JPH07261701A - 容量負荷駆動回路及びその駆動方法 - Google Patents

容量負荷駆動回路及びその駆動方法

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JPH07261701A
JPH07261701A JP6074118A JP7411894A JPH07261701A JP H07261701 A JPH07261701 A JP H07261701A JP 6074118 A JP6074118 A JP 6074118A JP 7411894 A JP7411894 A JP 7411894A JP H07261701 A JPH07261701 A JP H07261701A
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JP
Japan
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power supply
capacitive load
switch element
circuit
supply wiring
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JP6074118A
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English (en)
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Yoshimasa Awata
好正 粟田
Akira Otsuka
晃 大塚
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電源回路の小型化及び安価化を可能にする。 【構成】トランスT1の1次巻線L11の一端と2次巻
線L12の一端とが共に容量性負荷Cpの一端に接続さ
れ、1次巻線L11の他端が、一方ではダイオードD1
及びスイッチ素子SW1を介して直流電源配線Vsに接
続され、他方ではダイオードD2及びスイッチ素子SW
2を介してグランド線Vsに接続され、2次巻線L12
の他端が、一方ではダイオードD3を介して直流電源配
線Vsに接続され、他方ではダイオードD4を介してグ
ランド線GNDに接続されているので、電源電圧Vsの
みでよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマディスプレイ
パネルやエレクトロルミネッセンスディスプレイパネル
等のフラットディスプレイパネルの画素等の容量負荷を
充放電させる容量負荷駆動回路及びその駆動方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の容量負荷駆動回路を示
す。例えば、容量性負荷Cpは、交流駆動型プラズマデ
ィスプレイパネルの1画素であり、容量負荷駆動回路
は、維持放電用駆動回路である。以下、この例の場合に
ついて説明する。基本的には、容量性負荷Cpの一端を
スイッチ素子SW3及びSW4を介してそれぞれ直流電
源配線Vs及びグランド線GNDに接続し、容量性負荷
Cpの他端をスイッチ素子SW7及びSW8を介してそ
れぞれ直流電源配線Vs及びグランド線GNDに接続し
た構成で、容量性負荷Cpに維持パルスを供給すること
が可能である。
【0003】各フィールドの維持放電期間では、次のよ
うなスイッチ制御動作(1)〜(4)が繰り返し行われ
る。 (1)スイッチ素子SW4及びSW8が共にオンにされ
て容量性負荷Cpの蓄積電荷が放電された状態で、スイ
ッチ素子SW4がオフにされ、スイッチ素子SW3がオ
ンにされて、容量性負荷Cpに電圧Vsが印加される。
【0004】(2)スイッチ素子SW3がオフにされ、
スイッチ素子SW4がオンにされて、容量性負荷Cpの
蓄積電荷が放電される。 (3)SW8がオフにされ、スイッチ素子SW7がオン
にされて、容量性負荷Cpに電圧−Vsが印加される。 (4)スイッチ素子SW7がオフにされ、SW8がオン
にされて、容量性負荷Cpの蓄積電荷が放電される。
【0005】しかし、この基本充放電回路のみでは、容
量性負荷Cpの充放電のためのみの無効電力が回路の抵
抗成分等で無駄に消費される。そこで、この無効電力を
回収し再利用するため、電源電圧Veで動作するコイル
L1、L2、ダイオードD1、D2、D5、D6、スイ
ッチ素子SW1、SW2、SW5及びSW6からなる充
放電回路が付加されている。スイッチ素子SW1〜SW
8のオン・オフ制御は、後述する本発明の実施例のそれ
と同一であり、図3に示すように行われる。直流電源配
線Veの電圧は、直流電源配線Vsの約半分であり、不
図示の直流電源回路のコンデンサに接続されている。こ
のコンデンサの容量は、容量性負荷Cpよりも充分大き
いので、コイルL1を介して、このコンデンサに電力を
回収し、回収した電力を再利用しても、その電圧の変化
は無視できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、直流電源電圧
Vsの他に直流電源電圧Veを必要とするので、電源回
路の大型化及び高価化の原因となる。この問題は、表示
装置の大型化及び高精細化により著しくなる。本発明の
目的は、このような問題点に鑑み、電源回路の小型化及
び安価化を可能にする容量負荷駆動回路及びその駆動方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその作用】本発明に係
る容量負荷駆動回路を、図1中の対応する構成要素の符
号を引用して説明する。第1発明では、容量性負荷Cp
を充放電させる容量負荷駆動回路において、第1スイッ
チ素子SW1と第1ダイオードD1との第1直列結合回
路11と、第2スイッチ素子SW2と第2ダイオードD
2との第2直列結合回路12とを有し、第1直列結合回
路11の電流出力端と第2直列結合回路12の電流入力
端とが共通点に結合され、第1直列結合回路11の電流
入力端及び第2直列結合回路12の電流出力端がそれぞ
れ第1直流電源配線Vs1及び第1直流電源配線Vs1
より電位が低い第2直流電源配線Vg1に結合された第
1充放電回路1と、容量性負荷Cpの一端と該共通点と
の間に1次巻線L11が結合された第1トランスT1
と、を備え、第1トランスT1の2次巻線L12に誘起
される電流により1次巻線L11に流れる電流を制限す
るように構成している。
【0008】第1発明では、第1トランスT1の2次巻
線L12に誘起される電流により1次巻線L11に流れ
る電流を制限することで、容量性負荷Cpに蓄えられた
無効電力回収のため及び回収した電力を容量性負荷に対
し充電することによる再利用のための特別な電圧の直流
電源電圧を用いずに他の直流電源電圧を兼用することが
可能となるので、電源回路の小型化及び安価化が可能と
なる。
【0009】第1発明の第1態様では、第1トランスT
1は、2次巻線L12の一端が1次巻線L11に結合さ
れている。結合点は、1次巻線L11の一端、他端又は
両端の中間点のいずれであってもよい。この第1態様に
よれば、例えば次の第2態様との組み合わせのように、
第1トランスT1の2次巻線L12に誘起される電流に
よる1次巻線L11に流れる電流の制限を簡単な構成で
行うことが可能となる。
【0010】第1発明の第2態様では、第1スイッチ素
子SW1がオンのとき第2直流電源配線Vg1から2次
巻線L12の他端へのみ電流が流れるのを許容し第2ス
イッチ素子SW2がオンのとき第1直流電源配線Vs1
から2次巻線L12の他端へのみ電流が流れるのを許容
する第2充放電回路2を備えている。この第2態様によ
れば、第1トランスT1の2次巻線L12に誘起される
電流による1次巻線L11に流れる電流の制限を簡単な
構成で行うことができる。
【0011】第1発明の第3態様では、第2充放電回路
2は、アノード及びカソードがそれぞれ2次巻線L12
の上記他端及び第1直流電源配線Vs1に結合された第
3ダイオードD3と、アノード及びカソードがそれぞれ
第2直流電源配線Vg1及び2次巻線L12の該他端に
結合された第4ダイオードD4と、を有する。この第3
態様によれば、第2充放電回路2にスイッチ素子を用い
ずにダイオードD3及びD4を用いているので、その制
御が不要であり、スイッチ制御回路の構成を簡単化する
ことができ、また、スイッチ制御回路を従来と同一構成
にすることもでき、これにより、少ない設計変更で第1
発明の効果が得られる。
【0012】第1発明の第4態様では、第1直流電源配
線Vs1と容量性負荷Cpの上記一端との間に結合され
た第3スイッチ素子SW3と、第2直流電源配線Vg1
と容量性負荷Cpの該一端との間に結合された第4スイ
ッチ素子SW4とを有する第3充放電回路3を備えてい
る。この第4態様によれば、第1充放電回路による容量
性負荷Cpに対する充電完了後に、回収した電力が不充
分で容量性負荷Cpの該一端の電位が第1直流電源配線
Vs1の電位からずれていても、第3スイッチ素子SW
3をオンにすることにより、第1直流電源配線Vs1の
電位に一致させることができ且つその後の容量性負荷C
pの電極間放電等による消費電力を補うことができ、ま
た、電力回収が不充分で容量性負荷Cpの該一端の電位
が第2直流電源配線Vg1の電位からずれていても、第
4スイッチ素子SW3をオンにすることにより、第2直
流電源配線Vg1の電位に一致させることができる。
【0013】第1発明の第5態様では、第5スイッチ素
子SW5と第5ダイオードD5との第3直列結合回路4
1と、第6スイッチ素子SW6と第6ダイオードD6と
の第4直列結合回路42とを有し、第3直列結合回路4
1の電流出力端と第4直列結合回路42の電流入力端と
が共通点に結合され、第3直列結合回路41の電流入力
端及び第4直列結合回路42の電流出力端がそれぞれ第
3直流電源配線Vs2及び第3直流電源配線Vs2より
電位が低い第4直流電源配線Vg2に結合された第4充
放電回路4と、容量性負荷Cpの他端と該共通点との間
に1次巻線L21が結合され、2次巻線L22の一端が
1次巻線L21に結合された第2トランスT2と、第5
スイッチ素子SW5がオンのとき第4直流電源配線Vg
2から第2トランスT2の2次巻線L22の他端へのみ
電流が流れるのを許容し第6スイッチ素子SW6がオン
のとき第3直流電源配線Vs2から第2トランスT2の
2次巻線L22の該他端へのみ電流が流れるのを許容す
る第5充放電回路5と、第3直流電源配線Vs2と容量
性負荷Cpの該他端との間に結合された第7スイッチ素
子SW7と、第4直流電源配線Vg2と容量性負荷Cp
の該他端との間に結合された第8スイッチ素子SW8と
を有する第6充放電回路6と、を備えている。
【0014】この第5態様によれば、容量性負荷Cpの
他端側についても、無効電力回収のため及び回収した電
力を容量性負荷に対し充電することによる再利用のため
の特別な電圧の直流電源電圧を用いずに他の直流電源電
圧を兼用することが可能となるので、電源回路の小型化
及び安価化が可能となる。第1発明の第6態様では、第
5充放電回路5は、アノード及びカソードがそれぞれ第
2トランスT2の2次巻線L22の上記他端及び第3直
流電源配線Vs2に結合された第7ダイオードD7と、
アノード及びカソードがそれぞれ第4直流電源配線Vg
2及び第2トランスT2の2次巻線L22の該他端に結
合された第8ダイオードD8と、を有する。
【0015】この第6態様では、第5充放電回路5にス
イッチ素子を用いずにダイオードD7及びD8を用いて
いるので、その制御が不要であり、スイッチ制御回路の
構成を簡単化することができ、また、スイッチ制御回路
を従来と同一構成にすることもでき、これにより、少な
い設計変更で第1発明の効果が得られる。第1発明の第
7態様では、第3直流電源配線Vs2が第1直流電源配
線Vs1に等しく、第4直流電源配線Vg2が第2直流
電源配線Vg1に等しい。
【0016】この第7態様によれば、構成が簡単にな
り、電源回路のより小型化及びより安価化が可能とな
る。第2発明のフラットディスプレイ装置では、フラッ
トディスプレイパネル、例えばプラズマディスプレイパ
ネル又はエレクトロルミネッセンスディスプレイパネル
と、該フラットディスプレイパネルの画素を前記容量性
負荷Cpとして駆動する上記いずれかの容量負荷駆動回
路と、を有する。
【0017】このフラットディスプレイ装置によれば、
上記容量負荷駆動回路の効果がフラットディスプレイ装
置の効果として得られる。第3発明のフラットディスプ
レイパネル駆動方法では、上記フラットディスプレイ装
置の容量負荷駆動回路に対し、第1、第3、第5及び第
7スイッチ素子SW1、SW3、SW5、SW7がオフ
且つ第2、第4、第6及び第8スイッチ素子SW2、S
W4、SW6、SW8がオンの状態で、第2及び第4ス
イッチ素子SW2、SW4をオフにし、第1スイッチ素
子SW1をオンにし、次に、第3スイッチ素子SW3を
オンにし、次に、第1及び第3スイッチ素子SW1、S
W3をオフにし、第2スイッチ素子SW2をオンにし、
次に、第4スイッチ素子SW4をオンにし、次に、第6
及び第8スイッチ素子SW6、SW8をオフにし、第5
スイッチ素子SW5をオンにし、次に、第7スイッチ素
子SW7をオンにし、次に、第5及び第7スイッチ素子
SW5、SW7をオフにし、第6スイッチ素子SW6を
オンにし、次に、第8スイッチ素子SW8をオンにし、
以上のオン/オフ制御を繰り返し実行する。
【0018】このフラットディスプレイパネル駆動方法
によれば、従来よりも電源回路の小型化及び安価化が可
能となった第2発明のフラットディスプレイ装置につい
ても、従来と同様に、フラットディスプレイパネルの画
素に対する無効電力の回収及びその再利用を行うことが
できる。
【0019】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図2は、本発明の一実施例の容量負荷駆動回路
を示す。図1と同一又は上位概念に含まれる構成要素に
は、同一符号を付している。例えば、容量性負荷Cp
は、交流駆動型プラズマディスプレイパネルの1画素で
あり、容量負荷駆動回路は、維持放電用駆動回路であ
る。以下、この例の場合について説明する。
【0020】この駆動回路は、図1のスイッチ素子SW
1〜SW8をMOSトランジスタで構成している。スイ
ッチ素子SW1及びSW5はpMOSトランジスタであ
り、他のスイッチ素子SW2〜SW4及びSW6〜SW
8はnMOSトランジスタである。スイッチ素子SW1
〜SW8は、スイッチ制御回路7により、クロックφに
同期して図3に示す如くオン・オフ制御される。また、
図2は、図1の直流電源電圧Vs1とVs2とを互いに
維持電圧Vsに等しくし、直流電源電圧Vg1とVg2
とを共に0Vにした場合を示す。
【0021】他の構成は、図1と同一であり、その説明
を省略する。なお、直流電源配線Vsは、不図示の直流
電源回路のコンデンサに接続されている。このコンデン
サの容量は、容量性負荷Cpよりも充分大きいので、ト
ランスT1及びT2を介して、このコンデンサに電力を
回収し、回収した電力を容量性負荷Cpの充電に再利用
しても、その電圧の変化は無視できる。
【0022】次に、スイッチ制御回路7による制御を説
明する。この制御の1サイクルは、図3(C)に示す如
く行われ、容量性負荷Cpの一端及び他端のグランド線
GNDに対する電圧V1及びV2の波形はそれぞれ、図
3(A)及び(B)に示す如くなる。すなわち、各フィ
ールドの維持放電期間では、図3(C)に示すスイッチ
制御動作が繰り返し行われる。時間t1〜t4において
は、容量性負荷Cpの図1左側の回路により充放電動作
が行われる。
【0023】時点t0では、スイッチ素子SW1、SW
3、SW5及びSW7がオフにされ、スイッチ素子SW
2、SW4、SW6及びSW8がオンにされている。 (t1)この状態で、スイッチ素子SW2及びSW4が
オフにされ、スイッチ素子SW1がオンにされる。これ
により、直流電源配線Vsからスイッチ素子SW1、ダ
イオードD1及びトランスT1の1次巻線L11を通っ
て、電流I1が流れる。
【0024】1次巻線L11に電流I1が流れると、1
次巻線L11と2次巻線L12との間の相互インタクタ
ンスM1により、グランド線GNDからダイオードD4
を通って2次巻線L12に電流I2が流れる。この電流
I2は電流I1の流れを妨げるように1次巻線L11に
磁界を与える。同様に、電流I1は電流I2の流れを妨
げるように2次巻線L12に磁界を与える。この性質が
利用されて、電圧V1が上昇し過ぎるのが防止される。
すなわち、1次巻線L11の自己インダクタンスL11
と相互インタクタンスM1とがL12=M1=0である
と仮定すると、図3の時点t2で電圧V1が約2Vs
(理想的な場合には2Vs)となるが、実際には自己イ
ンダクタンスL12及び相互インダクタンスM1が0で
ないので、前記性質により時点t2で電圧V1を約Vs
にすることが可能となる。
【0025】自己インダクタンスL11、L12及び相
互インダクタンスM1の値は、時間t1〜t2において
トランスT2に関し成立する次の連立微分方程式に基づ
いて、定めることができる。 L11(dI1/dt)−M1(dI6/dt)=Vs−V1・・・(1) L12(dI6/dt)−M1(dI1/dt)=Vs−V1・・・(2) V1= (I1+I2)dt/Cp ・・・(3) L11=L12、M1=L11/( 2)なる条件の下
で上記連立微分方程式を解くと、自己インダクタンスL
11を図5のインダクタンスL1の2(2+√2)倍に
することにより、トランスT1と容量性負荷Cpとから
なる共振回路の共振周波数fが、図5のインダクタンス
L1と容量性負荷Cpとからなる共振回路の共振周波数
に等しくなり、かつ、時点t1から時間t2−t1=1
/(2f)後の電圧V1が電源電圧Vsに等しくなる。
【0026】時点t1から時点t2までの電圧V1及び
電流I1の変化はそれぞれ、図4(A)及び(B)に示
す如くなる。1次巻線L11とスイッチ素子SW1との
間にダイオードD1を接続し、2次巻線L12とグラン
ド線GNDとの間にダイオードD4を接続しているの
で、理想的な場合、電圧V1が電源電圧Vsに達した時
点t2後は、電圧V1が電源電圧Vsに維持される。
【0027】(t2)時点t1からt2までの回路内の
抵抗成分等による電力消費を補うため及び時点t2から
t3までの間に生ずる容量性負荷Cpの電極間放電によ
る電力消費を補うため、スイッチ素子SW3がオンにさ
れる。これにより、時点t2で電圧V1が電源電圧Vs
からずれていても、また、容量性負荷Cpの電極間で放
電が生じても、電圧V1が電源電圧Vsに維持される。
【0028】前記抵抗成分等を考慮して、実際の回路で
はトランスT1の定数を、理論式に基づいて得られた値
からずらしてもよい。 (t3)電圧V1が、画素の放電発光に必要な時間より
も長く電源電圧Vsに維持されたのち、次の発光に備え
て無効電力を回収するため、時点t3で、スイッチ素子
SW1及びSW3がオフにされ、スイッチ素子SW2が
オンにされる。
【0029】この状態では、トランスT1と容量性負荷
Cpとからなる共振回路に直列に導通されるダイオード
がD2とD3とになり、ダイオードD1及びD4と方向
が反対になるため、時点t3から時間1/(2f)後に
は、電圧V1が0Vになる。時点t3から時点t4まで
の電圧V1及び電流I1の変化はそれぞれ、図4(C)
及び(D)に示す如くなる。
【0030】(t4)時点t3からt4までの回路内の
抵抗成分により無効電力回収は完全ではない。そこで、
スイッチ素子SW4がオンにされて、電圧V1が0Vに
される。以下の時間t5〜t8においては、容量性負荷
Cpの図1右側の回路により、時間t1〜t4での上記
動作と同様の動作が行われる。この動作は、上記説明と
図3とから明かであるので、その説明を省略する。
【0031】本実施例によれば、1つの電源電圧Vsの
みを用いればよいので、電源回路を、小型にし且つ安価
に構成することが可能となる。また、制御不要のダイオ
ードD3、D4、D7及びD8を用いているので、スイ
ッチ制御回路7を従来と同一構成にすることができ、こ
れにより、少ない設計変更で本発明の効果が得られる。
【0032】なお、本発明には他にも種々の変形例が含
まれる。例えば、スイッチ素子SW1とダイオードD1
との直列接続回路は、図2のそれと逆であってもよい。
この点は、スイッチ素子SW2とダイオードD2との直
列接続回路、スイッチ素子SW5とダイオードD5との
直列接続回路及びスイッチ素子SW6とダイオードD6
との直列接続回路についても同様である。
【0033】また、ダイオードD3、D4、D7及びD
8の代わりにスイッチ素子を用い、本実施例と同一動作
になるようにこのスイッチ素子を制御する構成であって
もよい。また、トランスT1の2次コイルL12の一端
は、1次コイルL11の、図2と反対側の端点又は中間
点に接続してもよい。
【0034】図2では、容量性負荷Cpの一端側及び他
端側の電源電圧がいずれも同じ電源電圧Vsとなってい
るが、容量性負荷Cpの一端側と他端側とで異なる電源
電圧を使用してもよい。この場合、電源電圧が2種類と
なるが、従来構成で同一機能の回路を構成すれば必要な
電源電圧が4種類となるので、本発明の効果が得られ
る。また、容量性負荷Cpの一端側のみ本発明を適用
し、容量性負荷Cpの他端側を従来構成にしてもよい。
【0035】また、容量性負荷Cpの両端又は一端に、
本発明を適用した、書き込み電圧や消去電圧を加えるた
めの駆動回路を接続してもよい。さらに、本発明は、プ
ラズマディスプレイパネルの画素以外の容量負荷に対す
る駆動回路にも適用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明した如く、第1発明に係る容量
負荷駆動回路によれば、第1トランスの2次巻線に誘起
される電流により1次巻線に流れる電流を制限すること
で、容量性負荷に蓄えられた無効電力回収のため及び回
収した電力を容量性負荷に対し充電することによる再利
用のための特別な電圧の直流電源電圧を用いずに他の直
流電源電圧を兼用することが可能となるので、電源回路
の小型化及び安価化が可能となるという効果を奏する。
第1発明を表示装置に適用した場合、この効果は、表示
装置の大型化及び高精細化により著しくなる。
【0037】第1発明の第1態様によれば、例えば第2
態様との組み合わせのように、第1トランスの2次巻線
に誘起される電流による1次巻線に流れる電流の制限を
簡単な構成で行うことが可能となるという効果を奏す
る。第1発明の第2態様によれば、第1トランスの2次
巻線に誘起される電流による1次巻線に流れる電流の制
限を簡単な構成で行うことができるという効果を奏す
る。
【0038】第1発明の第3態様及び第6態様のいずれ
によっても、充放電回路にスイッチ素子を用いずにダイ
オードを用いているので、その制御が不要であり、スイ
ッチ制御回路の構成を簡単化することができるという効
果を奏し、また、スイッチ制御回路を従来と同一構成に
することもでき、これにより、少ない設計変更で第1発
明の効果が得られるという効果も奏する。
【0039】第1発明の第4態様によれば、第1充放電
回路による容量性負荷に対する充電完了後に、回収した
電力が不充分で容量性負荷の一端の電位が第1直流電源
配線の電位からずれていても、第3スイッチ素子をオン
にすることにより、第1直流電源配線の電位に一致させ
ることができ且つその後の容量性負荷の電極間放電等に
よる消費電力を補うことができ、また、電力回収が不充
分で容量性負荷の一端の電位が第2直流電源配線の電位
からずれていても、第4スイッチ素子をオンにすること
により、第2直流電源配線の電位に一致させることがで
きるという効果を奏する。
【0040】第1発明の第5態様によれば、容量性負荷
の他端側についても、無効電力回収のため及び回収した
電力の容量性負荷充電への再利用のための特別な直流電
源電圧を用いる必要がないので、電源回路の小型化及び
安価化が可能となるという効果を奏する。第1発明の第
8態様によれば、構成が簡単になり、電源回路のより小
型化及びより安価化が可能となるという効果を奏する。
【0041】第2発明のフラットディスプレイ装置によ
れば、上記容量負荷駆動回路の効果がフラットディスプ
レイ装置の効果として得られる。第3発明のフラットデ
ィスプレイパネル駆動方法によれば、従来よりも電源回
路の小型化及び安価化が可能となった第2発明のフラッ
トディスプレイ装置についても、従来と同様に、フラッ
トディスプレイパネルの画素に対する無効電力の回収及
びその再利用を行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示す容量負荷駆動回路図で
ある。
【図2】本発明の1実施例の容量負荷駆動回路図であ
る。
【図3】図2の回路の動作説明図である。
【図4】図2の回路の動作を説明するための波形図であ
る。
【図5】従来の容量負荷駆動回路図である。
【符号の説明】
1 第1充放電回路 2 第2充放電回路 3 第3充放電回路 4 第4充放電回路 5 第5充放電回路 6 第6充放電回路 7 スイッチ制御回路 Cp 容量性負荷 T1、T2 トランス L11、L21 1次巻線 L12、L22 2次巻線 SW1〜SW7 スイッチ素子 D1〜D7 ダイオード

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容量性負荷(Cp)を充放電させる容量
    負荷駆動回路において、 第1スイッチ素子(SW1)と第1ダイオード(D1)
    との第1直列結合回路(11)と、第2スイッチ素子
    (SW2)と第2ダイオード(D2)との第2直列結合
    回路(12)とを有し、該第1直列結合回路の電流出力
    端と該第2直列結合回路の電流入力端とが共通点に結合
    され、該第1直列結合回路の電流入力端及び該第2直列
    結合回路の電流出力端がそれぞれ第1直流電源配線(V
    s1)及び該第1直流電源配線より電位が低い第2直流
    電源配線(Vg1)に結合された第1充放電回路(1)
    と、 該容量性負荷の一端と該共通点との間に1次巻線(L1
    1)が結合された第1トランス(T1)と、 を備え、該第1トランスの2次巻線に誘起される電流に
    より該1次巻線に流れる電流を制限するようにしたこと
    を特徴とする容量負荷駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記第1トランス(T1)は、前記2次
    巻線(L12)の一端が前記1次巻線(L11)に結合
    されていることを特徴とする請求項1記載の容量負荷駆
    動回路。
  3. 【請求項3】 前記第1スイッチ素子(SW1)がオン
    のとき前記第2直流電源配線(Vg1)から前記2次巻
    線(L12)の他端へのみ電流が流れるのを許容し前記
    第2スイッチ素子(SW2)がオンのとき前記第1直流
    電源配線(Vs1)から該2次巻線の他端へのみ電流が
    流れるのを許容する第2充放電回路(2)を備えたこと
    を特徴とする請求項2記載の容量負荷駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記第2充放電回路(2)は、 アノード及びカソードがそれぞれ前記2次巻線(L1
    2)の前記他端及び前記第1直流電源配線(Vs1)に
    結合された第3ダイオード(D3)と、 アノード及びカソードがそれぞれ前記第2直流電源配線
    (Vg1)及び該2次巻線の該他端に結合された第4ダ
    イオード(D4)と、 を有することを特徴とする請求項3記載の容量負荷駆動
    回路。
  5. 【請求項5】 前記第1直流電源配線(Vs1)と前記
    容量性負荷(Cp)の前記一端との間に結合された第3
    スイッチ素子(SW3)と、前記第2直流電源配線(V
    g1)と該容量性負荷の該一端との間に結合された第4
    スイッチ素子(SW4)とを有する第3充放電回路
    (3)を備えたことを特徴とする請求項3記載の容量負
    荷駆動回路。
  6. 【請求項6】 第5スイッチ素子(SW5)と第5ダイ
    オード(D5)との第3直列結合回路(41)と、第6
    スイッチ素子(SW6)と第6ダイオード(D6)との
    第4直列結合回路(42)とを有し、該第3直列結合回
    路の電流出力端と該第4直列結合回路の電流入力端とが
    共通点に結合され、該第3直列結合回路の電流入力端及
    び該第4直列結合回路の電流出力端がそれぞれ第3直流
    電源配線(Vs2)及び該第3直流電源配線より電位が
    低い第4直流電源配線(Vg2)に結合された第4充放
    電回路(4)と、 前記容量性負荷(Cp)の他端と該共通点との間に1次
    巻線(L21)が結合され、2次巻線(L22)の一端
    が該1次巻線に結合された第2トランス(T2)と、 該第5スイッチ素子がオンのとき該第4直流電源配線か
    ら該第2トランスの該2次巻線の他端へのみ電流が流れ
    るのを許容し該第6スイッチ素子がオンのとき該第3直
    流電源配線から該第2トランスの該2次巻線の該他端へ
    のみ電流が流れるのを許容する第5充放電回路(5)
    と、 該第3直流電源配線と該容量性負荷の該他端との間に結
    合された第7スイッチ素子(SW7)と、該第4直流電
    源配線と該容量性負荷の該他端との間に結合された第8
    スイッチ素子(SW8)とを有する第6充放電回路
    (6)と、 を備えたことを特徴とする請求項5記載の容量負荷駆動
    回路。
  7. 【請求項7】 前記第5充放電回路(5)は、 アノード及びカソードがそれぞれ前記第2トランス(T
    2)の前記2次巻線(L22)の前記他端及び前記第3
    直流電源配線(Vs2)に結合された第7ダイオード
    (D7)と、 アノード及びカソードがそれぞれ前記第4直流電源配線
    (Vg2)及び該第2トランスの該2次巻線の該他端に
    結合された第8ダイオード(D8)と、 を有することを特徴とする請求項6記載の容量負荷駆動
    回路。
  8. 【請求項8】 前記第3直流電源配線(Vs2)が前記
    第1直流電源配線(Vs1)に等しく、前記第4直流電
    源配線(Vg2)が前記第2直流電源配線(Vg1)に
    等しいことを特徴とする請求項7記載の容量負荷駆動回
  9. 【請求項9】 フラットディスプレイパネルと、 該フラットディスプレイパネルの画素を前記容量性負荷
    (Cp)として駆動する請求項1乃至8のいずれか1つ
    に記載の容量負荷駆動回路と、 を有することを特徴とするフラットディスプレイ装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の容量負荷駆動回路に対
    し、 前記第1、第3、第5及び第7スイッチ素子がオフ且つ
    前記第2、第4、第6及び第8スイッチ素子がオンの状
    態で、該第2及び第4スイッチ素子をオフにし、該第1
    スイッチ素子をオンにし、 次に、該第3スイッチ素子をオンにし、 次に、該第1及び第3スイッチ素子をオフにし、該第2
    スイッチ素子をオンにし、 次に、該第4スイッチ素子をオンにし、 次に、該第6及び第8スイッチ素子をオフにし、該第5
    スイッチ素子をオンにし、 次に、該第7スイッチ素子をオンにし、 次に、該第5及び第7スイッチ素子をオフにし、該第6
    スイッチ素子をオンにし、 次に、該第8スイッチ素子をオンにし、 以上のオン/オフ制御を繰り返し実行することを特徴と
    するフラットディスプレイパネル駆動方法。
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