JPH0754961B2 - 像処理装置 - Google Patents

像処理装置

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JPH0754961B2
JPH0754961B2 JP1274290A JP27429089A JPH0754961B2 JP H0754961 B2 JPH0754961 B2 JP H0754961B2 JP 1274290 A JP1274290 A JP 1274290A JP 27429089 A JP27429089 A JP 27429089A JP H0754961 B2 JPH0754961 B2 JP H0754961B2
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克好 前島
直 長島
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は原稿画像を処理する像処理装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、原稿台に載置された原稿の画像を左右半分ずつに
分割して複写する、いわゆるページ連写機能を持った複
写装置が考えられている。
〔発明が解決しようとしている課題〕
このような複写装置では、原稿が原稿台の基準位置を基
準に載置されたことを前提として原稿の右側と左側の走
査を行っているため、原稿が基準位置からずれて載置さ
れると原稿の分割領域もずれてしまい、所望の画像が得
られないという不都合がある。
また、このような不都合を防止するには原稿を正確に載
置させなければならず、操作性が悪くなってしまう。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、見開き状態の
ブック原稿が載置される原稿台と、前記原稿台に載置さ
れたブック原稿を走査する走査手段と、前記走査手段に
より走査された原稿を含む前記原稿台上の画像を読み取
り、画像信号を出力する読取手段と、前記原稿台に載置
されたブック原稿の右ページと左ページをそれぞれ前記
走査手段により走査するブックモードを設定する設定手
段と、前記読取手段から出力される画像信号に基づい
て、前記走査手段の原稿走査方向における前記原稿台上
のブック原稿の先端部及び後端部の位置を検出する検出
手段と、前記原稿の画像の記録倍率を設定する倍率設定
手段と、前記走査手段により走査されたブック原稿の画
像を記録材に記録する記録手段と、前記設定手段により
前記ブックモードが設定されているとき、前記検出手段
により検出されたブック原稿の先端部及び後端部の位
置、設定された倍率及び記録材のサイズに従って、前記
走査方向と同じ方向における記録材の端部と記録材に形
成される原稿画像の端部との距離が、原稿の先端部から
後端部までの長さに設定された倍率を掛けた長さを記録
材の長さから差し引いた値の半分となるような画像の移
動量を決定し、決定した移動量に基づいて前記ブック原
稿の右ページと左ページの画像をそれぞれを互いに異な
る記録材の中央に記録させる制御手段と、を有する像処
理装置の提供にある。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
本実施例では、原稿を光源で照射し、原稿像となるその
反射光を直接感光体に投影するのではなく、光電変換素
子に投影し原稿像を電気信号として得るようにした。そ
して、この電気信号を回路的手段とソフト的手段により
処理を行い、原稿像を連続的な任意の倍率に拡大/縮小
したり、原稿像の任意の領域を抜き出したり、又、この
領域を別の任意の領域に移動させたり、更には、この3
つの機能を組合せて、原稿像の任意の領域を任意の倍率
に拡大/縮小し、それを任意の場所に移動させる等の多
機能な画像処理能力、及び、こうして処理された画像情
報を遠方に送信できる機能を本実施例装置は有する。更
には従来画像メモリ手段を使った画像処理方法はいくつ
か提案されているが、本実施例装置は原稿像を走査中に
上記の処理をリアルタイムで行うようにして前記メモリ
手段を不要とし、大巾なコストダウンをしていることで
ある。
第1図に本発明による複写装置の外観を示す。本装置は
基本的に2つのユニツトにより構成される。リーダAと
プリンタBである。このリーダAとプリンタBは機械的
にも機能的にも分離してあり、それ自身を単独で使うこ
とが出来るようになっている。接続は電気ケーブルでの
み接続するようになっている。リーダBには操作部A−
1が付いている。詳細は後述する。
第3図にリーダA,プリンタBの構造断面図を示す。原稿
は本発明の原稿台に相当する原稿ガラス3上に下向きに
置かれ、その載置基準は正面から見て左奥側にある。そ
の原稿は原稿カバー4によって原稿ガラス3上に押えつ
けられる。原稿は蛍光灯ランプ2により照射され、その
反射光はミラー5,7とレンズ6を介して、本発明の読取
手段に相当するCCD1の面上に集光するよう光路が形成さ
れている。そしてこのミラー7とミラー5は2:1の相対
速度で移動するようになっている。これらの蛍光灯ラン
プ2,ミラー5,7が本発明の走査手段に相当する。この光
学ユニツトはDCサーボモータによってPLLをかけながら
一定速度で左から右へ移動する。この移動速度は原稿を
照射している往路は180mm/secで、戻りの往路は468mm/s
ecである。この副走査方向の解像度は161ines/mmであ
る。処理できる原稿の大きさはA5〜A3まであり、原稿の
載置方向はA5,B5,A4が縦置きで、B4,A3が横置きであ
る。そして原稿サイズに応じて光学ユニツトの戻し位置
を3ケ所設けてある。第1ポイントはA5,B5,A4共通で原
稿基準位置より220mmのところ、第2ポイントはB4で同
じく364mmのところ、第3ポイントはA3で同じく431.8mm
のところとしてある。
次に主走査方向について、主走査巾は前記の原稿載置向
きによって最大A4のヨコ巾297mmとなる。そして、これ
を16pel/mmで解像するために、CCDのビット数として475
2(=297×16)ビツト必要となるので、本装置では2628
ビツトのCCDアレーセンサを2個用い、並列駆動するよ
うにした。従って、16lines/min、180mm/secの条件よ
り、主走査周期(=CCDの蓄積時間)は となる。CCDの転送速度は となる。
次に第3図に於いて、リーダAの下に置かれている本発
明の記録手段に相当するプリンタBの概観について説明
する。リーダAで処理されビツト・シリアルになった画
像信号はプリンタBのレーザ走査光学系ユニツト25に入
力される。このユニツト25は半導体レーザ,コリメータ
レンズ,回転多面体ミラー,Fθレンズ,倒れ補正光学系
より成っている。リーダAからの画像信号は半導体レー
ザに印加され電気−光変換されその発散するレーザ光を
コリメータレンズで平行光とし、高速で回転する多面体
ミラーに照射され、レーザ光をそれによって感光体8に
走査する。この多面体ミラーの回転数は2,600rpmで回さ
れている。そして、その走査巾は約400mmで、有効画像
巾はA4ヨコ寸法の297mmである。従って、この時の半導
体レーザに印加する信号周波数は約20MHz(NRz)であ
る。このユニツト25からのレーザ光はミラー24を介して
感光体8に入射される。
この感光体8は一例として導電層−感光層−絶縁層の3
層からなる。従って、これに像形成を可能とさせるプロ
セスコンポーネントが配置されている。9は前除電器、
10は前除電ランプ、11は一次帯電器、12は二次帯電器、
13は前面露光ランプ、14は現像器、15は給紙カセツト、
16は給紙ローラ、17は給紙ガイド、18はレジスト・ロー
ラ、19は転写帯電器、20は分離ローラ、21は搬送ガイ
ド、22は定着器、23はトレーである。感光体8及び搬送
系の速度はリーダの往路と同じく180mm/secである。従
って、リーダAとプリンタBを組合せてコピーをとる時
の速度はA4で30枚/分となる。又、プリンタBは感光ド
ラム8に密着したコピー紙を分離するのに手前側に分離
ベルトを用いているが、その為にそのベルト巾分の画像
が欠ける。もし、その巾分にも信号を乗せてしまうと現
像をしてしまい、そのトナーによって分離ベルトが汚
れ、以後の紙にも汚れをつけてしまう結果になるので、
予めリーダ側でこの分離ベルト巾分8mmにはプリント出
力のビデオ電気信号をカツトするようにしてある。又、
コピー紙の先端にトナーが付着していると定着する際、
定着器22の定着ローラに巻き付きジヤムの原因になるの
で、紙の先端2mm巾だけトナーが付着しない様同じく電
気信号をリーダ側でカツトしている。次に第14−1図及
び第14−2図にリーダA,プリンタBの主走査方向と出力
される画像を示している。リーダは奥側から手前側へ、
プリンタは手前側から奥側へ主走査を行っている。
本例の複写装置は画像編集等のインテリジエンシを持つ
が、このインテリジエンシはリーダA側で、CCD1で読取
った信号を加工して行っており、リーダAから出力され
る段階ではいかなる場合に於いても、一定ビツト数(47
52)で一定速度(13.89MHz)の信号が出るようになって
いる。インテリジエンシの機能としては、0.5→2.0倍の
範囲の任意の倍率、特定の倍率に拡大/縮小すること、
指定された領域のみ画像を抜き出すトリミング機能、ト
リミングされた像をコピー紙上の任意の場所に移動させ
る移動機能がある。その他、キー指定により32段階でハ
ーフトーン処理する機能がある。更にはこれらの個々の
インテリジエント機能を組合せた複合機能を有する。第
16図にこれらの具体例を示す。
(a)は編集機能を示すもので、(1)は原稿表面を示
し、(2)はトリミング座標指定のみを行ったときのコ
ピー完成時の状態、(3)はトリミング座標指定+移動
座標指定(但し、コピー紙サイズを超えるとエラー表
示)を行ったときの、(4)はトリミング座標指定+移
動座標指定+任意倍率の拡大(但し、コピー紙サイズを
超えるとエラー表示)を行ったときの、(5)はトリミ
ング座標指定+移動座標指定+任意倍率の縮小を行った
ときの、(6)はトリミング座標指定+AUTO指定(0.5
→2倍の範囲の倍率でカセツト・サイズ向きに合せて基
準位置より変倍する)を行ったときの、(7)はトリミ
ング座標指定+AUTO指定を行ったときのコピー完成時の
状態を示す。尚、移動座標にシフトされるトリミング座
標は副走査方向の値が一番小さい座標ポイントを基準に
して決める。
(b)はCCDとレーザの主走査方向の関係を示したも
の、 (c)はトリミング座標指定の手法を示したものであ
る。
直線で囲まれた1つのワクであれば、指定順序は〜
の如く行う。この座標指定は第4図のテンキー12aを用
いて行う。
第2図は、原稿カバー4とガラス3との間に挟み得る透
明ホルダA−2を示したもので、このホルダは原稿を収
納できるよう2辺を張り合わせた袋状になっていて、ガ
ラス3の面と同じ広さがある。そしてその袋ホルダの一
方には図の如くセクシヨン状に区分けしたラインがひか
れていて、その周囲にはタテ,ヨコ1又は5〜10mm間隔
の1〜n,1〜mの座標が描かれてある。各座標点はガラ
ス3上の各点に対応する。そこでこの袋ホルダ中に原稿
の像面を座標面に向けて原稿を挟み込むと原稿の像面各
所が上記座標で示されることが目視で分かる。従って第
15図(c)のトリミング座標、移動座標をこのホルダを
目視しつつ操作部A−1のキーを操作して入力すること
ができる。入力した後、原稿の像面をひっくり返して袋
ホルダに収納し直してガラス面上の規定の位置に載置す
るか、又は原稿を袋ホルダからぬき出して載置する。
又、CCD1が感応しない波長の色で座標を描くと、原稿を
袋ホルダに入れたままガラス面の基準位置に載置するこ
とができる。尚、袋ホルダは3辺又は1辺を張り合わせ
て構成することもできる。1辺張り合わせ、つまり折り
シート構成のものであると、厚手,本等の原稿に対して
も座標指定ができる。
第4−1図及び第4−2図は本社社屋と支社社屋との間
で電子メールシステムの他の具体的なネツトワーク布線
図であって、各リーダ,プリンタを通信制御ユニツト
(以下CCUと呼ぶ)を間に介在させ、それを同軸ケーブ
ルCAを媒体としたバス構造のネツトワークに接続してい
る。
第4−1図に於いて通常リーダとプリンタをスタンドア
ロンで接続する場合はリーダのコネクタJR1とプリンタ
のコネクタJP1をケーブル401で接続するようになってい
る。第4−2図に於いて、リーダ,プリンタをネツトワ
ークを介して接続する場合は、従来リーダJR1からプリ
ンタJR1へ行っていた接続をCCUのJC1に一旦入れ、JC1′
からJP1に接続する形態をとる。これはCCUがリーダ/プ
リンタ間の信号の一部を制御の為必要としているにも拘
らず、リーダ,プリンタのハードウエアを何ら変更せず
に、CCUをオプシヨンで接続できるようにする為であ
る。又リーダにはCCUと接続した時に操作部からの通信
関係の指令をCCUとの間で送受する必要があるので、そ
の為にコネクタJR2を設けてある。各リーダの操作部に
は第5図の通信に関するキー,表示機能がある。通常こ
のCCUはプリンタのペデスタル部に格納されるため、ネ
ツトワークケーブルである通信用ケーブルが埋設されて
いる場所まで距離がある事が予想されるのでその為の引
込み線が必要となる。それがケーブル403であり、その
コネクタがJC3である。ネツトワーク・ケーブルには同
軸ケーブルに圧接するコネクタと変復調回路が一体にな
ったトランシーバモジユール404が接続される。尚、こ
のネツトワークの基本方式はバス構造に対し網制御をト
ークン・パツシングで行なうトークン・バス方式であ
る。
次に本実施例装置の持つ機能について説明する。本装置
は、単なる複写機能の他に、任意の拡大縮小ができる変
倍機能や、原稿の任意の部分を抜き出したり削除したり
する編集機能、さらに、原稿の大きさや位置を自動的に
検知し変倍や編集を自動的に行なう等の様々な機能を持
つ。この様な、原稿の画像を操作する機能を総括して、
「画像操作機能」と呼ぶ。他に、接続されたプリンタで
リーダにより読み取った原稿画像のコピーを取るだけで
なく、CCU(Comunication Control Unit=通信制御ユ
ニツト)を介して、他のプリンタに原稿画像を送信する
ことができる。又、他のリーダから送られて来た原稿画
像を、手元のプリンタに受信することもできる。この様
な機能を「画像転送機能」と呼ぶ。さらに、上記の選択
された機能を、6個のプリセツト・キーに任意に登録す
ることができる。登録内容は、ユーザが任意に指定可能
で、電源を切っても内容を保持する。
この様な機能を「プリセツト機能」を呼ぶ。さらに原稿
の地肌を飛ばす自動露光機能や写真などの階調を持つ画
像を再現よく出力する中間調処理機能がある。これらを
総じて「画質処理機能」と呼ぶ。以下整理すると、画像
操作機能の中に次の5つがある。
即ち変倍機能として等倍(倍率100%),定形変倍(サ
イズ指定),無段階変倍(倍率指定50〜200%),XY変倍
(主・副走査方向の独立変倍)がある。画像反転機能と
してオリジナル画像、ネガ・ポジ反転画像がある。編集
機能として編集ナシ、白マスキング、黒マスキングがあ
る。但し後者の2つは自動的にXY変倍オート機能にな
り、他の変倍機能は指定はできない。白枠トリミング、
黒枠トリミング、原稿位置自動検知がある。但しここで
は変倍、画像反転、移動、特殊変倍機能が連動する。移
動機能として移動ナシ、移動先指定、原点移動(コーナ
リング)、センタリングがある。特殊変倍機能として特
殊変倍指定ナシ、変倍オート、XY変倍オートがある。但
し後者の2つは他の変倍機能の指定はできない。移動機
能と特殊変倍機能は、編集機能の白・黒枠トリミング、
原稿位置自動検知が指定された時だけ有効になる。
又画面転送機能の中にはローカル・コピー(通常のコピ
ー)、送信(CCUを介して他のプリンタに原稿画像を送
信)、受信(CCUを介して他のリーダから原稿画像を受
信)がある。
又プリセツト機能の中には登録(プリセツト・キーに記
憶)、読み出し(プリセツト・キーの記憶内容読み出
し)、リセツト(全ての機能を標準モードに戻す)があ
る。
又画質処理機能の中には自動露光(AE)、中間調処理が
ある。
第5図は第1図の操作部A−1の詳細図であり、本発明
の倍率設定手段を有している。この操作部は大きく3つ
のブロツクに別れている。右側のブロツクが従来の複写
機に見られる汎用キー表示部100である。中央のブロツ
クがユーザがプログラムによる任意に創作登録しておい
た複写伝送機能を呼び出して使う為のフアンクシヨン・
キー・表示部300である。左側のブロツクは、ユーザが
任意に複写・伝送機能を創作する為のソフト・キー表示
部200である。汎用キー表示部100についてまず説明す
る。103は所望コピー枚数セツト表示及び途中のコピー
枚数表示用の7セグメントLED表示器である。102は従来
の複写機に用いられているジヤム、トナーなし、紙な
し、コピー割込み等の警告表示である。104はコピー濃
度切換えレバー及びそれにより得られた濃度表示であ
る。105は原稿画像が文字だけのもの、写真だけのも
の、文字と写真が混在したもの、セクシヨンペーパのも
のに対する選択表示器である。これらは4種の原稿像を
最適化した形でコピーできる様異なった画像処理を施す
為に設けられている。106は選択されたカセツト段が上
段か下段かを表示している。107は選択されたカセツト
段のカセツトに収納されている紙サイズを表示する為の
表示器である。108は0〜9、Cのテン・キー群であっ
て表示器103への枚数セツト及びソフト・キー表示部200
にてプログラム創作過程での数値のエントリ(例えばト
リミング座標、移動座標、変倍の倍率、送信先アドレス
指定等)に用いられる。そして表示部200に表示されて
いるキーエントリー内容の確認キーとして109のエント
リー・キーが設けられている。110はマルチコピーを中
断して他のマルチコピーをする割込みキー、111はプリ
ンタBのマルチコピーを中止又は受信を中止するコピー
・キヤンセル・キー、101はプリンタとプリント開始又
は伝送開始を指令するコピー・キーである。113は選択
表示器105の原稿画像切換えキー、112はカセツト段切換
えキーである。113,112はキーをオンする毎に上から下
に選択シフトする。フアンクシヨン・キー表示部300に
於てこの部分は構造的にカバーが着脱自在になってい
る。理由は前述した通り、ソフト・キー表示部で任意創
作した機能の1つが登録されて302の1つのキーに対応
するようになっているので自分で創作した機能に何らか
の名称をつけてキー302に書込んでおく必要がある。従
って、機能を登録した後はこのカバーを外して登録した
いずれかのキー302に名称を書込んで、再びカバーを着
けるといった動作になる。以上よりフアンクシヨン・キ
ー302は6個用意されているので6個の機能をユーザは
登録できる。ソフトキー表示部200でユーザが機能を創
作した段階で、ソフトキーの表示部202に登録するか否
かの問い合わせのメツセージが出てくるので、ソフトキ
ー201でそれに応答してやればフアンクシヨン表示器300
にある6個のキーに対応した表示器303の6個の全て点
滅動作を行なう。これは“どのフアンクシヨン・キーに
前記機能を登録しますか?"と機械側からオペレータに問
いかけをしている事を意味している。従ってこの時にオ
ペレータはいずれかのキーを押すと、そのキーに対応し
た表示器が点灯になり、他の表示器は消灯する。そして
オペレータはカバーを外し、そのキー上にフアンクシヨ
ン名を記入し再びカバーを着ける。以後ここで登録され
た内容はメモリがバツテリバツクアツプされているの
で、電源スイツチが切られても着えないようになってい
る。キー301は標準モード復帰キーである。
ところで表示器114は割込みキー110をオンすると点灯す
るが、他方受信モードになると点滅表示をして、他のス
テーシヨンからのイメージデータの受信を知らせ、コピ
ーキー101によるプリントを阻止する。受信プリント中
はキー部200,300によるデータセツト、登録は可能であ
る。従って受信プリント終了後、又、受信中、コピーキ
ー101をオンすると受信内容(送信元アドレス、受信プ
リント総数、受信プリントカウント数)を液晶表示器20
2で表示する。この表示はクリアキーCにより消され、
標準モード表示又はコピーキー101をオンする前にセツ
トしたデータ等を表示する。マルチプリントの受信中、
キヤンセルキー111をオンすると給紙を阻止し、既に通
路中にある紙の分のプリントサイクルを完了させてプリ
ントを中止する。送信側は液晶表示器202に中止をメツ
セージ表示する。
リーダユニツトの詳細説明を行なう。第6−1図にリー
ダユニツトのシステムブロツク図を示す。このリーダと
のインタフエース信号は右側に示されている。プリンタ
と接続する時はコネクタJR1をプリンタ側のコネクタJP1
をプリンタ側のコネクタJP1に接続する。リーダ/プリ
ンタをセツトにし、且つ外部を通信するときはJR1から
コネクタJP1に本来行く信号を通信制御ユニツト(CCU)
のJC1に一度入れ、通信制御ユニツト(CCU)のJC1′か
らJP1に接続するようになっている。これとは別にプロ
トコール用信号としてJR2とJC2を接続する。JR1のイン
タフエース信号のタイミングは第7図、第8図に示す。
BEAM DETECT信号BDはプリンタを接続した時、スキヤナ
の回転と同期をとるためのもので各ラインの先端信号と
対応する。VIDEOは画像信号であり、それぞれ1ライン
当り一画素55ns巾で4752個出力される。但し一画素は3
値まで、すなわち0,1/2,1の状態を持つようにしている
ので、0では55ns巾Lで、1/2は前半の27.5nsがHで後
半の27.5nsがL、1では55ns巾Hになる。この信号はプ
リンタが接続されている場合はBEAM DETECT信号に同期
して出力され、そうでないとき(他への伝送等)は内部
の擬似信号に同期して出力される。VIDEO ENABLEは前
記画像データが4752ビツト出力されている期間信号であ
る。これもBEAM DETECT信号又は内部の擬似信号に同期
して出力される。VSYNCは画像先端検知センサ37bの出力
とBEAM DETECT信号又は内部の擬似信号に同期して出力
される信号であって、これから画像データが出力される
という意味である。信号巾はVIDEO ENABLEと同じであ
る。PRINT START信号はプリンタ側への給紙指令であ
る。このPRINT STARTとVSYNCとの時間間隔は制御回路
(第10図、第13図)で変倍倍率やトリミング領域とを考
慮して決定される。PRINT ENDはプリント側からの応答
信号で、コピー紙の後端が感光ドラム8から離れて搬送
ベルト12上に乗った時点で出されるもので、プリンタ動
作が終了した事を示す。これはコピー紙の分離完了を検
知するが、シーケンスタイミングによって出される。AB
X CONNECT信号はCCUが接続された事を示す。CCUが接続
されるとそのモジユール内でこの端子をGNDに落すよう
になっており、それによって通信作動状態にされる。PR
INTER CONNECT信号はPRINTERを接続した時に出力され
るもので、プリンタ側でこの端子はGNDに接続してあ
る。それによりプリント作動状態にされる。
S.DATA,S.CLK,CSC BUSY,PSC BUSY,はリーダAとプリ
ンタB間でプロトコール(両者間での伝送の許容、合図
等の情報交換)をするためのシリアル信号ラインであ
る。
S.DATA,S.CLKは16ビツトのプロトコール・データとクロ
ツクであっていずれも双方向ラインである。CSC BUSY
は前記ラインにリーダ側がデータとクロツクを出力する
時に出力され、PSC BUSYは前記ラインにプリンタ側が
データとクロツクを出力する時に出力される。従って、
これらはS.DATAとS.CLKの伝送方向を示すラインという
ことになる。詳細のタイミングは第8図を参照された
い。
再び第6−1図に戻り、リーダのシステムブロツクにつ
いて説明する。CCD読取部601,601′にはCCD、CCDのクロ
ツクドライバ、CCDからの信号増巾器、それをA/D変換す
るA/Dコンバータが内蔵されている。このCCDへの制御信
号はCCD制御信号発生部603及び603′で生成されCCD読取
部601,601′のクロツクドライバに供給される。この制
御信号はプリンタBからの水平同期信号BDに同期して生
成される。CCD読取部601,601′からは6ビツトのデジタ
ル信号に変換された画像データが出力され画像処理部60
2,602′に入力される。この画像処理部602,602′ではCC
D出力をサンプリングして光源の光量を本発明の制御手
段に相当するCPU614が制御する為のサンプリング回路、
光源及びレンズ等のシエーデング量検出回路及びその補
正回路、AE機能を行なう為に各主走査に於ける光量のピ
ーク値を検出するピークホールド回路、シエーデング補
正完了後の6ビツト画像データを前ライン又は前々ライ
ンのピークホールド値又はデイザパターンに基づきスラ
イスレベルを決め2値化又は3値化をする為の量子化回
路を有している。画像処理部602,602′で量子化された
画像信号は画像編集部604,604′に入力される。この画
像編集部604、604′には2ライン分のバツフアメモリが
ある。1ライン分の容量は1ライン当りの画素数4752の
2倍以上の容量を持っている。この理由は200%拡大時
に各画素データを2倍のサンプリンブレートにてメモリ
に書込む為、データ量が倍になるからである。又2ライ
ン分のバツフアメモリにしてあるのはメモリが書込みと
読出しを同時に行なうことができない為に、Nライン目
の画像データを第1メモリに書込んでいる時には第2メ
モリからN−1ライン目の画像を読み出す様にする為で
ある。その他にこの部分にはこのバツフアメモリに画像
データを書込む為のライトアドレスカウンタ、読み出す
為のリードアドレスカウンタとこの2つのカウンタから
のアドレス信号を切換える為のアドレスセレクタ回路が
ある。前記カウンタは初期値がプリセツトできるパラレ
ルロードタイプを用い、初期値はCPU614がI/Oポートに
ロードする様になっている。CPU614は操作部607で指示
された座標情報に従い、副走査がトリミング座標に対応
するラインに達する度に前記カウンタに主走査座標に対
応するアドレス値をプリセツトすることで原稿情報の編
集を可能ならしめている。白マスキング、黒マスキン
グ、白枠トリミング、黒枠トリミングを可能ならしめる
為の座標領域制御カウンタとゲート回路がある。CCDの
自動つなぎの為のつなぎ目検出シフトレジスタがある。
画像編集部からの画像データは最初に604から出力され
次に604′から出力されるのでそれをスムーズに切換え
て一本のシリアルな画像データにするのが合成部605で
ある。本発明の検出手段に相当する認識部606はコピー
ボタンオン後プリンタが空回転期間中に原稿の前走査を
行い、その時に原稿の置かれている座標、即ち、原稿走
査方向における原稿の先端位置と後端位置及び原稿走査
方向と直交する方向における原稿の先端位置と後端位置
を検出する為のものである。この部分には連続する白画
像データ8ビツトを検出するシフトレジスタ、I/Oポー
ト、主/副走査カウンタがある。操作部607にはキーマ
トリクス、LED、液晶及び液晶ドライバがある。608は光
学系走査用DCモータであり、609はその駆動回路であ
る。610は原稿照明用蛍光灯であり、611はその点灯回路
である。612は光学系ユニツトがホームポジシヨンにあ
ることを検出するホトセンサであり、613は光学系ユニ
ツトが原稿先端を照射する位置にあることを検出するホ
トセンサである。CPU部614はCPU,ROM,RAM,バツテリバツ
クアツプ回路、タイマ回路、I/Oインタフエースで構成
されている。CPU部614は操作部607を制御し、オペレー
タからの操作指令に従いリーダのシーケンス制御を行な
うと同時にコマンドでプリンタを制御する。また操作部
607からの画像処理に係る指令に従い原稿走査に先立ち
又は原稿走査中に画像処理部602,602′、画像編集部60
4,604′に於ける各種カウンタに対しデータのセツトを
行なう。更にCPU614は原稿走査に先立ち画像処理部から
の光量データに基づき蛍光灯点灯装置611に対し光量制
御を行ない、倍率指令に従いDCモータ駆動回路609に対
し速度データをプリセツトしたり、画像編集部604,60
4′からの画像つなぎデータを収集しつなぎ量を算出す
る。
第6−2図はCPU614による操作部607のキー制御のフロ
ーチヤートで、リーダの電源スイツチをオンすると、ま
ず後述のシフトメモリやRAM等のリセツトを行ない
(1)、液晶表示器202のメモリに等倍、編集なし、ポ
ジ、送信なしをセツトし、100側に下段カセツト、文字
原稿、1枚をセツトする。つまり標準モードをセツトす
る(2)。これは割込みキー110、リセツトキー301をオ
ンした時も同様である。次にコピーキーを判別し
(3)、否(N)のとき受信か否かを判別し(4)、否
のときキー部200,300のエントリルーチン(5)に進
む。200,300によるモード及びデータのセツト、登録の
後プリンタがプリント可能か否かを判定し(6)、可能
なときコピーキーのルーチンに進む。コピーキーがオン
のとき、送信か否かを判別し(8)、否のときプリント
スタート信号をCCUに出力し(9)、送信のときはCCUに
送信先アドレスデータ他、送信に必要なデータを送る
(10)。受信モードになるとコピーキーをオンしても送
信、プリントは阻止されるが、それ迄のモードデータの
表示をメモリのあるエリアに退避させ、代りに表示器20
2に受信内容を表示する(11)。クリアキーでその表示
から元のモードデータ表示に戻る(12)。コピーキーを
オンしない間はキー部200,300によるエントリを可能に
し、かつその変更も可能にしている(13)。受信が終る
と(14)、ステツプ3のコピーキーのルーチンに進み、
コピー可能にする。ステツプ13の中でキヤンセルキー11
1をオンすると所定時間の後ステツプ3に進み受信を中
止する。尚ステツプ13の中でクリアキーをオンした場合
数に関するデータはリセツトクリアされるが、ソフトキ
ーによりセツトされたモードデータ等はリセツトされな
い。キー301で標準化リセツトされる。
第9図と第7図に従って、シーケンス制御について説明
する。第9図に示す如く、リーダの走査光学系上には3
個の位置センサ37a〜37cを有する。リーダ正面より見て
最も左側に光学系ホーム位置センサ(信号OHPを出力)
があり、通常光学系はこの位置に停止している。リーダ
Aが駆動されると光学系は左から右へ走査を開始し、丁
度画像の基準位置にあたるところに画像先端センサ37b
を設けてある。制御回路はこのセンサ37bを検知すると
画像データ信号(VIDEO,CLK)を出力すると共に、各主
走査サイクル(347.2μS)に於けるデータ有効期間(V
IDEO ENABLE)を示す信号を発生させる。そして制御回
路はこのVIDEO ENABLE信号の数を前記センサ37bより計
数を開始し、プリンタBのカセツトサイズ又は変倍に応
じた第1ポイント,第2ポイント,第3ポイントに対応
する計数値αに達した時、光学系前進駆動信号を切り、
後進駆動信号に切換え反転する。復路の途中には、PRIN
T STARTセンサ37cが設けてあり、反転後光学系がこの
センサ37cを作動すると制御回路は指定されたコピー枚
数分走査したかどうか判断し、指示枚数と一致しなけれ
ばプリンタに次の給紙指示を与えるためのPRINT START
信号を発生させる。尚、第9図のT2がT1と等しくなるよ
うセンサ37cの位置を調整することが必要である。
(変倍) 次に原稿像を拡大/縮小する方法について第10−4図を
基に述べる。変倍の基本的考え方としては、副走査方向
はDCサーボモータ37dの速度を可変にすることである。C
PUがキー入力された倍率を基に速度を計算し、更にその
速度に対応するPLL周波数を算出しI/Oラツチ(1)58に
走査前にプリセツトしておく。復路の時はある固定値が
セツトされ、それにより高速で光学系を戻す。これはCP
UのROMに格納された値がこのI/Oラツチ(1)58にプリ
セツトすることでなされる。従って、2倍に拡大する時
は等倍時の速度(180mm/sec)に対し1/2の速度で動か
し、1/2に縮小する時は2倍の速度で動かすことにな
る。主走査は、一定周波数で出力されてくるCCD1のシリ
アル信号(A/D変換後)を倍率に応じたクロツク・レー
トでサンプリングする方法である。例えば2倍に拡大す
る時はCCDクロツクレートの2倍のクロツクレートでサ
ンプリングすれば原情報1ビツトに対し、1ビツト増加
でデータが得られ、1/2倍に縮小する時はCCDクロツクレ
ートの1/2クロツクレートでサンプリングすれば原情報
2ビツトに対し1ビツト間引かれたデータが得られるよ
うになる。CPUは入力倍率を基にこのクロツク・レート
を算出し、副走査開始前にI/Oラツチ(2)50にセツト
するようにする。前述した如く、CCD1は2628ビツト構成
であるが、その中にはダミービツトが36ビツトあり、有
効ビツトは2592ビツトということになる。そしてその駆
動周波数は7.569MHzであって、その信号ラインがφ
ロツクライン55である。変倍の為のクロツクφは、φ
と同じ原発振とI/Oラツチ(2)の値に基づき、VCO49
で発振される周波数をPLL48で同期をとりφとして可
変周波数を形成している。CCD1から出力される2592ビツ
トのアナログ信号はAMP42で増巾されAGC(自動利得制御
回路)にかけられる。AGC43は、蛍光灯の長期的な光量
変化、原稿の地肌等によって白レベルが変化するので、
その白レベルを検知し、それからの相対的変化量がA/D
コンバータ44にかけられるよう白レベルをクランプする
回路である。そしてAGC43の出力はA/Dコンバートされ2
値である6ビツトのパラレルビツトに変換される。一
方、デイザROM54は主走査方向は8ビツト間隔、副走査
方向も8ビツト間隔で同じ重みコード(6ビツト)が出
力するよう設定してあり、そしてこの8×8=64ビツト
のマトリツクス内は32種の重みコードが割振られてい
る。従って3ビツトの主走査カウンタ51と3ビツトの副
走査カウンタ52によってこのデイザROM54をアドレツシ
ングしてやることによって異なった重みコードが出力さ
れる。又この8×8の中に設定されている重みコードの
組合せは複数組あり、その組合せによってハーフトーン
画像の再現性を変えられるよう配慮されている。この組
合せの選択はI/Oラツチ(3)53により行われ、このラ
ツチ(3)53へのプリセツトはCPUによって副走査開始
前に行われる。この主走査カウンタ51は倍率による可変
周波数であるφクロツクによって駆動され、副走査カ
ウンタ52はBEAM DETECT信号により駆動される。そし
て、このデイザROM54からの6ビツトの重みコードとA/D
変換した6ビツトコードがコンパレータ47でコンパレー
トされ2値化された、シリアルなハーフトーン再現可能
な画像信号が得られるようになっている。従って、異な
ったクロツクレートでサンプリングすると言った意味は
A/D変換値を、異なったクロツクレートで出力される重
みコードとコンパレートされるという意味である。も
し、このコンパレートをφと同レートでコンパレート
後、変倍を単純にビツトの間引、挿入を、あるアルゴリ
ズムの下で行った場合、通常の2値画像ならそれでいい
が、ハーフトーンでデイザがかかったものを行ったなら
ば、45゜とデイザパターンが30゜とか60゜とかのパター
ンになったり、それが階段状になってしまいスムーズな
再現が得られなくなる。従って、本例では、コンパレー
トのレートを変倍の倍率に応じて変えるようにした。
次に45の回路であるが、これはA/D変換による変換時間
が各ビツトにより異なる為に再度φでラツチし同期を
合わせている。又、当然のこととして、シフトメモリ57
−1,57−2のアドレスカウンタ63はφクロツクで動か
される。以上によって、シフトメモリ57−1,57−2には
等倍時には2592ビツト入り、1/2倍時には1296ビツト、
2倍時には5184ビツト入ることになる。
副走査用DCモータ37dの速度はCPUにI/Oラツチ(1)58
にプリセツトされた値がVCO59に入力され、これによる
発振周波数が原発振とPLL60と同期がとられ、サーボ回
路61に印加されることによって制御される様になってい
る。尚、変倍時の副走査のストロークはいかなる倍率に
於いても第3ポイント(431.8mm)まで走査する。これ
により無段階変倍する領域指定に対し都合がいい。(CC
D継目補正) 2つのCCD1,2を自動で継なぐ方法(主走査方向)につい
て述べる。
第11図に示す如くリーダ(光学系)のホーム位置上(ス
イツチ37a上)の主走査巾にわたって白色板を設け、通
常光学系がホーム・ポジシヨンにあって、光源を点灯し
た時はこの白色板が照射され、その反射光がCCD1,2に入
力されるようになっている。従って、制御回路はホーム
ポジシヨンにある時、光量のバラツキ、2つのCCD1,2の
感度のバラツキを補正(シエーデイング補正)する。ま
た、この白色板の中心位置に2mm巾で副走査方向に長い
黒細線Blを設けてある。尚この細線は量子化の整数倍寸
法巾であればよい。そして、同じく光学系がホーム位置
にある時、光源を点灯することによって2つのCCD1,2の
各々の端部のビツトにこの黒細線が現われるので、これ
らCCD1,2の信号をシフトメモリに入力し、CCD1系信号の
下位128ビツト、CCD2系信号の上位128ビツトを比較す
る。そしてこの各々の128ビツト・データは前後に必ず
白ビツトが現われ黒ビツトがサンドイツチになっている
ことを確認する。そしてCCD1系の下位の白ビツト数とCC
D2系の上位の白ビツト数と黒ビツト数を加えたビツト数
をCCD2系のシフト・メモリから読出す時に間引く。図中
CCD1,2の矢印は主走査方向、副の矢印は副走査方向を示
す。
第12図及び第13図に具体的な方法を記す。シフト・メモ
リに画像信号を書込む為には、シフト・メモリ57−1,57
−2にスタテイツクRAMを使うので書込み用アドレス・
カウンタ(ライトアドレス・カウンタ63)と読み出し用
アドレス・カウンタ(リード・アドレス・カウンタ64,6
5)を設ける。CCDに入力される情報量は変倍の倍率毎に
異なるので本例では、まずCCD1系のライト・アドレス・
カウンタ(1)をLSBよりアツプカウントで、入力され
るクロツクφによって計数し、何カウントで止まった
か確認する。これをCPUのRAMに記憶する。もし等倍の倍
率であったならば2592カウントで止まるはずである。次
にCCD1系の上位8ビツト(主走査で最初に出てくるビツ
トがMSB)とCCD2系の下位8ビツトを取りだすために、C
CD1系のライト・アドレス・カウンタに前記の確認され
た値をセツトし、CCD2系のアドレス・カウンタに08H
(ヘキサコードの08)をセツトし、ダウンカウントモー
ドに指定する。一方各々のCCDからの画像信号を入力す
る8ビツトのシフトレジスタ74,76を設け、このシフト
レジスタ74,76の駆動期間をCCDの主走査期間を示すVIDE
O ENABLE信号の立上りから、前記カウンタ(VIDEO EN
ABLE期間出力されるクロツクにより動く。)のリツプル
・キヤリまでとすることによって、CCD1系のシフトレジ
スタ74には、CCD1系の最上位8ビツトの、CCD2系のシフ
トレジスタ76には最下位8ビツトの画像信号が残ること
になる。そして、これらのシフトレジスタ74,76に残っ
た値はCPUに読み取られメモリに記憶する。次に、CCD1
系の上位9〜16ビツト、CCD2系の下位9〜16ビツトを取
り出すために、CCD1系のライト・アドレス・カウンタに
は(前記確認された値−8)をセツトし、CCD2系のライ
ト・アドレス・カウンタには10Hをセツト、以下前記と
同様の手法によって読出す。この動作を次々と繰返し、
CCD1系の上位128ビツト、CCD2系の下位128ビツトをメモ
リに展開した後、黒ビツト数、CCD1系の下位白ビツト
数、CCD2系の上位白ビツト数を算出する。そしてCCD1系
の下位白ビツト数、CCD2系の上位白ビツト数、黒ビツト
数を加えたビツト数をCCD2系のシフト・メモリ(2)57
−2から読み出す時に間引くことによって主走査方向の
継なぎを達成する。
次に継なぎ論理成立後のシフト・メモリの動きを説明す
る。シフト・メモリ57−1,57−2に書込む時は、CCD1系
及びCCD2系のライト・アドレス・カウンタに前記何カウ
ントで止まったか確認した値をプリセツトし、ダウン・
カウントでシフト・メモリをアドレツシングして書込
む。シフト・メモリから読出す時にまず考慮しなければ
ならないのは原稿の主走査方向の基準である。第11図に
示す如く、原稿載置基準は継なぎ用の黒細線(1.5mm
巾)の中心から148.5mmのところにあるので、CCD1系の
シフト・メモリ(1)57−1の読み出し開始アドレス
は、(上記の下位白ビツト数)+(黒ビツト数/2)+
(148.5×16×倍率)の値になる。CCD2系の読み出し開
始アドレスは(前記の確認された値)−(継なぎビツト
数)の値である。そして13.89MHzで4752パルスのリード
・クロツクによってまずCCD1系のリード・アドレス・カ
ウンタ(1)64をダウンカウントで動かし、0になりリ
ツプル・キヤリが出たらCCD2系のリード・アドレス・カ
ウンタ(2)65をダウン・カウントで動かす。
第13図にこれらシフト・メモリに係る回路図を示す。シ
フト・メモリ(1)57−1はCCD1系の画像データが入る
スタテイツク・メモリである。シフト・メモリ(2)57
−2はCCD2系の画像データが入るスタテイツク・メモリ
である。ライト・アドレス・カウンタ(1)63はシフト
・メモリ(1)57−1、及び(2)57−2にデータを書
込む時のアドレス・カウンタである。リード・アドレス
・カウンタ(1)64はシフト・メモリ(1)57−1から
データを読み出す時のアドレス・カウンタであり、リー
ド・アドレス・カウンタ(2)65はシフト・メモリ
(2)57−2から読み出す時のアドレス・カウンタであ
る。アドレス・セレクタ(1)71はライト・アドレス・
カウンタ(1)63のアドレス信号とリード・アドレス・
カウンタ(1)64のアドレス信号のいずれかを選択しシ
フト・メモリ(1)57−1をアドレツシングするための
ものであり、アドレス・セレクタ(2)71はライト・ア
ドレス・カウンタ(1)63のアドレス信号とリード・ア
ドレス・カウンタ(2)57−2のアドレス信号のいずれ
かを選択しシフト・メモリ(2)をアドレツシングする
ためのものである。シフト・レジスタ74はCCD1系の画像
データを最下位から8ビツトずつ取り出すためのレジス
タであり、シフトレジスタ76はCCD2系の最上位から8ビ
ツトずつ画像データを取り出すためのレジスタである。
F/F73はVIDEO ENABLE信号の立上がりでセツトし、ライ
ト・アドレス・カウンタ(1)63のリツプル・キヤリで
リセツトするフリツプ・フロツプ(F/F)でシフトレジ
スタ74に入力する期間を制御するためのものであり、F/
F75はVIDEO ENABLEの立上がりでセツトし、リード・ア
ドレス・カウンタ(2)65のリツプル・キヤリでリセツ
トするF/Fで、シフトレジスタ76に入力する期間を制御
するためのものである。I/Oポート72はライト・アドレ
ス・カウンタ(1)63をアツプ・カウントで動かした時
にどこまで計数したかCPUが読み取り確認するためのI/O
である。I/Oレジスタ66,67,69はライト・アドレスカウ
ンタ(1)63、リード・アドレス・カウンタ(1)64,
(2)65にそれぞれプリセツト値をCPUが与えるための
レジスタである。I/Oレジスタ68はライト・アドレス・
カウンタ(1)63、リード・アドレス・カウンタ(2)
65にアツプ・カウントかダウンカウントかをCPUが指定
するためのもの、又アドレス・セレクタ(1)70,
(2)71にどちらかのカウンタ値を選択するかCPUが指
定するためのもの、リード・アドレス・カウンタ(2)
65をライトクロツクかリードクロツクで動かすかを決め
るためのものと、継なぎを行うにあたってtest信号を与
えることによって1ライン分の画像データをCCDドライ
バ回路からシフト・メモリ回路に対し与えてくれるよう
CPUが制御するためのものである。
この回路図に従い、継なぎを行うためにCCD1系の画像デ
ータを最下位より8ビツトずつ、CCD2系の画像データを
最上位より8ビツトずつ128ビツト取り出す動作を説明
する。
CPUはまずライト・アドレス・カウンタ(1)63をア
ツプカウントモードに、I/Oレジスタ(1)66に0をセ
ツトする。I/Oレーザ(4)68とTEST信号(マシンス
タートに相当)として1個パルスを与えることにより第
10図のCCDドライバから1個のVIDEO ENABLE、倍率に応
じたφクロツクが発生し、データがシフト・メモリ
(1)57−1,(2)57−2に与えられる。I/Oポート7
2よりライト・アドレス・カウンタ(1)63の値をCPUが
取り込む。ライト・アドレス・カウンタ(1)63をダ
ウンカウントモードに、リード・アドレス・カウンタ
(2)65をダウンカウントモードにセツトし、I/Oレジ
スタ(1)66にで記憶した値をプリセツトし、I/Oレ
ジスタ(3)69に7Hをプリセツトする。TEST信号に1
個パルスを与えVIDEO ENABLEがなくなったらシフト・
レジスタ74,76の8ビツトを順次メモリに取り込み記憶
する。I/Oレジスタ(1)66に(の値−7H)を、I/O
レジスタ(2)67に10Hをセツトする。を行う。
以下同様にしてI/Oレジスタ(1)66に(の値−77H)
を、I/Oレジスタ(2)67に7FHをセツトし、TEST信号を
与え、シフトレジスタ74,76を読込むまで行う。以上継
ぎ目補正については同出願人による特願昭57−128073号
明細書に詳しい。
第15図にトリミング像を任意のポイントを基準に任意の
倍率に変倍する画像編集を行う手法について図解する。
A図は原稿面、B図は拡大図、C図はシフト図である。
その画像編集の基本的手法は、トリミング領域の座標
値と移動座標値と倍率とによって編集後の座標値を算出
する(A〜C図)ものである。それはトリミング領域
の座標値から主走査方向の座標値(x)、副走査方向の
座標値(y)のうち最小(原稿載置基準より)のものを
CPUが判定しx0,y0とする。座標はmm単位でキーにより入
力されるので、又16ライン/mmなので、y0座標のライン
数L0は(y0×16)となる。又x0座標の情報量I0は(x0×
16)となる(A図)。編集後の領域座標値からx方
向,y方向の最小のものをCPUが判定しx1,y1とする(C
図)。x0と倍率とx1をベースに、シフト・メモリから
読出すリード・アドレス・カウンタにおける読出し開始
アドレスのプリセツト値を決める(C図のアドレスA3の
算出)。この点を第15−I図により詳述する。これはシ
フト・メモリで2倍の拡大に供すべく(4752×2)ビツ
トがある。単純拡大した時メモリの情報量I1は(x0×倍
率×16)ビツトとなる。又、x0座標の倍率に応じたシフ
トメモリのアドレスA1は(A1−I1)となる。尚、A1はメ
モリの先頭アドレスでCCDつなぎ補正時RAMに記憶されて
いる。ところでy0座標の倍率に応じたライン数L2は(L0
×倍率)となる。次にこの拡大像をx1にシフト点から出
力すべくシフトメモリの読出し開始アドレスA3を求める
が、それはA2+I2となる。尚I2はシフト座標x1に応じた
情報量で、(x1×16)である。ところでy1座標のライン
数L1はy1×16である。
次にy0と倍率とy1をベースに前述PRINT START(給
紙)信号の発生から光学系をスタートする迄の又はVSYN
K発生迄の時間間隔を決定する(L3の算出)。即ちL1−L
2がそれに対応する。この差が+L3の時はSTART信号又は
VSYNK信号を基準より、L3×主走査サイクル(347.2μ
S)早く出す。又−L3の時はSTART信号又はVSYNK信号を
上記より遅く出す。編集の領域のみに画像を出力する
ために、主走査方向の画像データの一部のみをゲートす
るためのスタートビツトカウンタとエンドビツトカウン
タを設ける。これは第13図の80,81に各々対応する。こ
れはI/Oを介してゲートの為のカウントデータをプリセ
ツトする。フリツプフロツプ82はカウンタ80のカウント
アツプでセツトされ、カウンタ81でリセツトされる。第
15−G図にその動作が示される。トリミング領域の座
標値と倍率から副走査方向の変化点間のライン数を算出
する(D,E,F図)。これはCPUでVIDEO ENABLEをカウン
トすることにより行う。図中Mが副走査方向の変化点間
のライン数、Hが主走査方向のビツト数、Nが変倍時の
副走査方向の変化点間のライン数(N=M×倍率)であ
る。
編集後のx方向座標値からの変化点におけるスター
トビツトカウンタ80とエンドビツトカウンタ81のプリセ
ツト値を算出し、第15−H図の如くセツトする。
尚、トリミングがなく全面に画像を出力する場合に於て
も、このスタートビツトカウンタ80とエンドビツトカウ
ンタ81を先端余白と分かり余白作成のために利用する。
初期化時は上と同様であるが、先端余白の2mm×16ライ
ン=36ライン計数後は分離ベルトかけ巾分をさけるため
にスタートビツトカウンタ80を7.5mm×16ビツト=120ビ
ツトにセツトする。
第10−1図に原稿照明用光源及びレンズのシエーデイン
グ補正するための構成を示す。シエーデイング補正はコ
ピー毎に光学系がホーム位置にあるとき以下のシーケン
スで行う。まず蛍光灯を点灯しホーム位置HP上にある第
11図のBl巾の主方向の標準白色または灰色板を照射し、
反射光がCCDに入力される。この時回路に於いてスイツ
チ701は1側にしておきCCDから光電変換された信号はAM
P,A/D変換される。そして8画素毎にそのデータがサン
プリングされてRAM702に書込まれる。8画素毎にそうし
ている理由はRAM702のメモリ容量を減らすためである。
従ってある一画素のシエーデングデータに基づき隣接す
る8画素(白画素も含めて)の補正を行っている。
次に光学系が原稿走査に移るとスイツチ701は2側にな
りCCDのA/D変換された画像データは逐次乗算ROM703にア
ドレス信号として入力されると伴にRAM702の内容もCCD
の信号8ビツトに付き1回読出され、同じく乗算ROM703
にアドレス信号として入力される。乗算ROM703にはRAM7
02からの入力値が例えば3/4なる値であればROM703ではC
CDからの入力値に4/3の値を乗じた書込まれている。こ
れによって乗算ROM703ではRAM702からの入力値に基づき
CCDの信号を補正しコンパレータ705へ出力する様になっ
ている。又構成上、標準板の中心に自動CCDつなぎ用の
黒細線があるので、この部分の補正値はRAM702にシエー
デイング値を書込む際にその近傍の値を書込む様になっ
ている。
又標準灰色板の反射光により蛍光灯を安定調光する。即
ちA/D出力を基準値と比較し蛍光灯の点灯周期を制御す
ることで蛍光灯の光変動を防止できる。これは上記シエ
ーデイング補正の前又は後で行う。
第10−2図に2値化回路を示す。ラツチ(1)801とデ
イザROM704からの出力はセレクタ803で切換えるように
なっているが、これは操作部で写真原稿等の指示入力が
あった時にCPUがデイザROM704からの出力をセレクト
し、文字原稿等の指示入力があった時にはラツチ(1)
801の出力をセレクトできるようにするためのものであ
る。操作部からの指示が文字原稿等の指示にある時、CP
Uはセレクタ803をラツチ(1)801にセレクトし、前又
は前々の主走査ラインのピークホールド値(第10−3
図)と操作部濃度レバー104(第5図)値に基づきスラ
イスレベルを決定しラツチ(1)801にセツトする。こ
れにより地肌除去(AE)が行われる。操作部からの指示
が写真原稿等の場合CPUはセレクタ803をデイザROM704に
する。このときCPUは操作部レバー104値に基づきO〜F
のデイザの種類をラツチ(2)804にセツトしてセレク
トする。これはデイザエレメントのレベル及びその配列
が異なる。
又原稿走査に先立ちCCDのつなぎ量をCPUが算出し画像デ
ータをつなぐことは前述したが、デイザのパターンも左
右でつなぐ必要があるので、CPUは予め算出したつなぎ
量をラツチ(3)807にセツトしその値分だけ主走査カ
ウンタ(1)805の値がオフセツトされる。カウンタ
(1)805は主走査クロツクで駆動される3ビツトカウ
ンタで、カウンタ(2)806は副走査クロツク、例えばV
IDEO ENABLE信号で駆動される3ビツトカウンタであ
る。このことからデイザパターンは最大8×8のマトリ
クスである。尚デイザROM704をRAMとし、CPUによりO〜
Fの入力に応じてRAMのマトリクスエレメントを設定す
ることもできる。
第10−3図にAEの為の回路を示す。原稿地肌除去につい
て、主走査ライン毎にCCDからの画像信号のピーク値を
検出する。即ち原稿の地肌は原稿照射したときその原稿
で最も反射光量が多いはずなので、CCD出力のピーク値
を各走査ライン毎(1/16mmピツチ)に検出しそのピーク
値と最小値の中間のところにスライスレベルを設定すれ
ば必ず地肌は除去できる。そしてそのスライスレベルを
いつ設定するかであるが、ピーク値検出が完了するのは
主走査が終了しないと分からないので、基本的には前の
ラインのピーク値に基づき現行のラインのスライスレベ
ルを、前ラインの主走査完了後設定することになる。画
像に対する影響はない。
第10−3図に従い乗算ROM703からシエーデイング補正さ
れた1画素目の画像データはラツチ904にラツチされ
る。ラツチ後、ラツチデータと2画素目の画像データは
コンパレータ705によって比較され、2画素目のデータ
が1画素目のデータより大ならばポートA<Bが出力し
ラツチ904にセツトされ、そうでなければ1画素目デー
タがそのままラツチ904に残っている。以後同様な方法
で主走査終了迄続けると最大値がラツチ904に残ってい
ることになる。このデータをI/Oポート906を介して主走
査終了毎に読込む。この後CPUは直ちにスライスレベル
を決定し、第10−2図のラツチ(1)801にセツトす
る。
次に本発明の検出手段の動作について説明する。
第17−1図にはリーダAの原稿台ガラス3上に原稿300
が置かれている状態を示す。基本的には前述の如く載置
位置は決まっているが、図の如く斜めにも置ける。この
場合原稿ガラス302上の基準座標SPからの主走査方向を
X、副走査方向(本発明の原稿走査方向に担当)をYと
したときの4点の座標(X1,Y1),(X2,Y2),(X3,
Y3),(X4,Y4)をプリンタの前回転動作期間中に、光
学系を前走査して検出する。これにより原稿の大きさや
位置を判別できる。これによりマルチコピー中のスキヤ
ナスキヤンストロークを決めたり、所望カセツトを選択
したりできる。原稿の置かれている領域外の画像データ
は必ず黒データになる様に、原稿カバー4(第2図)が
鏡面処理されている。副走査はガラス面全域を行うべ
く、主走査,副走査を行い、その後引続きプリントの為
の走査を行う。この副走査速度はプリント時より速い。
第17−2図に本発明の検出手段に相当する認識部606の
詳細を示す。前走査により2値化された画像データVIDE
Oはシフト・レジスタ301に8ビツト単位で入力される。
8ビツト入力が完了した時点で、ゲート回路302は8ビ
ツトデータの全てが白画像かのチエツクを行い、Yesな
らば信号ライン303に1を出力する。原稿走査開始後、
最初の8ビツト白が現われた時F/F304がセツトする。こ
のF/F304はVSYNC(画像先端信号)によって予めリセツ
トされている。以後、次のVSYNCの来るまでセツトし放
しである。F/F304がセツトした時点でラツチF/F305にそ
の時の主走査カウンタ351(第10−2図の主走査カウン
タ805又は専用カウンタ)の値がロードされる。これが
X座標値になる。又ラツチ306にその時の副走査カウン
タ352(第10−2図の副走査カウンタ806又は専用カウン
タ)の値がロードされる。これがY1座標値になる。従っ
てP1(X1,Y1)が求まる。
又信号303に1が出力する度に主走査カウンタ351からの
値をラツチ307にロードする。この値は直ちに(次の8
ビツトがシフトレジスタ301に入る迄にクラツチ308に記
憶される。最初の8ビツトの白が現われた時の主走査か
らの値がラツチ308にロードされると、ラツチ310(これ
はVSYNC時点で“0"にされている)のデータとコンパレ
ータ309で大小比較される。もしラツチ308のデータの方
が大ならばラツチ308のデータすなわちラツチ307のデー
タがラツチ310にロードされる。又、この時副走査カウ
ンタ352の値がラツチ311にロードされる。この動作は次
の8ビツトがシフト・レジスタ301に入る迄に処理され
る。この様にラツチ308とラツチ310のデータ比較を全画
像領域について行えば、ラツチ310には原稿領域X方向
の最大値が残り、この時のY方向の座標がラツチ311に
残ることになる。これがP3(X3,Y3)座標である。
F/F312は各主走査ライン毎に最初に8ビツト白が現われ
た時点でセツトするF/Fで水平同期信号HSYNCでリセツト
され最初の8ビツト白でセツトし、次のHSYNCまで保持
する。このF/F312がセツトする時点で主走査カウンタ35
1の値をラツチ313にセツトし、次のHSYNC迄の間にラツ
チ314にロードする。そしてラツチ315とコンパレータ31
6で大小比較される。ラツチ315にはVSYNC発生時点でX
方向の最大値がプリセツトされている。もしラツチ315
のデータの方がラツチ314のデータより大きいならば信
号317がアクテイブになり、ラツチ314すなわちラツチ31
3のデータがラツチ315にロードされる。この動作はHSYN
C−HSYNC間で行われる。以上の比較動作を全画像領域に
ついて行うとラツチ315には原稿座標のX方向の最小値
が残ることになる。これがX2である。又、信号ライン31
7が出力する時、副走査カウンタ352からの値がラツチ31
8にロードされる。これがY2になる。
ラツチ319と320は全画像領域において8ビツト白が現わ
れる度にその時の主走査カウンタ351の値と副走査カウ
ンタ352の値がロードされる。従って、原稿前走査完了
時では最後に8ビツト白が現われた時点でのカウント値
がカウンタに残っていることになる。これが(X4,Y4
である。
以上の8つのラツチ(306,311,320,318,305,310,315,31
9)のデータラインは第6−1図のCPUのバスラインBUS
に接続され、CPUは前走査終了時にこのデータを読み込
むことになる。
そして、これらのデータのうち、X2,X3,Y1,Y4の領域が
原稿領域として判別し、前述したトリミング処理をプリ
ントのための原稿走査時に行うようになっている。即ち
原稿の座標成分のX2,X3,Y1,Y4によって点線の、原稿位
置P1〜P4を囲む長方形の座標が認識でき、従ってそれに
対応したサイズのシートが少なくとも必要であることが
分かる。
従って第1の例としてプリンタからのカセツトサイズデ
ータと原稿サイズデータを比較し、原稿サイズに近い方
のカセツトを選択する。それは第17−3図の如きCPUの
フローによる。座標Y4とY1との間の距離Δyを算出し
(ステツプ1)、それがA4サイズに相当するものより小
さいか否かを比較し(ステツプ2)、小さい場合A4カセ
ツトを選択すべくプリンタにA4Cのデータを出力する
(ステツプ3)。大きい場合かつB4サイズより小さい場
合B4カセツトを、更にB4サイズより大きい場合A3カセツ
トを選択すべく出力する(ステツプ4,5)。プリンタB
側のCPUはこれらのデータ(S.DATEラインを介する)に
従って、2つのカセツトから既に得られているサイズ信
号と各々比較して該当するものがある場合、該当するカ
セツトから給紙すべく制御し、ない場合は警告をすべく
リーダA側にその旨のデータを送り返す。リーダAはそ
の旨を表示する。又プリンタB側には紙先端と座標Y1
が同期するようレジストローラ18の給紙制御がなされ
る。標準モードではリーダAからの信号VSYNC(前述画
先センサ37bと同期)でレジストローラ18を作動する
が、この場合、前述トリミングシフトの場合と同様この
信号と画先センサ37bからの信号との間にY1に相当する
時間を設けることでなされる。また、各カセツトはリー
ダの基準位置SP側に対応した位置を基準に装填されるの
で、主走査方向についてX1だけイメージ出力をシフトさ
せる。これは前述トリミングシフトの場合と同様リード
アドレスカウンタのプリセツトの手法により行う。以上
の制御モードは前述エトセトラキーにより設定される表
示対応のシフトキーにより選択されるが、専用キーを設
け、それを入力作動することによってもなし得る。
第2の例として前述オート指令を入力しておくことによ
り、この部分をカセツトのシートに適合する様な大きさ
に変倍を施してプリントすることができる。これはプリ
ンタの選択されたカセツトのサイズ信号がS.DATEライン
を介してリーダに送られるので、この信号により第16図
の前述の如き手順で、トリミング,シフト,変倍を順次
行って所望のコピーを得ることができる。即ちオート1
は、第17−4図の如くカセツトシートのX方向,Y方向の
サイズPx,Pyに対する原稿のX方向,Y方向のサイズΔx,
Δyの各々の比率mx,myを求める(ステツプ11〜14)。
そして比率の小さい方をX,Yに関する共通の倍率としてR
AMにセツトし(ステツプ15〜17)、前述の変倍処置を行
う。従ってシートの一方向を基準にしたオート変倍のコ
ピーが得られる。オート2は、第17−5図の如く、シー
トのX,Y方向に対する原稿のX,Y方向の各比率を求め(ス
テツプ21,22,24,25)、X方向の倍率、Y方向の倍率を
各々独立にセツトする(ステツプ23,26)。従ってシー
ト一杯に原稿像をコピーできる。それらオート1,2はト
リミング座標を指定して行うオート変倍においても同様
に実行できる。
第3の例として原稿の傾き警告ができる。即ち第17−6
図の如くP1〜P4のX1,X2が、X3,X4が、Y1,Y3が、Y2,Y4
各々等しい(数ビツトの差がある位)か否かを判断し
(ステツプ31〜34)、否のとき警告表示を出す(ステツ
プ36)。但し、プリント動作は可能とする。以上のフロ
ーチヤートはリーダのCPUにより処理されるプログラム
フローである。
尚、第15−L図に前述トリミング,変倍,シフトの手順
をフローチヤートで示す。シフトのある場合に限りx0,y
0点に関して先ず処置を行ったが(第15−J図)、シフ
ト(移動)のない場合順次第15−K図の如く、x0′,
y0′→x5,y5により第13図のスタートビツトカウンタ80,
エンドドツトカウンタ81の制御をしてトリミング外を白
とすることができる。この場合トリミング可能なエリア
は直線で囲まれた1つの領域であるから、y軸方向に長
方形に分割される領域指定をxy座標で対角線の2点を指
定することにより行う。尚、同一原稿に対して3分割を
最大値とする。単位はmmで入力する。
つまり(x0y0,x1y1)+(x2y2,x3y3)+(x4y4,x5y5
となる処理を順次行う。これはマニユアルシフト,オー
トにした場合も同様前述の如く座標変換してVIDEO出力
の制御を行う。
第13図において、90,91は画像領域を決めるための排他
オアゲート、OFはそれを制御する信号で、1のときSTカ
ウンタ、ENカウンタで決まるワク内をマスクし、外を出
力画像とし、0のときはそのワク内を出力画像としワク
外をマスクする。92は先のイメージデータを出力制御す
るアンドゲート、93は前述マスクを黒として出力する
か、白として出力するかを決めるためのアンドゲート、
BBはそれを制御する信号で、1のとき黒、0のとき白を
出力する。95はゲート92,93により出力されるイメージ
出力をVIDEOとして出力するオアゲート、94はイメージ
データを白黒反転制御する排他オアゲート、INはそれを
制御する信号で1のときオリジナルの生イメージ、0の
とき反転させる。各信号は、CPUがシフトキーにより、
マスキング、白、黒、ネガの入力のあったことを判定し
て出力される。
即ちマスク信号1の場合STカウンタのアツプでフリフロ
82のQが1となるとゲート90の出力が0となって、ゲー
ト92はENカウンタがアツプする迄つまりQが0となる迄
ゲート92の出力はない。つまりマスクされる。替わりに
ゲート91の出力はその間1なので黒/白信号BBを1の場
合ゲート93は1であり、従ってイメージ出力ゲート95は
1を続けて出力する。つまりマスクされる。逆にOF=
1、BB=0とすると白マスクされる。またOF=0とする
とゲート90,91の出力が各々その間1、0となるので、B
B=1とするとトリミング外が黒、OFF=0、BB=0とす
るとトリミング外が白となる。
第18図−1図及び第18−2図は小さいオリジナルの又は
オリジナルのトリミングしたものをシートの略中央に移
動してプリント(センタリング)させるための説明図と
本発明の制御手段に相当するCPUによる制御フロー図で
ある。即ち前述の如くして斜線部のトリミング座標の最
大値と最小値(TXMAX,TYMAX)、(TXMIN,TYMIN)として
セツトする(1)。これは前述座標検知によってセツト
することもできる。次にシートに合うX,Y方向の倍率を
決める。これはサブルーチンオートAT2の手法によりMX,
MYとして求まる(2)。尚X,Y方向に任意の倍率選択す
べく前述の如くテンキーにとりMX,MYを決めることもで
きるし、又サブルーチンAT1によって決めることもでき
る。次にシートのX方向、Y方向の長さをPS・X、PS・
YとしてRAMにセツトする。これはプリンタからのデー
タにより決まる(3)。これらのデータを用いてセンタ
リングの為の移動座標TXM,TYMを求める(4)。つまり
X方向のトリミング巾の変倍した長さをシートの長さか
ら差し引いてその結果を1/2するとX方向座標TMXが求ま
る。同様にY方向のTYMが求まる。そのTXM,TYMが正の場
合に限り有効とみなし、負の場合は警告を出す(5)。
その後は前述の第15−A図〜第15−K図の方法に従う。
第19図に、(1)XY変倍、(2)白マスク、(3)黒マ
スク、(4)白枠トリミング、(5)黒枠トリミング、
(6)白枠トリミング+移動先指定+テンキー倍率指
定、(7)白枠トリミング+センタリング+テンキー倍
率指定、(8)原稿位置自動検知+原点(SP)移動+オ
ート変倍(AT2)の例を示す。
次に本発明のブックモードにおける制御手段の動作につ
いて説明する。
第20−1図、第20−2図はプラテン上にブック原稿を開
いたまま右、左ページを各々独立に、又は、続けて読取
って、1枚又は2枚のシートにプリントする説明図と制
御フロー図である。まず、第20−1図にて原稿を前スキ
ヤンして原稿のサイズ(X1,Y1)を前述の如くして検出
座標から判定する(1)。本スキヤンを行いY1−Y2巾の
1/2の座標点で光学ユニツトを反転して戻す。つまり左
半分をまず読取って、本発明の原稿走査方向における原
稿の先端部の位置に相当するY1から1/2の分をプリント
アウトする(2)。次に第2の本スキヤンを、本発明の
原稿走査方向における原稿の後端部の位置に相当するY2
の点迄行い反転し、光学系を戻す。この場合1/2からY2
の分をプリントする(3)。
第20−2図のフローにおいて、まずブツクモードの指定
がソフトキーで入力されると、コピーキーの入力時前ス
キヤンしてサイズ検出する原稿サイズ検出フラグをセツ
トする。次に要求コピーが左のみか(1)、右のみか
(2)、左右両方をシート一枚にプリントするか
(3)、上述第20−1図の如く左右別々に順次プリント
か(4)、判断する。これはソフトキーの入力をCPUが
判断することによる。左のみの場合トリミング座標のYM
INをY1としてYMAXを(Y1+Y2)×0.5を演算して求め
る。つまりブツクの中心(とじ目)が求まる(5)。次
に前述センタリングを施す(6)。次に光学ユニツトの
反転位置Pを(Y1+Y2)×0.5として求め若干の余裕分
rをプラスする(7)。これらデータはRAMにセツトさ
れる。このようにして求めた座標に従って左半分のイメ
ージをシート中央にプリントできる。
右のみの場合トリミング座標のYMINを(Y1+Y2)×0.5
とし、YMAXをY2とする(8)。次にセンタリング(9)
を施し反転P(10)を求める。
左と右を同シートにプリントする場合は通常のY1,Y2の
トリミングと同じ様に座標を求め(11)、センタリング
(12)を施し、反点Pを求める(13)。
又、本発明のブックモードの如く、左と右を順次別のシ
ートにプリントする場合、上述の左のみの場合と右のみ
の場合を順次行ってデータセツトする(14)。即ち、2
サイクル分のデータを記憶する。コピーキーをオンする
とBKモードか否かを判定し、BKのとき前スキヤンを行
い、各モードに応じ座標データを記憶するが、前スキヤ
ン終了後(右+左)モードのときまず左のみのデータを
RAMから読出して前述アドレスカウンタのプリセツト制
御、スキヤナのシーケンス制御を行って1枚目のプリン
トを行う。スキヤン終了しホーム位置に戻るとCPUは
(右+左)モードが設定されたままか否かをRAMデータ
から判定し、このモードのときは右分のデータを読出し
て上記制御を行って2枚目のプリントを実行する。
以上の場合オート変倍を施さず原稿以外の領域を黒又は
白とすることもできる。以上の各モードでは、前述の如
くスキヤナのスタートタイミング又はプリンタ側のシー
ト給紙のレジストタイミングをセンタリング等による情
報量に応じて遅らしたり早めにしたりすることにより、
適正位置に像再生する。
尚、原稿座標Y1,Y2をテンキー又はサイズキーを使って
マニユアル入力することもできる。又主走査方向は自動
検知、キー入力で求めたX1,X2により単にセンタリング
のみを行うこともできる。
このようにしてリアルタイムで本の右、左頁を本を移動
することなく適正変倍してプリントでき、コピー操作を
極めて容易にできるものである。又シートの中央部にプ
リントでき、又余分な情報を任意にカツトできるので、
極めてコピー品質を高くできる。又リーダによる読取り
完了前にプリントを開始でき各編集を行ったにも拘らず
コピー速度を極めて高くできる。又他プリンタへの送信
モードの場合CCUのコマンド制御によりリーダ付属のプ
リンタに同時にイメージデータを送る様構成したので伝
送用読取像のモニタができる。又プロトコルラインとリ
ーダのCPUを接続し各プリンタ端末の状況認識をCPUが行
った上で正常のとき上記各種編集、画質制御を行って、
イメージデータを付属プリンタを含む複数プリンタに伝
送するので、誤りなく再生画質等のチエツクができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、読取手段から出力
される画像信号に基づいて原稿走査方向における原稿台
上のブック原稿の先端部及び後端部の位置を検出し、検
出されたブック原稿の先端部及び後端部の位置、設定さ
れた倍率及び記録材のサイズに従って、走査方向と同じ
方向における記録材の端部と記録材に形成される原稿画
像の端部との距離が、原稿の先端部から後端部までの長
さに設定された倍率を掛けた長さを記録材の長さから差
し引いた値の半分となるような画像の移動量を決定し、
決定した移動量に基づいてブック原稿の右ページと左ペ
ージの画像をそれぞれ互いに異なる記録材の中央に記録
させることにより、原稿台のどこにブック原稿を載置し
ても、正確にブック原稿の右ページと左ページの画像を
それぞれ異なる記録材の中央に記録することができ、容
易に所望の画像を得ることができる。
また、操作者はブック原稿の載置にそれほど注意を払う
必要がなくなり、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用できる画像処理装置の断面図、第
2図はドキユメントホルダの斜視図、第3図は第1図の
装置の断面図、第4−1図及び第4−2図は第1図の装
置を接続したローカルネツトワークのブロツク図、第5
図は第1図の操作部平面図、第6−1図は第1図の画像
処理装置における回路ブロツク図、第6−2図はフロー
チヤート図、第7図,第8図及び第9図は第6−1図の
動作タイムチヤート図、第10−1図,第10−2図,第10
−3図,第10−4図及び第13図は第6図における回路
図、第11図及び第12図はCCDの継ぎ目補正の説明図、第1
4−1図及び第14−2図は主,副走査の説明図、第15−
A図〜第15−F図、第15−H図、第15−I図及び第15−
K図は画像変換制御を示す説明図、第15−G図は第13図
の動作タイムチヤート図、第15−J図及び第15−L図は
画像編集による制御フローチヤート図、第16図及び第19
図は画像変換の一例図、第17−1図は座標認識の説明
図、第17−2図は座標認識の回路図、第17−3図〜第17
−6図は認識による制御フローチヤート図、第18−1図
及び第20−1図は画像変換の他の例の説明図、第18−2
図及び第20−2図はそのフローチヤート図である。 図中Aはリーダ部、Bはプリンタ部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長島 直 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 有本 忍 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 良行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−74774(JP,A) 特開 昭57−53769(JP,A) 特開 昭54−37744(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】見開き状態のブック原稿が載置される原稿
    台と、 前記原稿台に載置されたブック原稿を走査する走査手段
    と、 前記走査手段により走査された原稿を含む前記原稿台上
    の画像を読み取り、画像信号を出力する読取手段と、 前記原稿台に載置されたブック原稿の右ページと左ペー
    ジをそれぞれ前記走査手段により走査するブックモード
    を設定する設定手段と、 前記読取手段から出力される画像信号に基づいて、前記
    走査手段の原稿走査方向における前記原稿台上のブック
    原稿の先端部及び後端部の位置を検出する検出手段と、 前記原稿の画像の記録倍率を設定する倍率設定手段と、 前記走査手段により走査されたブック原稿の画像を記録
    材に記録する記録手段と、 前記設定手段により前記ブックモードが設定されている
    とき、前記検出手段により検出されたブック原稿の先端
    部及び後端部の位置、設定された倍率及び記録材のサイ
    ズに従って、前記走査方向と同じ方向における記録材の
    端部と記録材に形成される原稿画像の端部との距離が、
    原稿の先端部から後端部までの長さに設定された倍率を
    掛けた長さを記録材の長さから差し引いた値の半分とな
    るような画像の移動量を決定し、決定した移動量に基づ
    いて前記ブック原稿の右ページと左ページの画像をそれ
    ぞれを互いに異なる記録材の中央に記録させる制御手段
    と、 を有することを特徴とする像処理装置。
JP1274290A 1989-10-20 1989-10-20 像処理装置 Expired - Lifetime JPH0754961B2 (ja)

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JPS6026208B2 (ja) * 1977-08-31 1985-06-22 株式会社リコー 両面複写機における複写方法
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