JPH07265686A - 均一粒径粒子及びその製造方法 - Google Patents

均一粒径粒子及びその製造方法

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JPH07265686A
JPH07265686A JP5895594A JP5895594A JPH07265686A JP H07265686 A JPH07265686 A JP H07265686A JP 5895594 A JP5895594 A JP 5895594A JP 5895594 A JP5895594 A JP 5895594A JP H07265686 A JPH07265686 A JP H07265686A
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particles
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inorganic
swelling
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Tadao Onaka
忠生 大中
Michiyo Satomura
美智代 里村
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KANSAI SHIN GIJUTSU KENKYUSHO
KANSAI SHIN GIJUTSU KENKYUSHO KK
Original Assignee
KANSAI SHIN GIJUTSU KENKYUSHO
KANSAI SHIN GIJUTSU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、均一粒径性に優れ、従来の粒子に
はない耐衝撃性、柔軟性、強度を有し、且つ耐酸性、耐
アルカリ性、耐薬品性、粒子表面の反応性に優れた特性
を備えた有機無機ハイブリッド粒子等を提供することを
目的とする。 【構成】 本発明の有機無機ハイブリッド粒子は、有機
高分子化合物と無機酸化物とのマトリックスが共有結合
により結合されたハイブリッド体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は均一粒径粒子及びその製
造方法に関する。更に詳しくは、本発明は均一粒径性に
優れた有機無機ハイブリッド粒子及びその焼成体である
均一粒径粒子並びにこれらの製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来、均一粒径性に優れたシリカ粒子の製
造方法として、溶液中で金属アルコキサイドの加水分解
速度を調節しながら粒子を成長させる方法が知られてい
る。しかしながら、この方法では粒子の成長速度が遅
く、そのため2μm以上の大粒径にするのは非常に困難
であった。而してこのような大粒径の粒子を得ようとす
ると金属アルコキサイドの加水分解速度を厳密に調節し
なければならず、また粒径を大きくすればするほど反応
の制御が困難となる。従って、このような従来の方法に
よれば、しばしば微小粒子の発生が生じ、均一粒径性が
損なわれるという欠点があった。ここで均一粒径性と
は、中心粒径より±5%の範囲に重量分率で90%の粒
子が存在することをいう。更に上記従来の方法で得られ
るシリカ粒子は、柔軟性に乏しく、表面の反応性も小さ
い等の問題点を有していた。
【0003】一方、有機高分子化合物の分野においては
乳化重合、ソープフリー重合、シード膨潤法等の方法に
より均一粒径粒子を製造することができるが、このよう
な方法で製造された均一粒径の有機高分子化合物粒子は
強度、耐熱性、耐薬品性等の点で問題があった。
【0004】
【課題を解決するための方法】本発明の目的は、上記問
題点のない均一粒径粒子及びその製造方法を提供するこ
とにある。
【0005】即ち、本発明は、有機高分子化合物と無機
酸化物とのマトリックスが共有結合により結合されたハ
イブリッド体であることを特徴とする有機無機ハイブリ
ッド粒子、前記有機無機ハイブリッド粒子を焼成させて
なる均一粒径粒子、及びこれらの製造方法に係る。
【0006】本発明において、有機高分子化合物として
は、従来公知の非水溶性有機高分子化合物を広く使用で
き、例えばスチレン、メタクリル酸、メチルメタクリレ
ート、グリシジルメタクリレート、アクリル酸、メチル
アクリレート、ビニルエチルエーテル、ビニルブチルエ
ーテル、ビニルメチルケトン及びアクリロニトリルから
なる群より選ばれた少なくとも1種のモノマーからなる
単独重合体又はこれらのモノマーの2種以上からなる共
重合体等を挙げることができる。本発明では、斯かる非
水溶性有機高分子化合物を1種単独で又は2種以上混合
して使用することができる。これらの非水溶性有機高分
子化合物の中でも、特にポリスチレン、ポリメタクリル
酸、ポリメチルメタクリレート及びポリグリシジルメタ
クリレートが好適である。
【0007】本発明において、無機酸化物としては、例
えば金属アルコキサイドの加水分解及び縮合により得ら
れる無機酸化物であり、例えばシリカ、チタニア、ジル
コニア、アルミナ等が挙げられる。本発明では、斯かる
無機酸化物を1種単独で又は2種以上混合して使用し得
る。上記無機酸化物の中でも、特にシリカが好適であ
る。
【0008】まず、有機高分子化合物と無機酸化物との
マトリックスが共有結合により結合されたハイブリッド
体である有機無機ハイブリッド粒子につき説明する。
【0009】本発明の有機無機ハイブリッド粒子は、有
機高分子化合物と無機酸化物とのマトリックスが共有結
合により結合され、均質にハイブリッド化されてなるも
のである。ここで均質とは、有機高分子化合物と無機酸
化物とのマトリックスのドメインサイズが1000オン
グストローム以下、好ましくは100オングストローム
以下、特に好ましくは30オングストローム以下である
ことをいう。
【0010】本発明の有機無機ハイブリッド粒子は、均
一粒径の有機高分子化合物粒子を製造する従来公知の方
法を適用して製造し得る。例えば本発明の有機無機ハイ
ブリッド粒子は、乳化重合法、ソープフリー重合法、膜
乳化法、シード膨潤法、ノズル振動法等を用いて製造さ
れる。以下にシード膨潤法や2段階膨潤法につき説明す
る。
【0011】シード膨潤法においては、先ずシード粒子
を合成し、これを膨潤溶媒で膨潤させて、膨潤溶媒中の
モノマー(不飽和二重結合を有する化合物)を重合させ
る。
【0012】本発明では、重合性金属アルコキサイドを
含有する膨潤溶媒でシード粒子を膨潤させた後、該金属
アルコキサイド中の不飽和二重結合により重合させ、次
いで金属アルコキサイドを加水分解及び縮合させて有機
無機ハイブリッド粒子を合成する。
【0013】シード粒子としては、上記有機高分子化合
物が用いられる。シード粒子の合成方法は、特に制限さ
れるものではないが、例えば乳化重合、ソープフリー重
合、懸濁重合等が挙げられる。これらの中でも、ソープ
フリー重合が望ましい。シード粒子の粒子径としては特
に制限はないが、0.3〜10μm程度が扱い易く、特
に0.5〜3μmが好ましい。シード粒子の粒子径が大
きすぎると懸濁安定性が悪くなったりするし、逆に小さ
すぎると膨潤工程において膨潤溶媒の分散液をシード粒
子以下に調整することが困難になるので、いずれも好ま
しくない。
【0014】また、重合性金属アルコキサイドとしては
少なくとも1個以上の不飽和二重結合を有する金属アル
コキサイドであることが必要である。斯かる金属アルコ
キサイドとしては、例えば下記一般式(1)で表される
重合性金属アルコキサイドを挙げることができる。
【0015】 M(R)n(OR′)m(R″)l (1) 〔式中、MはSi,Ti,Zr,Al等の遷移金属、R
はビニル基、アリル基、ビニルベンジル基、メタクリレ
ート基、メチルメタクリレート基、ビニル−3−プロピ
ルエーテル基、メタクリレート−3−プロピル基、メチ
ルメタクリレート−3−プロピル基等の不飽和二重結合
を有する有機官能基、R′及びR″は、同一又は異なっ
て、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等のア
ルキル基等の有機官能基を示す。n、m及びlはそれぞ
れ1以上の整数であるが、n、m及びlの合計は3又は
4であるものとする。〕 上記一般式(1)で表される重合性金属アルコサイドの
具体例を以下に示す。
【0016】
【化1】
【0017】
【化2】
【0018】膨潤溶媒は、重合性金属アルコキサイドの
みからなっていてもよいが、有機モノマー、架橋剤等の
共重合性モノマーや有機溶媒等が添加されていてもよ
い。
【0019】有機モノマーとしては、水溶性化合物は不
適当であり、一般に非水溶性モノマー又は微水溶性モノ
マーが望ましい。具体的にはブタジエン、イソプレン、
スチレン、ビニルナフタレン、アクリロニトリル、メチ
ルメタクリレート、グリシジルメタクリレート、アクロ
レイン、メチルビニルケトン、ビニルエチルエーテル、
ビニルブチルエーテル等を例示することができる。
【0020】架橋剤は、重合性金属アルコキサイドや有
機モノマーとの重合反応において架橋反応を起こさせる
ことができるものである限り特に限定されないが、架橋
剤も水溶性化合物は不適当である。本発明では、架橋剤
は重合性金属アルコキサイドや有機モノマーの極性と架
橋剤の極性との間に大きな差のない方が反応は容易であ
るので好ましい。例えば、有機モノマーとしてスチレン
を用いる場合には架橋剤としてジビニルベンゼン等が、
また有機モノマーとしてメチルメタクリレートを用いる
場合には架橋剤としてエチレンジメタアクリレート等が
望ましい。
【0021】有機溶媒としては、シード粒子を膨潤でき
るものであれば従来公知のものを広く使用でき、例えば
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ヘキサン、
ペンタン等の脂肪族炭化水素類、シクロヘキサン等の脂
環族炭化水素類、ヘキサノール、オクタノール、デカノ
ール等の脂肪族アルコール類等の炭素数6〜10程度の
化合物を挙げることができる。
【0022】斯かる有機モノマー、架橋剤及び有機溶媒
の添加量としては、特に制限されるものではないが、膨
潤溶媒中にこれらを合計で0〜99重量%、好ましくは
0〜75重量%添加するのがよい。
【0023】また膨潤溶媒には、従来公知のラジカル重
合開始剤を配合しておくこともできる。ラジカル重合開
始剤としては、例えばアゾイソブチロニトリル等のアゾ
ビス化合物、ベンゾイルパーオキサイド等の過酸化物等
を挙げることができる。
【0024】シード粒子を膨潤させるには、例えば膨潤
溶媒を加えた水溶液を超音波ホモジナイザー等で分散さ
せ、シード粒子の水分散液中に添加するのがよい。本発
明では膨潤処理を効率的に行なうために、膨潤溶媒を均
一に、また微細に分散させることが好ましい。そのため
には、ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)、ツイーン、
トリトン等の界面活性剤やポリビニルピロリドン、ポリ
ビニルアルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、メ
チルセルロース等の高分子系分散剤を添加しておくのが
よい。膨潤させる際の温度は、配合されるラジカル重合
開始剤のラジカル生成温度以下である限り特に制限され
るものではないが、通常0〜100℃程度、好ましくは
20〜40℃程度である。膨潤に要する時間は、膨潤さ
せるべきシード粒子の量、シード粒子の種類、膨潤溶媒
の種類等により異なり一概には言えないが、通常1〜2
4時間程度である。膨潤比率は膨潤溶媒と膨潤させるシ
ード粒子の比によりほぼ定量的に制御できる。膨潤倍率
は体積にして約1000倍まで可能である。
【0025】本発明においては、上記で膨潤せしめられ
たシード粒子に更に膨潤処理を施すことにより、得られ
る有機無機ハイブリッド粒子の粒径を一層大きくするこ
とができる(後記実施例10参照)。
【0026】本発明では、更に膨潤速度を調節するため
に各種添加剤を膨潤溶媒に配合しておくこともできる。
例えば膨潤速度を速くするために、アセトン、低級アル
コール等の揮発性溶媒を使用できる。また膨潤速度を遅
くするために、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マ
グネシウム、臭化カリウム、硫酸マグネシウム等の塩を
使用できる。
【0027】本発明では、有機モノマーや架橋剤の添加
濃度、膨潤溶媒と重合性金属アルコキサイド、有機モノ
マー及び架橋剤との組合わせ等を選択することにより、
有機無機ハイブリッド粒子の反応性、耐薬品性、強度を
調節することができる。
【0028】2段階膨潤法を採用する場合、上記膨潤処
理を施すに先立ち、先ず膨潤助剤を上記界面活性剤や高
分子系分散剤を用いて微分散化した後、これにシード粒
子の水分散液を添加して一次膨潤を起こさせる。膨潤助
剤としては、膨潤させるシード粒子に比べて水溶液への
溶解度が無視できる程度に小さいもの、望ましくは溶解
度が0.001g/リットル以下のものが適当であり、
例えばクロルドデカン、ジブチルフタレート、ジオクタ
ノールパーオキサイド等の炭素数8〜12程度のオリゴ
マー程度の分子量を有する化合物を好ましく例示でき
る。本発明では、この一次膨潤の際に、膨潤助剤に上記
ラジカル重合開始剤を配合しておくこともできる。
【0029】本発明では、次に膨潤させたシード粒子の
内部の膨潤溶媒を重合性金属アルコキサイド中の不飽和
二重結合等を利用して重合させる。即ち、重合性金属ア
ルコキサイドの不飽和二重結合を単独重合させるか、又
は重合性金属アルコキサイドと有機モノマーや架橋剤と
を共重合させる。
【0030】重合方法としては、特に制限はなく、モノ
マーの種類に応じてラジカル重合、カチオン重合、アニ
オン重合等の公知の方法を適宜選択すればよい。本発明
では、ラジカル重合を適用するのが好適である。ラジカ
ル重合を適用する場合、ラジカル重合開始剤としては、
従来公知のものを広く使用でき、例えばアゾイソブチロ
ニトリル等のアゾビス化合物、ベンゾイルパーオキサイ
ド等の過酸化物等を挙げることができる。また重合溶媒
としては、例えばベンゼン、トルエン等の非極性溶媒、
水、メタノール、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド等
の極性溶媒等が挙げられる。重合温度は通常室温〜10
0℃程度、重合時間は一般に5〜24時間程度である。
また紫外光を用いる重合方法を採用することもできる。
【0031】本発明では、次に重合性金属アルコキサイ
ドのアルコキシ基を加水分解及び縮合させる。金属アル
コキサイドの加水分解及び縮合については“ゾル−ゲル
法の科学”(作花済夫著、アグネ承風社)に詳しく解説
されている。加水分解及び縮合反応には水が関与する。
このためこれら反応には上記で重合した粒子を放置して
おくだけでも該反応は徐々に進行するが、反応を速やか
に起こさせるには酸又はアルカリを添加することが好ま
しい。酸及びアルカリとしては、一般的な酸、アルカリ
が使用され得るが、例えば酸としては塩酸、硫酸、硝酸
等の無機酸、酢酸、ギ酸等の有機酸が使用でき、アルカ
リとしてはアンモニア、苛性ソーダ、酢酸ナトリウム等
が使用できる。酸の場合pHが0〜5程度で加水分解反
応及び縮合反応が起こるが、好ましくはpHが1〜3程
度がよい。また、アルカリの場合pHが8〜12程度で
加水分解反応及び縮合反応が起こるが、好ましくはpH
が8〜10程度がよい。加水分解反応及び縮合反応は常
温でも十分起こり得るが、加温すれば反応速度を調節で
きる。温度範囲は0〜100℃程度まで可能であるが、
好ましくは30〜80℃である。本発明では、酸を添加
して反応させた後、更にアルカリを添加して反応させる
こともできる。但し、重合性金属アルコキサイドとして
重合性シリカアルコキサイドを用いる場合、シリカ系粒
子の合成時に酸として弗化水素酸を使用することはシロ
キサン結合を分解させるので好ましくない。
【0032】上記の方法により本発明の有機無機ハイブ
リッド粒子が製造される。斯かる有機無機ハイブリッド
粒子は、均一粒径性に優れている。本発明の上記製造方
法に従えば、中心粒径より±5%の範囲に重量分率で9
5%以上、場合によっては99%以上の粒子が存在する
ような有機無機ハイブリッド粒子を製造することもでき
る。また製造される粒子のサイズは、1〜100μmの
範囲内であるが、実用的には1〜10μmである。 上
記方法で得られるハイブリッド粒子の均一粒径性はシー
ド粒子の均一粒径性に依存する。これは膨潤法が分配、
吸着の原理を利用しているためである。このため、上記
方法を採用すれば、有機高分子化合物のみで合成される
均一粒径の有機高分子化合物粒子と同等の均一粒径性を
有機無機ハイブリッド粒子において得ることができる。
【0033】更に上記有機無機ハイブリッド粒子を焼成
することにより金属酸化物の均一粒径粒子が容易に製造
できる。焼成温度は250〜1500℃程度が可能であ
るが、好ましくは400〜1000℃である。最高温度
は金属酸化物の軟化温度である。これ以上であれば粒子
の変形や凝集が生じるので、好ましくない。低温側は有
機物の分解温度に依存する。一般に有機物は空気中で2
50〜400℃の間に分解する。有機成分を完全に除去
したければこの温度以上にする必要がある。しかし、こ
の分解温度付近で有機成分を部分的に分解することもで
きる。焼成時間は1〜24時間程度が好ましい。焼成雰
囲気は特に制限はなく、空気、窒素、酸素等でよい。例
えば重合性金属アルコキサイドに重合性シリカアルコキ
サイドを使用すれば均一粒径性に優れたシリカ粒子が得
られる。この場合、空気中、500〜850℃で1〜2
4時間焼成すればよい。
【0034】上記で得られる有機無機ハイブリッド粒子
は、重合性金属アルコキサイドと有機溶媒等との相溶性
が極端に悪い場合に、組成の偏り、更には相分離が生じ
ていると考えられる。而して特に有機質が中央部に偏っ
た場合に、斯かる有機無機ハイブリッド粒子を焼成すれ
ば、金属酸化物からなる中空粒子が得られることになる
(後記実施例11参照)。
【0035】本発明の焼成体は、通常0.5〜100μ
mの範囲内であるが、実用的には0.5〜10μmであ
る。ガス吸着法による測定では、比表面積100〜50
0m2 /g、細孔容量は0.1ml/g以下であるが、
通常は0.01ml/g以下であることが多い。中空粒
子の場合、中央の空隙は全体積の5〜90%程度である
が、シェルには1000オングストローム以下の細孔は
殆んどなく、比表面積及び細孔容量は共に上記と同様な
値を示す。
【0036】
【発明の効果】本発明により得られる有機無機ハイブリ
ッド粒子は均一粒径性に優れ、従来の粒子にはない耐衝
撃性、柔軟性、強度を有し、且つ耐酸性、耐アルカリ
性、耐薬品性、粒子表面の反応性に優れた特性を有す
る。
【0037】また本発明の方法によれば、有機高分子化
合物のみで合成される均一粒径の有機高分子化合物粒子
と同等の均一粒径性を有機無機ハイブリッド粒子におい
て賦与することができる。また、従来の方法では非常に
困難であった大粒系の均一粒径の金属酸化物粒子を極め
て容易な方法で得ることができる。
【0038】本発明により得られる有機無機ハイブリッ
ド粒子及び有機無機ハイブリッド粒子を焼成させてなる
均一粒径粒子は、例えばスペーサー、液体クロマトグラ
フィー充填剤、化粧品、樹脂組成物、塗料、磁性材料、
臨床診断薬等の幅広い分野で好適に使用され得る。
【0039】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を一層明らかに
する。
【0040】実施例1 シード粒子としてソープフリー重合で合成した1.3μ
mのポリスチレン粒子を使用した。0.83mlの純水
にシード粒子20mgを分散させ、ジブチルフタレート
46.5μl及びベンゾイルパーオキサイド5mgを含
む0.36%SDS水溶液の微分散液4.2mlを加
え、30℃で3時間攪拌した。更にメチルメタクリレー
ト6ml及び3−メタクリロキシプロピルトリメトキシ
シラン6mlを含む0.8%ポリビニルアルコール水溶
液の微分散液62mlを加え、30で3時間攪拌し、
膨潤させた。次いで、80℃で15時間、メチルメタク
リレート及び3−メタクリロキシプロピルトリメトキシ
シラン中の不飽和二重結合により共重合させた。反応終
了後、室温まで冷却し、0.01N塩酸5mlを加え、
70℃で3時間、上記で用いた3−メタクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン中のメトキシ基を加水分解させ
た後、28%アンモニア水0.5mlを加え、再び70
℃で3時間縮合させた。これを濾過した後、メタノール
及び純水で洗浄し、乾燥させた。
【0041】顕微鏡による観察で6.2μm(±5%の
範囲で重量分率99%以上)の均質で均一な粒子が得ら
れていることが確認された。またNMR、IR及び熱重
量−示差走査熱量分析計(TG−DTA)の測定により
有機無機ハイブリッド粒子であることが確認された。
【0042】この有機無機ハイブリッド粒子のガス吸着
法によるBET比表面積は1m2 /g以下(測定限界以
下)、細孔容量は1μl/g以下(測定限界以下)であ
った。
【0043】実施例2 実施例1で得られた有機無機ハイブリッド粒子を空気
中、600℃で3時間焼成し、シリカ粒子を得た。顕微
鏡による観察で4.3μm(±5%の範囲で重量分率9
9%以上)の均一な粒子が得られていることが確認され
た。またIRの測定により有機成分の消失が確認され
た。
【0044】このシリカ粒子のガス吸着法によるBET
比表面積は267m2 /g、細孔容量は50μl/gで
あった。
【0045】実施例3 シード粒子としてソープフリー重合で合成した1.3μ
mのポリスチレン粒子を使用した。2.5mlの純水に
シード粒子240mgを分散させ、ジブチルフタレート
1.6ml及びベンゾイルパーオキサイド35mgを含
む0.45%SDS水溶液の微分散液42mlを加え、
30℃で3時間攪拌した。更にメチルメタクリレート5
ml、ビニルトリメトキシシラン5ml及びベンゾイル
パーオキサイド240mgを含む0.8%ポリビニルア
ルコール水溶液の微分散液45mlを加え、30℃で3
時間攪拌し、膨潤させた。次いで、80℃で15時間、
メチルメタクリレート及びビニルトリメトキシシラン中
の不飽和二重結合により共重合させた。反応終了後、室
温まで冷却し、0.01N塩酸5mlを加え、70℃で
3時間、上記で用いたビニルトリメトキシシラン中のメ
トキシ基を加水分解させた後、28%アンモニア水0.
5mlを加え、再び70℃で3時間縮合させた。これを
濾過した後、メタノール及び純水で洗浄し、乾燥させ
た。
【0046】電子顕微鏡による観察で3.5μm(±5
%の範囲で重量分率95%以上)の均一な粒子が得られ
ていることが確認された。またNMR、IR及びTG−
DTAの測定により有機無機ハイブリッド粒子であるこ
とが確認された。特にTG−DTAによれば、300〜
400℃にかけてのメチルメタクリレート特有の重量減
少に伴う吸熱ピークが見られず、270℃及び370℃
付近に発熱ピークが見られた。
【0047】実施例4 メチルメタクリレートを9ml、ビニルトリメトキシシ
ランを3ml用いる以外は実施例3と同様に処理した。
【0048】顕微鏡による観察で6μm(±5%の範囲
で重量分率99%以上)の均一な粒子が得られているこ
とが確認された。得られた粒子は、ガス吸着法によるB
ET比表面積が1m2 /g以下、細孔容量が1μl/g
以下の球形体であった。
【0049】IRの測定により、2900〜3000c
-1、1720cm-1及び1200〜1300cm-1
近にメチルメタクリレート由来のピークが、また、10
00〜1200cm-1にブロードなビニルトリメトキシ
シラン由来のピークが観察された。更にTG−DTAの
測定から、280〜400℃にかけてのメチルメタクリ
レート特有の重量減少に伴う吸熱ピークが見られず、2
50℃及び385℃を極大とする二つの発熱ピークが見
られた。これらのことから得られた粒子は有機無機ハイ
ブリッド粒子であることが確認された。
【0050】実施例5 実施例3で得られた有機無機ハイブリッド粒子を空気
中、600℃で3時間焼成し、シリカ粒子を得た。電子
顕微鏡による観察で2μm(±5%の範囲で重量分率9
9%以上)の均一な粒子が得られていることが確認され
た。またIRの測定により有機成分の消失が確認され
た。
【0051】得られた粒子は、ガス吸着法によるBET
比表面積が383m2 /g、細孔容量が0.09ml/
gの球形体であった。また300〜500オングストロ
ームの細孔が確認された。
【0052】実施例6 シード粒子としてソープフリー重合で合成した1.3μ
mのポリスチレン粒子を使用した。0.83mlの純水
にシード粒子20mgを分散させ、ジブチルフタレート
46.5μl及びベンゾイルパーオキサイド5mgを含
む0.36%SDS水溶液の微分散液4.2mlを加
え、30℃で3時間攪拌した。更にグリシジルメタクリ
レート3ml、ビニルトリメトキシシラン3ml及びシ
クロヘキサノール6mlを含む0.8%ポリビニルアル
コール水溶液の微分散液62mlを加え、30℃で3時
間攪拌し、膨潤させた。次いで、80℃で15時間、グ
リシジルメタクリレート及びビニルトリメトキシシラン
中の不飽和二重結合により共重合させた。反応終了後、
室温まで冷却し、0.01N塩酸5mlを加え、70℃
で3時間、上記で用いたビニルトリメトキシシラン中の
メトキシ基を加水分解させた後、28%アンモニア水
0.5mlを加え、再び70℃で3時間縮合させた。こ
れを濾過した後、メタノール及び純水で洗浄し、乾燥さ
せた。
【0053】電子顕微鏡による観察で6.5μm(±5
%の範囲で重量分率98%以上)の均一な粒子が得られ
ていることが確認された。またNMR、IR及びTG−
DTAの測定により有機無機ハイブリッド粒子であるこ
とが確認された。例えばIRによれば、2940c
-1、1729cm-1及び1410cm-1にグリシジル
メタクリレート由来のピークが、また、800〜120
0cm-1にブロードなビニルトリメトキシシラン由来の
ピークが観察された。
【0054】得られた粒子はガス吸着法によるBET比
表面積が1m2 /g以下、細孔容量が1μl/g以下の
球形体であった。
【0055】実施例7 グリシジルメタクリレートの代りにスチレンを用いる以
外は実施例5と同様に処理した。顕微鏡による観察で7
μm(±5%の範囲で重量分率99%以上)の均一な粒
子が得られていることが確認された。また光学顕微鏡に
よる観察では中心部の屈折率が異なることが確認され
た。更にNMR、IR及びTG−DTAの測定により有
機無機ハイブリッド粒子であることが確認された。
【0056】実施例8 3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランの代り
にビニルトリエトキシシランを用いる以外は実施例1と
同様に処理した。顕微鏡による観察で4.5μm(±5
%の範囲で重量分率98%以上)の均一な粒子が得られ
ていることが確認された。またNMR及びIR、TG−
DTAの測定により有機無機ハイブリッド粒子であるこ
とが確認された。
【0057】得られた粒子はガス吸着法によるBET比
表面積が1m2 /g以下、細孔容量が1μl/g以下で
あった。
【0058】実施例9 シード粒子としてソープフリー重合で合成した0.8μ
mのポリメチルメタクリレート粒子を使用した。0.8
3mlの純水にシード粒子20mgを分散させ、ジブチ
ルフタレート46.5μl及びベンゾイルパーオキサイ
ド5mgを含む0.36%SDS水溶液の微分散液4.
2mlを加え、30℃で3時間攪拌した。更にメチルメ
タクリレート6ml及び3−メタクリロキシプロピルト
リメトキシシラン6mlを含む0.8%ポリビニルアル
コール水溶液の微分散液62mlを加え、30℃で3時
間攪拌し、膨潤させた。次いで、80℃で15時間、メ
チルメタクリレート及び3−メタクリロキシプロピルト
リメトキシシラン中の不飽和二重結合により共重合させ
た。反応終了後、室温まで冷却し、28%アンモニア水
0.5mlを加え、再び70℃に3時間加熱して加水分
解と縮合とを行なった。これを濾過した後、メタノール
及び純水で洗浄し、乾燥させた。
【0059】顕微鏡による観察で4.5μmの均一な粒
子が得られていることが確認された。またNMR、IR
及びTG−DTAの測定により有機無機ハイブリッド粒
子であることが確認された。
【0060】得られた粒子はガス吸着法によるBET比
表面積が1m2 /g以下、細孔容量が1μl/g以下で
あった。
【0061】実施例10 シード粒子としてソープフリー重合で合成した1.3μ
mのポリスチレン粒子を使用した。1.3mlの純水に
シード粒子31mgを分散させ、ジブチルフタレート
1.85mlを含む0.6%SDS水溶液の微分散液5
2mlを加え、30℃で3時間攪拌した。更に、ビニル
トリメトキシシラン30mlを含む0.8%ポリビニル
アルコール水溶液の微分散液200mlを加え、30℃
で3時間攪拌し、膨潤させた。その後、ビニルシラン1
5ml及びベンゾイルパーオキサイド100mgを含む
0.8%ポリビニルアルコール水溶液の微分散液95m
lを加え、30℃で3時間攪拌した。次いで、80℃で
15時間、ビニルトリメトキシシラン及びビニルシラン
中の不飽和二重結合により共重合させた。反応終了後、
室温まで冷却し、28%アンモニア水0.5mlを加
え、再び70℃に3時間加熱して加水分解と縮合とを行
なった。これを濾過した後、メタノール及び純水で洗浄
し、乾燥させた。
【0062】顕微鏡による観察で10μm(±5%の範
囲で重量分率95%以上)の均一な粒子が得られている
ことが確認された。またNMR、IR及びTG−DTA
の測定により有機無機ハイブリッド粒子であることが確
認された。
【0063】得られた粒子はガス吸着法によるBET比
表面積が1m2 /g以下、細孔容量が1μl/g以下で
あった。
【0064】実施例11 シード粒子としてソープフリー重合で合成した1.3μ
mのポリスチレン粒子を使用した。2.5mlの純水に
シード粒子42mgを分散させ、ジブチルフタレート3
50μlを含む0.36%SDS水溶液の微分散液23
mlを加え、30℃で3時間攪拌した。更に、ビニルト
リメトキシシラン6ml、トルエン6ml及びベンゾイ
ルパーオキサイド120mgを含む2.7%ポリビニル
アルコール水溶液の微分散液30mlを加え、30℃で
3時間攪拌し、膨潤させた。次いで、70℃で15時
間、ビニルトリメトキシシラン中の不飽和二重結合によ
り重合させた。反応終了後、室温まで冷却し、0.01
N塩酸2.5mlを加え、70℃で3時間、上記で用い
たビニルトリメトキシシラン中のメトキシ基を加水分解
させた後、28%アンモニア水0.5mlを加え、再び
70℃に3時間加熱して加水分解と縮合とを行なった。
これを濾過した後、メタノール及び純水で洗浄し、乾燥
させた。
【0065】上記で得られる有機無機ハイブリッド粒子
を空気中、600℃で24時間焼成し、シリカ粒子を得
た。電子顕微鏡による観察で粒径が5μm(±5%の範
囲で重量分率99%以上)、膜厚が0.5μmの均一な
中空粒子が得られていることが確認された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08F 2/44 MCQ 291/00 MQY C08K 3/22 KAE C08L 101/00 LTB

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機高分子化合物と無機酸化物とのマト
    リックスが共有結合により結合されたハイブリッド体で
    あることを特徴とする有機無機ハイブリッド粒子。
  2. 【請求項2】 有機高分子化合物と無機酸化物とのマト
    リックスが共有結合により結合され、均質にハイブリッ
    ド化されていることを特徴とする請求項1記載の有機無
    機ハイブリッド粒子。
  3. 【請求項3】 有機高分子化合物がスチレン、メタクリ
    ル酸、メチルメタクリレート、グリシジルメタクリレー
    ト、アクリル酸、メチルアクリレート、ビニルエチルエ
    ーテル、ビニルブチルエーテル、ビニルメチルケトン及
    びアクリロニトリルからなる群より選ばれた少なくとも
    1種のモノマーからなる単独重合体又はこれらのモノマ
    ーの2種以上からなる共重合体である請求項1又は請求
    項2記載の有機無機ハイブリッド粒子。
  4. 【請求項4】 無機酸化物がシリカ、チタニア、ジルコ
    ニア及びアルミナからなる群より選ばれた少なくとも1
    種である請求項1〜請求項3記載の有機無機ハイブリッ
    ド粒子。
  5. 【請求項5】 無機酸化物がシリカである請求項1〜請
    求項3記載の有機無機ハイブリッド粒子。
  6. 【請求項6】 重合性金属アルコキサイドを含む膨潤溶
    媒でシード粒子を膨潤させた後、該金属アルコキサイド
    中の不飽和二重結合により重合させ、次いで金属アルコ
    キサイドのアルコキシ基を加水分解及び縮合させること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の有機無機ハイ
    ブリッド粒子の製造方法。
  7. 【請求項7】 有機モノマー、架橋剤及び有機溶媒から
    なる群より選ばれた少なくとも1種が添加された膨潤溶
    媒を用いる請求項6記載の有機無機ハイブリッド粒子の
    製造方法。
  8. 【請求項8】 重合性金属アルコキサイドが重合性シリ
    カアルコキサイドである請求項6又は請求項7記載の有
    機無機ハイブリッド粒子の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項1〜請求項5記載の有機無機ハイブ
    リッド粒子を焼成させてなる均一粒径粒子。
  10. 【請求項10】請求項1〜請求項5記載の有機無機ハイ
    ブリッド粒子を焼成することを特徴とする均一粒径粒子
    の製造方法。
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