JP2005258456A - 投写型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 液晶パネルに基づく画像情報をスクリーン面上に各種の機能を動作させながら投写する投写型表示装置を得ること。
【解決手段】 光源手段と、該光源手段からの光束を映像信号に基づいて光変調するライトバルブと、該ライトバルブで光変調された光束をスクリーン上に投写する投写レンズと、を有する投写型表示装置において、該投写型表示装置に備えられた複数の機能のうちの少なくとも1つの機能が動作しているか否かを検知する動作検知手段をさらに有し、該動作検知手段により該少なくとも1つの機能が所定時間以上動作していないと検知されたときに、該光源手段の光量を減少させること。
【選択図】 図1

Description

本発明は投写型表示装置に関し、例えば液晶パネル等のライトバルブで光変調され表示された投影像原画(画像情報)をスクリーン面上に拡大投影する液晶プロジェクターに好適なものである。
従来より液晶ライトバルブ等の投影像原画をスクリーン面上に拡大投影するようにした投写型表示装置(液晶プロジェクター)が種々、提案されている(特許文献1,2)。
投写型表示装置として、特に外部スクリーンに対して映像(画像情報)を投写するフロントプロジェクターはスクリーン面上における投射光の明るさが暗いため、室内の照明を一部落としたり、室内を暗くする為にカーテンをひいたりする必要があった。しかし、近年、照明光学系の光利用効率の改善、高輝度ランプの開発、マイクロレンズ付液晶パネルの登場などで、ほぼ通常の室内照明条件下でスクリーン面上の投影画像の観察ができる明るい投写型表示装置が出現し始めている。
特開平10−10994号公報 特開2000−221599号公報
投写型表示装置として投写光量が多くなると、明るい投影画像が得られるが、逆にいくつかの問題点も生じてくる。
例えば1つは投影レンズからスクリーン迄の距離が短く、投写画面サイズが小さい場合には画面が明るすぎるという問題があった。又、投写動作中に投写レンズをのぞき込んだ場合、不快さが増大してくるという問題もある。さらに、投写光量の増大に伴なって投写型表示装置内の発熱量が増大し、これを冷却する冷却装置の動作中の騒音が大きくなってくるという問題があった。
本発明は液晶パネルに基づく画像情報をスクリーン面上に投影する投写型表示装置として、いくつかの新しい機能を装着することにより最適な状態でスクリーン面上の投影画像を観察することができる投写型表示装置の提供を目的とする。
本発明の投写型表示装置に備えられている新しい機能としては、例えば、
(ア-1) 表示エリアへの投写光量を手動的に、又は自動的に調節すること。
(ア-2) 投射レンズの光軸方向の直前に不用物(例えば人が接近してきたとき等)が存在した場合に投写光量を減少させること。
(ア-3) スクリーンと投写画面の双方の位置、大きさ等を自動的に合わせること。(ア-4) 投写画面の輝度を自動的に調節すること。
(ア-5) レーザーポインター等のポインティングデバイスを用いた、新しいマンマシンインターフェースを実現すること。
(ア-6) 冷却装置の動作中の騒音を低減させるノイズキャンセルシステムを実現すること。
である。
請求項1の発明の投写型表示装置は、光源手段と、該光源手段からの光束を映像信号に基づいて光変調するライトバルブと、該ライトバルブで光変調された光束をスクリーン上に投写する投写レンズと、を有する投写型表示装置において、該投写型表示装置に備えられた複数の機能のうちの少なくとも1つの機能が動作しているか否かを検知する動作検知手段をさらに有し、該動作検知手段により該少なくとも1つの機能が所定時間以上動作していないと検知されたときに、該光源手段の光量を減少させることを特徴としている。
請求項2の発明の投写型表示装置は、光源手段と、該光源手段からの光束を映像信号に基づいて光変調するライトバルブと、該ライトバルブで光変調された光束をスクリーン上に投写する投写レンズと、を有する投写型表示装置において、該光源手段に起因する発熱部を冷却する冷却ファンと、該冷却ファンの駆動音を検知する音検知手段と、該音検知手段で検知された該冷却ファンの駆動音と逆位相の音声信号を出力する音声出力手段と、をさらに有することを特徴としている。
請求項3の発明は請求項2の発明において、前記音検知手段はマイクを有することを特徴としている。
請求項4の発明は請求項2又は3の発明において、前記音声出力手段はスピーカーを有することを特徴としている。
請求項5の発明は請求項1〜4のいずれか1項の発明において、前記スクリーン上での前記投写画像を検知する画像検知手段と、該画像検知手段からの出力信号に基づいて前記投写レンズの投写方向と前記スクリーンの位置の関係又は前記投写画像の大きさと前記スクリーンの大きさの関係を求める演算手段と、をさらに有し、該演算手段による演算結果に基づいて前記スクリーンの位置に対する前記投写レンズの投写方向のズレを補正すること又は前記スクリーンの大きさに合わせて前記投写画像の大きさを調整することを特徴としている。
請求項6の発明の投写型表示システムは、光源手段と、該光源手段からの光束を映像信号に基づいて光変調するライトバルブと、該ライトバルブで光変調された光束をスクリーン上に投写する投写レンズとを有する投写型表示装置と、該スクリーン上にマーカーを投写するポインティングデバイスと、を有した投写型表示システムにおいて、該スクリーン上に投写された投写画像を検知する画像検知手段と、該スクリーン上に投写された該マーカーを検知するマーカー検知手段と、をさらに有し、該画像検知手段および該マーカー検知手段からの出力信号に基づいて、該投写画像に対する該マーカーの位置情報を抽出し、該投写型表示装置の投写条件を制御することを特徴としている。
本発明によれば以上のように、液晶パネルに基づく画像情報をスクリーン面上に投影する投写型表示装置として、いくつかの新しい機能を装着することにより最適な状態でスクリーン面上の投影画像を観察することができる投写型表示装置を達成することができる。
図1は本発明の投写型表示システムの実施形態の要部概略図である。同図は、投写型表示装置201と、そのリモートコントローラ兼レーザーポインター(ポインティングデバイス)301の外観を示している。
図1において201は投写型表示装置、11は投写レンズ、12は各種センサの窓である。13a,13bは外部音声入力用の左チャンネルと右チャンネル用のマイクロホン、14は投写型表示装置の動作状態を使用者に伝える表示パネル、15は各種の動作を行う操作パネル、16はリモートコントローラ301からの信号を受信する全方位受信可能なドーム窓、17a,17bは音声出力用の左チャンネルと右チャンネルのスピーカー、18aは投写型表示装置の上下方向の傾きを調節するチルト足である。
301はリモートコントローラ兼レーザーポインター(以下「レーザーポインター」と略す)、311は投写型表示装置201をリモート(遠隔)操作するための操作ボタン群、312はレーザーポインター301を発光させる発光ボタン、313はレーザーポインター用の送信窓である。
図2は本発明の投写型表示装置の動作のシステムブロック図である。それぞれのブロック名を図中に記している。図2において、25は各種の動作を制御する制御手段(システム制御回路)である。44,47,50,53はそれぞれ電源回路、ランプ、照明光学系、液晶素子(LCD)を空冷するファン(冷却ファン)、45,48,51,54は投写型表示装置201の所定部分の温度を検知する温度センサ、46,49,52,55はファン44,47,50,53の騒音をモニターするマイク(音検知手段)である。
図3は本発明の投写型表示装置の動作のメインルーチンのフローチャート、図4は光量変更サブルーチンのフローチャート、図5は投写条件制御サブルーチンのフローチャート、図6は雑音制御手段で行うアクティブノイズキャンセル(ANC)サブルーチンの動作フローチャート、図7は各種の機能が動作しているか否かを検出して、投写状態を制御するスリープモードのサブルーチンのフローチャートである。
図8(A),(B),(C)は本発明の投写型表示装置で画像を投写するスクリーン81のサイズと投写画面86,87のサイズの説明図である。
図9は投写型表示装置の筐体内の一部の内部構成要素の説明図である。図9において22は光源手段であるランプであり、光源部と反射鏡を有している。89と90はランプ22からの照明光束の形状を円形から直方形に変形するフライアイインテグレータ、91はランプ22からの光を1つの偏光波、例えばS波にそろえるPS変換手段としてのプリズム、92はランプ22からの白色光を複数の色光、例えば赤(R)、緑(G)、青(B)の3つの色光に分光するダイクロイックミラー等の分光手段、24は緑(G)光の変調用の液晶素子(液晶パネル)、この他にも赤(R)色光と青(B)色光の液晶パネルがある(但し、R,B用の液晶素子は不図示)。
93はR,G,Bの3色の変調光を合成するクロスダイクロイックプリズム、94は投写レンズ11をメカニカルに駆動制御するレンズモータ群であり、投写レンズ11をクロスダイクロイックプリズム93の光出射面93aと平行な面内で上下、左右方向にシフトさせるシフトモーターと、投写レンズ11の焦点距離を変化させて変倍するズームモーターと、投写レンズ11のスクリーン(不図示)に対するピントを合わせるフォーカスモーター等を含んでいる。95は投写型表示装置201の筐体全体を主に傾けるためのチルトモータ群で、チルト足18a,18bを駆動制御している。
96はCCD等のエリア撮像センサ、97は結像レンズである。各要素96と97はスクリーン面上の各群の情報を検出するスクリーンセンサ33を構成している。
図10は投写型表示装置で投写される投写画面87内にレーザーポインター301でマーカーとしての矢印(ポインター)98を投影した説明図、図11は投写画面87内に表示された操作メニュー99とマーカーとしての矢印98の説明図、図12はレーザーポインター301によるポインティング作業のフローチャートである。
次に本実施形態の各種の機能(作用)について説明する。
投写型表示装置の操作は、図1の操作パネル15の操作又はレーザーポインター301をリモートコントローラとして使い、投写型表示装置201の受信ドーム窓16に向けて、例えば赤外線信号を送信して操作している。更には、レーザーポインター301を用いて投写型表示装置201で画像を投写する為の投写スクリーン81にポインター98を投射し、これをスクリーンセンサ33でポインター98の位置を検出し、スクリーン81に投写された投写型表示装置の操作メニュー99を選択して操作するようにしている。
操作のメインルーチンは図3に示すように、手動制御モード65と自動制御モード64から選ぶことができる。手動制御モード65では、投写光量の増減、投写画面86,87のスクリーン81への位置合わせ、ズーミング、フォーカシング、アクティブノイズコントロールの制御パラメータの手動選択などを行っている。自動制御モード64では、後述する各種のセンサによりこれらのパラメータを自動的に制御している。
図2において、31は人体検知センサであり、図1のセンサ窓12の中に装備されている。人体検知センサ31は例えば人体(被撮影者)から発せられる赤外線を検知することができる焦電センサ(赤外センサ)から構成され、人体が投写レンズ11の光軸上の直前、例えば50cm以内に接近したときにこれを検知し、その情報をシステム制御回路25へ送る。32は光量センサであり、人体の投写レンズ11への接近を検知するものである。光量センサ32は例えばフォトダイオードのような可視光を検知するセンサ(可視光センサ)から構成され、人体検知センサ31と同様にセンサ窓12の内部に配されている。人体検知センサ31と光量センサ32は物体検知手段としての一要素を構成している。本実施形態ではかならずしも2つ共備える必要ななく、一方のみでも良い。スクリーンセンサ33は、図9のエリア撮像センサ96、結像レンズ97等から成り、センサ窓12の中に配され、投写型表示装置の投写方向(投写エリア)の映像を取り込んでいる。
図8(A)は投写エリアに投写した映像内容の主要部分である。図8において、81はスクリーンであり、スクリーンセンサ33はその周辺より明るいことによりスクリーンと判断している。82はスクリーン81のスクリーン中心であり、これは映像内容の画像処理により判断している。83は投写型表示装置で投写する画像の投写中心である。
図9に示すようにスクリーンセンサ33と投写レンズ11は互いの光軸が異っている為、パララックスがある。この為、投写型表示装置201とスクリーン81迄の距離を検出した後に、投写中心83を決定している。但し、スクリーンセンサ33を投写レンズ11の背後に設けた場合は、互いの光軸を一致させることができるのでパララックスがなく距離情報は不要となる。
スクリーン81迄の距離の検出は、スクリーンセンサ33に映像信号を利用した焦点検出装置を設けたり、あるいは距離検出用としてその専用に不図示の赤外線発信器と受信器を設け、公知の三角測量法による距離測定域を投写型表示装置内に設けても良い。
図8(B)は、制御手段25で投写中心85をスクリーン81に自動的に許容円84内に位置合わせした結果を示す。85は調整された投写中心で、スクリーン中心82から調整許容円84の内部に納まる迄、自動的に追い込まれる。この調整サブルーチンを図5に示す。
まず、スクリーン81が投写中心85に対して偏心しているか否か、すなわち、許容円84の中に投写中心85が入っているか否かを画像検知手段の機能を有するスクリーンセンサ33でチェックしている。そして許容円84内に入っていない場合、図2のレンズ制御装置内の補正手段としてのレンズモータ群94(図9に図示)が投写レンズ11をLCDに対して図9に図示のように上下方向及び紙面に垂直の方向にシフトし、投写中心85をズラす。これで不十分な場合には、図2のチルト制御装置34内のチルトモータ群95(図9に図示)が投写型表示装置201の前後の足18a,18bの高さを制御して投写中心85のスクリーン81に対する上下方向の位置合わせを行なう。
次に図8(C)に示すように投写型表示装置201から調整用画面86を投写する。すでに求めているスクリーン情報(スクリーンの大きさ情報)から、投写画面を拡大すべきか縮小すべきか判断できるので、レンズモータ94によりズーミング制御を行なう。図8(C)では、投写画面86を投写画面87迄拡大している。
次に、この調整用画面87の明るさを輝度として、輝度検知手段としての機能を有するスクリーンセンサ33により検知し、制御手段25で投写光量(投写光束)を適切な値に設定する。図4に光量変更のサブルーチンを示す。光量変更要求があった場合に、図2に示す光量制御回路41により、例えばランプ22への印加電圧を変化させてランプの発光光量を変更する。この光量変更要求は人体検知センサ31や光量センサ32からも発せられる。
光量変化の結果、図2の電源回路やランプや照明光学系、LCD等の近傍に配された温度センサ45,48,51,54の温度変化に応じて冷却ファン44,47,50,53の回転数がファン制御回路42により、システム制御回路25の判断により制御される。この冷却ファン44,47,50,53の回転数制御は光量変更の要求の他、投写型表示装置の起動時や終了時の昇温カーブに応じても実行される。
又、投写光量の光量変更時にランプの発光色温度が変化する場合がある。これをスクリーンセンサ33により検知し、表示映像信号の色温度を制御してランプの色温度変化を補償することも可能である。
次に、ポインティング機能について説明する。図10の81はスクリーン、87は投写画面、85は投写中心、98はレーザーポインター301により投写された矢印型のマーカーである。このマーカー98はマーカー位置検知手段として機能するスクリーンセンサ33により検出され、その形状が画像処理され、マーカーであると判断される。
そして、マーカー98と投写中心85、そして投写画面全体87との位置関係もマーカー位置検出手段としての機能を有するスクリーンセンサ33からの映像信号を制御手段25で解析により判断される。図11は、投写画面87に投写型表示装置201の操作ボタンが画面内の操作図形99として投写されている様子を示す。レーザーポインター301をスクリーン81に向け発光ボタン312をスクリーン側へスライドさせることによりレーザーが発光しマーカー98が点灯する。
図11の任意の操作部分にマーカー98を当て、発光ボタン312を押し込むことにより例えば、マーカー98が所定の点滅を行ない、これをスクリーンセンサ33が検知し、”クリック”と認識する。この認識により、制御手段で投写型表示装置201のパラメータを手動で変化させている。又、投写型表示装置をプレゼンテーション等に使用中にこのレーザーポインター301のマーカー98をパーソナルコンピュータのマウスの代用としても良い。この場合は、図12のフローチャートのステップ106で図2のインタフェース回路35を介して、コネクタ36に接続された不図示のパーソナルコンピューターにメニュー選択の結果を送り、プレゼンテーション画面の切換えや内容変更等を行なうことができる。
図2においてはパーソナルコンピュータからの表示画面もコネクタ36を介して投写型表示装置に送られるが、機能別に複数のコネクタを設けても良い。
次に、アクティブノイズコントロール(ANC)機能について図6により説明する。アクティブノイズコントロールでは、騒音源である冷却ファン44,47,50,53からの騒音(駆動音)を検知する音検知手段からの信号を用いて、その駆動音と逆の位相の音を雑音検知手段で求め、その音をスピーカー17から発生させ、騒音を低下させている。ANC機能は、図6に示すように自動モードと手動モードを備えている。
自動モードでは、ファンの近傍に置かれたマイク46,49,52,55からファンの騒音信号を取り込み、スピーカー17a,17bと各ファンとの相対位置や、ファンの発生周波数特性を考慮した打消音をスピーカー17a,17bから発生する。手動モードでは、表示パネル14や投写画面内に制御パラメータを表示し、操作パネル15やレーザーポインター301によりパラメータを選択する。一般に高い周波数の騒音はその音波の位相が変動しやすく、アクティブノイズコントロールに不向きである。
従って、まず、アクティブノイズコントロールすべき周波数帯域を選択する。通常は400Hz以下が選ばれる。次に打消し用の音波の位相を0°から360°の間から選択する。この場合、いくつか発生する打消音毎に位相を設定する。手動モードでは、以上のパラメータを変化させ、聴感で聴きながら最低値に設定することとなる。
次に、スリープサブルーチンについて図7をもとに説明する。まず図2の映像判定回路39にて、表示映像の内容が所定時間以上変化しないことを検出する。次に、表示画面内のポインターが所定時間以上変化しないことを検知する。この場合のポインターとしては図11に示すレーザーポインターからのマーカー98であってもよいし、接続されたパーソナルコンピュータのマウスが作り出すマーカーであっても良い。更に図1,図2のマイク13a,13bが投射型表示装置の周辺の音を検知し、所定時間以上変化しないことを検知する。
以上の各機能のうち少なくとも1つの機能が動作しているか否かを動作検知手段で検知し、この結果少なくとも1つ検知された場合に制御手段25でランプ22を減光し、電力消費量を低減する。以上の3つの信号に変化があった場合は、通常モードを立上げ、ランプ22の光量を元に戻す。
又、映像判定回路39にて、プレゼンテーション等の表示画像の濃度を検知してランプの光量を増減するようにしても良い。又、スクリーンセンサ33にて、表示画像の輝度を検知してランプの光量を変化させても良い。又、スクリーン迄の距離に応じてランプの光量を変化させても良い。
プレゼンテーションの内容によっては投射画面の明るさよりもファンの騒音低下を求める場合もある。このような場合にも手動制御によりランプ光量を低下させ、その結果、ファンの騒音を下げるようにしても良い。
以上のように各実施例によれば、
(イ-1) 表示エリアへの投写光量を手動的に、又は自動的に調節すること。
(イ-2) 投射レンズの光軸方向の直前に不用物(例えば人が接近してきたとき等)が存在した場合に投写光量を減少させること。
(イ-3) スクリーンと投写画面の双方の位置、大きさ等を自動的に合わせること。(イ-4) 投写画面の輝度を自動的に調節すること。
(イ-5) レーザーポインター等のポインティングデバイスを用いた、新しいマンマシンインターフェースを実現すること。
(イ-6) 冷却装置の騒音を低減させるノイズキャンセルシステムを実現すること。ができる。
特に各実施例によれば、スクリーンセンサからの信号に基づいて、投写型表示装置の光源手段からの投写光量を手動的に又は自動的に調節することができるため、過度な明るさによる消費電力の増加を防止することができ、その結果、エコロジーにかなった製品とすることができる。又、適切な明るさとすることにより、冷却ファンの騒音を減少させることもできる。
等の効果が得られる。
本発明の投写型表示システムの要部概略図 本発明の投写型表示装置のシステムブロック図 本発明の投写型表示装置におけるメインルーチンのフローチャート 本発明の投写型表示装置における光量変更サブルーチンのフローチャート 本発明の投写型表示装置における投写条件制御サブルーチンのフローチャート 本発明の投写型表示装置におけるANCサブルーチンのフローチャート 本発明の投写型表示装置におけるスリープサブルーチンのフローチャート 本発明の投写型表示装置におけるスクリーンと投写画像との説明図 本発明の投写型表示装置における内部構造の説明図 本発明の投写型表示システムにおけるスクリーン上のレーザーマーカーの説明図 本発明の投写型表示システムにおける操作メニューとレーザーマークの説明図 本発明の投写型表示システムにおけるポインティングサブルーチンのフローチャート
符号の説明
201 投写型表示装置
301 リモートコントローラ兼レーザーポインター
11 投写レンズ
12 センサ窓
13 マイクロホン
14 表示パネル
15 操作パネル
16 ドーム窓
17 スピーカー
22 光源手段
25 システム制御手段
31 人体検知センサ
32 光量センサ
33 スクリーンセンサ
81 スクリーン
82 スクリーン中心
86,87 投写画面
83,85 投写中心

Claims (6)

  1. 光源手段と、該光源手段からの光束を映像信号に基づいて光変調するライトバルブと、該ライトバルブで光変調された光束をスクリーン上に投写する投写レンズと、を有する投写型表示装置において、該投写型表示装置に備えられた複数の機能のうちの少なくとも1つの機能が動作しているか否かを検知する動作検知手段をさらに有し、該動作検知手段により該少なくとも1つの機能が所定時間以上動作していないと検知されたときに、該光源手段の光量を減少させることを特徴とする投写型表示装置。
  2. 光源手段と、該光源手段からの光束を映像信号に基づいて光変調するライトバルブと、該ライトバルブで光変調された光束をスクリーン上に投写する投写レンズと、を有する投写型表示装置において、該光源手段に起因する発熱部を冷却する冷却ファンと、該冷却ファンの駆動音を検知する音検知手段と、該音検知手段で検知された該冷却ファンの駆動音と逆位相の音声信号を出力する音声出力手段と、をさらに有することを特徴とする投写型表示装置。
  3. 前記音検知手段はマイクを有することを特徴とする請求項2に記載の投写型表示装置。
  4. 前記音声出力手段はスピーカーを有することを特徴とする請求項2または3に記載の投写型表示装置。
  5. 前記スクリーン上での前記投写画像を検知する画像検知手段と、該画像検知手段からの出力信号に基づいて前記投写レンズの投写方向と前記スクリーンの位置の関係又は前記投写画像の大きさと前記スクリーンの大きさの関係を求める演算手段と、をさらに有し、該演算手段による演算結果に基づいて前記スクリーンの位置に対する前記投写レンズの投写方向のズレを補正すること又は前記スクリーンの大きさに合わせて前記投写画像の大きさを調整することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の投写型表示装置。
  6. 光源手段と、該光源手段からの光束を映像信号に基づいて光変調するライトバルブと、該ライトバルブで光変調された光束をスクリーン上に投写する投写レンズとを有する投写型表示装置と、該スクリーン上にマーカーを投写するポインティングデバイスと、を有した投写型表示システムにおいて、該スクリーン上に投写された投写画像を検知する画像検知手段と、該スクリーン上に投写された該マーカーを検知するマーカー検知手段と、をさらに有し、該画像検知手段および該マーカー検知手段からの出力信号に基づいて、該投写画像に対する該マーカーの位置情報を抽出し、該投写型表示装置の投写条件を制御することを特徴とする投写型表示システム。
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