第2温度センサ(SE1)(SE2)と
を直列に接続してもよい。出願人の実験では、送風ファ
ン(30)が仮に故障したときには、第3温度センサ(SE
3)の近傍が約65℃に達すると、液晶パネル(7)等の動
作が保証できる限界となることが判った。また、制御回
路(4)には両温度センサ(SE1)(SE2)が直列に接続さ
れているが、これに代えて、図3に示すように、温度セ
ンサ(SE1)(SE2)と制御回路(4)との間にAND回路
(41)を設け、何れかの温度センサ(SE1)(SE2)がOF
F、即ちLとなったときに、AND回路(41)からのL信
号が制御回路(4)に入力されてもよい。更に、液晶プロ
ジェクタは1枚の液晶パネル(7)を具えているとした
が、これに代えて、図5に示すように、光の3原色に
R、G、Bに対応した3枚の液晶パネル(7)(70)(71)と
ダイクロイックミラー(5)(50)(51)(52)と全反射ミラー
(53)(54)を設けた周知の液晶プロジェクタを用いてもよ
い。光源(2)からの光は、R、G、Bに分光された後
に、合成用ダイクロイックミラー(52)により合成され
る。温度センサ(SE1)(SE2)はキャビネット(1)の上
下端部に配備されている。 【0012】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】 【図1】キャビネットの断面側面図であり、通常姿勢を
示す。 【図2】キャビネットの反転姿勢を示す断面側面図であ
る。 【図3】制御回路と温度センサとの間にAND回路を設
けた例を示す図である。 【図4】従来のキャビネットの断面側面図である。 【図5】他の液晶プロジェクタのキャビネットの断面側
面図である。 【符号の説明】 (1) キャビネット (2) 光源 (7) 液晶パネル (SE1) 温度センサ (SE2) 温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 21/00 - 21/30 G02F 1/13 G02F 1/1335 - 1/13363 H04N 5/74

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 キャビネット(1)内に光源(2)と、光源
    (2)により照射される液晶パネル(7)と、キャビネット
    (1)内の温度がキャビネット(1)内の光学部品を損傷さ
    せる限界温度に達したことを検知したときに、光源(2)
    への通電を遮断すべき旨の信号を発する温度センサとを
    具えた液晶プロジェクタに於いて、 少なくとも2つの温度センサ(SE1)(SE2)が、光源
    (2)に対して夫々上下に配備され、 温度センサ(SE1)(SE2)は、夫々キャビネット(1)の
    通常姿勢又は反転姿勢にて、キャビネット(1)内が限界
    温度に達した際に、光源(2)への給電を停止する信号を
    発することを特徴とする液晶プロジェクタ。
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