JPH0726206B2 - 薬品液による連続処理装置 - Google Patents
薬品液による連続処理装置Info
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- JPH0726206B2 JPH0726206B2 JP3179806A JP17980691A JPH0726206B2 JP H0726206 B2 JPH0726206 B2 JP H0726206B2 JP 3179806 A JP3179806 A JP 3179806A JP 17980691 A JP17980691 A JP 17980691A JP H0726206 B2 JPH0726206 B2 JP H0726206B2
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- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D17/00—Constructional parts, or assemblies thereof, of cells for electrolytic coating
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/0085—Apparatus for treatments of printed circuits with liquids not provided for in groups H05K3/02 - H05K3/46; conveyors and holding means therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G49/00—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
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- B65G49/04—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for conveying workpieces through baths of liquid the workpieces being immersed and withdrawn by movement in a vertical direction
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- B65G49/0436—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for conveying workpieces through baths of liquid the workpieces being immersed and withdrawn by movement in a vertical direction specially adapted for workpieces of definite length arrangements for conveyance from bath to bath
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- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S134/00—Cleaning and liquid contact with solids
- Y10S134/902—Semiconductor wafer
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- Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば鍍金処理に先だ
ってワークパネルに脱脂処理等を施す薬品による連続処
理装置に関する。
ってワークパネルに脱脂処理等を施す薬品による連続処
理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にスルーホールプリント基板のよう
な多孔板からなるワークパネルは鍍金処理に先だって鍍
金皮膜の外観や密着性などをよくするため、仕上げ洗浄
としてアルカリ液中での脱脂、更に鍍金の密着性を向上
させるために、活性化酸浸漬及び水洗が行われている。
な多孔板からなるワークパネルは鍍金処理に先だって鍍
金皮膜の外観や密着性などをよくするため、仕上げ洗浄
としてアルカリ液中での脱脂、更に鍍金の密着性を向上
させるために、活性化酸浸漬及び水洗が行われている。
【０００３】これらアルカリや酸、水洗等の薬品液によ
る処理装置は、各種の薬品液を収容した処理槽及び各処
理槽間に配設されたローラコンベアやネットコンベア等
を有し、各処理槽内の薬品液内へ順次ワークパネルをコ
ンベアによって順送りして浸漬することによってワーク
パネルに薬品処理を行っている。
る処理装置は、各種の薬品液を収容した処理槽及び各処
理槽間に配設されたローラコンベアやネットコンベア等
を有し、各処理槽内の薬品液内へ順次ワークパネルをコ
ンベアによって順送りして浸漬することによってワーク
パネルに薬品処理を行っている。
【０００４】またコンベアに代わってラックハンガーを
設け、ラックハンガーにワークパネルを吊り下げて順次
処理槽内の薬品液へワークパネルを浸漬する薬品液によ
る連続処理装置がある。
設け、ラックハンガーにワークパネルを吊り下げて順次
処理槽内の薬品液へワークパネルを浸漬する薬品液によ
る連続処理装置がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記コンベアによって
ワークパネルを搬送する薬品液による処理装置による
と、コンベア上にワークパネルを寝かせて搬送すること
から、ワークパネルの横または縦の寸法に応じた寸法の
コンベア及び処理槽を必要とし、装置全体の大型化を来
し、また処理槽内の薬品液による処理時間の調整には装
置の長さが一定の場合にはコンベアによる搬送速度を落
す等の調整管理を要し、作業能率の低下を招き、更に各
薬品液の混和を防ぐために、各処理槽にワークパネル表
面に付着した薬品液を除去する絞り機構を設ける必要が
あり、そのため装置全体の大型化及び設備コストの高騰
を招き、更に使用済の薬品液の回収が充分に達成でき
ず、薬品液の消費に伴う経済性及び汚染物排出による公
害の原因になる等の不具合がある。
ワークパネルを搬送する薬品液による処理装置による
と、コンベア上にワークパネルを寝かせて搬送すること
から、ワークパネルの横または縦の寸法に応じた寸法の
コンベア及び処理槽を必要とし、装置全体の大型化を来
し、また処理槽内の薬品液による処理時間の調整には装
置の長さが一定の場合にはコンベアによる搬送速度を落
す等の調整管理を要し、作業能率の低下を招き、更に各
薬品液の混和を防ぐために、各処理槽にワークパネル表
面に付着した薬品液を除去する絞り機構を設ける必要が
あり、そのため装置全体の大型化及び設備コストの高騰
を招き、更に使用済の薬品液の回収が充分に達成でき
ず、薬品液の消費に伴う経済性及び汚染物排出による公
害の原因になる等の不具合がある。
【０００６】またラックハンガーによりワークパネルを
搬送する装置にあっては、ワークパネルを搬送した後の
ラックハンガーを元の位置に復帰せしめたり、ワークパ
ネルの着脱のための作業を要し、作業効率の低下を招く
等の不具合がある。
搬送する装置にあっては、ワークパネルを搬送した後の
ラックハンガーを元の位置に復帰せしめたり、ワークパ
ネルの着脱のための作業を要し、作業効率の低下を招く
等の不具合がある。
【０００７】従って本発明の目的は、装置の小型化、作
業効率の向上及び薬品液の回収が充分得られる薬品液に
よる連続処理装置を提供することにある。
業効率の向上及び薬品液の回収が充分得られる薬品液に
よる連続処理装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明による薬品液による連続処理装置は、薬品液を収容し
た複数処理槽を配設し、各処理槽内の薬品液へワークパ
ネルを順次浸漬してワークパネルに薬品処理を施す連続
処理装置において、列設された複数の処理槽と、各処理
槽内に設けられ、上方から降下するワークパネルを処理
槽内で起立状態に保持し、かつ保持されたワークパネル
を上昇させるワーク保持部材と、処理槽の上方に配設さ
れ、かつ処理槽の列設方向に沿って移動する運搬部材
と、運搬部材の下端に設けられ、ワーク保持部材によっ
て上昇せしめられたワークパネルを正逆回転駆動する一
対のローラ間に挟み込んで上昇及び降下させる絞りロー
ラと、運搬部材内に設けられ、絞りローラによつて上昇
せしめられたワークパネルを上昇位置に保持する収納部
材とを有するものである。
明による薬品液による連続処理装置は、薬品液を収容し
た複数処理槽を配設し、各処理槽内の薬品液へワークパ
ネルを順次浸漬してワークパネルに薬品処理を施す連続
処理装置において、列設された複数の処理槽と、各処理
槽内に設けられ、上方から降下するワークパネルを処理
槽内で起立状態に保持し、かつ保持されたワークパネル
を上昇させるワーク保持部材と、処理槽の上方に配設さ
れ、かつ処理槽の列設方向に沿って移動する運搬部材
と、運搬部材の下端に設けられ、ワーク保持部材によっ
て上昇せしめられたワークパネルを正逆回転駆動する一
対のローラ間に挟み込んで上昇及び降下させる絞りロー
ラと、運搬部材内に設けられ、絞りローラによつて上昇
せしめられたワークパネルを上昇位置に保持する収納部
材とを有するものである。
【０００９】
【実施例】以下、本発明による薬品液による連続処理装
置の一実施例を図によって説明する。
置の一実施例を図によって説明する。
【００１０】図１は薬品液による連続処理装置１の要部
を示す一部破断側面図である。処理装置１はワークパネ
ルｗに薬品処理を施すための異なった薬品液が各々収容
された処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…がワークパネルｗの薬
品処理順に従って列設されている。
を示す一部破断側面図である。処理装置１はワークパネ
ルｗに薬品処理を施すための異なった薬品液が各々収容
された処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…がワークパネルｗの薬
品処理順に従って列設されている。
【００１１】各処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…内には各々パ
ネル支持部材３，３…及びリフト部材４，４…からなる
ワーク保持部材が配設されている。パネル支持部材３，
３…は間隙３ｂ，３ｂ…を介して対向する板状体３ａ，
３ａ…からなり、対向する板状体３ａ，３ａによって形
成される間隙３ｂ，３ｂ…は上方に向って開放され、間
隙３ｂ，３ｂ…へ上方から挿入されるワークパネルｗ，
ｗ…を起立状態に保持し、かつ隣設する処理槽２ａ，２
ｂ，２ｃ…内のパネル支持部材３，３…に形成された間
隙３ｂ，３ｂ…間、即ちパネル支持部材３，３…に保持
されたワークパネルｗ，ｗ…間の離間距離ａが一定にな
るように構成されている。
ネル支持部材３，３…及びリフト部材４，４…からなる
ワーク保持部材が配設されている。パネル支持部材３，
３…は間隙３ｂ，３ｂ…を介して対向する板状体３ａ，
３ａ…からなり、対向する板状体３ａ，３ａによって形
成される間隙３ｂ，３ｂ…は上方に向って開放され、間
隙３ｂ，３ｂ…へ上方から挿入されるワークパネルｗ，
ｗ…を起立状態に保持し、かつ隣設する処理槽２ａ，２
ｂ，２ｃ…内のパネル支持部材３，３…に形成された間
隙３ｂ，３ｂ…間、即ちパネル支持部材３，３…に保持
されたワークパネルｗ，ｗ…間の離間距離ａが一定にな
るように構成されている。
【００１２】一方リフト部材４，４…はシリンダ等（図
示せず）によって上下動され、各処理槽２ａ，２ｂ，２
ｃ…内のパネル支持部材３，３…によって起立状態に保
持されたワークパネルｗ，ｗ…を、間隙３ｂ，３ｂ…に
よって起立した状態を維持しながら所定量上昇させられ
るようになっている。
示せず）によって上下動され、各処理槽２ａ，２ｂ，２
ｃ…内のパネル支持部材３，３…によって起立状態に保
持されたワークパネルｗ，ｗ…を、間隙３ｂ，３ｂ…に
よって起立した状態を維持しながら所定量上昇させられ
るようになっている。
【００１３】各処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…の上部は、ワ
ークパネルｗ，ｗ…の挿入を許容する幅のスリット５
ａ，５ａ…を有し、かつ薬品液に侵されにくい材料、例
えばテフロンゴムやシリコンゴム製の遮蔽板５，５…で
覆い、薬品液の蒸発等による放散を阻止し、悪臭、汚染
物排出による作業環境の悪化を防ぐと共に薬品液の消費
量低減を図っている。
ークパネルｗ，ｗ…の挿入を許容する幅のスリット５
ａ，５ａ…を有し、かつ薬品液に侵されにくい材料、例
えばテフロンゴムやシリコンゴム製の遮蔽板５，５…で
覆い、薬品液の蒸発等による放散を阻止し、悪臭、汚染
物排出による作業環境の悪化を防ぐと共に薬品液の消費
量低減を図っている。
【００１４】各処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…の上方には、
その列設方向に沿ってガイドレール１０が配設され、更
にガイドレール１０はループ状に形成されている。ガイ
ドレール１０には移動ローラ９，９…を介して複数個の
運搬部材６，６…が懸下され、ガイドレール１０に案内
されて循環移動するようになっている。
その列設方向に沿ってガイドレール１０が配設され、更
にガイドレール１０はループ状に形成されている。ガイ
ドレール１０には移動ローラ９，９…を介して複数個の
運搬部材６，６…が懸下され、ガイドレール１０に案内
されて循環移動するようになっている。
【００１５】各運搬部材６，６…の移動ローラ９，９
は、本装置の各部の作動を予め入力された情報に基づい
て各部に作動指示を与える制御装置（図示せず）からの
指示に従って駆動する駆動体、例えばモータＭ，Ｍ…に
よって駆動され、各運搬部材６，６…が各々独立してガ
イドレール１０に沿って移動可能になされている。
は、本装置の各部の作動を予め入力された情報に基づい
て各部に作動指示を与える制御装置（図示せず）からの
指示に従って駆動する駆動体、例えばモータＭ，Ｍ…に
よって駆動され、各運搬部材６，６…が各々独立してガ
イドレール１０に沿って移動可能になされている。
【００１６】運搬部材６，６…の下端にはリフト部材
４，４…によって持ち上げられたワークパネルｗを駆動
装置、例えばモータ（図示せず）によって回転駆動され
る一対のローラ７ａ，７ａ間に挟んで持ち上げる絞りロ
ーラ７が設けられている。絞りローラ７のローラ７ａ，
７ａ間で挟んで持ち上げられたワークパネルｗは絞りロ
ーラ７の上方に位置する運搬部材６内に設けられ、収納
部材８を形成する保持板８ａ，８ａ間に搬入される。絞
りローラ７によってワークパネルｗを持ち上げる際、ワ
ークパネルｗ表面に付着している薬品液は対向するロー
ラ７ａ，７ａによって絞られ、除去されて遮蔽板５，５
…上に落下してスリット５ａ，５ａ…から処理槽２ａ，
２ｂ，２ｃ…へ回収される。
４，４…によって持ち上げられたワークパネルｗを駆動
装置、例えばモータ（図示せず）によって回転駆動され
る一対のローラ７ａ，７ａ間に挟んで持ち上げる絞りロ
ーラ７が設けられている。絞りローラ７のローラ７ａ，
７ａ間で挟んで持ち上げられたワークパネルｗは絞りロ
ーラ７の上方に位置する運搬部材６内に設けられ、収納
部材８を形成する保持板８ａ，８ａ間に搬入される。絞
りローラ７によってワークパネルｗを持ち上げる際、ワ
ークパネルｗ表面に付着している薬品液は対向するロー
ラ７ａ，７ａによって絞られ、除去されて遮蔽板５，５
…上に落下してスリット５ａ，５ａ…から処理槽２ａ，
２ｂ，２ｃ…へ回収される。
【００１７】運搬部材６，６…に設けられた収納部材
８，８…を構成する保持板８ａ，８ａ間に保持されたワ
ークパネルｗは、絞りローラ７のローラ７ａ，７ａを前
記回転方向と逆方向に回転駆動することにより、起立状
態を維持したまま下方へ送り出され、下方に位置する処
理槽２ａ，２ｂ…内に設けられてたパネル支持部材３，
３…の間隙３ｂ，３ｂ…内へ起立した状態で挿入保持さ
れるようになっている。なお、各運搬部材６，６…に設
けられた各絞りローラ７，７…及びリフト装置４，４…
は各々独立して制御装置からの指示により駆動される。
８，８…を構成する保持板８ａ，８ａ間に保持されたワ
ークパネルｗは、絞りローラ７のローラ７ａ，７ａを前
記回転方向と逆方向に回転駆動することにより、起立状
態を維持したまま下方へ送り出され、下方に位置する処
理槽２ａ，２ｂ…内に設けられてたパネル支持部材３，
３…の間隙３ｂ，３ｂ…内へ起立した状態で挿入保持さ
れるようになっている。なお、各運搬部材６，６…に設
けられた各絞りローラ７，７…及びリフト装置４，４…
は各々独立して制御装置からの指示により駆動される。
【００１８】更に各処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…の下部及
び上部は各々パイプ１３、１４を介して貯蔵タンク１１
と接続され、処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…及び貯蔵タンク
１１，１１，１１…間において薬品液を循環させること
により処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…本体の小型化を可能に
し、処理装置の設計及び配設の自由度の大幅な拡大を可
能にしている。図中符号１２は薬品液の再生装置であ
る。
び上部は各々パイプ１３、１４を介して貯蔵タンク１１
と接続され、処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…及び貯蔵タンク
１１，１１，１１…間において薬品液を循環させること
により処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…本体の小型化を可能に
し、処理装置の設計及び配設の自由度の大幅な拡大を可
能にしている。図中符号１２は薬品液の再生装置であ
る。
【００１９】次にこのように構成された本実施例におけ
る処理装置の作動について説明する。
る処理装置の作動について説明する。
【００２０】ワークパネルｗに最初の薬品液による処理
を施すべき処理槽２ａより上流側に位置するワークパネ
ル投入位置（図示せず）において絞りローラ７のローラ
７ａ，７ａを回転駆動せしめ、ワークパネルｗを下方か
ら挟み込み運搬部材６に設けた収納部８の保持板８ａ，
８ａ間にセツトし、絞りローラ７を停止する。
を施すべき処理槽２ａより上流側に位置するワークパネ
ル投入位置（図示せず）において絞りローラ７のローラ
７ａ，７ａを回転駆動せしめ、ワークパネルｗを下方か
ら挟み込み運搬部材６に設けた収納部８の保持板８ａ，
８ａ間にセツトし、絞りローラ７を停止する。
【００２１】次に制御装置からの指示により、モータＭ
を起動して移動ローラ９を回転せしめ、ガイドレール１
０に沿って運搬部材６を走行させ、図１に示すように上
流端に位置する処理槽２ａ上に達した絞りローラ７を構
成する一対のローラ７ａ，７ａの当接部とパネル支持部
材３の間隙３ｂとが対向する位置でモータＭを、従って
運搬部材６を停止する。
を起動して移動ローラ９を回転せしめ、ガイドレール１
０に沿って運搬部材６を走行させ、図１に示すように上
流端に位置する処理槽２ａ上に達した絞りローラ７を構
成する一対のローラ７ａ，７ａの当接部とパネル支持部
材３の間隙３ｂとが対向する位置でモータＭを、従って
運搬部材６を停止する。
【００２２】次に絞りローラ７のローラ７ａ，７ａを前
回とは逆方向に回転駆動し、収納部材８内に一点鎖線
ｗ′で示す上昇位置に収容されたワークパネルｗを下方
へ送り出し、遮蔽板５に形成したスリット５ａを貫通
し、処理槽２ａ内に設けたパネル支持部材３の板状体３
ａ，３ａによって形成された間隙３ｂへワークパネルｗ
を挿入して処理槽２ａ内の薬品液にワークパネルｗを浸
漬し、かつ絞りローラ７のローラ７ａ，７ａの回転を停
止する。
回とは逆方向に回転駆動し、収納部材８内に一点鎖線
ｗ′で示す上昇位置に収容されたワークパネルｗを下方
へ送り出し、遮蔽板５に形成したスリット５ａを貫通
し、処理槽２ａ内に設けたパネル支持部材３の板状体３
ａ，３ａによって形成された間隙３ｂへワークパネルｗ
を挿入して処理槽２ａ内の薬品液にワークパネルｗを浸
漬し、かつ絞りローラ７のローラ７ａ，７ａの回転を停
止する。
【００２３】予め設定された処理時間経過後、パネル支
持部材３に保持されたワークパネルｗは、制御装置から
の指示により作動するリフト部材４によって間隙３ｂに
案内されつつ起立した状態でワークパネルｗを挟み込む
方向に回転駆動する絞りローラ７に当接するまで持ち上
げられる。
持部材３に保持されたワークパネルｗは、制御装置から
の指示により作動するリフト部材４によって間隙３ｂに
案内されつつ起立した状態でワークパネルｗを挟み込む
方向に回転駆動する絞りローラ７に当接するまで持ち上
げられる。
【００２４】絞りローラ７に当接するまでリフト装置４
によって持ち上げられたワークパネルｗは回転駆動する
絞りローラ７のローラ４ａ，７ａによって更に上方へ送
られ、収納部材８の保持板８ａ，８ａ間に一点鎖線ｗ′
で示すように収納される。
によって持ち上げられたワークパネルｗは回転駆動する
絞りローラ７のローラ４ａ，７ａによって更に上方へ送
られ、収納部材８の保持板８ａ，８ａ間に一点鎖線ｗ′
で示すように収納される。
【００２５】次に制御装置からの指示よりモータＭ、従
って移動ローラ９を回転駆動せしめ、ガイドレール１０
に沿って運搬部材６を次の処理を行う処理槽２ｂ上に移
動する。運搬部材６が処理槽２ｂ上に達すると運搬部材
６を停止し、収納部材８内に収容されたワークパネルｗ
を絞りローラ７のローラ７ａ，７ａの回転によって下降
せしめ、処理槽２ｂ内のパネル支持部材３の間隙３ｂ内
へ挿入する。予め設定された所定処理時間経過後、制御
装置からの指示によりリフト部材４によって上昇せし
め、絞りローラ７によって収納部材８内に収容する。
って移動ローラ９を回転駆動せしめ、ガイドレール１０
に沿って運搬部材６を次の処理を行う処理槽２ｂ上に移
動する。運搬部材６が処理槽２ｂ上に達すると運搬部材
６を停止し、収納部材８内に収容されたワークパネルｗ
を絞りローラ７のローラ７ａ，７ａの回転によって下降
せしめ、処理槽２ｂ内のパネル支持部材３の間隙３ｂ内
へ挿入する。予め設定された所定処理時間経過後、制御
装置からの指示によりリフト部材４によって上昇せし
め、絞りローラ７によって収納部材８内に収容する。
【００２６】なお、次に処理すべきワークパネルｗは、
先のワークパネルｗが処理槽２ａにおいて薬品液によっ
て処理されている間に前記ワークパネル投入位置におい
て続いてガイドレール１０に沿って循環移動して来る搬
送部材６に前記同様セットされる。
先のワークパネルｗが処理槽２ａにおいて薬品液によっ
て処理されている間に前記ワークパネル投入位置におい
て続いてガイドレール１０に沿って循環移動して来る搬
送部材６に前記同様セットされる。
【００２７】上記作動を繰り返すことにより次々とワー
クパネル投入位置で運搬部材にセットされたワークパネ
ルｗは各処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…へ順次搬送され、各
処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…内の薬品液によって処理され
る。
クパネル投入位置で運搬部材にセットされたワークパネ
ルｗは各処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…へ順次搬送され、各
処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…内の薬品液によって処理され
る。
【００２８】各処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…の薬品液によ
る処理時間は各薬品液による処理が最適に行われるよう
に絞りローラ７によりワークパネルｗを下降せしめ、パ
ネル支持部材３に挿入してからリフト部材４及び絞りロ
ーラ７によって各処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…の薬品液か
ら持ち上げるまでの浸漬時間を制御装置に予め設定する
ことで容易に調整、変更ができ、各処理槽における処理
時間が異なる場合でも柔軟に対応できる。
る処理時間は各薬品液による処理が最適に行われるよう
に絞りローラ７によりワークパネルｗを下降せしめ、パ
ネル支持部材３に挿入してからリフト部材４及び絞りロ
ーラ７によって各処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…の薬品液か
ら持ち上げるまでの浸漬時間を制御装置に予め設定する
ことで容易に調整、変更ができ、各処理槽における処理
時間が異なる場合でも柔軟に対応できる。
【００２９】以上説明では、運搬部材がループ状に配設
されたガイドレールに沿って循環移動する場合について
記載したが、所定範囲、例えば列設された処理槽の上方
のみガイドレールを設け運搬部材を往復動させることも
可能である。
されたガイドレールに沿って循環移動する場合について
記載したが、所定範囲、例えば列設された処理槽の上方
のみガイドレールを設け運搬部材を往復動させることも
可能である。
【００３０】また上記実施例では、ワーク保持部材を処
理槽内においてパネルを起立状態に保持するパネル支持
部材と、パネル支持部材によって保持されたワークパネ
ルを上昇せしめるリフト部材とにより構成したが、図２
に要部を示すように互いに正逆回転駆動されるローラ１
５，１５…を適宜間隔で上下方向に沿って配列し、ロー
ラ１５，１５…間にワークパネルｗを挟み込んでワーク
パネルｗを昇降させるよう構成してもよい。
理槽内においてパネルを起立状態に保持するパネル支持
部材と、パネル支持部材によって保持されたワークパネ
ルを上昇せしめるリフト部材とにより構成したが、図２
に要部を示すように互いに正逆回転駆動されるローラ１
５，１５…を適宜間隔で上下方向に沿って配列し、ロー
ラ１５，１５…間にワークパネルｗを挟み込んでワーク
パネルｗを昇降させるよう構成してもよい。
【００３１】更に運搬部材の下端に設けられた絞りロー
ラによってワークパネルの昇降及び薬品液の絞りを行う
ように構成した実施例について説明したが、絞りローラ
をワークパネル昇降用ローラと、ワークパネルに付着し
た薬品液を除去する絞り用ローラ（例えばポリビニルア
ルコール製）とに機能別に対をなすローラによって構成
してもよく、その際図３に要部を示すように昇降用ロー
ラ１６，１６…を上下２段に設け、その中間に絞り用ロ
ーラ１７，１７を配設することも可能である。また運搬
部材６内に設けられる収納部材を互いに対向する正逆回
転駆動するローラ１８，１８…を上下方向に沿って適宜
間隔で配設し、ローラ１８，１８…間でワークパネルｗ
を挟み込んでワークパネルｗを収納部内に収納及び繰り
出すように構成してもよい。
ラによってワークパネルの昇降及び薬品液の絞りを行う
ように構成した実施例について説明したが、絞りローラ
をワークパネル昇降用ローラと、ワークパネルに付着し
た薬品液を除去する絞り用ローラ（例えばポリビニルア
ルコール製）とに機能別に対をなすローラによって構成
してもよく、その際図３に要部を示すように昇降用ロー
ラ１６，１６…を上下２段に設け、その中間に絞り用ロ
ーラ１７，１７を配設することも可能である。また運搬
部材６内に設けられる収納部材を互いに対向する正逆回
転駆動するローラ１８，１８…を上下方向に沿って適宜
間隔で配設し、ローラ１８，１８…間でワークパネルｗ
を挟み込んでワークパネルｗを収納部内に収納及び繰り
出すように構成してもよい。
【００３２】次に、本発明による薬品液による連続処理
装置の他の実施例を図４及び５によって説明する。な
お、図４及び５において図１と対応する部位には説明の
都合上同一符号を付する。
装置の他の実施例を図４及び５によって説明する。な
お、図４及び５において図１と対応する部位には説明の
都合上同一符号を付する。
【００３３】図４及び５は薬品液による連続処理装置１
の要部を示す一部破断側面図である。処理装置１はワー
クパネルｗの処理順に従って異なった薬品液が各々収容
され、かつ上方が開放する処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…が
連設している。
の要部を示す一部破断側面図である。処理装置１はワー
クパネルｗの処理順に従って異なった薬品液が各々収容
され、かつ上方が開放する処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…が
連設している。
【００３４】各処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…内には各々パ
ネル支持部材３，３…及びリフト部材４，４…からなる
ワーク保持部材が配設されている。パネル支持部材３に
は板状体３ａ，３ａによって上方へ開放する間隙３ｂが
形成され、間隙３ｂへ上方から挿入されるワークパネル
ｗを起立状態に保持するように構成されている。隣設す
る処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…内に配設されたパネル支持
部材３，３…に形成された間隙３ｂ，３ｂ…間の離間距
離ａは一定になるよう形成されている。
ネル支持部材３，３…及びリフト部材４，４…からなる
ワーク保持部材が配設されている。パネル支持部材３に
は板状体３ａ，３ａによって上方へ開放する間隙３ｂが
形成され、間隙３ｂへ上方から挿入されるワークパネル
ｗを起立状態に保持するように構成されている。隣設す
る処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…内に配設されたパネル支持
部材３，３…に形成された間隙３ｂ，３ｂ…間の離間距
離ａは一定になるよう形成されている。
【００３５】一方リフト部材４，４…はシリンダ（図示
せず）によって上下動され、各処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ
…内のパネル支持部材３，３…によって起立状態に保持
されたワークパネルｗ，ｗ…を間隙３ｂ，３ｂ…によっ
て起立状態に維持された状態で同期して所定量上昇させ
られるようになっている。
せず）によって上下動され、各処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ
…内のパネル支持部材３，３…によって起立状態に保持
されたワークパネルｗ，ｗ…を間隙３ｂ，３ｂ…によっ
て起立状態に維持された状態で同期して所定量上昇させ
られるようになっている。
【００３６】各処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…の上部は、ワ
ークパネルｗ，ｗ…の挿入を許容する幅のスリット５
ａ，５ａ…を有する遮蔽板５，５…で覆われている。
ークパネルｗ，ｗ…の挿入を許容する幅のスリット５
ａ，５ａ…を有する遮蔽板５，５…で覆われている。
【００３７】連設した処理槽２ａ，２ｂ…の上方には、
処理槽２ａ，２ｂ…の列設方向と平行に前記パネル支持
部材３，３…に形成した間隙３ｂ，３ｂ…間の離間距離
ａだけシリンダ（図示せず）によって往復動する運搬部
材６が配設されている。
処理槽２ａ，２ｂ…の列設方向と平行に前記パネル支持
部材３，３…に形成した間隙３ｂ，３ｂ…間の離間距離
ａだけシリンダ（図示せず）によって往復動する運搬部
材６が配設されている。
【００３８】運搬部材６の下端には、図４に示す運搬部
材６が後端移動位置にあるとき、前記間隙３ｂ，３ｂ…
と対向する複数の絞りローラ７，７…が設けられ、更に
運搬部材６には絞りローラ７によって持ち上げられたワ
ークパネルｗを一点鎖線ｗ′で示す上昇位置に両側面か
ら挟持する保持板８ａ，８ａからなる収納部材８が設け
られている。
材６が後端移動位置にあるとき、前記間隙３ｂ，３ｂ…
と対向する複数の絞りローラ７，７…が設けられ、更に
運搬部材６には絞りローラ７によって持ち上げられたワ
ークパネルｗを一点鎖線ｗ′で示す上昇位置に両側面か
ら挟持する保持板８ａ，８ａからなる収納部材８が設け
られている。
【００３９】リフト部材４，４…によつて持ち上げられ
たワークパネルｗを回転する一対のローラ７ａ，７ａ間
に挟んで上方へワークパネルｗを持ち上げる際、ワーク
パネルｗに表面付着した薬品液はローラ７ａ，７ａによ
つて絞られ、除却されて遮蔽板５，５…上に落下して処
理槽２ａ，２ｂ…へ回収される。
たワークパネルｗを回転する一対のローラ７ａ，７ａ間
に挟んで上方へワークパネルｗを持ち上げる際、ワーク
パネルｗに表面付着した薬品液はローラ７ａ，７ａによ
つて絞られ、除却されて遮蔽板５，５…上に落下して処
理槽２ａ，２ｂ…へ回収される。
【００４０】また絞りローラ７のローラ７ａ，７ａは、
図３に示す運搬部材６が前端移動位置にあるとき、前記
回転方向と逆方向に回転駆動され、収納部材８の保持板
８ａ，８ａ間に保持されたワークパネルｗは下方へ送り
出され、下方に位置する処理槽２ｂ，２ｃ…内に設けら
れたパネル支持部材３，３…に形成した間隙３ｂ，３ｂ
…内へ挿入される。なお運搬部材６に設けられた各絞り
ローラ７，７…及びリフト部材４，４…は各々独立して
制御装置からの指示により駆動される。
図３に示す運搬部材６が前端移動位置にあるとき、前記
回転方向と逆方向に回転駆動され、収納部材８の保持板
８ａ，８ａ間に保持されたワークパネルｗは下方へ送り
出され、下方に位置する処理槽２ｂ，２ｃ…内に設けら
れたパネル支持部材３，３…に形成した間隙３ｂ，３ｂ
…内へ挿入される。なお運搬部材６に設けられた各絞り
ローラ７，７…及びリフト部材４，４…は各々独立して
制御装置からの指示により駆動される。
【００４１】更に各処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…は前記実
施例同様パイプ１３、１４を介して貯蔵タンク１１に接
続され、貯蔵タンク１１には薬品液の再生装置１２が設
けてある。次に以上のように構成された薬品液による連
続処理装置の作動について説明する。
施例同様パイプ１３、１４を介して貯蔵タンク１１に接
続され、貯蔵タンク１１には薬品液の再生装置１２が設
けてある。次に以上のように構成された薬品液による連
続処理装置の作動について説明する。
【００４２】図５に示す運搬部材６が前端移動位置に位
置する状態で上流端に位置する処理槽２ａ内に設けたパ
ネル支持部材３の板状体３ａ，３ａによって形成された
間隙３ｂへ薬品液に浸漬して処理すべきワークパネルｗ
を挿入してセットし、所定時間ワークパネルｗを薬品液
により処理する。
置する状態で上流端に位置する処理槽２ａ内に設けたパ
ネル支持部材３の板状体３ａ，３ａによって形成された
間隙３ｂへ薬品液に浸漬して処理すべきワークパネルｗ
を挿入してセットし、所定時間ワークパネルｗを薬品液
により処理する。
【００４３】次に図４に示すよう運搬部材６を制御装置
からの指示に基づいてシリンダ（図示せず）を駆動して
後端移動位置に移動せしめ、リフト部材４，４…を上昇
させて、パネル支持部材３に支持されたワークパネルｗ
を間隙３ｂによって起立状態に維持させつつ絞りローラ
７に当接するまで持ち上げる。
からの指示に基づいてシリンダ（図示せず）を駆動して
後端移動位置に移動せしめ、リフト部材４，４…を上昇
させて、パネル支持部材３に支持されたワークパネルｗ
を間隙３ｂによって起立状態に維持させつつ絞りローラ
７に当接するまで持ち上げる。
【００４４】続いて回転駆動する絞りローラ７のローラ
７ａ，７ａによってワークパネルｗを上方へ送り、収納
部材８の保持板８ａ，８ａ間に一点鎖線ｗ′で示す上昇
位置に収容する。
７ａ，７ａによってワークパネルｗを上方へ送り、収納
部材８の保持板８ａ，８ａ間に一点鎖線ｗ′で示す上昇
位置に収容する。
【００４５】ワークパネルｗを収納部材８に収容された
状態で運搬部材６を図５に示す前端移動位置へ移動せし
め、絞りローラ７のローラ７ａ，７ａを前回とは逆方向
に回転駆動して収納部材８に収容されたワークパネルｗ
を下方へ送り出し、処理槽２ｂ内に配設したパネル支持
部材３の間隙３ｂ内へ挿入させて、処理槽２ｂ内の薬品
液によってワークパネルｗを処理すると供に、上流端処
理槽２ａ内に設けたパネル支持部材３の板状体３ａ，３
ａによって形成される間隙３ｂへ次に処理すべきワーク
パネルｗを挿入してセットして薬品液による処理を行
う。
状態で運搬部材６を図５に示す前端移動位置へ移動せし
め、絞りローラ７のローラ７ａ，７ａを前回とは逆方向
に回転駆動して収納部材８に収容されたワークパネルｗ
を下方へ送り出し、処理槽２ｂ内に配設したパネル支持
部材３の間隙３ｂ内へ挿入させて、処理槽２ｂ内の薬品
液によってワークパネルｗを処理すると供に、上流端処
理槽２ａ内に設けたパネル支持部材３の板状体３ａ，３
ａによって形成される間隙３ｂへ次に処理すべきワーク
パネルｗを挿入してセットして薬品液による処理を行
う。
【００４６】上記作動を繰り返すことにより次々と処理
槽２ａのパネル支持部材３の間隙３ｂにセットしたワー
クパネルｗは各処理槽２ｂ，２ｃ…へ順次搬送され各処
理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…内の薬品液によって処理され
る。
槽２ａのパネル支持部材３の間隙３ｂにセットしたワー
クパネルｗは各処理槽２ｂ，２ｃ…へ順次搬送され各処
理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…内の薬品液によって処理され
る。
【００４７】上記説明では、各処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ
…内に設けられたリフト部材４，４…が同期して上昇す
る場合について記載したが、前記実施例同様、絞りロー
ラ７によるワークパネルｗを降下せしめ、パネル支持部
材４に挿入してからリフト部材４及び絞りローラ７によ
って処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…から持ち上げるまでの処
理時間を各処理槽における処理条件に合わせて制御装置
によって各々制御することで各処理槽における処理時間
が異なる場合でも柔軟に対応できる。
…内に設けられたリフト部材４，４…が同期して上昇す
る場合について記載したが、前記実施例同様、絞りロー
ラ７によるワークパネルｗを降下せしめ、パネル支持部
材４に挿入してからリフト部材４及び絞りローラ７によ
って処理槽２ａ，２ｂ，２ｃ…から持ち上げるまでの処
理時間を各処理槽における処理条件に合わせて制御装置
によって各々制御することで各処理槽における処理時間
が異なる場合でも柔軟に対応できる。
【００４８】更に本実施例でも前記同様に、ワーク保持
部材を互いに対向する正逆回転駆動されるローラを上下
方向に沿って配列し、対向するローラ間でワークパネル
を挟み込んでワークパネルを昇降させるように、また収
納部材を対向する正逆回転駆動するローラを上下方向に
沿って配設し、ローラ間でワークパネルを挟み込んでワ
ークパネルを収納部材内に収納及び繰り出すように構成
してもよい。また絞りローラをそれぞれ前記同様ワーク
パネル昇降用ローラと、ワークパネルに付着した薬品液
を除去する絞り用ローラとにより構成してもよい。
部材を互いに対向する正逆回転駆動されるローラを上下
方向に沿って配列し、対向するローラ間でワークパネル
を挟み込んでワークパネルを昇降させるように、また収
納部材を対向する正逆回転駆動するローラを上下方向に
沿って配設し、ローラ間でワークパネルを挟み込んでワ
ークパネルを収納部材内に収納及び繰り出すように構成
してもよい。また絞りローラをそれぞれ前記同様ワーク
パネル昇降用ローラと、ワークパネルに付着した薬品液
を除去する絞り用ローラとにより構成してもよい。
【００４９】以上説明では、鍍金処理に先だって行われ
る薬品液による処理による処理について述べたが、他の
処理、例えば塗装の前処理として行われる脱脂、皮膜化
成処理等の前処理装置等にも適用し得る。
る薬品液による処理による処理について述べたが、他の
処理、例えば塗装の前処理として行われる脱脂、皮膜化
成処理等の前処理装置等にも適用し得る。
【００５０】
【発明の効果】以上説明した本発明による薬品液による
連続処理装置によれば、列連した複数の処理槽内に設け
たワーク保持部材によって起立状態に保持し、かつワー
クパネルを持ち上げ、持ち上げられたワークパネルを処
理槽の列設方向に移動する運搬部材に設けた絞りローラ
によって起立状態を維持しつつ挟み込んで上昇せしめ、
同時に絞りローラによってワークパネル表面に付着した
薬品液を除去し、運搬部材によって隣設する次の処理槽
へ搬送して次々にワークパネルへ処理を施すことから、
ワークが常に起立した状態に保持され、また別途絞り機
構を設ける必要がないことから処理装置の大幅な小型
化、設備コストの低減、処理装置の設計及び配設の自由
度の大幅な拡大が図れ、また搬送速度の調整管理が容易
になり更に人手によるワークパネルの着脱作業を要しな
いことから作業効率の向上が期待できる。更に絞りロー
ラによって除去された薬品液が処理槽内に充分回収さ
れ、薬品液の消費に伴う経済性の向上及び公害防止が図
れる。
連続処理装置によれば、列連した複数の処理槽内に設け
たワーク保持部材によって起立状態に保持し、かつワー
クパネルを持ち上げ、持ち上げられたワークパネルを処
理槽の列設方向に移動する運搬部材に設けた絞りローラ
によって起立状態を維持しつつ挟み込んで上昇せしめ、
同時に絞りローラによってワークパネル表面に付着した
薬品液を除去し、運搬部材によって隣設する次の処理槽
へ搬送して次々にワークパネルへ処理を施すことから、
ワークが常に起立した状態に保持され、また別途絞り機
構を設ける必要がないことから処理装置の大幅な小型
化、設備コストの低減、処理装置の設計及び配設の自由
度の大幅な拡大が図れ、また搬送速度の調整管理が容易
になり更に人手によるワークパネルの着脱作業を要しな
いことから作業効率の向上が期待できる。更に絞りロー
ラによって除去された薬品液が処理槽内に充分回収さ
れ、薬品液の消費に伴う経済性の向上及び公害防止が図
れる。
【図１】本発明の薬品液による連続処理装置の一実施例
を説明する一部破断側面図である。
を説明する一部破断側面図である。
【図２】本発明の薬品液による連続処理装置の他の実施
例を説明する要部説明図である。
例を説明する要部説明図である。
【図３】本発明の薬品液による連続処理装置の更に他の
実施例を説明する要部説明図である。
実施例を説明する要部説明図である。
【図４】本発明の薬品液による連続処理装置の更に他の
実施例を説明する一部破断側面図である。
実施例を説明する一部破断側面図である。
【図５】同じく図４に示す実施例の作動を説明する一部
破断側面図である。
破断側面図である。
１‥‥薬品液による連続処理装置 ２ａ…処理槽 ２ｂ…処理槽 ２ｃ…処理槽 ２ｄ…処理槽 ３‥‥パネル支持部材 ４‥‥リフト部材 ６‥‥運搬部材 ７‥‥絞りローラ ７ａ…ローラ ｗ‥‥ワークパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 // Ｃ２３Ｆ 1/08 １０２ 8417−4Ｋ Ｈ０５Ｋ 3/06 Ｑ
Claims (4)
- 【請求項１】 薬品液を収容した複数の処理槽を配設
し、各処理槽内の薬品液へワークパネルを順次浸漬して
ワークパネルに薬品処理を施す連続処理装置において、
列設された複数の処理槽と、各処理槽内に設けられ、上
方から降下するワークパネルを処理槽内で起立状態に保
持し、かつ保持されたワークパネルを上昇させるワーク
保持部材と、処理槽の上方に配設され、かつ処理槽の列
設方向に沿って移動する運搬部材と、運搬部材の下端に
設けられ、ワーク保持部材によって上昇せしめられたワ
ークパネルを正逆回転駆動する一対のローラ間に挟み込
んで上昇及び降下させる絞りローラと、運搬部材内に設
けられ、絞りローラによって上昇せしめられたワークパ
ネルを上昇位置に保持する収納部材とを有することを特
徴とする薬品液による連続処理装置。 - 【請求項２】 運搬部材が、列設された処理槽の上方で
かつその列設方向に沿って設けられたガイドレールに各
々独立して移動可能に複数個懸下されている請求項１記
載の装置。 - 【請求項３】 運搬部材が循環移動する請求項１または
２記載の装置。 - 【請求項４】 薬品液を収容した複数の処理槽を配設
し、各処理槽内の薬品液へワークパネルを順次浸漬して
ワークパネルに薬品処理を施す連続処理装置において、
列設された複数の処理槽と、各処理槽内に設けられ、上
方から降下するワークパネルを処理槽内において隣合う
ワークパネル間が等距離になる位置に起立状態で保持
し、かつ保持されたワークパネルを上昇させるワーク保
持部材と、処理槽の上方に配設され、処理槽の列設方向
に沿ってワーク保持部材によって保持される隣合うワー
クパネル間と等距離往復動する運搬部材と、運搬部材の
下端に前記パネル支持部材によって保持される隣合うワ
ークパネル間と等距離隔てて複数個配設され、かつワー
ク保持部材によって上昇せしめられたワークパネルを正
逆回転駆動する一対のローラ間に挟み込んで上昇及び降
下させる絞りローラと、運搬部材内に設けられ、絞りロ
ーラによって上昇せしめられたワークパネルを上昇位置
に保持する収納部材とを有することを特徴とする薬品液
による連続処理装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3179806A JPH0726206B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-07-19 | 薬品液による連続処理装置 |
| US07/788,776 US5220934A (en) | 1991-03-29 | 1991-11-06 | Automatic continuous processing apparatus |
| KR1019910019815A KR920018249A (ko) | 1991-03-29 | 1991-11-08 | 자동연속처리장치 |
| EP92302091A EP0506254A1 (en) | 1991-03-29 | 1992-03-11 | An automatic continuous processing apparatus |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6644091 | 1991-03-29 | ||
| JP3-66440 | 1991-03-29 | ||
| JP3179806A JPH0726206B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-07-19 | 薬品液による連続処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04365878A JPH04365878A (ja) | 1992-12-17 |
| JPH0726206B2 true JPH0726206B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=26407638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3179806A Expired - Fee Related JPH0726206B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-07-19 | 薬品液による連続処理装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5220934A (ja) |
| EP (1) | EP0506254A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0726206B2 (ja) |
| KR (1) | KR920018249A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995016059A1 (fr) * | 1993-12-10 | 1995-06-15 | Taisho Kogyo Kabushiki Kaisha | Dispositif de traitement par immersion continue du type transfert horizontal |
| JP4528415B2 (ja) * | 2000-04-28 | 2010-08-18 | 住友化学株式会社 | エッチング処理基板の剥離液除去方法 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB786193A (en) * | 1953-03-12 | 1957-11-13 | Metallic Industry Nv | Device for the surface treatment of metallic or non-metallic objects in one or more fluid baths |
| US3373755A (en) * | 1965-06-24 | 1968-03-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | Sheet material handling and treating apparatus |
| US3559553A (en) * | 1967-10-23 | 1971-02-02 | Werner W Buechner | Automatic forwarding mechanism for photographic materials |
| DE2337280A1 (de) * | 1973-07-23 | 1975-02-13 | Gogas Goch & Co | Reinigungsbad fuer plattenfoermige erzeugnisse |
| JPS5820263A (ja) * | 1981-07-28 | 1983-02-05 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 合成樹脂成形品の表面硬化処理方法およびその装置 |
| IT1199552B (it) * | 1984-01-03 | 1988-12-30 | Fotomec San Marco S P A Ora Gr | Dispositivo per il trasporto dei telai portapellicole in macchina sviluppatrice film |
| US4932427A (en) * | 1986-12-15 | 1990-06-12 | Yamada Mekki Kogyosho, Ltd. | Apparatus for conveying untreated materials |
| US4745004A (en) * | 1987-01-08 | 1988-05-17 | Schwerin Thomas E | Method and apparatus for transporting circuit or other work units being processed |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP3179806A patent/JPH0726206B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-06 US US07/788,776 patent/US5220934A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-08 KR KR1019910019815A patent/KR920018249A/ko not_active Application Discontinuation
-
1992
- 1992-03-11 EP EP92302091A patent/EP0506254A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR920018249A (ko) | 1992-10-21 |
| EP0506254A1 (en) | 1992-09-30 |
| US5220934A (en) | 1993-06-22 |
| JPH04365878A (ja) | 1992-12-17 |
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