JPH07264126A - 光増幅中継伝送制御方式 - Google Patents

光増幅中継伝送制御方式

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JPH07264126A
JPH07264126A JP6051457A JP5145794A JPH07264126A JP H07264126 A JPH07264126 A JP H07264126A JP 6051457 A JP6051457 A JP 6051457A JP 5145794 A JP5145794 A JP 5145794A JP H07264126 A JPH07264126 A JP H07264126A
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JP
Japan
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optical
amplifier
signal
repeater
optical fiber
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Withdrawn
Application number
JP6051457A
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English (en)
Inventor
Takanori Maki
孝徳 槙
Haruo Fujiwara
春生 藤原
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/29Repeaters
    • H04B10/291Repeaters in which processing or amplification is carried out without conversion of the main signal from optical form
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
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    • H04B10/291Repeaters in which processing or amplification is carried out without conversion of the main signal from optical form
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    • HELECTRICITY
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    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/29Repeaters
    • H04B10/291Repeaters in which processing or amplification is carried out without conversion of the main signal from optical form
    • H04B10/293Signal power control
    • H04B10/2931Signal power control using AGC

Abstract

(57)【要約】 【目的】 希土類ドープ光ファイバからなる光増幅器を
用いて光信号を増幅中継する光増幅中継伝送制御方式に
関し、光増幅器が劣化した場合もシステムダウンを回避
する。 【構成】 エルビウム(Er)等の希土類をドープした
希土類ドープ光ファイバ1と、励起用の半導体レーザ2
とを含む光増幅器3を備えた光中継器4を、光ファイバ
伝送路5の所定距離毎に接続した光増幅中継伝送制御方
式に於いて、光増幅器3をバイパスする光スイッチ6を
設け、光増幅器3の劣化を検出した時に、光スイッチ制
御部7により光スイッチ6を制御して、光増幅器3をバ
イパスし、光信号を光スイッチ6を介して次段の光中継
器側へ送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光信号を直接増幅でき
る光中継器を介して伝送する光増幅中継伝送制御方式に
関する。光信号を光ファイバ伝送路により長距離伝送す
る場合、光ファイバ伝送路により減衰するから、所定距
離毎に光中継器を設けて、減衰した光信号を増幅中継す
ることになる。その場合の光増幅器として希土類ドープ
光ファイバを用いた構成が知られている。ドープする希
土類としては、ネオジウム(Nd),エルビウム(E
r),プラセオジム(Pr)等が知られているが、1.
55μm帯で増幅利得が大きいエルビウム・ドープ光フ
ァイバを用いた光増幅器が一般的である。
【0002】又エルビウム・ドープ光ファイバに励起光
を入射させる為の半導体レーザは、1.48μmのIn
GaAsP半導体レーザ、980nmのInGaAs歪
超格子半導体レーザ、800nmのAlGaAs半導体
レーザ等が用いられる。この励起用の半導体レーザが劣
化すると、希土類ドープ光ファイバからなる光増幅器は
増幅作用を行うことができなくなり、伝送される光信号
に対して10数dBの減衰を与えることになる。従っ
て、光増幅器の劣化による光信号の伝送損失を低減する
ことが必要となる。
【0003】
【従来の技術】従来例の光信号の長距離伝送システムに
於ける光中継器は、例えば、図6又は図7に示す構成が
知られている。図6に於いて、61は希土類ドープ光フ
ァイバ、621 ,622 は励起用の半導体レーザ(L
D)、631 ,632 は駆動回路(DRV)、64は自
動レベル制御回路(ALC)、65はフォトダイオード
(PD)、66は検出回路(DET)、67は監視回路
(SV)、68はバンドパスフィルタ(BPF)、69
1 〜693 は光分合波器である。
【0004】半導体レーザ621 ,622 と駆動回路6
1 ,632 とは、現用予備切替えの構成或いは並列駆
動の構成であり、半導体レーザ621 ,622 の出力光
は、光分合波器693 ,691 を介して希土類ドープ光
ファイバ61に入射され、光ファイバ伝送路を介して伝
送された光信号は、光分合波器691 を介して希土類ド
ープ光ファイバ61に入射され、増幅された光信号は光
分分波器692 を介して光ファイバ伝送路に送出され、
その光信号の一部は分岐されてフォトダイオード65に
入力される。この光増幅器は、前方向励起型の場合を示
す。
【0005】又フォトダイオード65の出力信号は、自
動レベル制御回路64とバンドパスフィルタ68とに加
えられ、自動レベル制御回路64は、フォトダイオード
65の出力信号が所定レベルとなるように、即ち、光信
号の増幅出力レベルが所定値となるように駆動回路63
1 ,632 を制御し、半導体レーザ621 ,622 の光
出力を制御する。又主信号に制御信号等が重畳されて伝
送された場合には、バンドパスフィルタ68によりその
制御信号を抽出し、監視回路67に加えることになる。
監視回路67は抽出された制御信号に従って駆動回路6
1 ,632 を制御する。
【0006】半導体レーザ621 を現用とし、半導体レ
ーザ622 を予備とすると、監視回路67により駆動回
路631 が動作状態に制御され、駆動回路632 は動作
中止状態に制御される。従って、半導体レーザ621
駆動回路631 によって駆動される。この半導体レーザ
621 が劣化すると、駆動回路631 から供給する駆動
電流を増加しても、希土類ドープ光ファイバ61による
増幅利得が所望の値とならないことになる。そこで、検
出回路66は、駆動回路631 から半導体レーザ621
に供給する駆動電流を監視し、設定値を越えた時に、現
用の半導体レーザ621 が劣化として判定して、監視回
路67に劣化検出信号を加える。
【0007】監視回路67は、予備の駆動回路632
動作状態となるように制御し、この駆動回路632 によ
り半導体レーザ622 を駆動する。又劣化した半導体レ
ーザ621 の駆動回路631 を中止状態となるように制
御する。即ち、自動レベル制御回路64により光増幅器
を制御して、光信号を所定レベルに増幅し、且つ監視回
路67により、現用,予備の切替えを行って、一方の半
導体レーザが劣化しても、光信号の増幅を継続させるこ
とができる。
【0008】図7は従来例の飽和特性を利用した光中継
器の説明図であり、711 ,712は希土類ドープ光フ
ァイバ、721 〜724 は半導体レーザ(LD)、73
1 ,732 は駆動回路(DRV)、741 ,742 〜7
1 ,762 は光分合波器である。駆動回路731 ,7
2 は、それぞれ2個の半導体レーザ721 ,722
723 ,724 を並列駆動するものである。
【0009】半導体レーザ721 ,722 の出力光は、
光分合波器741 ,751 を介して希土類ドープ光ファ
イバ711 に入射され、又半導体レーザ723 ,724
の出力光は、光分合波器742 ,752 を介して希土類
ドープ光ファイバ712 に入射される。従って、この場
合の光増幅器は後方向励起型となる。又励起光パワーを
所定値以上とすることにより、希土類ドープ光ファイバ
711 ,712 は飽和特性となり、自動レベル制御回路
を設けなくても、光信号を所定レベルに増幅して出力す
ることができる。
【0010】又希土類ドープ光ファイバ711 により増
幅された光信号の一部が、光分合波器761 により分岐
され、光分合波器762 により合波されて折返される。
同様に、希土類ドープ光ファイバ712 による増幅され
た光信号の一部が、光分合波器762 により分岐され、
光分合波器761 により合波されて折返される。従っ
て、光信号の長距離伝送システムの端局に於いて、折返
された光信号を検出することにより、障害個所を探索す
ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来例の光中継器に於
いては、光増幅器を構成する希土類ドープ光ファイバの
劣化は無視できるものであるが、励起用の半導体レーザ
が劣化する。従って、従来例の図6に於いては現用,予
備の切替構成を採用し、図7に於いては並列駆動構成を
採用している。このように、励起用の半導体レーザの冗
長構成を用いて光増幅器の長寿命化を図っている。
【0012】しかし、冗長構成の半導体レーザが総て劣
化すると、光増幅器として動作しなくなる。即ち、光増
幅器が劣化したことになる。その場合には、希土類ドー
プ光フイァバは増幅作用を行わず、単に光信号を伝送す
るだけとなる。しかし、希土類ドープ光ファイバは、通
常の光ファイバに比較して損失が大きく、例えば、光信
号は10数dBの損失を受けることになる。このような
光信号の損失により、次の光中継器の光増幅器で増幅し
てもS/Nが著しく劣化するから、システムダウンとな
る問題がある。本発明は、励起用の半導体レーザが劣化
しても、希土類ドープ光ファイバによる損失を受けない
で、光信号を中継送出して、システムダウンを回避する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の光増幅中継伝送
制御方式は、図1を参照して説明すると、エルビウム
(Er)等の希土類ドープ光ファイバ1と、この希土類
ドープ光ファイバ1に励起光を入射する為の半導体レー
ザ2とを含む光増幅器3を備えた光中継器4を、光ファ
イバ伝送路5の所定距離毎に接続し、光増幅器3により
光信号を増幅し、光ファイバ伝送路5を介して伝送する
光増幅中継伝送制御方式に於いて、光中継器4の光増幅
器3をバイパスする光スイッチ6を設け、光増幅器3の
劣化検出により光スイッチ6を制御して、光増幅器3を
バイパスして光信号を伝送する。
【0014】又光増幅器3の劣化検出により光スイッチ
6を制御し、光増幅器3をバイパスして光信号を光ファ
イバ伝送路5を介して後段の光中継器4に送出し、後段
の光中継器4の光増幅器3によって、順次所定の光信号
レベルとなるように増幅して、中継送出することができ
る。
【0015】
【作用】光スイッチ6は、正常時は実線経路に切替えら
れており、光増幅器3の劣化検出により、光スイッチ制
御部7によって一点鎖線経路に切替えられる。従って、
正常時は、前段の光中継器4から光ファイバ伝送路5を
介して入力された光信号は、光スイッチ6の実線経路を
介して光増幅器3に加えられて増幅され、増幅出力光信
号は、光スイッチ6の実線経路を通り、後段の光中継器
4に光ファイバ伝送路5を介して送出される。光増幅器
3の劣化検出により、光スイッチ制御部7は、光スイッ
チ6を制御して一点鎖線経路とする。従って、光増幅器
3はバイパスされ、光信号は希土類ドープ光ファイバ1
による損失を受けることなく、後段の光中継器4に光フ
ァイバ伝送路5を介して送出される。
【0016】又光増幅器3の劣化検出により、光スイッ
チ6により光増幅器3がバイパスされ、光信号は増幅さ
れることなく、後段の光中継器4に送出され、後段の光
中継器4の光増幅器3は、2区間の光ファイバ伝送路5
により減衰された光信号を増幅することになる。その場
合に、1光増幅器3によって所定の光信号レベルに増幅
できる程度に光増幅器3の利得を設定することも可能で
あるが、コスト的に問題がある場合、複数の光中継器4
を介して伝送される過程に於いて、それぞれの光増幅器
3によって順次所定の光信号レベルとなるように増幅す
る。
【0017】
【実施例】図2は本発明の第1の実施例の説明図であ
り、11はエルビウム(Er)等をドープした希土類ド
ープ光ファイバ、121 ,122 は半導体レーザ(L
D)、131 ,132 は駆動回路(DRV)、14は自
動レベル制御回路(ALC)、15はフォトダイオード
(PD)、16は検出回路(DET)、17は監視回路
(SV)、18はバンドパスフィルタ(BPF)、1
9,20,21は光分合波器、22は光スイッチ制御
部、23は光スイッチ、24,25は光ファイバ伝送路
である。
【0018】この実施例は、2個の半導体レーザ1
1 ,122 を設けて現用,予備切替えを行う場合を示
し、図1の光増幅器3は、希土類ドープ光ファイバ11
と半導体レーザ121 ,122 と駆動回路131 ,13
2 と自動レベル制御回路14とフォトダイオード15と
検出回路16と監視回路17とバンドパスフィルタ18
とを含む構成に相当する。又前方向励起型の光増幅器を
構成した場合を示す。又光スイッチ23は、光ファイバ
を機械的に移動させる構成や、電気光学結晶基板上に光
導波路と電極とを形成して、光路を切替える構成等を用
いることができる。又光スイッチ制御部22は、光スイ
ッチ23を実線経路と一点鎖線経路とに切替える制御を
行うものである。
【0019】正常時は、光スイッチ23は実線経路に切
替えられており、光ファイバ伝送路24を介して前段の
光中継器から伝送された光信号は、光分合波器19を介
して希土類ドープ光ファイバ11に入射される。又半導
体レーザ121 を現用とすると、監視回路17により駆
動回路131 が動作状態となるように制御され、駆動回
路131 から半導体レーザ121 に駆動電流が供給され
る。
【0020】この半導体レーザ121 からの励起光は光
分合波器21,19を介して希土類ドープ光ファイバ1
1に入射されて、光信号が増幅される。増幅された光信
号は、光分合波器20と光スイッチ22の実線経路とを
介して光ファイバ伝送路25に送出され、光分合波器2
0により一部分岐された光信号は、フォトダイオード1
5により電気信号に変換され、自動レベル制御回路14
とバンドパスフィルタ18とに加えられる。
【0021】自動レベル制御回路14は、フォトダイオ
ード15の出力信号レベルが設定値となるように駆動回
路131 を制御する。それによって、半導体レーザ12
1 からの励起光が制御されて、希土類ドープ光ファイバ
11により増幅された光信号レベルが所定値となる。
【0022】半導体レーザ121 が劣化すると、駆動電
流を大きくしても、増幅出力光信号レベルを所定値に維
持できなくなるから、この駆動電流が所定値を越えたこ
とを検出回路16で検出して、検出信号を監視回路17
に加える。監視回路17は、この検出信号により現用,
予備の切替えを行う。即ち、駆動回路131 を停止状態
とし、代わりに駆動回路132 を動作状態とする。それ
によって、半導体レーザ122 が駆動されて、励起光が
希土類ドープ光ファイバ11に加えられ、光信号の増幅
が行われる。
【0023】この半導体レーザ122 も劣化して、検出
回路16から駆動電流が所定値を越えたことを示す検出
信号が監視回路17に加えられると、監視回路17は光
スイッチ制御部22に光増幅器劣化信号を加える。それ
により光スイッチ制御部22は光スイッチ23を制御し
て、実線経路から一点鎖線経路に切替える。従って、光
ファイバ伝送路24からの光信号は、劣化した光増幅器
をバイパスして光ファイバ伝送路25に送出される。即
ち、増幅作用を失った希土類ドープ光ファイバ11によ
る損失を受けることなく、光信号を後段の光中継器側へ
送出することができる。
【0024】図3は本発明の実施例の動作説明図であ
り、端局30,31間に4個の光中継器321 〜324
を配置して、光ファイバ伝送路331 〜335 により接
続した長距離伝送システムとレベルダイヤグラムの一例
とを示し、各光中継器321 〜324 は図2に示す構成
を有するものである。又正常時は実線(a)のレベルダ
イヤグラムとなる。
【0025】例えば、光中継器322 の光増幅器が劣化
して、光スイッチにより点線34で示すように、その光
増幅器をバイパスすると、点線(b)のレベルダイヤグ
ラムとなる。この場合、次段の光中継器323 に入力さ
れる光信号は、光ファイバ伝送路332 ,333 による
伝送損失を受けたものとなる。若し、劣化した光増幅器
をバイパスしないと、光増幅器を構成する希土類ドープ
光ファイバによる損失で、一点鎖線(c)のレベルダイ
ヤグラムとなり、次段の光中継器へ入力される光信号の
レベルは極端に低下し、所定のS/Nを維持して光信号
を増幅することができない状態となる。
【0026】しかし、劣化した光増幅器をバイパスする
ことにより、点線(b)のレベルダイヤグラムとなり、
次段の光中継器323 に入力される光信号のレベルは、
所定のS/Nを維持して増幅できる程度となる。この場
合、光中継器323 の光増幅器の増幅利得を大きくでき
る場合は、1段の光中継器323 でもって実線(a)の
レベルダイヤグラムに戻すことができるが、通常は、光
増幅器に大きな余裕を持たせるものではないから、点線
(b)のレベルダイヤグラムのように、複数の光中継器
の光増幅器によって順次増幅して、実線(a)のレベル
ダイヤグラムに近づけることができる。
【0027】前述のように、希土類ドープ光ファイバ1
1を用いた光増幅器により光信号を増幅する光中継器を
所定間隔毎に配置した長距離伝送システムに於いて、光
増幅器が劣化した場合に、その光増幅器を光スイッチ2
3によりバイパスし、後段の光中継器の光増幅器により
順次分担して光信号を増幅することができるから、シス
テムダウンを回避することができる。
【0028】又端局30,31から主信号に制御信号を
振幅変調等により重畳して送出して光スイッチ23を制
御することも可能である。その場合、フォトダイオード
15の出力信号をバンドパスフィルタ18に加えて制御
信号を抽出し、その制御信号を監視回路17に加え、監
視回路17は光スイッチ制御部22に制御信号を加える
ことにより、光スイッチ制御部22は光スイッチ23を
制御して、光増幅器のバイパスを遠隔制御によって行う
ことができる。
【0029】図4は本発明の第2の実施例の説明図であ
り、41は希土類ドープ光ファイバ、42は半導体レー
ザ(LD)、43は駆動回路(DRV)、44は自動レ
ベル制御回路(ALC)、45はフォトダイオード(P
D)、46は検出回路(DET)、47は監視回路(S
V)、48はバンドパスフィルタ(BPF)、49は光
スイッチ制御部、50は光スイッチである。
【0030】この実施例は、光増幅器を構成する希土類
ドープ光ファイバ41に励起光を入射する為の半導体レ
ーザ42を単一構成とし、この半導体レーザ42が劣化
したことを検出回路46で検出すると、その検出信号を
監視回路47に加え、監視回路47は光スイッチ制御部
49に制御信号を加える。それにより、光スイッチ制御
部49は光スイッチ50を制御して、実線経路から一点
鎖線経路に切替え、光増幅器をバイパスする。従って、
単一の半導体レーザ42を設けてコストダウンを図った
光増幅器を用いた場合でも、長距離伝送システムの信頼
性を向上することができる。
【0031】図5は本発明の第3の実施例の説明図であ
り、511 ,512 は希土類ドープ光ファイバ、5
1 ,522 は半導体レーザ(LD)、531 ,532
は駆動回路(DRV)、541 〜545 は光分合波器、
56は検出回路(DET)、57は監視回路(SV)、
58はフォトダイオードとバンドパスフィルタとを含む
制御信号抽出部、59は光スイッチ制御部、60は光ス
イッチである。この実施例は、希土類ドープ光ファイバ
511 ,512 の飽和特性を利用して、増幅出力光信号
のレベルを所定値とするものであり、又後方向励起型の
光増幅器を構成している。なお、希土類ドープ光ファイ
バ512 を含む光増幅器をバイパスする光スイッチは図
示を省略している。
【0032】又検出回路56は、一方の駆動回路531
と他方の駆動回路532 との駆動電流を基に、一方の半
導体レーザ521 と他方の半導体レーザ522 との劣化
を検出するものであり、それぞれ別個の検出回路を設け
ることも可能である。この検出回路56により一方の半
導体レーザ521 の劣化を検出すると、劣化検出信号を
光スイッチ制御部59に加える。それにより、光スイッ
チ制御部59は光スイッチ60を制御して、実線経路か
ら一点鎖線経路に切替えさせて、希土類ドープ光ファイ
バ511 を含む光増幅器をバイパスする。又検出回路5
6により他方の半導体レーザ522 の劣化を検出する
と、劣化検出信号を光スイッチ制御部59に加える。そ
れにより、光スイッチ制御部59は図示を省略した光ス
イッチを制御して、希土類ドープ光ファイバ512 を含
む光増幅器をバイパスする。従って、光増幅器が劣化し
ても、前述の実施例と同様に、長距離伝送システムに於
ける光信号の伝送を継続することができる。
【0033】又光分合波器542 ,544 はバックスキ
ャッタ光を端局側へ折返す為のものであり、又光分合波
器543 は、制御信号抽出部58に端局側からの制御信
号を分岐して加える為のものである。この制御信号抽出
部58により端局側からの制御信号を抽出し、監視回路
57に加えると、監視回路57は制御信号に従って一方
の駆動回路531 又は他方の駆動回路532 の動作や停
止或いは半導体レーザ521 ,522 の駆動条件の変更
等を行うことになる。
【0034】希土類ドープ光ファイバを用いた光増幅器
は、前述の実施例以外の構成を用いることも可能であ
り、又図5に示す実施例に於いても、半導体レーザ52
1 ,522 を冗長構成とすることができる。又光スイッ
チは、前述の実施例のように、平行の実線経路と交差す
る一点鎖線経路とに切替える構成以外に、光増幅器をバ
イパスできる構成であれば、各種の構成を採用すること
ができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、希土類
ドープ光ファイバ1を用いた光増幅器3により光信号を
増幅して中継送出し、この光増幅器3が劣化した場合、
光スイッチ6により光増幅器3をバイパスするものであ
り、光増幅器3の劣化時の希土類ドープ光ファイバ1に
よる大きな損失を防止できるから、長距離伝送システム
のシステムダウンを回避できる利点がある。
【0036】又希土類ドープ光ファイバ1を用いた光増
幅器3は線型増幅器として作用し、この光増幅器3が劣
化して光スイッチ6によりバイパスした場合、後段の光
中継器4の光増幅器3により順次光信号を増幅して中継
できるから、システムのコストアップを招くことなく、
光ファイバ伝送路5と複数の光中継器4とからなる光信
号の長距離伝送システムの信頼性を向上できる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1の実施例の説明図である。
【図3】本発明の実施例の動作説明図である。
【図4】本発明の第2の実施例の説明図である。
【図5】本発明の第3の実施例の説明図である。
【図6】従来例の監視回路を有する光中継器の説明図で
ある。
【図7】従来例の飽和特性を利用した光中継器の説明図
である。
【符号の説明】
1 希土類ドープ光ファイバ 2 半導体レーザ 3 光増幅器 4 光中継器 5 光ファイバ伝送路 6 光スイッチ 7 光スイッチ制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 希土類ドープ光ファイバ(1)と、該希
    土類ドープ光ファイバ(1)に励起光を入射する為の半
    導体レーザ(2)とを含む光増幅器(3)を備えた光中
    継器(4)を、光ファイバ伝送路(5)の所定距離毎に
    接続し、前記光増幅器(3)により光信号を増幅し、前
    記光ファイバ伝送路(5)を介して伝送する光増幅中継
    伝送制御方式に於いて、 前記光中継器(4)に、前記光増幅器(3)をバイパス
    する光スイッチ(6)を設け、前記光増幅器(3)の劣
    化検出により前記光スイッチ(6)を制御して、前記光
    増幅器(3)をバイパスして前記光信号を伝送すること
    を特徴とする光増幅中継伝送制御方式。
  2. 【請求項2】 前記光増幅器(3)の劣化検出により前
    記光スイッチ(6)を制御し、前記光増幅器(3)をバ
    イパスして前記光信号を前記光ファイバ伝送路(5)を
    介して後段の光中継器(4)に送出し、該後段の光中継
    器(4)の光増幅器(3)によって、順次所定の光信号
    レベルとなるように増幅して、中継送出することを特徴
    とする請求項1記載の光増幅中継伝送制御方式。
JP6051457A 1994-03-23 1994-03-23 光増幅中継伝送制御方式 Withdrawn JPH07264126A (ja)

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