JP2022088300A - 投影装置、投影装置の温度制御方法、及びプログラム - Google Patents

投影装置、投影装置の温度制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来より高い環境温度下においても明るい投影を可能にする。【解決手段】投影装置100は制御部101と、入出力I/F102と、画像変換部104と、表示エンコーダ105と、表示駆動部107と、光源制御回路109と、レンズモータ111と、Ir処理部114と、メモリカード116と、画像圧縮/伸長部117と、冷却ファン駆動制御回路118と、音声処理部119がシステムバス120に接続される。制御部101は光源装置110に設置されている複数の温度センサLDサーミスタに温度検出を行わせ、温度検出結果に基づいて光源制御回路109に光源装置110に対する電流制御処理を実行させる。【選択図】図1

Description

本発明は、光源に対して電流制御を行いながら、温度検出素子から得られる温度データに基づいて、光源以外の部品の温度に対する警告表示又はエラー停止を行う投影装置、温度制御方法、及びプログラムに関する。
従来、複数の半導体発光素子の間に発熱量差が生じた場合でも、明るさに著しい変化がないように温度を一定に制御する技術が知られている(例えば特許文献1)。
特開2019-128528号公報
しかしながら、従来、電流制御により光源が出射する光の輝度を最大限抑制(例えば、光源に流す電流比率を60%に制御)した後に、温度センサから取得される値が設定値に達したことで警告表示又はエラー停止を実行していたので、投影装置が使用可能な上限の環境温度に余裕がある状態で投影映像が暗くなってしまうという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、従来より高い環境温度下においても明るい投影を可能にすることにある。
態様の一例の投影装置は、光源装置の温度を検出する1つ以上の温度検出センサから取得される温度検出値が設定値に達する場合に、前記光源装置に流す電流を減少させる制御を実行し、前記制御実行前に前記光源装置に流れる電流に対する電流比率が第1設定比率に達する場合、又は減少させる電流値が第1閾値に達する場合に、第1処理を実行する。
本発明によれば、従来より高い環境温度下においても明るい投影が可能となる。
実施形態の投影装置のブロック図である。 実施形態の説明図である。 実施形態のメイン処理の例を示すフローチャートである。 温度制御処理の詳細例を示すフローチャートである。 電流制御処理の詳細例を示すフローチャートである。 警告・エラー判別処理の詳細例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、投影装置100の実施形態のブロック図である。投影装置100において、制御部101、入出力I/F(インターフェース)102、画像変換部104、表示エンコーダ105、表示駆動部107、光源制御回路109、レンズモータ111、Ir処理部114、メモリカード116、画像圧縮/伸長部117、冷却ファン駆動制御回路118、音声処理部119が、それぞれシステムバス120に接続される。入出力I/F102は入出力コネクタ部103に接続される。キー/インジケータ部113は制御部101に接続される。ビデオRAM(ランダムアクセスメモリ)106は表示エンコーダ105に接続される。表示エンコーダ105は表示駆動部107に接続される。表示駆動部107は、空間的光変調素子(SOM)である表示素子108を駆動する。光源制御回路109は、光源装置110を制御する。レンズモータ111は、可動レンズ群112を稼働させる。
図2は、図1の制御部101が実行するメイン処理を示すフローチャートである。この処理は、制御部101において、特には図示しないプロセッサが、メモリに記憶されているメイン処理プログラムを実行する動作である。
まず、制御部101のプロセッサ(以下単に「制御部101」と記載する)は、特には図示しないメモリの初期化などの、初期化処理を実行する(ステップS201)。その後、制御部101は、以下に説明するステップS202からS208までの一連の処理を繰り返し実行する。
この一連の繰返し処理において、まず制御部101は、画像入力フォーマット変換処理を実行する(ステップS202)。この処理において、制御部101は、入出力コネクタ部103から入力された各種規格の画像信号を、入出力I/F102及びシステムバス120を介して画像変換部104に送り、画像変換部104に、表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一する変換処理を実行させ、変換後のデータをシステムバス120を介して表示エンコーダ105に転送させる。
次に、制御部101は、表示エンコード処理を実行する(ステップS203)。制御部101は、この処理において、表示エンコーダ105に、画像変換部104から受信した画像信号をビデオRAM106に展開記憶させた上で、このビデオRAM106の記憶内容からビデオ信号を生成させて、表示駆動部107に出力させる。
次に、制御部101は、表示駆動処理を実行する(ステップS204)。この処理において、制御部101は、表示駆動部107に、表示エンコーダ105から出力された画像信号に対応して適宜のフレームレートで空間的光変調素子(SOM)である表示素子108を駆動させる。一方、制御部101は、光源制御回路109を制御している。光源制御回路109は、画像生成時に要求される所定波長帯域の光が光源装置110から出射されるように、光源装置110の励起光照射装置の動作を個別に制御する。この結果、光源装置110から出射された光線束が、導光光学系を介して表示駆動部107によって駆動される表示素子108に照射されることにより、表示素子108の反射光で光学像が形成され、可動レンズ群112の投影光学系を介して、図示しないスクリーンに画像が投影表示される。このとき、可動レンズ群112は、制御部101によってシステムバス120を介して制御されるレンズモータ111により、ズーム調整やフォーカス調整のための駆動が行われる。
このとき、詳細は省略するが、制御部101の制御に基づいて、光源装置110内の特には図示しない青色レーザダイオード、赤色発光ダイオード、蛍光ホイール、及びカラーホイールなどが制御され、各波長帯域光が、時分割処理で制御される。
次に、制御部101は、キー/インジケータ制御処理を実行する(ステップS205)。この処理において、制御部101は、キー/インジケータ部113を制御する。キー/インジケータ部113は、投影装置100の特には図示しない筐体に設けられるメインキー及びインジケータ等により構成される。キー/インジケータ部113における操作信号は、制御部101に入力し、処理される。また、制御部101は、キー/インジケータ部113の各インジケータを点灯制御する。
次に、制御部101は、Ir処理を実行する(ステップS206)。この処理において、制御部101は、特には図示しないリモートコントローラからのキー操作信号をIr受信部115に受信させ、Ir処理部114でコード信号に復調させる。この結果得られる復調信号は、制御部101に入力されて処理される。
次に、制御部101は、音声制御処理を実行する(ステップS207)。この処理において、制御部101は、システムバス120を介して、音声処理部119に、スクリーンに投影される映像に合わせて発音される音声データを生成させる。音声処理部119は、PCM(パルスコード変調)音源等の音源回路を備えている。音声処理部119は、投影モード及び再生モード時には、PCM音源回路で生成した音声データを特には図示しないD/A(デジタル/アナログ)変換器でアナログ化し、特には図示しないスピーカを駆動して拡声放音させる。
次に、制御部101は、温度制御処理を実行する(ステップS208)。この処理において、制御部101は、光源装置110等に設置されている複数の温度センサであるLDサーミスタによる温度検出を行わせ、この温度検出の結果に基づいて、光源制御回路109に光源装置110に対する電流制御処理を実行させながら、温度に関する警告表示およびエラー停止の判別処理を実行させる。この処理の詳細については、後述する。また、制御部101は、上記温度検出の結果に基づいて、冷却ファン駆動制御回路118に、特には図示しない冷却ファンの回転速度を制御させる。
最後に、制御部101は、ユーザがキー/インジケータ部113でパワーオフの操作を行ったか否かを判定する(ステップS209)。この判定結果がNOならば、制御部101は、ステップS202の処理に戻って、上述したステップS202からS209までの一連の処理を繰り返し実行する。
ユーザがパワーオフの操作を行ってステップS209の判定がYESになったら、制御部101は、タイマ処理によって、冷却ファン駆動制御回路118に一定時間冷却ファンの回転を継続させた後(ステップS210の冷却処理の後)に、本体の電源をオフする。
特には図示しないが、制御部101は、ユーザが着脱自在な記録媒体であるメモリカード116を本体の特には図示しないメモリスロットに挿入した場合に、画像圧縮/伸長部117に、画像信号の輝度信号及び色差信号をADCT及びハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮させて、メモリカード116に順次書き込む記録処理を実行する。一方、制御部101は、再生モード時に、画像圧縮/伸長部117に対して、メモリカード116に記録されている画像データを読み出させて、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長させ、画像変換部104を介して表示エンコーダ105に出力させる。このように、画像圧縮/伸長部117は、メモリカード116に記憶された画像データに基づいて、動画等の再生処理を実行することができる。
図3は、本実施形態の説明図である。投影装置では一般に、装置の周囲(部屋の中や工場の中の使用場所等)の温度である環境温度が高い状態になって、投影装置内の電子部品が高い温度になったときに、光源装置に供給する電流を抑制して光源の輝度を落とすことにより、電子部品を守っている。
図3(b-1)は、本実施形態における温度特性301、302、及び303の例を示すグラフである。実線で示される温度特性301は、或る環境温度(横軸)において、図1の光源装置110付近に設置されている特には図示しないLDサーミスタが検知する温度検出値(部品温度:縦軸)の一例である。この温度特性301は、レーザダイオード光源の近くに設置されるこの光源の温度を検出するためのLDサーミスタが出力する温度検出値そのものである。LDサーミスタが複数ある場合には、例えば複数の出力値のうちの最大値又は平均値が温度検出値とされる。
一点鎖線で示される温度特性302は、図1の光源装置110及び光源制御回路109以外の図1に示される各電子回路の温度特性の推定値である。開発時に各電子回路部分に熱電対を取り付け、各熱電対の温度を試験的に計測した結果、LDサーミスタの温度特性301に対する相関特性として上記温度特性302が推定される。以下、これらの電子回路を総称して、要温度観測部品Iと呼ぶ。
二点鎖線で示される温度特性303は、図1の光源装置110及び光源制御回路109の部分の、本実施形態において制御される温度特性の推定値である。この場合も、温度特性302の場合と同様に、開発時に上記光源装置110及び光源制御回路109の部分に熱電対を取り付け、各熱電対の温度を試験的に計測した結果、LDサーミスタの温度特性301に対する相関特性として上記温度特性303が推定される。これらの電子回路を総称して、要温度観測部品IIと呼ぶ。
図3(b-2)は、本実施形態における光源制御回路109における電流制御特性328の例を示すグラフである。この特性は、光源制御回路109が光源装置110をフル稼働させる場合の電流値を100%として、それに対する電流の割合を制御する電流比率(縦軸)を、横軸の環境温度毎にプロットしたものである。より具体的には、本開示における電流比率は、温度センサが検出する温度検出値が設定値を超える前に光源装置110に流れる電流値と、電流制御により前述の光源装置110に流れる電流を減少させた電流値と、の比率である。
図3(a-1)は、比較例として掲載してあり、一般的な温度制御における温度特性311、312、313の例を示すグラフである。実線で示される温度特性311、一点鎖線で示される温度特性312、及び二点鎖線で示される温度特性313はそれぞれ、図3(b-1)の本実施形態における温度特性301、302、及び303に対応しており、計測の仕方もそれぞれ同じである。
図3(a-2)の環境温度(横軸)対電流比率(縦軸)の電流制御特性329の例も、本実施形態における図3(b-2)の電流制御特性328の例に対応している。
図3において、環境温度は例えば、恒温恒湿槽のような中で温度設定をし、その中に投影装置を入れて計測されるものである。
図3(b-1)及び図3(b-2)の本実施形態の温度制御例について説明する前に、比較としての図3(a-1)及び図3(a-2)の温度制御例について説明する。以下、図3(a-1)及び図3(a-2)の例を比較例、図3(b-1)及び図3(b-2)の例を本実施形態例と呼ぶ。
比較例においては、LDサーミスタが検出する温度検出値が、電流減少制御開始温度(又は電流制御温度)304、警告表示温度305、及びエラー停止温度306の3つの温度閾値と比較されることにより、温度制御が実施される。図3(a-1)のグラフにおいて、環境温度が40度までは環境温度が高くなる(横軸右方向に移動する)に従って、LDサーミスタが検出する温度検出値の温度特性311において温度が直線的に上昇してゆく。これに連動して、要温度観測部品Iの温度特性312においても、温度が直線的に上昇してゆくと推定される。更に、連動して、要温度観測部品IIの温度特性313においても、温度が直線的に上昇してゆくと推定される。
環境温度が上昇することにより、LDサーミスタの温度検出値が電流減少制御開始温度(図3(a-1)中では例えば部品温度=70度)に到達すると(図3(a-1)の「○」プロット307)、光源制御回路に対して電流制御が開始される。具体的には、図3(a-2)のグラフにおいて、LDサーミスタの温度検出値が電流減少制御開始温度304に到達した時点307の環境温度(図3(a-2)中では例えば環境温度=40度)を境にして、環境温度の上昇に従って電流比率の値を直線的に減少させるように制御する(図3(a-2)の電流減少制御領域(電流制御領域)308)。
この結果、環境温度が例えば40度から50度までの電流減少制御領域308において、LDサーミスタの温度検出値は図3(a-1)に示されるようにほぼ一定値となり、要温度観測部品IIの温度上昇も温度特性313に示されるようにストップすると推定される。一方、要温度観測部品Iの温度は、環境温度が例えば40度から50度までの電流減少制御領域308においても、電流制御には関係なく環境温度が上昇すれば温度特性312に示されるように上昇してゆく。
そして、電流制御によって電流比率が環境温度の上昇に応じて図3(a-2)に示される最低電流比率309(図3(a-2)の例では電流比率=60%)まで減少すると、それ以上は光源の輝度が暗くなってしまい投影映像の輝度も実用的でなくなってしまうため、環境温度が例えば50度となった時点(図3(a-2)の「○」プロット310)で電流制御が停止される(電流比率=60%を維持する)。環境温度が50度から更に上昇すると、LDサーミスタの温度検出値は図3(a-1)の温度特性311として示されるように、環境温度の上昇に従って再び上昇を始める。要温度観測部品IIの部品温度も、図3(a-1)の温度特性313として示されるように、環境温度の上昇に従って再び上昇を始める。
そして、環境温度の上昇に従ってLDサーミスタの温度検出値が警告表示温度305に到達すると、要温度観測部品Iの温度がこれ以上上昇するのは危険であるとして、例えば筐体の特定のインジケータが警告点灯して警告表示がなされる(図3(a-1)の「▲」プロット316)。この警告表示温度は、図3(a-1)の「▲」プロット316の縦軸温度として示されるように、例えば75度であり、そのとき要温度観測部品Iの温度は、後述するエラー停止となる上限温度マイナス5度(図3(b-1)に「部品I上限温度-5℃」と簡略表示)330の例えば95度に達していると推定される。このときの環境温度は、図3(a-1)の警告表示環境温度331として示される例えば55度である。通常の環境において、環境温度が55度以上となるようなケースは考えにくいが、工場内等で投影装置が使用される場合には、このような環境温度になるケースもあり得る。
更に環境温度が上昇してLDサーミスタの温度検出値がエラー停止温度306に到達すると(図3(a-1)の「●」プロット314)、要温度観測部品Iの危険温度に到達したとして、例えば筐体の特定のインジケータが一定時間エラー停止点灯した後に、投影装置100の本体がパワーオフされてエラー停止させられる。このエラー停止温度306は、図3(a-1)の「●」プロット314の縦軸温度として示されるように、例えば80度であり、そのとき要温度観測部品Iの温度は、エラー停止となる上限温度(図3(a-1)では「部品I上限温度」と簡略表示)315の例えば100度に達したと推定される。このときの環境温度は、図3(a-1)のエラー停止環境温度317として示される例えば60度である。
以上の比較例の説明において、電流制御が実施されている環境温度が例えば40度から50度の間の図3(a-2)に示される電流減少制御領域308では、図3(a-1)に示されるように、LDサーミスタの温度検出値はほぼ一定値となるため、LDサーミスタの温度検出値に基づく警告表示およびエラー停止の制御をすることはできない。このため、比較例では、一旦電流制御がはずれて環境温度が例えば50度以上となって(図3(a-2)の「○」プロット310)、LDサーミスタの温度検出値が再び温度上昇に転じた後に、LDサーミスタの温度検出値が警告表示温度305又はエラー停止温度306に到達したか否かが判定される。このように、比較例では、LDサーミスタの温度検出値に基づいて警告表示とエラー停止が判断されるため、警告表示又はエラー停止の前段階として、電流制御により光源の輝度が抑制される必要があり、環境温度が例えば40度程度の低い温度の段階(図3(a-1)の「○」プロット307の時点)から光源の輝度が抑制されて投影映像が暗くなってしまうという問題点があった。
そこで、本実施形態では、警告表示とエラー停止を、以下に説明するようにLDサーミスタの温度検出値ではなく電流比率に基づいて判別することにより、光源の輝度100%を従来よりも高い環境温度の領域まで維持することを可能にするものである。この本実施形態の動作を、図3(b-1)及び図3(b-2)のグラフを使って以下に説明する。
本実施形態では、光源装置の温度を検出するサーミスタに基づく温度検出値が電流減少制御開始温度(設定値)に達すると判断した場合に、光源装置に流す電流比率を減少させる制御を行い、減少する電流比率が第1設定比率を下回る場合に、光源装置以外の内部部品のなかに部品上限温度に達するものがあるとして、第1処理を実行している。また、電流比率が第1設定比率より大きい第2設定比率を下回る場合に、光源装置以外の内部部品の温度を警告する第2処理を実行している。
まず、本実施形態においては、まず電流制御が開始されるタイミングは、比較例と同様にLDサーミスタからの温度検出値が電流減少制御開始温度318(設定値)と比較されることにより、判別される。ただし、このときの電流減少制御開始温度318は、図3(a-1)の比較例における電流減少制御開始温度304である例えば70度に対して、より高い温度である例えば80度に設定される。
今、環境温度が上昇することにより、LDサーミスタの温度検出値が電流減少制御開始温度318(設定値)(図3(b-1)中では例えば部品温度=80度)に到達すると(図3(b-1)の「○」プロット319)、図1において制御部101により光源制御回路109に対して電流制御が開始される。具体的には、図3(b-2)のグラフにおいて、LDサーミスタの温度検出値が電流減少制御開始温度318に到達した時点319の環境温度(図3(b-2)中では例えば環境温度=50度)を境にして、環境温度の上昇に従って電流比率の値が直線的に減少させられる(図3(b-2)の電流減少制御領域320)。
この結果、環境温度が例えば50度から60度までの電流減少制御領域320において、LDサーミスタの温度検出値は図3(b-1)に示されるようにほぼ一定値となり、要温度観測部品IIの温度上昇も温度特性303に示されるように要温度観測部品II上限温度(図3(b-1)中では「部品II上限温度」と簡略表示)321の例えば110度の最高値でストップすると推定される。一方、要温度観測部品Iの温度は、環境温度が例えば50度から60度までの電流減少制御領域320においても、電流制御には関係なく環境温度が上昇すれば温度特性302に示されるように上昇してゆく。
本実施例では、制御部101は、LDサーミスタの温度検出値ではなく、電流比率の値に基づいて、図3(b-2)の警告表示電流比率322(第2設定比率)である例えば80%と、エラー停止電流比率323(第1設定比率)である例えば60%と比較することにより、警告表示とエラー停止のタイミングを判別する。別の言い方をすれば、これらのタイミングは、電流減少制御を開始する前の電流値と、電流比率に基づいて決定される電流値と、を比較することで判別できる。
即ち、環境温度の上昇に従って電流比率の値が警告表示電流比率322に到達する(下回る)と、要温度観測部品Iの温度がこれ以上上昇するのは危険であるとして、例えば図1のキー/インジケータ部113の特定のインジケータが警告点灯して警告表示がなされる(図3(b-2)の「▲」プロット324)。この警告表示電流比率は、図3(b-2)の「▲」プロット324の縦軸比率として示されるように、例えば80%であり、そのとき要温度観測部品Iの温度は、エラー停止となる上限温度マイナス5度(図3(b-1)に「部品I上限温度-5℃」と簡略表示)330の例えば95度に達していると推定され、比較例の場合と同じである。このときの環境温度は、図3(b-2)の警告表示環境温度325として示される例えば55度である。これも、比較例の場合と同じである。
しかし、警告表示がされるときの電流比率は、比較例が60%の最低電流比率309に到達しているのに対し、本実施例の電流比率は80%である。すなわち、高温の環境温度下(例えば、55度)での使用において、光源の輝度は、比較例と比べて本実施例は明るい。この点は、本実施例の利点である。
更に環境温度が上昇して電流比率の値がエラー停止電流比率323に到達すると(図3(b-2)の「●」プロット326)、要温度観測部品Iの危険温度に到達したとして、例えば図1のキー/インジケータ部113の特定のインジケータが一定時間エラー停止点灯した後に、図1の投影装置100の本体がパワーオフされてエラー停止させられる。このエラー停止電流比率323は、図3(b-2)の「●」プロット326の縦軸比率として示されるように、例えば60%であり、そのとき要温度観測部品Iの温度は、エラー停止となる上限温度(図3(b-1)では「部品I上限温度」と簡略表示)315の例えば100度に達したと推定される。このときの環境温度は、図3(b-2)のエラー停止環境温度327として示される例えば60度であり、比較例の場合と同じである。
以上の図3(b-2)の本実施形態を図3(a-2)の比較例と比較すると理解されるように、比較例では環境温度が例えば40度に達した時点(図3(a-1)の「○」プロット307)で光源の輝度が抑制され始めるが、本実施形態では環境温度が例えば50度に達する時点(図3(b-1)の「○」プロット319)まで光源の輝度を100%に維持することができる。即ち、本実施形態では、従来よりも高い環境温度下でも投影装置100を安全に明るい状態で使用することが可能となる。
図4は、図3(b-1)及び図3(b-2)で説明した本実施形態の動作を実現するために、図1の制御部101が実行する前述した図2のメイン処理におけるステップS208の温度制御処理の詳細例を示すフローチャートである。
まず、図1の制御部101は、電流制御処理を実行する(ステップS401)。この処理の詳細は、後述する。
次に、制御部101は、警告・エラー判別処理を実行する(ステップS402)。この処理の詳細についても、後述する。
その後、制御部101は、冷却ファン制御処理を実行する(ステップS403)。冷却ファンを制御することによっても、投影装置100の温度を制御することが可能である。
図5は、図4のステップS401の電流制御処理の詳細例を示す図である。まず、制御部101は、特には図示しないタイマにより、図2のメイン処理の繰返し処理において、前回の電流制御処理から1秒が経過したか否かを判定する(ステップS501)。電流制御処理は、一定時間の例えば1秒毎に実行されるのが望ましいため、ステップS501の判定がNOならば、制御部101は、そのまま呼出し元のプログラムにリターンして、図5のフローチャートで示される図4のステップS401の電流制御処理を終了する。
前回の電流制御処理から1秒が経過してステップS501の判定がYESになると、制御部101は、LDサーミスタの測定値を取得する(ステップS502)。そして、制御部101は、ステップS502で取得したLDサーミスタの測定値から、演算により温度検出値を算出する(ステップS503)。LDサーミスタは、レーザダイオードの光源装置110付近に設置するものとするが、1箇所に限らず複数箇所に設置してもよい。LDサーミスタの数が1個である場合は、制御部101は、そのLDサーミスタの測定値をそのまま温度検出値として算出する。LDサーミスタの数が複数である場合は、制御部101は、例えば各LDサーミスタの測定値のうち最大値を温度検出値として算出してよい。又は、制御部101は、例えば各LDサーミスタの測定値の平均値を温度検出値として算出してよい。
その後、制御部101は、ステップS503で算出した温度検出値が、図3(b-1)で例示した電流減少制御開始温度(例えば80度)を超えたか否か(別の言い方をすれば、達したか否か)を判定する(ステップS504)。本実施例において、超えたか否かと達したか否かは、互いに読み替えできるものとする。
温度検出値が電流減少制御開始温度を超えた場合(ステップS504の判定がYESとなった場合)には、制御部101は、電流比率を減少させる電流制御を開始する(ステップS505)。その後、制御部101は、図5のフローチャートで示される図4のステップS401の電流制御処理を終了する。
温度検出値が電流減少制御開始温度(設定値)を超えていない場合(ステップS504の判定がNOの場合)には、制御部101は、現在の電流比率が100%であるか否かを判定する(ステップS506)。
電流比率が100%である場合は、まだ電流減少制御が開始されていない状態である。その(ステップS506の判定がYES)の場合には、制御部101は、何もせずにそのままリターンして、図5のフローチャートで示される図4のステップS401の電流制御処理を終了する。
電流比率が100%でない場合は、電流減少制御が既に開始されている状態である。電流減少制御が開始されている状態で、温度検出値が電流減少制御開始温度の閾値(設定値)以下となった場合(ステップS506の判定がNOの場合)には、制御部101は、温度が十分に下がったと判定して、電流比率を再び増加(電流を増加)させる(ステップS507)。その後、制御部101は、リターンして、図5のフローチャートで示される図4のステップS401の電流制御処理を終了する。
図6は、図4のステップS402の警告・エラー判別処理の詳細例を示すフローチャートである。まず、制御部101は、現在の電流比率がエラー停止電流比率(第1設定比率)(図3(b-2)参照)を下回ったか否か(別の言い方をすれば、達したか否か)を判定する(ステップS601)。本実施例において、下回ったか否かと達したか否かは、互いに読み替えできるものとする。
現在の電流比率がエラー停止電流比率を下回った(ステップS601の判定がYESになった)場合には、制御部101は、エラー停止(第1処理)を実施する(ステップS602)。この処理において、制御部101は、例えばキー/インジケータ部113に一定時間(例えば10秒程度)エラー状態の発生ランプを点灯させた後、投影装置100の本体の電源をオフする。この場合、制御部101は、冷却ファン駆動制御回路118に一定時間冷却ファンを回転させて本体を冷却し、その後にパワーオフしてもよい。
現在の電流比率がエラー停止電流比率(第1設定比率)を下回っていない(ステップS601の判定がNOである)場合には、制御部101は、現在の電流比率が警告表示電流比率(第2設定比率)(図3(b-2)参照)を下回ったか否かを判定する(ステップS603)。
現在の電流比率が警告表示電流比率(第2設定比率)を下回った(ステップS603の判定がYESになった)場合には、制御部101は、警告表示(第2処理)を実施する(ステップS604)。この処理において、制御部101は、例えばキー/インジケータ部113に警告表示のランプを点灯させる。その後、制御部101は、図6のフローチャートで示される図4のステップS402の警告・エラー判別処理を終了する。
現在の電流比率が警告表示電流比率を下回っていない(ステップS603の判定がNOである)場合には、制御部101は、警告表示やエラー停止を実施する必要はないため、そのままリターンし、図6のフローチャートで示される図4のステップS402の警告・エラー判別処理を終了する。
以上のようにして、本実施形態では、温度検出値によってではなく、電流比率によって警告表示およびエラー停止を実施するようにしたので、LDサーミスタの温度検出値が一定の区間(図3(b-1)の環境温度が高い、例えば50度から60度の電流減少制御領域の温度特性301)でも警告表示およびエラー停止を実施することができる。そのため、電流制御を開始する環境温度をより従来より高い環境温度にもってくることが可能となり、より高い環境温度まで光源の明るさを100%に保つことが可能となる。
上述の実施形態では、図3で説明したように、制御部101は、温度センサが検出する温度検出値が設定値を超える前に光源装置110に流れる電流値と、電流制御により光源装置110に流れる電流を減少させた電流値との割合である電流比率を、図3(b-2)の警告表示電流比率322(第2設定比率)である例えば80%、又はエラー停止電流比率323(第1設定比率)である例えば60%と比較することにより、警告表示とエラー停止のタイミングを判別している。これに対して、電流制御により光源装置110に流れる電流を減少させた電流値を、警告表示に対応する電流値(第2閾値)又はエラー停止に対応する電流値(第1閾値)と比較することにより、警告表示とエラー停止のタイミングを判別してもよい。
具体的な一実施例として例えば、通常環境において光源装置110に流れる電流値が例えば3000mA(ミリアンペア)に設定され、温度警告表示が出されるときの電流値の第2閾値が例えば2100mA、温度エラーによる停止が実施されるときの電流値の第1閾値が例えば1800mAというように設定されてよい。そして、電流制御により光源装置110に流れる電流を減少させた電流値が、上記第2閾値及び第1閾値にそれぞれ到達した(下回った)か否かが判定されることにより、警告表示及びエラー停止が実施されてよい。
この場合、通常環境の電流値3000mAを100%の電流値とすれば、警告表示対応する第2閾値の電流値2100mAは70%、エラー停止に対応する第1閾値の電流値1800mAは60%の電流比率に対応する。
他の実施例として例えば、通常環境において光源装置110に流れる電流値が例えば上記一実施例と同様の3000mAに設定され、温度警告表示が出されるときの電流値の第2閾値が例えば1900mA、温度エラーによる停止が実施されるときの電流値の第1閾値が例えば1700mAに設定されてよい。そして、電流制御により光源装置110に流れる電流を減少させた電流値が、上記第2閾値及び第1閾値にそれぞれ到達した(下回った)か否かが判定されることにより、警告表示及びエラー停止が実施されてよい。
この場合、通常環境の電流値3000mA(100%)の電流値に対して、警告表示対応する第2閾値の電流値1900mAは約63%、エラー停止に対応する第1閾値の電流値1700mAは約56%の電流比率に対応する。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以上の実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
光源装置の温度を検出する1つ以上の温度検出センサから取得される温度検出値が設定値に達する場合に、前記光源装置に流す電流を減少させる制御を実行し、
前記制御実行前に前記光源装置に流れる電流に対する電流比率が第1設定比率に達する場合、又は減少させる電流値が第1閾値に達する場合に、第1処理を実行する、
投影装置。
(付記2)
前記第1処理は、当該投影装置の稼働を停止させる処理を含む、
付記1に記載の投影装置。
(付記3)
前記電流比率が第1設定比率より大きい第2設定比率に達する場合、又は減少させる電流値が第1閾値より大きい第2閾値に達する場合に、温度を警告する第2処理を実行する、
付記2に記載の投影装置。
(付記4)
前記1つ以上の温度検出センサは、レーザダイオードの光源付近の温度を検出するサーミスタを含み、
前記第1設定比率又は第1閾値に達する場合に、前記光源装置以外の内部部品のなかに部品上限温度に達するものがあるとして、前記第1処理を実行する、
付記1乃至3の何れかに記載の投影装置。
(付記5)
前記温度検出センサの数は複数であり、
前記複数の温度検出センサからの複数の出力値のうちの最大値を前記温度検出値として取得する、
付記1乃至4の何れかに記載の投影装置。
(付記6)
前記温度検出センサの数は複数であり、
前記制御回路は、前記複数の温度検出センサからの複数の出力値のうちの平均値を前記温度検出値として取得する、
付記1乃至4の何れかに記載の投影装置。
(付記7)
投影装置のコンピュータに、付記1乃至6の何れか1項に記載の処理を実行させる温度制御方法。
(付記8)
投影装置のコンピュータに、付記1乃至6の何れか1項に記載の処理を実行させるプログラム。
101 制御部
102 入出力I/F
103 入出力コネクタ部
104 画像変換部
105 表示エンコーダ
106 ビデオRAM
107 表示駆動部
108 表示素子
109 光源制御回路
110 光源装置
111 レンズモータ
112 可動レンズ群
113 キー/インジケータ部
114 Ir処理部
115 Ir受信部
116 メモリカード
117 画像圧縮/伸長部
118 冷却ファン駆動制御回路
119 音声処理部
120 システムバス
301、311 LDサーミスタの温度特性
302、312 要温度観測部品Iの温度特性
303、313 要温度観測部品IIの温度特性
328、329 電流比率の特性

Claims (8)

  1. 光源装置の温度を検出する1つ以上の温度検出センサから取得される温度検出値が設定値に達する場合に、前記光源装置に流す電流を減少させる制御を実行し、
    前記制御実行前に前記光源装置に流れる電流に対する電流比率が第1設定比率に達する場合、又は減少させる電流値が第1閾値に達する場合に、第1処理を実行する、
    投影装置。
  2. 前記第1処理は、当該投影装置の稼働を停止させる処理を含む、
    請求項1に記載の投影装置。
  3. 前記電流比率が第1設定比率より大きい第2設定比率に達する場合、又は減少させる電流値が第1閾値より大きい第2閾値に達する場合に、温度を警告する第2処理を実行する、
    請求項2に記載の投影装置。
  4. 前記1つ以上の温度検出センサは、レーザダイオードの光源付近の温度を検出するサーミスタを含み、
    前記第1設定比率又は第1閾値に達する場合に、前記光源装置以外の内部部品のなかに部品上限温度に達するものがあるとして、前記第1処理を実行する、
    請求項1乃至3の何れかに記載の投影装置。
  5. 前記温度検出センサの数は複数であり、
    前記複数の温度検出センサからの複数の出力値のうちの最大値を前記温度検出値として取得する、
    請求項1乃至4の何れかに記載の投影装置。
  6. 前記温度検出センサの数は複数であり、
    前記制御回路は、前記複数の温度検出センサからの複数の出力値のうちの平均値を前記温度検出値として取得する、
    請求項1乃至4の何れかに記載の投影装置。
  7. 投影装置のコンピュータに、請求項1乃至6の何れか1項に記載の処理を実行させる温度制御方法。
  8. 投影装置のコンピュータに、請求項1乃至6の何れか1項に記載の処理を実行させるプログラム。
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