JP4225171B2 - 製品情報の提供方法および提供システム - Google Patents

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Description

本発明は、例えばカラーフィルタのように同一のシート上に複数まとめて配置することによって製造する製品を納品する場合、それら同一のシート上に配置された製品個々の品質情報を含む製品情報を、納品先において容易に把握できるように提供する提供方法および提供システムに関する。
従来、製造メーカ等の製造者が製品を製造した場合、製造された製品の不良の有無を検査する品質検査や、要求仕様通りの性能が得られるか否かを確認する性能検査が行われている。そして、これら検査の結果が、製品情報として、製品の製品番号に紐付けて管理されている。
そして、品質検査および性能検査ともに満足する結果が得られた製品のみを、良品として、顧客等の発注者に納品するようにしている。この場合、将来的なアフターサービスに対応できるように、個々の製品は、製品番号を刻印した銘版が取り付けられて納品される。
また、銘版に代えて製品情報をバーコードに記録し、このバーコードを刻印した製品を納品することもなされている。これによって、アフターサービス時には、製品に刻印されたバーコードから、製品情報を直接読み取ることによって、製造者側における製品情報の保管が不要となり、管理の効率化が図られている。
このように製品情報を記録するバーコードとしては、記録する製品情報の情報量によって1次元バーコードを用いる場合や、2次元コードを用いる場合がある(例えば特許文献1参照。)。
ところで、上述したような製品情報は、製造者が良品であると保証した製品のみを発注者に納入している場合には、発注者に対して提出することは希であった。すなわち、これによって、発注者は、いずれにせよ要求する性能を満足する製品のみを得ることができ、何の不都合もないからである。
このような背景の元、図13に示すように、1枚のシート50上に、例えば4行×4列からなる16枚ずつまとめて製造されるカラーフィルタ52では、同一のシート50上に製造される全てのカラーフィルタ52(#1〜#16)のうち、何れか1つのカラーフィルタ52のみに欠陥があり、その他全てのカラーフィルタ52に欠陥がない場合であっても、納品されることなくシート50毎廃棄されている。
特開平7−225799号公報
しかしながら、カラーフィルタ52は、そのサイズが年々大型化してきており、シート50上の全てを欠陥をなく製造することは、現実的に極めて困難になってきている。このように、1つのカラーフィルタ52の欠陥さえも許さないシート50を製造するためには、当然のことながら歩留まりも低下し、製造コストのアップをもたらし、最終的には、発注者に課せられる料金の値上げとして跳ね返ってくる。
なお、上述したようにカラーフィルタ52をシート50のまま発注者に納入する形態の他に、図14に示すように、シート50からカラーフィルタ52を1枚ずつ切り取り、カラーフィルタ52毎に発注者に納入する形態も考えられる。この場合、製造者は、シート50上に製造されたカラーフィルタ52の中に万が一欠陥品(例えば、カラーフィルタ52(#14)が欠陥品であったとする)があったとしても、この欠陥品を除外して納入すればよいので、発注者側に欠陥品を納入しなくてもよくなる。
しかしながら、発注者側としても、カラーフィルタ52を用いて例えばパソコンのディスプレイを製造するような場合、製造効率の観点から考慮してみても、カラーフィルタ52を一枚ずつ購入するよりも、シート50の形態で購入した方が都合がよい。すなわち、偏光板、電極基板などをシート50全体に一度に設けることができる。したがって、シート50から良品のカラーフィルタ52のみを、1枚のカラーフィルタ52の形態として納入することは現実的ではない。
このため、カラーフィルタ52の発注者の中には、発注コストの節約のために、欠陥があるカラーフィルタ52が多少含まれたシート50であっても安い料金での納品を許容することによって発注コストを節約する一方、製造者に対して、納入製品であるシート50に加えて該シート50上に製造されたカラーフィルタ52個々の品質情報を含む製品情報の提出を要求し、この製品情報に基づいて、どのカラーフィルタ52が欠陥品であるかを発注者側で把握し、使用の可否を自ら決定するようにすることを検討している者もいる。
しかしながら、このように発注者が自ら使用可否を検討するためには、これまで必要としていなかった新たな人手と時間とが発生する。当然のことながらこれらはコストアップの要因となる。これらによってアップするコストを、発注コストの節約分の範囲内に抑えなくてはトータルとしてのコストダウンが図ることができない。したがって、このような使用可否検討は、余分なコストがかからないよう、できる限り効率的に行う必要があることは言うまでもない。
使用可否検討の効率化を図る方法として、製造者に対しては、上述したようなバーコードを刻印した製品の納品を義務付ける一方、発注者側は、このバーコードから製品情報を読み取り、読み取った製品情報に基づいて使用可否を検討することが考えられる。
しかしながら、カラーフィルタ52は、上述したようにシート50上に数多くまとめて製造される。そして、1つのシート50上に製造されるカラーフィルタ52の数も年々増加傾向にある。これに伴って製品情報の量も増加するので、仮にシート50上に1次元バーコードを付すようにしたとしても、この1次元バーコードに、全ての製品情報を記録するには限界がある。
2次元コードを用いれば、1次元バーコードよりも多くの情報を記録することができるので、上記事情は若干緩和されるが、2次元コードからの情報の読み取りは、短時間でなされるものではなく、使用可否検討に要する時間の短縮化を図ることができず、使用可否検討の効率化を図るための適切な方法とは言い難い。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、製造者が同一のシート上に複数まとめて配置することによって製造した例えばカラーフィルタのような製品を、シート毎にまとめて発注者に対して納入する場合、各製品の情報を含む製品情報を、発注者が効率的に把握することができるように提供することが可能な製品情報の提供方法および提供システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明では、以下のような手段を講じる。
すなわち、請求項1の発明は、発注者からの依頼に基づいて同一のシート上に複数の製品を製造し、複数のシートを収納箱に収納して発注者へと納入する製造者が、同一のシート上に配置された各製品の情報を含む製品情報を、通信ネットワークを用いて発注者へ提供する提供方法である。製品情報は、シートのシート番号と、シートが収納される収納箱の収納箱番号と、シートの収納箱における収納位置と、収納箱に収納されたシート上に配置された各製品の配置位置および品質情報とを含んでいる。この提供方法は、製品情報入力段階と、製品情報記憶段階と、選択情報入力段階と、製品情報出力段階とを備えている。
製品情報入力段階では、製造者に対し、通信ネットワークに接続された製造者端末から製品情報を入力するように促し、製品情報記憶段階では、製造者端末から入力された製品情報を通信ネットワークを介して取得し、記憶媒体に記憶する。また、選択情報入力段階では、発注者に対し、記憶媒体に製品情報が記憶されたシートの中から、何れかのシートを選択する選択情報を、通信ネットワークに接続された発注者端末から入力するように促し、製品情報出力段階では、発注者端末から入力された選択入力に対応するシートの製品情報を、記憶媒体に記憶された製品情報の中から取得し、この取得した製品情報に含まれるシート番号と、収納箱番号と、収納位置と、シート上に配置された各製品の配置位置および品質情報とを発注者端末に出力する。
従って、請求項1の発明の製品情報の提供方法においては、以上のような手段を講じることにより、製造者は、例えば複数のカラーフィルタのような製品をシート上に製造すると、各製品の情報を含む製品情報を製造者端末から入力し、入力した製品情報をインターネット等の通信ネットワークを介して記憶媒体に記憶させることができる。
一方、発注者は、発注者端末から通信ネットワークを介して記憶媒体にアクセスし、この記憶媒体に記憶された製品情報を取得することができる。これによって、発注者は、シート上に製造された各製品(例えば、各カラーフィルタ)の品質を、シートが納入される前であっても効率的に把握することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明の製品情報の提供方法において、製品情報入力段階の前に、製造者に対して製造者毎に予め与えられた製造者識別情報を製造者端末から入力するように促す製造者識別情報入力段階と、製造者識別情報入力段階で入力された製造者識別情報が製造者毎に対して予め与えられたものであるか否かを判定する製造者識別情報判定段階とを更に備えている。そして、製品情報入力段階は、製造者識別情報判定段階において製造者識別情報が製造者毎に対して予め与えられたものであると判定された場合には、製品情報を入力するように促す。
従って、請求項2の発明の製品情報の提供方法においては、以上のような手段を講じることにより、認証された製造者のみしか製造者端末を操作することができない。このため、第三者がいたずらな情報を記憶媒体に書き込んだりすることを阻止できるので、セキュリティの向上を図ることが可能となる。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明の製品情報の提供方法において、製品情報記憶段階と選択情報入力段階との間に、発注者に対して発注者毎に予め与えられた発注者識別情報を発注者端末から入力するように促す発注者識別情報入力段階と、発注者識別情報入力段階で入力された発注者識別情報が発注者毎に対して予め与えられたものであるか否かを判定する発注者識別情報判定段階とを更に備えている。そして、選択情報入力段階は、発注者識別情報判定段階において発注者識別情報が発注者毎に対して予め与えられたものであると判定された場合には、選択情報を入力するように促す。
従って、請求項3の発明の製品情報の提供方法においては、以上のような手段を講じることにより、認証された発注者のみしか発注者端末を操作することができない。このため、記憶媒体に書き込まれた製品情報が、第三者によって不正に読み出されることを阻止することができるので、セキュリティの向上を図ることが可能となる。
請求項の発明は、請求項1乃至のうち何れか1項に記載の製品情報の提供方法において、収納箱、収納箱収納箱番号を記憶したICタグ取り付けられ、発注者へ出荷される
従って、請求項の発明の製品情報の提供方法においては、以上のような手段を講じることにより、発注者は、製品情報を参照することによって、対応するシート、あるいは製品がどの収納箱に収納されて納入されたかを効率良く把握することができる。また、ICタグに記憶された収納箱識別情報を読み取ることによって、収納箱識別情報を効率良く把握することができる。
請求項の発明は、請求項に記載の製品情報の提供方法において、発注者に出荷された収納箱に取り付けられたICタグに記憶された収納箱番号と、記憶媒体に記憶された製品情報に含まれる収納箱番号とが一致する場合には、この製品情報を記憶媒体から取得し、この取得した製品情報に含まれるシート番号と、収納箱番号と、収納位置と、シート上に配置された各製品の配置位置および品質情報とを発注者端末から出力させる。
従って、請求項の発明の製品情報の提供方法においては、以上のような手段を講じることにより、発注者は、収納箱のICタグに記憶された収納箱識別情報を読み取り、この収納箱識別情報を含む製品情報を記憶媒体から読み出すことができるので、収納箱が納入されると、この収納箱に収納されているシートの製品情報をすぐに取得することができる。
請求項の発明は、発注者からの依頼に基づいて同一のシート上に複数の製品を製造し、複数のシートを収納箱に収納して発注者へと納入する製造者が、同一のシート上に配置された各製品の情報を含む製品情報を通信ネットワークを用いて発注者へ提供する提供システムである。製品情報は、シートのシート番号と、シートが収納される収納箱の収納箱番号と、シートの収納箱における収納位置と、収納箱に収納されたシート上に配置された各製品の配置位置および品質情報とを含んでいる。この提供システムは、製品情報入力手段と、製品情報記憶手段と、選択情報入力手段と、製品情報出力手段とを備えている。製品情報入力手段は、製造者に対し、通信ネットワークに接続された製造者端末から製品情報を入力するように促し、製品情報記憶手段は、製造者端末から入力された製品情報を通信ネットワークを介して取得し、記憶媒体に記憶する。また、選択情報入力手段は、発注者に対し、記憶媒体に製品情報が記憶されたシートの中から、何れかのシートを選択する選択情報を、通信ネットワークに接続された発注者端末から入力するように促し、製品情報出力手段は、発注者端末から入力された選択入力を通信ネットワークを介して取得し、この選択入力に対応するシートの製品情報を、記憶媒体に記憶された製品情報の中から取得し、この取得した製品情報に含まれるシート番号と、収納箱番号と、収納位置と、シート上に配置された各製品の配置位置および品質情報とを、通信ネットワークを介して発注者端末へ出力する。
従って、請求項の発明の製品情報の提供システムにおいては、以上のような手段を講じることにより、製造者は、例えば複数のカラーフィルタのような製品をシート上に製造すると、各製品の情報を含む製品情報を製造者端末から入力し、入力した製品情報をインターネット等の通信ネットワークを介して記憶媒体に記憶させることができる。
一方、発注者は、発注者端末から通信ネットワークを介して記憶媒体にアクセスし、この記憶媒体に記憶された製品情報を取得することができる。これによって、発注者は、シート上に製造された各製品(例えば、各カラーフィルタ)の品質を、シートが納入される前であっても効率的に把握することができる。
請求項の発明は、請求項に記載の製品情報の提供システムにおいて、製造者識別情報入力手段と、製造者識別情報データベースと、製造者識別情報照合手段とを更に備えている。製造者識別情報入力手段は、製造者端末から製品情報が入力される前に、製造者に対し、製造者端末から、製造者毎に予め与えられた製造者識別情報を入力するように促し、製造者識別情報データベースは、予め与えられた製造者識別情報を、製造者と関連付けて記憶し、製造者識別情報照合手段は、製造者端末から入力された製造者識別情報を、製造者識別情報データベースに記憶された製造者識別情報と照合する。そして、製品情報入力手段は、製造者識別情報照合手段による照合の結果、両製造者識別情報が一致した場合に製品情報の入力を促す。
従って、請求項の発明の製品情報の提供システムにおいては、以上のような手段を講じることにより、認証された製造者のみしか製造者端末を操作することができない。このため、第三者がいたずらな情報を記憶媒体に書き込んだりすることを阻止できるので、セキュリティの向上を図ることが可能となる。
請求項の発明は、請求項または請求項に記載の製品情報の提供システムにおいて、発注者識別情報入力手段と、発注者識別情報データベースと、発注者識別情報照合手段とを備えている。発注者識別情報入力手段は、発注者端末から選択情報が入力される前に、発注者に対し、発注者端末から、発注者毎に予め与えられた発注者識別情報を入力するように促し、発注者識別情報データベースは、予め与えられた発注者識別情報を、発注者と関連付けて記憶し、発注者識別情報照合手段は、発注者端末から入力された発注者識別情報を、発注者識別情報データベースに記憶された発注者識別情報と照合する。そして、選択情報入力手段は、発注者識別情報照合手段による照合の結果、両発注者識別情報が一致した場合に選択情報の入力を促す。
従って、請求項の発明の製品情報の提供システムにおいては、以上のような手段を講じることにより、認証された発注者のみしか発注者端末を操作することができない。このため、記憶媒体に書き込まれた製品情報が、第三者によって不正に読み出されることを阻止することができるので、セキュリティの向上を図ることが可能となる。
請求項の発明は、請求項乃至のうち何れか1項に記載の製品情報の提供システムにおいて、収納箱、収納箱収納箱番号を記憶したICタグ取り付けられ、発注者へ出荷される
従って、請求項の発明の製品情報の提供システムにおいては、以上のような手段を講じることにより、発注者は、製品情報を参照することによって、対応するシート、あるいは製品がどの収納箱に収納されて納入されたかを効率良く把握することができる。また、ICタグに記憶された収納箱識別情報を読み取ることによって、収納箱識別情報を効率良く把握することができる。
請求項10の発明は、請求項に記載の製品情報の提供システムにおいて、出荷された収納箱に取り付けられたICタグに記憶された収納箱番号と、記憶媒体に記憶された製品情報に含まれる収納箱番号とが一致する場合には、この製品情報の内容を記憶媒体から取得し、この取得した製品情報に含まれるシート番号と、収納箱番号と、収納位置と、シート上に配置された各製品の配置位置および品質情報とを発注者端末から出力させる製品情報取得手段を更に備えている。
従って、請求項10の発明の製品情報の提供システムにおいては、以上のような手段を講じることにより、発注者は、収納箱のICタグに記憶された収納箱識別情報を読み取り、この収納箱識別情報を含む製品情報を記憶媒体から読み出すことができるので、収納箱が納入されると、この収納箱に収納されているシートの製品情報をすぐに取得することができる。
本発明の製品情報の提供方法および提供システムによれば、製造者は、シート上に複数の製品を製造すると、各製品の情報を含む製品情報を製造者端末から入力し、入力した製品情報をインターネット等の通信ネットワークを介して記憶媒体に記憶させることができる。
一方、発注者は、発注者端末から通信ネットワークを介して記憶媒体にアクセスし、この記憶媒体に記憶された製品情報を取得することができる。これによって、発注者は、シート上に製造された各製品の品質を、納入前であっても効率的に把握することが可能となる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の形態の説明に用いる図中の符号は、図13から図14と同一部分については同一符号を付して示すことにする。
本発明の実施例を図1から図12を用いて説明する。
図1は、本実施例に係る製品情報提供方法を適用した製品情報提供システムが適用されるネットワーク構成例を示す概念図である。
すなわち、本実施例に係る製品情報提供方法を適用した製品情報提供システム10は、インターネット等の通信ネットワーク40,42を介して、製造者端末44および発注者端末46にそれぞれ接続している。製造者端末44および発注者端末46はそれぞれICタグ読取・書込装置45,47を備えている。また、図示しないマウスやキーボード等の入力手段を備えている。
本実施例では、製造者側では、カラーフィルタ52を製造し、それらを図13に示すようにマトリクス状に配置したシート50を発注者側に納入する場合を例にとって説明する。これに応じて、製造者側には、同一のシート50上に配置されたカラーフィルタ52の欠陥の有無を検査する検査装置48と、検査装置48によって得られた品質情報を含んだ製品情報を格納する製品情報データベース49とを備えている。製品情報データベース49に格納されている製品情報は、必要に応じて製造者端末44に取り込まれるようにしている。
なお、図1では、製造者端末44および発注者端末46ともにそれぞれ単数のみ示しているが、これらは何れも単数に限るものではなく、それぞれ複数ある場合であっても、本実施例に係る製品情報提供方法を適用した製品情報提供システム10は適用可能である。また、図1に示すようなネットワークシステムでは、イーサネット等のLAN、あるいは公衆回線や専用回線を介して複数のLANが接続されるWAN等からなる。LANの場合には、必要に応じてルータを介した多数のサブネットから構成される。また、WANの場合には、公衆回線に接続するためのファイアウォール等を適宜備えているが、ここではその図示及び詳細説明を省略する。
図2は、本実施例に係る製品情報提供方法を適用した製品情報提供システムの構成例を示す機能ブロック図である。
すなわち、本実施例に係る製品情報提供方法を適用した製品情報提供システム10は、中央制御部12と、通信部14と、製造者識別情報受付部16と、製造者識別情報データベース18と、製造者識別情報照合部20と、製品情報受付部22と、製品情報データベース24と、発注者識別情報受付部26と、発注者識別情報データベース28と、発注者識別情報照合部30と、選択情報受付部32と、製品情報出力部34とを備えている。
中央制御部12は、製品情報提供システム10の全体制御を司る部位であって、各部位から情報を受け取り、受け取った情報を所定の部位に出力して、この情報を用いた所定の処理を実行させる。
通信部14は、通信ネットワーク40および通信ネットワーク42を介して製造者端末44および発注者端末46から送信される情報を受信し、受信した情報を中央制御部12へ出力する。また逆に、中央制御部12から出力された情報を受け取り、通信ネットワーク40を介して製造者端末44へ、通信ネットワーク42を介して発注者端末46へとそれぞれ送信する。
製造者識別情報受付部16は、図3に示すような入力画面を、製造者端末44から表示させる。この入力画面には、ID番号入力欄36と、パスワード入力欄37と、OK釦38と、取消釦39とが表示される。これによって、製造者に対して、製造者端末44から、ID番号とパスワードとを入力するように促す。ID番号とパスワードとは、製造者毎に予め与えられた製造者識別情報である。製品情報提供システム10側では、このような製造者識別情報を予め各製造者に与えておき、与えた製造者識別情報を製造者識別情報データベース18に格納している。
製造者側では、シート50を製造すると、該シート50上に配置された各カラーフィルタ52について、検査装置48を用いて欠陥の有無を検査する。そして、その検査結果に基づいて製品情報を作成し、製品情報データベース49に格納する。この検査結果は、検査装置48が作成しても、あるいは製造者が図示しない入力手段から入力し、製品情報データベース49に格納するようにしても良い。
製品情報は図4に示すように、シート番号と、収納箱番号と、収納段数と、製造日と、出荷予定日と、納入先と、発注番号と、品質情報と、不良個数と、不良理由とからなるデータ構成をしている。
シート番号は、シート50に固有に付された番号であり、収納箱番号とは、このシート50が収納される収納箱に固有に付された番号である。また、収納段数とは、収納箱における収納位置に相当する。すなわち、シート50が発注者に対して納入される場合には、複数のシート50を収納した収納箱を納入することによってなされるようにしている。製造日は、シート50が製造された年月日を、出荷予定日はシート50が出荷される予定年月日である。納入先コードは発注者毎に予め付与したコードで、発注番号は納入先コードにシリアル番号を加えたものとしている。
品質情報は、シート50上に配置された全てのカラーフィルタ52について、欠陥が有るカラーフィルタ52を「1」で、欠陥が無いカラーフィルタ52を「0」で示している。図4の製品情報に示す品質情報は、図13に示すように4行×4列のマトリクス状に16個のカラーフィルタ52が配置されたシート50に対する例である。そして、16個のそれぞれのカラーフィルタ52について、図13に示すように1から16までの番号を予め決めておく。これによって、品質情報「0001000000010000」は、4番目のカラーフィルタ52(#4)と、12番目のカラーフィルタ52(#12)とが欠陥品であることを示している。
不良製品個数は、品質情報における「1」の個数である。不良理由は、不良製品毎に存在し、各不良製品の不良理由を、予め定義されたコードで示している。
製造者側は、このような製品情報を製品情報データベース49に格納すると、この製品情報を製品情報提供システム10に出力するために、マウスやキーボードを操作することによって、図3のように製造者端末44から表示された入力画面のID番号入力欄36およびパスワード入力欄37に、自己に与えられたID番号とパスワードとをそれぞれ入力する。そして、マウスでOK釦38をクリックすることによって、入力された製造者識別情報が通信ネットワーク40を介して製品情報提供システム10側へと送信されるようにしている。マウスで取消釦39をクリックすると、入力したデータがキャンセルされ、正しいデータを再入力できるようにしている。
このようにして送信された製造者識別情報は、通信部14によって受信され、中央制御部12によって製造者識別情報照合部20へ出力されるようにしている。
製造者識別情報照合部20は、このようにして製造者識別情報が入力されると、この製造者識別番号と、製造者識別情報データベース18に記憶された製造者識別情報とを照合する。そして、照合の結果、両製造者識別情報が一致した場合には、照合信号を生成し、中央制御部12へと出力する。
中央制御部12は、製造者識別情報照合部20から照合信号が出力されると、製品情報受付部22に対して、製造者端末44から製品情報を取得するように指示する。これにしたがって製品情報受付部22は、製造者端末44から図5に示すような画面を表示させることによって、製品情報の送信を促す。
これに対し、製造者が、製造者端末44のマウスを操作して選択釦55をマークすることによりシート番号を選択し、更に送信釦54をクリックすることによって、選択されたシート番号に対応する製品情報が製品情報データベース49から読み出され、更に通信ネットワーク40を介して製品情報提供システム10側へと送信されるようにしている。なお、製品情報データベース49から製品情報を一旦製造者端末44に読み出し、製造者端末44においてデータの追加・修正を行った後に通信ネットワーク40を介して製品情報提供システム10側へと送信されるような構成とすることも可能である。
このようにして送信された製品情報は、通信部14によって受信され、中央制御部12によって製品情報データベース24に記憶されるようにしている。
一方、発注者識別情報受付部26は、発注者端末46から、図3に示すような入力画面を表示させる。これによって、発注者に対して、発注者端末46から、ID番号とパスワードとを入力するように促す。ID番号とパスワードとは、発注者毎に予め与えられた発注者識別情報である。製品情報提供システム10側では、このような発注者識別情報を予め各発注者に与え、与えた発注者識別情報を発注者識別情報データベース28に格納している。
発注者側は、製品情報データベース24から製品情報を取得する場合には、マウスやキーボードを操作することによって、図3のように製造者端末44から表示された入力画面のID番号入力欄36およびパスワード入力欄37に、自己に与えられたID番号とパスワードとをそれぞれ入力する。そして、マウスでOK釦38をクリックすることによって、入力された発注者識別情報が通信ネットワーク42を介して製品情報提供システム10側へと送信されるようにしている。マウスで取消釦39をクリックすると、入力したデータがキャンセルされ、正しいデータを再入力できるようにしている。
このようにして送信された発注者識別情報は、通信部14によって受信され、中央制御部12によって発注者識別情報照合部30へ出力されるようにしている。
発注者識別情報照合部30は、このようにして発注者識別情報が入力されると、この発注者識別番号と、発注者識別情報データベース28に記憶された発注者識別情報とを照合する。そして、照合の結果、両発注者識別情報が一致した場合には、照合信号を生成し、中央制御部12へと出力する。
中央制御部12は、発注者識別情報照合部30から照合信号が出力されると、選択情報受付部32に対して、発注者端末46からの選択情報の受付を許可する。この選択情報とは、発注者端末46が、製品情報データベース24に格納された製品情報の中から読み出したい製品情報を指定する情報である。これにしたがって選択情報受付部32は、発注者端末46から図5に示すように、製品情報データベース24に格納された製品情報のリストを表示させることによって、読み出す製品情報の選択を促す。
これに対し、発注者が、発注者端末46のマウスを操作して選択釦55をマークすることによりシート番号を選択し、更に送信釦54をクリックすることによって、選択情報が生成され、通信ネットワーク42を介して製品情報提供システム10側へと送信されるようにしている。
このようにして送信された選択情報は、通信部14によって受信され、中央制御部12によって製品情報出力部34へ出力されるようにしている。
製品情報出力部34は、選択情報に対応する製品情報を、製品情報データベース24の中から取得し、この取得した製品情報に基づいて、図6に示すような画面を作成し、発注者端末46から表示させる。なお、図6において、不良製品の位置(X、Y)とは、製品情報の品質情報から不良のあるカラーフィルタ52の配置場所を特定し、それをXY座標に変換して得たものである。発注者は、発注者端末46からこのように表示された画面を参照することによって、製品の納入に先立って、欠陥のあるカラーフィルタ52を把握できるようにしている。
さて、製造者側で製造されたシート50が、発注者側に納入される場合には、図7に示すように、収納箱56に収納されて納入される。収納箱56は、例えば20枚のシート50を縦置きで収納することができ、側面にICタグ58を取り付けている。製造者側では、各収納箱56に固有の収納箱番号を付し、この収納箱番号をICタグ読取・書込装置45によってICタグ58に書き込む。この収納箱番号は、図4に示す製品情報における収納箱番号と同一のものである。なお、ICタグ58に書き込む情報は、収納箱番号に限定しなくても良く、製造日、出荷予定日、納入先コード、発注番号など、記憶容量の許す範囲において製品情報の一部を適宜書き込むようにしても良い。
このような収納箱56が発注者側に納入されると、発注者側では、発注者端末46に備えられたICタグ読取・書込装置47によって、ICタグ58に書き込まれた情報の読み取りを行う。
すると、発注者端末46は、ICタグ読取・書込装置47によって読み取られた情報を取得する。その後、上述したように、発注者識別情報受付部26と発注者識別情報照合部30によってなされる発注者の認証処理によって、製品情報提供システム10からアクセスの許可を受けた後に、この読み取った情報を、通信ネットワーク42を介して製品情報提供システム10側へと送信する。このようにして送信された情報は、通信部14によって受信され、中央制御部12によって製品情報出力部34へ出力されるようにしている。
製品情報出力部34は、この情報に含まれる収納箱番号に基づいて、同一の収納箱番号である製品情報を製品情報データベース24から取得し、この取得した製品情報に基づいて、図6に示すような画面を作成し、発注者端末46から表示させる。発注者は、このようにして、製品が納入された時点で効率良く製品情報を取得することができ、それを参照することによって、欠陥のあるカラーフィルタ52を把握できるようにしている。なお、収納箱番号はICタグを使わずに収納箱にコードを印字する形態としても良い。
次に、以上のように構成した本実施例に係る製品情報提供方法を適用した製品情報提供システムの動作について説明する。
まず、製造者によって製品情報が、製品情報提供システム10の製品情報データベース24に記憶されるまでの動作について図8および図9に示すフローチャートを用いて説明する。
製造者によって、複数のカラーフィルタ52をマトリクス状に配置したシート50が製造される(S1)と、各カラーフィルタ52について、検査装置48を用いて欠陥の有無が検査される(S2)。そして、その検査結果に基づいて製品情報が作成され(S3)、製品情報データベース49に格納される(S4)。
次に、製造者が、製品情報を、製品情報提供システム10に登録するために製造者端末44から製品情報提供システム10へのアクセスを試みると、製造者端末44の画面からは、製造者識別情報受付部16によって、図3に示すような入力画面が表示される。この入力画面には、ID番号入力欄36と、パスワード入力欄37と、OK釦38と、取消釦39とが表示される。これによって、製造者は、製造者端末44から、ID番号とパスワードとを入力するように促される(S5)。このID番号とパスワードとからなる製造者識別情報は、製品情報提供システム10によって予め各製造者に対して与えられているとともに、製造者識別情報データベース18に格納されている。
これに対して製造者側がマウスやキーボードを操作することによって、自己に与えられたID番号とパスワードとをそれぞれ入力し、マウスでOK釦38をクリックすることによって、入力された製造者識別情報が通信ネットワーク40を介して製品情報提供システム10側へと送信される(S6)。なお、マウスで取消釦39をクリックすると、入力したデータがキャンセルされ、正しいデータを再入力することができる状態となる。このようにして送信された製造者識別情報は、通信部14によって受信され、中央制御部12によって製造者識別情報照合部20へ出力される。
製造者識別情報照合部20では、この製造者識別番号と、製造者識別情報データベース18に記憶された製造者識別情報とが照合される。そして、照合の結果、両製造者識別情報が一致した場合(S7:Yes)には、製造者端末44から製品情報提供システム10へのアクセスが許可され(S8)、一致しない場合(S7:No)には、製造者端末44からのアクセスが許可されず(S12)、ステップS5の処理に戻る。
アクセスが許可されると更に製造者識別情報照合部20によって照合信号が生成され、中央制御部12へと出力される。そして中央制御部12では、製造者識別情報照合部20から照合信号が出力されると、製品情報受付部22に対して、製造者端末44から製品情報を取得するよう指示がなされる。これにしたがって製品情報受付部22が動作することによって、製造者端末44からは、図5に示すような画面が表示され、製造者に対して製品情報の送信が促される(S9)。
これに対し製造者が、製造者端末44のマウスを操作して選択釦55をマークすることによりシート番号が選択される。更に送信釦54をクリックすることによって、選択されたシート番号に対応する製品情報が製品情報データベース49から読み出され、更に通信ネットワーク40を介して製品情報提供システム10側へと送信される(S10)。なお、製品情報データベース49から製品情報を一旦製造者端末44に読み出し、製造者端末44においてデータの追加・修正を行った後に通信ネットワーク40を介して製品情報提供システム10側へと送信するようにしても良い。
このようにして送信された製品情報は、通信部14によって受信され、中央制御部12によって製品情報データベース24に記憶される(S11)。
次に、製品情報提供システム10の製品情報データベース24に記憶された製品情報が発注者によって読み出されるまでの動作について図10に示すフローチャートを用いて説明する。
すなわち、発注者が、製品情報を読み出すために発注者端末46から製品情報提供システム10へのアクセスを試みる(S21)と、発注者識別情報受付部26によって、発注者端末46から図3に示すような入力画面が表示される。これによって、発注者は、発注者端末46から、ID番号とパスワードとを入力するように促される(S22)。このID番号とパスワードからなる発注者識別情報は、発注者毎に予め与えられているとともに、発注者識別情報データベース28に格納されている。
これに対して発注者側がマウスやキーボードを操作することによって、自己に与えられたID番号とパスワードとをそれぞれ入力し、マウスでOK釦38をクリックすることによって、入力された発注者識別情報が通信ネットワーク42を介して製品情報提供システム10側へと送信される(S23)。なお、マウスで取消釦39をクリックすると、入力したデータがキャンセルされ、正しいデータを再入力することができる状態となる。このようにして送信された発注者識別情報は、通信部14によって受信され、中央制御部12によって発注者識別情報照合部30へ出力される。
発注者識別情報照合部30では、この発注者識別情報と、発注者識別情報データベース28に記憶された発注者識別情報とが照合される。そして、照合の結果、両発注者識別情報が一致した場合(S24:Yes)には、発注者端末46から製品情報提供システム10へのアクセスが許可され(S25)、一致しない場合(S24:No)には、発注者端末46からのアクセスが許可されず(S29)、ステップS22の処理に戻る。
アクセスが許可されると更に発注者識別情報照合部30によって照合信号が生成され、中央制御部12へと出力される。そして中央制御部12では、選択情報受付部32に対して、発注者端末46からの選択情報の受付を許可するよう指示がなされる。これにしたがって選択情報受付部32が動作することによって、発注者端末46からは、図5に示すような画面が表示され、発注者に対して製品情報の選択が促される(S26)。
これに対して発注者が、発注者端末46のマウスを操作して選択釦55をマークすることによりシート番号が選択される。更に送信釦54をクリックすることによって、選択情報が生成され、通信ネットワーク42を介して製品情報提供システム10側へと送信される(S27)。
このようにして送信された選択情報は、通信部14によって受信され、中央制御部12によって製品情報出力部34へ出力される。すると製品情報出力部34では、選択情報に対応する製品情報が、製品情報データベース24の中から取得される。更に、この取得した製品情報に基づいて、図6に示すような画面が作成され、発注者端末46から表示される(S28)。発注者端末46からこのように表示された画面が参照されることによって、製品の納入に先立って、欠陥のあるカラーフィルタ52が、発注者によって予め把握される。
次に、製造者から発注者に対して、製品が納入される場合の動作について図11および図12に示すフローチャートを用いて説明する。
製造者によって、複数のカラーフィルタ52をマトリクス状に配置したシート50が製造される(S1)と、図8のフローチャートのステップS2およびステップS3で説明したように製品情報が作成されるとともに、以下に示すようにして、発注者への納入作業が行われる。なお、ここでいうステップS1もまた、図8のフローチャートに示すステップS1と同一である。
まず、ステップS1で製造されたシート50は、図7に示すように、側面にICタグ58が取り付けられた収納箱56に、所定数(例えば20枚)毎に収納される(S31)。更に各収納箱56には、それぞれ固有の収納箱番号が付され(S32)、この収納箱番号が、ICタグ読取・書込装置45によってICタグ58に書き込まれる(S33)。なお、ICタグ58に書き込む情報は、収納箱番号に限定しなくても良く、製造日、出荷予定日、納入先、発注番号など、記憶容量の許す範囲において製品情報の一部を適宜書き込むようにしても良い。しかる後に、収納箱56は発注者側に納入される(S34)。
このような収納箱56が発注者側に納入されると、発注者端末46に備えられたICタグ読取・書込装置47によって、ICタグ58に書き込まれた情報が読み取られる(S35)。
そして、発注者が、発注者端末46から製品情報提供システム10へのアクセスを試みる(S36)ことによって、発注者識別情報受付部26によって、発注者端末46から図3に示すような入力画面が表示される。これによって、発注者は、発注者端末46から、ID番号とパスワードとを入力するように促される(S37)。
これに対して発注者側がマウスやキーボードを操作することによって、自己に与えられたID番号とパスワードとをそれぞれ入力し、マウスでOK釦38をクリックすることによって、入力された発注者識別情報が通信ネットワーク42を介して製品情報提供システム10側へと送信される(S38)。なお、マウスで取消釦39をクリックすると、入力したデータがキャンセルされ、正しいデータを再入力することができる状態となる。このようにして送信された発注者識別情報は、通信部14によって受信され、中央制御部12によって発注者識別情報照合部30へ出力される。
発注者識別情報照合部30では、この発注者識別情報と、発注者識別情報データベース28に記憶された発注者識別情報とが照合される。そして、照合の結果、両発注者識別情報が一致した場合(S39:Yes)には、発注者端末46から製品情報提供システム10へのアクセスが許可され(S40)、一致しない場合(S39:No)には、発注者端末46からのアクセスが許可されず(S43)、ステップS37の処理に戻る。
ステップS40においてアクセスが許可されると、ステップS35において読み取られた情報が、通信ネットワーク42を介して製品情報提供システム10側へと送信される(S41)。このようにして送信された情報は、通信部14によって受信され、中央制御部12によって製品情報出力部34へ出力される。
すると、この情報に含まれる収納箱番号に基づいて製品情報出力部34によって、同一の収納箱番号である製品情報が製品情報データベース24から取得される。そして、この取得した製品情報に基づいて、図6に示すような画面が作成され、発注者端末46から表示される(S42)。発注者端末46からこのように表示された画面が参照されることによって、製品が納入された時点で効率良く、かつ確実に製品情報が発注者によって取得される。
上述したように、本実施例に係る製品情報提供方法を適用した製品情報提供システムにおいては、上記のような作用により、製造者は、複数のカラーフィルタ52がマトリクス状に配置されてなるシート50を製造すると、各シート50の品質情報を含む製品情報を製造者端末44から入力し、入力した製品情報をインターネット等の通信ネットワーク40を介して製品情報提供システム10の製品情報データベース24へ記憶させることができる。
一方、発注者は、発注者端末46から通信ネットワーク42を介して製品情報提供システム10へとアクセスし、製品情報データベース24に記憶された製品情報の中から所望の製品情報を取得することができる。これによって、発注者は、各カラーフィルタ52の品質を、納入前であっても効率的に把握することが可能となる。
更に、製造者から発注者へのシート50の納入時には、収納箱56に取り付けられたICタグ58に記憶された情報に基づいて、収納されているシート50の製品情報を製品情報データベース24から取得することができるので、各カラーフィルタ52の品質を、取り違えることなく確実に把握することができる。
なお、製造者端末44および発注者端末46からアクセス要求があった場合には、予めID番号とパスワードとからなる製造者識別情報および発注者識別情報に基づいて認証処理を行い、認証された製造者および発注者のみからのアクセスが許可されるので、製造者や発注者へなりすました第三者によるアクセスを阻止することができる。これにより、でたらめな製品情報が製品情報データベース24に記憶されたり、製品情報データベース24に記憶された製品情報が発注者以外によって不正に読み取られないようなセキュリティ対策を講じることができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲の発明された技術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の実施例に係る製品情報提供方法を適用した製品情報提供システムが適用されるネットワーク構成例を示す概念図。 本発明の実施例に係る製品情報提供方法を適用した製品情報提供システムの構成例を示す機能ブロック図。 製造者端末および発注者端末からID番号とパスワードとを入力するための入力画面の一例を示す模式図。 製品情報の一例を示すデータ構成図。 製造者端末から表示される製品情報の選択画面の一例を示す模式図。 発注者端末から表示される製品情報の一例を示す模式図。 収納箱の構成例を示す斜視図。 製品情報が製品情報データベースに記憶されるまでの動作を示すフローチャート(その1)。 製品情報が製品情報データベースに記憶されるまでの動作を示すフローチャート(その2)。 製品情報データベースに記憶された製品情報が発注者端末によって読み出されるまでの動作を示すフローチャート。 製造者から発注者に対して製品が納入される場合の動作を示すフローチャート(その1)。 製造者から発注者に対して製品が納入される場合の動作を示すフローチャート(その2)。 シート上にマトリクス状に配置して製造されたカラーフィルタの一例を示す概念図。 カラーフィルタを一枚ずつ納入する場合を説明するための概念図。
符号の説明
10…製品情報提供システム、12…中央制御部、14…通信部、16…製造者識別情報受付部、18…製造者識別情報データベース、20…製造者識別情報照合部、22…製品情報受付部、24…製品情報データベース、26…発注者識別情報受付部、28…発注者識別情報データベース、30…発注者識別情報照合部、32…選択情報受付部、34…製品情報出力部、36…ID番号入力欄、37…パスワード入力欄、38…OK釦、39…取消釦、40,42…通信ネットワーク、44…製造者端末、45,47…ICタグ読取・書込装置、46…発注者端末、48…検査装置、49…製品情報データベース、50…シート、52…カラーフィルタ、54…送信釦、55…選択釦、56…収納箱、58…ICタグ

Claims (10)

  1. 発注者からの依頼に基づいて同一のシート上に複数の製品を製造し、複数の前記シートを収納箱に収納して前記発注者へと納入する製造者が、前記同一のシート上に配置された各製品の情報を含む製品情報を通信ネットワークを用いて前記発注者へ提供する提供方法であって、前記製品情報は、前記シートのシート番号と、前記シートが収納される収納箱の収納箱番号と、前記シートの前記収納箱における収納位置と、前記収納箱に収納されたシート上に配置された各製品の配置位置および品質情報とを含んでおり、前記提供方法は、
    前記製造者に対し、前記通信ネットワークに接続された製造者端末から前記製品情報を入力するように促す製品情報入力段階と、
    前記製造者端末から入力された製品情報を前記通信ネットワークを介して取得し、記憶媒体に記憶する製品情報記憶段階と、
    前記発注者に対し、前記記憶媒体に製品情報が記憶されたシートの中から、何れかのシートを選択する選択情報を、前記通信ネットワークに接続された発注者端末から入力するように促す選択情報入力段階と、
    前記発注者端末から入力された選択入力に対応するシートの製品情報を、前記記憶媒体に記憶された製品情報の中から取得し、この取得した製品情報に含まれる前記シート番号と、前記収納箱番号と、前記収納位置と、前記シート上に配置された各製品の配置位置および品質情報とを前記発注者端末に出力する製品情報出力段階と
    を備えた製品情報の提供方法。
  2. 請求項1に記載の製品情報の提供方法において、
    前記製品情報入力段階の前に、前記製造者に対して前記製造者毎に予め与えられた製造者識別情報を前記製造者端末から入力するように促す製造者識別情報入力段階と、前記製造者識別情報入力段階で入力された製造者識別情報が前記製造者毎に対して予め与えられたものであるか否かを判定する製造者識別情報判定段階とを更に備え、
    前記製品情報入力段階は、前記製造者識別情報判定段階において前記製造者識別情報が前記製造者毎に対して予め与えられたものであると判定された場合には、前記製品情報を入力するように促すようにした製品情報の提供方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の製品情報の提供方法において、
    前記製品情報記憶段階と前記選択情報入力段階との間に、前記発注者に対して前記発注者毎に予め与えられた発注者識別情報を前記発注者端末から入力するように促す発注者識別情報入力段階と、前記発注者識別情報入力段階で入力された発注者識別情報が前記発注者毎に対して予め与えられたものであるか否かを判定する発注者識別情報判定段階とを更に備え、
    前記選択情報入力段階は、前記発注者識別情報判定段階において前記発注者識別情報が前記発注者毎に対して予め与えられたものであると判定された場合には、前記選択情報を入力するように促すようにした製品情報の提供方法。
  4. 請求項1乃至のうち何れか1項に記載の製品情報の提供方法において、
    前記収納箱、前記収納箱収納箱番号を記憶したICタグ取り付けられ、前記発注者へ出荷される製品情報の提供方法。
  5. 請求項に記載の製品情報の提供方法において、
    前記発注者に出荷された収納箱に取り付けられたICタグに記憶された収納箱番号と、前記記憶媒体に記憶された製品情報に含まれる収納箱番号とが一致する場合には、この製品情報を前記記憶媒体から取得し、この取得した製品情報に含まれる前記シート番号と、前記収納箱番号と、前記収納位置と、前記シート上に配置された各製品の配置位置および品質情報とを前記発注者端末から出力させるようにした製品情報の提供方法。
  6. 発注者からの依頼に基づいて同一のシート上に複数の製品を製造し、複数の前記シートを収納箱に収納して前記発注者へと納入する製造者が、前記同一のシート上に配置された各製品の情報を含む製品情報を通信ネットワークを用いて前記発注者へ提供する提供システムであって、前記製品情報は、前記シートのシート番号と、前記シートが収納される収納箱の収納箱番号と、前記シートの前記収納箱における収納位置と、前記収納箱に収納されたシート上に配置された各製品の配置位置および品質情報とを含んでおり、前記提供システムは、
    前記製造者に対し、前記通信ネットワークに接続された製造者端末から前記製品情報を入力するように促す製品情報入力手段と、
    前記製造者端末から入力された製品情報を前記通信ネットワークを介して取得し、記憶媒体に記憶する製品情報記憶手段と、
    前記発注者に対し、前記記憶媒体に製品情報が記憶されたシートの中から、何れかのシートを選択する選択情報を、前記通信ネットワークに接続された発注者端末から入力するように促す選択情報入力手段と、
    前記発注者端末から入力された選択入力を前記通信ネットワークを介して取得し、この選択入力に対応するシートの製品情報を、前記記憶媒体に記憶された製品情報の中から取得し、この取得した製品情報に含まれる前記シート番号と、前記収納箱番号と、前記収納位置と、前記シート上に配置された各製品の配置位置および品質情報とを、前記通信ネットワークを介して前記発注者端末へ出力する製品情報出力手段と
    を備えた製品情報の提供システム。
  7. 請求項に記載の製品情報の提供システムにおいて、
    前記製造者端末から製品情報が入力される前に、前記製造者に対し、前記製造者端末から、前記製造者毎に予め与えられた製造者識別情報を入力するように促す製造者識別情報入力手段と、
    前記予め与えられた製造者識別情報を、前記製造者と関連付けて記憶する製造者識別情報データベースと、
    前記製造者端末から入力された製造者識別情報を、前記製造者識別情報データベースに記憶された製造者識別情報と照合する製造者識別情報照合手段とを更に備え、
    前記製品情報入力手段は、前記製造者識別情報照合手段による照合の結果、両製造者識別情報が一致した場合に前記製品情報の入力を促すようにした製品情報の提供システム。
  8. 請求項または請求項に記載の製品情報の提供システムにおいて、
    前記発注者端末から選択情報が入力される前に、前記発注者に対し、前記発注者端末から、前記発注者毎に予め与えられた発注者識別情報を入力するように促す発注者識別情報入力手段と、
    前記予め与えられた発注者識別情報を、前記発注者と関連付けて記憶する発注者識別情報データベースと、
    前記発注者端末から入力された発注者識別情報を、前記発注者識別情報データベースに記憶された発注者識別情報と照合する発注者識別情報照合手段とを更に備え、
    前記選択情報入力手段は、前記発注者識別情報照合手段による照合の結果、両発注者識別情報が一致した場合に前記選択情報の入力を促すようにした製品情報の提供システム。
  9. 請求項乃至のうち何れか1項に記載の製品情報の提供システムにおいて、
    前記収納箱、前記収納箱収納箱番号を記憶したICタグ取り付けられ、前記発注者へ出荷される製品情報の提供システム。
  10. 請求項に記載の製品情報の提供システムにおいて、
    前記出荷された収納箱に取り付けられたICタグに記憶された収納箱番号と、前記記憶媒体に記憶された製品情報に含まれる収納箱番号とが一致する場合には、この製品情報の内容を前記記憶媒体から取得し、この取得した製品情報に含まれる前記シート番号と、前記収納箱番号と、前記収納位置と、前記シート上に配置された各製品の配置位置および品質情報とを前記発注者端末から出力させる製品情報取得手段を更に備えた製品情報の提供システム。
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