JPH07266612A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07266612A
JPH07266612A JP6247394A JP6247394A JPH07266612A JP H07266612 A JPH07266612 A JP H07266612A JP 6247394 A JP6247394 A JP 6247394A JP 6247394 A JP6247394 A JP 6247394A JP H07266612 A JPH07266612 A JP H07266612A
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JP
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JP6247394A
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English (en)
Inventor
Jiro Egawa
二郎 江川
Junichi Koseki
順一 小関
Atsushi Sakakibara
淳 榊原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録中の半導体レーザの光強度を高精度に安
定化し、これにより画像濃度の安定化を図り、高画質な
画像を得る画像形成装置を提供する 【構成】 画像形成装置においては、半導体レーザ24
から出力されるレーザビームの光強度が変動すると、そ
の変動量は、光強度検出手段26で検出され、その出力
電流Imとして駆動電流制御手段3に入力される。駆動
電流制御手段3の他の入力には、画像信号Dが入力され
て制御電流信号Icを生成する制御電流信号生成手段1
の出力が入力される。駆動電流制御手段3の出力には、
制御電流信号Icと光強度検出手段26の出力電流Im
との差電流に応じて、誤差eが発生する。この誤差eが
零になるよう電流駆動手段12の駆動電流が制御され
る。即ち、半導体レーザ24の光強度変動が補償される
よう電流駆動手段12の駆動電流が制御されることにな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像形成装置に係
り、特に、レーザプリンタ、デジタル複写機、ファクシ
ミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタやデジタル複写機等の画
像形成装置においては、記録用光源として半導体レーザ
が最も多く利用されている。一般に、半導体レーザは、
温度変化によってしきい値電流が変化し、これが原因で
レーザ光強度が変動してしまう問題がある。このため、
温度変化が生じてもレーザ光強度が変動しないようにレ
ーザ光強度の安定化が必要である。
【0003】また、中間調や線画の画質向上(スムージ
ングとも言う)を目的としたレーザの多値変調方式とし
ては、レーザパルス幅変調及びレーザパワー変調、さら
にはレーザパルス幅変調とレーザパワー変調を併用した
方式が提案されている。
【0004】レーザ光強度の安定化と、レーザパワー変
調の両技術に関しては、特開平4−366657「レー
ザ駆動装置」が開示されている。このレーザ駆動回路の
レーザ光強度安定化方式では、記録領域外で半導体レー
ザの光強度の安定化動作を実行してレーザ駆動電流を補
正・保持し、保持されたレーザ駆動電流に基づいて半導
体レーザを発光させて記録している。
【0005】また、このレーザ駆動回路のレーザパワー
変調方式は、パワー変調数に対応して、それぞれレーザ
光強度安定化回路と、レーザドライブ回路を備え、多値
画像信号に基づいて、前記レーザドライブ回路を選択駆
動する構成である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のレー
ザ光強度安定化方式では、記録中にレーザ駆動電流を固
定してしまうため、レーザのドループ特性(熱特性)に
より記録中のレーザ光出力がわづかながら変化してしま
い、これにより記録画像の濃度が変動してしまう、とい
う問題がある。特に、中間調画像に於いては、記録中の
レーザ光出力の変動が画像濃度の変化に大きく影響する
という問題がある。
【0007】また、従来のレーザパワー変調方式では、
パワー変調数に対応して、それぞれレーザ光強度安定化
回路と、レーザドライブ回路を備える構成のため、レー
ザパワー変調数が多くなるほど、回路規模が複雑になっ
てしまう、という問題がある。
【0008】この発明は、上述した事情に鑑みなされた
ものであって、記録中の半導体レーザの光強度を高精度
に安定化し、これにより画像濃度の安定化を図り、高画
質な画像を得る画像形成装置を提供することを目的とし
ている。
【0009】また、レーザパルス幅変調、レーザパワー
変調、レーザパルス幅変調とレーザパワー変調を併用し
た方式等のレーザ多値変調方式に於いても、回路規模を
複雑とせず、かつ記録中の半導体レーザの光強度を高精
度に安定化し、これにより特に中間調画像濃度の安定化
や線画の画質向上を図り、高画質な画像を得る画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、レー
ザビームを発生する発生手段と、このレーザビームで前
記像担持体を走査して像担持体上に画像を形成する光学
手段と、前記発生手段を変調された駆動電流で駆動して
変調されたレーザビームを発生させる電流駆動手段と、
前記発生手段の光強度を検出して検出電流を発生する光
強度検出手段と、入力される画像信号に応じて変調され
た制御電流信号を生成する制御電流信号生成手段と、前
記光強度検出手段からの検出電流と前記制御電流信号と
が一致するよう前記駆動手段から出力される駆動電流を
制御する駆動電流制御手段と、を具備したことを特徴と
する画像形成装置が提供される。
【0011】また、この発明によれば、レーザビームを
発生する発生手段と、このレーザビームで前記像担持体
を走査して像担持体上に画像を形成する光学手段と、前
記発生手段をパルス幅変調された駆動電流で駆動して変
調されたレーザビームを発生させる電流駆動手段と、前
記発生手段の光強度を検出して検出電流を発生する光強
度検出手段と、入力される多値画像信号に応じてパルス
幅変調されたパルス幅信号を発生し、このパルス幅信号
から制御電流信号を生成する制御電流信号生成手段と、
前記光強度検出手段からの検出電流と前記制御電流信号
とが一致するよう前記駆動手段から出力される駆動電流
を制御する駆動電流制御手段と、を具備したことを特徴
とする画像形成装置が提供される。
【0012】更にまた、この発明によれば、レーザビー
ムを発生する発生手段と、このレーザビームで前記像担
持体を走査して像担持体上に画像を形成する光学手段
と、前記発生手段をパワー変調された駆動電流で駆動し
て変調されたレーザビームを発生させる電流駆動手段
と、前記発生手段の光強度を検出して検出電流を発生す
る光強度検出手段と、入力される多値画像信号に応じて
パワー変調されたアナログ信号を発生し、このアナログ
信号から制御電流信号を生成する制御電流信号生成手段
と、前記光強度検出手段からの検出電流と前記制御電流
信号とが一致するよう前記駆動手段から出力される駆動
電流を制御する駆動電流制御手段と、を具備したことを
特徴とする画像形成装置が提供される。
【0013】更にまた、レーザビームを発生する発生手
段と、このレーザビームで前記像担持体を走査して像担
持体上に画像を形成する光学手段と、前記発生手段をパ
ワー変調された駆動電流で駆動して変調されたレーザビ
ームを発生させる電流駆動手段と、前記発生手段の光強
度を検出して検出電流を発生する光強度検出手段と、入
力される多値画像信号に応じて複数の電流をスイッチン
グしてパワー変調された制御電流信号を生成する制御電
流信号生成手段と、前記光強度検出手段からの検出電流
と前記制御電流信号とが一致するよう前記駆動手段の駆
動電流を制御する駆動電流制御手段と、を具備したこと
を特徴とする画像形成装置が提供される。また、更にこ
の発明によれば、レーザビームを発生する発生手段と、
このレーザビームで前記像担持体を走査して像担持体上
に画像を形成する光学手段と、前記発生手段をパルス幅
及びパワー変調された駆動電流で駆動して変調されたレ
ーザビームを発生させる電流駆動手段と、前記発生手段
の光強度を検出して検出電流を発生する光強度検出手段
と、入力される多値画像信号の所定ビットの状態に応じ
てパルス幅信号を発生し、前記多値画像信号の前記所定
ビットを除くビットの状態に応じてアナログ信号を発生
し、前記パルス幅信号と前記アナログ信号に基づいて制
御電流信号を生成する制御電流信号生成手段と、前記光
強度検出手段からの検出電流と前記制御電流信号とが一
致するよう前記駆動手段の駆動電流を制御する駆動電流
制御手段と、を具備したことを特徴とする画像形成装置
が提供される。
【0014】
【作用】本発明の画像形成装置によれば、画像信号を入
力して制御電流信号を生成し、この制御電流信号を駆動
電流制御手段(誤差増幅手段)の入力に与え、かつ発生
手段の光強度を検出する光強度検出手段の出力電流をそ
の入力端子に負帰還することによって、制御回路全体
は、等価的に、光強度検出手段の接合容量等が帰還ルー
プの外に出た、簡単な反転増幅器としてみなすことがで
きるようになる。この結果、光強度検出手段の接合容量
に影響されることなく、発生手段の変調動作と高精度の
レーザ光強度安定化動作の並行動作が可能となり、これ
により画像濃度の安定化が図れ高画質な画像が得られ
る。
【0015】また、本発明によれば、多値画像信号に応
じてパルス幅信号を発生し、このパルス幅信号から制御
電流信号を生成し、この制御電流信号を前記駆動電流制
御手段(誤差増幅手段)の入力に与える構成のため、発
生手段のパルス幅変調動作と高精度のレーザ光強度安定
化動作の並行動作が可能となり、これにより中間調画像
の各画像濃度の安定化や線画の画質向上が計れ高画質な
画像が得られる。
【0016】また、本発明によれば、多値画像信号に応
じてアナログ信号を発生し、このアナログ信号から制御
電流信号を生成し、この制御電流信号を前記駆動電流制
御手段(誤差増幅手段)の入力に与える構成のため、パ
ワー変調数が多くなっても、パワー変調回路と、レーザ
光強度安定化回路と、レーザドライブ回路は各々1組で
済み、全体の回路規模も増加せず、発生手段のパワー変
調動作と高精度のレーザ光強度安定化動作の並行動作が
可能となり、これにより中間調画像の各画像濃度の安定
化や線画の画質向上が計れ高画質な画像が得られる。
【0017】また、本発明によれば、多値画像信号に応
じて複数の電流をスイッチングして制御電流信号を生成
し、この制御電流信号を前記駆動電流制御手段(誤差増
幅手段)の入力に与える構成のため、パワー変調回路
と、レーザ光強度安定化回路と、レーザドライブ回路は
各々1組で済み、全体の回路規模も増加せず、発生手段
のパワー変調動作と高精度のレーザ光強度安定化動作の
並行動作が可能となり、これにより中間調画像の各画像
濃度の安定化や線画の画質向上が計れ高画質な画像が得
られる。
【0018】また、本発明によれば、多値画像信号の所
定ビットの状態に応じてパルス幅信号を発生し、所定ビ
ットを除くビットの状態に応じてアナログ信号を発生
し、パルス幅信号とアナログ信号に基づいて制御電流信
号を生成し、この制御電流信号を前記駆動電流制御手段
(誤差増幅手段)の入力に与える構成のため、パワー変
調数とパルス幅変調数が多くなっても、パワー変調回路
と、パルス幅変調回路と、レーザ光強度安定化回路と、
レーザドライブ回路は各々1組で済み、全体の回路規模
も増加せず、発生手段のパルス幅変調動作とパワー変調
動作と高精度のレーザ光強度安定化動作の並行動作が可
能となり、これにより中間調画像の各画像濃度の安定化
や線画の画質向上が計れ高画質な画像が得られる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図2は、この発明の画像形成装置としてのフ
ルカラー記録装置の断面図を概略的に示している。図2
において、201は、像担持体としての感光体ドラムで
反時計方向に回転される。感光体ドラム201の周囲に
は、感光体ドラム201を帯電する帯電器202、感光
体ドラム201を各々異なる現像剤で現像する第1現像
器209、第2現像器210、第3現像器211、及び
第4現像器212、感光ドラム201で現像された画像
が転写される転写材を支持する転写ドラム215、感光
体ドラム201をクリーニング前に除電するクリーニン
グ前除電器213、感光体ドラム201をクリーニング
する感光体クリーナ214が配置されている。
【0020】帯電器202と第1現像器209の間に
は、図1に示すような半導体レーザ24からのレーザビ
ームを偏向走査するポリゴンミラー207、このポリゴ
ンミラー207を回転するポリゴンモータ(図示せ
ず)、偏向されたレーザビームを感光体ドラム201上
に結像させるFθレンズ255及びレーザビームを感光
体ドラム201に向けて反射するミラー205及204
からなる露光部203が設けられている。
【0021】現像器209〜212は、それぞれ4色の
異なるトナーにより感光体ドラム201上の静電潜像を
現像するもので、例えば、第1現像器209は、マゼン
タ、第2現像器210は、シアン、第3現像器211
は、イエロー、第4現像器212は、ブラックのトナー
を現像剤として感光体ドラム201に供給している。
【0022】帯電器202によりその表面を一様に帯電
された感光体ドラム201は、画像信号により走査され
た前述の露光部203により露光され、静電潜像を形成
し、前記画像信号に対応した現像器209〜212によ
り現像され、転写ドラム215に静電的に吸着された転
写材に転写帯電器217により順次転写される。感光体
ドラム201上の未転写トナーは、クリーニング前除電
器213で除電された後、感光体クリーナ214により
清掃される。
【0023】一方、転写材としての用紙は、カセット2
23より給紙ローラ224で送り出され、レジストロー
ラ225で一旦整位される。そして、転写材は、転写ド
ラム215の吸着位置に対応した位置に設けられた吸着
ローラ226、吸着帯電器216に向けてレジストロー
ラ225で送られ、吸着帯電器216により転写ドラム
215上に静電的に吸着される。その後、前述のように
感光体ドラム201に対向する位置に設けられた転写帯
電器217により、感光体ドラム201上のカラートナ
ーが転写される。多色印字の場合は、前述の現像プロセ
ス、転写プロセスが最大4回まで繰り返えされる。そし
て、転写材は、分離部227により、転写ドラム215
から分離され、搬送ベルト228,229、定着部23
0を介してトレイ231に排出される。
【0024】図1は、この発明の一実施例に係わる画像
形成装置に組み込まれる半導体レーザ制御回路のブロッ
ク図である。図1に於いて、半導体レーザ24は、電流
駆動手段12により電流駆動され、半導体レーザ24か
ら出力されるレーザビームは、コリメータレンズ253
でコリメートされてポリゴンミラー207に照射され
る。ポリゴンミラー207は、レーザビームをfθレン
ズ255を介して像担持体としての感光体ドラム201
上を走査するもので、図示してないポリゴンモータによ
り駆動され、矢印方向に高速回転する。
【0025】光強度検出手段26は、半導体レーザ24
の光強度を検出するもので、検出した光強度に比例した
電流Imを出力する。光強度検出手段26の出力電流I
mは、駆動電流制御手段3に入力され、駆動電流制御手
段3の他の入力には、画像信号Dを入力して制御電流信
号Icを生成する制御電流信号生成手段1の出力が入力
される。制御電流信号生成手段1は、定電流源262と
スイッチング手段261から構成されており、スイッチ
ング手段261は、画像信号Dに基づいて定電流源26
2からの定電流をスイッチングして制御電流信号Icを
出力する。
【0026】このような構成で、半導体レーザ24から
出力されるレーザビームの光強度が変動すると、その変
動量は、光強度検出手段26で検出され、その出力電流
Imとして駆動電流制御手段3に入力される。このと
き、制御電流信号Icと光強度検出手段26の出力電流
Imとの差電流に応じて、駆動電流制御手段3の出力に
は、誤差eが発生する。この誤差eが零になるよう電流
駆動手段12の駆動電流が制御される。つまり、半導体
レーザ24の光強度変動が補償されるよう電流駆動手段
12の駆動電流が制御されることになる。
【0027】次に、図1の駆動電流制御手段3の基本構
成と、全体の動作について図3から図6を参照して説明
する。図1と対応する部分には、図1と同一符号を付し
ている。
【0028】図3に於いて、3は、駆動電流制御手段と
しての誤差増幅器である。誤差増幅器3は、演算増幅器
4と補償増幅器5と、演算増幅器4の出力と補償増幅器
5の出力を加算する加算器6から構成されている。演算
増幅器4は、汎用の演算増幅器であるが、補償増幅器5
は、演算増幅器4の高周波特性を補償するためにハイ・
パス・フィルター特性を有し、演算増幅器4に並列に接
続されている。誤差増幅器3の反転入力端子には、制御
電流信号Icが入力され、誤差増幅器3の非反転入力端
子には、基準電圧Vref が入力されている。
【0029】26は、光強度検出手段としてのモニタ用
光検出器で、このモニタ用光検出器26は、半導体レー
ザ24のバックビームを検出するもので、モニタ用光検
出器26と半導体レーザ24とは、通常、一体化されて
いる。このモニタ用光検出器26の出力電流Imは、誤
差増幅器3の反転入力端子に帰還されている。誤差増幅
器3の出力端子と反転入力端子の間にはコンデンサC
1、抵抗R1の直列回路からなる位相補償回路9が設け
られ、この位相補償回路9は、電流駆動手段12からモ
ニタ用光検出器26に至る帰還ループの遅延時間と、モ
ニタ用光検出器26が有するロー・パス・フィルタ特性
とによって生じる位相遅れを補償して、駆動電流制御の
広帯域化を図る為に設けられている。
【0030】このような構成に於いて図3に示す回路の
動作を説明する。初めに、画像信号Dから制御電流信号
Icを生成する制御電流信号生成手段1について説明す
る。
【0031】図4は、モニタ用光検出器26のレーザ光
出力に対するモニタ電流特性を示すグラフ図である。図
4から明かなようにモニタ用光検出器26のモニタ電流
Imは、レーザ光出力Pに比例している。即ち、図4に
示すようにレーザ光出力PがPnの時のモニタ電流をI
mnとすると、モニタ電流Imnが一定になるよう制御
すればレーザ光出力Pnも一定になる。そこで、制御電
流信号生成手段1内の定電流源262で設定される電流
値は、レーザ光出力PがPnの時のモニタ電流Imnと
同一の電流値に設定される。
【0032】スイッチング手段261は、図6(a)に
示すような画像形成すべき一ラインの画像に対応して入
力される図6(b)に示すような画像信号Dに基づいて
定電流源262で設定された電流(モニタ電流Imnと
同一電流値)をスイッチングして図6(c)に示すよう
な制御電流信号Icを出力する。
【0033】駆動電流制御手段としての誤差増幅器3
は、制御電流信号Icを入力すると、図5に示すような
特性を基にレーザ光出力PがPnとなるレーザ駆動電流
Idnを流すよう電流駆動手段12を制御する。
【0034】ところで、半導体レーザ24は、温度変動
等により、図5に示すレーザ駆動電流に対するレーザ光
出力特性が変動する。例えば、半導体レーザ24の光出
力Pnが(−ΔPn)だけ変動(低い方に変動)したと
すると、その変動分は、モニタ用光検出器26からモニ
タ電流Imの変動分として(−ΔIm)が出力される。
このモニタ電流Imの変動分(−ΔIm)は、位相補償
回路9からの帰還電流と加算されて全帰還電流Ifとし
て、誤差増幅器3の反転入力端子に帰還される。このと
き、制御電流信号Icと帰還電流Ifとの差電流、即ち
(−ΔIm)に応じた誤差電圧(+Ve)が誤差増幅器
3の出力に発生する。この誤差電圧+Veが電流駆動手
段12に駆動電流制御信号として与えられ、誤差電圧V
eが零となるように、つまり半導体レーザ24の光強度
の変動が補償されるように電流駆動手段16が制御され
る。
【0035】このように、誤差増幅器(駆動電流制御手
段)3は、制御電流信号Icと光強度検出手段26のモ
ニタ電流Imとが一致するように制御するため、半導体
レーザ24からは、高精度の光出力が得られる。従っ
て、半導体レーザの変調動作と高精度のレーザ光強度安
定化動作の並行動作が可能となり、これにより、画像の
濃度安定化が図れ、高画質な画像が得られる。
【0036】次に、本発明の画像形成装置の他の一実施
例について説明する。図7は、多値変調方式としてのパ
ルス幅変調方式の画像形成装置に組み込まれる半導体レ
ーザ制御回路のブロック図である。図7においては、図
1及び図3とは制御電流信号生成手段1の回路構成が異
なっているが、他の回路構成は、図1及び図3に示す回
路と同様であるのでその詳細な説明は、省略する。制御
電流信号生成手段1は、多値画像信号D0−7に応じて
パルス幅信号V1を発生するパルス幅変換手段263
と、このパルス幅信号V1に基づいて定電流源262か
らの定電流をスイッチングして駆動電流制御手段3に制
御電流信号Icを出力するスイッチング手段261から
構成されている。
【0037】図8を参照してこの図7に示される回路の
動作を説明する。多値画像信号D0−7は、図8(a)
に示す形成されるべき1ライン画像に対して、例えば、
図8(b)に示すように1ドット当たり8ビットの画像
信号で、この多値画像信号D0−7は、パルス幅変換手
段263により、図8(c)に示すように8ビット画像
信号に応じた1ドット単位のパルス幅信号V1に変換さ
れる。スイッチング手段261は、このパルス幅信号V
1に基づいて定電流源262からの定電流をスイッチン
グして図8(d)に示すように駆動電流制御手段3に制
御電流信号Icを出力する。従って、図8(e)に示す
ように半導体レーザ24からは光出力Pnのレーザビー
ムが出力される。
【0038】図7に示される回路においては、定電流源
262で設定される電流値は、図4に示す様に半導体レ
ーザ24の光出力PがPnの時の光強度検出手段26の
モニタ電流値Imnと同一値に設定される。駆動電流制
御手段3は、前述したように制御電流信号Icと光強度
検出手段26のモニタ電流Imとが一致するように制御
するため、半導体レーザ24からは、制御電流信号Ic
と同じパルス幅で、かつ高精度の光出力が得られる。
【0039】従って、半導体レーザのパルス幅変調動作
と高精度のレーザ光強度安定化動作の並行動作が可能と
なり、これにより、中間調画像の各画像濃度の安定化が
計れ高画質な画像が得られる。
【0040】次に、本発明の画像形成装置の更に他の一
実施例について説明する。図9は、パワー変調方式の画
像形成装置のブロック図で、パワー変調数が多い画像形
成装置に適している。図9においては、図1及び図3と
は制御電流信号生成手段1の回路構成が異なっている
が、他の回路構成は、図1及び図3に示す回路と同様で
あるのでその詳細な説明は、省略する。制御電流信号生
成手段1は、多値画像信号D0−7に応じてアナログ信
号V1を発生するデジタル−アナログ変換手段(D/A
変換手段)264と、このアナログ信号V1に基づいて
駆動電流制御手段3に制御電流信号Icを出力する定電
流源262とから構成されている。
【0041】図9に示す回路の動作を図10を参照にし
て説明する。多値画像信号D0−7は、図10(a)に
示す形成されるべき1ライン画像に対応して図10
(b)に示すように例えば、1ドット当たり8ビットの
画像信号で、この多値画像信号D0−7は、D/A変換
手段264により、図10(c)に示すように8ビット
画像信号に比例した1ドット単位のアナログ信号V1に
変換される。定電流源262は、図10(d)に示すよ
うにこのアナログ信号V1に比例した電流を制御電流信
号Icとして駆動電流制御手段3に出力する。図10
(e)に示すように半導体レーザ24からは、光出力P
のレーザビームが出力される。
【0042】図9に示される回路においては、定電流源
262から出力される制御電流信号Icは次のように設
定される。まず、多値画像信号D0−7に対する半導体
レーザ24の光出力特性をどう設定するかであるが、図
11に示すように多値画像信号D0−7に比例したレー
ザ光出力Pを得る場合を例に説明する。光強度検出手段
26のモニタ電流Imがレーザ光出力Pに比例すること
は前述したが、図12のようにレーザ光出力PがPFF
Hの時のモニタ電流をImFFHとし、図11のように
多値画像信号D0−7がFFHの時のレーザ光出力Pを
PFFHとすると、多値画像信号D0−7がFFHの
時、定電流源262から出力される制御電流信号Icの
電流値をモニタ電流ImFFHと同一値にすれば良いこ
とがわかる。多値画像信号D0−7に対する制御電流信
号Icの設定値と、レーザ光出力Pの例が既に説明され
た図10に示されている。
【0043】このような制御電流信号Icを駆動電流制
御手段3に出力すると、駆動電流制御手段3は、前述し
たように制御電流信号Icと光強度検出手段26のモニ
タ電流Imとが一致するように制御するため、半導体レ
ーザ24からは、制御電流信号Icに比例した高精度の
光出力が得られる。
【0044】従って、半導体レーザのパワー変調動作と
高精度のレーザ光強度安定化動作の並行動作が可能とな
り、これにより、中間調画像の各画像濃度の安定化が図
れ、高画質な画像が得られる。
【0045】次に、本発明の画像形成装置の更にまた他
の一実施例について説明する。図13は、パワー変調方
式の画像形成装置のブロック図で、前述した図9よりパ
ワー変調数が少ない画像形成装置に適している。
【0046】図13においては、図1及び図3とは制御
電流信号生成手段1の回路構成が異なっているが、他の
回路構成は、図1及び図3に示す回路と同様であるので
その詳細な説明は、省略する。制御電流信号生成手段1
は、多値画像信号D0−1に応じて複数の定電流源26
2、265から出力される電流I0、I1をスイッチン
グするスイッチング手段261としてのアナログスイッ
チ266、267からなる。図13の回路では、多値画
像信号D0−1の下位ビットD0に応じて定電流源26
2から出力される電流I0をスイッチングし、多値画像
信号D0−1の上位ビットD1に応じて定電流源265
から出力される電流I1をスイッチングして、I0、I
1の加算電流を制御電流信号Icとして出力する。
【0047】図13に示す回路の動作を図14を参照し
て説明する。多値画像信号D0−1は、図14(a)に
示す形成されるべき画像に対して図14(b)に示すよ
うに例えば、1ドット当たり2ビットの画像信号で、多
値画像信号D0−1の下位ビットD0に応じて定電流源
262から出力される電流I0をスイッチングし、多値
画像信号D0−1の上位ビットD1に応じて定電流源2
65から出力される電流I1をスイッチングして、I
0、I1の加算電流を駆動電流制御手段3に図14
(c)に示すように制御電流信号Icとして出力する。
これにより、図14(d)に示すように半導体レーザ2
4からは、光出力Pのレーザビームが出力される。
【0048】図13に示される回路においては、定電流
源262、265の電流値I0、I1は、次のように設
定される。パワー変調数を0を含め4とすると、多値画
像信号D0−1が3Hのとき、即ち(I0+I1)のと
き、レーザ光出力Pが最大値P3Hとなるようにする。
レーザ光出力Pが最大値P3Hのときのモニタ電流値I
mをIm3Hとすると、(I0+I1=Im3H)とす
れば良い。これより、定電流源262、265の電流値
I0、I1はそれぞれ、I0=Im1H、I1=Im2
Hとなる。
【0049】このような制御電流信号Icを駆動電流制
御手段3に出力すると、駆動電流制御手段3は、前述し
たように制御電流信号Icと光強度検出手段26のモニ
タ電流Imとが一致するように制御するため、半導体レ
ーザ24からは、制御電流信号Icに比例した高精度の
光出力が得られる。
【0050】従って、半導体レーザのパワー変調動作と
高精度のレーザ光強度安定化動作の並行動作が可能とな
り、これにより、中間調画像の各画像濃度の安定化が計
れ高画質な画像が得られる。
【0051】次に、本発明の画像形成装置のまた更に他
の一実施例について説明する。図15は、パルス幅変調
とパワー変調を併用した画像形成装置のブロック図で、
この変調方式は、変調数が多くかつ高速な画像形成装置
に適している。
【0052】図15においては、図1及び図3とは制御
電流信号生成手段1の回路構成が異なっているが、他の
回路構成は、図1及び図3に示す回路と同様であるので
その詳細な説明は、省略する。制御電流信号生成手段1
は、多値画像信号D0−7の上位nビットの状態に応じ
てパルス幅信号を発生するパルス幅変換手段263と、
多値画像信号の下位mビットの状態に応じてアナログ信
号を発生するデジタル・アナログ変換手段(D/A変換
手段)264と、アナログ信号に基づいた大きさの電流
を出力する定電流源262と、定電流源262から出力
される電流をパルス幅信号に基づいてスイッチングして
駆動電流制御手段3に制御電流信号Icを出力するスイ
ッチング手段261とから構成されている。
【0053】図15に示す回路の動作を図16及び図1
7を参照して説明する。図16は、多値画像信号の構成
を示すもので、多値画像信号は、例えば、1ドット当た
り8ビットの画像信号で、上位4ビットがパルス幅変調
データ、下位4ビットがパワー変調データとから成って
いる。
【0054】ここで、多値画像信号として図17(a)
に示すような形成されるべき画像に対応する図17
(b)に示すような多値画像信号D0−7が入力される
と、パルス幅変換手段263は、上位4ビットの状態に
応じて図17(c)に示すようなパルス幅信号V1を出
力する。また、D/A変換手段264は、図17(d)
に示すように多値画像信号D0−7の下位4ビットの状
態に応じてアナログ信号V2を出力する。定電流源26
2は、図17(e)に示すようにこのアナログ信号V2
に基づいた大きさの電流をスイッチング手段261に出
力する。従って、図8に示すように半導体レーザ24か
らは光出力Pのレーザビームが出力される。
【0055】図15に示される回路においては、定電流
源262の電流値は、次のように設定される。アナログ
信号V2が最大値のとき、即ち多値画像信号D0−7の
下位4ビットがFHのとき、レーザ光出力Pが最大値P
FHとなるようにすれば良いから、レーザ光出力PがP
FHのときのモニタ電流値ImFHを定電流源262の
最大電流と設定する。スイッチング手段261は、パル
ス幅変換手段263から出力されるパルス幅信号V1に
基づいて定電流源262から出力される電流をスイッチ
ングして制御電流信号Icとして駆動電流制御手段3に
出力する。
【0056】このようなパルス幅信号とパワー信号が合
成された制御電流信号Icを駆動電流制御手段3に出力
すると、駆動電流制御手段3は前述したように制御電流
信号Icと光強度検出手段26のモニタ電流Imとが一
致するように制御するため、半導体レーザ24からは、
制御電流信号Icと同じパルス幅で、かつ制御電流信号
Icに比例した高精度の光出力が得られる。
【0057】従って、半導体レーザのパルス幅変調動作
とパワー変調動作と高精度のレーザ光強度安定化動作の
並行動作が可能となり、これにより、中間調画像の各画
像濃度の安定化が図れ、高画質な画像が得られる。
【0058】尚、上記実施例では光強度検出手段26と
して、半導体レーザ24のバックビームを検出する光検
出器を用いて動作を説明したが、これに係わらず図18
に示すように、半導体レーザ24から出力されるレーザ
ビーム(フロントビーム)の一部を、複合プリズム25
4で分離して、集光レンズ256を介して光強度検出手
段26に照射するような構成にしても同様の効果が得ら
れる。
【0059】また、多値画像信号は入力してレーザ多値
変調を行う本発明の画像形成装置において、効果として
中間調画像の各画像濃度の安定化を上げたが、これに拘
らず、線画の画質向上(スムージングとも言う)にも効
果がある。
【0060】図19及び図20を参照して、線画の画質
向上、即ち、スムージングについて説明する。図19
は、ラインが交差する画像を記録した例を示している。
図19(a)は、通常の2値記録で描れた例を示し、ラ
インの交差した部分に太りが生じていることがわかる。
図19(b)は、線画の画質向上として、ラインの交差
する近傍の画素4箇所(図の斜線部)を通常よりも小さ
く記録するようにして、ラインの交差した部分の太りを
解消した例である。このように記録画素を通常よりも小
さくするには、次の方法がある。
【0061】 (1)画素あたりのレーザ発光時間を通常よりも短くす
る。 (2)画素あたりのレーザ発光強度を通常よりも少なく
する。 (3)画素あたりのレーザ発光時間を通常よりも短くす
ると共にレーザ発光強度を通常よりも少なくする。
【0062】(1)の画素あたりのレーザ発光時間を図
20(a)に示されるような通常のレーザ発光時間より
も短くするには、図7の制御電流信号生成手段1を用い
て、図20(b)のような制御電流信号Icを生成し
て、駆動電流制御手段3に出力すれば実現できる。
【0063】(2)の画素あたりのレーザ発光強度を図
20(a)に示されるような通常のレーザ発光強度より
も少なくするには、図9又は、図13の制御電流信号生
成手段1を用いて、図20(c)のような制御電流信号
Icを生成して、駆動電流制御手段3に出力すれば実現
できる。
【0064】(3)の画素あたりのレーザ発光時間を図
20(a)に示されるような通常のレーザ発光時間より
も短くすると共にレーザ発光光強度を図20(a)に示
されるような通常のレーザ発光光強度よりも少なくする
には、図15の制御電流信号生成手段1を用いて、図2
0(d)のような制御電流信号Icを生成して、駆動電
流制御手段3に出力すれば実現できる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像信号を入力して制御電流信号を生成し、この制御電
流信号を駆動電流制御手段(誤差増幅手段)の入力に与
え、かつ半導体レーザの光強度を検出する光強度検出手
段の出力電流をその入力端子に負帰還することによっ
て、制御回路全体は等価的に、光強度検出手段の接合容
量等が帰還ループの外に出た、簡単な反転増幅器として
みなすことができるようになる。この結果、光強度検出
手段の接合容量に影響されることなく、半導体レーザの
変調動作と高精度のレーザ光強度安定化動作の並行動作
が可能となり、これにより画像濃度の安定化が計れ高画
質な画像が得られる。
【0066】また、本発明によれば、多値画像信号に応
じてパルス幅信号を発生し、このパルス幅信号から制御
電流信号を生成し、この制御電流信号を前記駆動電流制
御手段(誤差増幅手段)の入力に与える構成のため、半
導体レーザのパルス幅変調動作と高精度のレーザ光強度
安定化動作の並行動作が可能となり、これにより中間調
画像の各画像濃度の安定化や線画の画質向上が計れ高画
質な画像が得られる。
【0067】また、本発明によれば、多値画像信号に応
じてアナログ信号を発生し、このアナログ信号から制御
電流信号を生成し、この制御電流信号を前記駆動電流制
御手段(誤差増幅手段)の入力に与える構成のため、パ
ワー変調数が多くなっても、パワー変調回路と、レーザ
光強度安定化回路と、レーザドライブ回路は各々1組で
済み、全体の回路規模も増加せず、半導体レーザのパワ
ー変調動作と高精度のレーザ光強度安定化動作の並行動
作が可能となり、これにより中間調画像の各画像濃度の
安定化や線画の画質向上が計れ高画質な画像が得られ
る。
【0068】また、本発明によれば、多値画像信号に応
じて複数の電流をスイッチングして制御電流信号を生成
し、この制御電流信号を前記駆動電流制御手段(誤差増
幅手段)の入力に与える構成のため、パワー変調回路
と、レーザ光強度安定化回路と、レーザドライブ回路は
各々1組で済み、全体の回路規模も増加せず、半導体レ
ーザのパワー変調動作と高精度のレーザ光強度安定化動
作の並行動作が可能となり、これにより中間調画像の各
画像濃度の安定化や線画の画質向上が計れ高画質な画像
が得られる。
【0069】また、本発明によれば、多値画像信号の所
定ビットの状態に応じてパルス幅信号を発生し、所定ビ
ットを除くビットの状態に応じてアナログ信号を発生
し、パルス幅信号とアナログ信号に基づいて制御電流信
号を生成し、この制御電流信号を前記駆動電流制御手段
(誤差増幅手段)の入力に与える構成のため、パワー変
調数とパルス幅変調数が多くなっても、パワー変調回路
と、パルス幅変調回路と、レーザ光強度安定化回路と、
レーザドライブ回路は各々1組で済み、全体の回路規模
も増加せず、半導体レーザのパルス幅変調動作とパワー
変調動作と高精度のレーザ光強度安定化動作の並行動作
が可能となり、これにより中間調画像の各画像濃度の安
定化や線画の画質向上が図れ、高画質な画像が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる画像形成装置に組み
込まれる半導体レーザ制御回路のブロック図である。
【図2】図1の半導体レーザ制御回路が組み込まれる画
像形成装置の概略を示す断面図である。
【図3】図1に示される駆動電流制御手段の基本構成を
示すブロック図である。
【図4】図3に示されるモニタ用光検出器のレーザ光出
力に対するモニタ電流特性を示すグラフである。
【図5】図1及び図3に示される半導体レーザの駆動電
流に対する光出力特性を示すグラフである。
【図6】図1に示される回路の動作を説明する為の信号
波形図である。
【図7】本発明の他の実施例に係る画像形成装置に組み
込まれる半導体レーザ制御回路のブロック図である。
【図8】図7に示す回路の動作を説明する為の信号波形
図である。
【図9】本発明のまた他の実施例に係る画像形成装置に
組み込まれる半導体レーザ制御回路のブロック図であ
る。
【図10】図8に示す回路の動作を説明する為の信号波
形図である。
【図11】図8に示される回路に入力される多値画像信
号とレーザ光出力特性の例を示すグラフである。
【図12】図8に示されるモニタ用光検出器のレーザ光
出力に対するモニタ電流特性を示すグラフである。
【図13】本発明の更に他の実施例に係る画像形成装置
に組み込まれる半導体レーザ制御回路のブロック図であ
る。
【図14】図13に示される回路の動作を説明する為の
信号波形図である。
【図15】本発明の更にまた他の実施例に係る画像形成
装置に組み込まれる半導体レーザ制御回路のブロック図
である。
【図16】図15に示される回路に入力される多値画像
信号の構成を示す図である。
【図17】図15に示される回路の動作を説明する為の
信号波形図である。
【図18】光強度検出手段が異なる他の実施例に係る画
像形成装置に組み込まれる半導体レーザ制御回路のブロ
ック図である。
【図19】線画の画質向上を説明する為の説明図であ
る。
【図20】図19に示すような線画の画質向上を実現す
る為の信号波形を示す信号波形図である。
【符号の説明】
1…制御電流信号生成手段 3…駆動電流制御手段(誤差増幅手段) 4…演算増幅器 5…補償増幅器 6…加算器 9…位相補償手段 12…電流駆動手段 24…半導体レーザ 26…光強度検出手段(モニタ用光検出器) 201…像担持体(感光体ドラム) 207…ポリゴンミラー 253…コリメータレンズ 254…複合プリズム 255…fθレンズ 256…集光レンズ 261…スイッチング手段 262、265…定電流源 263…パルス幅変換手段 264…デジタル・アナログ変換手段(D/A変換手
段) 266、267…アナログスイッチ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザビームを発生する発生手段と、 このレーザビームで前記像担持体を走査して像担持体上
    に画像を形成する光学手段と、 前記発生手段を変調された駆動電流で駆動して変調され
    たレーザビームを発生させる電流駆動手段と、 前記発生手段の光強度を検出して検出電流を発生する光
    強度検出手段と、 入力される画像信号に応じて変調された制御電流信号を
    生成する制御電流信号生成手段と、 前記光強度検出手段からの検出電流と前記制御電流信号
    とが一致するよう前記駆動手段から出力される駆動電流
    を制御する駆動電流制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】レーザビームを発生する発生手段と、 このレーザビームで前記像担持体を走査して像担持体上
    に画像を形成する光学手段と、 前記発生手段をパルス幅変調された駆動電流で駆動して
    変調されたレーザビームを発生させる電流駆動手段と、 前記発生手段の光強度を検出して検出電流を発生する光
    強度検出手段と、 入力される多値画像信号に応じてパルス幅変調されたパ
    ルス幅信号を発生し、このパルス幅信号から制御電流信
    号を生成する制御電流信号生成手段と、 前記光強度検出手段からの検出電流と前記制御電流信号
    とが一致するよう前記駆動手段から出力される駆動電流
    を制御する駆動電流制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】レーザビームを発生する発生手段と、 このレーザビームで前記像担持体を走査して像担持体上
    に画像を形成する光学手段と、 前記発生手段をパワー変調された駆動電流で駆動して変
    調されたレーザビームを発生させる電流駆動手段と、 前記発生手段の光強度を検出して検出電流を発生する光
    強度検出手段と、 入力される多値画像信号に応じてパワー変調されたアナ
    ログ信号を発生し、このアナログ信号から制御電流信号
    を生成する制御電流信号生成手段と、 前記光強度検出手段からの検出電流と前記制御電流信号
    とが一致するよう前記駆動手段から出力される駆動電流
    を制御する駆動電流制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】レーザビームを発生する発生手段と、 このレーザビームで前記像担持体を走査して像担持体上
    に画像を形成する光学手段と、 前記発生手段をパワー変調された駆動電流で駆動して変
    調されたレーザビームを発生させる電流駆動手段と、 前記発生手段の光強度を検出して検出電流を発生する光
    強度検出手段と、 入力される多値画像信号に応じて複数の電流をスイッチ
    ングしてパワー変調された制御電流信号を生成する制御
    電流信号生成手段と、 前記光強度検出手段からの検出電流と前記制御電流信号
    とが一致するよう前記駆動手段の駆動電流を制御する駆
    動電流制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】レーザビームを発生する発生手段と、 このレーザビームで前記像担持体を走査して像担持体上
    に画像を形成する光学手段と、 前記発生手段をパルス幅及びパワー変調された駆動電流
    で駆動して変調されたレーザビームを発生させる電流駆
    動手段と、 前記発生手段の光強度を検出して検出電流を発生する光
    強度検出手段と、 入力される多値画像信号の所定ビットの状態に応じてパ
    ルス幅信号を発生し、 前記多値画像信号の前記所定ビットを除くビットの状態
    に応じてアナログ信号を発生し、前記パルス幅信号と前
    記アナログ信号に基づいて制御電流信号を生成する制御
    電流信号生成手段と、 前記光強度検出手段からの検出電流と前記制御電流信号
    とが一致するよう前記駆動手段の駆動電流を制御する駆
    動電流制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記駆動制御手段は、前記光強度検出手段
    の出力電流と前記制御電流信号との誤差を増幅する誤差
    増幅手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項5
    までのいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記誤差増幅手段は、前記誤差増幅手段の
    出力と入力との間に設けられて位相遅れを補償するため
    に補償電流を前記誤差増幅手段の入力に負帰還する位相
    補償手段を有することを特徴とする請求項6記載の画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】前記光強度検出手段は、前記発生手段から
    前記像担持体に向けて発生されるレーザビームとは異な
    るレーザビームを検出する検出手段を有することを特徴
    とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】前記光強度検出手段は、前記発生手段から
    前記像担持体に向けて発生されるレーザビームを検出す
    る検出手段を有することを特徴とする請求項1から請求
    項5までのいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】前記制御電流信号生成手段は、2値記録
    のための2値画像信号を前記制御電流信号生成手段に入
    力することにより、2値記録を行うことを特徴とする請
    求項1から請求項5までのいずれかに記載の画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】前記制御電流信号生成手段は、中間調を
    含む記録の為の多値画像信号を前記制御電流信号生成手
    段に入力することにより、中間調を含む記録を行うこと
    を特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載の
    画像形成装置。
  12. 【請求項12】前記制御電流信号生成手段は、スムージ
    ングの記録の為の多値画像信号を前記制御電流信号生成
    手段に入力することにより、スムージング記録を行うこ
    とを特徴とする請求項2から請求項5記載のいずれかに
    記載の画像形成装置。
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