JPH113289A - ディスク障害自動復旧装置及び復旧方法 - Google Patents
ディスク障害自動復旧装置及び復旧方法Info
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- JPH113289A JPH113289A JP9153744A JP15374497A JPH113289A JP H113289 A JPH113289 A JP H113289A JP 9153744 A JP9153744 A JP 9153744A JP 15374497 A JP15374497 A JP 15374497A JP H113289 A JPH113289 A JP H113289A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンピュータシステムにおいて、簡単な機器
構成で且つ低コストで、信頼性が高く、保守員の介入が
いらないディスク障害の自動復旧装置及び復旧方法を提
供する。 【解決手段】 運用ディスクの障害を検出したときに、
運用ディスクを切り離し、予備ディスクを接続して、シ
ステムインストール用媒体から運用ディスクに不変ファ
イルを転送してシステムインストールを行い、運用ディ
スクに記録されている登録データファイルが予備ディス
クに記録されている登録データファイルよりも古けれ
ば、登録データファイルを予備ディスクから運用ディス
クにコピーして、最後に、予備ディスクを切り離し、運
用ディスクを接続する。また、ユーザデータファイルを
ユーザデータバックアップ媒体より運用ディスクにリス
トアする。
構成で且つ低コストで、信頼性が高く、保守員の介入が
いらないディスク障害の自動復旧装置及び復旧方法を提
供する。 【解決手段】 運用ディスクの障害を検出したときに、
運用ディスクを切り離し、予備ディスクを接続して、シ
ステムインストール用媒体から運用ディスクに不変ファ
イルを転送してシステムインストールを行い、運用ディ
スクに記録されている登録データファイルが予備ディス
クに記録されている登録データファイルよりも古けれ
ば、登録データファイルを予備ディスクから運用ディス
クにコピーして、最後に、予備ディスクを切り離し、運
用ディスクを接続する。また、ユーザデータファイルを
ユーザデータバックアップ媒体より運用ディスクにリス
トアする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク障害自動
復旧装置及び復旧方法に関し、特にコンピュータシステ
ム、そのほか電子装置等のディスク障害時に動作するデ
ィスク障害自動復旧装置及び復旧方法に関する。
復旧装置及び復旧方法に関し、特にコンピュータシステ
ム、そのほか電子装置等のディスク障害時に動作するデ
ィスク障害自動復旧装置及び復旧方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスク障害自動復旧装置又は復
旧方法として次のようなものがある。
旧方法として次のようなものがある。
【0003】特開平8−129460号公報に記載のデ
ィスク復旧管理方法は、JCLをライブラリファイルに
登録することによりJCL作成時のミスを削減するとと
もに、オペレーションの簡略化を行い、ディスク障害時
の復旧処理時間を短縮するものである。
ィスク復旧管理方法は、JCLをライブラリファイルに
登録することによりJCL作成時のミスを削減するとと
もに、オペレーションの簡略化を行い、ディスク障害時
の復旧処理時間を短縮するものである。
【0004】また、特開平7−296530号公報に記
載の磁気ディスク装置は、エラー判定回路を備えること
により、磁気ディスク装置の障害の情報処理システムに
対する影響を最小限にくい止めるものである。
載の磁気ディスク装置は、エラー判定回路を備えること
により、磁気ディスク装置の障害の情報処理システムに
対する影響を最小限にくい止めるものである。
【0005】更に、特開平7−248951号公報に記
載の情報ファイル装置は、着脱自在の記憶媒体を含む記
憶部に障害が発生した場合に、障害の種類を判別し、記
憶媒体に再び記録及び再生ができるように復旧するもの
である。
載の情報ファイル装置は、着脱自在の記憶媒体を含む記
憶部に障害が発生した場合に、障害の種類を判別し、記
憶媒体に再び記録及び再生ができるように復旧するもの
である。
【0006】更に、特開平7−073054号公報に記
載の自動障害復旧装置は、磁気ディスク装置に障害が発
生したときに、オペレータの手作業を必要とせずに自動
的に復旧処理を行うことができるものである。
載の自動障害復旧装置は、磁気ディスク装置に障害が発
生したときに、オペレータの手作業を必要とせずに自動
的に復旧処理を行うことができるものである。
【0007】更に、特開平7−036629号公報に記
載のディスク障害自動復旧処理方法は、多重化されたデ
ィスク装置の障害発生時における障害復旧が、自動的に
且つ短時間で行えるようにするものである。
載のディスク障害自動復旧処理方法は、多重化されたデ
ィスク装置の障害発生時における障害復旧が、自動的に
且つ短時間で行えるようにするものである。
【0008】更に、特開平6−187179号公報に記
載の障害復旧方式は、障害発生によるシステム再立ち上
げの無限リトライを防止するものである。
載の障害復旧方式は、障害発生によるシステム再立ち上
げの無限リトライを防止するものである。
【0009】更に、特開平6−067960号公報に記
載のディスク障害時におけるリカバリ情報の管理方式
は、業務処理中におけるディスク障害発生時、復旧作業
に必要な情報を事前に管理しておくことにより、操作の
簡略化、復旧時間の短縮化を実現するものである。
載のディスク障害時におけるリカバリ情報の管理方式
は、業務処理中におけるディスク障害発生時、復旧作業
に必要な情報を事前に管理しておくことにより、操作の
簡略化、復旧時間の短縮化を実現するものである。
【0010】更に、特開平6−004167号公報に記
載のディスク媒体障害の復旧方式は、コンピュータのデ
ィスク媒体障害の復旧JCLを作成する場合に、任意媒
体JCLスケルトン記述とカタログ情報とを基に媒体毎
にJCLスケルトン記述を自動作成し、システム管理者
の負担と誤りを減らすものである。
載のディスク媒体障害の復旧方式は、コンピュータのデ
ィスク媒体障害の復旧JCLを作成する場合に、任意媒
体JCLスケルトン記述とカタログ情報とを基に媒体毎
にJCLスケルトン記述を自動作成し、システム管理者
の負担と誤りを減らすものである。
【0011】更に、特開平5−204560号公報に記
載の磁気ディスク装置及びそのデータ復旧方法は、読み
込み障害を生じてもデータの復旧を行い得る磁気ディス
ク装置及びそのデータ復旧方法を提供するものである。
載の磁気ディスク装置及びそのデータ復旧方法は、読み
込み障害を生じてもデータの復旧を行い得る磁気ディス
ク装置及びそのデータ復旧方法を提供するものである。
【0012】更に、特開平5−189167号公報に記
載のディスク障害自動復旧方法は、ディスク障害の復旧
のための一連の作業を、プログラムによって自動的に行
うものである。
載のディスク障害自動復旧方法は、ディスク障害の復旧
のための一連の作業を、プログラムによって自動的に行
うものである。
【0013】更に、特開平4−168670号公報に記
載の磁気ディスク障害処理方式は、エラーが検出された
とき磁気ディスク装置を再度読み出し、代替トラック処
理を行うことにより、復旧作業の迅速化を図り、業務停
止を防止するものである。
載の磁気ディスク障害処理方式は、エラーが検出された
とき磁気ディスク装置を再度読み出し、代替トラック処
理を行うことにより、復旧作業の迅速化を図り、業務停
止を防止するものである。
【0014】更に、特開平3−280137公報に記載
の障害復旧方式は、正常ボリュームの内容を予備ボリュ
ームに複写して、正常ボリュームと予備ボリュームとの
組み合わせで動作させることにより、保守員の介入なし
で2重化ボリュームを復旧できるようにするものであ
る。
の障害復旧方式は、正常ボリュームの内容を予備ボリュ
ームに複写して、正常ボリュームと予備ボリュームとの
組み合わせで動作させることにより、保守員の介入なし
で2重化ボリュームを復旧できるようにするものであ
る。
【0015】更に、特開平3−271922号公報に記
載の障害ディスク自動復旧方式は、エラーログ・ファイ
ルの入出力エラー回数を監視し、規定以上の回数になっ
た場合にエラーログの累積ファイルを自動解析と各アプ
リケーションツールの自動起動及び監視を行い、ファイ
ルの自動復旧を行うことにより、ハードウエアに対する
高度な理解を必要とせずに対処できるようにするもので
ある。
載の障害ディスク自動復旧方式は、エラーログ・ファイ
ルの入出力エラー回数を監視し、規定以上の回数になっ
た場合にエラーログの累積ファイルを自動解析と各アプ
リケーションツールの自動起動及び監視を行い、ファイ
ルの自動復旧を行うことにより、ハードウエアに対する
高度な理解を必要とせずに対処できるようにするもので
ある。
【0016】更に、特開平1−033768号公報に記
載の障害発生時のディスク復旧方式、書き込み情報の存
在を示す存在判定フラグとバッファを用いることによ
り、ディスク書き込み中にプロセッサがダウンしても、
途中まで更新されたディスクの情報を復旧するものであ
る。
載の障害発生時のディスク復旧方式、書き込み情報の存
在を示す存在判定フラグとバッファを用いることによ
り、ディスク書き込み中にプロセッサがダウンしても、
途中まで更新されたディスクの情報を復旧するものであ
る。
【0017】更に、特開昭61−220041号公報に
記載の障害復旧システムは、データ処理システムに接続
された磁気ディスク装置の障害を復旧する方式におい
て、データ処理システムに障害検出機構、駆動機構及び
復旧機構を設け、ディスク装置障害の早期発見と復旧を
行うものである。
記載の障害復旧システムは、データ処理システムに接続
された磁気ディスク装置の障害を復旧する方式におい
て、データ処理システムに障害検出機構、駆動機構及び
復旧機構を設け、ディスク装置障害の早期発見と復旧を
行うものである。
【0018】更に、特開昭60−220438号公報に
記載のログ制御方式は、データベースを構成する複数の
ページのそれぞれに論理時計及び補正用時計を設けるこ
とにより、データベース回復処理の際、ログとページの
状態の正確な対応が保持できるようにするものである。
記載のログ制御方式は、データベースを構成する複数の
ページのそれぞれに論理時計及び補正用時計を設けるこ
とにより、データベース回復処理の際、ログとページの
状態の正確な対応が保持できるようにするものである。
【0019】更に、特開昭60−201430号公報に
記載の半導体記憶システムは、半導体記憶装置と補助記
憶サブシステムとを設けることにより、ハードウエアに
障害が発生してもシステムの信頼性が低下しないように
するものである。
記載の半導体記憶システムは、半導体記憶装置と補助記
憶サブシステムとを設けることにより、ハードウエアに
障害が発生してもシステムの信頼性が低下しないように
するものである。
【0020】更に、特開昭59−003661号公報に
記載のDASDデータセット管理テーブルの障害回復処
理方式は、磁気ディスク装置ボリュームのVTOC等の
重要な管理テーブルが破壊された場合、自動的に被害範
囲を最小化する処理を行い、管理テーブルに生じた論理
矛盾を検査し、復旧を容易にするものである。
記載のDASDデータセット管理テーブルの障害回復処
理方式は、磁気ディスク装置ボリュームのVTOC等の
重要な管理テーブルが破壊された場合、自動的に被害範
囲を最小化する処理を行い、管理テーブルに生じた論理
矛盾を検査し、復旧を容易にするものである。
【0021】更に、特開昭58−217067号公報に
記載のデータ書き込み装置は、障害発生時に備えての障
害処理を、ハードウエア的に行うことにより、データ書
き込みの処理時間を短縮し、データ書き込みのプログラ
ムの簡略化を図るものである。
記載のデータ書き込み装置は、障害発生時に備えての障
害処理を、ハードウエア的に行うことにより、データ書
き込みの処理時間を短縮し、データ書き込みのプログラ
ムの簡略化を図るものである。
【0022】更に、特開昭58−106643号公報に
記載の誤り判別方式は、システム制御プログラムの介入
なしに、異常の発生頻度及び発生箇所を、入出力制御装
置が入出力装置の構成で決めた障害検索区分に従って、
規定の回数入出力動作することにより、システムの効率
を高め、異常状態を速やかに復旧するものである。
記載の誤り判別方式は、システム制御プログラムの介入
なしに、異常の発生頻度及び発生箇所を、入出力制御装
置が入出力装置の構成で決めた障害検索区分に従って、
規定の回数入出力動作することにより、システムの効率
を高め、異常状態を速やかに復旧するものである。
【0023】更に、特開昭58−064556号公報に
記載のエラー報告方式は、マイクロプロセッサにより各
制御装置間のバスを確立し、プロセッサにより障害内容
の解析及び編集を行うことにより正しい障害内容を上位
装置に報告し、障害制御装置の復旧時間を短縮するもの
である。
記載のエラー報告方式は、マイクロプロセッサにより各
制御装置間のバスを確立し、プロセッサにより障害内容
の解析及び編集を行うことにより正しい障害内容を上位
装置に報告し、障害制御装置の復旧時間を短縮するもの
である。
【0024】更に、特開昭57−111736号公報に
記載のエクステント・スワップ・リカバリ方式は、記憶
装置のボリューム障害時にそれに含まれているエクステ
ントを任意の現用ボリューム上に復旧して障害ボリュー
ム上のエクステントをスワップすることにより、予備ボ
リュームの必要性の解消を図るものである。
記載のエクステント・スワップ・リカバリ方式は、記憶
装置のボリューム障害時にそれに含まれているエクステ
ントを任意の現用ボリューム上に復旧して障害ボリュー
ム上のエクステントをスワップすることにより、予備ボ
リュームの必要性の解消を図るものである。
【0025】更に、特開昭57−103573号公報に
記載の入力データの記憶集計システムは、その内容が外
部記憶装置に格納される集計メモリを不揮発性メモリで
構成することにより、電源切断の際に、全ての集計デー
タを再入力する必要が無いようにして、システムの使用
効率を高めるものである。
記載の入力データの記憶集計システムは、その内容が外
部記憶装置に格納される集計メモリを不揮発性メモリで
構成することにより、電源切断の際に、全ての集計デー
タを再入力する必要が無いようにして、システムの使用
効率を高めるものである。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3−280137号公報に記載の障害復旧方式は、ボリ
ュームを2重化するためにディスクが2台、更に予備デ
ィスクが1台と合計で最低3台のディスクが必要とな
り、ディスクが多数必要となる。
3−280137号公報に記載の障害復旧方式は、ボリ
ュームを2重化するためにディスクが2台、更に予備デ
ィスクが1台と合計で最低3台のディスクが必要とな
り、ディスクが多数必要となる。
【0027】また、特開平3−280137号公報に記
載の障害復旧方式は、正常ボリューム、予備ボリューム
の使用箇所を何らかの方法で決定し、実行・管理する必
要があるため、障害復旧後に、正常ボリュームと予備ボ
リュームの組み合わせ処理を考慮する必要がある。
載の障害復旧方式は、正常ボリューム、予備ボリューム
の使用箇所を何らかの方法で決定し、実行・管理する必
要があるため、障害復旧後に、正常ボリュームと予備ボ
リュームの組み合わせ処理を考慮する必要がある。
【0028】そこで本発明の目的は、簡単な機器構成で
且つ低コストで、信頼性の高く、保守員の介入がいらな
いディスク障害の自動復旧装置及び復旧方法を提供する
ことにある。
且つ低コストで、信頼性の高く、保守員の介入がいらな
いディスク障害の自動復旧装置及び復旧方法を提供する
ことにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明によるディスク障
害自動復旧装置は、業務プログラムの実行時に使用され
る運用ディスクと、前記運用ディスクと同一内容が書き
込まれる予備ディスクと、前記運用ディスクの不変ファ
イルが記録されたシステムインストール用媒体と、前記
運用ディスクの障害の状態を監視するディスク障害監視
部と、前記運用ディスク及び前記予備ディスクの接続又
は切り離しを行い、更に、ファイルの更新状態の管理を
行うディスク制御部と、前記システムインストール用媒
体から前記運用ディスクに前記不変ファイルを転送して
システムインストールを行い、更に、前記予備ディスク
から前記運用ディスクへ登録データファイルをコピーす
るインストール制御部とを備え、前記ディスク障害監視
部が前記運用ディスクの障害を検出したときに、前記デ
ィスク制御部が前記運用ディスクを切り離し、前記予備
ディスクを接続し、前記インストール制御部が前記シス
テムインストール用媒体から前記運用ディスクに前記不
変ファイルを転送してシステムインストールを行い、前
記運用ディスクに記録されている前記登録データファイ
ルが前記予備ディスクに記録されている前記登録データ
ファイルが古ければ、該登録データファイルを前記予備
ディスクから前記運用ディスクにコピーして、前記ディ
スク障害監視部が前記予備ディスクを切り離し、前記運
用ディスクを接続することを特徴とする。
害自動復旧装置は、業務プログラムの実行時に使用され
る運用ディスクと、前記運用ディスクと同一内容が書き
込まれる予備ディスクと、前記運用ディスクの不変ファ
イルが記録されたシステムインストール用媒体と、前記
運用ディスクの障害の状態を監視するディスク障害監視
部と、前記運用ディスク及び前記予備ディスクの接続又
は切り離しを行い、更に、ファイルの更新状態の管理を
行うディスク制御部と、前記システムインストール用媒
体から前記運用ディスクに前記不変ファイルを転送して
システムインストールを行い、更に、前記予備ディスク
から前記運用ディスクへ登録データファイルをコピーす
るインストール制御部とを備え、前記ディスク障害監視
部が前記運用ディスクの障害を検出したときに、前記デ
ィスク制御部が前記運用ディスクを切り離し、前記予備
ディスクを接続し、前記インストール制御部が前記シス
テムインストール用媒体から前記運用ディスクに前記不
変ファイルを転送してシステムインストールを行い、前
記運用ディスクに記録されている前記登録データファイ
ルが前記予備ディスクに記録されている前記登録データ
ファイルが古ければ、該登録データファイルを前記予備
ディスクから前記運用ディスクにコピーして、前記ディ
スク障害監視部が前記予備ディスクを切り離し、前記運
用ディスクを接続することを特徴とする。
【0030】また、本発明によるディスク障害自動復旧
装置は、業務プログラムの実行時に使用される運用ディ
スクと、前記運用ディスクと同一内容が書き込まれる予
備ディスクと、前記運用ディスクの不変ファイルが記録
されたシステムインストール用媒体と、ユーザデータフ
ァイルのバックアップが記録されたユーザデータバック
アップ媒体と、前記運用ディスクの障害の状態を監視す
るディスク障害監視部と、前記運用ディスク及び前記予
備ディスクの接続又は切り離しを行い、更に、ファイル
の更新状態の管理を行うディスク制御部と、前記システ
ムインストール用媒体から前記運用ディスクに前記不変
ファイルを転送してシステムインストールを行い、更
に、前記予備ディスクから前記運用ディスクへ登録デー
タファイルをコピーするインストール制御部とを備え、
前記ディスク障害監視部が前記運用ディスクの障害を検
出したときに、前記ディスク制御部が前記運用ディスク
を切り離し、前記予備ディスクを接続し、前記インスト
ール制御部が前記システムインストール用媒体から前記
運用ディスクに前記不変ファイルを転送してシステムイ
ンストールを行い、前記運用ディスクに記録されている
前記登録データファイルが前記予備ディスクに記録され
ている前記登録データファイルが古ければ、該登録デー
タファイルを前記予備ディスクから前記運用ディスクに
コピーして、前記ユーザデータバックアップ媒体から前
記運用ディスクに前記ユーザデータファイルを転送し
て、前記ディスク障害監視部が前記予備ディスクを切り
離し、前記運用ディスクを接続することを特徴とする。
装置は、業務プログラムの実行時に使用される運用ディ
スクと、前記運用ディスクと同一内容が書き込まれる予
備ディスクと、前記運用ディスクの不変ファイルが記録
されたシステムインストール用媒体と、ユーザデータフ
ァイルのバックアップが記録されたユーザデータバック
アップ媒体と、前記運用ディスクの障害の状態を監視す
るディスク障害監視部と、前記運用ディスク及び前記予
備ディスクの接続又は切り離しを行い、更に、ファイル
の更新状態の管理を行うディスク制御部と、前記システ
ムインストール用媒体から前記運用ディスクに前記不変
ファイルを転送してシステムインストールを行い、更
に、前記予備ディスクから前記運用ディスクへ登録デー
タファイルをコピーするインストール制御部とを備え、
前記ディスク障害監視部が前記運用ディスクの障害を検
出したときに、前記ディスク制御部が前記運用ディスク
を切り離し、前記予備ディスクを接続し、前記インスト
ール制御部が前記システムインストール用媒体から前記
運用ディスクに前記不変ファイルを転送してシステムイ
ンストールを行い、前記運用ディスクに記録されている
前記登録データファイルが前記予備ディスクに記録され
ている前記登録データファイルが古ければ、該登録デー
タファイルを前記予備ディスクから前記運用ディスクに
コピーして、前記ユーザデータバックアップ媒体から前
記運用ディスクに前記ユーザデータファイルを転送し
て、前記ディスク障害監視部が前記予備ディスクを切り
離し、前記運用ディスクを接続することを特徴とする。
【0031】本発明によるディスク障害自動復旧方法
は、業務プログラムの実行時に使用される運用ディスク
と、前記運用ディスクと同一内容が書き込まれる予備デ
ィスクと、前記運用ディスクの不変ファイルが記録され
たシステムインストール用媒体とを備えるコンピュータ
システムにおいて、前記運用ディスクの障害を検出した
ときに、前記運用ディスクを切り離し、前記予備ディス
クを接続するステップと、前記システムインストール用
媒体から前記運用ディスクに前記不変ファイルを転送し
てシステムインストールを行うステップと、前記運用デ
ィスクに記録されている前記登録データファイルが前記
予備ディスクに記録されている前記登録データファイル
が古ければ、該登録データファイルを前記予備ディスク
から前記運用ディスクにコピーするステップと、前記予
備ディスクを切り離し、前記運用ディスクを接続するス
テップとを有することを特徴とする。
は、業務プログラムの実行時に使用される運用ディスク
と、前記運用ディスクと同一内容が書き込まれる予備デ
ィスクと、前記運用ディスクの不変ファイルが記録され
たシステムインストール用媒体とを備えるコンピュータ
システムにおいて、前記運用ディスクの障害を検出した
ときに、前記運用ディスクを切り離し、前記予備ディス
クを接続するステップと、前記システムインストール用
媒体から前記運用ディスクに前記不変ファイルを転送し
てシステムインストールを行うステップと、前記運用デ
ィスクに記録されている前記登録データファイルが前記
予備ディスクに記録されている前記登録データファイル
が古ければ、該登録データファイルを前記予備ディスク
から前記運用ディスクにコピーするステップと、前記予
備ディスクを切り離し、前記運用ディスクを接続するス
テップとを有することを特徴とする。
【0032】また、本発明によるディスク障害自動復旧
方法は、業務プログラムの実行時に使用される運用ディ
スクと、前記運用ディスクと同一内容が書き込まれる予
備ディスクと、前記運用ディスクの不変ファイルが記録
されたシステムインストール用媒体と、ユーザデータフ
ァイルのバックアップが記録されたユーザデータバック
アップ媒体とを備えるコンピュータシステムにおいて、
前記運用ディスクの障害を検出したときに、前記運用デ
ィスクを切り離し、前記予備ディスクを接続するステッ
プと、前記システムインストール用媒体から前記運用デ
ィスクに前記不変ファイルを転送してシステムインスト
ールを行うステップと、前記運用ディスクに記録されて
いる前記登録データファイルが前記予備ディスクに記録
されている前記登録データファイルが古ければ、該登録
データファイルを前記予備ディスクから前記運用ディス
クにコピーするステップと、前記ユーザデータバックア
ップ媒体から前記運用ディスクに前記ユーザデータファ
イルを転送するステップと、前記予備ディスクを切り離
し、前記運用ディスクを接続するステップとを有するこ
とを特徴とする。
方法は、業務プログラムの実行時に使用される運用ディ
スクと、前記運用ディスクと同一内容が書き込まれる予
備ディスクと、前記運用ディスクの不変ファイルが記録
されたシステムインストール用媒体と、ユーザデータフ
ァイルのバックアップが記録されたユーザデータバック
アップ媒体とを備えるコンピュータシステムにおいて、
前記運用ディスクの障害を検出したときに、前記運用デ
ィスクを切り離し、前記予備ディスクを接続するステッ
プと、前記システムインストール用媒体から前記運用デ
ィスクに前記不変ファイルを転送してシステムインスト
ールを行うステップと、前記運用ディスクに記録されて
いる前記登録データファイルが前記予備ディスクに記録
されている前記登録データファイルが古ければ、該登録
データファイルを前記予備ディスクから前記運用ディス
クにコピーするステップと、前記ユーザデータバックア
ップ媒体から前記運用ディスクに前記ユーザデータファ
イルを転送するステップと、前記予備ディスクを切り離
し、前記運用ディスクを接続するステップとを有するこ
とを特徴とする。
【0033】本発明による記録媒体は、上記のディスク
障害自動復旧方法をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを記録したことを特徴とする。
障害自動復旧方法をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを記録したことを特徴とする。
【0034】
[実施形態1]次に、第1の実施形態について図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0035】図1を参照すると、ディスクの自動復旧装
置1は、ディスク障害監視部10、ディスク制御部2
0、インストール制御部30、運用ディスク40、予備
ディスク50、システムインストール用媒体60より構
成される。ディスク障害監視部10は、運用ディスク4
0の障害の状態を監視する。ディスク制御部20は、運
用ディスク40及び予備ディスク50の接続又は切り離
しを行い、更に、ファイルの更新状態の管理を行う。イ
ンストール制御部30は、システムインストール用媒体
60から運用ディスク40に不変ファイルを転送してシ
ステムインストールを行い、更に、予備ディスク70か
ら運用ディスク40へ登録データファイルをコピーす
る。
置1は、ディスク障害監視部10、ディスク制御部2
0、インストール制御部30、運用ディスク40、予備
ディスク50、システムインストール用媒体60より構
成される。ディスク障害監視部10は、運用ディスク4
0の障害の状態を監視する。ディスク制御部20は、運
用ディスク40及び予備ディスク50の接続又は切り離
しを行い、更に、ファイルの更新状態の管理を行う。イ
ンストール制御部30は、システムインストール用媒体
60から運用ディスク40に不変ファイルを転送してシ
ステムインストールを行い、更に、予備ディスク70か
ら運用ディスク40へ登録データファイルをコピーす
る。
【0036】次に、本実施形態の動作について、図1と
共に図2を参照して説明する。
共に図2を参照して説明する。
【0037】ディスク障害監視部10は、ディスク制御
部20を通して、運用ディスク40状態を読み込み、運
用ディスク40に障害があるかどうか調べる(S101
及びS102)。
部20を通して、運用ディスク40状態を読み込み、運
用ディスク40に障害があるかどうか調べる(S101
及びS102)。
【0038】次に、S102で運用ディスク40が障害
であると判断された場合、ディスク障害監視部10は、
ディスク制御部20へ運用ディスク40を切り離し、予
備ディスク50を接続するための指示を行う(S10
3)。
であると判断された場合、ディスク障害監視部10は、
ディスク制御部20へ運用ディスク40を切り離し、予
備ディスク50を接続するための指示を行う(S10
3)。
【0039】次に、ディスク制御部20は、運用ディス
ク40から予備ディスク50へ正常に接続が切り替わっ
たかどうか調べる(S104)。
ク40から予備ディスク50へ正常に接続が切り替わっ
たかどうか調べる(S104)。
【0040】S104で正常に予備ディスク50が接続
されていると判断された場合、インストール制御部30
がシステムインストール用媒体60から運用ディスク4
0に不変ファイルを転送してインストールを行う(S1
05)。
されていると判断された場合、インストール制御部30
がシステムインストール用媒体60から運用ディスク4
0に不変ファイルを転送してインストールを行う(S1
05)。
【0041】次に、ディスク制御部20は、予備ディス
ク50及び運用ディスク40の登録データファイル更新
状態を取り込む。(S106)。
ク50及び運用ディスク40の登録データファイル更新
状態を取り込む。(S106)。
【0042】次に、全ての登録データファイルの各を対
象にして、運用ディスク上のファイルが予備ディスク上
のファイルよりも古ければ、予備ディスクから運用ディ
スクへファイルをコピーする(S107)。これによ
り、障害発生以降に更新されていない運用ディスク上の
登録データファイルが更新される。また、障害検出前に
更新されなくなった登録データファイルを更新すること
ができる。
象にして、運用ディスク上のファイルが予備ディスク上
のファイルよりも古ければ、予備ディスクから運用ディ
スクへファイルをコピーする(S107)。これによ
り、障害発生以降に更新されていない運用ディスク上の
登録データファイルが更新される。また、障害検出前に
更新されなくなった登録データファイルを更新すること
ができる。
【0043】次に、ディスク障害監視部10がディスク
制御部20へ予備ディスク50を切り離し、運用ディス
ク40を接続するための指示を行う(S108)。
制御部20へ予備ディスク50を切り離し、運用ディス
ク40を接続するための指示を行う(S108)。
【0044】最後にディスク制御部20が運用ディスク
40から予備ディスク50へ正常に接続が切り替わった
かどうか調べ、切り替わったならば終了する(S10
9)。
40から予備ディスク50へ正常に接続が切り替わった
かどうか調べ、切り替わったならば終了する(S10
9)。
【0045】[実施形態2]第2の実施形態の構成と動
作のうち第1の実施形態と重複する部分については説明
を省略する。
作のうち第1の実施形態と重複する部分については説明
を省略する。
【0046】第2の実施形態の構成を図4に示す。第2
の実施形態では、第1の実施形態にユーザデータバック
アップ媒体120が追加され、第1の実施形態で行う不
変ファイルのシステムインストール用媒体60から運用
ディスク50へのコピー(S107)の後で、ユーザデ
ータバックアップ媒体120から運用ディスク40にユ
ーザデータファイルをコピーする。一般にユーザデータ
バックアップ媒体120にバックアップされたデータは
予備ディスク50に記録されたデータよりも古いが、予
備ディスク50にも障害が発生した場合に次善の策とし
て対応できる。
の実施形態では、第1の実施形態にユーザデータバック
アップ媒体120が追加され、第1の実施形態で行う不
変ファイルのシステムインストール用媒体60から運用
ディスク50へのコピー(S107)の後で、ユーザデ
ータバックアップ媒体120から運用ディスク40にユ
ーザデータファイルをコピーする。一般にユーザデータ
バックアップ媒体120にバックアップされたデータは
予備ディスク50に記録されたデータよりも古いが、予
備ディスク50にも障害が発生した場合に次善の策とし
て対応できる。
【0047】また、第2の実施形態では、運用ディスク
40と予備ディスク50が複数のボリュームから構成さ
れている。従って、システムインストール、予備ディス
ク50から運用ディスク40への登録データファイルの
コピー、ユーザデータファイルのリストアをボリューム
単位で行うことができる。
40と予備ディスク50が複数のボリュームから構成さ
れている。従って、システムインストール、予備ディス
ク50から運用ディスク40への登録データファイルの
コピー、ユーザデータファイルのリストアをボリューム
単位で行うことができる。
【0048】
[実施例1]次に、第1の実施形態に対応した第1の実
施例について図面を参照して説明する。
施例について図面を参照して説明する。
【0049】図3は、本実施例の構成を示す図である。
【0050】運用ディスク40は、システムが通常使用
する磁気ディスクである。
する磁気ディスクである。
【0051】予備ディスク50は、運用ディスクと同一
内容のファイルで構成されたバックアップディスクであ
る。
内容のファイルで構成されたバックアップディスクであ
る。
【0052】システムインストール用媒体60として
は、例えばCD−ROMなどのが選ばれる。これは、シ
ステムの不変ファイル(OS、プログラム及びマスタフ
ァイル等)が登録された外部記憶媒体である。
は、例えばCD−ROMなどのが選ばれる。これは、シ
ステムの不変ファイル(OS、プログラム及びマスタフ
ァイル等)が登録された外部記憶媒体である。
【0053】ディスク制御部20は、ディスク接続・切
り離し、ファイルへのアクセス、ファイル更新状態の把
握等の機能を持つ制御プログラムである。
り離し、ファイルへのアクセス、ファイル更新状態の把
握等の機能を持つ制御プログラムである。
【0054】ディスク障害監視部10は、ディスクの異
常状態を監視する管理プログラムである。
常状態を監視する管理プログラムである。
【0055】インストール制御部30は、システムイン
ストール用媒体60から運用ディスク40または予備デ
ィスク50に不変ファイルをコピーするなどのインスト
ール作業を自動で行う制御プログラムである。また、予
備ディスク50のボリューム内容を運用ディスク40に
ファイル単位でコピーができる機能も持っている。
ストール用媒体60から運用ディスク40または予備デ
ィスク50に不変ファイルをコピーするなどのインスト
ール作業を自動で行う制御プログラムである。また、予
備ディスク50のボリューム内容を運用ディスク40に
ファイル単位でコピーができる機能も持っている。
【0056】次に、本実施例の動作について説明する。
【0057】図3を参照すると、運用ディスク40にデ
ィスク障害が発生した時、ディスク障害監視部10の障
害管理テーブル90に、運用ディスク40に“障害あ
り”と登録し、ディスク制御部20に、運用ディスク4
0の切り離し及び予備ディスク50の接続を指示する。
ィスク障害が発生した時、ディスク障害監視部10の障
害管理テーブル90に、運用ディスク40に“障害あ
り”と登録し、ディスク制御部20に、運用ディスク4
0の切り離し及び予備ディスク50の接続を指示する。
【0058】ディスク制御部20は、運用ディスク40
の切り離し及び予備ディスク50の接続を行い、接続管
理テーブル100に“運用ディスク40の切り離し”及
び”予備ディスク50の接続”を登録する。次に、ディ
スク制御部20はインストール制御部30に、運用ディ
スク40へのシステムインストールを指示する。
の切り離し及び予備ディスク50の接続を行い、接続管
理テーブル100に“運用ディスク40の切り離し”及
び”予備ディスク50の接続”を登録する。次に、ディ
スク制御部20はインストール制御部30に、運用ディ
スク40へのシステムインストールを指示する。
【0059】インストール制御部30は、CD−ROM
等のシステムインストール用媒体60上の不変データを
基にシステムのインストールを行う。
等のシステムインストール用媒体60上の不変データを
基にシステムのインストールを行う。
【0060】インストール完了後、“システムインスト
ール完了”をディスク制御部20に連絡する。ディスク
制御部20は、管理テーブル80に運用ディスク40の
“システムインストール完了”を登録する。
ール完了”をディスク制御部20に連絡する。ディスク
制御部20は、管理テーブル80に運用ディスク40の
“システムインストール完了”を登録する。
【0061】次に、運用ディスク40及び予備ディスク
50のファイルの更新状態を調べ、ファイル更新状態テ
ーブル110にその状態(更新日時、ファイルサイズ
等)を登録する。そして、運用ディスク40、予備ディ
スク50のファイル更新状態を比較し、全ての予備ディ
スク50のファイルより古い更新日時の運用ディスクフ
ァイルを予備ディスク50から運用ディスク40にコピ
ーするための指令をインストール制御部に出す。
50のファイルの更新状態を調べ、ファイル更新状態テ
ーブル110にその状態(更新日時、ファイルサイズ
等)を登録する。そして、運用ディスク40、予備ディ
スク50のファイル更新状態を比較し、全ての予備ディ
スク50のファイルより古い更新日時の運用ディスクフ
ァイルを予備ディスク50から運用ディスク40にコピ
ーするための指令をインストール制御部に出す。
【0062】インストール制御部30は、指示されたフ
ァイルを予備ディスク50から運用ディスク40にコピ
ーする。
ァイルを予備ディスク50から運用ディスク40にコピ
ーする。
【0063】次に、管理テーブル80、障害管理テーブ
ル90、接続管理テーブル100及びファイル更新状態
テーブル110の初期化を行う。
ル90、接続管理テーブル100及びファイル更新状態
テーブル110の初期化を行う。
【0064】次に、ディスク障害監視部10がディスク
制御部20へ予備ディスク50を切り離し、運用ディス
ク40を接続するための指示を行う。
制御部20へ予備ディスク50を切り離し、運用ディス
ク40を接続するための指示を行う。
【0065】最後にディスク制御部20が運用ディスク
40から予備ディスク50へ正常に接続が切り替わった
かどうか調べ、切り替わったならば終了する。
40から予備ディスク50へ正常に接続が切り替わった
かどうか調べ、切り替わったならば終了する。
【0066】[実施例2]次に、第2の実施形態に対応
した第2の実施例について図面を参照して説明する。
した第2の実施例について図面を参照して説明する。
【0067】図5は、本実施例の構成を示す図である。
【0068】運用ディスク40は、システムが通常使用
する磁気ディスクである。
する磁気ディスクである。
【0069】予備ディスク50は、運用ディスクと同一
内容のファイルで構成されたバックアップディスクであ
る。
内容のファイルで構成されたバックアップディスクであ
る。
【0070】システムインストール用媒体60として
は、例えばCD−ROMが選ばれる。これは、システム
の不変ファイル(OS、プログラム及びマスタファイル
等)が登録された外部記憶媒体である。
は、例えばCD−ROMが選ばれる。これは、システム
の不変ファイル(OS、プログラム及びマスタファイル
等)が登録された外部記憶媒体である。
【0071】ユーザデータバックアップ媒体120とし
ては、例えば磁気テープやフロッピーディスクなどのが
選ばれる。これは、ユーザが登録データファイルのバッ
クアップを記録する外部記憶媒体である。
ては、例えば磁気テープやフロッピーディスクなどのが
選ばれる。これは、ユーザが登録データファイルのバッ
クアップを記録する外部記憶媒体である。
【0072】ディスク制御部20は、ディスク接続・切
り離し、ファイルへのアクセス、ファイル更新状態の把
握等の機能を持つ制御プログラムである。
り離し、ファイルへのアクセス、ファイル更新状態の把
握等の機能を持つ制御プログラムである。
【0073】ディスク障害監視部10は、ディスクの異
常状態を監視する管理プログラムである。
常状態を監視する管理プログラムである。
【0074】インストール制御部30は、システムイン
ストール用媒体60から運用ディスク40または予備デ
ィスク50に不変ファイルをコピーするなどのインスト
ール作業を自動で行う制御プログラムである。また、予
備ディスク50のボリューム内容を運用ディスク40に
ファイル単位でコピーができる機能も持っている。
ストール用媒体60から運用ディスク40または予備デ
ィスク50に不変ファイルをコピーするなどのインスト
ール作業を自動で行う制御プログラムである。また、予
備ディスク50のボリューム内容を運用ディスク40に
ファイル単位でコピーができる機能も持っている。
【0075】次に、本実施例の動作について説明する。
【0076】図5を参照すると、運用ディスク40にデ
ィスク障害が発生した時、ディスク障害監視部10の障
害管理テーブル90に、運用ディスク40に“障害あ
り”と登録し、ディスク制御部20に、運用ディスク4
0の切り離し及び予備ディスク50の接続を指示する。
ィスク障害が発生した時、ディスク障害監視部10の障
害管理テーブル90に、運用ディスク40に“障害あ
り”と登録し、ディスク制御部20に、運用ディスク4
0の切り離し及び予備ディスク50の接続を指示する。
【0077】ディスク制御部20は、運用ディスク40
の切り離し及び予備ディスク50の接続を行い、接続管
理テーブル100に“運用ディスク40の切り離し”及
び”予備ディスク50の接続”を登録する。次に、ディ
スク制御部20はインストール制御部30に、運用ディ
スク40へのシステムインストールを指示する。
の切り離し及び予備ディスク50の接続を行い、接続管
理テーブル100に“運用ディスク40の切り離し”及
び”予備ディスク50の接続”を登録する。次に、ディ
スク制御部20はインストール制御部30に、運用ディ
スク40へのシステムインストールを指示する。
【0078】インストール制御部30は、CD−ROM
等のシステムインストール用媒体60上の不変データを
基にボリューム単位にシステムのインストールを行う。
等のシステムインストール用媒体60上の不変データを
基にボリューム単位にシステムのインストールを行う。
【0079】インストール完了後、“システムインスト
ール完了”をディスク制御部20に連絡する。ディスク
制御部20は、管理テーブル80に運用ディスク40の
“システムインストール完了”を登録する。
ール完了”をディスク制御部20に連絡する。ディスク
制御部20は、管理テーブル80に運用ディスク40の
“システムインストール完了”を登録する。
【0080】次に、運用ディスク40及び予備ディスク
50のファイルの更新状態を調べ、ファイル更新状態テ
ーブル110にその状態(更新日時、ファイルサイズ
等)を登録する。そして、運用ディスク40、予備ディ
スク50のファイル更新状態を比較し、全ての予備ディ
スク50のファイルより古い更新日時の運用ディスクフ
ァイルを予備ディスク50から運用ディスク40にコピ
ーするための指令をインストール制御部に出す。
50のファイルの更新状態を調べ、ファイル更新状態テ
ーブル110にその状態(更新日時、ファイルサイズ
等)を登録する。そして、運用ディスク40、予備ディ
スク50のファイル更新状態を比較し、全ての予備ディ
スク50のファイルより古い更新日時の運用ディスクフ
ァイルを予備ディスク50から運用ディスク40にコピ
ーするための指令をインストール制御部に出す。
【0081】インストール制御部30は、指示されたフ
ァイルを予備ディスク50から運用ディスク40にコピ
ーする。
ァイルを予備ディスク50から運用ディスク40にコピ
ーする。
【0082】次に、ユーザデータバックアップ媒体12
0から登録データファイルを運用ディスク40にリスト
アする。
0から登録データファイルを運用ディスク40にリスト
アする。
【0083】次に、管理テーブル80、障害管理テーブ
ル90、接続管理テーブル100及びファイル更新状態
テーブル110の初期化を行う。
ル90、接続管理テーブル100及びファイル更新状態
テーブル110の初期化を行う。
【0084】次に、ディスク障害監視部10がディスク
制御部20へ予備ディスク50を切り離し、運用ディス
ク40を接続するための指示を行う。
制御部20へ予備ディスク50を切り離し、運用ディス
ク40を接続するための指示を行う。
【0085】最後にディスク制御部20が運用ディスク
40から予備ディスク50へ正常に接続が切り替わった
かどうか調べ、切り替わったならば終了する。
40から予備ディスク50へ正常に接続が切り替わった
かどうか調べ、切り替わったならば終了する。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ステムインストール用媒体としてハードディスクを使用
する代わりに、外部記憶媒体を使用できるので、例えば
CD−ROMなどの安価な媒体を選択して、システム全
体のコストを低く抑えることができる。
ステムインストール用媒体としてハードディスクを使用
する代わりに、外部記憶媒体を使用できるので、例えば
CD−ROMなどの安価な媒体を選択して、システム全
体のコストを低く抑えることができる。
【0087】また、運用ディスクと予備ディスクを常に
同時に管理する必要がないため、複雑なマルチディスク
の制御処理が不要である。従って、本実施形態によるデ
ィスク障害自動復旧装置は、構成がシンプルで且つ信頼
性が高い。
同時に管理する必要がないため、複雑なマルチディスク
の制御処理が不要である。従って、本実施形態によるデ
ィスク障害自動復旧装置は、構成がシンプルで且つ信頼
性が高い。
【0088】また、ディスク復旧処理は、全ディスクの
全ファイルについて行うので、復旧後も、運用ディスク
と予備ディスクの組み合わせ運用が無いことである。従
って、復旧後の運用処理も簡単である。
全ファイルについて行うので、復旧後も、運用ディスク
と予備ディスクの組み合わせ運用が無いことである。従
って、復旧後の運用処理も簡単である。
【図1】本発明によるディスク障害自動復旧装置の第1
の実施形態を示す機能構成図である。
の実施形態を示す機能構成図である。
【図2】本発明によるディスク障害自動復旧装置の第1
の実施形態の動作を示すフローチャートである。
の実施形態の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明によるディスク障害自動復旧装置の第1
の実施例を示す機能構成図である。
の実施例を示す機能構成図である。
【図4】本発明によるディスク障害自動復旧装置の第2
実施形態を示す機能構成図である。
実施形態を示す機能構成図である。
【図5】本発明によるディスク障害自動復旧装置の第2
の実施例を示す機能構成図である。
の実施例を示す機能構成図である。
10 ディスク障害監視部 20 ディスク制御部 30 インストール制御部 40 運用ディスク 50 予備ディスク 60 システムインストール用媒体 70 業務プログラム 80 管理テーブル 90 障害管理テーブル 100 接続管理テーブル 110 ファイル更新状態テーブル 120 ユーザデータバックアップ媒体
Claims (5)
- 【請求項1】 業務プログラムの実行時に使用される運
用ディスクと、 前記運用ディスクと同一内容が書き込まれる予備ディス
クと、 前記運用ディスクの不変ファイルが記録されたシステム
インストール用媒体と、 前記運用ディスクの障害の状態を監視するディスク障害
監視部と、 前記運用ディスク及び前記予備ディスクの接続又は切り
離しを行い、更に、ファイルの更新状態の管理を行うデ
ィスク制御部と、 前記システムインストール用媒体から前記運用ディスク
に前記不変ファイルを転送してシステムインストールを
行い、更に、前記予備ディスクから前記運用ディスクへ
登録データファイルをコピーするインストール制御部と
を備え、 前記ディスク障害監視部が前記運用ディスクの障害を検
出したときに、前記ディスク制御部が前記運用ディスク
を切り離し、前記予備ディスクを接続し、 前記インストール制御部が前記システムインストール用
媒体から前記運用ディスクに前記不変ファイルを転送し
てシステムインストールを行い、前記運用ディスクに記
録されている前記登録データファイルが前記予備ディス
クに記録されている前記登録データファイルが古けれ
ば、該登録データファイルを前記予備ディスクから前記
運用ディスクにコピーして、 前記ディスク障害監視部が前記予備ディスクを切り離
し、前記運用ディスクを接続することを特徴とするディ
スク障害自動復旧装置。 - 【請求項2】 業務プログラムの実行時に使用される運
用ディスクと、 前記運用ディスクと同一内容が書き込まれる予備ディス
クと、 前記運用ディスクの不変ファイルが記録されたシステム
インストール用媒体と、 ユーザデータファイルのバックアップが記録されたユー
ザデータバックアップ媒体と、 前記運用ディスクの障害の状態を監視するディスク障害
監視部と、 前記運用ディスク及び前記予備ディスクの接続又は切り
離しを行い、更に、ファイルの更新状態の管理を行うデ
ィスク制御部と、 前記システムインストール用媒体から前記運用ディスク
に前記不変ファイルを転送してシステムインストールを
行い、更に、前記予備ディスクから前記運用ディスクへ
登録データファイルをコピーするインストール制御部と
を備え、 前記ディスク障害監視部が前記運用ディスクの障害を検
出したときに、前記ディスク制御部が前記運用ディスク
を切り離し、前記予備ディスクを接続し、 前記インストール制御部が前記システムインストール用
媒体から前記運用ディスクに前記不変ファイルを転送し
てシステムインストールを行い、前記運用ディスクに記
録されている前記登録データファイルが前記予備ディス
クに記録されている前記登録データファイルが古けれ
ば、該登録データファイルを前記予備ディスクから前記
運用ディスクにコピーして、前記ユーザデータバックア
ップ媒体から前記運用ディスクに前記ユーザデータファ
イルを転送して、 前記ディスク障害監視部が前記予備ディスクを切り離
し、前記運用ディスクを接続することを特徴とするディ
スク障害自動復旧装置。 - 【請求項3】 業務プログラムの実行時に使用される運
用ディスクと、 前記運用ディスクと同一内容が書き込まれる予備ディス
クと、 前記運用ディスクの不変ファイルが記録されたシステム
インストール用媒体とを備えるコンピュータシステムに
おいて、 前記運用ディスクの障害を検出したときに、前記運用デ
ィスクを切り離し、前記予備ディスクを接続するステッ
プと、 前記システムインストール用媒体から前記運用ディスク
に前記不変ファイルを転送してシステムインストールを
行うステップと、 前記運用ディスクに記録されている前記登録データファ
イルが前記予備ディスクに記録されている前記登録デー
タファイルが古ければ、該登録データファイルを前記予
備ディスクから前記運用ディスクにコピーするステップ
と、 前記予備ディスクを切り離し、前記運用ディスクを接続
するステップとを有することを特徴とするディスク障害
自動復旧方法。 - 【請求項4】 業務プログラムの実行時に使用される運
用ディスクと、 前記運用ディスクと同一内容が書き込まれる予備ディス
クと、 前記運用ディスクの不変ファイルが記録されたシステム
インストール用媒体と、 ユーザデータファイルのバックアップが記録されたユー
ザデータバックアップ媒体とを備えるコンピュータシス
テムにおいて、 前記運用ディスクの障害を検出したときに、前記運用デ
ィスクを切り離し、前記予備ディスクを接続するステッ
プと、 前記システムインストール用媒体から前記運用ディスク
に前記不変ファイルを転送してシステムインストールを
行うステップと、 前記運用ディスクに記録されている前記登録データファ
イルが前記予備ディスクに記録されている前記登録デー
タファイルが古ければ、該登録データファイルを前記予
備ディスクから前記運用ディスクにコピーするステップ
と、 前記ユーザデータバックアップ媒体から前記運用ディス
クに前記ユーザデータファイルを転送するステップと、 前記予備ディスクを切り離し、前記運用ディスクを接続
するステップとを有することを特徴とするディスク障害
自動復旧方法。 - 【請求項5】 請求項3又は4に記載のディスク障害自
動復旧方法をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したことを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9153744A JPH113289A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | ディスク障害自動復旧装置及び復旧方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9153744A JPH113289A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | ディスク障害自動復旧装置及び復旧方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH113289A true JPH113289A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15569171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9153744A Pending JPH113289A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | ディスク障害自動復旧装置及び復旧方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH113289A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100343506B1 (ko) * | 2000-09-01 | 2002-07-18 | 최병진 | 컴퓨터 시스템의 복구용 디스크 제조방법 |
-
1997
- 1997-06-11 JP JP9153744A patent/JPH113289A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100343506B1 (ko) * | 2000-09-01 | 2002-07-18 | 최병진 | 컴퓨터 시스템의 복구용 디스크 제조방법 |
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