JPH07264912A - 草刈機の刈り高さ制御 - Google Patents
草刈機の刈り高さ制御Info
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- JPH07264912A JPH07264912A JP6053994A JP6053994A JPH07264912A JP H07264912 A JPH07264912 A JP H07264912A JP 6053994 A JP6053994 A JP 6053994A JP 6053994 A JP6053994 A JP 6053994A JP H07264912 A JPH07264912 A JP H07264912A
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Abstract
起部や他物へのモーアの乗り上げによる隆起部の削り取
りや刈刃の異常摩耗あるいは損傷を回避する。 【構成】 リフトアームの角度θaを検出する検出手段
からの情報に基づいて、前記リフトアームの角度θaを
初期設定された所定角度θbに維持する制御手段を備え
た草刈機の刈り高さ制御において、リフトシリンダの内
圧を検出する圧力センサを設け、前記制御手段を、該圧
力センサからの検出圧力値Taが初期設定された所定圧
力値Tb以下になると、前記リフトシリンダの作動を制
御して、前記検出圧力値Taが前記所定圧力値Tbを超
えるまでモーアを上昇させ、前記モーアが上昇停止した
所定時間後あるいは所定距離走行後に、再び前記リフト
シリンダの作動を制御して、前記リフトアームの角度を
元の所定角度に復帰させるように構成した。
Description
において草刈り作業を行う草刈機に関し、詳しくは、モ
ーアを、リフトシリンダの作動により上下揺動操作され
るリフトアームを介して、昇降自在に吊り下げ支持する
とともに、走行機体に対する前記リフトアームの角度を
検出する検出手段と、該検出手段からの情報に基づい
て、前記リフトシリンダの作動を制御して前記リフトア
ームの角度を初期設定された所定角度に維持する制御手
段とを備えた草刈機の刈り高さ制御に関する。
御においては、制御手段が、検出手段にて検出されるリ
フトアームの角度と、初期設定されたリフトアームの所
定角度とを比較して、リフトアームの角度が所定角度以
下になると、作動油のリークなどによるモーアの下降が
生じていると判断し、リフトシリンダを作動させてリフ
トアームの角度が所定角度を超えるまでモーアを上昇さ
せることによって、刈り高さを一定に保つようにしてい
た。
の作業地とされてるスキー場や河川敷などは起伏が激し
く、又、大きな石やコンクリート片などの他物も多く点
在しているため、上記の従来技術による制御構成では、
モーアが作業地の隆起部や他物に乗り上げてしまうこと
となり、隆起部にモーアが乗り上げた場合には、モーア
が草とともに隆起部を削り取る不都合や、それに伴う刈
刃の異常摩耗により刈刃を早期交換しなければならない
不都合が生じ、一方、他物に乗り上げた場合には、刈刃
を損傷させる不都合が生じる虞がある。そして、それら
の不都合を回避するためには、手動操作で作業地の起伏
や他物に合わせてモーアを昇降させる必要があり、作業
者に煩わしい労力を要するようになっていた。
施すことによって、作業者に煩わしい労力を要すること
なく、作業地の隆起部や他物へのモーアの乗り上げによ
る隆起部の削り取りや刈刃の異常摩耗あるいは損傷を回
避することにある。
め、本第1発明では、モーアを、リフトシリンダの作動
により上下揺動操作されるリフトアームを介して、昇降
自在に吊り下げ支持するとともに、走行機体に対する前
記リフトアームの角度を検出する検出手段と、該検出手
段からの情報に基づいて、前記リフトシリンダの作動を
制御して前記リフトアームの角度を初期設定された所定
角度に維持する制御手段とを備えた草刈機の刈り高さ制
御において、前記リフトシリンダの内圧を検出する圧力
センサを設け、前記制御手段を、該圧力センサからの検
出圧力値が初期設定された所定圧力値以下になると、前
記リフトシリンダの作動を制御して、前記検出圧力値が
前記所定圧力値を超えるまで前記モーアを上昇させ、前
記モーアが上昇停止した所定時間後あるいは所定距離走
行後に、再び前記リフトシリンダの作動を制御して、前
記リフトアームの角度を初期設定された元の所定角度に
復帰させるように構成した。
リンダの作動により上下揺動操作されるリフトアームを
介して、昇降自在に吊り下げ支持するとともに、走行機
体に対する前記リフトアームの角度を検出する検出手段
と、該検出手段からの情報に基づいて、前記リフトシリ
ンダの作動を制御して前記リフトアームの角度を初期設
定された所定角度に維持する制御手段とを備えた草刈機
の刈り高さ制御において、前記リフトシリンダの内圧を
検出する圧力センサを設け、前記制御手段を、該圧力セ
ンサからの検出圧力値が初期設定された所定圧力値以下
になると、前記リフトシリンダの作動を制御して、前記
検出圧力値が前記所定圧力値を超えるまで前記モーアを
上昇させ、前記モーアが上昇停止した所定時間後あるい
は所定距離走行後に、再び前記リフトシリンダの作動を
制御して、前記モーアを段階的に下降させるとともに各
段階における前段階の前記リフトアームの角度を夫々そ
の段階のサンプル角として記憶し、その下降により、い
ずれかの段階で再び前記圧力センサからの検出圧力値が
初期設定された所定圧力値以下になると、その段階にお
ける前記リフトアームの角度が、その段階で記憶された
サンプル角に至るまで前記モーアを上昇させるととも
に、前記所定角度を、その上昇停止後の前記リフトアー
ムの角度に更新し、所定時間あるいは所定距離走行の
間、前記リフトアームの角度を更新された所定角度に維
持するように構成した。
からの検出圧力値が初期設定された所定圧力値以下にな
ると、モーアが隆起部や他物などに乗り上げたと判断
し、リフトシリンダの作動を制御して検出圧力値が所定
圧力値を超える(隆起部や他物などと、その上方で離間
する位置)までモーアを上昇させる。又、モーアが上昇
を停止した所定時間(例えば、1秒)後あるいは所定距
離走行後には、再びリフトシリンダの作動を制御して、
リフトアームの角度が設定スイッチにて初期設定された
元の所定角度に復帰する(初期設定された刈り高さ)ま
でモーアを下降させるようになる。
所定圧力値以下になった場合においても、モーアが隆起
部や他物などに乗り上げたと判断し、上記の制御が行わ
れるようになっている。
ンサからの検出圧力値が初期設定された所定圧力値以下
になると、モーアが隆起部や他物などに乗り上げたと判
断し、リフトシリンダの作動を制御して検出圧力値が所
定圧力値を超える(隆起部や他物などと、その上方で離
間する位置)までモーアを上昇させる。又、モーアが上
昇を停止した所定時間(例えば、1秒)後あるいは所定
距離走行後には、再びリフトシリンダの作動を制御し
て、モーアを段階的に(例えば、リフトアームの角度を
1°ずつ)下降させるとともに、各段階における前段階
のリフトアームの角度を夫々その段階のサンプル角とし
て記憶し、その下降により、いずれかの段階で再び圧力
センサからの検出圧力値が初期設定された所定圧力値以
下になると、その段階におけるリフトアームの角度が、
その段階で記憶されたサンプル角(作業地や他物など
と、その上方で一段階の距離だけ離間する位置)に至る
までモーアを上昇させるとともに、所定角度を、その上
昇停止後のリフトアームの角度に更新し、所定時間(例
えば、1秒)あるいは所定距離走行の間、リフトアーム
の角度を更新された所定角度に維持するようになる。
た所定角度に所定時間あるいは所定距離走行の間維持し
た後においても、モーアを段階的に下降させる上記の制
御が繰り返し行われるようになっている。
煩わしい労力を要することなく、隆起部や他物へのモー
アの乗り上げを回避できるので、モーアが隆起部に乗り
上げた場合の作業地隆起部の削り取りや、それに伴う刈
刃の異常摩耗、あるいは、他物に乗り上げた場合の他物
との接触による刈刃の損傷といった不都合を解消するこ
とができるようになった。又、作業地における刈り高さ
を略一定に保つことができるようになった。
の起伏や他物に沿わせて追従させる追従性能が向上する
ので、より精度良く隆起部や他物へのモーアの乗り上げ
を回避できるとともに、作業地における刈り高さを精度
良く一定に保つことができるようになった。
用した実施例を図面に基づいて説明する。図1に示すよ
うに、この草刈機は、走行機体1の前部にリンク機構2
とリフトアーム3とを介して昇降自在に、かつ、ローリ
ング自在に吊り下げ支持された草刈作業装置の一例とし
てのフレールモーア型式のモーア4、走行機体1に備え
られた左右一対のクローラ式走行装置5、走行機体1の
後部に搭載されたエンジン6、このエンジン6の右前方
に配備された制御装置7、などによって構成されてい
る。左右のクローラ式走行装置5は、夫々、静油圧式無
段変速装置8によって油圧駆動走行するように構成され
るとともに、モーア4の回転駆動、昇降駆動、及び、ロ
ーリング駆動の夫々が全て油圧で行われるように構成さ
れている。
明すると、モーア4を昇降操作するリフトシリンダ9
と、モーア4をローリング操作するローリングシリンダ
10とを駆動するための第一油圧ポンプP1、左右のク
ローラ式走行装置5を夫々駆動するための一対の可変容
量型油圧ポンプP2,P3、及び、モーア4を回転駆動
するための第二油圧ポンプP4の夫々は、エンジン6の
出力軸6aにて駆動されるように構成されている。そし
て、第一油圧ポンプP1に対して一対の可変容量型油圧
ポンプP2,P3と第二油圧ポンプP4は、エンジン6
の前方側に前後方向に直結並列配備されている。
ープライオリティ弁11及びローリング用の電磁制御弁
12を介して、リフトシリンダ9あるいはローリングシ
リンダ10へ供給されるように構成されており、リフト
シリンダ9は、フロープライオリティ弁11における余
剰油が上昇用の電磁制御弁13あるいは下降用の電磁制
御弁14の作動によって制御され、その制御に基づいて
パイロット式のアンロード弁15あるいはロワリング弁
16が操作されることによって伸縮駆動されるように構
成されている。又、ローリングシリンダ10は、ローリ
ング用の電磁制御弁12の作動によって伸縮駆動される
ように構成されている。
置切換え式の電磁制御弁17を介してモーア4を駆動す
る油圧モータM1へ供給されるように構成されており、
電磁制御弁17の中立位置においては、油圧モータM1
側の往復油路を双方共に遮断して油圧モータM1側の作
動油の流れを止めることによって、モーア4に制動力を
与えるようにしている。
可変容量型油圧ポンプP2,P3からの作動油によっ
て、左右のクローラ式走行装置5を夫々駆動する油圧モ
ータM2,M3を駆動するように構成されており、図1
にも示すように、電動モータ18により可変容量型油圧
ポンプP2,P3の夫々のトラニオン軸19を回動操作
して斜板角を変更することによって、前後進を無段階に
変速できるようになっている。
3,14,17、及び、電動モータ18の夫々は、遠隔
操縦装置20による無線遠隔操縦に基づいて与えられる
制御装置7からの制御信号によって作動制御されるよう
に構成されている。
作用の第一操作レバー20a、走行機体1旋回操作用の
第二操作レバー20b、モーア4昇降操作用の第三操作
レバー20c、及び、モーア4ローリング操作用の第四
操作レバー20d、などが備えられており、第二操作レ
バー20bを中立位置に設定した状態で第一操作レバー
20aを前後のいずれかに操作することによって、走行
機体1を前方あるいは後方へ直進させることができ、
又、第一操作レバー11aを操作しながら第二操作レバ
ー11bを左右のいずれかに操作することによって、走
行機体1を左右のいずれかに旋回させることができるよ
うになっている。一方、第三操作レバー20cを前後の
いずれかに操作することによって、モーア4を上昇ある
いは下降させることができ、又、第四操作レバー20d
を左右のいずれかに操作することによって、モーア4を
左右のいずれかにローリングさせることができるように
なっている。
的にモーア4を昇降させる刈り高さ制御を行う制御手段
Aとして機能するようになっており、以下に、その刈り
高さ制御について説明する。
リフトアーム3の角度θaを検出する検出手段としてリ
フトアーム3の回動角を直接的に読み取るポテンショメ
ータS1が備えられ、リフトアーム3を上下揺動操作す
るリフトシリンダ9には、その内圧を検出する圧力セン
サS2が設けられている。圧力センサS2は、作業地に
おける隆起部や他物などへのモーア4の乗り上がりを検
出するためのものである。一方、遠隔操縦装置20に
は、刈り高さを設定する設定スイッチ20eが備えられ
ており、設定スイッチ20eは、刈り高さとして走行機
体1に対するリフトアーム3の所定角度θbを設定する
ように構成されている。そして、制御装置7は、ポテン
ショメータS1からの情報に基づいてリフトシリンダ9
の作動を制御して、リフトアーム3の角度θaを設定ス
イッチ20eにて初期設定された所定角度θbに維持す
ることによって、作動油のリークなどによるモーア4の
不慮の下降を防止し、又、圧力センサS2からの検出圧
力値Taが初期設定された所定圧力値Tb以下になる
と、モーア4が隆起部や他物などに乗り上げたと判断し
てリフトシリンダ9の作動を制御し、検出圧力値Taが
所定圧力値Tbを超えるまでモーア4を上昇させること
によって、作業地隆起部の削り取り、及び、隆起部の削
り取りや他物との接触によるモーア4の刈刃(図示せ
ず)の損傷を防止するとともに、モーア4が上昇停止し
た所定時間(例えば、1秒)後に、再びリフトシリンダ
9の作動を制御して、リフトアーム3の角度θaを設定
スイッチ20eにて初期設定された元の所定角度θbに
復帰させることによって、刈り高さを一定に保つように
構成されている。ちなみに、所定角度θb及び所定圧力
値Tbは不感帯を有するものである。
ショメータS1の検出による刈り高さ制御での制御装置
7の作動について説明する。制御装置7は、先ず、刈り
取り作業の前に設定スイッチ20eにて初期設定された
リフトアーム3の所定角度θbを読み取る〔ステップ#
1〕。所定角度θbを読み取ると、ポテンショメータS
1にて検出されたリフトアーム3の角度θa(以下、検
出角度θa)と所定角度θbとを比較する〔ステップ#
2〕。検出角度θaが所定角度θbより小さい場合は、
上昇用の電磁制御弁13を切り換え操作して、検出角度
θaと所定角度θbとが一致するまでリフトシリンダ9
を伸長させる(モーア4の上昇操作)〔ステップ#
3〕。検出角度θaが所定角度θbより大きい場合は、
下降用の電磁制御弁14を切り換え操作して、検出角度
θaと所定角度θbとが一致するまでリフトシリンダ9
を短縮させる(モーア4の下降操作)〔ステップ#
4〕。検出角度θaと所定角度θbとが一致している場
合、あるいは、ステップ#3又はステップ#4の操作に
よって一致した場合は、所定時間(例えば、1秒)経過
したか否かを判断する〔ステップ#5〕。所定時間経過
した場合は、作動油のリークなどによってリフトアーム
3が下降したか否かを判断し(検出角度θaと所定角度
θbとの比較)〔ステップ#6〕、下降している場合
は、上昇用の電磁制御弁13を切り換え操作して、検出
角度θaと所定角度θbとが一致するまでリフトシリン
ダ9を伸長させる(モーア4の上昇操作)〔ステップ#
7〕。下降していない場合、あるいは、ステップ#7の
操作によって一致した場合はステップ#5へ戻るように
なっている。
圧力センサS2の検出による刈り高さ制御での制御装置
7の作動について説明する。制御装置7は、先ず、ポテ
ンショメータS1の検出による刈り高さ制御での作動に
おいて、設定スイッチ20eにてリフトアーム3の所定
角度θbが初期設定され、検出角度θaと所定角度θb
とが一致すると、その状態でのリフトシリンダ9の内圧
を読み取り〔ステップ#11〕、所定圧力値Tbを算出
して初期設定する〔ステップ#12〕。次に、圧力セン
サS2により検出されたリフトシリンダ9の検出圧力値
Taが、初期設定された所定圧力値Tb以下か否かを判
断し〔ステップ#13〕、検出圧力値Taが所定圧力値
Tb以下の場合は、上昇用の電磁制御弁13を切り換え
操作して、検出圧力値Taが所定圧力値Tbを超えるま
でリフトシリンダ9を伸長させる(モーア4の上昇操
作)〔ステップ#14〕。検出圧力値Taが所定圧力値
Tbを超えている場合、あるいは、ステップ#14の操
作によって超えた場合は、検出角度θaと所定角度θb
とが一致しているかを判断する〔ステップ#15〕。検
出角度θaと所定角度θbとが一致している場合はステ
ップ#13へ戻り、一致していない場合は、所定時間
(例えば、1秒)経過したか否かを判断する〔ステップ
#16〕。所定時間経過すると、下降用の電磁制御弁1
4を切り換え操作してリフトシリンダ9を短縮し(モー
ア4の下降操作)〔ステップ#17〕、検出角度θaと
所定角度θbとが一致したか否かを判断する〔ステップ
#18〕。検出角度θaと所定角度θbとが一致した場
合はステップ#13へ戻り、一致していない場合は、検
出圧力値Taが所定圧力値Tb以下になったか否かを判
断する〔ステップ#19〕。検出圧力値Taが所定圧力
値Tb以下になった場合はステップ#14へ戻り、検出
圧力値Taが所定圧力値Tbを超えている場合はステッ
プ#18へ戻るのである。
8における可変容量型油圧ポンプP2,P3の夫々のト
ラニオン軸19には、セクタギア21、ピックアップギ
ア22、及び、カップリング23を介して、斜板角を検
出するポテンショメータS3が連係されている。その構
造について詳述すると、可変容量型油圧ポンプP2,P
3の夫々には、トラニオン軸19に枢着された支持部材
24がボルト連結されており、この支持部材24には、
所定間隔を隔ててホルダ25がボルト連結されている。
セクタギア21は、トラニオン軸19と一体回動可能に
ピン連結されており、このセクタギア21と噛合するピ
ックアップギア22は、支持部材24とホルダ25とに
わたる筒状に形成されるとともに、支持部材24とホル
ダ25とに枢支されている。カップリング23は、ピッ
クアップギア22の内部においてピックアップギア22
と一体回動可能に、かつ、ピックアップギア22に対し
て遊端部23aが横方向へ変位可能にボルト連結されて
いる。ポテンショメータS3は、ホルダ25にボルト連
結されており、その入力軸aがカップリング23の遊端
部23aとピン連結されている。
ータS3との連係を上記のように構成することによっ
て、組付け時におけるバックラッシュの調整が不要とな
って組付けが容易になり、又、トラニオン軸19からの
振動などによるポテンショメータS3内部での異常損耗
や異常値検出が回避されるようになっている。
ってもよい。 草刈作業装置としては、フレールモーア型式のもの
に限定されるものではなく、種々の形式のものを採用す
ることができる。 検出手段S1としては、リフトシリンダ9の出退長
さを検出するものであってよい。但し、この場合、リフ
トアームの角度は制御手段Aによって算出されるように
なる。 圧力センサS2は、リフトシリンダ9の内圧を計測
できる箇所であれば油圧回路中のいずれの箇所に設置し
てもよい。 上記の実施例においては、モーア4が元の位置まで
の下降を開始する所定時間後を1秒後と例示している
が、それに限定されるものではない。 上記の実施例においては、モーア4の上昇停止した
所定時間後にモーア4を元の位置まで下降させるように
したが、上昇停止した所定距離走行後に下降させるよう
にしてもよい。 圧力センサS2の検出の基づいた刈り高さ制御にお
ける制御手段Aの構成としては、圧力センサS2からの
検出圧力値Taが初期設定された所定圧力値Tb以下に
なると、リフトシリンダ9の作動を制御して、検出圧力
値Taが所定圧力値Tbを超える(隆起部や他物など
と、その上方で離間する位置)までモーア4を上昇さ
せ、モーア4が上昇を停止した所定時間(例えば、1
秒)後あるいは所定距離走行後に、再びリフトシリンダ
9の作動を制御して、モーア4を段階的に(例えば、リ
フトアーム9の角度を1°ずつ)下降させるとともに各
段階における前段階のリフトアーム9の角度θaを夫々
その段階のサンプル角θcとして記憶し、その下降によ
り、いずれかの段階で再び圧力センサS2からの検出圧
力値Taが初期設定された所定圧力値Tb以下になる
と、その段階におけるリフトアーム9の角度θaが、そ
の段階で記憶されたサンプル角θc(作業地や他物など
と、その上方で一段階の距離だけ離間する位置)に至る
までモーア4を上昇させるとともに、所定角度θbを、
その上昇停止後のリフトアーム9の角度θa(=θc)
に更新し、所定時間(例えば、1秒)あるいは所定距離
走行の間、リフトアーム9の角度θaを更新された所定
角度θb(=θc)に維持するようにしてもよい。又、
この場合においては、例えば、一段階の下降距離を初期
設定された刈り高さ分としてもよい。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
す縦断面図
Claims (2)
- 【請求項1】 モーア(4)を、リフトシリンダ(9)
の作動により上下揺動操作されるリフトアーム(3)を
介して、昇降自在に吊り下げ支持するとともに、走行機
体(1)に対する前記リフトアーム(3)の角度(θ
a)を検出する検出手段(S1)と、該検出手段(S
1)からの情報に基づいて、前記リフトシリンダ(9)
の作動を制御して前記リフトアーム(3)の角度(θ
a)を初期設定された所定角度(θb)に維持する制御
手段(A)とを備えた草刈機の刈り高さ制御であって、 前記リフトシリンダ(9)の内圧を検出する圧力センサ
(S2)を設け、前記制御手段(A)を、該圧力センサ
(S2)からの検出圧力値(Ta)が初期設定された所
定圧力値(Tb)以下になると、前記リフトシリンダ
(9)の作動を制御して、前記検出圧力値(Ta)が前
記所定圧力値(Tb)を超えるまで前記モーア(4)を
上昇させ、前記モーア(4)が上昇停止した所定時間後
あるいは所定距離走行後に、再び前記リフトシリンダ
(9)の作動を制御して、前記リフトアーム(3)の角
度(θa)を初期設定された元の所定角度(θb)に復
帰させるように構成してある草刈機の刈り高さ制御。 - 【請求項2】 モーア(4)を、リフトシリンダ(9)
の作動により上下揺動操作されるリフトアーム(3)を
介して、昇降自在に吊り下げ支持するとともに、走行機
体(1)に対する前記リフトアーム(3)の角度(θ
a)を検出する検出手段(S1)と、該検出手段(S
1)からの情報に基づいて、前記リフトシリンダ(9)
の作動を制御して前記リフトアーム(3)の角度(θ
a)を初期設定された所定角度(θb)に維持する制御
手段(A)とを備えた草刈機の刈り高さ制御であって、 前記リフトシリンダ(9)の内圧を検出する圧力センサ
(S2)を設け、前記制御手段(A)を、該圧力センサ
(S2)からの検出圧力値(Ta)が初期設定された所
定圧力値(Tb)以下になると、前記リフトシリンダ
(9)の作動を制御して、前記検出圧力値(Ta)が前
記所定圧力値(Tb)を超えるまで前記モーア(4)を
上昇させ、前記モーア(4)が上昇停止した所定時間後
あるいは所定距離走行後に、再び前記リフトシリンダ
(9)の作動を制御して、前記モーア(4)を段階的に
下降させるとともに各段階における前段階の前記リフト
アーム(9)の角度(θa)を夫々その段階のサンプル
角(θc)として記憶し、その下降により、いずれかの
段階で再び前記圧力センサ(S2)からの検出圧力値
(Ta)が初期設定された所定圧力値(Tb)以下にな
ると、その段階における前記リフトアーム(9)の角度
(θa)が、その段階で記憶されたサンプル角(θc)
に至るまで前記モーア(4)を上昇させるとともに、前
記所定角度(θb)を、その上昇停止後の前記リフトア
ーム(9)の角度(θa)に更新し、所定時間あるいは
所定距離走行の間、前記リフトアーム(9)の角度(θ
a)を更新された所定角度(θb)に維持するように構
成してある草刈機の刈り高さ制御。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6053994A JP2862122B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 草刈機の刈り高さ制御 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6053994A JP2862122B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 草刈機の刈り高さ制御 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07264912A true JPH07264912A (ja) | 1995-10-17 |
JP2862122B2 JP2862122B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=13145207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6053994A Expired - Lifetime JP2862122B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 草刈機の刈り高さ制御 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2862122B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1994
- 1994-03-30 JP JP6053994A patent/JP2862122B2/ja not_active Expired - Lifetime
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