JPH0726766U - 血液凝固分析装置 - Google Patents

血液凝固分析装置

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JPH0726766U
JPH0726766U JP5692493U JP5692493U JPH0726766U JP H0726766 U JPH0726766 U JP H0726766U JP 5692493 U JP5692493 U JP 5692493U JP 5692493 U JP5692493 U JP 5692493U JP H0726766 U JPH0726766 U JP H0726766U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測光部位のチェックを自動的に行える新規な
血液凝固分析装置を提供することを目的とする。 【構成】 標準散乱体を収容した容器を前記検体分注
器、試薬分注器、キュベット移送部のいずれかの移動軌
跡上に配置したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、臨床検査の分野において血液凝固反応を自動的に分析する分析装置 の、特に測光部位のチェックに関するものである。
【0002】
【従来技術】
血液凝固反応を測定するには、キュベットに検体と試薬を入れ、そのセルを凝 固反応測定部位に移動させるか、或いはキュベットの全てに測光部位を設置して 行っている。ほとんどの血液凝固分析装置では、測光部位にはキュベットに光源 から測光光を照射し、試料反応液による散乱光を光検出器で検出する光度計を備 えている。
【0003】 ここで、検出に使用する光度計のチェックは、例えば白色板などの標準散乱体 をマニュアルで測光部位に設置して行っていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の構成では、光度計のチェックはマニュアル操作であるた め、定期的に検査を行おうとすれば、その度に標準散乱体を設置しなければなら ず、連続分析の妨げとなった。特に複数の測光部位を有する血液凝固分析装置で は、全ての測光部位に標準散乱体を設置しなければならず、時間、手間ともに実 験者に過度の負担を強いることになった。
【0005】 そこで、本考案は測光部位の光度計のチェックを自動的に行える装置を提供す ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するため、複数のキュベットを着脱可能に保持する 反応部と、反応部に検体及び試薬を供給する検体分注器及び試薬分注器と、反応 部を測光する測光部位と、反応部のキュベットを移送するキュベット移送部とを 備えた血液凝固分析装置において、標準散乱体を収容した容器を前記検体分注器 、試薬分注器、キュベット移送部のいずれかの移動軌跡上に配置したことを特徴 とする。
【0007】 ここで、検体分注器とは、予め定められた位置にセットされた検体容器から検 体を吸引し、反応部へ検体を吐出するもので、例えば、シリンジポンプに接続さ れたサンプリングプローブが該当する。
【0008】 また、試薬分注器は、検体分注器と同様に予め定められた位置にセットされた 試薬容器から試薬を吸引し、反応部へ試薬を吐出するもので、例えば、シリンジ ポンプに接続された試薬プローブが該当する。
【0009】 測光部位とは、反応部内のキュベットに光を照射し、その散乱光を測光するも ので、反応部内にキュベットを収容する位置に対応して複数個設置するのが処理 能力を上げるためには好ましいが、反応部とは別の所定の位置に測光部位を設け 、そこに反応部のキュベットを移動させるものでも良い。
【0010】 キュベット移送部は、キュベット供給部・反応部・廃棄部間にキュベットを移 送するもので、例えばキュベットを装着するレバーを有するアーム、アームを移 送させる移送機構からなり、移送機構は、モータ駆動、ラック・ピニオン機構な どを挙げることができるが、これらに限定されない。
【0011】 検体分注器、試薬分注器、キュベット移送部の移動軌跡とは、サンプリングプ ローブ、試薬プローブ、キュベット装着レバーを有するアームの移動範囲内をい い、これらの移動動作で標準散乱体を測光部位にセットする。
【0012】 標準散乱体としては、例えば、乳白色ガラス、半透明プラスチック等の固形の 物と、ラテックス粒子溶液等の液状の物を挙げることができるが、これらに限定 されない。
【0013】
【作用】
本考案によれば、標準散乱体をサンプリングプローブ、試薬プローブ、キュベ ット装着レバーを有するアームなどにより自動的に測光部位にセットすることが 可能となる。
【0014】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案が適用される血液凝固分析装置の一例を示したもので、1が反 応部で、反応部1は円盤状のテーブルを有し、そのテーブルは図に現れていない 駆動機構によって往復方向に回転し、停止できるようになっている。テーブルの 円周上には測光部位2が複数個等間隔に配置されている。
【0015】 各測光部位2は、検体と試薬が分注されるキュベットを一つずつ着脱可能に保 持し、キュベット中の試料液に対し測光光を照射するLEDなどの光源と、試料 液による測光光の散乱光を検出するためのフォトダイオードなどの光検出器とを 備えている。
【0016】 反応部1の近くにはが設けられ、キュベット移送部3には反応部1のテーブル の円周上の位置Aで測光部位2にキュベットを装着したり、測光部位2からキュ ベットを取り外したりするアーム31が設けられている。アーム31の先端には 、キュベット装着用の一対のレバー32、33が備わっており、レバー32、3 3はバネ34で引っ張られる。
【0017】 アーム31は位置Aのほか、キュベット供給部4でキュベット20を受けとる 位置、キュベット廃棄部5でキュベットを廃棄する位置にそれぞれ移動し(アー ム31の移動軌跡をイで示す)、停止できるように駆動される。キュベット移送 部3はキュベット供給部4に溜まっているキュベット20を1つずつ取り出して 反応部1の位置Aにある測光部位にキュベット20を移送して装着したり、反応 部1の位置Aにきた測光終了後のキュベット20を取り出してキュベット廃棄部 5に廃棄する。
【0018】 反応部1の近くにはサンプリングプローブ6が設けられており、ラック方式の 検体移送部7の位置Cに移送されてきた検体を吸引し、反応部1の位置Bにある 測光部位のキュベットに検体を分注する。サンプリングプローブ6の移動軌跡は ロで示した通りである。なお、この例では検体移送部7はラック方式であるが、 これはターンテーブル方式でも良い。
【0019】 反応部1の近くには更に試薬プローブ9が設けられており、複数の試薬容器8 から測光項目に応じて所定の試薬を吸引し、反応部1の位置Dにある測光部位の キュベットに試薬を分注する。試薬プローブ9の移動軌跡はハで示した通りであ る。
【0020】 10はシリンジポンプであり、サンプリングプローブ6と試薬プローブ9に配 管で接続されており、所定量の吸引と吐出を行う。11は制御部であり、キーボ ードやCRT、プリンタなどを含み、上記のキュベット移送部3、サンプリング プローブ6、試薬プローブ9の動作等を制御し、また測光結果の打ち出しなどを 行う。
【0021】 本考案では、上記構成に加え更に、アーム31の移動軌跡イ上に標準散乱体 (例えばラテックス粒子溶液)の入ったキュベット21を配置してある。このキ ュベット21は、制御部11のキーボードにより測光部位の校正を指示したとき にのみキュベット移送部3により測光部位2に装着される。なお、標準散乱体の 入った容器の置く位置はアーム31の移動軌跡イ上には限定されず、サンプリン グプローブ6の移動軌跡ロ上の71又は試薬プローブ9の移動軌跡ハ上の81い ずれかに置いても良い。勿論21、71、81の全てに配置しておいても構わな い。
【0022】 以上の構成において、通常分析、測光部位のチェック(光度計のチェック)は 次の様に行う。 通常分析の場合では、先ず検体移送部7で検体の識別情報(検体容器にバーコ ードなどが付されている)がバーコードリーダーなどにより読み取られて測定項 目が認識され、その検体が位置Cに移送される。反応部1では、開いている測光 部位が位置Aに移動され、キュベット移送部3により新しいキュベット20が測 光部位に供給される。キュベット20が供給された測光部位が位置Bに移送され 、ラックの位置Cにある検体がサンプリングプローブ6により所定量分注される 。 検体分注の済んだキュベットは位置Dに移送され、その測光部位のキュベッ ト中の検体の測定項目の試薬8が選ばれて試薬プローブ9により分注される。試 薬分注と同時にその測光部位で凝固反応過程が測定される。
【0023】 測定の終了した検体のキュベットの測光部位が反応部1の位置Aに移送され、 その測光部位のキュベットがキュベット移送部3によってキュベット廃棄部5へ 廃棄される。
【0024】 測光部位のチェック(光度計のチェック)の場合には、反応部1の開いている 測光部位を位置Aに移動させ、キュベット移送部3により標準散乱体の入ったキ ュベット21をその測光部位に供給する。キュベット21の供給と同時に測光部 位で標準散乱体の散乱光が測定され、光度計の異常がチェックされる。異常が発 見された光検出器を有する測光部位は制御部11で記憶され、以後の分析では使 用不能とする。測定が終了すれば、測光部位が反応部1の位置Aに移送され、標 準散乱体の入ったキュベット21がキュベット移送部3によってもとの位置に戻 される。
【0025】 なお、標準散乱体がサンプリングプローブ6の移動軌跡ロ上の71又は試薬プ ローブ9の移動軌跡ハ上の81にあるときは、反応部1の開いている測光部位が 位置Aに移動され、キュベット移送部3により新しいキュベット20が測光部位 に供給される。キュベット20が供給された測光部位は位置B又は位置Dに移送 され、サンプリングプローブ6又は試薬プローブ9により、71又は81の標準 散乱体がキュベットに分注される。標準散乱体の分注と同時に測光部位で標準散 乱体の散乱光が測定され、光度計の異常がチェックされる。
【0026】 なお、以上の通常分析、測光部位の校正の動作は全て制御部11により自動的 に行われる。
【0027】
【考案の効果】
本考案によれば、自動的に測光部位のチェックができるので、分析前後時、1 日1回などの定期検査に有効である。
【0028】 また、複数の測光部位を持っている場合、各チャンネルのマッチングが行える と共に、異常な測光部位を自動で未使用にして分析を続行することができる。
【0029】 更に、標準散乱体の入ったキュベットを用いて測光部位のチェックを行う場合 には、同一のキュベットで行うので、より正確な各チャンネルのマッチングが可 能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例図
【符号の説明】
1:反応部 2:測光部位 3:キュベット移送部 6:サンプリングプローブ 9:試薬プローブ 21:標準散乱体の入ったキュベット 31:アーム イ:アーム31の移動軌跡イ ロ:サンプリングプローブ6の移動軌跡 ハ:試薬プローブ9の移動軌跡

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキュベットを着脱可能に保持する
    反応部と、反応部に検体及び試薬を供給する検体分注器
    及び試薬分注器と、反応部を測光する測光部位と、反応
    部のキュベットを移送するキュベット移送部とを備えた
    血液凝固分析装置において、標準散乱体を収容した容器
    を前記検体分注器、試薬分注器、キュベット移送部のい
    ずれかの移動軌跡上に配置したことを特徴とする血液凝
    固分析装置。
JP1993056924U 1993-10-21 1993-10-21 血液凝固分析装置 Expired - Lifetime JP2590688Y2 (ja)

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