JPH07261777A - 楽音再生装置 - Google Patents

楽音再生装置

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Publication number
JPH07261777A
JPH07261777A JP6053931A JP5393194A JPH07261777A JP H07261777 A JPH07261777 A JP H07261777A JP 6053931 A JP6053931 A JP 6053931A JP 5393194 A JP5393194 A JP 5393194A JP H07261777 A JPH07261777 A JP H07261777A
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JP
Japan
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data
performance
karaoke
singing voice
lyrics
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Pending
Application number
JP6053931A
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English (en)
Inventor
Osamu Nishimura
修 西村
Kazunori Igami
和典 伊神
Yukie Hasegawa
幸江 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by EKUSHINGU KK, Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical EKUSHINGU KK
Priority to JP6053931A priority Critical patent/JPH07261777A/ja
Publication of JPH07261777A publication Critical patent/JPH07261777A/ja
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラオケとBGMの両方の演奏が可能な楽音
再生装置を提供する。 【構成】 入力装置のモードキーによりカラオケモード
とBGMモードとを選択できる。BGMモードの場合に
は、取得した曲データの内の、カラオケ演奏データ及び
歌声データに基づいて演奏し、一方、カラオケモードの
場合には、取得した曲データの内の、カラオケ演奏デー
タ及び歌詞データに基づいて演奏する。つまり、BGM
モードの場合には、伴奏音声信号と歌声音声信号が出力
されることにより、伴奏と歌声によるBGM演奏が実現
される。一方、カラオケモードの場合には、伴奏音声信
号と、歌い手により入力された歌唱音声信号とが出力さ
れることにより、カラオケ伴奏と歌詞テロップ表示によ
るカラオケ演奏が実現される。従って、わざわざカラオ
ケ用とBGM用の装置を別々に備える事なく、1つの曲
データを共用して両演奏が実現でき、非常に便利であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、指定された曲の演奏デ
ータに対応する楽音を再生させることによってカラオケ
伴奏が可能な楽音再生装置であって、特にカラオケ演奏
とBGM演奏とを両方行える楽音再生装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、カラオケ装置においては、例えば
曲毎に演奏データ及び歌詞データの記憶された再生ディ
スク等を再生して、カラオケの伴奏処理を行っていた。
つまり、演奏データに対応する楽音を再生してカラオケ
伴奏を行うと共に、その伴奏に対応して歌詞テロップを
モニタに表示する。その歌詞テロップは、所定のタイミ
ングで切り替わって表示されていき、現在演奏中の部分
が色替わりしていくことにより、利用者がそのカラオケ
伴奏によって歌うのに便利なようにされている。
【0003】一方、BGM(バックグラウンド・ミュー
ジック)等として曲を演奏する場合には、曲毎に演奏デ
ータと例えばそれが歌唱曲の場合には歌手による歌声デ
ータとが記憶されたミュージックテープやコンパクトデ
ィスク(CD)等を再生していた。
【0004】上述したカラオケ曲として用いられるもの
は、上記BGM等として演奏される歌唱曲の内の歌手に
よる歌声データを除いたものである。つまり演奏データ
だけを再生し、歌手による歌声の代わりに利用者が自分
で歌うことにより、カラオケを楽しむことができるので
ある。そして、単に歌声データを除くだけではなく、利
用者の便を考えて、歌詞テロップをモニタに表示させる
ことができるようにされているのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように演奏データはカラオケ用としてもBGM用とし
ても共通であっても両者を再生するためには別々の装置
や記憶媒体を準備する必要があった。つまり、カラオケ
の場合はいわゆるカラオケ専用機が必要であり、BGM
の場合はやはりテープ専用のブレーヤやCD専用のプレ
ーヤ等が必要である。そしてまた、それらのデータを記
憶する記憶媒体も別々で、カラオケデータの場合は専用
の再生ディスクであり、BGM用の場合はミュージック
テープやCD等である。このように、一部データが共通
するにもかかわらず、別個の記憶媒体や装置を用意する
必要があり、不便であった。
【0006】そこで本発明は、このような問題点を鑑
み、カラオケ演奏とBGM演奏の両方が可能な楽音再生
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に成された請求項1に記載の発明は、図1の基本構成図
に示すように、指定された曲の演奏データに対応する楽
音を再生させることによってカラオケ演奏が可能な楽音
再生装置であって、上記演奏データに加えて歌詞データ
及び歌声データを有する曲データを記憶する曲データ記
憶手段M1と、上記演奏データに基づいてカラオケ演奏
を行なうカラオケ演奏手段M2と、上記歌詞データに基
づいて歌詞テロップを表示させる歌詞表示手段M3と、
上記歌声データに基づいて歌声を再生する歌声再生手段
M4と、カラオケモードとBGMモードとを選択するた
めのモード選択手段M5と、該モード選択手段M5によ
ってカラオケモードが選択された場合には、上記曲デー
タ記憶手段M1より演奏データと歌詞データとを読み出
して、上記カラオケ演奏手段M2によるカラオケ演奏及
び上記歌詞表示手段M3による歌詞テロップ表示を行わ
せ、一方、BGMモードが選択された場合には、上記曲
データ記憶手段M1より演奏データと歌声データとを読
み出して、上記カラオケ演奏手段M2によるカラオケ演
奏及び上記歌声再生手段M4による歌声再生を行わせる
再生制御手段M6とを備えたことを特徴とする楽音再生
装置である。
【0008】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の楽音再生装置において、上記演奏データには、歌
詞表示あるいは色替えのタイミング及び歌声の再生開始
タイミング等の時間管理データが含まれており、上記再
生制御手段M6は、該時間管理データに基づいて、上記
演奏データと歌詞データとの同期あるいは演奏データと
歌声データとの同期を図ることを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、中央制御装置と
複数の楽音再生端末装置とが伝送回線にて接続され、該
中央制御装置は演奏データと歌詞データと歌声データと
有する曲データを記憶する曲データ記憶手段M1を備
え、上記楽音再生端末装置は該中央制御装置から送信さ
れた曲データに基づいてカラオケ演奏が可能な集中管理
式の楽音再生装置において、上記各映像再生端末装置
は、上記演奏データに基づいてカラオケ演奏を行なうカ
ラオケ演奏手段M2と、上記歌詞データに基づいて歌詞
テロップを表示させる歌詞表示手段M3と、上記歌声デ
ータに基づいて歌声を再生する歌声再生手段M4と、カ
ラオケモードとBGMモードとを選択するためのモード
選択手段M5と、該モード選択手段M5によってカラオ
ケモードが選択された場合には、上記送信された曲デー
タの内の演奏データと歌詞データとに基づいて、上記カ
ラオケ演奏手段M2によるカラオケ演奏及び上記歌詞表
示手段M3による歌詞テロップ表示を行わせ、一方、B
GMモードが選択された場合には、上記曲データの内の
演奏データと歌声データとに基づいて、上記カラオケ演
奏手段M2によるカラオケ演奏及び上記歌声再生手段M
4による歌声再生を行わせる再生制御手段M6とを備え
たことを特徴とする楽音再生装置である。
【0010】
【作用】上記のように構成された請求項1に記載の楽音
再生装置によれば、曲データ記憶手段M1が、演奏デー
タに加えて歌詞データ及び歌声データを有する曲データ
を記憶しており、カラオケ演奏手段M2は演奏データに
基づいてカラオケ演奏を行ない、歌詞表示手段M3は歌
詞データに基づいて歌詞テロップを表示させる。また、
歌声再生手段M4は歌声データに基づいて歌声を再生す
る。ここで、モード選択手段M5によってカラオケモー
ドとBGMモードとを選択することができ、モード選択
手段M5によってカラオケモードが選択された場合に
は、再生制御手段M6は、曲データ記憶手段M1より演
奏データと歌詞データとを読み出して、カラオケ演奏手
段M2によるカラオケ演奏及び歌詞表示手段M3による
歌詞テロップ表示を行わせる。一方、BGMモードが選
択された場合には、曲データ記憶手段M1より演奏デー
タと歌声データとを読み出して、カラオケ演奏手段M2
によるカラオケ演奏及び歌声再生手段M4による歌声再
生を行わせる。
【0011】従って、わざわざカラオケ用とBGM用の
装置を別々に備える必要がなく、本発明の楽音再生装置
で、両方の再生が可能であり、非常に便利である。ま
た、同一の曲データを用いて、カラオケ用の演奏とBG
M用の演奏ができるため、それぞれについて専用の曲デ
ータを用意する必要がなく、全体としての曲データの記
憶容量も少なくて済む。
【0012】また、請求項2に記載のものでは、上記演
奏データには、歌詞表示あるいは色替えのタイミング及
び歌声の再生開始タイミング等の時間管理データが含ま
れており、再生制御手段M6は、時間管理データに基づ
いて、演奏データと歌詞データとの同期あるいは演奏デ
ータと歌声データとの同期を図る。
【0013】カラオケの場合は、カラオケ伴奏に対応し
て、歌詞が所定のタイミングで切り替わり表示され、ま
た現在歌うべき部分が色替わりしていくことが、より利
用者にとって好ましいので、このような時間管理データ
を演奏データが備えて演奏データと歌詞データとの同期
が図られると好ましい。また、BGM演奏の場合には、
当然演奏データと歌声データとの同期が図られないとい
けないので、演奏データが備える歌声の再生開始タイミ
ング等の時間管理データに基づくことによってその同期
が好適になされる。
【0014】また、請求項3に記載の楽音再生装置は、
集中管理式の楽音再生装置であり、中央制御装置の曲デ
ータ記憶手段M1が、演奏データと歌詞データと歌声デ
ータと有する曲データを記憶しており、中央制御装置と
伝送回線にて接続された各楽音再生端末装置において
は、中央制御装置から送信された曲データに基づいてカ
ラオケ演奏ができる。
【0015】この際、各映像再生端末装置においては、
モード選択手段M5によってカラオケモードが選択され
た場合には、再生制御手段M6が、送信された曲データ
の内の演奏データと歌詞データとに基づいてカラオケ演
奏手段M2によるカラオケ演奏及び歌詞表示手段M3に
よる歌詞テロップ表示を行わせ、一方、BGMモードが
選択された場合には、曲データの内の演奏データと歌声
データとに基づいて、カラオケ演奏手段M2によるカラ
オケ演奏及び歌声再生手段M4による歌声再生を行わせ
る。
【0016】このように、中央制御装置と楽音再生端末
装置とを伝送回線にて接続した集中管理式の場合には、
中央制御装置側においてカラオケ専用データとBGM専
用データというように2つのデータを備える必要がな
く、曲データ記憶手段M1が、演奏データと歌詞データ
と歌声データと有する曲データを記憶しておれば、楽音
再生端末装置において両方を再生できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の映像再生装置を適用した一実
施例として、センター(中央制御装置)と多数のカラオ
ケ端末装置とを伝送回線にて接続したカラオケシステム
の例を説明する。
【0018】ここで、図2はシステム全体の概略構成及
びセンターの構成を示すブロック図、図3はカラオケ端
末装置側の構成を示すブロック図である。図2に示すよ
うに、本カラオケシステム1は、センター3と複数のカ
ラオケ端末装置5(以後端末装置5と記す)とが、同軸
ケーブル7によって接続されて構成されている。ここで
端末装置5は、別々の建物の中に分かれて設けられても
よく、あるいは一つの建物の中の個々の店舗またはボッ
クスごとに設けてられてもよい。
【0019】次に、センター3の構成を図2等に基づい
て説明する。センター3は、全体の制御を行うサーバー
(制御部)11、カラオケデータを記憶した記憶装置1
3、センターモデム15、背景映像出力装置17a,1
7b、BS(衛生放送)受信システム19、ヘッドエン
ド21等を備えている。
【0020】サーバー11は、周知のCPU23、RO
M25、RAM27等を備え、バスライン29を介し
て、記憶装置13、入出力インターフェース(I/O)
31、背景映像出力装置(VDP)17a,17b等と
接続されている。一方、記憶装置13には、ハードディ
スクや光磁気ディスクなどの大容量の記憶装置が用いら
れており、数千曲程度の曲データが記憶されている。
【0021】ここで、図4に示すように、曲データD1
は、カラオケ演奏データD3、端末装置5のモニタテレ
ビに映し出される歌詞データD5、歌声データD7を含
んでいる。カラオケ演奏データD3は、伴奏音楽のデー
タであるMIDI規格のデータに加えて、歌詞表示・色
替・消去フラグ、歌声再生開始フラグ、同期データ等の
時間管理データを含んでいる。また、歌声データD7
は、適応差分PCM(ADPCM: adaptive differen
tial pulse code modulation)データで記憶されてい
る。
【0022】センターモデム15は、記憶装置13から
読み出されるカラオケデータや、サーバー11より出力
されるモードセンスポーリング信号及びリクエストポー
リング信号などを、所定の同一チャンネル(即ち所定の
周波数帯域)の交流信号に変調して、ヘッドエンド21
に出力するものである。ここで、モードセンスポーリン
グ信号とは後述する端末装置5の動作モードを確認する
信号である。また、リクエストポーリング信号とは端末
装置5にカラオケデータの送信要求が有るか否かを確認
する信号である。
【0023】背景映像出力装置(ビデオディスクプレー
ヤ)17a,17bは、後述するカラオケ端末装置5の
モニタテレビに映し出される背景映像情報を出力するも
のであり、本実施例では、演歌やポップス等のジャンル
分けされている。そして、この背景映像出力装置17
a,17bは、各々変調器33に接続されており、画像
データ(標準のNTSC方式のビデオ信号)が変調器3
3によって各々異なったチャンネルの交流信号に変調さ
れ、ヘッドエンド21に出力される。
【0024】また、BS受信システム19は、受信用の
アンテナ35、BS用チューナー37及び変調器39を
備え、変調器39はヘッドエンド21に接続されてい
る。ヘッドエンド21は、同軸ケーブルに信号を送出す
るミキサーなどの各種装置(図示せず)が備えられてい
る。このヘッドエンド21には、上述のセンターモデム
15から送られるカラオケデータの変調信号、モードセ
ンスポーリング信号及びリクエストポーリング信号、背
景映像出力装置17a,17bからの背景映像信号、及
びBS受信システム19からのBS放送信号が入力さ
れ、これらのチャンネルの異なる複数の信号が多重化さ
れて同軸ケーブル7に出力され、各端末装置5に送信さ
れる。
【0025】続いて、端末装置5の構成を図3に基づい
て説明する。端末装置5は、全体の制御を行う制御部4
1、入力装置43、音源45、アンプ47、スピーカ4
9、映像合成回路51、モニタテレビ53、PCMデー
タ再生装置55、センター3からの信号を受信して処理
する端末モデム57及びビデオチューナー59等を備え
ている。
【0026】制御部41は、CPU61、ROM63、
RAM65などを備え、バスライン67を介して、入力
装置43、音源45、PCMデータ再生装置55、入出
力インターフェース69、映像合成回路51等と接続さ
れている。入力装置43は、利用者が端末を操作するた
めの各種キースイッチを備えるものであり、リクエスト
曲の曲番号などを入力するテンキー43a、各種動作モ
ードを選択するモードキー43b、電源のオン・オフを
行う電源スイッチ43c等を備えている。ここで、端末
装置5の動作モードには、センター3から送信される曲
データを受信してカラオケ演奏を行う「カラオケモー
ド」や、同じくセンター3から送信される曲データを受
信してBGM演奏を行う「BGMモード」があり、一方
のキーを押下して設定すると他方のキーは元の状態に戻
って設定が解錠される。なお、本端末装置5において
は、所定曲までは予約でき、入力装置43によって入力
されたリクエストはRAM65の予約テーブルに記憶さ
れる。
【0027】音源(シンセサイザー音源)45は、曲デ
ータD1に含まれるカラオケ演奏データD3におけるM
IDIデータをアナログのカラオケ伴奏音声信号に変換
するものであり、この音声信号はアンプ47に入力され
る。アンプ47は、このカラオケ伴奏音声信号と、歌い
手によるマイクロフォン71からの歌唱音声信号とをミ
キシングして増幅し、スピーカ49に出力する。
【0028】映像合成回路51は、カラオケデータに含
まれる歌詞データを歌詞映像信号に変換するとともに、
これをビデオチューナー59から入力される背景映像信
号と合成(スーパーインポーズ)し、モニタテレビ53
へ出力する。PCMデータ再生装置55は、曲データD
1に含まれる歌声データD7のADPCMデータをアナ
ログの音声信号に変換するものであり、この歌声に係る
音声信号はアンプ47に入力され、カラオケ伴奏の音声
信号とミキシング・増幅されて、スピーカ49から出力
される。
【0029】端末モデム57は、同軸ケーブル7を介し
てセンター3から送信されるカラオケデータ信号、モー
ドセンスポーリング信号、リクエストポーリング信号な
どを受信して復調するとともに、制御部41より出力さ
れるモードレスポンス信号やリクエストレスポンス信号
などを変調して、センター3に送信するものである。こ
こで、モードレスポンス信号とは、センター3からのモ
ードセンスポーリング信号に応じて、現在の自己の動作
モードをセンター3に回答するための信号である。ま
た、リクエストポーリング信号とは、同じくセンター3
からのリクエストポーリング信号に応じて、曲のリクエ
スト(即ちカラオケデータの送信要求)が有るか否かを
センター3に回答するための信号である。
【0030】ビデオチューナー59は、同じくセンター
3の背景映像出力装置17a,17bから出力される背
景映像信号及びBS受信システムからのBS放送信号を
受信し、所望の映像信号を得るべくチャンネル選択をす
るものである。次に、カラオケ端末装置5における作動
について説明する。
【0031】最初にメインの処理を図5のフローチャー
トを参照して説明する。まず、カラオケモードか否かを
判断する(ステップ100:以下ステップをSと略記す
る)。これは、入力装置43のモードキー43bが押下
状態か否かで判断する。そして、カラオケモードでない
場合にはBGMモード処理を行い(S200)、カラオ
ケモードの場合にはカラオケモード処理を行って(S3
00)、S100に戻る。
【0032】次に、図5におけるS200のBGMモー
ド処理について図6を参照して説明する。まず、BGM
モードが終了したか否かを判断し(S210)、終了し
た場合にはそのまま本処理を終了するが、まだ終了して
いない場合には、曲番号を設定し(S220)、センタ
ー3にその曲番号に対応する曲データD1の送信を要求
する(S230)。そして、センター3側から送られて
きた曲データD1を取得した後(S240)、背景画の
チャンネルを設定する(S250)。
【0033】続いて、取得した曲データD1の内の、カ
ラオケ演奏データD3及び歌声データD7(図4参照)
をメモリであるRAM65にセットし(S260)、演
奏を開始する(S270)。この演奏処理について説明
すると、RAM65に一旦格納されたカラオケ演奏デー
タD3及び歌声データD7が読み出される。そして、そ
の読み出されたカラオケ演奏データD3に含まれるMI
DIデータは、音源45にて伴奏音声信号に変換されて
アンプ47に入力される。一方、歌声データD7はPC
Mデータ再生装置55によって歌声音声信号に変換され
てアンプ47に入力される。
【0034】音源45にて変換された伴奏音声信号と、
PCMデータ再生装置55にて変換された歌声音声信号
とは、アンプ47にてミキシングされ、適宜増幅されて
スピーカ49より出力される。これにより、伴奏と歌声
によるBGM演奏が実現される。そして演奏が終了した
ら(S280:YES)本処理を終了する。
【0035】次に、図5におけるS300のカラオケモ
ード処理について図7を参照して説明する。まず、カラ
オケモードが終了したか否かを判断し(S310)、終
了した場合にはそのまま本処理を終了するが、まだ終了
していない場合には、予約曲があるか否かを判断する
(S320)。これは、制御部41のRAM65の予約
テーブルに予約曲が記憶されているかどうかで判断す
る。そして、予約曲がない場合には、そのままS310
に戻る。一方、予約曲がある場合には、曲番号を取得し
て(S330)、センター3にその曲番号に対応する曲
データD1の送信を要求する(S340)。そして、セ
ンター3側から送られてきた曲データD1を取得した後
(S350:YES)、背景画のチャンネルを設定する
(S360)。
【0036】続いて、取得した曲データD1の内の、カ
ラオケ演奏データD3及び歌詞データD5をメモリであ
るRAM65にセットし(S370)、演奏を開始する
(S380)。この演奏処理について説明すると、RA
M65に一旦格納されたカラオケ演奏データD3及び歌
詞データD5が読み出される。歌詞データD5は映像合
成回路51に入力して歌詞映像信号に変換される。ま
た、映像合成回路51には、ビデオチューナー59によ
ってチャンネル選択された背景映像信号も入力され、こ
れらの背景映像情報と歌詞映像信号とが映像合成回路5
1にて合成(スーパーインポーズ)され、モニタテレビ
53には背景映像の上に歌詞の文字列が重ね合わされて
表示される。
【0037】一方、読み出されたカラオケ演奏データD
3に含まれるMIDIデータは、音源45にて伴奏音声
信号に変換されてアンプ47に入力される。この伴奏音
声信号は、歌い手によるマイクロフォン71からの歌唱
音声信号とミキシングされ、適宜増幅されてスピーカ4
9より出力される。これにより、カラオケ伴奏と歌詞テ
ロップ表示によるカラオケ演奏が実現される。そして演
奏が終了したら(S390:YES)本処理を終了す
る。
【0038】次に、上記図6のS270あるいは図7の
S380における演奏開始処理によて実行される演奏割
込み処理について、図8を参照して説明する。まず、曲
データD1を1ブロック分読み込み(S400)、終了
か否かを判断する(S410)。終了の場合は、終了設
定をして(S420)本処理を終るが、終了でない場合
は、MIDIデータか否かを判断する(S430)。そ
して、MIDIデータであれば、音源45へデータ転送
し(S440)、次回の割込み時間を設定して(S45
0)、本処理を一旦終了する。
【0039】一方、MIDIデータでない場合には(S
430:NO)、次に歌詞フラグであるか否かを判断し
(S460)、歌詞フラグである場合には、メモリであ
るRAM65に歌詞データがあるか否かを判断する(S
470)。そして、歌詞データがある場合には歌詞テロ
ップを表示する処理を行ってから(S480)、S45
0にて次回の割込み時間を設定し、本処理を一旦終了す
る。また、歌詞データが無い場合には(S470:N
O)、S480の処理を行う事なくS450へ移行す
る。
【0040】また、歌詞フラグでもない場合には(S4
60:NO)、歌声データが有るか否かを判断し(S4
90)、有る場合には歌声を再生する処理の割込みを開
始して(S500)、S450へ移行する。歌声データ
が無い場合には(S490:NO)、S500の処理を
行う事なくS450へ移行する。
【0041】ここで、S500にて実行される歌声再生
処理について図9を参照して説明する。本処理の割込み
が開始されると、図9に示すように、まずPCMデータ
を1ブロック分リードし(S510)、終了か否かを判
断する(S520)。終了の場合は割込み終了の処理を
行って(S550)、本処理を終了するが、終了でない
場合には、そのリードしたPCMデータをPCMデータ
再生装置55に転送し(S530)、データポインタを
更新して(S540)本処理を終了する。
【0042】このように、本実施例のカラオケシステム
1においては、各カラオケ端末装置5にて、入力装置4
3のモードキー43bによりカラオケモードとBGMモ
ードとを選択できる。センター3から送信される曲デー
タD1には、カラオケ演奏データD3、歌詞データD5
及び歌声データD7が含まれており、BGMモードの場
合には、取得した曲データD1の内の、カラオケ演奏デ
ータD3及び歌声データD7に基づいて演奏し、一方、
カラオケモードの場合には、取得した曲データD1の内
の、カラオケ演奏データD3及び歌詞データD5に基づ
いて演奏する。
【0043】つまり、BGMモードの場合には、音源4
5にて変換された伴奏音声信号と、PCMデータ再生装
置55にて変換された歌声音声信号がアンプ47にてミ
キシングされ、適宜増幅されてスピーカ49より出力さ
れることにより、伴奏と歌声によるBGM演奏が実現さ
れる。
【0044】一方、カラオケモードの場合には、音源4
5にて変換された伴奏音声信号と、歌い手によりマイク
ロフォン71から入力された歌唱音声信号とがアンプ4
7にてミキシングされ、適宜増幅されてスピーカ49よ
り出力されることにより、カラオケ伴奏と歌詞テロップ
表示によるカラオケ演奏が実現される。
【0045】従って、わざわざカラオケ用とBGM用の
装置を別々に備える事なく、本実施例では、1つの曲デ
ータD1を共用してカラオケ伴奏とBGM演奏との両方
を実現でき、非常に便利である。また、同一の曲データ
D1を用いて、カラオケ用の演奏とBGM用の演奏がで
きるため、それぞれについて専用の曲データを用意する
必要がなく、全体としての曲データの記憶容量も少なく
て済む。
【0046】以上実施例について説明したが、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様で実
施し得る。例えば、上記実施例では、センター3と端末
装置5とを同軸ケーブルで接続したいわゆる集中管理式
のカラオケシステムで説明したが、単独のカラオケ装
置、つまり曲データD1を自らが備えるタイプのものに
おいても同様に適用可能である。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の楽音再生
装置によれば、わざわざカラオケ用とBGM用の装置を
別々に備えることなく両方の再生が可能であり、また、
同一の曲データを用いて、カラオケ用の演奏とBGM用
の演奏ができるため、それぞれについて専用の曲データ
を用意する必要がなく、全体としての曲データの記憶容
量も少なくて済むという効果がある。
【0048】そして、カラオケの場合は、カラオケ伴奏
に対応して、歌詞が所定のタイミングで切り替わり表示
され、また現在歌うべき部分が色替わりしていくこと
が、より利用者にとって好ましいので、請求項2に示す
ように、このような時間管理データを演奏データが備え
て演奏データと歌詞データとの同期が図られると好まし
い。また、BGM演奏の場合にも演奏データと歌声デー
タとの同期が図られないといけないので、請求項2に示
すように、演奏データが備える歌声の再生開始タイミン
グ等の時間管理データに基づくことによってその同期が
好適になされる。
【0049】また、請求項3に示すように、中央制御装
置と楽音再生端末装置とを伝送回線にて接続した集中管
理式の場合には、中央制御装置側においてカラオケ専用
データとBGM専用データというように2つのデータを
備える必要がなく、曲データ記憶手段M1が、演奏デー
タと歌詞データと歌声データと有する曲データを記憶し
ておれば、楽音再生端末装置において両方を再生でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本的構成を例示する概略構成図で
ある。
【図2】 本実施例のカラオケシステム全体の概略構成
及びセンターの構成を示すブロック図である。
【図3】 本実施例のカラオケ端末装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】 本実施例の曲データの構成を示す説明図であ
る。
【図5】 本実施例のカラオケ端末装置におけるメイン
処理を示すフローチャートである。
【図6】 本実施例のカラオケ端末装置におけるBGM
モード処理を示すフローチャートである。
【図7】 本実施例のカラオケ端末装置におけるカラオ
ケモード処理を示すフローチャートである。
【図8】 本実施例のカラオケ端末装置における演奏割
込み処理を示すフローチャートである。
【図9】 本実施例のカラオケ端末装置における歌声再
生処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
M1…曲データ記憶手段、 M2…カラオケ演奏手段、
M3…歌詞表示手段、M4…歌声再生手段、 M
5…モード選択手段、 M6…再生制御手段、D1…
曲データ、 D3…カラオケ演奏データ、D5…歌
詞データ、D7…歌詞データ、 1…カラオケ
システム、 3…センター、5…カラオケ端末装置、
7…同軸ケーブル、 11…サーバー、13…
記憶装置、 41…制御部、 43
…入力装置、43a…テンキー、 43b…モード
キー、 45…音源、47…アンプ、
49…スピーカ、 51…映像合成回路、5
3…モニタテレビ、 55…PCMデータ再生装
置、59…ビデオチューナー、 71…マイクロフォン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊神 和典 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 (72)発明者 長谷川 幸江 愛知県名古屋市昭和区桜山町6丁目104番 地 株式会社エクシング内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定された曲の演奏データに対応する楽
    音を再生させることによってカラオケ演奏が可能な楽音
    再生装置であって、 上記演奏データに加えて歌詞データ及び歌声データを有
    する曲データを記憶する曲データ記憶手段と、 上記演奏データに基づいてカラオケ演奏を行なうカラオ
    ケ演奏手段と、 上記歌詞データに基づいて歌詞テロップを表示させる歌
    詞表示手段と、 上記歌声データに基づいて歌声を再生する歌声再生手段
    と、 カラオケモードとBGMモードとを選択するためのモー
    ド選択手段と、 該モード選択手段によってカラオケモードが選択された
    場合には、上記曲データ記憶手段より演奏データと歌詞
    データとを読み出して、上記カラオケ演奏手段によるカ
    ラオケ演奏及び上記歌詞表示手段による歌詞テロップ表
    示を行わせ、一方、BGMモードが選択された場合に
    は、上記曲データ記憶手段より演奏データと歌声データ
    とを読み出して、上記カラオケ演奏手段によるカラオケ
    演奏及び上記歌声再生手段による歌声再生を行わせる再
    生制御手段とを備えたことを特徴とする楽音再生装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載の楽音再生装置におい
    て、 上記演奏データには、歌詞表示あるいは色替えのタイミ
    ング及び歌声の再生開始タイミング等の時間管理データ
    が含まれており、上記再生制御手段は、該時間管理デー
    タに基づいて、上記演奏データと歌詞データとの同期あ
    るいは演奏データと歌声データとの同期を図ることを特
    徴とする楽音再生装置。
  3. 【請求項3】 中央制御装置と複数の楽音再生端末装置
    とが伝送回線にて接続され、該中央制御装置は演奏デー
    タと歌詞データと歌声データと有する曲データを記憶す
    る曲データ記憶手段を備え、上記楽音再生端末装置は該
    中央制御装置から送信された曲データに基づいてカラオ
    ケ演奏が可能な集中管理式の楽音再生装置において、 上記各映像再生端末装置は、 上記演奏データに基づいてカラオケ演奏を行なうカラオ
    ケ演奏手段と、 上記歌詞データに基づいて歌詞テロップを表示させる歌
    詞表示手段と、 上記歌声データに基づいて歌声を再生する歌声再生手段
    と、 カラオケモードとBGMモードとを選択するためのモー
    ド選択手段と、 該モード選択手段によってカラオケモードが選択された
    場合には、上記送信された曲データの内の演奏データと
    歌詞データとに基づいて、上記カラオケ演奏手段による
    カラオケ演奏及び上記歌詞表示手段による歌詞テロップ
    表示を行わせ、一方、BGMモードが選択された場合に
    は、上記曲データの内の演奏データと歌声データとに基
    づいて、上記カラオケ演奏手段によるカラオケ演奏及び
    上記歌声再生手段による歌声再生を行わせる再生制御手
    段とを備えたことを特徴とする楽音再生装置。
JP6053931A 1994-03-24 1994-03-24 楽音再生装置 Pending JPH07261777A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11161287A (ja) * 1997-11-26 1999-06-18 Daiichikosho Co Ltd カラオケ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11161287A (ja) * 1997-11-26 1999-06-18 Daiichikosho Co Ltd カラオケ装置

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