JP2007279365A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ファンの騒音を抑えると共に電子部品及び光源が熱で劣化することを防止することができ、しかも温度検出部の追加が不要なプロジェクタを提供する。
【解決手段】通気孔を有する筐体1に収容された光源2と、光源2からの光を光変調するDMD8に並設されており、筐体1内部の温度を検出する内部温度検出部11と、内部温度検出部11及び外部温度検出部12が検出した温度の差に応じてファン10の回転数を制御し、DMD8にて光変調された変調光を投射するプロジェクタに、光源2の点灯時間及び閾値を対応付けた閾値テーブルと、光源2の点灯時間を計時する計時部14と、計時部14が計時した点灯時間及び閾値テーブルに基づいて閾値を特定する特定手段と、該特定手段が特定した閾値及び前記温度の差を比較し、比較結果に応じてファン10の回転数を制御する手段とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、プロジェクタに関し、特に光源を収容した筐体内部及び筐体外部の温度を検出し、検出した温度の差に応じて光源の点灯又は筐体内部を通気するファンの回転数を制御するプロジェクタに関する。
図9は従来のプロジェクタの構成を示すブロック図、図10はプロジェクタの略示横断面図である。
プロジェクタは、略直方体の筐体1に収容された光源2、筐体1を通気するためのファン10、筐体1内部の温度を検出する内部温度検出部11、及び筐体1外部の温度を検出する外部温度検出部12を備えている。
内部温度検出部11は、光源2から離隔しており、光源2からの光を光変調する光変調素子、例えばDMD8(Digital Micromirror Device)に並設されている。内部温度検出部11の検出値は第1ADC15でAD変換され、外部温度検出部12の検出値は第2ADC18でAD変換される。制御部16は、AD変換された検出値を取得し、取得した検出値に基づいて筐体1内外の温度差を算出する。そして、制御部16は、算出した温度差と所定の第1乃至第4閾値とを比較し、比較結果に応じてファン10の回転数及び光源2の点灯を制御する。
図11は、筐体1内外の温度差とファン10の回転数との関係を示すグラフである。
横軸は筐体1内外の温度差であり、縦軸はファン10の回転数を示している。制御部16は、温度差が第1閾値未満の場合、ファン10を回転させず、第1閾値以上で第2閾値未満の場合、ファン10を低速回転させ、第2閾値以上で第3閾値未満の場合、ファン10を中速回転させ、第3閾値以上で第4閾値未満の場合、ファン10を高速回転させる。そして、制御部16は、温度差が第4閾値以上の場合、光源2を消灯する(例えば、特許文献1,2)。
このように構成されたプロジェクタにおいては、筐体1内外の温度差、つまり排熱状態に応じて制御部16、DMD8等の電子部品及び光源2を空冷し、光源2を消灯するため、通気孔が閉塞した場合に電子部品及び光源2が熱によって劣化することを防止すると共に、ファン10の回転による不要な騒音を抑えることができる。
また、内部温度検出部11はDMD8に並設されているため、他の電子部品に比べて熱に弱いDMD8の温度を正確に検出することができ、検出結果に基づいてDMD8を確実に保護することができる。
特開平10−186513号公報 特開2000−35613号公報
ところで、図10(a),(b)に示すように、光源2の光量が経時変化によって減少した場合、光照射によってDMD8に与えられる熱量がQ1からQ3(Q3<Q1)に低下する。一方、光源2から周囲に熱伝導する熱量Q2は変化しない。従って、光源2の累積点灯時間が長い程、DMD8の温度が他の電子部品に比べて低温になり、電子部品が高温にも関わらずファン10が回転せず、また光源2が消灯しない虞があった。
つまり、光源2の周囲温度が電子部品の劣化を招く温度まで上昇しているにも関わらず、DMD8の温度は低いままであるため、ファン10の回転数は上昇せず、電子部品及び光源2が劣化するという問題があった。
電子部品及び光源2の劣化を防ぐために、第1乃至第4閾値の値をより小さな値に設定した場合、光源2の使用開始時においては、筐体1内部の温度が低いにも関わらず、ファン10が高速で回転し、不要な騒音が発生するという問題が生ずる。
また、DMD8及び光源2の周囲に夫々内部温度検出部11を備えることにより、上述の問題を解決することができるが、ファン10の回転数及び光源2の点灯の制御が複雑になり、また高コストになるという問題が生ずる。
一方、組立工程において各プロジェクタに備えられる光源2の照度は、約20パーセントのばらつきを有しているため、各プロジェクタで同じ第1乃至第4閾値を用いた場合、光源2が経時変化した場合と同様、電子部品及び光源2の劣化が生ずる虞がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、光源の点灯時間及び閾値を対応付けたテーブル、並びに光源の点灯時間を計時する計時部を備え、計時した点灯時間及びテーブルに基づいて閾値を特定し、特定した閾値及び筐体内外の温度差を比較し、比較結果に応じてファンの回転数を制御するように構成することにより、光源が経時変化した場合であっても、ファンの騒音を抑えると共に電子部品及び光源が熱で劣化することを防止することができ、しかも温度検出部の追加が不要であり低コストで構成することができるプロジェクタを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、光源の点灯時間及び閾値を対応付けたテーブル、並びに光源の点灯時間を計時する計時部を備え、計時した点灯時間及びテーブルに基づいて閾値を特定し、特定した閾値及び筐体内外の温度差を比較し、比較結果に応じて光源の点灯を制御するように構成することにより、光源が経時変化した場合であっても、電子部品及び光源が熱で劣化することを防止することができ、しかも温度検出部の追加が不要であり低コストで構成することができるプロジェクタを提供することにある。
本発明の他の目的は、データ、例えば光源の照度を示すデータを受信し、受信したデータに基づいて、テーブルが記憶している閾値を補正するように構成することにより、製造工程でプロジェクタに備える光源の照度がばらつきを有する場合であっても、ファンの騒音を抑えると共に電子部品及び光源が熱で劣化することを防止することができるプロジェクタを提供することにある。
本発明の他の目的は、光源の照度及び閾値を対応付けたテーブル、並びに光源の照度を示すデータを受信する受信手段を備え、受信したデータが示す照度及びテーブルに基づいて閾値を特定し、特定した閾値及び筐体内外の温度差を比較し、比較結果に応じてファンの回転数を制御するように構成することにより、製造工程でプロジェクタに備える光源の照度がばらつきを有する場合であっても、ファンの騒音を抑えると共に電子部品及び光源が熱で劣化することを防止することができ、しかも温度検出部の追加が不要であり低コストで構成することができるプロジェクタを提供することにある。
本発明の他の目的は、光源の照度及び閾値を対応付けたテーブル、並びに光源の照度を示すデータを受信する受信手段を備え、受信したデータが示す照度及びテーブルに基づいて閾値を特定し、特定した閾値及び筐体内外の温度差を比較し、比較結果に応じて光源の点灯を制御するように構成することにより、製造工程でプロジェクタに備える光源の照度がばらつきを有する場合であっても、電子部品及び光源が熱で劣化することを防止することができ、しかも温度検出部の追加が不要であり低コストで構成することができるプロジェクタを提供することにある。
本発明に係るプロジェクタは、通気孔を有する筐体に収容された光源と、該光源からの光を光変調する光変調素子に並設されており、前記筐体内部の温度を検出する内部温度検出部と、前記筐体外部の温度を検出する外部温度検出部と、前記筐体内部を通気するファンとを備え、前記内部温度検出部及び前記外部温度検出部が検出した温度の差に応じて前記ファンの回転数を制御し、前記光変調素子にて光変調された変調光を投射するようにしてあるプロジェクタにおいて、前記光源の点灯時間及び閾値を対応付けたテーブルと、前記光源の点灯時間を計時する計時部と、該計時部が計時した点灯時間及び前記テーブルに基づいて閾値を特定する特定手段と、前記外部温度検出部及び前記内部温度検出部が検出した温度の差、並びに前記特定手段が特定した閾値を比較し、比較結果に応じて前記ファンの回転数を制御する手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、光源が点灯した場合、熱伝導によって光源周囲の温度が上昇し、光の照射によって光変調素子の温度も上昇する。光源が経時変化した場合、光源の光量が低下するため、光変調素子に並設された内部温度検出部が検出する温度は、光源周囲の温度に比べて低くなる。このため、筐体内外の温度差が低く評価される。
そこで、計時部が光源の点灯時間を計時し、特定手段は、光源の点灯時間及び閾値を対応付けたテーブルと、計時部が計時した点灯時間とに基づいて、ファンの回転数を制御するための閾値を特定する。つまり、特定手段は、光源の経時変化に応じたファンの回転数制御を可能にする閾値を特定する。そして、制御手段は、特定手段が特定した閾値と、外部温度検出部が検出した温度及び内部温度検出部が検出した温度の差とを比較し、比較結果に応じてファンの回転数を制御する。
従って、プロジェクタは、光源の経時変化に応じて、ファンの不要な騒音を抑えつつ、電子部品及び光源が熱で劣化しないようにファンの回転数を制御することができる。
なお、テーブルは、光源の点灯時間及び閾値を対応付けてメモリに記憶させたものであるが、光源の点灯時間及び閾値を対応付ける関数をメモリに記憶させたものを含む。
本発明に係るプロジェクタは、筐体に収容された光源と、該光源からの光を光変調する光変調素子に並設されており、前記筐体内部の温度を検出する内部温度検出部と、前記筐体外部の温度を検出する外部温度検出部とを備え、前記内部温度検出部及び前記外部温度検出部が検出した温度の差に応じて前記光源の点灯を制御し、前記光変調素子にて光変調された変調光を投射するようにしてあるプロジェクタにおいて、前記光源の点灯時間及び閾値を対応付けたテーブルと、前記光源の点灯時間を計時する計時部と、該計時部が計時した点灯時間及び前記テーブルに基づいて閾値を特定する特定手段と、前記外部温度検出部及び前記内部温度検出部が検出した温度の差、並びに前記特定手段が特定した閾値を比較し、比較結果に応じて前記光源の点灯を制御する手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、計時部が光源の点灯時間を計時し、特定手段は、光源の点灯時間及び閾値を対応付けたテーブルと、計時部が計時した点灯時間とに基づいて、光源の点灯を制御するための閾値を特定する。つまり、特定手段は、光源の経時変化に応じた光源の点灯制御を可能にする閾値を特定する。そして、制御手段は、特定手段が特定した閾値と、外部温度検出部が検出した温度及び内部温度検出部が検出した温度の差とを比較し、比較結果に応じて光源の点灯を制御する。
従って、プロジェクタは、光源の経時変化に応じて、電子部品及び光源が熱で劣化しないように光源の点灯を制御することができる。
本発明に係るプロジェクタは、データを受信する受信手段と、該受信手段が受信したデータに応じて、前記テーブルの閾値を増減させる手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、受信手段はデータ、例えば、光源の照度を示すデータを受信する。そして、プロジェクタは、受信したデータに基づいて、テーブルが記憶している閾値を増減させる。つまり、テーブルの閾値は、光源の照度に応じたファンの回転数制御又は光源の点灯制御を可能にする値に補正される。
従って、製造工程でプロジェクタに備える光源の光量がばらつきを有している場合であっても、プロジェクタは、照度のばらつきに応じて、閾値を補正することができ、電子部品及び光源が熱で劣化しないようにファンの回転数又は光源の点灯を制御することができる。
本発明に係るプロジェクタは、通気孔を有する筐体に収容された光源と、該光源からの光を光変調する光変調素子に並設されており、前記筐体内部の温度を検出する内部温度検出部と、前記筐体外部の温度を検出する外部温度検出部と、前記筐体内部を通気するファンとを備え、前記内部温度検出部及び前記外部温度検出部が検出した温度の差に応じて前記ファンの回転数を制御し、前記光変調素子にて光変調された変調光を投射するようにしてあるプロジェクタにおいて、前記光源の照度及び閾値を対応付けたテーブルと、前記光源の照度を示すデータを受信する受信手段と、該受信手段が受信したデータが示す照度及び前記テーブルに基づいて閾値を特定する特定手段と、前記外部温度検出部及び前記内部温度検出部が検出した温度の差、並びに前記特定手段が特定した閾値を比較し、比較結果に応じて前記ファンの回転数を制御する手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、光源が点灯した場合、熱伝導によって光源周囲の温度が上昇し、光の照射によって光変調素子の温度も上昇する。光源の照度がばらつきを有する場合、光変調素子に並設された内部温度検出部が検出する温度は、光源周囲の温度に比べてばらつきを有する。このため、筐体内外の温度差がばらつく。
そこで、受信手段は光源の照度を示すデータを受信し、特定手段は、光源の照度及び閾値を対応付けたテーブルと、受信したデータが示す照度とに基づいて、ファンの回転数を制御するための閾値を特定する。つまり、特定手段は、光源の照度に応じたファンの回転数制御を可能にする閾値を特定する。そして、制御手段は、特定手段が特定した閾値と、外部温度検出部が検出した温度及び内部温度検出部が検出した温度の差とを比較し、比較結果に応じてファンの回転数を制御する。
従って、光源が有する照度のばらつきに応じて、ファンの不要な騒音を抑えつつ、電子部品及び光源が熱で劣化しないようにファンの回転数を制御することができる。
本発明に係るプロジェクタは、筐体に収容された光源と、該光源からの光を光変調する光変調素子に並設されており、前記筐体内部の温度を検出する内部温度検出部と、前記筐体外部の温度を検出する外部温度検出部とを備え、前記内部温度検出部及び前記外部温度検出部が検出した温度の差に応じて前記光源の点灯を制御し、前記光変調素子にて光変調された変調光を投射するようにしてあるプロジェクタにおいて、前記光源の照度及び閾値を対応付けたテーブルと、前記光源の照度を示すデータを受信する受信手段と、該受信手段が受信したデータが示す照度及び前記テーブルに基づいて閾値を特定する特定手段と、前記外部温度検出部及び前記内部温度検出部が検出した温度の差、並びに前記特定手段が特定した閾値を比較し、比較結果に応じて前記光源の点灯を制御する手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、受信手段は光源の照度を示すデータを受信し、特定手段は、光源の照度及び閾値を対応付けたテーブルと、受信したデータが示す照度とに基づいて、光源の点灯を制御するための閾値を特定する。つまり、特定手段は、光源の照度に応じた光源の点灯制御を可能にする閾値を特定する。そして、制御手段は、特定手段が特定した閾値と、外部温度検出部が検出した温度及び内部温度検出部が検出した温度の差とを比較し、比較結果に応じて光源の点灯を制御する。
従って、プロジェクタは、光源が有する照度のばらつきに応じて、電子部品及び光源が熱で劣化しないように光源の点灯を制御することができる。
本発明によれば、光源の経時変化に応じたファンの回転数制御を可能にする閾値を特定してファンの回転数を制御することにより、光源が経時変化した場合であっても、ファンの騒音を抑えると共に電子部品及び光源が熱で劣化することを防止することができる。また、温度検出部の追加が不要であり、上述の効果を有するプロジェクタを低コストで構成することができる。
本発明によれば、光源の経時変化に応じた光源の点灯制御を可能にする閾値を特定して光源の点灯を制御することにより、光源が経時変化した場合であっても、電子部品及び光源が熱で劣化することを防止することができる。また、温度検出部の追加が不要であり、上述の効果を有するプロジェクタを低コストで構成することができる。
本発明によれば、製造工程でプロジェクタに備える光源の照度がばらつきを有する場合であっても、ファンの騒音を抑えると共に電子部品及び光源が熱で劣化することを防止することができる。
本発明によれば、光源の照度に応じたファンの回転数制御を可能にする閾値を特定してファンの回転数を制御することにより、製造工程でプロジェクタに備える光源の照度がばらつきを有する場合であっても、ファンの騒音を抑えると共に電子部品及び光源が熱で劣化することを防止することができる。また、温度検出部の追加が不要であり、上述の効果を有するプロジェクタを低コストで構成することができる。
本発明によれば、光源の照度に応じた光源の点灯制御を可能にする閾値を特定して光源の点灯を制御することにより、製造工程でプロジェクタに備える光源の照度がばらつきを有する場合であっても、電子部品及び光源が熱で劣化することを防止することができる。また、温度検出部の追加が不要であり、上述の効果を有するプロジェクタを低コストで構成することができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るDLP(Digital Light Processing)方式のプロジェクタの略示横断面図、図2は、プロジェクタの構成を示すブロック図である。
図中1は、例えば超高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ等の光源であり、中空略直方体の筐体1に収容されている。
筐体1は、矩形の底板部1aを備えており、底板部1aの4辺には正面壁1b、側壁1c,1d、及び背面壁1eが底板部1aに対して略垂直に形成されている。正面壁1b、側壁1c,1d及び背面壁1eの上端には図示しない天板部が形成されている。側壁1c,1d及び背面壁1eには、複数のスリットからなる通気孔1f,1g,1hが夫々形成されている。
光源2は、筐体1内部の背面側の角に配されており、光源2には、電力を供給して光源2を点灯させる点灯回路20が接続されている。光源2が発した白色光は、回転放物面状の反射鏡3によって反射されてカラーホイール4を透過し、ロッドインテグレータ6に入射する。
カラーホイール4は、赤・緑・青の光を夫々透過させる扇状のカラーフィルタを周方向に配しており、カラーフィルタの回転通過域に光源2の投光域が位置するように配置されている。
カラーホイール4の中心部には、モータ駆動部22により回転駆動されるモータ5の出力軸が接続されており、モータ駆動部22はモータ5を等速回転させる。モータ5の回転は、マイクロコンピュータからなる制御部16によって制御される。
カラーホイール4が等速回転している場合、白色光は赤色、緑色及び青色のカラーフィルタに順次的に入射し、時系列で赤・緑・青の光に色時分割される。色時分割された光は、略長方形のロッドインテグレータ6の入射口に入射し、入射した光は、ロッドインテグレータ6の内面で反射を繰り返して均一な光となり、出射口から照明レンズ群7に入射する。
照明レンズ群7は、コンデンサレンズ及びリレーレンズからなり、白色光を光変調素子、例えばDMD8に入射させる。DMD8は、画像データに係る画像の各ドットに対応付けられた複数の微小可動ミラーを備えており、光源2から筐体1の横方向に離隔するように配されている。DMD8にはDMD駆動部21が接続されており、DMD駆動部21は、制御部16から与えられた画像データに基づいて、色時分割された赤・緑・青の光が、投射レンズ9へ又は投射レンズ9外へ選択的に反射するように、各微小可動ミラーを選択的に±10度傾ける。DMD8に入射した光は、DMD8の微小可動ミラーにより光変調され、光変調された変調光は、投射レンズ9に入射する。
投射レンズ9は、正面壁1bの横方向一端側、光源2と対角をなす箇所に設けられており、変調光、即ち画像を拡大表示する光をスクリーンに投射する。その結果、画像データに係る画像がスクリーンに色時分割表示される。
背面壁1eの光源2近傍部分には、筐体1内部を通気し、光源2、制御部16、DMD8等を空冷するための排気用のファン10が配されている。ファン10の回転中心には、ファン10を回転させる図示しないモータの出力軸が接続されており、ファン10はファン駆動部17によって回転駆動される。
DMD8には、筐体1内部に配されたDMD8、制御部16等の温度を検出する内部温度検出部11が並設されている。
図3は、内部温度検出部11の構成を示す回路図である。内部温度検出部11は、一端が接地されたサーミスタ11aを備えている。サーミスタ11aの他端には、第1抵抗器R1及び第2抵抗器R2の一端が夫々接続されている。第1抵抗器R1の他端は、電源電位V0に接続されている。第2抵抗器R2の他端は接地されている。サーミスタ11aの他端は、第1ADC15に接続されており、サーミスタ11aの他端側の電位が入力する。
サーミスタ11aは、温度が高い程、電気抵抗値が低くなるため、第1ADC15に入力する電位は低くなる。逆に、温度が低い程、電気抵抗値が高くなるため、第1ADC15に入力する電位は高くなる。第1ADC15は、入力した電位をデジタルの検出値V1にAD変換し、AD変換した検出値V1を制御部16に与える。
側壁1dに形成された通気孔1gには、筐体1外部の温度を検出するための外部温度検出部12が並設されている。通気孔1gから筐体1内部に吸気された空気の温度は、筐体1外部の温度と同程度であるため、外部温度検出部12は吸気された空気の温度を検出することで、筐体1外部の温度を検出することができる。外部温度検出部12の構成は内部温度検出部11と同様のサーミスタ、第1及び第2抵抗器を備えている。外部温度検出部12が備えるサーミスタの電位は第2ADC18に入力する。
第2ADC18は、外部温度検出部12から入力した電位をデジタルの検出値V2にAD変換し、AD変換した検出値V2を制御部16に与える。
制御部16は、例えばマイクロコンピュータからなり、CPU、該CPUにバスを介して接続されたROM、RAM等を備えている。ROMは、光源2の点灯、ファン10の回転数、DMD8による光変調等を制御するための制御プログラムを記憶しており、CPUはROMから前記制御プログラムをRAMに読み出して実行することにより、各種ハードウェアの動作を制御する。
制御部16には、光源2の累積点灯時間を計時するための計時部14が接続されている。制御部16は、光源2を点灯させた場合、計時開始の制御信号を計時部14に与え、光源2を消灯した場合、計時停止の制御信号を計時部14に与える。計時部14は、制御部16から計時開始の制御信号を受けた場合、計時を開始し、計時停止の制御信号を受けた場合、計時を停止させ、計時結果を保持することにより、光源2の累積点灯時間を計時する。
また、制御部16には、閾値テーブル13a及び補正テーブル13bを記憶したメモリ13、並びに受信部19が接続されている。
閾値テーブル13aは、光源2の累積点灯時間とファン10の回転数の切り換え及び光源2の点灯を制御するための第1閾値乃至第4閾値とを夫々対応付けたテーブルである。
具体的には、第1閾値は、ファン10を低速回転させるか停止させるかを判定するための閾値であり、制御部16は、第2検出値V2から第1検出値V1を減算したΔVと、第1閾値とを比較することで、ファン10を低速回転させるか停止させるかを判定する。具体的には、ΔVが第1閾値未満の場合、ファン10を停止させる。
第2閾値は、ファン10を低速回転させるか否かを判定するための閾値であり、第1閾値より大きな値である。制御部16は、ΔVと、第2閾値とを比較することで、ファン10を低速回転させるか否かを判定する。ΔVが第1閾値以上で第2閾値未満である場合、ファン10を低速回転させる。
第3閾値は、ファン10を中速回転させるか否かを判定するための閾値であり、第2閾値より大きな値である。制御部16は、ΔVと、第3閾値とを比較することで、ファン10を中速回転させるか否かを判定する。ΔVが第2閾値以上で第3閾値未満である場合、ファン10を中速回転させる。
第4閾値は、ファン10を高速回転させるか否かを判定するための閾値であり、第3閾値より大きな値である。制御部16は、ΔVと、第4閾値とを比較することで、ファン10を高速回転させるか否かを判定する。ΔVが第3閾値以上で第4閾値未満である場合、ファン10を高速回転させる。ΔVが第4閾値以上である場合、ファン10の回転を停止させ、光源2を消灯させる。
図4は、閾値テーブル13aにおける光源2の累積点灯時間と第1閾値との対応関係を示すグラフである。
横軸は光源2の累積点灯時間、縦軸は第1閾値である。第1閾値は、点灯時間に関して線形の減少関数であり、累積点灯時間と第1閾値との関係は下記式(1)で表される。
C=−αT+C0…(1)
但し、Cは第1閾値、αは傾き、Tは累積点灯時間、C0は定数である。傾きαは、実験的に特定される。
光源2の照度は、累積点灯時間が長い程小さくなるため、光が照射されるDMD8の温度も低くなり、DMD8に並設されている内部温度検出部11の検出値V1は大きくなる。従って、ΔV=V2−V1の値は、筐体1内外の温度差が一定であっても、累積点灯時間が長くなる程小さくなる。第1閾値は、光源2の経時変化によるΔVの変化に合わせて低くなるように特定されている。
第2閾値乃至第4も、第1閾値と同様の線形の減少関数である。
受信部19は、光源2の照度を示す照度データを受信するための通信インタフェースであり、制御部16は、受信部19を介して受信した照度データをメモリ13に記憶させる。照度データは、閾値テーブル13aにおける累積点灯時間と第1閾値との関係を補正するためのデータである。
図5は、補正テーブル13bにおける所定累積点灯時間が0での光源2の照度と、第1閾値との対応関係を示すグラフである。横軸は所定累積点灯時間での光源2の照度、縦軸は第1閾値である。第1閾値は、照度に関して線形の増加関数であり、照度と第1閾値との関係は下記式(2)で表される。
C1=β+γI…(2)
但し、C1は累積点灯時間が0での第1閾値、β、γは定数、Iは累積点灯時間が0での光源2の照度である。β及びγは実験によって特定される。
製造工程でプロジェクタに備える光源2の照度は、ばらつきを有しているため、上記式(1)のC10は、光源2毎に異なる。制御部16は、受信部19を介して受信した照度データが示す照度、及び上記式(1)、(2)に基づいて、C0=β+γIを特定することができ、閾値テーブル13aの第1閾値を補正することができる。つまり、補正後の第1閾値と、光源2の点灯時間との関係は、C=−αT+β+γIにて表される。
図6及び図7は、ファン10の回転数及び光源2の点灯に係る制御部16の処理手順を示すフローチャートである。
電源が投入され、光源2が点灯している場合、制御部16は、内部温度検出部11の検出値V1を第1ADC15から取得する(ステップS11)。そして、外部温度検出部12の検出値V2を第2ADC18から取得する(ステップS12)。
次いで、制御部16は、メモリ13から閾値テーブル13aを読み出し(ステップS13)、累積点灯時間を計時部14から取得する(ステップS14)。そして、制御部16は、読み出した閾値テーブル13a及び累積点灯時間に基づいて、第1乃至第4閾値を特定する(ステップS15)。
次いで、制御部16は、照度データをメモリ13から読み出し(ステップS16)、読み出した照度データに基づいて、第1乃至第4閾値を補正する(ステップS17)。例えば、上記式(1)で表される第1閾値C=−αT+C0を、C=−αT+β+γIに補正する。
そして、制御部16は、検出値V2から検出値V1を減算したΔVを算出する(ステップS18)。ΔVは、筐体1内外の温度差に相当する値である。
次いで、制御部16は、ΔVが第1閾値未満であるか否かを判定する(ステップS19)。ΔVが第1閾値未満であると判定した場合(ステップS19:YES)、制御部16は、ファン10を停止させる(ステップS20)。
ΔVが第1閾値以上であると判定した場合(ステップS19:NO)、制御部16は、ΔVが第2閾値未満であるか否かを判定する(ステップS21)。ΔVが第2閾値未満であると判定した場合(ステップS21:YES)、制御部16は、ファン10を低速回転させる(ステップS22)。
ΔVが第2閾値以上であると判定した場合(ステップS21:NO)、制御部16は、ΔVが第3閾値未満であるか否かを判定する(ステップS23)。ΔVが第3閾値未満であると判定した場合(ステップS23:YES)、制御部16は、ファン10を中速回転させる(ステップS24)。
ΔVが第3閾値以上であると判定した場合(ステップS23:NO)、制御部16は、ΔVが第4閾値未満であるか否かを判定する(ステップS25)。ΔVが第4閾値未満であると判定した場合した場合(ステップS25:YES)、制御部16は、ファン10を高速回転させる(ステップS26)。
ΔVが第4閾値以上であると判定した場合(ステップS25:NO)、制御部16は、光源2を消灯し(ステップS27)、ファン10の回転を停止させる(ステップS28)。ステップS28又はステップS26の処理を終えた場合、ファン10の回転数及び光源2の点灯に係る処理を終える。
光源2の経時変化に応じたファン10の回転数制御及び光源2の点灯制御を可能にする第1乃至第4閾値を特定してファン10の回転数及び光源2の点灯を制御することにより、光源2が経時変化した場合であっても、ファン10の騒音を抑えると共に電子部品及び光源2が熱で劣化することを防止することができる。
また、温度検出部の追加が不要であり、上述の効果を有するプロジェクタを低コストで構成することができる。
更に、製造工程でプロジェクタに備える光源2の照度がばらつきを有する場合であっても、ファン10の騒音を抑えると共に電子部品及び光源2が熱で劣化することを防止することができる。
なお、実施の形態1にあっては、光源2の照度を示すデータに基づいて、閾値テーブル13aの第1乃至第4閾値を補正するように構成してあるが、光源2の照度が有するばらつきが十分に小さい場合、第1乃至第4閾値を補正する処理を省略しても良い。
また、光変調素子としてDMD8を備えているが、他の光変調素子、例えば液晶パネルを備えても良い。
更に、筐体1外部の温度を検出する外部温度検出部12を筐体1内部の通気孔近傍に配しているが、筐体1外部に配しても良い。
更にまた、制御部16が計時部14の計時を制御することで、光源2の累積点灯時間を計時するように構成してあるが、光源2に供給される電力を計測することで光源2の累積点灯時間を計時するように構成しても良い。
更にまた、内部温度検出部11又は外部温度検出部12は、温度が高い程、電気抵抗値が小さくなるサーミスタ11aを備えているが、温度が高い程、電気抵抗値が高くなるサーミスタを備えても良い。また、内部温度検出部11又は外部温度検出部12の回路構成は、図3に示した回路構成に限定されない。
更にまたファン10は排気用ファンとして構成されているが、吸気用ファンあるいは内部部品用冷却ファンとしても良い。また、排気ファン、吸気ファンおよび内部部品冷却ファンを組み合わせた構成としても良い。
(実施の形態2)
図8は、実施の形態2におけるファン10の回転数及び光源2の点灯に係る制御部16の処理手順を示すフローチャートである。実施の形態2では、光源2の経時変化が十分小さく、製造された光源2が有する照度のばらつきが主な問題となる場合を説明する。実施の形態2に係るプロジェクタは、メモリ13が記憶している閾値テーブル13aの内容及び制御部16の処理手順のみが実施の形態1に係るプロジェクタと異なるため、以下では主に上記相違点を説明する。
メモリ13が記憶している閾値テーブル13aは、光源2の照度とファン10の回転数及び光源2の点灯を制御するための第1閾値及び第2閾値を夫々対応付けたテーブルである。
具体的には、第1閾値は、ファン10を回転させるか否かを判定するための閾値であり、制御部16は、第2検出値V2から第1検出値V1を減算したΔVと、第1閾値とを比較することで、ファン10を回転させるか否かを判定する。ΔVが第1閾値未満の場合、ファン10を停止させる。
第2閾値は、光源2を消灯するか否かを判定するための閾値であり、第1閾値より大きな値である。制御部16は、ΔVと、第2閾値とを比較することで、光源2を消灯するか否かを判定する。ΔVが第1閾値以上で第2閾値未満である場合、ファン10を回転させる。ΔVが第2閾値以上である場合、ファン10の回転を停止させ、光源2を消灯させる。
電源が投入され、光源2が点灯している場合、制御部16は、内部温度検出部11の検出値V1を第1ADC15から取得する(ステップS211)。そして、外部温度検出部12の検出値V2を第2ADC18から取得する(ステップS212)。
次いで、制御部16は、メモリ13から閾値テーブル13aを読み出し(ステップS213)、照度データをメモリ13から読み出す(ステップS214)。メモリ13が記憶している照度データは、組立工程時に受信部19で受信した照度データである。
そして、制御部16は、読み出した閾値テーブル13a及び照度データに基づいて、第1閾値及び第2閾値を特定する(ステップS215)。
次いで、制御部16は、検出値V2から検出値V1を減算したΔVを算出し(ステップS216)、ΔVが第1閾値未満であるか否かを判定する(ステップS217)。ΔVが第1閾値未満であると判定した場合(ステップS217:YES)、制御部16は、ファン10を停止させる(ステップS218)。
ΔVが第1閾値以上であると判定した場合(ステップS217:NO)、制御部16は、ΔVが第2閾値未満であるか否かを判定する(ステップS219)。ΔVが第2閾値未満であると判定した場合(ステップS219:YES)、制御部16は、ファン10を回転させる(ステップS220)。
ΔVが第2閾値以上であると判定した場合(ステップS219:NO)、制御部16は、光源2を消灯する。(ステップS221)。そして、制御部16は、ファン10の回転を停止させ(ステップS222)、ファン10の回転数及び光源2の点灯に係る処理を終える。
このように構成されたプロジェクタにあっては、製造工程においてプロジェクタに備える光源2の光量がばらつきを有する場合であっても、ファン10の騒音を抑えると共に電子部品及び光源2が熱で劣化することを防止することができる。また、温度検出部の追加が不要であり、上述の効果を有するプロジェクタを低コストで構成することができる。
なお、実施の形態2にあっては、組立工程時に受信部19を介してメモリ13に記憶させた照度データに基づいて、第1閾値及び第2閾値を特定するように構成してあるが、制御部16が適宜受信部19から照度データを取得し、該照度データに基づいて第1閾値及び第2閾値を特定するように構成しても良い。
実施の形態2に係るプロジェクタの他の構成、作用及び効果は、実施の形態1に係るプロジェクタの構成、作用及びと同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
本発明の実施の形態1に係るDLP方式のプロジェクタの略示横断面図である。 プロジェクタの構成を示すブロック図である。 内部温度検出部の構成を示す回路図である。 閾値テーブルにおける光源の累積点灯時間と第1閾値との対応関係を示すグラフである。 補正テーブルにおける所定累積点灯時間が0での光源の照度と、第1閾値との対応関係を示すグラフである。 ファンの回転数及び光源の点灯に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 ファンの回転数及び光源の点灯に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態2におけるファンの回転数及び光源の点灯に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 従来のプロジェクタの構成を示すブロック図である。 プロジェクタの略示横断面図である。 筐体内外の温度差とファンの回転数との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 筐体
2 光源
3 反射鏡
4 カラーホイール
5 モータ
6 ロッドインテグレータ
7 照明レンズ群
8 DMD
9 投射レンズ
10 ファン
11 内部温度検出部
12 外部温度検出部
13 メモリ
13a 閾値テーブル
13b 補正テーブル
14 計時部
15 第1ADC
16 制御部
17 ファン駆動部
18 第2ADC
19 受信部
20 点灯回路
21 DMD駆動部
22 モータ駆動部

Claims (5)

  1. 通気孔を有する筐体に収容された光源と、該光源からの光を光変調する光変調素子に並設されており、前記筐体内部の温度を検出する内部温度検出部と、前記筐体外部の温度を検出する外部温度検出部と、前記筐体内部を通気するファンとを備え、前記内部温度検出部及び前記外部温度検出部が検出した温度の差に応じて前記ファンの回転数を制御し、前記光変調素子にて光変調された変調光を投射するようにしてあるプロジェクタにおいて、
    前記光源の点灯時間及び閾値を対応付けたテーブルと、
    前記光源の点灯時間を計時する計時部と、
    該計時部が計時した点灯時間及び前記テーブルに基づいて閾値を特定する特定手段と、
    前記外部温度検出部及び前記内部温度検出部が検出した温度の差、並びに前記特定手段が特定した閾値を比較し、比較結果に応じて前記ファンの回転数を制御する手段と
    を備えることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 筐体に収容された光源と、該光源からの光を光変調する光変調素子に並設されており、前記筐体内部の温度を検出する内部温度検出部と、前記筐体外部の温度を検出する外部温度検出部とを備え、前記内部温度検出部及び前記外部温度検出部が検出した温度の差に応じて前記光源の点灯を制御し、前記光変調素子にて光変調された変調光を投射するようにしてあるプロジェクタにおいて、
    前記光源の点灯時間及び閾値を対応付けたテーブルと、
    前記光源の点灯時間を計時する計時部と、
    該計時部が計時した点灯時間及び前記テーブルに基づいて閾値を特定する特定手段と、
    前記外部温度検出部及び前記内部温度検出部が検出した温度の差、並びに前記特定手段が特定した閾値を比較し、比較結果に応じて前記光源の点灯を制御する手段と
    を備えることを特徴とするプロジェクタ。
  3. データを受信する受信手段と、
    該受信手段が受信したデータに応じて、前記テーブルの閾値を増減させる手段と
    を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプロジェクタ。
  4. 通気孔を有する筐体に収容された光源と、該光源からの光を光変調する光変調素子に並設されており、前記筐体内部の温度を検出する内部温度検出部と、前記筐体外部の温度を検出する外部温度検出部と、前記筐体内部を通気するファンとを備え、前記内部温度検出部及び前記外部温度検出部が検出した温度の差に応じて前記ファンの回転数を制御し、前記光変調素子にて光変調された変調光を投射するようにしてあるプロジェクタにおいて、
    前記光源の照度及び閾値を対応付けたテーブルと、
    前記光源の照度を示すデータを受信する受信手段と、
    該受信手段が受信したデータが示す照度及び前記テーブルに基づいて閾値を特定する特定手段と、
    前記外部温度検出部及び前記内部温度検出部が検出した温度の差、並びに前記特定手段が特定した閾値を比較し、比較結果に応じて前記ファンの回転数を制御する手段と
    を備えることを特徴とするプロジェクタ。
  5. 筐体に収容された光源と、該光源からの光を光変調する光変調素子に並設されており、前記筐体内部の温度を検出する内部温度検出部と、前記筐体外部の温度を検出する外部温度検出部とを備え、前記内部温度検出部及び前記外部温度検出部が検出した温度の差に応じて前記光源の点灯を制御し、前記光変調素子にて光変調された変調光を投射するようにしてあるプロジェクタにおいて、
    前記光源の照度及び閾値を対応付けたテーブルと、
    前記光源の照度を示すデータを受信する受信手段と、
    該受信手段が受信したデータが示す照度及び前記テーブルに基づいて閾値を特定する特定手段と、
    前記外部温度検出部及び前記内部温度検出部が検出した温度の差、並びに前記特定手段が特定した閾値を比較し、比較結果に応じて前記光源の点灯を制御する手段と
    を備えることを特徴とするプロジェクタ。
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