JPH07264396A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH07264396A
JPH07264396A JP7007350A JP735095A JPH07264396A JP H07264396 A JPH07264396 A JP H07264396A JP 7007350 A JP7007350 A JP 7007350A JP 735095 A JP735095 A JP 735095A JP H07264396 A JPH07264396 A JP H07264396A
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忍 有本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像サイズと記録紙サイズとに基づいて記録
倍率を自動的に選択する際に、画像領域と記録紙とが相
似形でなくても画像欠けのない最適倍率を選択する。 【構成】 原稿の縦サイズ又は指定領域の縦サイズΔx
と記録紙の縦サイズpxに基づいて縦方向の記録倍率m
xを求め、更に原稿の横サイズ又は指定領域の横サイズ
Δyと記録紙の横サイズpyに基づいて横方向の記録倍
率myを求め、mxとmyの小さい方を記録倍率として
選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原稿の画像の像形成倍率
を自動的に決定する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機と言えば、単に原稿を忠実
に再現したり、又、原稿をある固定した倍率で縮小又は
拡大したりする程度であった。上記複写機の原理は原稿
を蛍光灯又はタングステンランプ等の光源により照射
し、その原稿面からの反射光を原稿像としてレンズ,ミ
ラーを介して直接予め表面に電荷を帯電させてある感光
体に照射することによって静電潜像を形成し、その後現
像剤をこの感光体に印加して可視像としている。
【0003】また、原稿画像を拡大/縮小して記録材上
に記録する場合に、その拡大/縮小倍率は原稿のサイズ
と記録材のサイズを考慮し、拡大時には、記録材を有効
に利用するような変倍率が、また、縮小時には、原稿画
像が欠落記録されることのない変倍率が操作者により、
または、自動的に決定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、原稿の縦方
向の長さと横方向の長さの割合と、記録材の縦方向の長
さと横方向の長さの割合とが異なる場合には、拡大時及
び縮小時のいずれにおいても、原稿の縦方向と横方向と
のいずれか一方の長さと記録材の同方向の長さのみで倍
率を決定すると原稿画像の一部が記録材に画像記録され
ないことがある。
【0005】本発明は上記の欠点を除去した画像処理装
置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、原稿の記録されるべき画像領域のサイズを
表わす画像サイズデータを縦方向及び横方向についてそ
れぞれ発生する第1の発生手段と、上記画像領域の画像
が記録される記録シートのサイズを表わすサイズデータ
を縦方向及び横方向についてそれぞれ発生する第2の発
生手段と、上記第1の発生手段から発生される縦方向の
画像サイズデータと上記第2の発生手段から発生される
縦方向のサイズとに基づいて縦方向の記録倍率を決定
し、また、上記第1の発生手段から発生される横方向の
画像サイズデータと上記第2の発生手段から発生される
横方向のサイズとに基づいて横方向の記録倍率を決定
し、決定された縦方向の記録倍率と横方向の記録倍率の
うち小さいほうを上記画像領域の記録倍率として選択す
る制御手段と、を有するものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、記録されるべき画像領域の縦
及び横のサイズと記録材の縦及び横のサイズとに基づい
て、縦及び横の記録倍率をそれぞれ決定し、小さい方を
選択することにより、画像欠けを防止するものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0009】本実施例では、原稿を光源で照射し、原稿
像となるその反射光を直接感光体に投影するのではな
く、光電変換素子に投影し原稿像を電気信号として得る
ようにした。そして、この電気信号を回路的手段とソフ
ト的手段により処理を行い、原稿像を連続的な任意の倍
率に拡大/縮小したり、原稿像の任意の領域を抜き出し
たり、又、この領域を別の任意の領域に移動させたり、
更には、この3つの機能を組合せて、原稿像の任意の領
域を任意の倍率に拡大/縮小し、それを任意の場所に移
動させる等の多機能な画像処理能力、及び、こうして処
理された画像情報を遠方に送信できる機能を本実施例装
置は有する。更には従来画像メモリ手段を使った画像処
理方法はいくつか提案されているが、本実施例装置は原
稿像を走査中に上記の処理をリアルタイムで行うように
して前記メモリ手段を不要とし、大巾コストダウンをし
ていることである。
【0010】図1に本発明による複写装置の外観を示
す。本装置は基本的に2つのユニットにより構成され
る。リーダAとプリンタBである。このリーダAとプリ
ンタBは機械的にも機能的にも分離してあり、それ自身
を単独で使うことが出来るようになっている。接続は電
気ケーブルでのみ接続するようになっている。リーダA
には操作部A−1が付いている。詳細は後述する。
【0011】図3にリーダA、プリンタBの構造断面図
を示す。原稿は原稿ガラス3上に下向きに置かれ、その
載置基準は正面から見て左奥側にある。その原稿は原稿
カバー4によって原稿ガラス3上に押えつけられる。原
稿は蛍光灯ランプ2により照射され、その反射光はミラ
ー5、7とレンズ6を介して、CCD1の面上に集光す
るよう光路が形成されている。そしてこのミラー7とミ
ラー5は2:1の相対速度で移動するようになってい
る。この光学ユニットはDCサーボモータによってPL
Lをかけながら一定速度で左から右へ移動する。この移
動速度は原稿を照射している往路は180mm/sec
で、戻りの復路は468mm/secである。この副走
査方向の解像度は16lines/mmである。処理で
きる原稿の大きさはA5〜A3まであり、原稿の載置方
向はA5、B5、A4が縦置きで、B4、A3が横置き
である。そして原稿サイズに応じて光学ユニットの戻し
位置を3ケ所設けてある。第1ポイントはA5、B5、
A4共通で原稿基準位置より220mmのところ、第2
ポイントはB4で同じく364mmのところ、第3ポイ
ントはA3で同じく431.8mmのところとしてあ
る。
【0012】次に主走査方向について、主走査巾は前記
の原稿載置向きによって最大A4のヨコ巾297mmと
なる。そして、これを16pel/mmで解像するため
に、CCDのビット数として4752(=297×1
6)ビット必要となるので、本装置では2628ビット
のCCDアレーセンサを2個用い、並列駆動するように
した。従って、16lines/min、180mm/
secの条件より、主走査周期(=CCDの蓄積時間)
【0013】
【外1】 となる。CCDの転送速度は
【0014】
【外2】 となる。
【0015】次に図3に於いて、リーダAの下に置かれ
ているプリンタBの概観について説明する。リーダAで
処理されビット・シリアルになった画像信号はプリンタ
Bのレーザ走査光学系ユニット25に入力される。この
ユニット25は半導体レーザ、コリメータレンズ、回転
多面体ミラー、Fθレンズ、倒れ補正光学系より成って
いる。リーダAからの画像信号は半導体レーザに印加さ
れ電気−光変換されその発散するレーザ光をコリメータ
レンズで平行光とし、高速で回転する多面体ミラーに照
射され、レーザ光をそれによって感光体8に走査する。
この多面体ミラーの回転数は2,600rpmで回され
ている。そして、その走査巾は約400mmで、有効画
像巾はA4ヨコ寸法の297mmである。従って、この
時の半導体レーザに印加する信号周波数は約20MHz
(NRz)である。このユニット25からのレーザ光は
ミラー24を介して感光体8に入射される。
【0016】この感光体8は一例として導電層−感光層
−絶縁層の3層からなる。従って、これに像形成を可能
とさせるプロセスコンポーネントが配置されている。9
は前除電器、10は前除電ランプ、11は一次帯電器、
12は二次帯電器、13は前面露光ランプ、14は現像
器、15は給紙カセット、16は給紙ローラ、17は給
紙ガイド、18はレジスト・ローラ、19は転写帯電
器、20は分離ローラ、21は搬送ガイド、22は定着
器、23はトレーである。感光体8及び搬送系の速度は
リーダの往路と同じく180mm/secである。従っ
て、リーダAとプリンタBを組合せてコピーをとる時の
速度はA4で30枚/分となる。又、プリンタBは感光
ドラム8に密着したコピー紙を分離するのに手前側に分
離ベルトを用いているが、その為にそのベルト巾分の画
像が欠ける。もし、その巾分にも信号を乗せてしまうと
現像をしてしまい、そのトナーによって分離ベルトが汚
れ、以後の紙にも汚れをつけてしまう結果になるので、
予めリーダ側でこの分離ベルト巾分8mmにはプリント
出力のビデオ電気信号をカットするようにしてある。
又、コピー紙の先端にトナーが付着していると定着する
際、定着器22の定着ローラに巻き付きジャムの原因に
なるので、紙の先端2mm巾だけトナーが付着しない様
同じく電気信号をリーダ側でカットしている。次に図1
7及び図18にリーダA、プリンタBの主走査方向と出
力される画像を示している。リーダは奥側へ主走査を行
っている。
【0017】本例の複写装置は画像編集等のインテリジ
ェンシを持つが、このインテリジェンシはリーダA側
で、CCD1で読取った信号を加工して行っており、リ
ーダAから出力される段階ではいかなる場合に於いて
も、一定ビット数(4752)で一定速度(13.89
MHz)の信号が出るようになっている。インテリジェ
ンシの機能としては、0.5→2.0倍の範囲の任意の
倍率、特定の倍率に拡大/縮小すること、指定された領
域のみ画像を抜き出すトリミング機能、トリミングされ
た像をコピー紙上の任意の場所に移動させる移動機能が
ある。その他、キー指定により32階調でハーフトーン
処理する機能がある。更にはこれらの個々のインテリジ
ェント機能を組合せた複合機能を有する。図26〜図2
8にこれらの具体例を示す。
【0018】(a)は編集機能を示すもので、(1)は
原稿表面を示し、(2)はトリミング座標指定のみを行
ったときのコピー完成時の状態、(3)はトリミング座
標指定+移動座標指定(但し、コピー紙サイズを超える
とエラー表示)を行ったときの、(4)はトリミング座
標指定+移動座標指定+任意倍率の拡大(但し、コピー
紙サイズを超えるとエラー表示)を行ったときの、
(5)はトリミング座標指定+移動座標指定+任意倍率
の縮小を行ったときの、(6)はトリミング座標指定+
AUTO指定(0.5→2倍の範囲の倍率でカセット・
サイズ向きに合わせて基準位置より変倍する)を行った
ときの、(7)はトリミング座標指定+AUTO指定を
行ったときのコピー完成時の状態を示す。尚、移動座標
にシフトされるトリミング座標は副走査方向の値が一番
小さい座標ポイントを基準にして決める。
【0019】(b)はCCDとレーザの主走査方向の関
係を示したもの、(c)はトリミング座標指定の手法を
示したものである。
【0020】直線で囲まれた1つのワクであれば、指定
順序は〜の如く行う。この座標指定は図4のテンキ
ー12aを用いて行う。
【0021】図2は、原稿カバー4とガラス3との間に
挟み得る透明ホルダA−2を示したもので、このホルダ
は原稿を収納できるように2辺を張り合せた袋状になっ
ていて、ガラス3の面と同じ広さがある。そしてその袋
ホルダの一方には図の如くセクション状に区分けしたラ
インがひかれていて、その周囲にはタテ、ヨコ1又は5
〜10mm間隔の1〜n、1〜mの座標が描かれてあ
る。各座標点はガラス3上の各点に対応する。そこでこ
の袋ホルダ中に原稿の像面を座標面に向けて原稿を挟み
込むと原稿の像面各所が上記座標で示されることが目視
で分かる。従って図19(C)のトリミング座標、移動
座標をこのホルダを目視しつつ操作部A−1のキーを操
作して入力することができる。入力した後、原稿の像面
をひっくり返して袋ホルダに収納し直してガラス3面上
の規定の位置に載置するか、又は原稿を袋ホルダからぬ
き出して載置する。又、CCD1が感応しない波長の色
で座標を描くと、原稿を袋ホルダに入れたままガラス面
の基準位置に載置することができる。尚、袋ホルダは3
辺又は1辺を張り合せて構成することもできる。1辺張
り合せ、つまり折りシート構成のものであると、厚手、
本等の原稿に対しても座標指定ができる。
【0022】次に本実施例装置の持つ機能について説明
する。本装置は、単なる複写機能の他に、任意の拡大縮
小ができる変倍機能や、原稿の任意の部分を抜き出した
り削除したりする編集機能、更に、原稿の大きさや位置
を自動的に検知し変倍や編集を自動的に行う等の様々な
機能を持つ。この様な、原稿の画像を操作する機能を総
括して、「画像操作機能」と呼ぶ。他に、接続されたプ
リンタでリーダにより読み取った原稿画像のコピーを取
るだけでなく、CCU(Comunication C
ontrol Unit=通信制御ユニット)を介し
て、他のプリンタに原稿画像を送信することができる。
又、他のリーダから送られて来た原稿画像を、手元のプ
リンタに受信することもできる。この様な機能を「画像
転送機能」と呼ぶ。更に、上記の選択された機能を、6
個のプリセット・キーに任意に登録することができる。
登録内容は、ユーザが任意に指定可能で、電源を切って
も内容を保持する。
【0023】この様な機能を「プリセット機能」と呼
ぶ。更に原稿の地肌を飛ばす自動露光機能や写真などの
階調を持つ画像を再現よく出力する中間調処理機能があ
る。これらを総じて「画質処理機能」と呼ぶ。以下整理
すると、画像操作機能の中に次の5つがある。
【0024】即ち変倍機能として等倍(倍率100
%)、定形編倍(サイズ指定)、無段階変倍(倍率指定
50〜200%)、XY変倍(主・副走査方向の独立変
倍)がある。画像反転機能としてオリジナル画像、ネガ
・ポジ反転画像がある。編集機能として編集ナシ、白マ
スキング、黒マスキングがある。但し後者の2つは自動
的にXY変倍オート機能になり、他の変倍機能の指定は
できない。白枠トリミング、黒枠トリミング、原稿位置
自動検知がある。但しここでは変倍、画像反転、移動、
特殊変倍機能が連動する。移動機能として移動ナシ、移
動先指定、原点移動(コーナリング)、センタリングが
ある。特殊変倍機能として特殊変倍指定ナシ、変倍オー
ト、XY変倍オートがある。但し後者の2つは他の変倍
機能の指定はできない。移動機能と特殊変倍機能は、編
集機能の白・黒枠トリミング、原稿位置自動検知が指定
された時だけ有効になる。
【0025】又画像転送機能の中にはローカル・コピー
(通常のコピー)、送信(CCUを介して他のプリンタ
に原稿画像を送信)、受信(CCUを介して他のリーダ
から原稿画像を受信)がある。
【0026】又プリセット機能の中には登録(プリセッ
ト・キーに記憶)、読み出し(プリセット・キーの記憶
内容読み出し)、リセット(全ての機能を標準モードに
戻す)がある。
【0027】又画質処理機能の中には自動露光(A
E)、中間調処理がある。
【0028】図4は図1の操作部A−1の詳細図であ
る。この操作部は大きく3つのブロックに別れている。
右側のブロックが従来の複写機に見られる汎用キー表示
部100である。中央のブロックがユーザがプログラム
による任意に創作登録しておいた複写伝送機能を呼び出
して使う為のファンクション・キー表示部300であ
る。左側のブロックは、ユーザが任意に複写・伝送機能
を創作する為のソフト・キー表示部200である。汎用
キー表示部100についてまず説明する。103は所望
コピー枚数セット表示及び途中のコピー枚数表示用の7
セグメントLED表示器である。102は従来の複写機
に用いられているジャム、トナーなし、紙なし、コピー
割り込み等の警告表示である。104はコピー濃度切換
えレバー及びそれにより得られた濃度表示である。10
5は原稿画像が文字だけのもの、写真だけのもの、文字
と写真が混在したもの、セクションペーパのものに対す
る選択表示器である。これらは4種の原稿像を最適化し
た形でコピーできる様異なった画像処理を施す為に設け
られている。106は選択されたカセット段が上段か下
段かを表示している。107は選択されたカセット段の
カセットに収納されている紙サイズを表示する為の表示
器である。108は0〜9、Cのテン・キー群であって
表示器103への枚数セット及びソフト・キー表示部2
00にてプログラム創作過程での数値のエントリ(例え
ばトリミング座標、移動座標、変倍の倍率、送信先アド
レス指定等)に用いられる。そして表示部200に表示
されているキーエントリー内容の確認キーとして109
のエントリー・キーが設けられている。110はマルチ
コピーを中断して他のマルチコピーをする割込みキー、
111はプリンタBのマルチコピーを中止又は受信を中
止するコピー・キャンセル・キー、101はプリンタの
プリント開始又は伝送開始を指令するコピー・キーであ
る。113は選択表示器105の原稿画像切換えキー、
112はカセット段切換えキーである。113、112
はキーをオンする毎に上から下に選択シフトする。ファ
ンクション・キー表示部300に於てこの部分は構造的
にカバーが着脱自在になっている。理由は前述した通
り、ソフト・キー表示部で任意創作した機能の1つが登
録されて302の1つのキーに対応するようになってい
るので自分で創作した機能に何らかの名称をつけてキー
302に書込んでおく必要がある。従って、機能を登録
した後はこのカバーを外して登録したいずれかのキー3
02に名称を書込んで、再びカバーをつけるといった動
作になる。以上よりファンクション・キー302は6個
用意されているので6個の機能をユーザは登録できる。
ソフトキー表示部200でユーザが機能を創作した段階
で、ソフトキーの表示部202に登録するか否かの問い
合わせのメッセージが出てくるので、ソフトキー201
でそれに応答してやればファンクション表示部300に
ある6個のキーに対応した表示器303の6個が全て点
滅動作を行う。これは“どのファンクション・キーに前
記機能を登録しますか?”と機械側からオペレータに問
いかけをしている事を意味している。従ってこの時にオ
ペレータはいずれかのキーを押すと、そのキーに対応し
た表示器が点灯になり、他の表示器は消灯する。そして
オペレータはカバーを外し、そのキー上にファンクショ
ン名を記入し再びカバーを着ける。以後ここで登録され
た内容はメモリがバッテリバックアップされているの
で、電源スイッチが切られても消えないようになってい
る。キー301は標準モード復帰キーである。
【0029】ところで表示器114は割り込みキー11
0をオンすると点灯するが、他方受信モードになると点
滅表示をして、他のステーションからのイメージデータ
の受信を知らせ、コピーキー101によるプリントを阻
止する。受信プリント中はキー部200、300による
データセット、登録は可能である。従って受信プリント
終了後、又、受信中、コピーキー101をオンすると受
信内容(送信元アドレス、受信プリント総数、受信プリ
ントカウント数)を液晶表示器202で表示する。この
表示はクリアキーCにより消され、標準モード表示又は
コピーキー101をオンする前にセットしたデータなど
を表示する。マルチプリントの受信中、キャンセルキー
111をオンすると給紙を阻止し、既に通路中にある紙
の分のプリントサイクルを完了させてプリントを中止す
る。送信側は液晶表示器202に中止をメッセージ表示
する。
【0030】リーダユニットの詳細説明を行う。図5に
リーダユニットのシステムブロック図を示す。このリー
ダとのインタフェース信号は右側に示されている。プリ
ンタと接続する時はコネクタJR1をプリンタ側のコネ
クタJP1をプリンタ側のコネクタJP1に接続する。
リーダ/プリンタをセットにし、且つ外部を通信すると
きはJR1からコネクタJP1に本来行く信号を通信制
御ユニット(CCU)のJC1に一度入れ、通信制御ユ
ニット(CCU)のJC1′からJP1に接続するよう
になっている。これとは別にプロトコール用信号として
JR2とJC2を接続する。JR1のインタフェース信
号のタイミングは図7、図8に示す。BEAM DET
ECT信号BDはプリンタを接続した時、スキャナの回
転と同期をとるためのもので各ラインの先端信号と対応
する。VIDEOは画像信号であり、それぞれ1ライン
当り一画素55ns巾で4752個出力される。但し一
画素は3値まで、すなわち0、1/2、1の状態を持つ
ようにしているので、0では55ns巾Lで、1/2は
前半の27.5nsがHで後半の27.5nsがL、1
では55ns巾Hになる。この信号はプリンタが接続さ
れている場合はBEAM DETECT信号に同期して
出力され、そうでないとき(他への伝送等)は内部の擬
似信号に同期して出力される。VIDEO ENABL
Eは前記画像データが4752ビット出力されている期
間信号である。これもBEAM DETECT信号又は
内部の擬似信号に同期して出力される。VSYNCは画
像先端検知センサ37bの出力とBEAM DETEC
T信号又は内部の擬似信号に同期して出力される信号で
あって、これから画像データが出力されるという意味で
ある。信号巾はVIDEO ENABLEと同じであ
る。PRINT START信号はプリンタ側への給紙
指令である。このPRINT STARTとVSYNC
との時間間隔は制御回路(図10、図16)で変倍倍率
やトリミング領域とを考慮して決定される。PRINT
ENDはプリント側からの応答信号で、コピー紙の後
端が感光ドラム8から離れて搬送ベルト12上に乗った
時点で出されるもので、プリント動作が終了した事を示
す。これはコピー紙の分離完了を検知するが、シーケン
スタイミングによって出される。ABX CONNEC
T信号はCCUが接続された事を示す。CCUが接続さ
れるとそのモジュール内でこの端子をGNDに落とすよ
うになっており、それによって通信作動状態にされる。
PRINTER CONNECT信号はPRINTER
を接続した時に出力されるもので、プリンタ側でこの端
子はGNDに接続してある。それによりプリント作動状
態にされる。
【0031】S.DATA、S.CLK、CSC BU
SY、PSC BUSY、はリーダAとプリンタB間で
プロトコール(両者間での伝送の許容、合図等の情報交
換)をするためのシリアル信号ラインである。
【0032】S.DATA、S.CLKは16ビットの
プロトコール・データとクロックであっていずれも双方
向ラインである。CSC BUSYは前記ラインにリー
ダ側がデータとクロックを出力する時に出力され、PS
C BUSYは前記ラインにプリンタ側がデータとクロ
ックを出力する時に出力される。従って、これらはS.
DATAとS.CLKの伝送方向を示すラインというこ
とになる。詳細のタイミングは図8を参照されたい。
【0033】再び図5に戻り、リーダのシステムブロッ
クについて説明する。CCD読取部601、601′に
はCCD、CCDのクロックドライバ、CCDからの信
号増巾器、それをA/D変換するA/Dコンバータが内
蔵されている。このCCDへの制御信号はCCD制御信
号発生部603及び603′で生成されCCD読取部6
01、601′のクロックドライバに供給される。この
制御信号はプリンタBからの水平同期信号BDに同期し
て生成される。CCD読取部601、601′からは6
ビットのデジタル信号に変換された画像データが出力さ
れ画像処理部602、602′に入力される。この画像
処理部602、602′ではCCD出力をサンプリング
して光源の光量をCPU614が制御する為のサンプリ
ング回路、光源及びレンズ等のシェーデング量検出回路
及びその補正回路、AE機能を行う為に各主走査に於け
る光量のピーク値を検出するピークホールド回路、シェ
ーデング補正完了後の6ビット画像データを前ライン又
は前々ラインのピークホールド値又はデイザパターンに
基づきスライスレベルを決め2値化又は3値化をする為
の量子化回路を有している。画像処理部602、60
2′で量子化された画像信号は画像編集部604、60
4′に入力される。この画像編集部604、604′に
は2ライン分のバッファメモリがある。1ライン分の容
量は1ライン当りの画素数4752の2倍以上の容量を
持っている。この理由は200%拡大時に各画素データ
を2倍のサンプリンブレートにてメモリに書き込む為、
データ量が倍になるからである。又2ライン分のバッフ
ァメモリにしてあるのはメモリが書き込みと読み出しを
同時に行うことができない為に、Nライン目の画像デー
タを第1メモリに書き込んでいる時には第2メモリから
N−1ライン目の画像を読み出す様にする為である。そ
の他にこの部分にはこのバッファメモリに画像データを
書き込む為のライトアドレスカウンタ、読み出す為のリ
ードアドレスカウンタとこの2つのカウンタからのアド
レス信号を切換える為のアドレスセレクタ回路がある。
前記カウンタは初期値がプリセットできるパラレルロー
ドタイプを用い、初期値はCPU614がI/Oポート
にロードする様になっている。CPU614は操作部6
07で指示された座標情報に従い、副走査がトリミング
座標に対応するラインに達する度に前記カウンタに主走
査座標に対応するアドレス値をプリセットすることで原
稿情報の編集を可能ならしめている。白マスキング、黒
マスキング、白枠トリミング、黒枠トリミングを可能な
らしめる為の座標領域制御カウンタとゲート回路があ
る。CCDの自動つなぎの為のつなぎ目検出シフトレジ
スタがある。画像編集部からの画像データは最初に60
4から出力され次に604′から出力されるのでそれを
スムーズに切換えて一本のシリアルな画像データにする
のが合成部605である。認識部606はコピーボタン
オン後プリンタが空回転期間中に原稿の前走査を行い、
その時に原稿の置かれている座標を検出する為のもので
ある。この部分には連続する白画像データ8ビットを検
出するシフトレジスタ、I/Oポート、主/副走査カウ
ンタがある。操作部607にはキーマトリクス、LE
D、液晶及び液晶ドライバがある。608は光学系走査
用DCモータであり、609はその駆動回路である。6
10は原稿照明用蛍光灯であり、611はその点灯回路
である。612は光学系ユニットがホームポジションに
あることを検出するホトセンサであり、613は光学系
ユニットが原稿先端を照射する位置にあることを検出す
るホトセンサである。CPU部614はCPU、RO
M、RAM、バッテリバックアップ回路、タイマ回路、
I/Oインタフェースで構成されている。CPU部61
4は操作部607を制御し、オペレータからの操作指令
に従いリーダのシーケンス制御を行うと同時にコマンド
でプリンタを制御する。また操作部607からの画像処
理に係る指令に従い原稿走査に先立ち又は原稿走査中に
画像処理部602、602′、画像編集部604、60
4′に於ける各種カウンタに対しデータのセットを行
う。更にCPU614は原稿走査に先立ち画像処理部か
らの光量データに基づき蛍光灯点灯装置611に対し光
量制御を行い、倍率指令に従いDCモータ駆動回路60
9に対し速度データをプリセットしたり、画像編集部6
04、604′からの画像つなぎデータを収集しつなぎ
量を算出する。
【0034】図6はCPU614による操作部607の
キー制御のフローチャートで、リーダの電源スイッチを
オンすると、まず後述のシフトメモリやRAM等のリセ
ットを行い(1)、液晶表示器202のメモリに等倍、
編集なし、ポジ、送信なしをセットし、100側に下段
カセット、文字原稿、1枚をセットする。つまり標準モ
ードをセットする(2)。これは割込みキー110、リ
セットキー301をオンした時も同様である。次にコピ
ーキーを判別し(3)、否(N)のとき受信か否かを判
別し(4)、否のときキー部200、300のエントリ
ルーチン(5)に進む。200、300によるモード及
びデータのセット、登録の後プリンタがプリント可能か
否かを判定し(6)、可能なときコピーキーのルーチン
に進む。コピーキーがオンのとき、送信か否かを判別し
(8)、否のときプリントスタート信号をCCUに出力
し(9)、送信のときはCCUに送信先アドレスデータ
他、送信に必要なデータを送る(10)。受信モードに
なるとコピーキーをオンしても送信、プリントは阻止さ
れるが、それ迄のモードデータの表示をメモリのあるエ
リアに退避させ、代わりに表示器202に受信内容を表
示する(11)。クリアキーでその表示から元のモード
データ表示に戻る(12)。コピーキーをオンしない間
はキー部200、300によるエントリを可能にし、か
つその変更も可能にしている(13)。受信が終わると
(14)、ステップ3のコピーキーのルーチンに進み、
コピー可能にする。ステップ13の中でキャンセルキー
111をオンすると所定時間の後ステップ3に進み受信
を中止する。尚ステップ13の中でクリアキーをオンし
た場合数に関するデータはリセットクリアされるが、ソ
フトキーによりセットされたモードデータ等はリセット
されない。キー301で標準化リセットされる。
【0035】図9と図7に従って、シーケンス制御につ
いて説明する。図9に示す如く、リーダの走査光学系上
には3個の位置センサ37a〜37cを有する。リーダ
正面より見て最も左側に光学系ホーム位置センサ(信号
OHPを出力)があり、通常光学系はこの位置に停止し
ている。リーダAが駆動されると光学系は左から右へ走
査を開始し、丁度画像の基準位置にあたるところに画像
先端センサ37bを設けてある。制御回路はこのセンサ
37bを検知すると画像データ信号(VIDEO,CL
K)を出力すると共に、各主走査サイクル(347.2
μS)に於けるデータ有効期間(VIDEO ENAB
LE)を示す信号を発生させる。そして制御回路はこの
VIDEO ENABLE信号の数を前記センサ37b
より計数を開始し、プリンタBのカセットサイズ又は変
倍に応じた第1ポイント、第2ポイント、第3ポイント
に対応する計数値αに達した時、光学系前進駆動信号を
切り、後進駆動信号に切換え反転する。復路の途中に
は、PRINT STARTセンサ37cが設けてあ
り、反転後光学系がこのセンサ37cを作動すると制御
回路は指定されたコピー枚数分走査したかどうか判断
し、指示枚数と一致しなければプリンタに次の給紙指示
を与えるためのPRINT START信号を発生させ
る。尚、図9のT2 がT1 と等しくなるようセンサ37
cの位置を調整することが必要である。
【0036】(変倍)次に原稿像を拡大/縮小する方法
について図13を基に述べる。変倍の基本的考え方とし
ては、副走査方向はDCサーボモータ37dの速度を可
変にすることである。CPUがキー入力された倍率を基
に速度を計算し、更にその速度に対応するPLL周波数
を算出しI/Oラッチ(1)58に走査前にプリセット
しておく。復路の時はある固定値がセットされ、それに
より高速で光学系を戻す。これはCPUのROMに格納
された値がこのI/Oラッチ(1)58にプリセットす
ることでなされる。従って、2倍に拡大する時は等倍時
の速度(180mm/sec)に対し1/2の速度で動
かし、1/2に縮小する時は2倍の速度で動かすことに
なる。主走査は、一定周波数で出力されてくるCCD1
のシリアル信号(A/D変換後)を倍率に応じたクロッ
ク・レートでサンプリングする方法である。例えば2倍
に拡大する時はCCDクロックレートの2倍のクロック
レートでサンプリングすれば原情報1ビットに対し、1
ビット増加でデータが得られ、1/2倍に縮小する時は
CCDクロックレートの1/2クロックレートでサンプ
リングすれば原情報2ビットに対し1ビット間引かれた
データが得られるようになる。CPUは入力倍率を基に
このクロック・レートを算出し、副走査開始前にI/O
ラッチ(2)50にセットするようにする。前述した如
く、CCD1は2628ビット構成であるが、その中に
はダミービットが36ビットあり、有効ビットは259
2ビットということになる。そしてその駆動周波数は
7.569MHzであって、その信号ラインがφ1クロ
ックライン55である。変倍の為のクロックラインφ2
は、φ1と同じ原発振I/Oラッチ(2)の値に基づ
き、VCO49で発振される周波数をPLL48で同期
をとりφ2として可変周波数を形成している。CCD1
から出力される2592ビットのアナログ信号はAMP
42で増巾されAGC(自動利得制御回路)にかけられ
る。AGC43は、蛍光灯の長期的な光量変化、原稿の
地肌等によって白レベルが変化するので、その白レベル
を検知し、それからの相対的変化量がA/Dコンバータ
44にかけられるよう白レベルをクランプする回路であ
る。そしてAGC43の出力はA/Dコンバートされ2
値である6ビットのパラレルビットに変換される。一
方、デイザROM54は主走査方向は8ビット間隔、副
走査方向も8ビット間隔で同じ重みコード(6ビット)
が出力するように設定してあり、そしてこの8×8=6
4ビットのマトリックス内は32種の重みコードが割振
られている。従って3ビットの主走査カウンタ51と3
ビットの副走査カウンタ52によってこのデイザROM
54をアドレッシングしてやることによって異なった重
みコードが出力される。又この8×8の中に設定されて
いる重みコードの組合せは複数組あり、その組合せによ
ってハーフトーン画像の再現性を変えられるよう配慮さ
れている。この組合せの選択はI/Oラッチ(3)53
により行われ、このラッチ(3)53へのプリセットは
CPUによって副走査開始前に行われる。この主走査カ
ウンタ51は倍率による可変周波数であるφ2クロック
によって駆動され、副走査カウンタ52はBEAM D
ETECT信号により駆動される。そして、このデイザ
ROM54からの6ビットの重みコードとA/D変換し
た6ビットコードがコンパレータ47でコンパレートさ
れ2値化された、シリアルなハーフトーン再現可能な画
像信号が得られるようになっている。従って、異なった
クロックレートでサンプリングすると言った意味はA/
D変換値を、異なったクロックレートで出力される重み
コードとコンパレートされるという意味である。もし、
このコンパレートをφ1と同レートでコンパレート後、
変倍を単純にビットの間引、挿入を、あるアルゴリズム
の下で行った場合、通常の2値画像ならそれでいいが、
ハーフトーンでデイザがかかったものを行ったならば、
45°のデイザパターンが30°とか60°とかのパタ
ーンになったり、それが段階状になってしまいスムーズ
な再現が得られなくなる。従って、本例では、コンパレ
ートのレートを変倍の倍率に応じて変えるようにした。
【0037】次に45の回路であるが、これはA/D変
換による変換時間が各ビットにより異なる為に再度φ1
でラッチし同期を合わせている。又、当然のこととし
て、シフトメモリ57−1、57−2のアドレスカウン
タ63はφ2クロックで動かされる。以上によって、シ
フトメモリ57−1、57−2には等倍時には2592
ビット入り、1/2倍時には1296ビット、2倍時に
は5184ビット入ることになる。
【0038】副走査用DCモー37dの速度はCPUに
I/Oラッチ(1)58にプリセットされた値がVCO
59に入力され、これによる発振周波数が原発振とPL
L60と同期がとられ、サーボ回路61に印加されるこ
とによって制御される様になっている。尚、変倍時の副
走査のストロークはいかなる倍率に於いても第3ポイン
ト(431.8mm)まで走査する。これにより無段階
変倍する領域指定に対し都合がいい(CCD継目補
正)。
【0039】2つのCCD1、2を自動で継なぐ方法
(主走査方向)について述べる。
【0040】図14に示す如くリーダ(光学系)のホー
ム位置上(スイッチ37a上)の主走査巾にわたって白
色板を設け、通常光学系がホーム・ポジションにあっ
て、光源を点灯した時はこの白色板が照射され、その反
射光がCCD1、2に入力されるようになっている。従
って、制御回路はホーム・ポジションにある時、光量の
バラツキ、2つのCCD1、2の感度のバラツキを補正
(シェーディング補正)する。また、この白色板の中心
位置に2mm巾で副走査方向に長い黒細線Blを設けて
ある。尚この細線は量子化の整数倍寸法巾であればよ
い。そして、同じく光学系がホーム位置にある時、光源
を点灯することによって2つのCCD1、2の各々の端
部のビットにこの黒細線が現れるので、これらCCD
1、2の信号をシフトメモリに入力し、CCD1系信号
の下位128ビット、CCD2系信号の上位128ビッ
トを比較する。そしてこの各々の128ビット・データ
は前後に必ず白ビットが現われ黒ビットがサンドイッチ
になっていることを確認する。そしてCCD1系の下位
の白ビット数とCCD2系の上位の白ビット数と黒ビッ
ト数を加えたビット数をCCD2系のシフト・メモリか
ら読み出す時に間引く。図中CCD1、2の矢印は主走
査方向、副の矢印は副走査方向を示す。
【0041】図15及び図16に具体的な方法を記す。
シフト・メモリに画像信号を書き込む為には、シフト・
メモリ57−1、57−2にスタテイックRAMを使う
ので書込み用アドレス・カウンタ(ライトアドレス・カ
ウンタ63)と読み出し用アドレス・カウンタ(リード
・アドレス・カウンタ64、65)を設ける。CCDに
入力される情報量は変倍の倍率毎に異なるので本例で
は、まずCCD1系のライト・アドレス・カウンタ
(1)をLSBよりアップカウントで、入力されるクロ
ックφ2によって計数し、何カウントで止まったか確認
する。これをCPUのRAMに記憶する。もし等倍の倍
率であったならば2592カウントで止まるはずであ
る。次にCCD1系の上位8ビット(主走査で最初に出
てくるビットがMSB)とCCD1系の下位8ビットを
取りだすために、CCD1系のライト・アドレス・カウ
ンタに前記の確認された値をセットし、CCD2系のア
ドレス・カウンタに08H(ヘキサコードの08)をセ
ットし、ダウンカウントモードに指定する。一方各々の
CCDからの画像信号を入力する8ビットのシフトレジ
スタ74、76を設け、このシフトレジスタ74、76
の駆動期間をCCDの主走査期間を示すVIDEO E
NABLE信号の立上りから、前記カウンタ(VIDE
O ENABLE期間出力されるクロックにより動
く。)のリップル・キャリまでとすることによって、C
CD1系のシフトレジスタ74には、CCD1系の最上
位8ビットの、CCD2系のシフトレジスタ76には再
下位8ビットの画像信号が残ることになる。そして、こ
れらのシフトレジスタ74、76に残った値はCPUに
読み取られメモリに記憶する。次に、CCD1系の上位
9〜16ビット、CCD2系の下位9〜16ビットを取
り出すために、CCD1系のライト・アドレス・カウン
タには(前記確認された値−8)をセットし、CCD2
系のライト・アドレス・カウンタには10Hをセット
し、以下前記と同様の手法によって読出す。この動作を
次々と繰返し、CCD1系の上位128ビット、CCD
2系の下位128ビットをメモリに展開した後、黒ビッ
ト数、CCD1系の下位白ビット数、CCD2系の上位
白ビット数を算出する。そしてCCD1系の下位白ビッ
ト数、CCD2系の上位白ビット数、黒ビット数を加え
たビット数をCCD2系のシフト・メモリ(2)57−
2から読み出す時に間引くことによって主走査方向の継
なぎを達成する。
【0042】次に継なぎ論理成立後のシフト・メモリの
動きを説明する。シフト・メモリ57−1、57−2に
書き込む時は、CCD1系及びCCD2系のライト・ア
ドレス・カウンタに前記何カウントで止まったか確認し
た値をプリセットし、ダウン・カウントでシフト・メモ
リをアドレッシングして書込む。シフト・メモリから読
出す時にまず考慮しなければならないのは原稿の主走査
方向の基準である。図14に示す如く、原稿載置基準は
継なぎ用の黒細線(1.5mm巾)の中心から148.
5mmのところにあるので、CCD1系のシフト・メモ
リ(1)57−1の読み出し開始アドレスは、(上記の
下位白ビット数)+(黒ビット数/2)+(148.5
×16×倍率)の値になる。CCD2系の読み出し開始
アドレスは(前記の確認された値)−(継なぎビット
数)の値である。そして13.89MHzで4752パ
ルスのリード・クロックによってまずCCD1系のリー
ド・アドレス・カウンタ(1)64をダウンカウントで
動かし、0になりリップル・キャリが出たらCCD2系
のリード・アドレス・カウンタ(2)65をダウン・カ
ウントで動かす。
【0043】図16にこれらシフト・メモリに係る回路
図を示す。シフト・メモリ(1)57−1はCCD1系
の画像データが入るスタテイック・メモリである。シフ
ト・メモリ(2)57−2はCCD2系の画像データが
入るスタテイック・メモリである。ライト・アドレス・
カウンタ(1)63はシフト・メモリ(1)57−1、
及び(2)57−2にデータを書込む時のアドレス・カ
ウンタである。リード・アドレス・カウンタ(1)64
はシフト・メモリ(1)57−1からデータ読み出す時
のアドレス・カウンタであり、リード・アドレス・カウ
ンタ(2)65はシフト・メモリ(2)57−2から読
み出す時のアドレス・カウンタである。アドレス・セレ
クタ(1)71はライト・アドレス・カウンタ(1)6
3のアドレス信号とリード・アドレス・カウンタ(1)
64のアドレス信号のいずれかを選択しシフト・メモリ
(1)57−1をアドレッシングするためのものであ
り、アドレス・セレクタ(2)71はライト・アドレス
・カウンタ(1)63のアドレス信号とリード・アドレ
ス・カウンタ(2)57−2のアドレス信号のいずれか
を選択しシフト・メモリ(2)をアドレッシングするた
めのものである。シフト・レジスタ74はCCD1系の
画像データを最下位から8ビットずつ取り出すためのレ
ジスタであり、シフト・レジスタ76はCCD2系の最
上位から8ビットずつ画像データを取り出すためのレジ
スタである。F/F73はVIDEOENABLE信号
の立上がりでセットし、ライト・アドレス・カウンタ
(1)63のリップル・キャリでリセットするフリップ
・フロップ(F/F)でシフトレジスタ74に入力する
期間を制御するためのものであり、F/F75はVID
EO ENABLE立上がりでセットし、リード・アド
レス・カウンタ(2)65のリップル・キャリでリセッ
トするF/Fで、シフトレジスタ76に入力する期間を
制御するためのものである。I/Oポート72はライト
・アドレス・カウンタ(1)63をアップ・カウントで
動かした時にどこまで計数したかCPUが読み取り確認
するためのI/Oである。I/Oレジスタ66、67、
69はライト・アドレスカウンタ(1)63、リード・
アドレス・カウンタ(1)64、(2)65にそれぞれ
プリセット値をCPUが与えるためのレジスタである。
I/Oレジスタ68はライト・アドレス・カウンタ
(1)63、リード・アドレス・カウンタ(2)65に
アップ・カウントかダウンカウントかをCPUが指定す
るためのもの、又アドレス・セレクタ(1)70、
(2)71にどちらかのカウンタ値を選択するかCPU
が指定するためのもの、リード・アドレス・カウンタ
(2)65をライトクロックかリードクロックで動かす
かを決めるためのものと、継なぎを行うにあたってte
st信号を与えることによって1ライン分の画像データ
をCCDドライバ回路からシフト・メモリ回路に対し与
えてくれるようCPUが制御するためのものである。
【0044】この回路図に従い、継なぎを行うためにC
CD1系の画像データを最下位より8ビットずつ、CC
D2系の画像データを最上位より8ビットずつ128ビ
ット取り出す動作を説明する。
【0045】CPUはまずライト・アドレス・カウン
タ(1)63をアップカウントモードに、I/Oレジス
タ(1)66に0をセットする。I/Oレジスタ
(4)68のTEST信号(マシンスタートに相当)と
して1個パルスを与えることにより図13のCCDドラ
イバから1個のVIDEO ENABLE、倍率に応じ
たφ2クロックが発生し、データがシフト・メモリ
(1)57−1、(2)57−2に与えられる。I/
Oポート72よりライト・アドレス・カウンタ(1)6
3の値をCPUが取り込む。ライト・アドレス・カウ
ンタ(1)63をダウンカウントモードに、リード・ア
ドレス・カウンタ(2)65をダウンカウントモードに
セットし、I/Oレジスタ(1)66にで記憶した値
をプリセットし、I/Oレジスタ(3)69に7Hをプ
リセットする。TEST信号に1個パルスを与えVI
DEO ENABLEがなくなったらシフト・レジスタ
74、76の8ビットを順次メモリに取り込み記憶す
る。I/Oレジスタ(1)66に(の値−7H)
を、I/Oレジスタ(2)67に10Hをセットする。
を行う。以下同様にしてI/Oレジスタ(1)6
6に(の値−77H)を、I/Oレジスタ(2)67
に7FHをセットし、TEST信号を与え、シフトレジ
スタ74、76を読込むまで行う。以上継ぎ目補正につ
いては同出願人による特願昭57−128073号公報
明細書に詳しい。
【0046】図19にトリミング像を任意のポイントを
基準に任意の倍率に変倍する画像編集を行う手法につい
て図解する。(A)は原稿図、(B)は拡大図、(C)
はシフト図である。その画像編集の基本的手法は、ト
リミング領域の座標値と移動座標値と倍率とによって編
集後の座標値を算出する(A〜C)ものである。それは
トリミング領域の座標値から主走査方向の座標値
(x)、副走査方向の座標値(y)のうち最小(原稿載
置基準より)のものをCPUが判定しx0、y0とする。
座標はmm単位でキーにより入力されるので、又16ラ
イン/mmなので、y0座標のライ数L0は(y0×1
6)となる。又x0座標の情報量I0は(x0×16)と
なる(A)。編集後の領域座標値からx方向、y方向
の最小のものをCPUが判定し、x1、y1とする
(C)。x0と倍率とx1をベースに、シフト・メモリ
から読出すリード・アドレス・カウンタにおける読出し
開始アドレスのプリセット値を決める(CのアドレスA
3の算出)。この点を図22により詳述する。これはシ
フト・メモリで2倍の拡大に供すべく(4752×2)
ビットがある。単純拡大した時メモリの情報量I1
(x0×倍率×16)ビットとなる。又、x0座標の倍率
に応じたシフトメモリのアドレスA1は(A1−I1)と
なる。尚、A1はメモリの先頭アドレスでCCDのつな
ぎ補正時RAMに記憶されている。ところでy0座標の
倍率に応じたライン数L2は(L0×倍率)となる。次に
この拡大像をx1にシフト点から出力すべくシフトメモ
リの読出し開始アドレスA3を求めるが、それはA2+I
2となる。尚I2はシフト座標x1に応じた情報量で、
(x1×16)である。ところでy1座標のライン数L1
はy1×16である。
【0047】次にy0と倍率とy1をベースに前述PR
INT START(給紙)信号の発生から光学系をス
タートする迄の又はVSYNK発生迄の時間間隔を決定
する(L3の算出)。即ちL1−L2がそれに対応する。
この差が+L3の時はSTART信号又はVSYNK信
号を基準より、L3×主走査サイクル(347.2μ
S)早く出す。又−L3の時はSTART信号又はVS
YNK信号を上記より遅く出す。編集の領域のみに画
像を出力するために、主走査方向の画像データの一部の
みをゲートするためのスタートビットカウンタとエンド
ビットカウンタを設ける。これは図16の80、81に
各々対応する。これはI/Oを介してゲートの為のカウ
ントデータをプリセットする。フリップフロップ82は
カウンタ80のカウントアップでセットされ、カウンタ
81でリセットされる。図20にその動作が示される。
トリミング領域の座標値と倍率から副走査方向の変化
点間のライン数を算出する(D、E、F)。これはCP
UでVIDEO ENABLEをカウントすることによ
り行う。図中Mが副走査方向の変化点間のライン数、H
が主走査方向のビット数、Nが変倍時の副走査方向の変
化点間のライン数(N=M×倍率)である。
【0048】編集後のx方向座標値からの変化点に
おけるスタートビットカウンタ80とエンドビットカウ
ンタ81のプリセット値を算出し、図21の如くセット
する。
【0049】尚、トリミングがなく全面に画像を出力す
る場合に於いても、このスタートビットカウンタ80と
エンドビットカウンタ81を先端余白と分かり余白作成
のために利用する。初期化時は上と同様であるが、先端
余白の2mm×16ライン=36ライン計数後は分離ベ
ルトかけ巾分をさけるためにスタートビットカウンタ8
0を7.5mm×16ビット=120ビットにセットす
る。
【0050】図10に原稿照明用光源及びレンズのシェ
ーディング補正するための構成を示す。シェーディング
補正はコピー毎に光学系がホーム位置にあるとき以下の
シーケンスで行う。まず蛍光灯を点灯しホーム位置HP
上にある図14のBl巾の主方向の標準白板または灰色
板を照射し、反射光がCCDに入力される。この時回路
に於いてスイッチ701は1側にしておきCCDから光
電変換された信号はAMP、A/D変換される。そして
8画素毎そのデータがサンプリングされてRAM702
に書込まれる。8画素毎にそうしている理由はRAM7
02のメモリ容量を減らすためである。したがってある
一画素のシェーディングデータに基づき隣接する8画素
(白画素も含めて)の補正を行っている。
【0051】次に光学系が原稿走査に移るとスイッチ7
01は2側になりCCDのA/D変換された画像データ
は逐次乗算ROM703にアドレス信号として入力され
ると共にRAM702の内容もCCDの信号8ビットに
付き1回読出され、同じく乗算ROM703にアドレス
信号として入力される。乗算ROM703にはRAM7
02からの入力値が例えば3/4になる値あればROM
703ではCCDからの入力値に4/3の値を乗じた内
容が書き込まれる。これによって乗算ROM703では
RAM702からの入力値に基づきCCDの信号を補正
しコンパレータ705へ出力するようになっている。又
構成上、標準板の中心に自動CCDつなぎ用の黒細線が
あるので、この部分の補正値はRAM702にシェーデ
ィング値を書込む際にその近傍の値を書込む様になって
いる。
【0052】又、標準灰色板の反射光により蛍光灯を安
定調光する。即ちA/D出力を基準値と比較し蛍光灯の
点灯周期を制御することで蛍光灯の光変動を防止でき
る。これは上記シェーディング補正の前又は後で行う。
【0053】図11に2値回路を示す。ラッチ(1)8
01とデイザROM704からの出力はセレクタ803
で切換えるようになっているが、これは操作部で写真原
稿等の指示入力があった時にCPUがデイザROM70
4からの出力をセレクトし、文字原稿等の指示入力があ
った時にはラッチ(1)801の出力をセレクトできる
ようにするためのものである。操作部からの指示が文字
原稿等の指示にある時、CPUはセレクタ803をラッ
チ(1)801にセレクトし、前又は前々の主走査ライ
ンのピークホールド値(図12)と操作部濃度レバー1
04(図4)値に基づきスライスベルを決定しラッチ
(1)801にセットする。これにより地肌除去(A
E)が行われる。操作部からの指示が写真原稿等の場合
CPUはセレクタ803をデイザROM704にする。
このときCPUは操作部レバー104値に基づきO〜F
のデイザの種類をラッチ(2)804にセットしてセレ
クトする。これはデイザエレメントのレベル及びその配
列が異なる。
【0054】又原稿走査に先立ちCCDのつなぎ量をC
PUが算出し画像データをつなぐことは前述したが、デ
イザのパターンも左右でつなぐ必要があるので、CPU
は予め算出したつなぎ量をラッチ(3)807にセット
しその値分だけ主走査カウンタ(1)805の値がオフ
セットされる。カウンタ(1)805は主走査クロック
駆動される3ビットカウンタで、カウンタ(2)806
は副走査クロック、例えばVIDEO ENABLE信
号で駆動される3ビットカウンタである。このことから
デイザパターンは最大8×8のマトリクスである。尚デ
イザROM704をRAMとし、CPUによりO〜Fの
入力に応じてRAMのマトリクスエレメントを設定する
こともできる。
【0055】図12にAEの為の回路を示す。原稿地肌
除去について、主走査ライン毎にCCDからの画像信号
のピーク値を検出する。即ち原稿の地肌は原稿照射した
ときその原稿で最も反射光量が多いはずなので、CCD
出力のピーク値を各主走査ライン毎(1/16mmピッ
チ)に検出しそのピーク値と最小値の中間のところにス
ライスレベルを設定すれば必ず地肌は除去できる。そし
てこのスライスレベルをいつ設定するかであるが、ピー
ク値検出が完了するのは主走査が終了しないと分からな
いので、基本的には前のラインのピーク値に基づき現行
のラインのスライスレベルを、前ラインの主走査完了後
設定することになる。画像に対する影響はない。
【0056】図12に従い乗算ROM703からシェー
ディング補正された1画素目の画像データはラッチ90
4にラッチされる。ラッチ後、ラッチデータと2画素目
の画像データはコンパレータ705によって比較され、
2画素目のデータが1画素目のデータより大ならばポー
トA<Bが出力しラッチ904にセットされ、そうでな
ければ1画素目データがそのままラッチ904に残って
いる。以後同様な方法で主走査終了迄続けると最大値が
ラッチ904に残っていることになる。のこデータをI
/Oポート906を介して主走査終了毎に読込む。この
後CPUは直ちにスライスレベルを決定し、図11のラ
ッチ(1)801にセットする。
【0057】次に原稿位置検知について説明する。図2
9にはリーダAの原稿台ガラス3上に原稿300が置か
れている状態を示す。基本的には前述の如く載置位置は
決まっているが、図の如く斜めにも置ける。この場合原
稿ガラス302上の基準座標SPからの主走査方向を
X、副走査方向をYとしたときの4点の座標(X1 、Y
1 )、(X2 、Y2 )、(X3 、Y3 )、(X4 、Y
4 )をプリンタの前回転動作期間中に、光学系を前走査
して検出する。これにより原稿の大きさや位置を判別で
きる。これによりマルチコピー中のスキャナスキャンス
トロークを決めたり、所望カセットを選択したりでき
る。原稿の置かれている領域外の画像データは必ず黒デ
ータになる様に、原稿カバー4(図2)が鏡面処理され
ている。副走査はガラス面全域を行うべく、主走査、副
走査を行い、その後引続きプリントの為の走査を行う。
この副走査速度はプリント時より速い。
【0058】図30の回路図に前記座標を検出する論理
を示す。前走査により2値化された画像データVIDE
Oはシフト・レジスタ301に8ビット単位で入力され
る。8ビット入力が完了した時点で、ゲート回路302
は8ビットデータの全てが白画像かのチェックを行い、
Yesならば信号ライン303に1を出力する。原稿走
査開始後、最初の8ビット白が現われた時F/F304
がセットする。このF/F304はVSYNC(画像先
端信号)によって予めリセットされている。以後、次の
VSYNCの来るまでセットし放しである。F/F30
4がセットした時点でラッチF/F305にその時の主
走査カウンタ351(図11の主走査カウンタ805又
は専用カウンタ)の値がロードされる。これがX座標に
なる。又ラッチ306にその時の副走査カウンタ352
(図11の副走査カウンタ806又は専用カウンタ)の
値がロードされる。これがY1 座標値になる。従ってP
1(X1 、Y1 )が求まる。
【0059】又信号ライン303に1が出力する度に主
走査カウンタ351からの値をラッチ307にロードす
る。この値は直ちに(次の8ビットがシフトレジスタ3
01に入る迄にクラッチ308に記憶される。最初の8
ビットの白が現われた時の主走査からの値がラッチ30
8にロードされると、ラッチ310(これはVSYNC
時点で“0”にされている)のデータとコンパレータ3
09で大小比較される。もしラッチ308のデータの方
が大ならばラッチ308のデータすなわちラッチ307
のデータがラッチ310にロードされる。又、この時副
走査カウンタ352の値がラッチ311にロードされ
る。この動作は次の8ビットがシフト・レジスタ301
に入る迄に処理される。この様にラッチ308とラッチ
310のデータ比較を全画像領域について行えば、ラッ
チ310には原稿領域X方向の最大値が残り、この時の
Y方向の座標がラッチ311に残ることになる。これが
3(X3 、Y3 )座標である。
【0060】F/F312は各主走査ライン毎に最初に
8ビット白が現われた時点でセットするF/Fで水平同
期信号HSYNCでリセットされ最初の8ビット白でセ
ットし、次のHSYNCまで保持する。このF/F31
2がセットする時点で主走査カウンタ351の値をラッ
チ313にセットし、次のHSYNC迄の間にラッチ3
14にロードする。そしてラッチ315とコンパレータ
316で大小比較される。ラッチ315にはVSYNC
発生時点でX方向の最大値がプリセットされている。も
しラッチ315のデータの方がラッチ314のデータよ
り大きいならば信号317がアクティブになり、ラッチ
314すなわちラッチ313のデータがラッチ315に
ロードされる。この動作はHSYNC−HSYNC間で
行われる。以上の比較動作を全画像領域について行うと
ラッチ315には原稿座標のX方向の最小値が残ること
になる。これがX2 である。又、信号ライン317が出
力する時、副走査カウンタ352からの値がラッチ31
8にロードされる。これがY2 になる。
【0061】ラッチ319と320は全画像領域におい
て8ビット白が現われる度にその時の主走査カウンタ3
51の値と副走査カウンタ352の値がロードされる。
従って、原稿前走査完了時では最後に8ビット白が現わ
れた時点でのカウント値がカウンタに残っていることに
なる。これが(X4 、Y4 )である。
【0062】以上の8つのラッチ(306、311、3
20、318、305、310、315、319)のデ
ータラインは図5のCPUのバスラインBUSに接続さ
れ、CPUは前走査終了時にこのデータを読み込むこと
になる。
【0063】そして、これらのデータのうち、X2 、X
3 、Y1 、Y4 の領域が原稿領域として判別し、前述し
たトリミング処理をプリントのための原稿走査時に行う
ようになっている。即ち原稿の座標成分のX2 、X3
1 、Y4 によって点線の、原稿位置P1 〜P4 を囲む
長方形の座標が認識でき、従ってそれに対応したサイズ
のシートが少なくとも必要であることが分かる。
【0064】従って第1の例としてプリンタからのカセ
ットサイズデータと原稿サイズデータを比較し、原稿サ
イズに近い方のカセットを選択する。それは図31の如
きCPUのフローによる。座標Y4 とY1 との間の距離
Δyを算出し(ステップ1)、それがA4サイズに相当
するものより小さいか否かを比較し(ステップ2)、小
さい場合A4カセットを選択すべくプリンタにA4Cの
データを出力する(ステップ3)。大きい場合かつB4
サイズより小さい場合B4カセットを、更にB4サイズ
より大きい場合A3カセットを選択すべく出力する(ス
テップ4、5)。プリンタB側のCPUはこれらのデー
タ(S.DATAラインを介する)に従って、2つのカ
セットから既に得られているサイズ信号と各々比較して
該当するものがある場合、該当するカセットから給紙す
べく制御し、ない場合は警告をすべくリーダA側にその
旨のデータを送り返す。リーダAはその旨を表示する。
又プリンタB側は紙先端と座標Y1 とが同期するようレ
ジストローラ18の給紙制御がなされる。標準モードで
はリーダAからの信号VSYNC(前述画先センサ37
bと同期)でレジストローラ18を作動するが、この場
合、前述トリミングシフトの場合と同様この信号と画先
センサ37bからの信号との間にY1 に相当する時間を
設けることでなされる。また、各カセットはリーダの基
準位置SP側に対応した位置を基準に装填されるので、
主走査方向についてX1 だけイメージ出力をシフトさせ
る。これは前述トリミングシフトの場合と同様リードア
ドレスカウンタのプリセットの手法により行う。以上の
制御モードは前述エトセトラキーにより設定される表示
対応のシフトキーにより選択されるが、専用キーを設
け、それを入力作動することによってもなし得る。
【0065】第2の例として前述オート指令を入力して
おくことにより、この部分をカセットのシートに適合す
る様な大きさに変倍を施してプリントすることができ
る。これはプリンタの選択されたカセットのサイズ信号
がS.DATAラインを介してリーダに送られるので、
この信号により図26〜図28の前述の如き手順で、ト
リミング、シフト、変倍を順次行って所望のコピーを得
ることができる。即ちオート1は、図32の如くカセッ
トシートのX方向、Y方向のサイズPx、Pyに対する
原稿のX方向、Y方向のサイズΔx、Δyの各々の比率
mx、myを求める(ステップ11〜14)。そして比
率の小さい方をX、Yに関する共通の倍率としてRAM
にセットし(ステップ15〜17)、前述の変倍処置を
行う。従ってシートの一方向を基準にしたオート変倍の
コピーが得られる。オート2は、図33の如く、シート
のX、Y方向に対する原稿のX、Y方向の各比率を求め
(ステップ21、22、24、25)、X方向の倍率、
Y方向の倍率を各々独立にセットする(ステップ23、
26)。従ってシート一杯に原稿像をコピーできる。そ
れらオート1、2はトリミング座標を指定して行うオー
ト変倍においても同様に実行できる。
【0066】第3の例として原稿の傾き警告ができる。
即ち、図34の如くP1 〜P4 のX1 、X2 が、X3
4 が、Y1 、Y3 が、Y2 、Y4 が各々等しい(数ビ
ットの差がある位)か否かを判断し(ステップ31〜3
4)、否のとき警告表示を出す(ステップ36)。但
し、プリント動作は可能とする。以上のフローチャート
はリーダのCPUにより処理されるプログラムフローで
ある。
【0067】尚、図25に前述トリミング、変倍、シフ
トの手順をフローチャートで示す。シフトのある場合に
限りx0 、y0 点に関して先ず処置を行ったが(図2
3)、シフト(移動)のない場合順次図24の如く、X
0 ′、y0 ′→x5 、y5 により図16のスタートビッ
トカウンタ80、エンドドットカウンタ81の制御をし
てトリミング外を白とすることができる。この場合トリ
ミング可能なエリアは直線で囲まれた1つの領域である
から、y軸方向に長方形に分割される領域指定をxy座
標で対角線の2点を指定することにより行う。尚、同一
原稿に対して3分割を最大値とする。単位はmmで入力
する。
【0068】つまり(x00 、x11 )+(x2
2 、x33 )+(x44 、x55 )となる処理を
順次行う。これはマニュアルシフト、オートにした場合
も同様前述の如く座標変換してVIDEO出力の制御を
行う。
【0069】図16において、90、91は画像領域を
決めるための排他オアゲート、OFはそれを制御する信
号で、1のときSTカウンタ、ENカウンタで決まるワ
ク内をマスクし、外を出力画像とし、0のときはそのワ
ク内を出力画像としワク外をマスクする。92は先のイ
メージデータを出力制御するアンドゲート、93は前述
マスクを黒として出力するか、白として出力するかを決
めるためのアンドゲート、BBはそれを制御する信号
で、1のとき黒、0のとき白を出力する。95はゲート
92、93により出力されるイメージ出力をVIDEO
として出力するオアゲート、94はイメージデータを白
黒反転制御する排他オアゲート、INはそれを制御する
信号で1のときオリジナルの生イメージ、0のとき反転
させる。各信号は、CPUがシフトキーにより、マスキ
ング、白、黒、ネガの入力のあったことを判定して出力
される。
【0070】即ちマスク信号1の場合STカウンタのア
ップでフリフロ82のQが1となるゲート90の出力が
0となって、ゲート92はENカウンタがアップする迄
つまりQが0となる迄ゲート92の出力はない。つまり
マスクされる。替わりにゲート91の出力はその間1な
ので黒/白信号BBを1の場合ゲート93は1であり、
従ってイメージ出力ゲート95は1を続けて出力する。
つまりマスクされる。逆にOF=1、BB=0とすると
白マスクされる。またOF=0とするとゲート90、9
1の出力が各々その間1、0となるので、BB=1とす
るとトリミング外が黒、OFF=0、BB=0とすると
トリミング外が白となる。
【0071】図35及び図36は小さいオリジナルの又
はオリジナルのトリミングしたものをシートの略中央に
移動してプリント(センタリング)させるための説明図
とCPUによる制御フロー図である。即ち前述の如くし
て斜線部のトリミング座標の最大値と最小値(TXMA
X、TYMAX)、(TXMIN、TYMIN)として
セットする(1)。これは前述座標検知によってセット
することもできる。次にシートに合うX、Y方向の倍率
を決める。これはサブルーチンオートAT2の手法によ
りMX、MYとして求まる(2)。尚X、Y方向に任意
の倍率選択すべく前述の如くテンキーによりMX、MY
を決めることもできるし、又サブルーチンAT1によっ
て決めることもできる。次にシートのX方向、Y方向の
長さをPS・X、PS・YとしてRAMにセットする。
これはプリンタからのデータにより決まる(3)。これ
らのデータを用いてセンタリングの為の移動座標TX
M、TYMを求める(4)。つまりX方向のトリミング
巾の変倍した長さをシートの長さから差し引いてその結
果を1/2するとX方向座標TXMが求まる。同様にY
方向のTYMが求まる。そのTXM、TYMが正の場合
に限り有効とみなし、負の場合は警告を出す(5)。そ
の後は前述の図19〜図24の方法に従う。
【0072】図37に、(1)XY変倍、(2)白マス
ク、(3)黒マスク、(4)白枠トリミング、(5)黒
枠トリミング、(6)白枠トリミング+移動先指定+テ
ンキー倍率指定、(7)白枠トリミング+センタリング
+テンキー倍率指定、(8)原稿位置自動検知+原点
(SP)移動+オート変倍(AT2)の例を示す。
【0073】図38、図39はプラテン上にブック原稿
を開いたまま右、左ページを各々独立に、又は、続けて
読取って、1枚又は2枚のシートにプリントする説明図
と制御フロー図である。まず、図38にて原稿を前スキ
ャンして原稿のサイズ(X1、Y1)を前述の如くして
検出座標から判定する(1)。本スキャンを行いY1−
Y2巾の1/2の座標点で光学ユニットを反転して戻
す。つまり左半分をまず読取ってY1から1/2の分を
プリントアウトする(2)。次に第2の本スキャンをY
2の点迄行い反転し、光学系を戻す。この場合1/2か
らY2の分をプリントする(3)。
【0074】図39のフローにおいて、まずブックモー
ドの指定がソフトキーで入力されると、コピーキーの入
力時前スキャンしてサイズ検出する原稿サイズ検出フラ
グをセットする。次に要求コピーが左のみか(1)、右
のみか(2)、左右両方をシート一枚にプリントするか
(3)、上述図38の如く左右別々に順次プリントか
(4)、判断する。これはソフトキーの入力をCPUが
判断することによる。左のみの場合トリミング座標のY
MINをY1としてYMAXを(Y1+Y2)×0.5
を演算して求める。つまりブックの中心(とじ目)が求
まる(5)。次に前述センタリングを施す(6)。次に
光学ユニットの反転位置Pを(Y1+Y2)×0.5と
して求め若干の余裕分rをプラスする(7)。これらデ
ータはRAMにセットされる。このようにして求めた座
標に従って左半分のイメージをシート中央にプリントで
きる。
【0075】右のみの場合トリミング座標のYMINを
(Y1+Y2)×0.5とし、YMAXをY2とする
(8)。次にセンタリング(9)を施し反転P(10)
を求める。
【0076】左と右を同一シートにプリントする場合は
通常のY1、Y2のトリミングと同じ様に座標を求め
(11)、センタリング(12)を施し、反転Pを求め
る(13)。
【0077】又、左と右を順次別のシートにプリントす
る場合、上述の左のみの場合と右のみの場合を順次行っ
てデータセットする(14)。即ち、2サイクル分のデ
ータを記憶する。コピーキーをオンするとBKモードか
否かを判定し、BKのとき前スキャンを行い、各モード
に応じ座標データを記憶するが、前スキャン終了後(右
+左)モードのときまず左のみのデータをRAMから読
出して前述アドレスカウンタのプリセット制御、スキャ
ナのシーケンス制御を行って1枚目のプリントを行う。
スキャン終了しホーム位置に戻るとCPUは(右+左)
モードが設定されたままか否かをRAMデータから判定
し、このモードのときは右分のデータを読出して上記制
御を行って2枚目のプリントを実行する。
【0078】以上の場合オート変倍を施さず原稿以外の
領域を黒又は白とすることもできる。以上の各モードで
は、前述の如くスキャナのスタートタイミング又はプリ
ンタ側のシート給紙のレジストタイミングをセンタリン
グ等による情報量に応じて遅らしたり早めにしたりする
ことにより、適正位置に像再生する。
【0079】尚、原稿座標Y1、Y2をテンキー又はサ
イズキーを使ってマニュアル入力することもできる。又
主走査方向は自動検知、キー入力で求めたX1、X2に
より単にセンタリングのみを行うこともできる。
【0080】このようにしてリアルタイムで本の右、左
頁を本を移動することなく適正変倍してプリントでき、
コピー操作を極めて容易にできるものである。又シート
の中央部にプリントでき、又余分な情報を任意にカット
できるので、極めてコピー品質を高くできる。又リーダ
による読取り完了前にプリントを開始でき各編集を行っ
たにも拘らずコピー速度を際めて高くできる。又他プリ
ンタへの送信モードの場合CCUのコマンド制御により
リーダ付属のプリンタに同時にイメージデータを送る様
構成したので伝送読取像のモニタができる。又プロトコ
ルラインとリーダのCPUを接続し各プリンタ端末の情
況認識をCPUが行った上で正常のとき上記各種編集、
画質制御を行って、イメージデータを付属プリンタを含
む複数プリンタに伝送するので、誤りなく再生画質等の
チェックができる。
【0081】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、原稿
の記録されるべき画像領域と記録シートとが相似形でな
くても、画像欠けのない最適倍率を自動的に選択するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用できる画像処理装置の外観図。
【図2】ドキュメントホルダの斜視図。
【図3】画像処理装置の断面図。
【図4】操作部の平面図。
【図5】画像処理装置の構成を示すブロック図。
【図6】画像処理装置の概略動作を示すフローチャー
ト。
【図7】画像処理に係わるタイムチャート。
【図8】画像処理に係わるタイムチャート。
【図9】画像処理に係わるタイムチャート。
【図10】図5の詳細を示すブロック図。
【図11】図5の詳細を示すブロック図。
【図12】図5の詳細を示すブロック図。
【図13】図5の詳細を示すブロック図。
【図14】CCDの継ぎ目補正の説明図。
【図15】CCDの継ぎ目補正の説明図。
【図16】図5の詳細を示すブロック図。
【図17】CCDの主・副走査を示す図。
【図18】プリンタ部の主・副走査を示す図。
【図19】画像編集の説明図。
【図20】図16のブロック図におけるタイムチャー
ト。
【図21】画像編集の説明図。
【図22】画像編集の説明図。
【図23】画像編集処理のフローチャート。
【図24】画像編集処理のフローチャート。
【図25】画像編集の説明図。
【図26】画像編集の一例を示す図。
【図27】画像編集の一例を示す図。
【図28】画像編集の一例を示す図。
【図29】原稿の載置領域の座標認識の説明図。
【図30】座標認識のための回路図。
【図31】カセット選択処理のフローチャート。
【図32】倍率選択処理のフローチャート。
【図33】倍率選択処理のフローチャート。
【図34】原稿の傾き検知のフローチャート。
【図35】センタリングの説明図。
【図36】センタリングの処理のフローチャート。
【図37】画像編集の一例を示す図。
【図38】ブックモードの説明図。
【図39】ブックモード処理のフローチャート。
【符号の説明】
A リーダ部 B プリンタ部 A−1 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有本 忍 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 鈴木 良行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の記録されるべき画像領域のサイズ
    を表わす画像サイズデータを縦方向及び横方向について
    それぞれ発生する第1の発生手段と、 上記画像領域の画像が記録される記録シートのサイズを
    表わすサイズデータを縦方向及び横方向についてそれぞ
    れ発生する第2の発生手段と、 上記第1の発生手段から発生される縦方向の画像サイズ
    データと上記第2の発生手段から発生される縦方向のサ
    イズとに基づいて縦方向の記録倍率を決定し、また、上
    記第1の発生手段から発生される横方向の画像サイズデ
    ータと上記第2の発生手段から発生される横方向のサイ
    ズとに基づいて横方向の記録倍率を決定し、決定された
    縦方向の記録倍率と横方向の記録倍率のうち小さいほう
    を上記画像領域の記録倍率として選択する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
JP7007350A 1995-01-20 1995-01-20 画像処理装置 Expired - Lifetime JP2575301B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015222874A (ja) * 2014-05-22 2015-12-10 株式会社リコー 画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5492318A (en) * 1977-12-29 1979-07-21 Ricoh Co Ltd Variable power determining device

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