JPH07262271A - 端 末 - Google Patents

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JPH07262271A
JPH07262271A JP7415894A JP7415894A JPH07262271A JP H07262271 A JPH07262271 A JP H07262271A JP 7415894 A JP7415894 A JP 7415894A JP 7415894 A JP7415894 A JP 7415894A JP H07262271 A JPH07262271 A JP H07262271A
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JP7415894A
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Yasuhiro Tsuda
裕啓 津田
Minoru Kodama
稔 小玉
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、対象者の帳票へのサインを電子化
ベースで行う端末に関し、端末の画面上で対象者にサイ
ンしてもらい、このサインのドットイメージを電子化し
た調査票などの帳票に付加して保存し、帳票を電子化し
たときの顧客の認証を保存して確認を可能にすることを
目的とする。 【構成】 画面に表示された帳票上でサインされたこと
に対応して、サインのドットデータを取り込んで当該帳
票に対応づけて保存するサイン処理部11を備えるよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対象者の帳票へのサイ
ンを電子化ベースで行う端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、顧客を訪問して調査を行う調査業
務、例えば法律で器具のチェックが指定されているガス
器具の保安調査点検業務は、調査員が各顧客(消費者)
を訪問してガス器具をチェックし、その結果を1つ1つ
規定の帳票に記入して記録し、センタに持ちかえる。器
具が不良であった場合、販売店に連絡して器具の修理や
交換を依頼する。販売店から修理や交換した旨の連絡が
あった場合、再度訪問して器具のチェックをして規定の
帳票に記入して記録し、センタに持ちかえり、整理す
る。また、顧客が転勤などで移動した場合、その移動し
た旨を帳票に記入してセンタに持ちかえっていた。
【0003】この際、調査員が顧客を訪問してガス器具
をチェックして帳票に記入し、顧客に捺印してもらい、
一部を顧客に渡し、控を持ちかえるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の調査業務は、顧客を訪問して規定の帳票にチェック結
果を記入し、顧客に捺印してもらい、それをセンタに持
ちかえって整理し、必要な処理(販売店に修理依頼や交
換依頼など)したり、更に留守のときは再度訪問する旨
の記録を残しておくなどの後処理を帳票上で行う、ある
いはセンタのコンピュータに入力して管理していた。こ
のように、従来の調査点検業務が帳票を基本として捺印
をもらうものであり、調査点検業務に多くの時間が必要
となってしまうと共に捺印をもらって顧客の承認済を明
確にして管理しなければならないという問題があった。
また、携帯端末を持って顧客を訪問し、当該携帯端末の
表示画面上に表示し、必要事項をキー入力することが行
われているが、キー操作が煩雑であると共に誤入力が発
生し、更に電子化した際に捺印ができなくなってしまう
という問題があった。
【0005】本発明は、これらの問題を解決するため、
端末の画面上で対象者にサインしてもらい、このサイン
のドットイメージを電子化して調査票などの帳票に付加
して保存し、帳票を電子化したときの顧客の認証を保存
して確認を可能にすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するたの手段を説明する。図1において、端末1は、
センタ21から受信した調査情報をもとに、調査対象者
を訪問して調査点検項目のチェックを行い、その結果を
画面上から入力および対象者から入力されたサインのド
ットデータをセンタ21に送信するものであって、表示
/入力部2、調査点検部4、サイン処理部11、通信部
7、およびプリンタ部8などから構成されるものであ
る。
【0007】表示/入力部2は、各種情報を表示した
り、表示された画面上から選択入力したり、サインを手
書き入力したりするものである。サイン処理部11は、
画面上からサインされたことに対応して、サインのドッ
トデータを取り込んで保存するものである。
【0008】調査点検部4は、調査点検レコード10か
ら選択された調査対象者の調査点検項目を調査点検入力
画面13に表示し、当該調査点検入力画面13上の調査
点検項目のチェック結果の選択に対応してそのチェック
結果を調査点検レコード10に保存したりなどするもの
である。
【0009】通信部7は、センタ21から受信した調査
情報を調査点検レコード10に格納したり、チェック済
の調査点検レコード10をセンタ21に送信したりする
ものである。
【0010】プリンタ部8は、調査票を印字して排出し
たり、不在票を印字して排出したりするものである。調
査点検レコード10は、センタ21から受信した調査対
象者の調査点検情報を格納したものである。
【0011】センタ21は、対象者の調査点検情報を一
元管理するものである。通信部23は、端末1との間で
データの送受信を行うものである。
【0012】
【作用】本発明は、図1に示すように、表示/入力部2
上の画面に表示された帳票上でサインされたことに対応
して、サイン処理部11がサインのドットデータを取り
込んで当該帳票に対応づけて保存するようにしている。
【0013】また、表示/入力部2上の画面に表示され
た帳票上でサインされたことに対応して、サイン処理部
11がサインのドットデータを取り込んで当該帳票に対
応づけて保存し、プリンタ部8が保存した帳票とサイン
のドットデータとを取り出して印字するようにしてい
る。
【0014】また、サインのドットデータを取り込んで
帳票に対応づけて保存したときにサインフラグをオンに
設定し、印字時にこのサインフラグがオンのときにサイ
ンのドットデータを印字するようにしている。
【0015】また、通信部7がセンタ21から受信した
調査情報を調査点検レコード10に格納し、調査点検部
4が調査点検レコード10から選択された調査対象者の
調査点検項目を調査点検入力画面13に表示し、当該調
査点検入力画面13上の調査点検項目のチェック結果の
選択に対応してそのチェック結果を調査点検レコード1
0に保存し、調査点検入力画面13上でサインされたこ
とに対応してサイン処理部11がドットイメージを取り
込んで調査点検レコード10に保存し、通信部7が調査
点検レコード10からチェック結果およびサインのドッ
トイメージをセンタ21に送信して一元管理するように
している。
【0016】また、印字指示に対応して、プリンタ部8
がチェック結果およびサインのドットデータを調査票と
して印字して排出、あるいは不在票を印字して排出する
ようにしている。
【0017】従って、画面に表示された帳票上でサイン
されたことに対応して、サインのドットデータを取り込
んで当該帳票に対応づけて保存し、電子化ベースの端末
で対象者のサインを電子化して保存することが可能とな
った。特に、対象者を訪問したときにセンタ21から予
め受信した対象者情報の一覧中から対象者を選択して調
査点検入力画面13を表示し、この調査点検入力画面1
3から調査結果を選択して入力し、その調査点検結果に
対する顧客のサインをドットデータとして取り込んで保
存すると共に調査票にサインも一緒に印字して排出した
り、不在時に不在票を印字して排出したりすることによ
り、対象者を個別訪問して行う調査点検業務を電子化し
て操作簡単かつ誤りなく調査結果およびサインの一元管
理を実現することが可能となると共に、不在であっても
不在票を印字してその旨を対象者に知らせると共にセン
タにその旨を一元管理することが可能となる。
【0018】
【実施例】次に、図1から図15を用いて本発明の実施
例の構成および動作を順次詳細に説明する。ここでは、
調査点検として、ガス器具の調査・点検を例に以下説明
する。
【0019】図1は、本発明の1実施例構成図を示す。
図1において、端末1は、センタ21から受信した調査
情報をもとに、調査対象者を訪問して調査点検項目のチ
ェックを行い、その結果を画面上から入力すると共にそ
の結果のサインをもらってセンタ21に送信するもので
あって、表示/入力部2、制御部3、サイン処理部1
1、調査点検部4、履歴抽出部5、変更処理部6、通信
部7、およびプリンタ部8から構成されるものである。
【0020】表示/入力部2は、各種情報を表示した
り、表示された画面上から選択入力したり、サインを入
力したりするものである。制御部3は、全体を統括制御
するものである。
【0021】サイン処理部11は、画面上からサインさ
れたことに対応して、サインのドットデータを取り込ん
で保存するものである。この際、サインのドットデータ
を圧縮して保存する。
【0022】調査点検部4は、調査点検レコード10か
ら選択された調査対象者の調査点検項目を調査点検入力
画面13に表示し、当該調査点検入力画面13上の調査
点検項目のチェック結果の選択に対応してそのチェック
結果を調査点検レコード10に保存したりなどするもの
である。
【0023】履歴抽出部5は、調査点検入力画面13か
ら履歴ボタンの選択に対応して、調査点検レコード10
から当該調査対象者の過去の調査点検結果の履歴リスト
を表示するものである。
【0024】変更処理部6は、調査点検入力画面13上
の調査点検項目の変更ボタンの選択に対応して、当該調
査点検項目が変更された旨を保存したり、印字時に調査
点検項目の内容を非印字として排出させたりするもので
ある。
【0025】通信部7は、センタ21から受信した調査
情報を調査点検レコード10に格納したり、チェック済
の調査点検レコード10をセンタ21に送信したりする
ものである。
【0026】プリンタ部8は、調査票を印字して排出し
たり、不在票を印字して排出したり、サインを印字した
りするものである。ファイル9は、調査点検レコード1
0および制御ファイル11を保存するものであって、デ
ィスク装置および振動に強いメモリによって二重化した
ものである。
【0027】調査点検レコード10は、センタ21から
受信した調査対象者の調査点検情報を格納したものであ
る。制御ファイル11は、調査点検レコード10の状態
を記憶する状態フラグ121を保存するものである。
【0028】センタ21は、対象者の調査点検情報を一
元管理するものであって、管理部22および通信部23
などから構成されるものである。管理部22は、マスタ
23内に調査点検情報を保存して管理するものである。
【0029】通信部23は、端末1との間でデータの送
受信を行うものである。マスタ24は、調査情報を一元
管理するものであって、消費者マスタ25、器具マスタ
26、保安マスタ27、調査点検マスタ28などから構
成されるものである。
【0030】テーブル29は、管理情報を管理するもの
であって、送信管理テーブル30などから構成されるも
のである。次に、図2のフローチャートに示す順序に従
い、図1の構成の動作を詳細に説明する。
【0031】図2において、は、調査点検作業を行
う。は、調査点検作業結果のデータ入力を行う。
は、調査点検入力画面よりサインボタンを選択して入力
画面を表示する。これは、図11の調査点検入力画面1
3上のサインのボタンを選択し、図3のサイン入力画面
を表示する。
【0032】は、消費者自身による調査点検結果の確
認サインを入力する。例えば手書き入力する。は、サ
インフラグをセットする。これは、で手書きされた消
費者のサインをドットデータで取り込むと共に、図6の
調査点検レコード10のサインフラグをオンに設定して
記憶する共に、サインのドットデータを保存する。
【0033】は、調査点検入力画面13より調査点検
票ボタンを選択する。これは、図11の調査点検入力画
面13上の調査点検票のボタンを選択する。は、サイ
ンフラグが図6の調査点検レコードに設定されているか
判別する。YESの場合には、で消費者自身による調
査点検結果の確認サイン入りの調査点検票の印刷を行
う。一方、のNOの場合には、でエラーメッセージ
表示を行い、に戻る。
【0034】以上によって、図11の調査点検入力画面
13上で調査点検の結果を選択して入力し、消費者にこ
のチェック結果を見せ、図3のサイン入力画面上からサ
インを入力し、電子化ベースで調査点検結果および消費
者のサインを一緒に入力、保存、印字することが可能と
なる。
【0035】図3は、本発明のサイン入力画面例を示
す。これは、図11の調査点検入力画面13上でボタン
“サイン”を選択したことに対応して、表示されるサイ
ン入力画面例である。このサイン入力画面上から消費者
が手書きによるサインを行うと、ドットデータとして調
査点検結果と一緒に保存されることとなる。以下ガス器
具を例に詳細に説明する。
【0036】まず、図4のフローチャートに示す順序に
従い、図1の構成の全体の動作を詳細に説明する。図4
において、S1は、通信ボタンを選択して調査対象の受
信処理を行う。これは、図1の端末1の表示/入力部2
に表示された、後述する図5の処理選択メニュー上で、
ボタン“通信”を選択(例えばペンでタッチして選択)
し、通信部7を起動して回線を介してセンタ21に調査
対象の調査情報を送信させて、受信する。これにより、
図1のセンタ21のマスタ24(後述する図8参照)か
ら調査情報を送信させて端末1側の調査点検レコード1
0に格納して保存できる。尚、調査点検レコード10の
代わりに、センタ21のマスタ24と同一で調査対象者
のものをそのまま端末1側で送信させて保持するように
してもよい。
【0037】S2は、調査点検入力ボタンを選択する。
これは、図5の処理選択メニュー上で、ボタン“調査点
検入力”をペンでタッチして選択する。この選択によ
り、調査点検部4が起動され、S1で受信して保存した
調査点検レコード10から調査対象者、ここでは消費者
の一覧を図10に示すように、図1の表示/入力部2上
に表示する。
【0038】S3は、調査対象者を未(調査選択未を表
す)の内から選択する。これは、S2で表示された図1
0の調査対象者である消費者一覧の未のうちから、調査
しようとする調査対象者をペンでタッチして選択する。
この選択に対応して、調査対象者の図11の調査点検入
力画面が表示される。
【0039】S4は、対象消費者が在宅か判別する。在
宅の場合には、S5に進み、在宅時の処理を行う。一
方、不在の場合には、S7に進み、不在時の処理を行
う。S5は、消費者が在宅と判明したので、消費者在宅
時の処理を行い、S6で保存する。例えば、消費者の家
に入り、ガス器具(ガスコンロ、ガス暖房器具、ガス流
量計、配管など)のチェックを行い、チェック結果を図
11の調査点検入力画面13上で、該当する項目をペン
でタッチして入力する。例えば“配管の腐食、割れ、ネ
ジのゆるみ、圧力損失がなく良好なとき”は、良の部分
をペンでタッチしてチェック結果を入力し、このチェッ
ク結果を調査点検レコード10に保存する。この際、チ
ェック結果を調査点検レコード10に保存した後、調査
票を印字して排出し、消費者に渡す。
【0040】S7は、消費者が不在と判明したので、不
在票の印刷を行う。これは、調査点検に伺った家の消費
者が不在と判明したので、不在票(例えばガス器具の調
査点検に伺ったが留守でしたので、また伺いますという
メッセージと、調査対象のガス器具のリストなどを印刷
した不在票)を消費者のポストに入れたりする。
【0041】S8は、全対象消費者の調査が完了したか
判別する。YESの場合には、S9に進む。NOの場合
には、S3に戻り、次の調査対象者のうちから未を選択
し、次の調査対象者の調査点検を行う。
【0042】S9は、通信ボタンを選択し調査結果の送
信処理を行う。これは、S3からS9によって、現場で
対象消費者の家に伺ってガス器具などの調査点検を行
い、チェック結果を図11の調査点検入力画面上でペン
で該当項目を選択して入力したり、不在時に不在票を印
刷してポストに入れて知らせたりし、これらの調査点検
結果が調査点検レコード10に保存されたので、図3の
処理選択メニューからボタン“通信”をペンでテッチ
し、保存した調査点検レコード10をセンタ21に送信
する。これにより、センタ21のマスタ24の該当する
消費者の情報が更新され、一元管理する。
【0043】以上によって、調査員が端末1の表示/入
力部2に表示させた図5の処理選択メニューからボタン
“通信”を選択して、センタ21から調査情報を送信さ
せ、調査点検レコード11に保存し、図10の消費者一
覧から未を選択して図11の調査点検入力画面13を表
示させ、その家のガス器具などをチェックし、チェック
結果を図11の調査点検入力画面13上から該当項目を
選択して入力し、調査点検レコード10に保存する。全
調査対象の消費者の調査点検を終了した後、端末1から
回線やLANを介してセンタ21に接続し、調査点検レ
コード10をセンタ21に送信してマスタ24を更新す
ることが可能となる。以下順次詳細に説明する。
【0044】図5は、本発明の処理選択メニュー例を示
す。これは、端末1の表示/入力部2に表示し、各種処
理を起動するときのボタンを表示したものであり、図示
の下記のボタンをペンでタッチすることにより、それぞ
れの処理が起動されるものである。
【0045】・調査点検入力 ・通信 ・環境設定 ・保守 ・業務終了 図6は、本発明の調査点検レコード例を示す。これは、
センタ21から調査情報として受信したものを格納した
ものである。この例では、後述する図8のセンタ21で
一元管理するマスタから送信を受けた調査情報のリンク
関係を取り除いて判り易くまとめたものである。この調
査点検レコードの代わりに、図8のセンタ21側のマス
タのうちから、調査対象者のもののみをそのまま送信を
受けて端末1側のファイル9に保存するようにしてもよ
い。
【0046】ここでは、調査対象者である消費者コード
に対応づけて図示の下記の項目からなる。 ・氏名:LPG 一郎 ・氏名変更フラグ:氏名が変更されて不明であるときに
オンにする ・住所:消費者の住所 ・住所変更フラグ:消費者の住所が移動して不明である
ときにオンにする ・電話番号: ・調査項目: ・器具: ・器具チェックの良/否 ・点検項目: ・ガスメータの良/否 ・日時:調査点検日時 ・調査結果: ・サインファイル:消費者がサインしたサインのドット
イメージ ・サインフラグ:サインが有効か否かを表すフラグ ・その他 図7は、本発明の制御ファイル例を示す。この制御ファ
イル12は、端末1側に設けたものであって、調査点検
レコード10のセンタ21から受信した調査情報が格納
されてそのチェック結果がセンタ21に送信されていな
いときにオンに設定する。この場合には、端末1からセ
ンタ21に再度、調査情報の要求をしようとしても、そ
の要求を拒否し、調査情報の二重の取り込みを禁止す
る。ここで、 ・状態フラグが0:全データ(調査点検レコード12)
をセンタ21に送信済の状態 ・状態フラグが1:センタからのデータ(調査情報)が
調査点検レコード0に有りの状態 状態フラグが1の場合には、再度のセンタ21へのデー
タ(調査情報)の要求を禁止し、二重の調査情報を取り
込みを行わないようにしている。
【0047】図8は、本発明のセンタ側の情報例を示
す。これは、センタ21側が一元管理するマスタ24お
よびテーブル29の例である。図8の(a)は、消費者
マスタ例を示す。この消費者マスタ25は、消費者コー
ドに対応づけて図示のように、 ・氏名:LPG 一郎 ・住所: ・電話番号: などの消費者に関する個人情報を登録したものである。
【0048】図8の(b)は、器具マスタ例を示す。こ
の器具マスタ26は、消費者コードに対応づけて図示の
ように、 ・枝番:消費者の調査点検対象の器具に付与した番号で
ある ・器具: ・製造メーカ名: などの消費者の調査点検対象の器具に関する情報を登録
したものである。
【0049】図8の(c)は、保安マスタ例を示す。こ
の保安マスタ27は、消費者コードに対応づけて図示の
ように、 ・ガスメータ ・日時:調査点検日時 などの消費者の調査点検対象の器具の保安情報を登録し
たものである。
【0050】図8の(d)は、調査点検マスタ例を示
す。この調査点検マスタ28は、消費者コードに対応づ
けて図示のように、 ・器具No: ・結果:良/否 ・サインファイル名:A4 ・サインフラグ:有/無 などの消費者の器具の調査点検に関する情報を登録した
ものである。
【0051】図8の(e)は、送信管理テーブル例を示
す。この送信管理テーブル30には、図示のように、消
費者コードに対応づけて図示のように、 ・通信フラグ:0/1 などの送信に関する情報を登録したものである。ここで
は、センタ21から端末1に調査情報を送信したときに
1に設定し、他の端末から同一の消費者コードに対する
調査情報の送信要求があっても拒否し、1つの消費者コ
ードの調査情報が複数の端末1に送信して重複した調査
が行われないようにする。
【0052】次に、図9のフローチャートに示す順序に
従い、図10の消費者一覧上でマークづけされた消費者
の一覧を表示する手順を詳細に説明する。図9におい
て、S11は、消費者一覧からマークボタンを選択す
る。これは、例えば図10の消費者一覧上で、選択した
い消費者コードの左端に位置するマークをペンでタッチ
して選択する。
【0053】S12は、選択終了か判別する。これは、
図10のマークの位置をペンでタッチして選択が終了し
たか判別する。YESの場合には、表示変更ボタンでマ
ークを選択、例えば図17の表示変更ウィンドウ上のマ
ークを選択し、S14でマーク選択された消費者の一覧
票のみを表示する。一方、NOの場合には、S11を繰
り返す。
【0054】以上によって、図10の消費者一覧から任
意の消費者コードのマークを選択した後、図15の表示
変更ウィンドウでマークを選択すると、選択した消費者
コードの一覧のみが表示される。これにより、図10の
消費者一覧上の調査状況が例えば“未”の消費者コード
のマークを選択した後、図15の表示変更用ウィンドウ
のマークを選択すると、“未”の消費者コードのみの一
覧が表示されることとなるので、この表示された消費者
コードの消費者のみを訪問して調査点検を行うようこと
ができる。
【0055】図10は、本発明の調査対象者一覧例を示
す。これは、センタ21から調査情報として受信し、調
査点検レコード10に保存した内容の一覧の例である。
ここでは、図示のように、 ・マーク:ペンで各レコードを選択するためのボタンで
ある。
【0056】・調査情報:未(調査点検未を表す)、済
(調査点検済を表す)、再(2度以上、調査点検した旨
を表す) ・消費者コード:消費者に付与した一意のコード ・消費者名: ・変動項目:変動する項目 ・住所:消費者の住所 ・電話番号: などの情報の一覧である。また、枠で囲んだボタンとし
て下記のものがあり、それぞれ記載した処理を起動す
る。
【0057】・全件:一覧表示のモード ・消費者コード:一覧表示のモード ・メニュー:処理選択メニュー(図3)に戻る ・前頁:前の頁を表示する ・次頁:次の頁を表示する ・マーククリア:マークを全てクリアする ・表示変更:表示されている消費者一覧の表示対象を変
更する ・コード・ヨミガナ検索:消費者コード/ヨミガナ入力
されたデータをもとに、消費者一覧を表示する 図11は、本発明の調査点検入力画面例を示す。この調
査点検入力画面13は、消費者毎にその調査点検内容を
表示し、調査点検結果を入力するためのものである。例
えば図示の (1)配管 7.腐食、割れ、ネジのゆるみ、圧力損失 (良)
(否) は、“ガス配管に腐食、割れ、ネジのゆるみ、圧力損
失”をチェックした結果、良、否のいずれかを判断し、
例えば良のときは(良)のボタンをタッチしてその旨を
入力するためのものである。また、下欄の矩形は、ボタ
ンを表し、必要に応じてこれらのうちから該当するもの
を選択して処理を起動する。例えば “不在票” を選択し、消費者が不在のときにその旨を入力して保存
すると共に、不在票を印字させて消費者のポストにいれ
て調査点検に伺った旨を知らせる。同様に、消費者が在
宅した場合には、各種調査点検を行い、ボタンを選択し
て入力した後、ボタン“調査点検票”を選択して調査票
を印字し、消費者に渡す。
【0058】次に、図12のフローチャートに示す順序
に従い、調査票履歴を表示させるときの動作を詳細に説
明する。図12において、S21は、調査点検入力画面
より調査履歴ボタンを選択する。これは、例えば図10
の調査点検入力画面17上のボタン“調査履歴”を選択
する。
【0059】S22は、供給開始時期のデータを表示す
る。これは、S21の調査点検入力画面13上に表示し
ていた消費者コードをもとに、調査点検レコード10を
検索して、過去の履歴、ここではガスの供給開始時期の
データとして、例えば図10に示すようにその一覧を表
示する。
【0060】S23は、表示行数分だけ調査結果を新し
い順に表示する。これは、S22で一度に全部を表示で
きないときに、表示できる行数分づつ調査結果を新しい
順に表示する。この際、第1行目には供給開始時の調査
結果を常に表示し、第2行目以降に表示数行分づつ表示
する。
【0061】以上によって、図11の調査点検入力画面
13上で消費者の調査点検を行っているときに、過去の
履歴を知りたいときに、下段のボタン“調査履歴”を選
択すると、自動的に当該消費者コードの過去の調査履歴
を自動検索して画面上に表示行分づつ分けて表示する。
これを見て調査員は、過去の状況を知り、現在の状況を
判断することができる。
【0062】図13は、本発明の調査履歴表示用ウィン
ドウ例を示す。これは、既述したように図10の調査点
検入力画面上でボタン“調査履歴”を選択したときに表
示される調査履歴表示用ウィンドウである。この調査履
歴表示用ウィンドウには、図示の下記の項目の過去の履
歴のリストを表示する。
【0063】 ・調査名称:ガスの供給開始、2年に1回の調査点検、 ・年月日: ・担当者: ・結果:合格、不合格 次に、図14のフローチャートに示す順序に従い、消費
者/住所の変更処理を詳細に説明する。
【0064】図15において、S31は、調査点検入力
画面より変更ボタンを選択する。これは、例えば調査点
検時に図11の調査点検入力画面13上の消費者あるい
は住所が変更になっていた場合、変更になっていた消費
者あるいは住所の例えば右側に設けた変更ボタン(図面
で図示しない)を選択する。この選択に対応して、消費
者あるいは住所が変更されたことを、図6の氏名変更フ
ラグあるいは住所変更フラグをオンに設定して記憶して
おく。再度、変更ボタンを選択すると、元の変更前の状
態に戻る。
【0065】S32は、印刷時に、変更ボタンが選択さ
れた項目を空白に印刷する。S33は、2枚、調査票を
印刷し、調査員が変更箇所(空白部分)に手書きで記入
する(変更指示した部分が空白となるので、この空白部
分に変更後の消費者の氏名、住所を手書きで記入す
る)。1枚は、消費者に提出し、残りの1枚は調査員が
保持し、センタにて変更内容を登録する。
【0066】以上によって、調査点検入力画面13上で
消費者名や住所が変更になっていると判明した場合、当
該調査点検入力画面13上で単に変更があった旨を登録
し、図6の調査点検レコードの氏名変更フラグをオン、
あるいは住所変更フラグをオンにして記憶しておき、調
査票の印刷時に、これらフラグのオンの項目は空白とな
るので、この空白の部分に調査員が手書きで変更後の消
費者名や住所を記入し、1枚を消費者に渡し、残りの1
枚を調査員がセンタに持ちかえってセンタコンピュータ
に登録し、マスタの消費者名や住所を変更する。
【0067】図15は、本発明の表示変更用ウィンドウ
例を示す。これは、既述したように、表示を変更すると
きに表示される表示変更用ウィンドウ例であって、図示
の表示変更項目の中から任意に選択し、表示変更を行
う。ここでは、図示の下記の項目がある。
【0068】・選択項目 ・全件: ・未調査: ・調査済: ・再調査: ・マーク: ・並び順 ・消費者コード: ・ヨミガナ: ・前回調査年月日
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画面に表示された帳票上でサインされたことに対応し
て、サインのドットデータを取り込んで当該帳票に対応
づけて保存する構成を採用しているため、電子化ベース
の端末で対象者のサインを電子化して帳票に対応づけて
保存することが可能となった。特に、対象者を訪問した
ときにセンタ21から予め受信した対象者情報の一覧中
から対象者を選択して調査点検入力画面13を表示し、
この調査点検入力画面13から調査結果を選択して入力
し、その調査点検結果に対する顧客のサインをドットデ
ータとして取り込んで保存すると共に調査票にサインも
一緒に印字して排出したり、不在時に不在票を印字して
排出したりする構成を採用しているため、対象者を個別
訪問して行う調査点検業務を電子化して操作簡単かつ誤
りなく調査結果およびサインの一元管理を実現すること
が可能となると共に、不在であっても不在票を印字して
その旨を対象者に知らせると共にセンタにその旨を一元
管理することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャートである。
【図3】本発明のサイン入力画面例である。
【図4】本発明の全体動作説明フローチャートである。
【図5】本発明の処理選択メニュー例である。
【図6】本発明の調査点検レコード例である。
【図7】本発明の制御ファイル例である。
【図8】本発明のセンタ側の情報例である。
【図9】本発明のマークボタンによる消費者一覧作成フ
ローチャートである。
【図10】本発明の調査対象者一覧例である。
【図11】本発明の調査点検入力画面例である。
【図12】本発明の調査履歴表示フローチャートであ
る。
【図13】本発明の調査履歴表示ウィンドウ例である。
【図14】本発明の消費者/住所の変更処理フローチャ
ートである。
【図15】本発明の表示変更ウィンドウ例である。
【符号の説明】
1:端末 2:表示/入力部 3:制御部 4:調査点検部 5:履歴抽出部 6:変更処理部 7、23:通信部 8:プリンタ部 9:ファイル 10:調査点検レコード 11:サイン処理部 12:制御ファイル 121:状態フラグ 13:調査点検入力画面 21:センタ 22:管理部 24:マスタ 25:消費者マスタ 26:器具マスタ 27:保安マスタ 28:調査点検マスタ 29:テーブル 30:送信管理テーブル 301:通信フラグ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面に表示された帳票上でサインされたこ
    とに対応して、サインのドットデータを取り込んで当該
    帳票に対応づけて保存するサイン処理部(11)を備え
    たことを特徴とする端末。
  2. 【請求項2】画面に表示した帳票上でサインされたこと
    に対応して、サインのドットデータを取り込んで当該帳
    票に対応づけて保存するサイン処理部(11)と、 この保存した帳票とサインのドットデータとを取り出し
    て印字するプリンタ部(8)とを備え、 帳票およびサインを合わせて印字すると共に両者を対応
    づけて保存することを特徴とする端末。
  3. 【請求項3】上記サインのドットデータを取り込んで帳
    票に対応づけて保存したときにサインフラグをオンに設
    定し、印字時にこのサインフラグがオンのときにサイン
    のドットデータを印字することを特徴とする請求項2に
    記載の端末。
  4. 【請求項4】センタ(21)から受信した調査情報を調
    査点検レコード(10)に格納およびチェック済の調査
    点検レコード(10)をセンタ(21)に送信する通信
    部(7)と、 上記調査点検レコード(10)から選択された調査対象
    者の調査点検項目を調査点検入力画面(13)に表示
    し、当該調査点検入力画面(13)上の調査点検項目の
    チェック結果の選択に対応してそのチェック結果を上記
    調査点検レコード(10)に保存する調査点検部(4)
    と、 上記調査点検入力画面(13)上でサインされたことに
    対応してドットイメージを取り込んで上記調査点検レコ
    ード(10)に保存するサイン処理部(11)とを備
    え、 上記調査点検レコード(10)からチェック結果および
    サインのドットイメージをセンタ(21)に送信して一
    元管理することを特徴とする端末。
  5. 【請求項5】印字指示に対応して、上記チェック結果お
    よびサインのドットデータを調査票として印字して排
    出、あるいは不在票を印字して排出することを特徴とす
    る請求項4に記載の端末。
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