JPH07261989A - 制御プログラム復旧方式 - Google Patents

制御プログラム復旧方式

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JPH07261989A
JPH07261989A JP6048344A JP4834494A JPH07261989A JP H07261989 A JPH07261989 A JP H07261989A JP 6048344 A JP6048344 A JP 6048344A JP 4834494 A JP4834494 A JP 4834494A JP H07261989 A JPH07261989 A JP H07261989A
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JP
Japan
Prior art keywords
program
control program
area
control
failure
Prior art date
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Pending
Application number
JP6048344A
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English (en)
Inventor
Masanobu Yamamoto
政信 山本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】制御プログラムを内蔵する制御装置で、制御プ
ログラムの変更による障害の発生時に、変更前の制御プ
ログラムに速やかに移行する。 【構成】FDドライブ70から読み込まれた新制御プロ
グラムをHDD30に格納する際、旧制御プログラムを
プログラム領域33に複写しその作業内容を保守歴31
に記録する。また、格納された新制御プログラムに障害
が発生した場合、SVP10は保守歴領域31を参照し
障害が発生しない制御プログラムをプログラム領域33
の中から選択し、その制御プログラムに移行する処理を
行い、その作業内容を保守歴領域31に記録する。 【効果】制御プログラムの移行作業が簡易化され、作業
ミスの低減、保守時間の短縮が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラムにより動作
する制御装置において、プログラムの保守と管理を行う
プログラム復旧方式に関し、また、制御装置がプログラ
ムの保守及び管理に用いる情報を記憶する記憶手段を有
する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ディスク制御装置などの制御
装置に対する要求が増大し、制御装置に実装される制御
プログラムの構成は益々複雑になっている。このため、
制御プログラムの不良あるいはハードウエアの仕様変更
などによる制御プログラムの変更に伴う作業が複雑にな
り、作業や作業指示の誤りが発生する可能性が増大する
恐れがある。
【0003】また、制御プログラムを更新することによ
り、制御装置において予期しない制御プログラムの動作
不良が発生する恐れがある。作業の誤りや制御プログラ
ムの動作不良により、制御装置に障害が発生した場合、
制御装置を短時間で復旧する処置として、変更した制御
プログラムを変更前の制御プログラムに戻すことが行わ
れている。従来はこの処置の際、別の記憶媒体に保存さ
れている制御プログラムを人手で交換する方式を取って
いた。また、特開平5−46416には監視制御装置の
可変テーブルの更新に際し、装置の立ち上げ後に更新テ
ーブルによる異常を検出した場合には、旧デーブルに復
旧できるテーブルのローティング方式が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式では、新旧
の制御プログラムの交換を人手で行うため、時間がかか
るという問題点があった。また、特開平5−46416
に開示された方式では、復旧できる旧テーブルは1つだ
けであり、複数の旧テーブルの中から最適なデーブルを
選ぶ必要がある場合には対応できなかった。
【0005】本発明の目的は、復旧作業を迅速に実施で
きるプログラム復旧方式を提供することにある。そこ
で、本発明では制御装置が有するプログラム格納手段が
過去に使用した複数のプログラムと過去に行われたプロ
グラムの保守作業の内容とを格納し、プログラムが原因
で制御装置に障害が発生した場合、制御装置は過去の保
守作業の内容を参照し、過去のプログラムから障害を発
生しないプログラムを選択し、その選択した過去に障害
を発生しないプログラムを装置に組み込むことを特徴す
る。
【0006】また、本発明の別の目的は、プログラムを
格納する手段を有し、プログラムを組み込むことにより
動作する制御装置において、プログラムの変更処理が行
われた場合、旧プログラムと変更処理の内容とをプログ
ラム格納手段の所定の領域に格納する手段を有すること
を特徴とする制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】これらの目的を達成する
ため、本発明では、新しい制御プログラムを装置に組み
込む際、新しい制御プログラムを制御装置内のプログラ
ム格納領域の空領域に組み込んで制御プログラムに識別
名称を与える。一方、装置に組み込まれている制御プロ
グラムの識別名称を旧制御プログラムを表す識別名称に
変更する。また、旧制御プログラムの識別名称は追番制
とし複数の旧制御プログラムを保存できるようにする。
一方、新しい制御プログラムは制御装置内の空領域に組
み込んで制御プログラムに識別名称を与える。
【0008】また、制御装置は制御プログラムの変更作
業を行った際、作業実施時刻及び変更前、変更後の制御
プログラムのバージョン等の作業内容を制御装置に設け
た不揮発性の記憶媒体に記録する。
【0009】更に、制御装置の動作中に制御プログラム
による障害が発生した場合、前記記憶媒体が有する障害
に関する情報によって同様な障害が初めて発生した時期
を特定し、前記記憶媒体が有する制御プログラムの変更
作業に関する情報の制御プログラムの変更時期の情報か
ら、障害が初めて発生した時期の直前の変更作業以前に
運用されていた制御プログラムを制御装置が有する複数
の旧制御プログラムの中から制御プログラムを選択し、
制御装置の復旧作業の際に制御装置に組み込むようにす
る。
【0010】
【作用】本発明によれば、過去の制御プログラムの変更
処理などの作業内容が保守歴情報によって参照できるた
め、保守作業の参考にすることができる。また、制御装
置は障害情報と保守暦情報とにより選択した障害が発生
する以前の制御プログラムを制御装置に組み込むことに
より、復旧作業を迅速に実施することができる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である磁気ディス
クサブシステム(以下DKCという)の構成を示すブロ
ック図である。DKCは、制御クラスタ60と61の2
つの制御クラスタからなり、各制御クラスタ共通のサー
ビスプロセッサ(以下SVPという)10を実装してい
る。各制御クラスタは、チャネル制御マイクロプロセッ
サユニット(以下MPUという)20、22と磁気ディ
スク制御MPU21、23とを内蔵している。DKCの
制御プログラムは、補助記憶装置HDD30内のプログ
ラム領域33に格納され、記憶装置接続バス34を介し
てSVP10が自由にアクセスすることができる。SV
P10は、HDD30の図示しない領域に格納される制
御プログラムを組み込むことにより、SVP−MPU接
続バス40、41を介してMPUへ制御プログラムのロ
ーディングを行うことができる。
【0012】図2はHDD30の保守歴領域31の内容
を示したものである。保守歴領域31には保守実施時刻
311と保守内容とを格納する領域がある。保守内容に
は変更プログラム部位312と保守によって実施した制
御プログラムの入れ換えの変更前バージョン313と変
更後バージョン314とを格納する領域がある。
【0013】図3はHDD30の障害情報領域32の内
容を示したものである。障害情報領域32には障害発生
時刻321、障害を検出した部位を示す障害検出部位3
22、障害が発生した部位を示す障害部位323、障害
重要度324を格納する領域がある。障害部位は、ハー
ド障害であれば障害の発生位置が、制御プログラムの障
害であれば障害を起こした制御プログラムが報告され
る。
【0014】図4はHDD30のプログラム領域33の
内容を示したものである。プログラム領域33にはプロ
グラム名称331、プログラムバージョン332、書込
時刻333、プログラム内容334を格納する領域があ
る。プログラム名称331はプログラム領域33に格納
されるプログラムが運用中のプログラムか旧プログラム
かを識別する。さらに、複数格納される旧プログラムは
プログラムバージョンによって管理されている。
【0015】制御プログラムの変更は、フロッピーディ
スクに格納された制御プログラムをSVP10がフロッ
ピーディスクドライブ70から読み込み、HDD30内
のプログラム領域33に書き込むと共に、SVP−MP
U接続バス40、41を介してMPUへ制御プログラム
のローディングを行うことにより実行される。
【0016】図5は制御プログラム入替えの処理をフロ
ーチャートで示したものである。保守員は、新制御プロ
グラムが入っているフロッピーディスクをフロッピーデ
ィスクドライブ70にセットし、SVP10に対して制
御プログラムの入替えを指示する。SVP10は、プロ
グラム領域33のプログラム名称331により空領域を
検出する。空領域があれば、フロッピーディスクからそ
の空領域に新制御プログラムを複写する。空領域がない
場合、書込時刻333から最も古いプログラムを検索し
そのプログラムを削除した上で、新制御プログラムを最
も古いプログラムの領域に複写する。次に、現在MPU
に組み込まれている運用制御プログラム領域のプログラ
ム名称を旧制御プログラムを表す名称に設定する。さら
に、新制御プログラムを複写した領域の名称を運用プロ
グラムを表す名称に設定する。そして、この制御プログ
ラム入替えの処理の処理内容と処理時刻を保守歴領域3
1に記録する。その後、SVP10は再ロードを実行
し、MPUに新制御プログラムを組み込む。
【0017】図6は、本発明による障害発生時の制御プ
ログラム復旧の処理のフロー図である。DKC稼働中に
MPUで障害が発生した場合、MPUは障害検出手段に
よって障害を検出し、SVP−MPU間接続バス40、
41を介してSVP10に障害情報を転送する。MPU
のハード障害はSVP10が障害を検出する場合があ
る。SVP10は受け取った障害情報をHDD30の障
害情報領域32に格納する。SVP10は、図3の障害
情報領域32の障害部位323の情報から障害が制御プ
ログラムに起因するものかどうか判断する。障害が制御
プログラムに起因すると判断した場合は、障害重要度3
24を参照し障害が重度な障害あるいは恒久的な障害か
どうか判断する。重度あるいは恒久的な障害である場
合、障害発生時刻321によって同様な障害が初めて発
生した時刻を特定する。
【0018】次に、障害が初めて発生した時刻に運用さ
れていた制御プログラムより前に運用されていた制御プ
ログラムはその障害を発生しないため、保守歴領域31
の保守実施時刻311と障害情報領域32の障害発生時
刻321を比較して、障害が初めて発生した時刻の直前
に行った制御プログラムの入れ換え処理を特定する。そ
して、保守歴情報31の変更前バージョン313から特
定した入れ換え処理による変更前のプログラムのバージ
ョンを求め、プログラム領域33のプログラムバージョ
ン332からその制御プログラムが格納されている領域
を特定し、その制御プログラムを復旧用制御プログラム
とする。
【0019】さらに、復旧用制御制御プログラムをMP
Uに組み込むため、図5のプログラム入れ換え処理と同
様の処理を行う。即ち、障害の原因となった制御プログ
ラムを格納している領域のプログラム名称331を旧プ
ログラムに設定し、復旧用制御プログラムを格納してい
る領域のプログラム名称331を運用プログラムに設定
する。
【0020】この入れ換え処理終了後、プログラム領域
の制御プログラムの再ロードを実行し、復旧用制御プロ
グラムをMPUに組み込み障害プログラム復旧の処理は
終了する。
【0021】
【発明の効果】制御プログラム変更などの保守作業の処
理内容が保守歴領域に記憶されているため、誤った保守
作業による障害の復旧作業などの保守作業際、作業手順
の参考にすることができる。また、制御装置はHDD3
0に保持しているプログラム領域33と保守歴領域31
を参照し、制御プログラムが原因の障害が発生した際に
障害を発生しない制御プログラムを制御装置に組み込む
ことにより復旧作業を実施できるため、人手で復旧作業
を行う場合と比較して大幅に作業時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である、磁気記憶装置制御シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】保守歴領域31の内容を示す図である。
【図3】障害情報領域32の内容を示す図である。
【図4】プログラム領域33の内容を示す図である。
【図5】プログラム入れ換えの処理を示すフロー図であ
る。
【図6】制御プログラム復旧の処理を示すフロー図であ
る。
【符号の説明】
10:SVP 32:障害情報領域 20〜23:MPU 33:プログラム領域 31:保守歴領域 40,41:MPU−SV
P間バス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラムを格納する手段を有し、前記プ
    ログラムを組み込むことにより動作する制御装置におい
    て、前記プログラム格納手段は過去に使用した複数のプ
    ログラムと過去に行われたプログラムの保守作業の内容
    とを格納し、プログラムが原因で制御装置に障害が発生
    した場合、制御装置は前記過去の保守作業の内容を参照
    し、前記過去のプログラムから障害を発生しないプログ
    ラムを選択し、該選択したプログラムを装置に組み込む
    ことを特徴するプログラム復旧方式。
  2. 【請求項2】プログラムを格納する手段を有し、前記プ
    ログラムを組み込むことにより動作する制御装置におい
    て、前記プログラムの変更処理が行われた場合、旧プロ
    グラムと変更処理の内容とを前記プログラム格納手段の
    所定の領域に格納する手段を有することを特徴とする制
    御装置。
JP6048344A 1994-03-18 1994-03-18 制御プログラム復旧方式 Pending JPH07261989A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002044900A1 (fr) * 2000-11-29 2002-06-06 Sony Corporation Terminal de traitement de l'information
JP2007052666A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
WO2010106666A1 (ja) * 2009-03-19 2010-09-23 グローリー株式会社 紙幣識別計数装置および紙幣識別計数方法

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