JPH07264315A - 車両用遠隔操作装置 - Google Patents

車両用遠隔操作装置

Info

Publication number
JPH07264315A
JPH07264315A JP8711494A JP8711494A JPH07264315A JP H07264315 A JPH07264315 A JP H07264315A JP 8711494 A JP8711494 A JP 8711494A JP 8711494 A JP8711494 A JP 8711494A JP H07264315 A JPH07264315 A JP H07264315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
command
vehicle
remote control
telephone
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8711494A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Yamaguchi
宏紀 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP8711494A priority Critical patent/JPH07264315A/ja
Publication of JPH07264315A publication Critical patent/JPH07264315A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 専用の無線機を用いることなく、周囲の状況
の影響をあまり受けずに広範囲にわたる遠隔操作を可能
とし、操作性に優れた遠隔操作を行わせることができる
ようにする。 【構成】 電話回線を用いてコマンドを車載の携帯用電
話機または呼出機に伝達する手段と、その電話機または
呼出機により受信したコマンドの内容を読み取り、所定
の操作をなす駆動装置に操作指令を与えて命令を実行す
る制御手段とをとるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線でコマンドを車両
側に送って所定の操作を行わせる車両用遠隔操作装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用遠隔操作装置とし
て、離れた場所から無線機で車両のエンジンを始動させ
ることのできるリモートコントロールエンジンスタータ
が開発されているが、送信出力が弱く、その遠隔操作範
囲は見通し距離で200〜300m程度のものとなって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、遠隔操作用の無線機を用いて車両に対して遠隔操
作を行うのでは、遠隔操作範囲が狭く、建物などの遮蔽
物があると電波がとどきにくく、また、車両側に高感度
アンテナを格別に装備しなければならないことである。
そして、使用者は専用の送信機を常に携帯していなけれ
ばならず、送信機側の電池容量が減少すると送信距離が
短くなるので、定期的に電池交換をする必要があるな
ど、使用に際して面倒なものになっていることである。
さらに、遠隔操作の内容がエンジンのスタート、ストッ
プという単純操作だけでしかなく、操作性が悪いという
ことである。
【0004】
【発明を解決するための手段】本発明は、専用の無線機
を用いることなく、周囲の状況の影響をあまり受けずに
広範囲にわたる遠隔操作を可能とし、操作性に優れた遠
隔操作を行わせることができるようにするべく、電話回
線を用いてコマンドを車載の携帯用電話機または呼出機
に伝達する手段と、その電話機または呼出機により受信
したコマンドの内容を読み取り、所定の操作をなす駆動
装置に操作指令を与えて命令を実行する制御手段とをと
るようにしている。
【0005】
【実施例】本発明による車両用遠隔操作装置は、図1に
示すように、一般の電話機1から交換局2および送受信
所3を通して送られてくる遠隔操作信号を受信する車両
に搭載された携帯用電話機4と、その受信された遠隔操
作信号からコマンドの内容を読み取って、車両における
所定の操作をなす駆動装置6(61〜63)に操作指令
を与えて命令を実行するコントローラ5と、そのコント
ローラ5に遠隔操作モードの切換え、パスワードの入力
設定、各種コマンドのコードなどの各種操作指令を与え
ることのできる操作部7と、コントローラ5の制御下
で、パスワード、コマンドコードなどの必要なデータを
記憶保持するメモリ8と、コントローラの制御下で、操
作部7の操作状態やメッセージなどの表示を行わせるこ
とのできる表示部9とによって構成されている。図中、
点線で囲まれた部分Aは車載側の構成部を示している。
【0006】遠隔操作の対象となる駆動装置6として、
ここでは、例えば、エンジンのスタート/ストップを行
わせるエンジン駆動装置61、ドアロックのオン/オフ
を行わせるドアロック駆動装置62、ウインドの開/閉
を行うウインド駆動装置63からなっている。
【0007】また、コントローラ5は、操作部7の操作
によって遠隔操作モードと電話モードとに選択的に切り
換わり、遠隔操作モードになっているとき、相手の電話
機1から自車の電話機4の呼出しに応じて、電話機4を
通して相手の電話機1に遠隔操作信号を要求する旨の音
声合成によるメッセージ、例えば、「こちらはコントロ
ールです。プッシュボタンでパスワードとコマンドとを
入れ、最後に#を2回押して下さい。」を返信するよう
になっている。
【0008】操作部7の操作によって電話モードになっ
ているときには、コントローラ5は遠隔操作のための制
御動作を何ら行わず、相手の電話機1と自車の電話機4
との間で通常の通話をなすことができるようになる。
【0009】プッシユボタンから入力される遠隔操作信
号としては、例えば、「123401 05 ##」の
ように、4つの数字の組合せによる予め登録された使用
者のパスワード(1234)と、そのパスワードに続く
4つの数字の組合せによるコマンド、すなわち、2つの
数字の組合せによるコード化された命令(01)および
2つの数字による操作開始時間(05)と、終了符合
(##)とからなっている。
【0010】ここで、命令「01」は、例えばエンジン
スタートであり、操作開始時間「05」は5分後の操作
開始を指示している。
【0011】この操作開始時間付きの遠隔操作信号を受
信したときには、その受付け後、コントローラ5は所定
時間のカウントを行ってから命令された操作を実行する
ことになる。
【0012】なお、命令がエンジンスタートの場合に
は、コントローラ5は、何らエンジンストップのコマン
ドによることなく、エンジンをスタートさせてから所定
時間の経過をまってエンジンを自動的にストップさせる
ようになっている。
【0013】また、操作開始時間の指示がなく、例え
ば、「1234 01 ##」の遠隔操作信号が与え
られたときには、コントローラ5は直ちに命令された操
作を実行することになる。
【0014】また、コントローラ5は、受信した遠隔操
作信号に含まれるパスワードがメモリ8に予め登録され
ているものであるか否かを判定したうえで、それが登録
されている場合に限ってコマンドの受付けを行い、その
コマンドデータを内部メモリに一時記憶する。
【0015】そして、コントローラ5は、受け付けたコ
マンドの内容を読み取ったうえで、電話機4を通して相
手の電話機1にアクノーリッジとしての音声合成による
メッセージ、例えば、「5分後にエンジンスタートしま
す。」を送信するようになっている。
【0016】受信した遠隔操作信号に含まれるパスワー
ドがメモリ8に登録されていない場合には、コントロー
ラ5は、電話機4を通して相手の電話機1に音声合成に
よる受付け拒否のメッセージ、例えば、「パスワードが
違います。」を送信するようになっている。
【0017】また、本発明では、特に図示しないが、車
両が走行状態にあるか否かを検出する手段を設け、コン
トローラ5において、車両が走行状態にあることが検出
されている場合にはコマンドをキャンセルするようにし
ている。
【0018】具体的には、例えば、車両のギヤシフトポ
ジションがパーキング位置以外にあること、駐車ブレー
キが作動状態にあることなどをそれぞれスイッチにより
検出したり、速度センサの出力が零になっていることを
検出したりして、車両が走行状態にあるか否かを判断す
ることになる。
【0019】そして、コントローラ5は、電話機4を通
して相手の電話機1に音声合成によるキャンセルのメッ
セージ、例えば、「走行中につき、操作できません。」
を送信するようになっている。
【0020】図2は、以上説明したコントローラ5にお
ける制御フローを示している。
【0021】ステップ1で電話着信判断し、ステップ
2,3で遠隔操作モードでなければ通話状態とする。遠
隔操作モードであれば、ステップ4で相手に遠隔操作信
号を要求するメッセージを送信し、ステップ5で相手か
ら送られてきた遠隔操作信号を取り込む。
【0022】そして、ステップ6で、パスワードが登録
されているか否かの判定をなしたうえで、登録されてい
なければ、ステップ7で相手に受付け拒否のメッセージ
を送信し、登録されていれば、ステップ8でコマンドを
受け付けて、相手にアクノーリッジのメッセージを送信
する。
【0023】次に、ステップ9〜11において、コマン
ドが取消命令であれば取消フラグをオンにして、相手に
取消のメッセージを送信する。コマンドが取消命令でな
ければ、ステップ12で取消フラグをオフにしたうえ
で、ステップ13で操作開始時間の指定があるか否かの
判定を行う。
【0024】操作開始時間の指定があれば、ステップ1
4,15で設定時間が経過するまで次の電話着信待ちの
状態で待機する。そして、設定時間が経過したとき、ま
たは操作開始時間の指定がないとき、ステップ16で取
消命令があったか否かを判定したうえで、取消しがなけ
ればステップ18で車両が走行中であるか否かの判定を
行う。
【0025】そして、車両が走行中でなければ、ステッ
プ18で所定の命令を実行する。また、車両が走行中で
あれば、ステップ19で命令をキャンセルしたうえで、
ステップ20でキャンセルのメッセージを送信する。
【0026】また、図3は本発明の他の実施例を示すも
ので、この場合は、電話機1から送られてくる遠隔操作
信号を受信するものとして、車載の携帯用呼出機(ポケ
ットベル)10を用いている。
【0027】この構成によるものでは、基本的に、電話
機1から携帯用呼出機10が呼び出されたとき、コント
ローラ5がそれ検知して所定の操作をなすことになる。
【0028】その際、携帯用呼出機がもっているメッセ
ージ機能を用いることにより、前述の場合と同様に、パ
スワード付きの種々コマンドによる遠隔操作信号を受信
することができる。
【0029】車両側から相手の電話機1に送る遠隔操作
信号の要求やアクノーリッジなどの種々のメッセージと
しては、コントローラ5の制御下で、携帯用呼出機10
のメッセージ機能によって交換局2に所定のメッセージ
を送るべく指示を与えるようにする。
【0030】また、コントローラ5の制御下で、表示部
9に、相手の電話機1から送られてくるメッセージまた
は相手に送るメッセージの内容が表示されるようになっ
ている。
【0031】図4は、携帯用呼出機10を用いたときの
コントローラ5における制御フローを示している。ここ
では、携帯用呼出機10を遠隔操作専用に用いるように
しており、前述の場合のように、呼び出されたときに遠
隔操作モードであるか否かの判定を行ってはいないが、
前述の場合と同様に、操作部7によって呼出しモードと
遠隔操作モードとの切換えを任意に行わせるようにでき
ることはいうまでもない。
【0032】
【効果】以上、本発明による車両用遠隔操作装置によれ
ば、電話回線を用いて一般の電話機から車載の携帯用電
話機に遠隔操作指令を送るようにしているので、周囲の
状況の影響をあまり受けることなく、遠隔操作範囲が飛
躍的に向上する。そして、専用の送信機を携帯する必要
がなく、身近な電話機から操作指令を送ることができ
る。また、送信システムは常に保守されているので劣化
を考えなくともよくなる。また、電話のプッシュホン機
能または呼出機のメッセージ機能を用いてパスワードと
ともに種々内容の遠隔操作指令を与えることができ、エ
ンジンスタート以外に、車両盗難時の車両停止命令や、
キー閉じ込め時のドアロックのオフや、ウインドの閉め
忘れ時のウインドの閉成などを行わせることができるな
ど、操作性に優れたものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用遠隔操作装置の一実施例を
示すブロック構成図である。
【図2】その実施例における制御のフローチャートであ
る。
【図3】本発明による車両用遠隔操作装置の他の実施例
を示すブロック構成図である。
【図4】その他の実施例における制御のフローチャート
である。
【符号の説明】
1 電話機 2 交換局 3 送受信所 4 車載用携帯電話機 5 コントローラ 61 エンジン駆動装置 62 ドアロック駆動装置 63 ウインド駆動装置 7 操作部 8 メモリ 9 表示部 10 携帯用呼出機
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線を用いてコマンドを車載の携帯
    用電話機または呼出機に伝達する手段と、その電話機ま
    たは呼出機により受信したコマンドの内容を読み取り、
    所定の操作をなす駆動装置に操作指令を与えて命令を実
    行する制御手段とをとるようにした車両用遠隔操作装
    置。
  2. 【請求項2】 コマンドのパスワードを登録する手段を
    設け、予め自車に登録されたパスワードがコマンドとと
    もに受信されたときに、そのコマンドを受け付けるよう
    にしたことを特徴とする前記第1項の記載による車両用
    遠隔操作装置。
  3. 【請求項3】 車両が走行状態にあるか否かを検出する
    手段を設け、走行状態にある場合にはコマンドを受け付
    けないようにしたことを特徴とする前記第1項の記載に
    よる車両用遠隔操作装置。
JP8711494A 1994-03-18 1994-03-18 車両用遠隔操作装置 Pending JPH07264315A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8711494A JPH07264315A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 車両用遠隔操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8711494A JPH07264315A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 車両用遠隔操作装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07264315A true JPH07264315A (ja) 1995-10-13

Family

ID=13905936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8711494A Pending JPH07264315A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 車両用遠隔操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07264315A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6694235B2 (en) 2001-07-06 2004-02-17 Denso Corporation Vehicular relay device, in-vehicle communication system, failure diagnostic system, vehicle management device, server device and detection and diagnostic program
WO2005120120A1 (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 移動体端末装置、移動体機能制限システム及び機能制限方法並びに記録媒体
US7466216B2 (en) 2004-02-16 2008-12-16 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Security control system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6694235B2 (en) 2001-07-06 2004-02-17 Denso Corporation Vehicular relay device, in-vehicle communication system, failure diagnostic system, vehicle management device, server device and detection and diagnostic program
US7466216B2 (en) 2004-02-16 2008-12-16 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Security control system
WO2005120120A1 (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 移動体端末装置、移動体機能制限システム及び機能制限方法並びに記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100695856B1 (ko) 휴대용 통신 장치
US20070281735A1 (en) Remote communication device for wireless system
JP2001253320A (ja) 車両監視システム
JP2001508269A (ja) 移動パーソナル・セキュリティ・システムのための携帯移動無線電話アーキテクチャおよび方法
JP2002264635A (ja) 車両の空調機制御装置
JP5152010B2 (ja) 電子キーシステム及び車両制御用携帯機
JP2000091980A (ja) 携帯電話機及び自動車システム
JP2001230883A (ja) 移動体通信端末及び車載用緊急通報端末
US20030181169A1 (en) In-vehicle wireless device providing telematics service with less power consumption
AU2006202721A1 (en) Vehicular wireless apparatus
JP6625895B2 (ja) 車両制御システム
WO2015115064A1 (ja) 車両制御システム、携帯端末、および車両側装置
US20100144397A1 (en) In-vehicle apparatus, cellular phone device, and method for controlling communication therebetween
JP4743697B2 (ja) 通信端末装置及び通信方法
JPH07264315A (ja) 車両用遠隔操作装置
JP2001111705A (ja) 機器制御装置
JP4356441B2 (ja) 自動車用不在着信通知システム
JP2001236597A (ja) 車両位置通報装置および車両位置通報システム
JP2004312639A (ja) 位置表示システム及びこれを用いた位置表示装置
JP2022114053A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム
JP2003042045A (ja) 自動車用エンジン遠隔始動装置
US10432780B2 (en) Automatic vehicle operator detection for in-vehicle risk-free mobile device use
JPH1146255A (ja) 車載負荷制御装置
JP2007266900A (ja) 車載通信システム、車載機器及び携帯電話機
JP2001045570A (ja) 無線通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050315