JPH07264021A - 信号遅延回路及びプログラム可能な遅延回路 - Google Patents

信号遅延回路及びプログラム可能な遅延回路

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JPH07264021A
JPH07264021A JP6049605A JP4960594A JPH07264021A JP H07264021 A JPH07264021 A JP H07264021A JP 6049605 A JP6049605 A JP 6049605A JP 4960594 A JP4960594 A JP 4960594A JP H07264021 A JPH07264021 A JP H07264021A
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transistor
circuit
fuse
input
delay
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Koichi Noro
幸一 野呂
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Fujitsu Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/13Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
    • H03K5/133Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals using a chain of active delay devices
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K2005/00013Delay, i.e. output pulse is delayed after input pulse and pulse length of output pulse is dependent on pulse length of input pulse
    • H03K2005/00078Fixed delay
    • H03K2005/00084Fixed delay by trimming or adjusting the delay
    • H03K2005/00091Fixed delay by trimming or adjusting the delay using fuse links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は信号遅延回路の改善に関し、ヒュー
ズ素子を信号伝播経路に直接挿入することなく、その接
続方法を工夫し、ヒューズ素子をプログラムすることに
より半導体記憶装置等に入力する信号の遅延量をフレキ
シブルに調整する。 【構成】 制御電圧に基づいて入力信号SINを遅延して
遅延信号SOUT を出力し、又は、入力INと出力OUT
とを接続する遅延制御回路100 と、遅延制御回路100 に
制御電圧を与えるヒューズ素子Fとを備える。また、入
力信号SINを遅延して遅延信号SOUT を出力する遅延素
子11と、入力INと出力OUTとの間に遅延素子11
を接続又は非接続するスイッチ回路12と、該回路12
に制御電圧を供給するヒューズ素子Fとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号遅延回路及びプロ
グラム可能な遅延回路の改善に関するものであり、更に
詳しく言えば、対象信号を遅延するか否かをヒューズ素
子に基づいて決定する回路及びその応用回路の改善に関
するものである。近年、半導体集積回路(以下LSIと
いう)の超微細化及び高密度化に伴い、メモリのアクセ
ス動作の高速化が進み、クロックサイクルの超高速化が
要求されている。しかし、信号配線の引回しや線路の浮
遊容量等により、クロック信号の伝播条件が異なるた
め、装置内部で発生するクロック信号の遅延量の制御が
益々困難になりつつある。
【0002】これによれば、ヒューズ素子をプログラム
することにより、クロック信号の遅延量を制御する方法
が考案されている。しかし、ヒューズ素子の一端が遅延
素子の出力に直接接続されるため、遅延素子1段に付き
1個のヒューズ素子が必要となる。また、ヒューズ素子
のプログラム時の機能によれば、入力信号の遅延量の調
整範囲が限定されるため、フレキシブルな調整が困難と
なっている。
【0003】そこで、ヒューズ素子の接続方法を工夫
し、ヒューズ素子をプログラムすることにより半導体記
憶装置等に入力する信号の遅延量をフレキシブルに調整
することができる回路及びその応用回路が望まれてい
る。
【0004】
【従来の技術】図29は、従来例に係る説明図である。図
29(A)は従来例に係る遅延回路の構成図であり、図29
(B)は、その入力信号に対する出力信号の立ち上がり
波形図であり、図29(C)はその入力信号に対する出力
信号の立ち下がり波形図をそれぞれ示している。
【0005】例えば、日本国の特許庁が発行した特許出
願公開公報,平2−210909及び平3−23710
に見られるような遅延回路は、図29(A)に示すよう
に、インバータ INV1, INV2,p型の電界効果トラン
ジスタ(以下単にトランジスタという)TP,n型の電
界効果トランジスタ(以下単にトランジスタという)T
N及びヒューズ素子FU1,FU2を備える。
【0006】インバータ INV1及びNV2は縦続接続され
る。トランジスタTPのゲートはインバータ INV1の入
力に接続され、そのドレインがヒューズ素子FU1の一
端に接続される。ヒューズ素子FU1の他端はインバー
タ INV1の出力(A点)にそれぞれ接続される。トラン
ジスタTNのゲートはA点に接続され、そのドレインが
ヒューズ素子FU2の一端に接続される。ヒューズ素子
FU2の他端はインバータ INV2の出力にそれぞれ接続
される。
【0007】当該遅延回路の機能は、ヒューズ素子FU
1を溶断した場合(OPEN)には、図29(B)に示す
ような、例えば、「H」(ハイ)レベルから「L」(ロ
ー)レベルに遷移する入力信号SINが入力されると、そ
れがインバータ INV1により遅延され、その反転信号が
インバータ INV2に出力される。ヒューズ素子FU1を
溶断しない場合(CLOSE)には、ヒューズ素子FU
1を溶断した場合に比べて遅延量が短くなる。これは、
「H」→「L」レベルの遷移時にトランジスタTPが素
早くにON動作に移行しA点の電位を急激に立ち上げる
ためである。
【0008】また、ヒューズ素子FU2を溶断した場合
(OPEN)であって、A点に図29(C)に示すように
「L」レベルから「H」レベルに遷移する入力信号SIN
が入力されると、それがインバータ INV2により遅延さ
れ、その反転信号が出力される。FU2を溶断しない場
合(CLOSE)には、FU2を溶断した場合に比べて
遅延量が短くなる。これは、「L」→「H」レベルの遷
移時にトランジスタTNが素早くにON動作に移行しイ
ンバータ INV2の出力から急激に電荷を引き抜くためで
ある。
【0009】これにより、ヒューズ素子FU1及びFU
2をプログラムすることで、インバータ INV1及び INV
2により遅延量が制御される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例によ
れば図29(A)に示すように、ヒューズ素子FU1の一
端がインバータ INV1及び INV2の出力に直接接続され
ている。このため、インバータ1段に付き1個のヒュー
ズ素子が必要となり、LSIの高集積化の妨げとなる。
【0011】また、従来例のヒューズ素子のプログラム
時の機能によれば、インバータ INV1や INV2の出力波
形の立ち上がり又は立ち下がりを調整するものである。
このため、入力信号の遅延量の調整範囲が限定され、フ
レキシブルな信号遅延をすることが困難となる。なお、
日本国の特許庁が発行した特許出願公開公報,平5−1
10397に見られるような同期式デジタル回路では、
複数の遅延素子が縦続接続され、1個の遅延素子に1個
のヒューズ素子が並列に接続されている。しかし、遅延
素子1段に付き1個のヒューズ素子が必要となり、LS
Iの高集積化の妨げとなる。また、信号伝播経路に直接
ヒューズ素子が挿入されるため、その配置が制限された
り、クロックサイクルの超高速化により、信号配線の引
回しや線路の浮遊容量等により、高精度のヒューズ素子
が必要となる。
【0012】本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創
作されたものであり、ヒューズ素子を信号伝播経路に直
接挿入することなく、その接続方法を工夫し、ヒューズ
素子をプログラムすることにより半導体記憶装置等に入
力する信号の遅延量をフレキシブルに調整することが可
能となる信号遅延回路及びプログラム可能な遅延回路の
提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1(A),(B)は、
本発明に係る信号遅延回路の原理図であり、図2は、本
発明に係るプログラム可能な遅延回路の原理図をそれぞ
れ示している。本発明の信号遅延回路は図1(A)に示
すように、制御電圧に基づいて入力信号SINを遅延して
遅延信号SOUT を出力し、又は、入力INと出力OUT
とを接続する遅延制御回路100 と、前記遅延制御回路10
0 に制御電圧を与えるヒューズ回路Fとを備えることを
特徴とする。
【0014】本発明の信号遅延回路は図1(B)に示す
ように、入力信号SINを遅延して遅延信号SOUT を出力
する1段以上の遅延素子11と、入力INと出力OUT
との間に前記遅延素子11を接続又は非接続するスイッ
チ回路12と、前記スイッチ回路12に制御電圧を供給
するヒューズ回路Fとを備えることを特徴とする。本発
明の第1の信号遅延回路は、その実施例を図3,4に示
すように前記スイッチ回路12は、n型の電界効果トラ
ンジスタから成る第1及び第2のトランジスタTN1,
TN2と、p型の電界効果トランジスタから成る第3の
トランジスタTPとを有し、前記第1のトランジスタT
N1のソースは、前記第2のトランジスタTN2のゲー
ト及び第3のトランジスタTPのゲートに接続され、前
記第1のトランジスタTN1のゲートがヒューズ回路F
の一端に接続され、前記第2のトランジスタTN2のソ
ースが第3のトランジスタTPのドレイン及び出力OU
Tに接続され、前記第2のトランジスタTN2のドレイ
ンが前記遅延素子11の出力に接続され、前記第3のト
ランジスタTPのソースが前記遅延素子11の入力IN
にそれぞれ接続されることを特徴とする。
【0015】本発明の第2の信号遅延回路は、その実施
例を図5,6に示すように前記スイッチ回路12は、n
型の電界効果トランジスタから成る第1のトランジスタ
TNと、p型の電界効果トランジスタから成る第2のト
ランジスタTPとを有し、前記第1のトランジスタTN
のソースは、前記第2のトランジスタTPのドレインと
出力OUTとにそれぞれ接続され、前記第1のトランジ
スタTNのゲートがヒューズ回路Fの一端と前記第2の
トランジスタTPのゲートにそれぞれ接続され、前記第
1のトランジスタTNのドレインが前記遅延素子11の
出力に接続され、前記第2のトランジスタTPのソース
が前記遅延素子11の入力INにそれぞれ接続されるこ
とを特徴とする。
【0016】本発明の第3の信号遅延回路は、その実施
例を図7,8に示すように前記スイッチ回路12は、p
型の電界効果トランジスタから成る第1及び第2のトラ
ンジスタTP1,TP2と、n型の電界効果トランジス
タから成る第3のトランジスタTNとを有し、前記第1
のトランジスタTP1のドレインは、前記第2のトラン
ジスタTP2のゲート及び第3のトランジスタTNのゲ
ートに接続され、前記第1のトランジスタTP1のゲー
トがヒューズ回路Fの一端に接続され、前記第2のトラ
ンジスタTP2のドレインが第3のトランジスタTNの
ソース及び出力OUTにそれぞれに接続され、前記第2
のトランジスタTP2のソースが前記遅延素子11の出
力に接続され、前記第3のトランジスタTNのドレイン
が前記遅延素子11の入力INにそれぞれ接続されるこ
とを特徴とする。
【0017】本発明の第4の信号遅延回路は、その実施
例を図9,10に示すように前記スイッチ回路12は、p
型の電界効果トランジスタから成る第1のトランジスタ
TPと、n型の電界効果トランジスタから成る第2のト
ランジスタTNとを有し、前記第1のトランジスタTP
のゲートがヒューズ回路Fの一端と前記第2のトランジ
スタTNのゲートにそれぞれ接続され、前記第1のトラ
ンジスタTPのドレインは、前記第2のトランジスタT
Nのソース及び出力OUTにそれぞれ接続され、前記第
1のトランジスタTPのソースが前記遅延素子11の出
力に接続され、前記第2のトランジスタTNのドレイン
が前記遅延素子11の入力INにそれぞれ接続されるこ
とを特徴とする。
【0018】本発明の第5の信号遅延回路は、その実施
例を図11,12に示すように前記スイッチ回路12は、n
型の電界効果トランジスタから成る第1及び第2のトラ
ンジスタTN1,TN2と、p型の電界効果トランジス
タから成る第3のトランジスタTPとを有し、前記第1
のトランジスタTN1のソースは、前記第2のトランジ
スタTN2のゲート及び第3のトランジスタTPのゲー
トに接続され、前記第1のトランジスタTN1のゲート
がヒューズ回路Fの一端に接続され、前記第2のトラン
ジスタTN2のソースが第3のトランジスタTPのドレ
イン及び出力OUTにそれぞれ接続され、前記第2のト
ランジスタTN2のドレインが前記遅延素子11の入力
INに接続され、前記第3のトランジスタTPのソース
が前記遅延素子11の出力にそれぞれ接続されることを
特徴とする。
【0019】本発明の第6の信号遅延回路は、その実施
例を図13,14に示すように前記スイッチ回路12は、p
型の電界効果トランジスタから成る第1及び第2のトラ
ンジスタTP1,TP2と、n型の電界効果トランジス
タから成る第3のトランジスタTNとを有し、前記第1
のトランジスタTP1のドレインは、前記第2のトラン
ジスタTP2のゲート及び第3のトランジスタTNのゲ
ートに接続され、前記第1のトランジスタTP1のゲー
トがヒューズ回路Fの一端に接続され、前記第2のトラ
ンジスタTP2のドレインが第3のトランジスタTNの
ソース及び出力OUTにそれぞれ接続され、前記第2の
トランジスタTP2のソースが前記遅延素子11の入力
INに接続され、前記第3のトランジスタTNのドレイ
ンが前記遅延素子11の出力にそれぞれ接続されること
を特徴とする。
【0020】本発明の第7の信号遅延回路は、その実施
例を図15,16に示すように前記スイッチ回路12は、n
型の電界効果トランジスタから成る第1,第2及び第3
のトランジスタTN1,TN2,TN3と、p型の電界
効果トランジスタから成る第4のトランジスタTPとを
有し、前記第1のトランジスタTN1のソースは、前記
第2のトランジスタTN2のゲート、第3のトランジス
タTP3のゲート及び第4のトランジスタTPのゲート
にそれぞれ接続され、前記第1のトランジスタTN1の
ゲートがヒューズ回路Fの一端に接続され、前記第2の
トランジスタTN2のソースが第4のトランジスタTP
のドレイン及び出力OUTに接続され、前記第2のトラ
ンジスタTN2のドレインが前記遅延素子11の出力に
接続され、前記第3のトランジスタTN3のソースが遅
延素子11の入力に接続され、前記第2のトランジスタ
TN2のソースが遅延素子11の入力に接続され、前記
第4のトランジスタTPのソースが前記第3のトランジ
スタTP3のドレインと入力INにそれぞれ接続される
ことを特徴とする。
【0021】本発明の第8の信号遅延回路は、その実施
例を図17,18に示すように前記スイッチ回路12は、n
型の電界効果トランジスタから成る第1及び第2のトラ
ンジスタTN1,TN2と、p型の電界効果トランジス
タから成る第3のトランジスタTPとを有し、前記第1
のトランジスタTN1のゲートがヒューズ回路Fの一端
及び前記第2のトランジスタTN1のゲート及び第3の
トランジスタTPのゲートにそれぞれ接続され、前記第
1のトランジスタTN1のソースは、前記第3のトラン
ジスタTPのドレイン及び出力OUTにそれぞれ接続さ
れ、前記第1のトランジスタTN1のドレインが前記遅
延素子11の出力に接続され、前記第2のトランジスタ
TN2のソースが前記遅延素子11の入力に接続され、
前記第3のトランジスタTPのソースが前記第2のトラ
ンジスタTN2のドレインと入力INにそれぞれ接続さ
れることを特徴とする。
【0022】本発明の第9の信号遅延回路は、その実施
例を図19,20に示すように前記スイッチ回路12は、p
型の電界効果トランジスタから成る第1,第2及び第3
のトランジスタTP1,TP2,TP3と、n型の電界
効果トランジスタから成る第4のトランジスタTNとを
有し、前記第1のトランジスタTP1のドレインは、前
記第2のトランジスタTP2のゲート、第3のトランジ
スタTP3のゲート及び第4のトランジスタTNのゲー
トにそれぞれ接続され、前記第1のトランジスタTP1
のゲートがヒューズ回路Fの一端に接続され、前記第2
のトランジスタTP2のドレインが第4のトランジスタ
TNのソース及び出力OUTにそれぞれ接続され、前記
第2のトランジスタTP2のソースが前記遅延素子11
の出力に接続され、前記第3のトランジスタTP3のド
レインが前記遅延素子11の入力に接続され、前記第4
のトランジスタTNのドレインが前記第3のトランジス
タTP3のソース及び入力INにそれぞれ接続されるこ
とを特徴とする。
【0023】本発明の第10の信号遅延回路は、その実施
例を図21,22に示すように前記スイッチ回路12は、p
型の電界効果トランジスタから成る第1及び第2のトラ
ンジスタTP1,TP2と、n型の電界効果トランジス
タから成る第3のトランジスタTNとを有し、前記第1
のトランジスタTP1のゲートがヒューズ回路Fの一
端、前記第2のトランジスタTP2のゲート及び前記第
3のトランジスタTNのゲートにそれぞれ接続され、前
記第1のトランジスタTP1のドレインは、前記第3の
トランジスタTNのソースと出力OUTにそれぞれ接続
され、前記第1のトランジスタTP1のソースが前記遅
延素子11の出力に接続され、前記第2のトランジスタ
TP2のドレインが前記遅延素子11の入力に接続さ
れ、前記第3のトランジスタTNのドレインが前記第2
のトランジスタTP2のソースと入力INにそれぞれ接
続されることを特徴とする。
【0024】本発明の第11の信号遅延回路は、その実施
例を図23,24に示すように前記スイッチ回路12は、n
型の電界効果トランジスタから成る第1及び第2のトラ
ンジスタTN1,TN2と、p型の電界効果トランジス
タから成る第3及び第4のトランジスタTP1,TP2
とを有し、前記第1のトランジスタTN1のソースは、
前記第2のトランジスタTN2のゲート、第3のトラン
ジスタTP1のゲート及び第4のトランジスタTP2の
ゲートにそれぞれ接続され、前記第1のトランジスタT
N1のゲートがヒューズ回路Fの一端に接続され、前記
第2のトランジスタTN2のソースが第3のトランジス
タTPのドレインと出力OUTにそれぞれ接続され、前
記第2のトランジスタTN2のドレインが前記第4のト
ランジスタTP2のソース及び入力INに接続され、前
記第3のトランジスタTPのソースが前記遅延素子11
の出力に接続され、前記第4のトランジスタTP2のド
レインが前記遅延素子11の入力に接続されることを特
徴とする。
【0025】本発明の第12の信号遅延回路は、その実施
例を図25,26に示すように前記スイッチ回路12は、p
型の電界効果トランジスタから成る第1及び第2のトラ
ンジスタTP1,TP2と、n型の電界効果トランジス
タから成る第3及び第4のトランジスタTN1,TN2
とを有し、前記第1のトランジスタTP1のドレイン
は、前記第2のトランジスタTP2のゲート、第3のト
ランジスタTN1のゲート及び第4のトランジスタTN
2のゲートにそれぞれ接続され、前記第1のトランジス
タTP1のゲートがヒューズ回路Fの一端に接続され、
前記第2のトランジスタTP2のドレインが第3のトラ
ンジスタTN1のソース及び出力OUTにそれぞれ接続
され、前記第2のトランジスタTP2のソースが前記第
4のトランジスタTN2のドレイン及び入力INにそれ
ぞれ接続され、前記第3のトランジスタTN1のドレイ
ンが前記遅延素子11の出力に接続され、前記第4のト
ランジスタTN2のソースが前記遅延素子11の入力に
接続されることを特徴とする。
【0026】本発明の第1〜第12の信号遅延回路におい
て、前記ヒューズ回路Fはヒューズ素子FUSEから成
り、前記ヒューズ素子FUSEの一端が電源線VCCに接
続されることを特徴とする。本発明の第1〜第12の信号
遅延回路において、前記ヒューズ回路Fは、制御用のト
ランジスタTFP,状態記憶回路FF及びヒューズ素子
FUSEを有し、前記制御用のトランジスタTFPのゲ
ートは接地線GNDに接続され、該トランジスタTFPの
ソースは電源線VCCに接続され、かつ、該トランジスタ
TFPのドレインはヒューズ素子FUSEの一端と、状
態記憶回路FFとの一端に接続され、前記ヒューズ素子
FUSEの他端は接地線GNDに接続されることを特徴と
する。
【0027】本発明のプログラム可能な遅延回路は、図
2に示すように、遅延量がヒューズ回路Fのプログラム
により決定される複数の信号遅延素子Di,〔i=1〜
n〕が縦続接続され、入力信号SINを遅延して遅延信号
SOUT を出力するプログラム可能な遅延回路において、
前記信号遅延素子Diが本発明の第1〜第12の信号遅延
回路のいずれかの回路から成ることを特徴とし、上記目
的を達成する。
【0028】
【作 用】本発明の信号遅延回路の動作を説明する。例
えば、図1(A)の破線円内図に示すようにヒューズ回
路Fのヒューズ素子(以下FUSEiともいう)が溶断
されずに導通を維持していると、当該回路Fから遅延制
御回路100 に「H」レベルが供給される。この際に、ヒ
ューズ回路Fではゲートが接地線GNDに接続された制御
用のトランジスタTFPがノーマリON状態となるが、
FUSEiの他端が接地線GNDに接続されることと、該
トランジスタのサイズを小さくすることで、状態記憶回
路FFの入力ノードは接地線GNDの電位,すなわち、
「L」レベルになる。当該回路FFの出力論理は「H」
レベルになる。これにより、遅延制御回路100 では、入
力信号SINを遅延した遅延信号SOUT が出力される。
【0029】また、ヒューズ回路FのFUSEiが溶断
されると、遅延制御回路100 にはヒューズ回路Fから
「L」レベルが供給される。この際に、ノーマリON状
態のトランジスタTFPから電源線VCCの電位が状態記
憶回路FFの入力ノードに供給され、その出力論理は
「L」レベルになる。このことから、遅延制御回路100
では、入力INと出力OUTとが接続され、当該回路が
スルー状態となる。
【0030】更に詳しくは、本発明の信号遅延回路によ
れば、図1(B)に示すように、1段以上の遅延素子1
1,スイッチ回路12及びヒューズ回路Fを備える。例
えば、図1(B)に示すようにヒューズ回路FのFUS
Eiが溶断されずに導通を維持していると、ヒューズ回
路Fからスイッチ回路12に「L」レベルが供給され
る。スイッチ回路12では制御電圧に基づいて所定のト
ランジスタがON動作をし、入力INと出力OUTとの
間に1段以上の遅延素子11が接続される。これによ
り、入力信号SINが遅延素子11の所定段数により遅延
され、その遅延信号SOUT が出力される。
【0031】また、ヒューズ回路FのFUSEiが溶断
されると、スイッチ回路12に「L」レベルが供給され
ることから、スイッチ回路12では、所定のトランジス
タがOFF動作をし、入力INと出力OUTとの間から遅
延素子11が切り放される。また、入力INと出力OU
Tとが接続され、当該回路がスルー状態となる。このた
め、FUSEiのプログラムによって、1段以上の遅延
素子11を入出力間に接続すること、又は、非接続する
ことが可能となる。また、遅延素子11に付き必ずしも
1個のヒューズ素子を設けなくても済み、LSIの高集
積化を図ることが可能となる。
【0032】さらに、本発明の信号遅延回路によれば、
ヒューズ回路FのFUSEiが従来例のように信号伝播
経路に直接挿入されることなく、それがヒューズ回路F
内で接地線GNDに接続される。このため、ヒューズ回路
FやFUSEiの配置に余裕ができる。また、ヒューズ
回路Fに直接,超高速の入力信号がパスしないため、ヒ
ューズ回路Fを接続する配線の引回しや線路の浮遊容量
等の影響を考慮しなくても済む。
【0033】これにより、本発明の信号遅延回路を組み
合わせたプログラマブル遅延回路を半導体記憶装置等の
クロックディレイ調整回路に適用することが可能とな
る。また、本発明のプログラム可能な遅延回路によれ
ば、図2に示すように、縦続接続された複数の信号遅延
素子Di,〔i=1〜n〕が本発明の第1〜第12の信号
遅延回路のいずれかの回路から成る。
【0034】このため、本発明の第1〜第12の信号遅延
回路のいずれかヒューズ回路Fをプログラムすることに
より、入力信号SINを遅延量を制御することができ、所
定ピッチに遅延した遅延信号SOUT を選択出力すること
が可能となる。これにより、当該プログラム可能な遅延
回路を半導体記憶装置に適用した場合、回路構成後にお
いて、クロックディレイを修正することができ、所望の
遅延量の超高速のクロックサイクルによりメモリセルを
動作させることができる。このことで、半導体記憶装置
の高速化及び歩留りの向上を図ることが可能となる。
【0035】
【実施例】次に、図を参照しながら本発明の各実施例に
ついて説明をする。図3〜28は、本発明の各実施例に係
る信号遅延回路及びプログラム可能な遅延回路を説明す
る図である。 (1)第1の実施例の説明 図3(A),(B)は、本発明の第1の実施例に係る信
号遅延回路及びその動作波形図であり、図4は、本発明
の各実施例に係るヒューズ回路の内部構成図及び機能説
明図である。図5(A),(B)はそのヒューズプログ
ラム時の等価回路図をそれぞれ示している。
【0036】本発明の第1の信号遅延回路は図3(A)
に示すように、ヒューズ回路F1,トランジスタTN
1,TN2,TP及びインバータ INVを備える。すなわ
ち、ヒューズ回路F1は図4に示すように、制御用のト
ランジスタTFP,データ記憶回路(以下FF回路とい
う)及びFUSE1を有する。トランジスタTFPはp
型の電界効果トランジスタから成り、そのゲートは接地
線GNDに接続され、そのソースは電源線VCCに接続さ
れ、かつ、そのドレインはFUSE1の一端と、FF回
路との一端にそれぞれ接続される。
【0037】トランジスタTFPは、他のトランジスタ
に比べてサイズ(ゲート幅やチャネル長が短く)が小さ
く設計される。従って、通常動作時には、ノーマリON
動作をするが、FUSE1が溶断されない場合には、F
F回路の入力を「L」レベルに維持し、FUSE1が溶
断された場合には、FF回路の入力を「H」レベルにす
る。
【0038】FUSE1は、例えば、ポリシリコンから
成り、そのプログラムはレーザ等により溶断する。FU
SE1の他端は接地線GNDに接続される。FF回路は状
態記憶回路の一例であり、2個のインバータを有する。
当該回路FFはトランジスタTN1に制御電圧(「H」
(ハイ)又は「L」レベル)を与える。図4(B)は、
各実施例に係るFUSEi〔i=1〜12〕の溶断時と非
溶断時のFF回路の出力論理を示している。FUSEi
の非溶断時には出力が「H」レベルであり、その溶断時
には出力が「L」レベルになる。
【0039】トランジスタTN1,TN2,TP及びイ
ンバータ INVは図1(A)の遅延制御回路100 の一例を
構成するものであり、制御電圧に基づいて入力信号SIN
を遅延して遅延信号SOUT 1を出力し、又は、入力IN
と出力OUTとを接続する。更に詳しくは、インバータ
INVは図1(B)の1段以上の遅延素子11の一例であ
り、入力信号SINを遅延して遅延信号SOUT 1を出力す
る素子である。
【0040】トランジスタTN1,TN2,TPは図1
(B)のスイッチ回路12の一例であり、トランジスタ
TN2,TPはトランスファーゲートを構成し、入力I
Nと出力OUTとの間にインバータ INVを接続又は非接
続する素子である。トランジスタTN1及びTN2はn
型の電界効果トランジスタから成り、トランジスタTP
はp型の電界効果トランジスタからそれぞれ成る。以下
トランジスタTNと記述した場合には、n型の電界効果
トランジスタを示し、トランジスタTPと記述した場合
には、p型の電界効果トランジスタを示すものとする。
【0041】トランジスタTN1のソースは、トランジ
スタTN2のゲート及びトランジスタTPのゲートに接
続される。トランジスタTN1のゲートはヒューズ回路
F1のFF回路の出力に接続され、トランジスタTN2
のソースはトランジスタTPのドレイン及び出力OUT
にそれぞれ接続される。トランジスタTN2のドレイン
はインバータ INVの出力に接続され、トランジスタTP
のソースがインバータINVの入力INにそれぞれ接続さ
れる。
【0042】本発明の第1の信号遅延回路の動作を説明
する。例えば、図5(A)に示すようにヒューズ回路F
1のFUSE1が溶断されずにクローズ(導通維持)し
ていると、ヒューズ回路F1からトランジスタTN1に
「H」レベルが供給される。この結果、トランジスタT
N1,TN2はON動作をし、トランジスタTPがOFF
動作をする。これにより、入力INと出力OUTとの間
にインバータ INVが接続され、図3(B)に示すよう
に、入力信号SINが遅延され、その遅延信号SOUT 1が
出力される。この際の遅延量はインバータ INVの設置段
数に依存する。
【0043】また、図5(B)に示すようにヒューズ回
路F1のFUSE1が溶断されると、トランジスタTN
1に「L」レベルが供給されることから、トランジスタ
TN1,TN2はOFF動作をし、トランジスタTPがO
N動作をする。入力INと出力OUTとの間からインバ
ータ INVが切り放される。また、入力INと出力OUT
とがトランジスタTPにより接続され、当該回路がスル
ー状態となる。
【0044】このようにして、本発明の第1の実施例に
係る信号遅延回路によれば、図3(A)に示すように、
トランジスタTN1,TN2,TP,1段以上のインバ
ータINV及びヒューズ回路F1を備える。このため、ヒ
ューズ回路F1のプログラムによって、予め設置された
所望段数のインバータ INVを入出力間に接続すること、
又は、非接続することが可能となる。また、所望段数の
インバータ INVに付き1個のFUSE1を設ければ良
く、LSIの高集積化を図ることが可能となる。
【0045】さらに、本発明の第1の実施例によれば、
FUSE1が従来例のように信号伝播経路に直接挿入さ
れることなく、それがヒューズ回路F1内で接地線GND
に接続される。このため、FUSE1の配置に余裕がで
きる。例えば、電源線VCCに集中してレイアウトでき
る。また、ヒューズ回路F1に直接,超高速の入力信号
がパスしないため、ヒューズ回路F1を接続する配線の
引回しや線路の浮遊容量等の影響を考慮しなくても済
む。
【0046】これにより、第1の信号遅延回路を組み合
わせたプログラマブル遅延回路を半導体記憶装置等のク
ロックディレイ調整回路に適用することが可能となる。 (2)第2の実施例の説明 図6(A),(B)は、本発明の第2の実施例に係る信
号遅延回路及びその動作波形図であり、図7(A),
(B)はそのヒューズプログラム時の等価回路図をそれ
ぞれ示している。第1の実施例と異なるのは第2実施例
では、ヒューズ回路F2のFF回路の一端がトランスフ
ァーゲートに接続される。
【0047】すなわち、本発明の第2の信号遅延回路は
図6(A)に示すように、トランジスタTN,TP,イ
ンバータ INV及びヒューズ回路F2を備える。トランジ
スタTN,TPは図1(B)のスイッチ回路12の他の
一例であり、トランジスタTN,TPはトランスファー
ゲートを構成し、入力INと出力OUTとの間にインバ
ータ INVを接続又は非接続する素子である。
【0048】トランジスタTNのソースは、トランジス
タTPのドレインと出力OUTとにそれぞれ接続され、
トランジスタTNのゲートがヒューズ回路F1のFF回
路の出力とトランジスタTPのゲートにそれぞれ接続さ
れる。トランジスタTNのドレインはインバータ INVの
出力に接続され、トランジスタTPのソースがインバー
タ INVの入力INにそれぞれ接続される。
【0049】ヒューズ回路F2はトランジスタTN及び
TPに制御電圧を与える回路である。ヒューズ回路F2
の他端は電源線VCCに接続される。ヒューズ回路F2の
構成,FUSEiの素材及びプログラム方法は第1の実
施例と同様である。本発明の第2の信号遅延回路の動作
を説明する。例えば、図7(A)に示すようにヒューズ
回路F2のFUSE2が溶断されずにクローズ(導通維
持)していると、ヒューズ回路F2からトランジスタT
N及びTPに「H」レベルが供給される。トランジスタ
TNはON動作をし、トランジスタTPがOFF動作をす
る。これにより、入力INと出力OUTとの間にインバ
ータ INVが接続され、図6(B)に示すように、入力信
号SINが遅延され、その遅延信号SOUT 2が出力され
る。この際の遅延量はインバータ INVの設置段数に依存
する。
【0050】また、図7(B)に示すようにヒューズ回
路F2のFUSE2が溶断されると、トランジスタTN
及びTPに「L」レベルが供給されることから、トラン
ジスタTNはOFF動作をし、トランジスタTPがON動
作をする。入力INと出力OUTとの間からインバータ
INVが切り放される。また、入力INと出力OUTとが
トランジスタTPにより接続され、当該回路がスルー状
態となる。
【0051】このようにして、本発明の第2の実施例に
係る信号遅延回路によれば、図6(A)に示すように、
トランジスタTN,TP,1段以上のインバータ INV及
びヒューズ回路F2を備える。このため、ヒューズ回路
F2のプログラムによって、第1の実施例と同様に予め
設置された所望段数のインバータ INVを入出力間に接続
すること、又は、非接続することが可能となる。また、
所望段数のインバータ INVに付き1個のFUSE2を設
ければ良く、LSIの高集積化を図ることが可能とな
る。
【0052】さらに、第1の実施例と同様にFUSE2
の配置余裕を持たせることができ、ヒューズ配線の影響
を考慮しなくても済む。このことで、第2の信号遅延回
路を組み合わせたプログラマブル遅延回路をクロックデ
ィレイ調整回路に適用することができる。 (3)第3の実施例の説明 図8(A),(B)は、本発明の第3の実施例に係る信
号遅延回路及びその動作波形図であり、図9(A),
(B)はそのヒューズプログラム時の等価回路図をそれ
ぞれ示している。第1の実施例と異なるのは第3の実施
例では、スイッチ回路が反対導電型のトランジスタによ
り構成される。
【0053】すなわち、本発明の第3の信号遅延回路は
図8(A)に示すように、トランジスタTP1,TP
2,TN,インバータ INV及びヒューズ回路F3を備え
る。トランジスタTP1,TP2,TNは図1(B)の
スイッチ回路12の他の一例であり、トランジスタTP
2,TNはトランスファーゲートを構成し、入力INと
出力OUTとの間にインバータ INVを接続又は非接続す
る素子である。
【0054】トランジスタTP1のソースは、電源線V
CCに接続され、そのドレインはトランジスタTP2のゲ
ート及びトランジスタTNのゲートにそれぞれ接続され
る。トランジスタTP1のゲートはヒューズ回路F3の
FF回路の出力に接続され、トランジスタTP2のドレ
インはトランジスタTNのソース及び出力OUTにそれ
ぞれ接続される。トランジスタTP2のドレインはイン
バータ INVの出力に接続され、トランジスタTNのドレ
インがインバータ INVの入力INにそれぞれ接続され
る。
【0055】ヒューズ回路F3はトランジスタTP1に
制御電圧を与える回路である。ヒューズ回路F3の他端
は電源線VCCに接続される。ヒューズ回路F3の構成,
FUSEiの素材及びプログラム方法は第1の実施例と
同様である。本発明の第3の信号遅延回路の動作を説明
する。例えば、図9(A)に示すようにヒューズ回路F
3のFUSE3が溶断されずにクローズ(導通維持)し
ていると、ヒューズ回路F3からトランジスタTP2に
「H」レベルが供給される。トランジスタTP2,TN
はOFF動作をし、トランジスタTP1がON動作をす
る。これにより、入力INと出力OUTとの間にインバ
ータ INVが接続される。この結果、図8(B)に示すよ
うに、入力信号SINが遅延され、その遅延信号SOUT 3
が出力される。この際の遅延量はインバータ INVの設置
段数に依存する。
【0056】また、図9(B)に示すようにヒューズ回
路F3のFUSE3が溶断されると、トランジスタTP
1に「L」レベルが供給されることから、トランジスタ
TP2,TNがON動作をし、トランジスタTP1がO
FF動作をする。このことで、入力INと出力OUTとの
間からインバータ INVが切り放される。また、入力IN
と出力OUTとがトランジスタTNにより接続され、当
該回路がスルー状態となる。
【0057】このようにして、本発明の第3の実施例に
係る信号遅延回路によれば、図8(A)に示すように、
トランジスタTP1,TP2,TN,1段以上のインバ
ータINV及びヒューズ回路F3を備える。このため、ヒ
ューズ回路F3のプログラムによって、第1,第2の実
施例と同様に、予め設置された所望段数のインバータ I
NVを入出力間に接続すること、又は、非接続することが
可能となる。また、所望段数のインバータ INVに付き1
個のFUSE3を設ければ良く、LSIの高集積化を図
ることが可能となる。
【0058】さらに、第1,第2の実施例と同様にFU
SE3の配置余裕を持たせることができ、ヒューズ配線
の影響を考慮しなくても済む。このことで、第3の信号
遅延回路を組み合わせたプログラマブル遅延回路をクロ
ックディレイ調整回路に適用することができる。 (4)第4の実施例の説明 図10(A),(B)は、本発明の第4の実施例に係る信
号遅延回路及びその動作波形図であり、図11(A),
(B)はそのヒューズプログラム時の等価回路図をそれ
ぞれ示している。第2の実施例と異なるのは第4実施例
では、スイッチ回路が反対導電型のトランジスタにより
構成される。
【0059】本発明の第4の信号遅延回路は図10(A)
に示すように、トランジスタTP,TN,インバータ I
NV及びヒューズ回路F4を備える。すなわち、トランジ
スタTN,TPは図1(B)のスイッチ回路12の他の
一例であり、トランジスタTN,TPはトランスファー
ゲートを構成し、入力INと出力OUTとの間にインバ
ータ INVを接続又は非接続する素子である。
【0060】トランジスタTNのソースは、トランジス
タTPのドレインと出力OUTとにそれぞれ接続され、
トランジスタTNのゲートがヒューズ回路F4のFF回
路の出力とトランジスタTPのゲートにそれぞれ接続さ
れる。トランジスタTPのソースはインバータ INVの出
力に接続され、トランジスタTNのソースがインバータ
INVの入力INにそれぞれ接続される。
【0061】ヒューズ回路F4はトランジスタTN及び
TPに制御電圧を与える回路である。ヒューズ回路F4
の他端は電源線VCCに接続される。ヒューズ回路F4の
構成,FUSEiの素材及びプログラム方法は第1の実
施例と同様である。本発明の第4の信号遅延回路の動作
を説明する。例えば、図11(A)に示すようにヒューズ
回路F4のFUSE4が溶断されずにクローズ(導通維
持)していると、ヒューズ回路F4からトランジスタT
N及びTPに「H」レベルが供給される。トランジスタ
TNはON動作をし、トランジスタTPがOFF動作をす
る。このことで、入力INと出力OUTとの間からイン
バータ INVが切り放される。また、入力INと出力OU
TとがトランジスタTNにより接続され、当該回路がス
ルー状態となる。
【0062】また、図11(B)に示すようにヒューズ回
路F4のFUSE4が溶断されると、トランジスタTN
及びTPに「L」レベルが供給されることから、トラン
ジスタTPはON動作をし、トランジスタTNがOFF動
作をする。この結果、入力INと出力OUTとの間にイ
ンバータ INVが接続され、図10(B)に示すように、入
力信号SINが遅延され、その遅延信号SOUT 4が出力さ
れる。この際の遅延量はインバータ INVの設置段数に依
存する。
【0063】このようにして、本発明の第4の実施例に
係る信号遅延回路によれば、図10(A)に示すように、
トランジスタTN,TP,1段以上のインバータ INV及
びヒューズ回路F4を備える。このため、ヒューズ回路
F4のプログラムによって、第1〜3の実施例と同様に
予め設置された所望段数のインバータ INVを入出力間に
接続すること、又は、非接続することが可能となる。ま
た、所望段数のインバータ INVに付き1個のFUSE4
を設ければ良く、LSIの高集積化を図ることが可能と
なる。
【0064】さらに、第1〜第3の実施例と同様にFU
SE4の配置余裕を持たせることができ、ヒューズ配線
の影響を考慮しなくても済む。このことで、第4の信号
遅延回路を組み合わせたプログラマブル遅延回路をクロ
ックディレイ調整回路に適用することができる。 (5)第5の実施例の説明 図12(A),(B)は、本発明の実施例に係る信号遅延
回路及びその動作波形図であり、図13(A),(B)は
そのヒューズプログラム時の等価回路図をそれぞれ示し
ている。第1の実施例と異なるのは第5の実施例では、
トランスファーゲートが反対導電型のトランジスタによ
り構成される。
【0065】すなわち、本発明の第5の信号遅延回路は
図12(A)に示すように、トランジスタTN1,TN
2,TP,インバータ INV及びヒューズ回路F5を備え
る。トランジスタTN1,TN2,TPは図1(B)の
スイッチ回路12の他の一例であり、トランジスタTN
2,TPはトランスファーゲートを構成し、入力INと
出力OUTとの間にインバータ INVを接続又は非接続す
る素子である。
【0066】トランジスタTN1のドレインは、電源線
VCCに接続され、そのソースはトランジスタTN2のゲ
ート及びトランジスタTPのゲートにそれぞれ接続され
る。トランジスタTN1のゲートはヒューズ回路F5の
FF回路の出力に接続され、トランジスタTN2のソー
スはトランジスタTPのドレイン及び出力OUTにそれ
ぞれ接続される。トランジスタTPのドレインはインバ
ータ INVの出力に接続され、トランジスタTPのソース
がインバータ INVの入力INにそれぞれ接続される。
【0067】ヒューズ回路F5はトランジスタTN1に
制御電圧を与える回路である。ヒューズ回路F5の他端
は電源線VCCに接続される。ヒューズ回路F5の構成,
FUSEiの素材及びプログラム方法は第1の実施例と
同様である。本発明の第5の信号遅延回路の動作を説明
する。例えば、図13(A)に示すようにヒューズ回路F
5のFUSE5が溶断されずにクローズ(導通維持)し
ていると、ヒューズ回路F5からトランジスタTN1に
「H」レベルが供給される。トランジスタTN1,TN
2はON動作をし、トランジスタTPがOFF動作をす
る。このことで、入力INと出力OUTとの間からイン
バータ INVが切り放される。また、入力INと出力OU
TとがトランジスタTN2により接続され、当該回路が
スルー状態となる。
【0068】また、図13(B)に示すようにヒューズ回
路F5のFUSE5が溶断されると、トランジスタTN
1に「L」レベルが供給されることから、トランジスタ
TN1,TN2はOFF動作をし、トランジスタTPがO
N動作をする。これにより、入力INと出力OUTとの
間にインバータ INVが接続される。この結果、図12
(B)に示すように、入力信号SINが遅延され、その遅
延信号SOUT 5が出力される。この際の遅延量はインバ
ータ INVの設置段数に依存する。
【0069】このようにして、本発明の第5の実施例に
係る信号遅延回路によれば、図12(A)に示すように、
トランジスタTN1,TN2,TP,1段以上のインバ
ータINV及びヒューズ回路F5を備える。このため、ヒ
ューズ回路F5のプログラムによって、第1〜第4の実
施例と同様に、予め設置された所望段数のインバータ I
NVを入出力間に接続すること、又は、非接続することが
可能となる。また、所望段数のインバータ INVに付き1
個のFUSE5を設ければ良く、LSIの高集積化を図
ることが可能となる。
【0070】さらに、第1〜第4の実施例と同様にFU
SE5の配置余裕を持たせることができ、ヒューズ配線
の影響を考慮しなくても済む。このことで、第5の信号
遅延回路を組み合わせたプログラマブル遅延回路をクロ
ックディレイ調整回路に適用することができる。 (6)第6の実施例の説明 図14(A),(B)は、本発明の実施例に係る信号遅延
回路及びその動作波形図であり、図15(A),(B)は
そのヒューズプログラム時の等価回路図をそれぞれ示し
ている。第3の実施例と異なるのは第6の実施例では、
トランスファーゲートが反対導電型のトランジスタによ
り構成される。
【0071】すなわち、本発明の第6の信号遅延回路は
図14(A)に示すように、トランジスタTP1,TP
2,TN,インバータ INV及びヒューズ回路F6を備え
る。トランジスタTP1,TP2,TNは図1(B)の
スイッチ回路12の他の一例であり、トランジスタTP
2,TNはトランスファーゲートを構成し、入力INと
出力OUTとの間にインバータ INVを接続又は非接続す
る素子である。
【0072】トランジスタTP1のソースは、電源線V
CCに接続され、そのドレインはトランジスタTP2及び
TNの各ゲートにそれぞれ接続される。トランジスタT
P1のゲートはヒューズ回路F6のFF回路の出力に接
続され、トランジスタTP2のドレインはトランジスタ
TNのソース及び出力OUTにそれぞれ接続される。ト
ランジスタTNのドレインはインバータ INVの出力に接
続され、トランジスタTP2のドレインがインバータ I
NVの入力INにそれぞれ接続される。
【0073】ヒューズ回路F6はトランジスタTP1に
制御電圧を与える回路である。ヒューズ回路F6の他端
は電源線VCCに接続される。ヒューズ回路F6の構成,
FUSEiの素材及びプログラム方法は第1の実施例と
同様である。本発明の第6の信号遅延回路の動作を説明
する。例えば、図15(A)に示すようにヒューズ回路F
6のFUSE6が溶断されずにクローズ(導通維持)し
ていると、ヒューズ回路F6からトランジスタTP1に
「H」レベルが供給されるが、トランジスタTP1,T
NがOFF動作をし、トランジスタTP2はON動作をす
る。この結果、入力INと出力OUTとの間からインバ
ータ INVが切り放される。また、入力INと出力OUT
とがトランジスタTP2により接続され、当該回路がス
ルー状態となる。
【0074】また、図15(B)に示すようにヒューズ回
路F6のFUSE6が溶断されると、トランジスタTP
1に「L」レベルが供給されることから、トランジスタ
TP1,TNはON動作をし、トランジスタTP2がO
N動作をする。これにより、入力INと出力OUTとの
間にインバータ INVが接続される。この結果、図14
(B)に示すように、入力信号SINが遅延され、その遅
延信号SOUT 6が出力される。この際の遅延量はインバ
ータ INVの設置段数に依存する。
【0075】このようにして、本発明の第6の実施例に
係る信号遅延回路によれば、図14(A)に示すように、
トランジスタTP1,TP2,TN,1段以上のインバ
ータINV及びヒューズ回路F6を備える。このため、ヒ
ューズ回路F6のプログラムによって、第1〜第5の実
施例と同様に、予め設置された所望段数のインバータ I
NVを入出力間に接続すること、又は、非接続することが
可能となる。また、所望段数のインバータ INVに付き1
個のFUSE6を設ければ良く、LSIの高集積化を図
ることが可能となる。
【0076】さらに、第1〜第5の実施例と同様にFU
SE6の配置余裕を持たせることができ、ヒューズ配線
の影響を考慮しなくても済む。このことで、第6の信号
遅延回路を組み合わせたプログラマブル遅延回路をクロ
ックディレイ調整回路に適用することができる。 (7)第7の実施例の説明 図16(A),(B)は、本発明の第7の実施例に係る信
号遅延回路及びその動作波形図であり、図17(A),
(B)はそのヒューズプログラム時の等価回路図をそれ
ぞれ示している。第7の実施例は第1の実施例と異な
り、インバータ INVの入力と信号入力INとの間にトラ
ンジスタTN3が設けられる。
【0077】本発明の第7の信号遅延回路は図16(A)
に示すように、トランジスタTN1〜TN3,TP,イ
ンバータ INV及びヒューズ回路F7を備える。すなわ
ち、トランジスタTN3のゲートはトランジスタTN1
のソース、トランジスタTN2及びTPの各ゲートに接
続される。トランジスタTN3のソースがインバータ I
NVの入力に接続され、そのドレインが入力INに接続さ
れる。その他の接続方法は、第1の実施例と同様のた
め、その説明を省略する。
【0078】本発明の第7の信号遅延回路の動作を説明
する。例えば、図17(A)に示すようにヒューズ回路F
7のFUSE7が溶断されずにクローズ(導通維持)し
ていると、ヒューズ回路F7からトランジスタTN1に
「H」レベルが供給される。トランジスタTN1〜TN
3はON動作をし、トランジスタTPがOFF動作をす
る。これにより、入力INと出力OUTとの間にインバ
ータ INVが接続され、図16(B)に示すように、入力信
号SINが遅延され、その遅延信号SOUT 7が出力され
る。この際の遅延量はインバータ INVの設置段数に依存
する。
【0079】また、図17(B)に示すようにヒューズ回
路F7のFUSE7が溶断されると、トランジスタTN
1に「L」レベルが供給されることから、トランジスタ
TN1〜TN3はOFF動作をし、トランジスタTPがO
N動作をする。この結果、入力INと出力OUTとの間
からインバータ INVが切り放される。また、入力INと
出力OUTとがトランジスタTPにより接続され、当該
回路がスルー状態となる。
【0080】このようにして、本発明の第7の実施例に
係る信号遅延回路によれば、図16(A)に示すように、
トランジスタTN1〜TN3,TP,1段以上のインバ
ータINV及びヒューズ回路F7を備える。このため、ヒ
ューズ回路F7のプログラムによって、第1〜第6の実
施例と同様に予め設置された所望段数のインバータ INV
を入出力間に接続すること、又は、非接続することが可
能となる。また、所望段数のインバータ INVに付き1個
のFUSE7を設ければ良く、LSIの高集積化を図る
ことが可能となる。
【0081】さらに、本発明の第7の実施例によれば、
FUSE7が従来例のように信号伝播経路に直接挿入さ
れることなく、それがヒューズ回路F7内で接地線GND
に接続される。このため、FUSE7の配置に余裕がで
きる。例えば、電源線VCCに集中してレイアウトでき
る。また、ヒューズ回路F7に直接,超高速の入力信号
がパスしないため、ヒューズ回路F7を接続する配線の
引回しや線路の浮遊容量等の影響を考慮しなくても済
む。
【0082】これにより、第7の信号遅延回路を組み合
わせたプログラマブル遅延回路を半導体記憶装置等のク
ロックディレイ調整回路に適用することが可能となる。 (8)第8の実施例の説明 図18(A),(B)は、本発明の第2の実施例に係る信
号遅延回路及びその動作波形図であり、図19(A),
(B)はそのヒューズプログラム時の等価回路図をそれ
ぞれ示している。第2,第7の実施例と異なるのは第8
実施例では、インバータ INVの入力と信号入力INとの
間にトランジスタTN2が設けられる。
【0083】本発明の第7の信号遅延回路は図16(A)
に示すように、トランジスタTN1,TN2,TP,イ
ンバータ INV及びヒューズ回路F8を備える。すなわ
ち、トランジスタTN2のゲートはトランジスタTN1
のゲート、トランジスタTPの各ゲートに接続される。
トランジスタTN2のソースがインバータ INVの入力に
接続され、そのドレインが入力INに接続される。その
他の接続方法は、第2の実施例と同様のため、その説明
を省略する。
【0084】本発明の第8の信号遅延回路の動作を説明
する。例えば、図19(A)に示すようにヒューズ回路F
8のFUSE8が溶断されずにクローズ(導通維持)し
ていると、ヒューズ回路F8からトランジスタTN1,
TN2及びTPに「H」レベルが供給される。トランジ
スタTN1,TN2はON動作をし、トランジスタTP
がOFF動作をする。これにより、入力INと出力OUT
との間にインバータ INVが接続され、図18(B)に示す
ように、入力信号SINが遅延され、その遅延信号SOUT
8が出力される。この際の遅延量はインバータ INVの設
置段数に依存する。
【0085】また、図19(B)に示すようにヒューズ回
路F8のFUSE8が溶断されると、トランジスタTN
1,TN2及びTPに「L」レベルが供給されることか
ら、トランジスタTN1,TN2はOFF動作をし、トラ
ンジスタTPがON動作をする。入力INと出力OUT
との間からインバータ INVが切り放される。また、入力
INと出力OUTとがトランジスタTPにより接続さ
れ、当該回路がスルー状態となる。
【0086】このようにして、本発明の第8の実施例に
係る信号遅延回路によれば、図18(A)に示すように、
トランジスタTN1,TN2,TP,1段以上のインバ
ータINV及びヒューズ回路F8を備える。このため、ヒ
ューズ回路F8のプログラムによって、第2,第7の実
施例と同様に予め設置された所望段数のインバータ INV
を入出力間に接続すること、又は、非接続することが可
能となる。また、所望段数のインバータ INVに付き1個
のFUSE8を設ければ良く、LSIの高集積化を図る
ことが可能となる。
【0087】さらに、第2,第7の実施例と同様にFU
SEF8の配置余裕を持たせることができ、ヒューズ配
線の影響を考慮しなくても済む。このことで、第8の信
号遅延回路を組み合わせたプログラマブル遅延回路をク
ロックディレイ調整回路に適用することができる。 (9)第9の実施例の説明 図20(A),(B)は、本発明の第9の実施例に係る信
号遅延回路及びその動作波形図であり、図21(A),
(B)はそのヒューズプログラム時の等価回路図をそれ
ぞれ示している。第3,第7の実施例と異なるのは第9
の実施例では、インバータ INVの入力と信号入力INと
の間にトランジスタTP3が設けられる。
【0088】本発明の第9の信号遅延回路は図20(A)
に示すように、トランジスタTP1〜TP3,TN,イ
ンバータ INV及びヒューズ回路F9を備える。すなわ
ち、トランジスタTP3のゲートはトランジスタTP1
のドレイン、トランジスタTP2及びTNの各ゲートに
接続される。トランジスタTP3のソースがインバータ
INVの入力に接続され、そのドレインが入力INに接続
される。その他の接続方法は、第3の実施例と同様のた
め、その説明を省略する。
【0089】本発明の第9の信号遅延回路の動作を説明
する。例えば、図21(A)に示すようにヒューズ回路F
9のFUSE9が溶断されずにクローズ(導通維持)し
ていると、ヒューズ回路F9からトランジスタTP1に
「H」レベルが供給される。この結果、トランジスタT
P1,TNはOFF動作をし、トランジスタTP2,TP
3がON動作をする。これにより、入力INと出力OU
Tとの間にインバータINVが接続され、図20(B)に示
すように、入力信号SINが遅延され、その遅延信号SOU
T 9が出力される。この際の遅延量はインバータ INVの
設置段数に依存する。
【0090】また、図21(B)に示すようにヒューズ回
路F9のFUSE9が溶断されると、トランジスタTP
1に「L」レベルが供給されることから、トランジスタ
TP1,TNはON動作をし、トランジスタTP2,T
P3がON動作をする。このことで、入力INと出力O
UTとの間からインバータ INVが切り放される。また、
入力INと出力OUTとがトランジスタTNにより接続
され、当該回路がスルー状態となる。
【0091】このようにして、本発明の第9の実施例に
係る信号遅延回路によれば、図20(A)に示すように、
トランジスタTP1〜TP3,TN,1段以上のインバ
ータINV及びヒューズ回路F9を備える。このため、ヒ
ューズ回路F9のプログラムによって、第3,第7の実
施例と同様に、予め設置された所望段数のインバータ I
NVを入出力間に接続すること、又は、非接続することが
可能となる。また、所望段数のインバータ INVに付き1
個のFUSE9を設ければ良く、LSIの高集積化を図
ることが可能となる。
【0092】さらに、第3,第7の実施例と同様にFU
SE9の配置余裕を持たせることができ、ヒューズ配線
の影響を考慮しなくても済む。このことで、第9の信号
遅延回路を組み合わせたプログラマブル遅延回路をクロ
ックディレイ調整回路に適用することができる。 (10)第10の実施例の説明 図22(A),(B)は、本発明の第10の実施例に係る信
号遅延回路及びその動作波形図であり、図23(A),
(B)はそのヒューズプログラム時の等価回路図をそれ
ぞれ示している。第4,第7の実施例と異なるのは第10
実施例では、インバータ INVの入力と信号入力INとの
間にトランジスタTP2が設けられる。
【0093】本発明の第9の信号遅延回路は図20(A)
に示すように、トランジスタTP1,TP2,TN,イ
ンバータ INV及びヒューズ回路F10を備える。すなわ
ち、トランジスタTP2のゲートはトランジスタTP1
及びTNの各ゲートに接続される。トランジスタTP2
のドレインはインバータ INVの入力に接続され、そのソ
ースが入力INに接続される。その他の接続方法は、第
4の実施例と同様のため、その説明を省略する。
【0094】本発明の信号遅延回路の動作を説明する。
例えば、図23(A)に示すようにヒューズ回路F10のF
USE10が溶断されずにクローズ(導通維持)している
と、ヒューズ回路F10からトランジスタTN,TP1及
びTP2に「H」レベルが供給される。トランジスタT
NはON動作をし、トランジスタTP1及びTP2がO
FF動作をする。このことで、入力INと出力OUTとの
間からインバータ INVが切り放される。また、入力IN
と出力OUTとがトランジスタTNにより接続され、当
該回路がスルー状態となる。
【0095】また、図23(B)に示すようにヒューズ回
路F10のFUSE10が溶断されると、トランジスタT
N,TP1及びTP2に「L」レベルが供給されること
から、トランジスタTP1及びTP2はON動作をし、
トランジスタTNがOFF動作をする。この結果、入力I
Nと出力OUTとの間にインバータ INVが接続され、図
22(B)に示すように、入力信号SINがにより遅延さ
れ、その遅延信号SOUT 10が出力される。この際の遅延
量はインバータ INVの設置段数に依存する。
【0096】このようにして、本発明の第10の実施例に
係る信号遅延回路によれば、図22(A)に示すように、
トランジスタTN,TP1,TP2, 1段以上のインバ
ータINV及びヒューズ回路F10を備える。このため、ヒ
ューズ回路F10のプログラムによって、第1〜9の実施
例と同様に予め設置された所望段数のインバータ INVを
入出力間に接続すること、又は、非接続することが可能
となる。また、所望段数のインバータ INVに付き1個の
FUSE10を設ければ良く、LSIの高集積化を図るこ
とが可能となる。
【0097】さらに、第1〜第9の実施例と同様にFU
SE10の配置余裕を持たせることができ、ヒューズ配線
の影響を考慮しなくても済む。このことで、第10の信号
遅延回路を組み合わせたプログラマブル遅延回路をクロ
ックディレイ調整回路に適用することができる。 (11)第11の実施例の説明 図24(A),(B)は、本発明の実施例に係る信号遅延
回路及びその動作波形図であり、図25(A),(B)は
そのヒューズプログラム時の等価回路図をそれぞれ示し
ている。第5,7の実施例と異なるのは第11の実施例で
は、インバータINVの入力と信号入力INとの間にトラ
ンジスタTP2が設けられる。
【0098】本発明の第11の信号遅延回路は図24(A)
に示すように、トランジスタTP1,TP2,TN1,
TN2,インバータ INV及びヒューズ回路F11を備え
る。すなわち、トランジスタTP2のゲートはトランジ
スタTP1及びTN2の各ゲートに接続される。トラン
ジスタTP2のドレインはインバータ INVの入力に接続
され、そのソースが入力INに接続される。その他の接
続方法は、第5の実施例と同様のため、その説明を省略
する。
【0099】本発明の第11の信号遅延回路の動作を説明
する。例えば、図25(A)に示すようにヒューズ回路F
11のFUSE11が溶断されずにクローズ(導通維持)し
ていると、ヒューズ回路F11からトランジスタTN1に
「H」レベルが供給される。トランジスタTN1,TN
2はON動作をし、トランジスタTPがOFF動作をす
る。このことで、入力INと出力OUTとの間からイン
バータ INVが切り放される。また、入力INと出力OU
TとがトランジスタTN2により接続され、当該回路が
スルー状態となる。
【0100】また、図25(B)に示すようにヒューズ回
路F11のFUSE11が溶断されると、トランジスタTN
1に「L」レベルが供給されることから、トランジスタ
TN1,TN2はOFF動作をし、トランジスタTP1,
TP2がON動作をする。これにより、入力INと出力
OUTとの間にインバータ INVが接続される。この結
果、図24(B)に示すように、入力信号SINがインバー
タ INVにより遅延され、その遅延信号SOUT 11が出力さ
れる。この際の遅延量はインバータ INVの設置段数に依
存する。
【0101】このようにして、本発明の第11の実施例に
係る信号遅延回路によれば、図24(A)に示すように、
トランジスタTN1,TN2,TP1,TP2,1段以
上のインバータ INV及びヒューズ回路F11を備える。こ
のため、ヒューズ回路F11のプログラムによって、第1
〜第10の実施例と同様に、予め設置された所望段数のイ
ンバータ INVを入出力間に接続すること、又は、非接続
することが可能となる。また、所望段数のインバータ I
NVに付き1個のFUSE11を設ければ良く、LSIの高
集積化を図ることが可能となる。
【0102】さらに、第1〜第10の実施例と同様にFU
SE11の配置余裕を持たせることができ、ヒューズ配線
の影響を考慮しなくても済む。このことで、第11の信号
遅延回路を組み合わせたプログラマブル遅延回路をクロ
ックディレイ調整回路に適用することができる。 (12)第12の実施例の説明 図26(A),(B)は、本発明の第12の実施例に係る信
号遅延回路及びその動作波形図であり、図27(A),
(B)はそのヒューズプログラム時の等価回路図をそれ
ぞれ示している。第6,7の実施例と異なるのは第12の
実施例では、インバータ INVの入力と信号入力INとの
間にトランジスタTN2が設けられる。
【0103】本発明の第12の信号遅延回路は図20(A)
に示すように、トランジスタTP1,TP2,TN1,
TN2,インバータ INV及びヒューズ回路F12を備え
る。すなわち、トランジスタTN2のゲートはトランジ
スタTP2及びTN1の各ゲートと、トランジスタTP
1のドレインとに接続される。トランジスタTN2のソ
ースはインバータ INVの入力に接続され、そのドレイン
が入力INに接続される。その他の接続方法は、第6の
実施例と同様のため、その説明を省略する。
【0104】本発明の第12の信号遅延回路の動作を説明
する。例えば、図27(A)に示すようにヒューズ回路F
12のFUSE12が溶断されずにクローズ(導通維持)し
ていると、ヒューズ回路F12からトランジスタTP1に
「H」レベルが供給され、トランジスタTN1,TN2
がOFF動作をし、トランジスタTP2はON動作をす
る。この結果、入力INと出力OUTとの間からインバ
ータ INVが切り放される。また、入力INと出力OUT
とがトランジスタTP2により接続され、当該回路がス
ルー状態となる。
【0105】また、図27(B)に示すようにヒューズ回
路F12のFUSE12が溶断されると、トランジスタTP
1に「L」レベルが供給されることから、トランジスタ
TN1,TN2はON動作をし、トランジスタTP2が
OFF動作をする。これにより、入力INと出力OUTと
の間にインバータ INVが接続される。この結果、図26
(B)に示すように、入力信号SINがインバータ INVに
より遅延され、その遅延信号SOUT 12が出力される。こ
の際の遅延量はインバータ INVの設置段数に依存する。
【0106】このようにして、本発明の第12の実施例に
係る信号遅延回路によれば、図26(A)に示すように、
トランジスタTP1,TP2,TN1,TN2,1段以
上のインバータ INV及びヒューズ回路F12を備える。こ
のため、ヒューズ回路F12のプログラムによって、第1
〜第11の実施例と同様に、予め設置された所望段数のイ
ンバータ INVを入出力間に接続すること、又は、非接続
することが可能となる。また、所望段数のインバータ I
NVに付き1個のFUSE12を設ければ良く、LSIの高
集積化を図ることが可能となる。
【0107】さらに、第1〜第11の実施例と同様にFU
SE12の配置余裕を持たせることができ、ヒューズ配線
の影響を考慮しなくても済む。このことで、第12の信号
遅延回路を組み合わせたプログラマブル遅延回路をクロ
ックディレイ調整回路に適用することができる。 (13)第13の実施例の説明 図28(A),(B)は、本発明の第13の実施例に係るプ
ログラム可能な遅延回路及びその動作波形図をそれぞれ
示している。第1〜第12の実施例と異なるのは第13の実
施例では、図28(A)に示すように、インバータ INVの
設置段数が異なる4つの信号遅延素子D1〜D4が縦続
接続されるものである。
【0108】すなわち、信号遅延素子D1〜D4は複数
の信号遅延素子Diの一例であり、i=4の場合であ
る。信号遅延素子D1〜D4は、本発明の第1〜第12の
実施例に係る信号遅延回路を応用する。信号遅延素子D
1は遅延制御回路101 及びヒューズ回路F1を有する。
ヒューズ回路F1の一端は電源線VCCに接続され、その
他端は遅延制御回路101 にそれぞれ接続される。遅延制
御回路101 はインバータINVが1段のスイッチ回路を有
する。
【0109】信号遅延素子D2は遅延制御回路102 及び
ヒューズ回路F2を有する。ヒューズ回路F2の一端は
電源線VCCに接続され、その他端は遅延制御回路102 に
それぞれ接続される。遅延制御回路102 はインバータ I
NVが2段のスイッチ回路を有する。信号遅延素子D3は
遅延制御回路103 及びヒューズ回路F3を有する。ヒュ
ーズ回路F3の一端は電源線VCCに接続され、その他端
は遅延制御回路103 にそれぞれ接続される。遅延制御回
路103 はインバータ INVが4段のスイッチ回路を有す
る。
【0110】信号遅延素子D4は遅延制御回路104 及び
ヒューズ回路F4を有する。ヒューズ回路F4の一端は
電源線VCCに接続され、その他端は遅延制御回路104 に
それぞれ接続される。遅延制御回路104 はインバータ I
NVが8段のスイッチ回路を有する。なお、各遅延制御回
路101 〜104 には第1〜第12の実施例に示したようなス
イッチ回路が応用される。
【0111】次に、本発明のプログラム可能な遅延回路
の動作を説明する。例えば、当該遅延回路の各遅延制御
回路を第1の実施例に示したような回路により構成した
場合には、ヒューズ回路F1のFUSE1が溶断され、
他のヒューズ回路F2〜F4がクローズ(導通維持)し
ていると、遅延制御回路101 がスルー状態となり、入出
力間の遅延量はインバータ INV×14段になる。
【0112】また、ヒューズ回路F2のFUSE2が溶
断され、他のヒューズ回路F1,F3,F4がクローズ
(導通維持)していると、遅延制御回路102 がスルー状
態となり、入出力間の遅延量はインバータ INV×13段
になる。ヒューズ回路F3のFUSE3が溶断され、他
のヒューズ回路F1,F2,F4がクローズ(導通維
持)していると、遅延制御回路103 がスルー状態とな
り、入出力間の遅延量はインバータ INV×11段にな
る。ヒューズ回路F4のFUSE4が溶断され、他のヒ
ューズ回路F1〜F3がクローズ(導通維持)している
と、遅延制御回路104がスルー状態となり、入出力間の
遅延量はインバータ INV×7段になる。
【0113】これらのヒューズ回路F1〜F4のヒュー
ズ素子の溶断の組み合わせに対する入出力間の遅延量の
関係を表1に示している。
【0114】
【表1】
【0115】これによれば、ヒューズ回路F1〜F4の
ヒューズ素子の溶断の組み合わせによって、16通りの
遅延量が調整可能となる。このようにして、本発明の第
13の実施例に係るプログラム可能な遅延回路によれば、
図28に示すように、縦続接続された4つの信号遅延素子
D1〜D4が本発明の第1の実施例に係る信号遅延回路
から成る。
【0116】このため、本発明の第1の信号遅延回路か
ら成る遅延制御回路101 〜104 のいずれかのヒューズ回
路F1〜F4をプログラムすることにより、入力信号S
INの遅延量を16通りに制御することができる。このこ
とで、図28(B)に示すように、インバータ INVを1段
づつ遅延した遅延信号SOUT 0〜SOUT 15を選択出力す
ることが可能となる。
【0117】このことで、従来例のような遅延素子の出
力波形の立ち上がり又は立ち下がりを調整するヒューズ
機能に比べて、スルー状態から所定段数に至るまで、フ
レキシブルな信号遅延をすることが可能となり、入力信
号SINの遅延量の調整範囲を幅広くすることが可能とな
る。これにより、当該プログラム可能な遅延回路を半導
体記憶装置に適用した場合、回路構成後において、クロ
ックディレイを修正することができ、所望の遅延量の超
高速のクロックサイクルによりメモリセルを動作させる
ことができる。このことで、メモリの高速化及び歩留り
の向上を図ることが可能となる。
【0118】なお、本発明の実施例では、図4に示した
ようなヒューズ回路Fを用いたが、これに限られること
はなく、他端が直接電源線VCCに接続されたヒューズ素
子であっても良い。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の信号遅延
回路によれば1段以上の遅延素子とスイッチ回路とを有
する遅延制御回路、及び、電源線に接続されたヒューズ
回路を備える。このため、ヒューズ回路のプログラムに
よって、1段以上の遅延素子を入出力間に接続するこ
と、又は、非接続することが可能となる。また、遅延素
子1個に付き、必ずしも1個のヒューズ素子を設けなく
ても済み、LSIの高集積化を図ることが可能となる。
【0120】さらに、本発明の信号遅延回路によれば、
ヒューズ素子が従来例のように信号伝播経路に直接挿入
されることなく、それが電源線に接続される。このた
め、ヒューズ素子の配置に余裕ができる。また、ヒュー
ズ回路に直接,超高速の入力信号がパスしないため、ヒ
ューズ回路を接続する配線の引回しや線路の浮遊容量等
の影響を考慮しなくても済む。
【0121】また、本発明のプログラム可能な遅延回路
によれば、縦続接続された複数の信号遅延素子が本発明
の信号遅延回路のいずれかの回路から成る。このため、
本発明の信号遅延回路のいずれかのヒューズ回路のヒュ
ーズ素子をプログラムすることにより、入力信号の遅延
量を所定ピッチに制御することができる。
【0122】これにより、本発明の遅延回路をメモリの
クロックディレイ調整回路に適用することができ、さら
に、その回路構成後においても、クロックディレイを修
正することができる。このことで、半導体記憶装置の高
速化及び歩留りの向上に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る信号遅延回路の原理図である。
【図2】本発明に係るプログラム可能な遅延回路の原理
図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る信号遅延回路及び
動作波形図である。
【図4】本発明の各実施例に係るヒューズ回路の内部構
成図及び機能説明図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係るヒューズプログラ
ム時の等価回路図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係る信号遅延回路及び
動作波形図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係るヒューズプログラ
ム時の等価回路図である。
【図8】本発明の第3の実施例に係る信号遅延回路及び
動作波形図である。
【図9】本発明の第3の実施例に係るヒューズプログラ
ム時の等価回路図である。
【図10】本発明の第4の実施例に係る信号遅延回路及び
動作波形図である。
【図11】本発明の第4の実施例に係るヒューズプログラ
ム時の等価回路図である。
【図12】本発明の第5の実施例に係る信号遅延回路及び
動作波形図である。
【図13】本発明の第5の実施例に係るヒューズプログラ
ム時の等価回路図である。
【図14】本発明の第6の実施例に係る信号遅延回路及び
動作波形図である。
【図15】本発明の第6の実施例に係るヒューズプログラ
ム時の等価回路図である。
【図16】本発明の第7の実施例に係る信号遅延回路及び
動作波形図である。
【図17】本発明の第7の実施例に係るヒューズプログラ
ム時の等価回路図である。
【図18】本発明の第8の実施例に係る信号遅延回路及び
動作波形図である。
【図19】本発明の第8の実施例に係るヒューズプログラ
ム時の等価回路図である。
【図20】本発明の第9の実施例に係る信号遅延回路及び
動作波形図である。
【図21】本発明の第9の実施例に係るヒューズプログラ
ム時の等価回路図である。
【図22】本発明の第10の実施例に係る信号遅延回路及び
動作波形図である。
【図23】本発明の第10の実施例に係るヒューズプログラ
ム時の等価回路図である。
【図24】本発明の第11の実施例に係る信号遅延回路及び
動作波形図である。
【図25】本発明の第11の実施例に係るヒューズプログラ
ム時の等価回路図である。
【図26】本発明の第12の実施例に係る信号遅延回路及び
動作波形図である。
【図27】本発明の第12の実施例に係るヒューズプログラ
ム時の等価回路図である。
【図28】本発明の第13の実施例に係るプログラム可能な
遅延回路の構成図及び動作波形図である。
【図29】従来例に係る信号遅延回路及び動作波形図であ
る。
【符号の説明】
100 …遅延制御回路、 11…遅延素子、 12…スイッチ回路、 F…ヒューズ回路、 FUSE…ヒューズ素子、 Di,〔i=1〜n〕…信号遅延素子、 S1〜S4…第1〜第4のスイッチ素子、 SIN…入力信号、 SOUT …遅延信号。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御電圧に基づいて入力信号(SIN)を
    遅延して遅延信号(SOUT )を出力し、又は、入力(I
    N)と出力(OUT)とを接続する遅延制御回路(100
    )と、前記遅延制御回路(100 )に制御電圧を与える
    ヒューズ回路(F)とを備えることを特徴とする信号遅
    延回路。
  2. 【請求項2】 入力信号(SIN)を遅延して遅延信号
    (SOUT )を出力する1段以上の遅延素子(11)と、
    入力(IN)と出力(OUT)との間に前記遅延素子
    (11)を接続又は非接続するスイッチ回路(12)
    と、前記スイッチ回路(12)に制御電圧を供給するヒ
    ューズ回路(F)とを備えることを特徴とする信号遅延
    回路。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ回路(12)は、n型の電
    界効果トランジスタから成る第1及び第2のトランジス
    タ(TN1,TN2)と、p型の電界効果トランジスタ
    から成る第3のトランジスタ(TP)とを有し、 前記第1のトランジスタ(TN1)のソースは、前記第
    2のトランジスタ(TN2)のゲート及び第3のトラン
    ジスタ(TP)のゲートに接続され、前記第1のトラン
    ジスタ(TN1)のゲートがヒューズ回路(F)の一端
    に接続され、前記第2のトランジスタ(TN2)のソー
    スが第3のトランジスタ(TP)のドレイン及び出力
    (OUT)に接続され、前記第2のトランジスタ(TN
    2)のドレインが前記遅延素子(11)の出力に接続さ
    れ、前記第3のトランジスタ(TP)のソースが前記遅
    延素子(11)の入力(IN)にそれぞれ接続されるこ
    とを特徴とする請求項2記載の信号遅延回路。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ回路(12)は、n型の電
    界効果トランジスタから成る第1のトランジスタ(T
    N)と、p型の電界効果トランジスタから成る第2のト
    ランジスタ(TP)とを有し、 前記第1のトランジスタ(TN)のソースは、前記第2
    のトランジスタ(TP)のドレインと出力(OUT)と
    にそれぞれ接続され、前記第1のトランジスタ(TN)
    のゲートがヒューズ回路(F)の一端と前記第2のトラ
    ンジスタ(TP)のゲートにそれぞれ接続され、前記第
    1のトランジスタ(TN)のドレインが前記遅延素子
    (11)の出力に接続され、前記第2のトランジスタ
    (TP)のソースが前記遅延素子(11)の入力(I
    N)にそれぞれ接続されることを特徴とする請求項2記
    載の信号遅延回路。
  5. 【請求項5】 前記スイッチ回路(12)は、p型の電
    界効果トランジスタから成る第1及び第2のトランジス
    タ(TP1,TP2)と、n型の電界効果トランジスタ
    から成る第3のトランジスタ(TN)とを有し、 前記第1のトランジスタ(TP1)のドレインは、前記
    第2のトランジスタ(TP2)のゲート及び第3のトラ
    ンジスタ(TN)のゲートに接続され、前記第1のトラ
    ンジスタ(TP1)のゲートがヒューズ回路(F)の一
    端に接続され、前記第2のトランジスタ(TP2)のド
    レインが第3のトランジスタ(TN)のソース及び出力
    (OUT)にそれぞれに接続され、前記第2のトランジ
    スタ(TP2)のソースが前記遅延素子(11)の出力
    に接続され、前記第3のトランジスタ(TN)のドレイ
    ンが前記遅延素子(11)の入力(IN)にそれぞれ接
    続されることを特徴とする請求項2記載の信号遅延回
    路。
  6. 【請求項6】 前記スイッチ回路(12)は、p型の電
    界効果トランジスタから成る第1のトランジスタ(T
    P)と、n型の電界効果トランジスタから成る第2のト
    ランジスタ(TN)とを有し、 前記第1のトランジスタ(TP)のゲートがヒューズ回
    路(F)の一端と前記第2のトランジスタ(TN)のゲ
    ートにそれぞれ接続され、前記第1のトランジスタ(T
    P)のドレインは、前記第2のトランジスタ(TN)の
    ソース及び出力(OUT)にそれぞれ接続され、前記第
    1のトランジスタ(TP)のソースが前記遅延素子(1
    1)の出力に接続され、前記第2のトランジスタ(T
    N)のドレインが前記遅延素子(11)の入力(IN)
    にそれぞれ接続されることを特徴とする請求項2記載の
    信号遅延回路。
  7. 【請求項7】 前記スイッチ回路(12)は、n型の電
    界効果トランジスタから成る第1及び第2のトランジス
    タ(TN1,TN2)と、p型の電界効果トランジスタ
    から成る第3のトランジスタ(TP)とを有し、 前記第1のトランジスタ(TN1)のソースは、前記第
    2のトランジスタ(TN2)のゲート及び第3のトラン
    ジスタ(TP)のゲートに接続され、前記第1のトラン
    ジスタ(TN1)のゲートがヒューズ回路(F)の一端
    に接続され、前記第2のトランジスタ(TN2)のソー
    スが第3のトランジスタ(TP)のドレイン及び出力
    (OUT)にそれぞれ接続され、前記第2のトランジス
    タ(TN2)のドレインが前記遅延素子(11)の入力
    (IN)に接続され、前記第3のトランジスタ(TP)
    のソースが前記遅延素子(11)の出力にそれぞれ接続
    されることを特徴とする請求項2記載の信号遅延回路。
  8. 【請求項8】 前記スイッチ回路(12)は、p型の電
    界効果トランジスタから成る第1及び第2のトランジス
    タ(TP1,TP2)と、n型の電界効果トランジスタ
    から成る第3のトランジスタ(TN)とを有し、 前記第1のトランジスタ(TP1)のドレインは、前記
    第2のトランジスタ(TP2)のゲート及び第3のトラ
    ンジスタ(TN)のゲートに接続され、前記第1のトラ
    ンジスタ(TP1)のゲートがヒューズ回路(F)の一
    端に接続され、前記第2のトランジスタ(TP2)のド
    レインが第3のトランジスタ(TN)のソース及び出力
    (OUT)にそれぞれ接続され、前記第2のトランジス
    タ(TP2)のソースが前記遅延素子(11)の入力
    (IN)に接続され、前記第3のトランジスタ(TN)
    のドレインが前記遅延素子(11)の出力にそれぞれ接
    続されることを特徴とする請求項2記載の信号遅延回
    路。
  9. 【請求項9】 前記スイッチ回路(12)は、n型の電
    界効果トランジスタから成る第1,第2及び第3のトラ
    ンジスタ(TN1,TN2,TN3)と、p型の電界効
    果トランジスタから成る第4のトランジスタ(TP)と
    を有し、 前記第1のトランジスタ(TN1)のソースは、前記第
    2のトランジスタ(TN2)のゲート、第3のトランジ
    スタ(TP3)のゲート及び第4のトランジスタ(T
    P)のゲートにそれぞれ接続され、前記第1のトランジ
    スタ(TN1)のゲートがヒューズ回路(F)の一端に
    接続され、前記第2のトランジスタ(TN2)のソース
    が第4のトランジスタ(TP)のドレイン及び出力(O
    UT)に接続され、前記第2のトランジスタ(TN2)
    のドレインが前記遅延素子(11)の出力に接続され、
    前記第3のトランジスタ(TN3)のソースが遅延素子
    (11)の入力に接続され、前記第2のトランジスタ
    (TN2)のソースが遅延素子(11)の入力に接続さ
    れ、前記第4のトランジスタ(TP)のソースが前記第
    3のトランジスタ(TP3)のドレインと入力(IN)
    にそれぞれ接続されることを特徴とする請求項2記載の
    信号遅延回路。
  10. 【請求項10】 前記スイッチ回路(12)は、n型の電
    界効果トランジスタから成る第1及び第2のトランジス
    タ(TN1,TN2)と、p型の電界効果トランジスタ
    から成る第3のトランジスタ(TP)とを有し、 前記第1のトランジスタ(TN1)のゲートがヒューズ
    回路(F)の一端及び前記第2のトランジスタ(TN
    1)のゲート及び第3のトランジスタ(TP)のゲート
    にそれぞれ接続され、前記第1のトランジスタ(TN
    1)のソースは、前記第3のトランジスタ(TP)のド
    レイン及び出力(OUT)にそれぞれ接続され、前記第
    1のトランジスタ(TN1)のドレインが前記遅延素子
    (11)の出力に接続され、前記第2のトランジスタ
    (TN2)のソースが前記遅延素子(11)の入力に接
    続され、前記第3のトランジスタ(TP)のソースが前
    記第2のトランジスタ(TN2)のドレインと入力(I
    N)にそれぞれ接続されることを特徴とする請求項2記
    載の信号遅延回路。
  11. 【請求項11】 前記スイッチ回路(12)は、p型の電
    界効果トランジスタから成る第1,第2及び第3のトラ
    ンジスタ(TP1,TP2,TP3)と、n型の電界効
    果トランジスタから成る第4のトランジスタ(TN)と
    を有し、 前記第1のトランジスタ(TP1)のドレインは、前記
    第2のトランジスタ(TP2)のゲート、第3のトラン
    ジスタ(TP3)のゲート及び第4のトランジスタ(T
    N)のゲートにそれぞれ接続され、前記第1のトランジ
    スタ(TP1)のゲートがヒューズ回路(F)の一端に
    接続され、前記第2のトランジスタ(TP2)のドレイ
    ンが第4のトランジスタ(TN)のソース及び出力(O
    UT)にそれぞれ接続され、前記第2のトランジスタ
    (TP2)のソースが前記遅延素子(11)の出力に接
    続され、前記第3のトランジスタ(TP3)のドレイン
    が前記遅延素子(11)の入力に接続され、前記第4の
    トランジスタ(TN)のドレインが前記第3のトランジ
    スタ(TP3)のソース及び入力(IN)にそれぞれ接
    続されることを特徴とする請求項2記載の信号遅延回
    路。
  12. 【請求項12】 前記スイッチ回路(12)は、p型の電
    界効果トランジスタから成る第1及び第2のトランジス
    タ(TP1,TP2)と、n型の電界効果トランジスタ
    から成る第3のトランジスタ(TN)とを有し、 前記第1のトランジスタ(TP1)のゲートがヒューズ
    回路(F)の一端、前記第2のトランジスタ(TP2)
    のゲート及び前記第3のトランジスタ(TN)のゲート
    にそれぞれ接続され、前記第1のトランジスタ(TP
    1)のドレインは、前記第3のトランジスタ(TN)の
    ソースと出力(OUT)にそれぞれ接続され、前記第1
    のトランジスタ(TP1)のソースが前記遅延素子(1
    1)の出力に接続され、前記第2のトランジスタ(TP
    2)のドレインが前記遅延素子(11)の入力に接続さ
    れ、前記第3のトランジスタ(TN)のドレインが前記
    第2のトランジスタ(TP2)のソースと入力(IN)
    にそれぞれ接続されることを特徴とする請求項2記載の
    信号遅延回路。
  13. 【請求項13】 前記スイッチ回路(12)は、n型の電
    界効果トランジスタから成る第1及び第2のトランジス
    タ(TN1,TN2)と、p型の電界効果トランジスタ
    から成る第3及び第4のトランジスタ(TP1,TP
    2)とを有し、 前記第1のトランジスタ(TN1)のソースは、前記第
    2のトランジスタ(TN2)のゲート、第3のトランジ
    スタ(TP1)のゲート及び第4のトランジスタ(TP
    2)のゲートにそれぞれ接続され、前記第1のトランジ
    スタ(TN1)のゲートがヒューズ回路(F)の一端に
    接続され、前記第2のトランジスタ(TN2)のソース
    が第3のトランジスタ(TP)のドレインと出力(OU
    T)にそれぞれ接続され、前記第2のトランジスタ(T
    N2)のドレインが前記第4のトランジスタ(TP2)
    のソース及び入力(IN)に接続され、前記第3のトラ
    ンジスタ(TP)のソースが前記遅延素子(11)の出
    力に接続され、前記第4のトランジスタ(TP2)のド
    レインが前記遅延素子(11)の入力に接続されること
    を特徴とする請求項2記載の信号遅延回路。
  14. 【請求項14】 前記スイッチ回路(12)は、p型の電
    界効果トランジスタから成る第1及び第2のトランジス
    タ(TP1,TP2)と、n型の電界効果トランジスタ
    から成る第3及び第4のトランジスタ(TN1,TN
    2)とを有し、 前記第1のトランジスタ(TP1)のドレインは、前記
    第2のトランジスタ(TP2)のゲート、第3のトラン
    ジスタ(TN1)のゲート及び第4のトランジスタ(T
    N2)のゲートにそれぞれ接続され、前記第1のトラン
    ジスタ(TP1)のゲートがヒューズ回路(F)の一端
    に接続され、前記第2のトランジスタ(TP2)のドレ
    インが第3のトランジスタ(TN1)のソース及び出力
    (OUT)にそれぞれ接続され、前記第2のトランジス
    タ(TP2)のソースが前記第4のトランジスタ(TN
    2)のドレイン及び入力(IN)にそれぞれ接続され、 前記第3のトランジスタ(TN1)のドレインが前記遅
    延素子(11)の出力に接続され、前記第4のトランジ
    スタ(TN2)のソースが前記遅延素子(11)の入力
    に接続されることを特徴とする請求項2記載の信号遅延
    回路。
  15. 【請求項15】 前記ヒューズ回路(F)がヒューズ素子
    (FUSE)から成り、前記ヒューズ素子(FUSE)
    の一端が電源線(VCC)に接続されることを特徴とする
    請求項2記載の信号遅延回路。
  16. 【請求項16】 前記ヒューズ回路(F)は、制御用のト
    ランジスタ(TFP),状態記憶回路(FF)及びヒュ
    ーズ素子(FUSE)を有し、 前記制御用のトランジスタ(TFP)のゲートは接地線
    (GND)に接続され、該トランジスタ(TFP)のソー
    スは電源線(VCC)に接続され、かつ、該トランジスタ
    (TFP)のドレインはヒューズ素子(FUSE)の一
    端と、状態記憶回路(FF)の一端とに接続され、前記
    ヒューズ素子(FUSE)の他端は、接地線(GND)に
    接続されることを特徴とする請求項2記載の信号遅延回
    路。
  17. 【請求項17】 遅延量がヒューズ回路(F)のプログラ
    ムにより決定される複数の信号遅延素子(Di,〔i=
    1〜n〕)が縦続接続され、入力信号(SIN)を遅延し
    て遅延信号(SOUT )を出力するプログラム可能な遅延
    回路において、前記信号遅延素子(Di)が請求項1〜
    16記載のいずれかの信号遅延回路から成ることを特徴と
    するプログラム可能な遅延回路。
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EP1199800A1 (de) * 2000-10-19 2002-04-24 Infineon Technologies AG Schaltungsanordnung zur Programmierung einer Verzögerungszeit eines Signalpfads
JP2010003406A (ja) * 1999-03-01 2010-01-07 Freescale Semiconductor Inc プログラマブル遅延制御機能を有する集積回路

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