JP4274034B2 - 車両の検査管理システム及び車両の検査データ構造 - Google Patents

車両の検査管理システム及び車両の検査データ構造 Download PDF

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Description

車両の製造ラインにおける検査管理システム及びこのシステムで使用する車両の検査データ構造に関する。
従来、車両を製造するラインでは、複数の検査工程を設定し、それぞれの検査工程において、検査データをホストからパソコンにダウンロードし、オペレータはこの検査データに基づいて検査を行い、その結果をパソコンに入力してホストへ送信するもの、また、検査の最初に各工程で検査に必要な基準データをバーコードで印刷した検査指示票を発行して車両に添付し、第1の工程で該当するバーコードを読取って基準データを得、この基準データに基づいて検査を行って、その結果をバーコードラベルとして発行し、このバーコードラベルを検査指示票に貼って車両とともに次の工程へ移動させるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、製造ラインの検査工程において、不具合を発見すると、その不具合が手直し可能であれば手直し工程に回して手直しを行うことになる。このような場合に、例えば、その不具合を検査帳票に記入し、手直し工程においてその不具合の手直しを行うと、同じ検査帳票に上に手直し結果を記入し、さらに、その後、手直しを確認する人が手直しを行った部位をチェックして確認を行い、その結果をやはじ同じ検査帳票の上に記入することで、1つの検査ジョブにおいて不具合が発生したときの対処を履歴として残すという方法が考えられる。
特開2002−12177公報
しかし、このように、共通の検査帳票を使用して、不具合の記録、手直しの記録、手直し確認の記録を順次行うものでは、限られたスペースに記入するため、記入項目が少なくなり、また、手書きとなるため見にくく、このため、この検査帳票を履歴として残した場合に、非常に確認がしにくく、しかも、情報量が少なく履歴として不十分であった。
本発明は、データベース上に検査ジョブ単位で検査結果とともに不具合情報、手直し情報、手直し確認情報を関連付けして格納することで、不具合が発生した場合の履歴を容易に確認できるとともに充分な履歴管理ができる車両の検査管理システムを提供する。
また、本発明は、不具合が発生した場合の履歴を容易に確認できるとともに充分な履歴管理ができる車両の検査データ構造を提供する。
本発明は、車両の製造ラインで使用するサーバと、このサーバと通信を行い、複数の検査工程で使用される検査用端末とからなり、サーバは、車両の検査規格情報を記憶した検査マスタデータベースと、検査結果情報を格納する検査結果データベースと、検査マスタデータベースに記憶した車両の検査規格情報に基づいて、検査用端末に対し検査対象車両の検査情報を送信する送信手段と、検査用端末から検査対象車両の検査結果情報を受信し、検査項目とともに、検査基準、測定データを含む検査結果からなる検査ジョブを1つの単位として検査結果データベースに格納し、さらに受信した検査結果情報に不具合情報が付加されていたときにはこの不具合情報を検査ジョブに関連付けして検査結果データベースに格納する第1の受信処理手段と、検査用端末から検査ジョブの不具合に対して手直しを行った結果発生した手直し情報を受信し、この手直し情報を検査結果データベースに対し、該当する検査ジョブ、不具合情報と関連付けして格納する第2の受信処理手段と、検査用端末から検査ジョブの不具合に対して行った手直し確認情報を受信し、この手直し確認情報を検査結果データベースに対し、該当する検査ジョブ、不具合情報、手直し情報と関連付けして格納する第3の受信処理手段と、検査ジョブに対する検査履歴照会があると、検査結果データベースから、該当する検査ジョブを読み出すとともに不具合情報、手直し情報、手直し確認情報が関連付けられていれば、さらにこれらの情報を読み出し検査履歴照会情報として送信する送信手段とを設け、検査用端末は、ディスプレイと、サーバから検査対象車両の検査情報を受信してディスプレイに検査画面を表示する表示手段と、表示されている検査画面上において検査情報を入力し、検査対象車両の検査対象項目に対する検査結果情報や不具合情報をサーバに送信するとともに、手直し情報及び手直し確認情報をサーバに送信する送信手段とを設けた車両の検査管理システムにある。
また、本発明は、さらに、サーバに、検査結果データベースに対し、検査結果として検査ジョブ、検査結果を格納した場合、あるいは検査ジョブ、検査結果とともに不具合情報、手直し情報、手直し確認情報を関連付けて格納した場合、それを該当する検査ジョブにおける検査結果の第1世代として管理し、次に同一の検査ジョブに対して再度検査結果が発生した場合はそれを第2世代として管理することで、同一の検査ジョブに対して検査結果を多世代に亘って検査履歴として管理する履歴管理手段を設け、送信手段は検査ジョブに対する検査履歴照会があると、検査結果データベースから該当する車両の各世代の検査結果を読み出すとともに不具合情報、手直し情報、手直し確認情報が関連付けられていれば、さらにこれらの情報を読み出し検査履歴照会情報として送信する車両の検査管理システムにある。
また、本発明は、検査結果データベースに格納する検査結果に不具合があるときのデータであって、データは、検査項目とともに、検査基準、測定データを含む検査結果からなる検査ジョブの情報と、この検査ジョブの情報に対し、関連付けした不具合現象、不具合部位、不具合発生状況を含む不具合情報と、この不具合情報に対し、複数関連付けした不具合原因、手直し部品、原因部門を含む手直し情報と、この手直し情報に対し、関連付けした手直し確認結果を含む手直し確認情報とからなることを特徴とする車両の検査データ構造にある。
本発明によれば、データベース上に検査ジョブ単位で検査結果とともに不具合情報、手直し情報、手直し確認情報を関連付けして格納することで、不具合が発生した場合の履歴を容易に確認できるとともに充分な履歴管理ができる車両の検査管理システムを提供できる。
また、本発明によれば、不具合が発生した場合の履歴を容易に確認できるとともに充分な履歴管理ができる車両の検査データ構造を提供できる。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は車両の検査管理システムの構成を示す図で、車両の製造工場内に配置されたLAN1に、サーバ2、マスタ管理端末3を接続するとともに複数のアクセスポイント4が所定の間隔で接続している。そして、各アクセスポイント4は近傍にあるモバイル端末である検査用端末としての検査用携帯端末5と無線通信するようになっている。
検査用携帯端末5は検査するオペレータ6が所持し、製造ラインにおいて所定の工程が終了する毎にその工程で車両7に組み込まれた複数の検査対象部位や部品の検査をこの検査用携帯端末5を操作して行うようになっている。なお、検査対象部位や部品については検査対象項目として設定されている。
前記サーバ2は、検査マスタデータベース11や検査結果データベース12を設けている。また、前記サーバ2は、マスタデータ管理機能、検査結果及びそれに関連する不具合情報などを管理する機能等を実行する業務アプリケーション実行部13を設けている。
前記検査マスタデータベース11は、車両の識別コードや型式などの情報とともに検査対象項目となる各部位や部品の検査規格仕様情報や検査規格測定値等を設定している。前記検査結果データベース12は各検査用携帯端末5から受信した検査結果及び前記検査マスタデータベース11の情報に基づいて検査結果の他、不具合情報、手直し情報、手直し確認情報など検査結果に伴う各種情報を格納するようになっている。
前記サーバ2は、図2に示すように、制御部本体を構成するCPU(中央処理ユニット)21、このCPU21が各部を制御するプログラムデータを格納したROM(リード・オンリー・メモリ)22、前記CPU21がデータ送信時やデータ受信時、データ処理時等において一時的に使用するメモリを設けたRAM(ランダム・アクセス・メモリ)23、前記検査マスタデータベース11や検査結果データベース12を設けるとともに業務アプリケーションプログラムを格納したハードディスク装置24、LAN1を介して前記マスタ管理端末3とデータのやり取りを行うとともにLAN1及びアクセスポイント4を介して前記検査用携帯端末5とデータのやり取りを行う通信部25、キー入力やインジケータの表示等を行うための操作部26を設け、これらをバスライン27によって互いに電気的に接続している。
前記マスタ管理端末3は製造ラインに責任を持った管理者が操作する端末で、図3に示すように、制御部本体を構成するCPU31、このCPU31が各部を制御するプログラムデータを格納したROM32、前記CPU31がデータ送信時やデータ受信時、データ処理時等において一時的に使用するメモリや小容量のデータを格納するメモリ等を設けたRAM33、LAN1を介して前記サーバ2とデータのやり取りを行う通信部34、作業の実行の為の各種キーを設けたキーボード35、データ表示等を行う液晶等のディスプレイ36、必要なデータを印字出力する為のプリンタ37、大容量のデータを格納する為の使用するハードディスク装置38を設け、これらをバスライン39によって互いに電気的に接続している。
前記検査用携帯端末5は、図4に示すように、制御部本体を構成するCPU51、このCPU51が各部を制御するプログラムデータを格納したROM52、前記CPU51がデータ送信時やデータ受信時、データ処理時等において一時的に使用するメモリや小容量のデータを格納するメモリ等を設けたRAM53、データ表示や各種情報の入力画面表示等を行う液晶ディスプレイ54、この液晶ディスプレイ54の上に載置され、この液晶ディスプレイ54に表示された入力画面における情報入力を行う為のタッチパネル55、前記アクセスポイント4と無線通信によってデータのやり取りを行う無線通信部56を設け、これらをバスライン57によって互いに電気的に接続している。
前記マスタ管理端末3は、車両個々に対して、各工程においてどの部位や部品に対してどのような検査を行うかの検査情報を入力する。すなわち、検査対象項目を設定し、この検査対象項目に対する検査情報を入力する。こうして、サーバ2の検査マスタデータベース11に車両に対する各工程での検査情報が設定されると、その検査情報を基に各工程において前記検査用携帯端末5がサーバ2と無線通信を行い、この検査用携帯端末5を所持している検査オペレータが検査を実行することになる。
検査作業においては、前記検査用携帯端末5は、サーバ2から検査対象車両の検査情報を受信して液晶ディスプレイ54に検査画面を表示する。そして、検査オペレータは、検査画面に基づいて検査を行い、その都度「OK」か「NG」、あるいは測定値等を入力し、最終的に、検査結果を、誰が検査したかの情報も含めてサーバ2に送信する。検査結果には、車両情報とともに検査対象、検査内容、検査部位等からなる検査ジョブの情報が含まれている。また、不具合が発した場合には、さらに、検査ジョブとは1対多の関係で、不具合現象、不具合部位等からなる不具合情報も付加される。
すなわち、前記サーバ2は、図5に示すように、S1にて、検査マスタデータベース11に記憶した各部品の検査規格情報に基づいて前記検査用携帯端末5に対して検査対象車両の検査情報を送信する(送信手段)。
そして、S2にて、検査用携帯端末5からの検査結果情報の受信を確認すると、S3にて、検査用携帯端末5から、検査対象車両の検査結果に関する情報を受信し、検査マスタデータベース11の情報も使用して、検査対象、検査内容、検査部位等からなる検査ジョブを一つの単位として、検査基準、測定データ、さらには検査工程、検査担当者、検査時間等の付属情報からなる検査結果の情報を前記検査結果データベース12に格納する。
続いて、S4にて、受信した検査結果に関する情報に不具合情報が付加されていることを確認すると、S5にて、不具合現象、不具合部位、不具合発生状況の各情報とともに、手書きメモや不具合ポイント図等の付属情報からなる不具合情報を検査ジョブに1:nで関連付けして前記検査結果データベース12に格納する(第1の受信処理手段)。
また、前記サーバ2は、図6に示すように、S11にて、検査用携帯端末5からの手直し情報を受信すると、S12にて、不具合原因、原因部門、原因工法の各情報とともに、手直し工程、手直し担当者、手直し時間等の付属情報からなる手直し情報を、前記検査結果データベース12に対し、この検査結果データベース12に格納されている該当する不具合情報と1:1で関連付けして格納する(第2の受信処理手段)。
また、前記サーバ2は、図7に示すように、S21にて、検査用携帯端末5からの手直し確認情報を受信すると、S22にて、手直し確認結果と、手直し確認工程、手直し確認担当者等の付属情報とからなる手直し確認情報を手直し情報と1:1の関係で前記検査結果データベース12に対し、この検査結果データベース12に格納されている該当する検査ジョブ、不具合情報、手直し情報と関連付けして格納する(第3の受信処理手段)。
また、手直し部品、不具合関与区分、作業内容等からなる手直し部品情報を手直し情報と1:nの関係で前記検査結果データベース12に対し、この検査結果データベース12に格納されている該当する検査ジョブ、不具合情報、手直し情報と関連付けして格納する。
このようにして、検査結果が「OK」の場合は不具合が発生していないので、検査対象、検査内容、検査部位等からなる検査ジョブに対して、検査基準、測定データ、さらには検査工程、検査担当者、検査時間等の付属情報からなる検査結果のみが格納されることになる。
これに対し、検査結果が「NG」で不具合が発生している場合には、検査ジョブに不具合情報が関連付けられて格納される。さらに、不具合に対して手直し及び手直し確認が行われていれば、図9に示すように、不具合情報、手直し情報、手直し確認情報、手直し部品情報が互いに関連付けられて格納される。すなわち、検査ジョブに対して不具合情報が1:nで関連付けられ、不具合情報に対して手直し情報が1:1で関連付けられ、手直し情報に対し手直し確認情報が1:1で関連付けられ、手直し情報に対し手直し部品情報が1:nで関連付けられて格納される。
前記サーバ2は、検査結果データベース12に対して、検査ジョブ、検査結果を格納した場合、あるいは検査ジョブ、検査結果とともに不具合情報、手直し情報、手直し確認情報、手直し部品情報を関連付けて格納した場合、それを該当する検査ジョブにおける検査結果の第1世代として管理する。そして、次に不具合のあった検査ジョブにおいては不具合を手直し後、同一の検査ジョブに対して再度検査結果が発生し、検査結果データベース12に対して検査結果「OK」のみを格納した場合、あるいは再度不具合があり、その検査結果「NG」とともに、不具合情報、手直し情報、手直し部品情報、手直し確認情報を該当検査ジョブに関連付けて格納した場合、それを該当する検査ジョブにおける検査結果の第2世代として管理する(履歴管理手段)。
また、前記サーバ2は、図8に示すように、S31にて、例えば、検査用携帯端末5から検査ジョブに対する検査履歴照会の要求を受信すると、S32にて、前記検査結果データベース12から、該当する検査ジョブを読み出すとともに不具合情報、手直し情報、手直し確認情報、手直し部品情報が関連付けられていれば、さらに、これらの情報を読み出し検査履歴照会情報として前記検査用携帯端末5に送信する。この場合、該当する検査ジョブの検査情報が多世代に亘ってあれば、それらをすべて読み出し検査履歴照会情報として前記検査用携帯端末5に送信する(送信手段)。
なお、この場合において、検査ジョブに対する検査履歴照会の要求をマスタ管理端末3から行い、そのマスタ管理端末3に検査履歴照会情報を送信してもよい。
このような構成においては、ある工程で検査用携帯端末5は該当する車両の検査画面をサーバ2から受け取って液晶ディスプレイ54に表示し、検査対象項目について検査作業を行う。そして、1台の車に対する一通りの検査を終えると、検査結果を検査用携帯端末5からアクセスポイント4及びLAN1を経由してサーバ2に送信する。もしこのとき検査対象項目の中に不具合が発生した検査対象項目があればその不具合情報もサーバ2に送信される。
サーバ2は検査用携帯端末5から検査結果に関する情報を受信すると、先ず、検査マスタデータベース11に記憶されている情報も使用して、検査対象、検査内容、検査部位等からなる検査ジョブを1つの単位として、検査基準、測定データ、さらには検査工程、検査担当者、検査時間等の付属情報からなる検査結果検査結果データベース12に格納する。
なお、ここで、検査基準の情報が検査結果の情報にも含まれているのは、後で検査結果の情報を検査結果データベース12から取り出したときにその中に常に検査基準が含まれることになり、検査結果がどのような検査基準の下で得られたものかを迅速に確認できる為である。
そして、検査結果に関する情報に不具合情報が付加されていると、不具合現象、不具合部位、不具合発生状況の各情報とともに、手書きメモや不具合ポイント図等の付属情報からなる不具合情報を検査ジョブに関連付けして検査結果データベース12に格納する。
製造ラインの工程では発生した不具合に対して手直し作業が行われ、この手直し作業が終了すると、不具合原因、原因部門、原因工法、その他付属情報からなる手直し情報とそれに関連付けられている手直し部品情報を検査用携帯端末5から送信する。この場合の検査用携帯端末5は、手直し工程で使用されている検査用携帯端末5となる。
サーバ2は検査用携帯端末5から手直し情報を受信すると、その手直し情報を、先に受信して記憶してある該当する検査ジョブ及び不具合情報と関連付けして検査結果データベース12に格納する。
その後、手直し工程では手直しした部位について別のオペレータが正しく手直しがされているか否かの確認作業を行い、その確認結果を手直し確認情報として検査用携帯端末5から送信する。
サーバ2は検査用携帯端末5から手直し確認情報を受信すると、その手直し確認情報を、先に受信して記憶してある該当する検査ジョブ、不具合情報及び手直し情報と関連付けして検査結果データベース12に格納する。
このようにして、検査結果データベース12には、検査した内容が、1つの検査対象である検査ジョブ単位で不具合情報、手直し情報及び手直し部品情報、手直し確認情報互いに関連付けて格納されることになる。なお、1つの検査ジョブに対して複数の不具合が発生したときには、1つの検査ジョブに対して複数の不具合情報が関連付けられ、各不具合情報に対してそれぞれ手直し情報及び手直し部品情報、手直し確認情報が関連付けられる。このようにして検査ジョブに対する1つの世代の検査結果が管理される。
そして、不具合情報は、不具合現象、不具合部位、不具合発生状況の各情報とともに、手書きメモや不具合ポイント図等の付属情報からなり、手直し情報は、不具合原因、原因部門、原因工法の各情報とともに、手直し工程、手直し担当者、手直し時間等の付属情報からなり、手直し部品情報は、手直し部品、不具合関与区分、作業内容等からなり、手直し確認情報は、手直し確認結果の情報とともに、手直し確認工程、手直し確認担当者等の付属情報からなる。これにより、不具合発生時に必要な情報がすべて関連付けられて記録されるので、不具合に対する充分な履歴管理ができる。
また、手直し確認結果を「NG」と判断し、同一の検査ジョブに対する検査結果が再度発生すると、この時の情報は次の世代の検査結果として管理される。このようにして同一の検査ジョブに対する検査結果が発生する毎に異なる世代として管理されるので、正確な履歴管理ができる。
検査用管理端末5において、液晶ディスプレイ54に検査画面が表示されている状態で、「NG」となっている検査ジョブを指定して、検査履歴を要求するボタンをクリックすると、サーバ2に検査履歴照会の要求が送信される。そして、サーバ2から、該当する検査ジョブとこれに関連付けられている不具合情報、手直し情報及び手直し部品情報、手直し確認情報が送信され、これを検査用管理端末5は受信して液晶ディスプレイ54に検査履歴参照画面として表示する。
これにより、検査用管理端末5において、「NG」となった検査ジョブにおいてどのような不具合が発生し、それに対し誰がどのような手直しを行い、その手直しを誰が確認したかなどの情報を容易に確認することができる。このような検査履歴の確認はマスタ管理端末3においもできるのは勿論である。このようにして不具合が発生した場合の履歴を容易に確認することができる。
なお、この実施の形態では、検査用端末として検査用携帯端末を使用し、サーバ2とアクセスポイント4を介して無線通信方式で通信を行うものについて述べたが必ずしもこれに限定するものではなく、サーバ2とLANによって接続された設置式の検査用端末を使用し、サーバと有線通信を行うものであってもよい。
本発明の一実施の形態に係る検査管理システムの構成を示す図。 同実施の形態におけるサーバのハード構成を示すブロック図。 同実施の形態におけるマスタ管理端末のハード構成を示すブロック図。 同実施の形態における検査用携帯端末のハード構成を示すブロック図。 同実施の形態におけるサーバによる検査結果情報の受信処理を示す流れ図。 同実施の形態におけるサーバによる手直し情報の受信処理を示す流れ図。 同実施の形態におけるサーバによる手直し確認情報の受信処理を示す流れ図。 同実施の形態におけるサーバによる検査履歴照会処理を示す流れ図。 同実施の形態の検査結果データベースに格納する検査ジョブとそれに関連付けられた不具合情報、手直し情報、手直し確認情報、手直し部品情報のデータ構造を示す図。
符号の説明
2…サーバ、11…検査マスタデータベース、12…検査結果データベース、13…業務アプリケーション実行部、5…検査用携帯端末、21,51…CPU、54…液晶ディスプレイ。

Claims (2)

  1. 車両の製造ラインで使用するサーバと、このサーバと通信を行い、複数の検査工程で使用される検査用端末とからなり、
    前記サーバは、
    車両の検査規格情報を記憶した検査マスタデータベースと、
    検査結果情報を格納する検査結果データベースと、
    前記検査マスタデータベースに記憶した車両の検査規格情報に基づいて、前記検査用端末に対し検査対象車両の検査情報を送信する送信手段と、
    前記検査用端末から検査対象車両の検査結果情報を受信し、検査対象、検査内容、検査部位等からなる検査ジョブを一つの単位として、検査基準、測定データを含む検査結果を前記検査結果データベースに格納し、さらに受信した検査結果情報に不具合情報が付加されていたときにはこの不具合情報を前記検査ジョブに関連付けして前記検査結果データベースに格納する第1の受信処理手段と、
    前記検査用端末から検査ジョブの不具合に対して手直しを行った結果発生した手直し情報を受信し、この手直し情報を前記検査結果データベースに対し、該当する検査ジョブ、不具合情報と関連付けして格納する第2の受信処理手段と、
    前記検査用端末から検査ジョブの不具合に対して行った手直し確認情報を受信し、この手直し確認情報を前記検査結果データベースに対し、該当する検査ジョブ、不具合情報、手直し情報と関連付けして格納する第3の受信処理手段と、
    前記検査結果データベースに対し、検査ジョブ、検査結果を格納し、あるいは検査ジョブ、検査結果とともに不具合情報、手直し情報、手直し確認情報、手直し部品情報を関連付けて格納し、それを該当する検査ジョブにおける第1の検査結果として管理し、次に当該検査ジョブの不具合手直しを行い、その後同一検査ジョブの検査を再度行ったときに、不具合が発生しなければ検査結果のみ(OK)を格納し、あるいは不具合が発生すると検査ジョブとともに不具合情報、手直し情報、手直し確認情報、手直し部品情報を関連付けて格納し、それを該当する検査ジョブにおける第2の検査結果として管理することで、同一の検査ジョブに対して検査結果を多世代に亘って検査履歴として管理する履歴管理手段と、
    検査ジョブに対する検査履歴照会があると、前記検査結果データベースから、該当する車両の各世代の検査結果を読み出すとともに不具合情報、手直し情報、手直し確認情報が関連付けられていれば、さらにこれらの情報を読み出し検査履歴照会情報として送信する送信手段とを備え
    前記検査用端末は、
    ディスプレイと、
    前記サーバから検査対象車両の検査情報を受信して前記ディスプレイに検査画面を表示する表示手段と、
    表示されている検査画面上において検査結果を入力し、検査対象車両の検査対象項目に対する検査結果情報や不具合情報を前記サーバに送信するとともに、手直し情報及び手直し確認情報を前記サーバに送信する送信手段と
    備えたことを特徴とする車両の検査管理システム。
  2. 前記検査結果データベースは、
    検査対象、検査内容、検査部位等からなる検査ジョブ情報を一つの単位として、この検査ジョブ情報に基づいて検査を行って得られた検査基準、測定データを含む検査結果情報と、
    この検査ジョブ情報に基づいた検査により不具合が検出されたときに前記検査ジョブに対して関連付けした不具合現象、不具合部位、不具合発生状況を含む不具合情報と、
    この不具合情報に応じて手直しを行ったときに前記不具合情報に対して関連付けした不具合原因、手直し部品、原因部門を含む手直し情報と、
    この手直し情報に応じて手直し内容を確認したときに前記手直し情報に対して関連付けした手直し確認結果を含む手直し確認情報と、
    を記憶したことを特徴とする、請求項1に記載の車両の検査管理システム。
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