JPH06161833A - トランザクション起動方式 - Google Patents

トランザクション起動方式

Info

Publication number
JPH06161833A
JPH06161833A JP4332474A JP33247492A JPH06161833A JP H06161833 A JPH06161833 A JP H06161833A JP 4332474 A JP4332474 A JP 4332474A JP 33247492 A JP33247492 A JP 33247492A JP H06161833 A JPH06161833 A JP H06161833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transient
transaction
failure
magnetic disk
total number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4332474A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Shimada
信也 嶋田
Katsuhiko Saito
勝彦 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP4332474A priority Critical patent/JPH06161833A/ja
Publication of JPH06161833A publication Critical patent/JPH06161833A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 過渡故障を管理し、固定故障を未然に防止す
る。 【構成】 トランザクション21の起動要求により起動
処理25が起動される。起動処理25の過渡故障情報フ
ァイル読込み手段27は、過渡情報を記録した過渡情報
ファイル26を読み出す。過渡情報ファイル26には、
磁気ディスク装置3のユニット毎に過渡故障の発生総数
等を記録する。この情報は、過渡故障の発生時に過渡故
障処理24によって更新する。そして、トランザクショ
ン21の起動前に、過渡故障の発生総数が使用不可リミ
ット値の所定の割合を超えたか否かを比較手段28によ
り判定する。過渡故障の発生総数が使用不可リミット値
の所定の割合を超えた場合、トランザクション21を起
動せず、起動要求元に起動失敗の旨を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、過渡故障の発生頻度か
ら装置の状態を判定し、トランザクションを起動すべき
か否かを決定するトランザクション起動方式に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、計算機システムでの1つの処理
単位をトランザクションという。このようなトランザク
ションは、あるプログラムを実行するためのデータベー
スへの参照と更新操作の1つのまとまりである。データ
ベースは、例えば、磁気ディスクに格納されており、磁
気ディスクへの書き込みが不能となると、トランザクシ
ョンを起動しても異常終了してしまう。磁気ディスク装
置では、読み出し及び書き込みをセクタ単位に行なって
いる。磁気ディスクの磁性面は、経時的に劣化し、これ
により、データの記憶が不可能となる。このため、磁気
ディスクの各セクタのうち、磁性面が劣化したセクタに
ついてはデータの書き込みを避け、当該データを他のセ
クタに書き込むようにしている。これをセクタの代替え
という。
【0003】トランザクションにおいて、磁気ディスク
にあるデータを書き込もうとしたとき、そのデータの格
納領域が磁気ディスク上で磁性面が劣化したセクタに割
当てられているときは、一時的に故障状態となる。とこ
ろが、このような故障状態は、セクタの代替えにより正
常な状態に戻される。このような一時的な故障を過渡故
障という。このような過渡故障の発生は、ある程度の回
数までは許容されるが、代替えされるセクタの数があま
りにも多くなると、磁気ディスクの動作性能を著しく損
なうようになる。そして、いずれは、磁気ディスクへの
アクセスが全く不可能となる。このような故障を、過渡
故障に対し、固定故障という。トランザクション稼動中
に固定故障が生じると、そのトランザクションは異常終
了していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術には、次のような問題があった。即ち、従
来技術では、装置の過渡故障を考慮したトランザクショ
ンの起動を行なっていなかったので、固定故障が生じる
ことによりトランザクションが異常終了していた。異常
終了したトランザクションは、無効化(アボート)さ
れ、復旧作業(ロールバック)がされる。従って、トラ
ンザクションの処理に支障を来すという問題があった。
本発明は、以上の点に着目してなされたもので、装置の
過渡故障を管理することにより、固定故障の発生を未然
に防止し、トランザクションの異常終了の発生を抑制す
るようにしたトランザクション起動方式を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のトランザクショ
ン起動方式は、計算機システムを構成する各種の装置の
動作を伴なうトランザクションを起動する場合におい
て、前記装置が当該装置の構成要素の代替動作により回
復可能な過渡故障を生じたとき、当該過渡故障の発生し
た回数を記憶し、当該過渡故障発生回数が前記装置が動
作不可能となる使用不可リミット値を基準とした所定数
を超えたとき、前記トランザクションの起動を抑止する
ことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明のトランザクション起動方式において
は、トランザクションの起動要求により過渡情報を記録
した過渡情報ファイルが読み出される。過渡情報ファイ
ルには、磁気ディスクのユニット毎に過渡故障の発生総
数と、単位時間当りの発生数が記録されている。そし
て、トランザクションの起動前に、過渡故障の発生総数
が使用不可リミット値を超えた場合、トランザクション
の起動要求元に起動失敗の旨が通知される。また、トラ
ンザクションの起動前に、過渡故障の発生総数が使用不
可リミット値の所定の割合を超えた場合も、トランザク
ションの起動要求元に起動失敗の旨が通知される。これ
により、装置の固定故障の発生が未然に防止される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明のトランザクション起動方
式を適用したハードウェアの一実施例のブロック図であ
る。図示のように、ハードウェアは、プロセッサ1と、
主記憶装置2と、磁気ディスク装置3とから成る。プロ
セッサ1は、主記憶装置2に格納されたプログラムを順
次読み出して実行し、主記憶装置2に格納されたデータ
を処理する。主記憶装置2は、磁気ディスク3に格納さ
れているプログラムやデータを一時的に格納する。磁気
ディスク装置3は、各種のプログラムやデータを格納
し、保存する。この磁気ディスク装置3の構造は、周知
のように、複数の磁気ディスクと、磁気ヘッド等から成
り、セクタ単位に読み書き可能となっている。
【0008】まず、図1を使ってトランザクション起動
方式の全体的な流れを示す。トランザクション21から
出された書き込み要求によって、磁気ディスク装置3の
所定のセクタ31にデータが書き込まれる。このとき、
磁気ディスクの所定のセクタ31の磁性面の劣化による
過渡故障が発生すると、OS22は当該磁気ディスクの
他のセクタ32を使ってデータを書き込む。これによ
り、セクタの代替えを行なう。そして、OLTP(オン
ライン・トランザクション・プロセッシング)システム
23の過渡故障処理24に過渡故障情報を通知する。O
LTPシステム23に対してトランザクション21の起
動要求がくると、起動処理25が呼び出される。
【0009】起動処理25は、過渡故障情報読込み手段
27により過渡故障情報ファイル26を読み込む。そし
て、過渡故障情報からトランザクション稼動中に装置が
使用不可になる可能性を検討する。このため、過渡故障
情報には、予め過渡故障の発生数が記憶されている。そ
して、起動処理25において、この過渡故障の発生数に
対し、使用不可リミット値を設定する。これにより、例
えば、過渡故障の発生数が使用不可リミット値の5割を
超えた場合は、使用不可になる可能性が高いと判定す
る。万一、過渡故障の発生数が使用不可リミット値を超
えてしまうと、磁気ディスク装置3はセクタの代替えが
不能な固定障害となる。使用不可になる可能性が高けれ
ば、トランザクションの起動は行なわず、起動失敗のア
ラームを起動要求元に送る。
【0010】起動要求を出した利用者は、このアラーム
により磁気ディスク装置3で固定障害が発生しそうなこ
とを事前に知らされる。従って、固定障害が発生する前
に使用不可となる可能性の高い磁気ディスク装置3を新
品の正常な磁気ディスク装置と交換することができる。
磁気ディスク装置を交換する場合も、OLTPシステム
23の過渡故障処理24が呼び出される。この場合は、
過渡故障情報ファイル26のリセットを行なう。ここ
に、リセットとは、過渡故障発生総数を“0”にする等
の処理である。
【0011】図2は、過渡故障情報ファイルの内容の説
明図である。図2(a)、(b)に示すように、過渡故
障情報ファイルは、磁気ディスク装置のユニット毎に格
納される。各過渡故障情報は、過渡故障発生総数と、発
生日時とから成る。過渡故障発生総数は、磁気ディスク
ユニットを新しく取り付けてからの過渡故障の発生した
総数である。発生日時は、単位時間当りの過渡故障の発
生日時である。
【0012】図3は、過渡故障処理の流れを説明するフ
ローチャートである。この図3を使って過渡故障処理を
具体的に説明する。過渡故障処理は、過渡故障発生時と
磁気ディスクユニットの交換時に呼び出される。まず、
過渡故障発生時について説明する。過渡故障発生によっ
て呼び出された過渡故障処理は、同時にOSから過渡故
障情報を受信する(ステップS1)。過渡故障情報は、
発生時と磁気ディスクユニット名である。過渡故障処理
は、過渡故障情報ファイルの該当するユニットテーブル
に発生日時を書き込み(ステップS2)、過渡故障発生
総数を“1”カウントアップする。
【0013】次に、磁気ディスクユニットの交換時につ
いて説明する。磁気ディスクユニットの交換時に呼び出
された過渡故障処理は、OSから磁気ディスクユニット
の交換情報を同時に受信する。交換情報は、磁気ディス
クユニット名である。オペレータは、この交換情報によ
り該当する磁気ディスクユニット名の磁気ディスクユニ
ットを交換する。過渡故障処理は、オペレータにより該
当する磁気ディスクユニットが交換されると、過渡故障
情報ファイルの該当するユニットテーブルの情報をリセ
ットする(ステップS3)。即ち、発生日時を消去し、
過渡故障発生総数を“0”に戻す。
【0014】図4は、起動処理の流れを説明するフロー
チャートである。この図4を使って起動処理を具体的に
説明する。過渡故障情報ファイルから過渡故障情報を読
み込み(ステップS11)、過渡故障発生総数が使用不
可リミット値を超えたか否かを判定する(ステップS1
2)。過渡故障発生総数が使用不可とされるリミット値
を超えた場合には、トランザクションの起動不可と判定
する。過渡故障発生総数が使用不可リミット値の5割を
超えた場合は、磁気ディスクの固定障害の発生の可能性
が高いと判定し(ステップS13)、次の処理(ステッ
プS14)に移る。
【0015】即ち、次の処理では、現在の時刻から、単
位時間内に発生した過渡故障発生数(発生頻度)を調べ
る。この発生頻度が基準以上であると、過渡故障の発生
数が上昇傾向にあると判定し、トランザクションの起動
はせず、トランザクション起動要求元にトランザクショ
ンの起動失敗のアラームを通知する(ステップS1
5)。最後に、過渡故障情報ファイルの中から、現在の
時刻に対して単位時間外の不要データ(発生日時)を削
除する(ステップS17)。例えば、単位時間を24時
間=1日とすると、現在の時刻と同時刻の昨日の時刻以
前のデータは、過渡故障の発生頻度の計算に不要である
ので、削除する。一方、過渡故障の発生数が使用不可リ
ミット値の5割以下の場合及び発生頻度が基準以下の場
合は、トランザクションを起動し(ステップS16)、
不要データを削除する(ステップS17)。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のトランザ
クション起動方式によれば、装置の過渡故障の可能性を
検討し、その可能性が高いときは、トランザクションの
起動を抑止するようにしたので、装置の固定故障の発生
を未然に防止することができ、このような固定故障によ
って生じるトランザクションのアボートを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトランザクション起動方式を適用した
ハードウェアの一実施例のブロック図である。
【図2】過渡故障情報ファイルの内容の説明図である。
【図3】過渡故障処理の流れを説明するフローチャート
である。
【図4】起動処理の流れを説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】 21 トランザクション 22 OS 23 OLTPシステム 24 過渡故障処理 25 起動処理 26 過渡故障情報ファイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機システムを構成する各種の装置の
    動作を伴なうトランザクションを起動する場合におい
    て、 前記装置が当該装置の構成要素の代替動作により回復可
    能な過渡故障を生じたとき、当該過渡故障の発生した回
    数を記憶し、 当該過渡故障発生回数が前記装置が動作不可能となる使
    用不可リミット値を基準とした所定数を超えたとき、前
    記トランザクションの起動を抑止することを特徴とする
    トランザクション起動方式。
JP4332474A 1992-11-18 1992-11-18 トランザクション起動方式 Pending JPH06161833A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4332474A JPH06161833A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 トランザクション起動方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4332474A JPH06161833A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 トランザクション起動方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06161833A true JPH06161833A (ja) 1994-06-10

Family

ID=18255369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4332474A Pending JPH06161833A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 トランザクション起動方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06161833A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009506714A (ja) * 2005-09-02 2009-02-12 モトローラ・インコーポレイテッド ネットワーク要素マネージャ再同期

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009506714A (ja) * 2005-09-02 2009-02-12 モトローラ・インコーポレイテッド ネットワーク要素マネージャ再同期

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0566966B1 (en) Method and system for incremental backup copying of data
US7152184B2 (en) Storage device, backup method and computer program code of this storage device
US7509357B2 (en) Transparent file restore
US6205558B1 (en) Recovery of file systems after modification failure
US5241668A (en) Method and system for automated termination and resumption in a time zero backup copy process
JP4363676B2 (ja) コンピュータシステム
KR100204027B1 (ko) 이중면 비휘발성 메모리를 이용한 데이타베이스 회복 장치 및 그 방법
US5437026A (en) Removing uncommitted changes made to stored data by a database management system
US7325159B2 (en) Method and system for data recovery in a continuous data protection system
US7650533B1 (en) Method and system for performing a restoration in a continuous data protection system
JP2643070B2 (ja) データのバックアップ・コピー中の同時アクセスの方法及びシステム
US7107294B2 (en) Method and apparatus for interrupting updates to a database to provide read-only access
JPH0683687A (ja) データ処理システム及びその方法
EP0566967A2 (en) Method and system for time zero backup session security
US20120303914A1 (en) Method and apparatus for backup and recovery using storage based journaling
US20020144069A1 (en) Backup processing method
JPH0644010A (ja) タイムゼロ・バックアップ・コピー・プロセスにおける副ファイル状態のポーリングのための方法およびシステム
US5421003A (en) Disk storage system with fault tolerant media maintenance
US7529973B2 (en) Method of and apparatus for taking back-up and checking alteration of data, and computer product
JPH06161833A (ja) トランザクション起動方式
JPH0744440A (ja) データ退避装置
JP2004133538A (ja) ファイルの自動バックアップシステムおよび自動バックアップ方法ならびにコンピュータ読取り可能な記録媒体
JPH07261989A (ja) 制御プログラム復旧方式
JPH06214848A (ja) データベース管理システム
JPH0877047A (ja) データベースバックアップ方法