JP2005176677A - 自走式草刈機 - Google Patents

自走式草刈機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005176677A
JP2005176677A JP2003420397A JP2003420397A JP2005176677A JP 2005176677 A JP2005176677 A JP 2005176677A JP 2003420397 A JP2003420397 A JP 2003420397A JP 2003420397 A JP2003420397 A JP 2003420397A JP 2005176677 A JP2005176677 A JP 2005176677A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
cutting blade
lever
clutch lever
cutting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003420397A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005176677A5 (ja
Inventor
Kazuo Shigemi
和男 重見
Yoshiaki Murata
佳明 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Atex Co Ltd
Original Assignee
Atex Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Atex Co Ltd filed Critical Atex Co Ltd
Priority to JP2003420397A priority Critical patent/JP2005176677A/ja
Publication of JP2005176677A publication Critical patent/JP2005176677A/ja
Publication of JP2005176677A5 publication Critical patent/JP2005176677A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

【課題】刈刃が障害物や地面と接触して早期磨耗したり破損したりすることがなく、刈取り装置の昇降や刈刃への駆動断続を容易に行うことのできる乗用草刈機を提供する。
【解決手段】刈刃2の回転駆動の断続と、刈取り装置3の昇降とを兼用で作動させる作業クラッチレバー5を設け、更に刈取り装置3の刈高さを単独で調整可能の調整レバー6を設け、該調整レバー6を操作することで刈取り装置3を昇降させて、この刈取り装置3の刈高さを設定可能に構成するとともに、作業クラッチレバー5を入操作した際、刈取り装置3を前記調整レバー6で設定する刈高さ位置に自動的に昇降停止させてなる自走式乗用草刈機の構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、果樹園や休耕田等の雑草刈りに用いる自走式の乗用草刈機に関するものである。
走行車体の下方に刈取り装置を設け、この刈取り装置を無段階に昇降可能な自走式の乗用草刈機が特許文献1に記載されている。
特開2002−27815号公報
これらの自走式乗用草刈機は、刈取り装置の刈刃の回転駆動を断続する刈刃クラッチレバーと、刈取り装置を昇降する操作スイッチが別々の操作を行う形態であり、刈取り装置を下降させる場合には、刈刃クラッチレバーを入操作し刈刃を回転させ、刈取り装置を下降させるためのスイッチを操作しなければならず、操作がわずらわしく、切断作業中に障害物を発見しても、刈刃クラッチレバーの切操作と昇降用スイッチの上昇操作の両操作をとっさに行うことが困難であるという問題があった。又、特許文献1の自走式乗用草刈機は刈取り装置を上昇させる場合に、先に昇降用スイッチを操作すると、刈取り装置がある程度上昇するまで刈刃への回転駆動が継続されるため、刈取り装置と地面との隙間から石等が周辺に飛散する危険性があった。特に休耕田や長期間放置状態にある場所には、石やゴミ等の混入が多く、飛散の可能性が高い。
又、自走式乗用草刈機は、走行移動時に刈取り装置が地面に接触しないよう刈刃の回転を停止するとともに、刈取り装置も上昇させて走行移動させるわけであるが、移動の際、特許文献1に記載の刈取り装置昇降用のスイッチを操作して刈取り装置を上昇させると、再び切断作業を開始する時に再度、刈刃クラッチレバーの入操作を行い、昇降用のスイッチを操作して刈取り装置を下降させるとともに、切断状態の刈高さを設定し直さなければならない。すなわち移動する毎に刈高さを再設定しなければならないというわずらわしさがあった。
又、従来より自走式乗用草刈機には、一度に広幅の草刈り作業ができるよう、回転径の大きな刈刃が用いられており、これらの刈刃は刈取り装置を下降させても回転中心部が地面に接触しないよう、側面視において刈刃回転中央部よりも先端部が低位になるように屈曲、又は、湾曲させた形状のものが多く使用されている。この刈刃は、回転状態において、遠心力により刈刃先端部が上方へ撓んで持ち上げられ、回転数が低下すれば元の状態に復帰する性質を備えている。通常の草刈り作業では極力雑草の株元部から刈取れるよう刈刃先端部を地面に接近させた状態で切断作業を行っているが、この時刈刃を上昇させずに刈刃の回転駆動のみを断つと刈刃の回転数が低下し、刈刃先端部が下がり地面と接触して、刈刃の早期磨耗や破損の原因となる不都合があった。
本発明は、上記問題を解決し、障害物や地面との接触により刈刃が早期磨耗したり破損したりすることがなく、刈取り装置の昇降や刈刃への回転駆動の断続を容易に行うことのできる操作性の良い自走式乗用草刈機を提供することを課題とする。
走行車体1下方に略水平回転する刈刃2を具備する刈取り装置3を設け、該刈取り装置3を刈取り作業位置と上方の収納位置とに上下昇降させる昇降手段4を備えた自走式乗用草刈機において、前記刈刃2の回転駆動の断続と、刈取り装置3の昇降とを兼用で作動させる作業クラッチレバー5を設け、更に刈取り装置3の刈高さを単独で調整可能の調整レバー6を設け、該調整レバー6を操作することで刈取り装置3を昇降させて、この刈取り装置3の刈高さを設定可能に構成するとともに、作業クラッチレバー5を入操作した際、刈取り装置3を前記調整レバー6で設定する刈高さ位置に自動的に昇降停止させてなる自走式乗用草刈機の構成とする。
又、平面視帯板状の刈刃2を、少なくとも回転停止状態において、側面視中央部Cよりも先端部Dを低位に屈曲、又は、湾曲させてなる自走式乗用草刈機の構成とする。
請求項1に記載の発明は、刈刃2の回転駆動の断続と、刈取り装置3の昇降とを兼用で作動させる作業クラッチレバー5を設けてあるので、刈刃2駆動の断続と、刈取り装置3の昇降とを単一の作業クラッチレバー5で作動させることができ、操作が容易であるとともに、石等の障害物発見時にも刈刃2の駆動を断つ操作と刈取り装置3の上昇操作との両操作を作業クラッチレバー5を切操作するだけで行うことができ、刈刃2や刈取り装置3への障害物の接触を瞬時に回避できる。
又、作業クラッチレバー5を切操作すれば、刈刃2への駆動を断つとともに刈取り装置3が上昇を開始するので、刈取り装置3上昇時には刈刃2の回転数が低下し、刈取り装置3上昇により広がる地面との隙間から石等の障害物が飛散することが少なくなり、障害物が刈刃2に接触しても、非駆動状態の刈刃2は回転数も低下しているため、刈刃2への衝撃が軽減し破損に至る可能性が低い。
又、刈取り装置3の刈高さを単独で調整可能の調整レバー6を設け、該調整レバー6を操作することで刈取り装置3を昇降させて、この刈取り装置3の刈高さを設定可能に構成してあるので、切断作業中に刈高さを調整することができ、刈り跡や地面の凹凸状態を見ながら任意に刈高さを変更調整することができる。
更に、作業クラッチレバー5を入操作した際、刈取り装置3を調整レバー6で設定する刈高さ位置に自動的に昇降停止させるので、走行移動等で作業クラッチレバー5を切操作して刈取り装置3を上方収納位置へ上昇させた場合にも、次工程の作業開始時に作業クラッチレバー5を入操作するだけで刈取り装置3が自動的に調整レバー6の設定刈高さまで下降し、スムーズな切断作業が開始できるとともに、走行移動の度に刈高さを設定するわずらわしさがない使い勝手の良い自走式乗用草刈機を提供することができる。
請求項2に記載の発明は、平面視帯板状の刈刃2を、少なくとも回転停止状態において、側面視中央部Cよりも先端部Dを低位に屈曲、又は、湾曲させているので、刈取り装置3を下降させて刈刃2先端部Dを地面に接近させた切断状態時に、刈刃2への回転駆動を断った場合において、回転駆動中遠心力により上方へ撓み持ち上げられていた刈刃2先端部Dが、回転数の低下に伴って下降しても、この時には刈取り装置3が上昇途中であるため刈刃2が地面に接触することがなく、刈刃2の早期磨耗や破損を防止することができる。
次に本発明の実施の形態について図面を参照に説明する。本発明の自走式乗用草刈機は、図1、図2に示すように走行車体1の前後に左右一対の前輪10と後輪11を設け、中央部に操縦者の座る着座部12を設けてある。着座部12前方には前輪10を操向操作するハンドル13を設け、該着座部12後方には出力軸14を垂下した原動機15を配設し、原動機15下方に後輪11駆動用のHST(油圧無段変速装置)23を一体的に備えたトランスミッション16を設けてある。
前輪10と後輪11との間の走行車体1下方腹部には、刈取り装置3を設け、該刈取り装置3は走行車体1に対して昇降自在に構成してある。刈取り装置は、略鉛直の刈刃軸25を中心に水平回転する大径の刈刃2と、該刈刃2の上方及び側方を覆う刈刃カバー17や刈刃プーリ21等からなり、この刈取り装置3は刈刃2と一体的に上下昇降させることができる。
前記原動機15の出力軸14には、上下2段のエンジンプーリ18が取着してあり、原動機15の駆動をVベルト19,20によって刈刃2駆動用の刈刃プーリ21とHSTプーリ22の各々に伝動可能に構成してある。尚、原動機15の刈刃2やHST23への
駆動伝動は、Vベルトに限定するものではなく、チェーンやギヤ、又は伝動軸等を用いた伝動形態でも良い。
原動機15と刈刃2との伝動系路には、伝動を断続するクラッチ機構を介在し、本発明の実施例のVベルト19での伝動にあっては、テンションクラッチ24により断続可能である。刈刃カバー17とその上方の走行車体1との間は2対の平行リンクロッド26,27で連結し、刈刃カバー17上面に枢支した昇降ロッド28を、アクチュエータやモータ等の駆動装置Kを用いて昇降駆動させることで刈取り装置3を容易に昇降させることができる。
着座部12の左側方には作業クラッチレバー5を設け、この作業クラッチレバー5を入、切操作することにより、前述の原動機15と刈刃2との伝動系路に設けたクラッチ機構、すなわちテンションクラッチ24を作動し、Vベルト19の刈刃2への回転駆動を断続することができる。又、作業クラッチレバー5には作業クラッチレバー5の入、切状態を検出可能の検出手段(リミットスイッチ29)を設けてあり、このリミットスイッチ29は作業クラッチレバー5切位置A側に設けてある。従って、作業クラッチレバー5を切位置Aから入位置Bに向け操作開始すると略同時にリミットスイッチ29がOFF状態となる。リミットスイッチ29のOFF信号は、刈取り装置3を昇降駆動する駆動装置Kに伝達され、作業クラッチレバー5の入操作を開始すると略同時に刈取り装置3の下降を開始させることができる。
本実施例の原動機15と刈刃2間の伝動は、エンジンプーリ18と刈刃プーリ21に巻き掛けたVベルト19で行っており、刈取り装置3上方の刈刃プーリ21は刈取り装置3と一体的に昇降するので、走行移動時に刈取り装置3を上昇させた状態では、刈刃プーリ21の高さはエンジンプーリ18よりも高い位置となり、この状態で刈刃2への駆動を開始するとVベルト19が磨耗したり、プーリ18,21から外れたりする可能性があるが、本実施例での刈刃2への伝動を開始するタイミングは、刈取り装置3が所定量下降した後に伝動されるよう構成してある。
この刈取り装置3を下降開始させた後、やや遅れて刈刃2への伝動を開始する構成は、前述の作業クラッチレバー5の切位置A側に設けたリミットスイッチ29の作動と同時に刈取り装置3を下降開始させ、作業クラッチレバー5を入位置Bまで操作するまでの過程で刈刃2駆動開始させることで安価に構成できるが、コントローラ等の制御手段を用いて刈取り装置3の下降タイミングや刈刃2への駆動伝動タイミングを設定しても良い。又、刈取り装置3が所定量下降した後、刈刃2への伝動を開始する構成は、刈刃2下方の地面との隙間が少なくなった後、刈刃2が回転を開始するので、刈刃2下方にある石等の飛散が少ないという効果もある。従ってプーリ18,21からのベルト外れやプーリ18,21のプーリ溝へのベルト傾斜接触の問題のないギヤ伝動や軸伝動形態にあっても、刈刃2への伝動タイミングは刈取り装置3が所定量下降した後に伝動する方が好ましい。
一方、刈刃2の回転数は、切断作業を開始するまでに切断に適した回転数まで上昇した方が、切断作業をスムーズに開始できる。このことから、作業クラッチレバー5の入操作を開始すると略同時に刈取り装置3の下降を開始させた後、刈取り装置3が切断作業位置に下降するまでの間に刈刃2への駆動を開始させ、刈取り装置3が切断作業位置まで下降した時には、刈刃2の回転数も上昇安定した状態になるよう構成してある。
更に、作業クラッチレバー5を切操作した場合には、まず刈刃2への駆動が断たれ、その後すぐに刈取り装置3が上昇を開始するので、障害物発見時に刈刃2や刈取り装置3への障害物接触の回避操作が容易であるとともに、この回避操作を素早く行うことができる。このように作業クラッチレバー5の切操作のみで刈刃2への駆動が断たれているので、刈刃2回転数は低下しており、接触による衝撃を軽減することができ、刈刃2の破損を防止し、刈刃2との接触による石飛散も少なくなる。尚、作業クラッチレバー5にはテンションクラッチ24を作動させるケーブル31の他に、刈刃2駆動を断った際、刈刃2の慣性力による回転を制動するための刈刃ブレーキ(図示せず)を作動させるケーブル32を設けてあるので、更に障害物との接触による刈刃2への衝撃は少ないものとなる。
作業クラッチレバー5の近傍には、刈取り装置3の高さを調整することのできる調整レバー6を設けてある。この調整レバー6の案内溝30には目盛を表示してあり、この目盛を基準に調整レバー6を前後方向に操作することができる。この調整レバー6を操作すると、操作位置に応じて刈取り装置3が昇降移動し、この調整レバー6の操作位置が刈取り装置3の昇降停止位置となる。
従って、作業クラッチレバー5を切操作すれば、刈取り装置3は昇降停止位置から上限まで上昇して、走行移動状態となり、次工程の作業開始時に作業クラッチレバー5を入操作すれば、刈取り装置3は、調整レバー6で設定された昇降停止位置まで自動的に下降し、前工程の刈高さと同状態の刈高さで切断作業をスムーズに開始することができる。
本発明の自走式乗用草刈機の刈刃2は、平面視帯板状に形成し、回転直径は約950mmの大径刈刃2で一度に広い刈幅の切断作業をすることができる。この刈刃2は側面視において、中間部を下方へ屈曲し、その外方を上方へ屈曲した台形形状である。このように、回転中心に近い中央部Cよりも先端部Dを低位に屈曲、又は、湾曲させた刈刃2は、回転することにより遠心力で先端部Dが水平外方に向け引張られ、刈刃2先端部Dが上方へ撓んで持ち上げられる。この撓み量は刈刃2回転径が大きいほど、刈刃2板厚が薄いほど、又、中央部Cと先端部Dとの高さの差が大きいほど顕著となり、本実施例の刈刃2を草切断に適した回転数にすると、先端部Dは約20〜25mm上昇する。
通常の草刈り作業は、雑草の根元部分から刈取ることができるよう刈刃2先端を極力地面に接近させた刈高さまで刈刃2を下降させるが、その際、刈刃2の回転駆動のみを断つと刈刃2回転数が低下して先端部Dが下がり地面に接触するという問題があったが、本発明は、作業クラッチレバー5を切操作するだけで刈刃2への伝動を断ち、刈刃2を上昇させるので先端部Dが地面に接触することがなく、破損や磨耗も少なくなり刈刃2寿命が伸びる。
次に、刈取り装置3の昇降手段4について図3乃至図5を参照に具体的構成について説明する。着座部12左側方に配設した昇降操作部33には、刈取り装置3を昇降する駆動装置Kを設け、電動シリンダー34を伸縮させることにより昇降させることができる。作業クラッチレバー5を入操作し、リミットスイッチ29がOFF状態になると、電動シリンダー34が作動してロッド35を縮め、ロッド35先端に枢支したアーム36と一体的なカム37を軸38中心に回動させる。カム37は、左右2枚の板の位相をずらした形態で一体的に回動するよう構成してあり、ロッド35を縮めるための下降カム39と、ロッド35を伸ばすための上昇カム40で形成してある。下降カム39及び上昇カム40には、各々の回動位置によってON,OFF作動する下降スイッチ41及び上昇スイッチ42を設け、該下降スイッチ41と上昇スイッチは、軸38を中心に回動可能、且つ、アーム36とは別体の調整アーム43に並設してある。従って軸38を回動中心に、アーム36と調整アーム43とは別々に回動させることができる。
調整レバー6下端部と調整アーム43とは連結ロッド44で連結してあり、調整レバー6を前後方向に操作すると、調整アーム43が下降スイッチ41及び上昇スイッチ42と共に回動可能である。カム37には、下降カム39と上昇カム40の両方が側面視において凹状となる昇降停止凹部45を形成し、カム37が回動して昇降停止凹部45が下降スイッチ41と上昇スイッチ42との両方をOFF状態にすればロッド35の伸縮が停止する。尚、上昇スイッチ42下方に設けた46は、カム37の回動によりON,OFF作動し、刈取り装置3の上昇上限位置を決定する上限リミットスイッチである。
次に一連の刈取り装置3昇降操作について説明する。ロッド35が伸びた状態でのカム37の昇降停止凹部45は、図5のE位置にあり、カム37がこの状態の時には、上昇カム40の凸部が上限リミットスイッチ46をON状態に保持してある。この時刈取り装置3は最も上昇した走行移動の状態にある。
上記状態から作業クラッチレバー5を入操作するとリミットスイッチ29がOFFとなり、電動シリンダー34のロッド35が伸びた状態から縮み始め、アーム36及び昇降ロッド28により連結された刈取り装置3が下降開始する。ロッド35が縮み方向に作動するとカム37が回動し、E位置にあった停止凹部45が上方右回りに移動し、下降スイッチ41と上昇スイッチ42の両方がOFFとなる位置でロッド35が停止する。
ロッド35の伸縮方向については、下降スイッチ41と上昇スイッチ42のON,OFF作動状態により判断し、下降スイッチ41のみがON状態であればロッド35が縮み、上昇スイッチ42のみがON状態であればロッド35が伸びるよう設定してある。
調整レバー6は、下降スイッチ41と上昇スイッチ42と共に回動する調整アーム43に連結してあり、刈取り装置3の刈高さを任意に調整することが可能である。従って、調整レバー6を操作すると、下降、上昇スイッチ41,42のどちらか一方が昇降停止凹部45から外れてONとなり、両スイッチ41,42がOFFとなる方向に昇降停止凹部45が追従移動して、昇降停止する。
本実施の形態では、刈刃2駆動状態で刈取り装置3を昇降するため、刈取り装置3が下方域に下降している時にのみ刈高さを調整できるよう規制してある。走行車体1側に固定されたプレート47から規制ピン48を延設し、該規制ピン48は調整アーム43の長穴部49を貫通させ、この長穴部49の範囲F内で調整アーム43の回動が可能である。従って、刈刃2駆動中、調整レバー6を不用意に操作しても、刈取り装置3の刈高さは規制範囲内で昇降し、Vベルト19がプーリ18,21から外れることがない。
尚、図5において、規制ピン48はカム37の長穴も貫通させているが、カム37の回動範囲よりも広い長穴を形成してあるので、カム37の回動については何ら影響しない。
図4、図5に示す刈取り装置3の切断作業位置から作業クラッチレバー5を切操作すると、リミットスイッチ29がON状態となり、電動シリンダー34のロッド35が伸びるとともに、カム37が左回転する。カム37の左回転により上昇カム40の凸部が上限リミットスイッチ46をON作動させるとロッド35が停止する。
全体側面図。 全体平面図。 昇降操作部の側面図。 昇降手段の構成を示す側面図。 刈高さ調整部の要部側面図。
符号の説明
1 走行車体
2 刈刃
3 刈取り装置
4 昇降手段
5 作業クラッチレバー
6 調整レバー
C 中央部
D 先端部

Claims (2)

  1. 走行車体(1)下方に略水平回転する刈刃(2)を具備する刈取り装置(3)を設け、該刈取り装置(3)を刈取り作業位置と上方の収納位置とに上下昇降させる昇降手段(4)を備えた自走式乗用草刈機において、前記刈刃(2)の回転駆動の断続と、刈取り装置(3)の昇降とを兼用で作動させる作業クラッチレバー(5)を設け、更に刈取り装置(3)の刈高さを単独で調整可能の調整レバー(6)を設け、該調整レバー(6)を操作することで刈取り装置(3)を昇降させて、この刈取り装置(3)の刈高さを設定可能に構成するとともに、作業クラッチレバー(5)を入操作した際、刈取り装置(3)を前記調整レバー(6)で設定する刈高さ位置に自動的に昇降停止させてなる自走式乗用草刈機。
  2. 平面視帯板状の刈刃(2)を、少なくとも回転停止状態において、側面視中央部(C)よりも先端部(D)を低位に屈曲、又は、湾曲させてなる請求項1記載の自走式乗用草刈機。
JP2003420397A 2003-12-18 2003-12-18 自走式草刈機 Pending JP2005176677A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003420397A JP2005176677A (ja) 2003-12-18 2003-12-18 自走式草刈機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003420397A JP2005176677A (ja) 2003-12-18 2003-12-18 自走式草刈機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005176677A true JP2005176677A (ja) 2005-07-07
JP2005176677A5 JP2005176677A5 (ja) 2006-01-05

Family

ID=34781934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003420397A Pending JP2005176677A (ja) 2003-12-18 2003-12-18 自走式草刈機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005176677A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008289385A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Fujii Corporation Kk 草刈り機
JP2008296688A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Iseki & Co Ltd 油圧駆動作業車の変速制御装置
JP2022078985A (ja) * 2020-11-13 2022-05-25 フスクバルナ アクティエボラーグ ロボット作業ツール及びロボット作業ツールの作動方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008289385A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Fujii Corporation Kk 草刈り機
JP2008296688A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Iseki & Co Ltd 油圧駆動作業車の変速制御装置
JP2022078985A (ja) * 2020-11-13 2022-05-25 フスクバルナ アクティエボラーグ ロボット作業ツール及びロボット作業ツールの作動方法
JP7382375B2 (ja) 2020-11-13 2023-11-16 フスクバルナ アクティエボラーグ ロボット作業ツール及びロボット作業ツールの作動方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101459715B1 (ko) 잔디깎기 차량
JP6297016B2 (ja) 作業機用ベルト式無段変速機
JP5658880B2 (ja) 芝刈り車両
JP5711613B2 (ja) 草刈作業機
JP5927763B2 (ja) 作業車両
JP2005176677A (ja) 自走式草刈機
JP4989616B2 (ja) 自走式草刈機
JP5812327B2 (ja) 草刈作業機
JP5280131B2 (ja) 移植機
JP2007014262A (ja) 農用作業機
JP2016002019A (ja) 草刈り作業機
JP2005295882A (ja) 乗用草刈機の昇降装置
JP3642815B2 (ja) 農作業機の走行制御装置
JP3632779B2 (ja) 移動農機
JP2005287518A (ja) 自走式草刈機、操作レバー装置、ハンドルの方向調整装置、テンションクラッチ構造、及び草刈方法
JP6546671B1 (ja) 自走式作業機の制御方法及び制御装置
JP4207208B2 (ja) 乗用草刈機の刈取り部昇降装置
JP2010136700A (ja) 田植機
JP2010136698A (ja) 田植機
KR101090311B1 (ko) 농업용 경사면 예초장치
JP3828497B2 (ja) 草刈機の動力伝達機構
JP2005261238A (ja) 自走式草刈機の刈取り装置支持構造
JP2010136699A (ja) 田植機
JP5323235B2 (ja) 移植機
JP4935464B2 (ja) トラクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051110

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070920

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080201