JPH07261652A - 語学学習方法及び語学学習用記録媒体 - Google Patents

語学学習方法及び語学学習用記録媒体

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JPH07261652A
JPH07261652A JP6051598A JP5159894A JPH07261652A JP H07261652 A JPH07261652 A JP H07261652A JP 6051598 A JP6051598 A JP 6051598A JP 5159894 A JP5159894 A JP 5159894A JP H07261652 A JPH07261652 A JP H07261652A
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Takeshi Yamamoto
孟 山本
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  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 言語音声とこの音声に対応する字幕を含む画
像とを再生しながら学習する際に、学習者が音声を聞き
ながらこの音声に対応する字幕個所を確実に把握して学
習することの出来る語学学習方法を提供する。 【構成】 言語音声と画像とが予め記録されてなる記録
媒体をオーデイオビジュアル機器を用いて再生すること
によって語学の会話を学習する方法及びその記録媒体で
ある。画像再生中に音声が再生される前に音声を構成す
る字幕1、2が画像に表示され、字幕が表示された後に
音声が再生される時に音声の再生と同期して該字幕の色
調が順次変化する。 【効果】 学習者は音声が再生される前に再生画像中に
表示された字幕に予め目を通して発声の準備が出来ると
ともに、音声が再生されたときには字幕の色調が順次変
化するので、それに従って字幕を追いながら発音するこ
とが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、言語音声と画像とが予
め記録されてなる記録媒体をオーデイオビジュアル機器
を用いて再生することによって外国語などの語学会話を
学習する方法及びこの学習方法において用いられる語学
学習用記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の語学学習用記録媒体として
は磁気ビデオテープが広く採用されている。このうち英
会話学習用ビデオテープのなかには米国映画を教材とし
て採用し、映画の出演者の会話のセリフを字幕としてテ
レビ画面の下方に英文で表示するようにし、学習者は出
演者が話した言葉を視覚的に認識して英語のヒヤリング
や発音を向上させるためのものが公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、教材に
比して学習者のヒヤリング能力が低いときあるいはセリ
フの内容が比較的長い場合などにはテレビ画面に表示さ
れている英文字幕を見ながら会話を聞いていても、出演
者が字幕のどの部分を話しているのか判らなくなってし
まうことがまま発生し、所望の学習効果を上げることが
できないと言った問題があった。
【0004】また、上記英文字幕がテレビ画面に表示さ
れるタイミングは出演者がセリフを言いはじめる直前の
1秒前後であるため、学習者はセリフを聞きながら英文
字幕を追いかけるのが精一杯で、セリフの内容を理解す
るのも困難である。
【0005】また、映画の出演者が複数人画面に登場し
て会話がなされる場合で、特に複数人の会話の間に時間
的間隔がなく、これらのセリフの字幕がテレビ画面にダ
ブって表示さると、どの英文字幕がどの出演者のものな
のか判かりにくく、学習者が混乱してしまうと言った事
態が生ずる恐れがあった。
【0006】本発明は上記のような問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は上記のように言語音声とこの音
声に対応する字幕を含む画像とを再生しながら学習する
際に、学習者が音声を聞きながらこの音声に対応する字
幕個所を確実に把握して学習することのできる語学学習
方法を提供するにある。
【0007】本発明の他の目的は上記の学習方法におい
て、学習者が再生音声を聞く前に予めこの音声に対応す
る字幕または文章を予習することが出来るようにしてな
る語学学習方法を提供するにある。
【0008】本発明の更に他の目的は上記の学習方法に
おいて、複数の登場人物の会話の間に時間的間隔が少な
く、これらの登場人物の音声に対応する字幕が画像中に
ダブって表示されても、学習者が登場人物の音声部分を
混乱することなく学習することのできる語学学習方法を
提供するにある。
【0009】本発明の更に他の目的は上記学習方法を実
施するのに好適な語学学習用記録媒体を提供するにあ
る。
【0010】本発明の更に他の目的は学習者が画像中に
表示された字幕をセリフとして発声しながら画像中の出
演者に成り代わったつもりで学習することのできる語学
学習用磁気媒体を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では言語音声と画像とが予め記録されてなる
記録媒体をオーデイオビジュアル機器を用いて再生する
ことによって語学の会話を学習する方法において、画像
再生中に音声が再生される前に音声を構成する字幕が画
像に表示され、音声が再生される時に音声の再生と同期
して該字幕の色調が順次変化するようにしてなるのであ
る。
【0012】そして好ましくは、前記再生画像中に複数
の人物が登場してそれぞれの人物が言語音声を発する場
合に、複数の人物の音声に対応する字幕が別個に再生画
像中に表示されるとともに別個の字幕は登場人物に対応
する個別の色調を予め有し、この色調が再生音声に同調
して変化をするようにすることである。
【0013】更に好ましくは、前記複数の登場人物に符
号または番号が割り当てられ、各登場人物の言語音声に
対応して再生画像中に表示される字幕の先頭に上記割り
当てられた符号または番号が付せられることである。
【0014】前記音声を構成する字幕が再生画像中に予
め表示されるタイミングは該音声の再生開始より3〜1
0秒前とすることが好ましい。
【0015】また、上記の語学学習方法において使用さ
れる記録媒体として磁気ビデオテープを用いる場合に
は、本発明のビデオテープには複数の出演者の会話画面
が録画され、該テープの主チャンネル用または副チャン
ネル用録音トラックの何れか一方には該複数の出演者の
全会話音声及び効果音または音楽が録音されて、他方の
録音トラックには出演者の会話音声を除く他の効果音ま
たは音楽のみが録音されている。或いは前記テープの主
チャンネル用または副チャンネル用録音トラックの何れ
か一方には出演者の内から主役を除く他の出演者の会話
音声が録音され、他方の録音トラックには出演者の内か
ら準主役を除く他の出演者の会話音声が録音されてい
る。
【0016】更にまた、上記の語学学習方法において使
用される記録媒体としてアナログ式回線が2チャンネル
とデジタル式回線が2チャンネルの計4チャンネルに録
音可能な光ディスクを用いる場合には、該ディスクには
複数の出演者の会話画面が録画され、該アナログ式と該
デジタル式の何れか一方の回線の第1のチャンネルには
該複数の出演者の全会話音声及び効果音または音楽が録
音されて、第2のチャンネルには出演者の会話音声を除
く他の効果音または音楽のみが録音され、他方の回線の
第1のチャンネルには出演者の内から主役を除く他の出
演者の会話音声が録音され、第2のチャンネルには出演
者の内から準主役を除く他の出演者の会話音声が録音さ
れてなる。
【0017】また、好ましくは、前記光ディスクは複数
種類の字幕を表示するための複数トラックからなるグラ
フィック表示用チャンネルを有し、該チャンネルの第1
のトラックには該出演者の言語音声に対応する字幕が画
像中に表示されるように記録され、該チャンネルの第2
のトラックには該出演者の言語音声に対応する字幕の中
から一部が欠如され、その欠如された部分がブランクと
して表示されるように記録されてなるのである。
【0018】
【作用】本発明によれば、学習者は音声が再生される前
に再生画像中に表示された字幕に予め目を通して発声の
準備が出来るとともに、音声が再生されたときには字幕
の色調が順次変化するので、それに従って字幕を追いな
がら発音することが出来る。
【0019】複数の登場人物に対応する字幕が個別の色
調を有するとき、そしてまた複数の登場人物に符号また
は番号が割り当てられ、各登場人物の言語音声に対応し
て再生画像中に表示される字幕の先頭に上記割り当てら
れた符号または番号が付せられてなる場合には、登場人
物毎に表示される字幕を明確に識別することができ、学
習者が登場人物と表示字幕との対応関係について混乱す
ることがなくなる。
【0020】また、音声を構成する字幕が再生画像中に
予め表示されるタイミングが該音声の再生開始より3〜
10秒前である場合には、学習者は予め画像中に表示さ
れた字幕の全部に目を通すことができ、発音される音声
を余裕を持って学習することができる。
【0021】また、本発明の語学学習用記録媒体では、
前記の学習方法に加えて、学習者は出演者の一人に成り
代わったつもりで他の出演者との会話をしたり、聴解力
の成果を確認することができる。
【0022】
【実施例】以下に本発明の好適な実施例について、添付
の図面を参照にして説明する。
【0023】図は本発明に従って磁気ビデオテープに録
音・録画された映画の一コマをテレビ画面に映し出した
状態を示している。この映画は米国の映画であって、こ
の映画の会話の部分を字幕として画面の下方に示して、
本発明の学習方法によって英会話の勉強をしようとする
ものである。
【0024】図1から図4はこの映画の主役の男優が
飛行場のチケットカウンターに現れて女優と会話を交
す場面で、図1は主役が登場する前の状態を示し、こ
の状態において字幕には主役がこれから現れて話すセリ
フの1文章が既に示されている。このセリフがテレビ画
面に表示されるタイミングは男優がセリフを言い始め
る1〜3秒前が好ましく、或いはまたこのタイミングは
実際の会話に要する時間の2倍〜3倍の時間的余裕を持
って画面に表示されるようにすることである。そして、
セリフを示す字幕の先頭にはの符号が付せられ、これ
は字幕に示されたセリフが主役のものであることを示
し、以後全ての主役のセリフの前には同じの符号が付
せられる。同様にして、図面には現れてこないが、準主
役にはの符号が、準準主役にはの符号が付せられ、
画面に予め表示されるセリフの前の符号を見ることによ
って、そのセリフが誰によって語られるものであるかを
認識することができる。図面中の女優は脇役で、出演頻
度が7番目程度であるのでの表示が字幕の前に付せら
れている。
【0025】また、主役のセリフを示す字幕の地色1
は例えば赤色に着色され、この地色1の部分はセリフの
全体に亘っている。そして、主役の全てのセリフを示
す字幕の地色1には赤色が統一して使用されている。同
様に、準主役、準準主役のように主な出演者には主役と
は異なった色、例えば黄色、青、緑等がそれぞれ与えら
れ、これらの色がそれぞれの出演者のセリフを示す字幕
の地色として映画の終了まで統一して使用される。
【0026】図2は主役が登場し、女優に話しかけて
いる状態を示している。図示の瞬間では主役がそのセ
リフのうちの一部の“I'd like to fly ”というところ
まで話し、セリフの進行に同調してその字幕の地色1が
その部分まで消えた状態を示している。
【0027】図3は図2における主役のセリフの終了後
における場面を示し、女優がコンピューターを用いて
切符の予約状況を確認しているところである。この場面
では、会話がないが、画面中には予め次の会話において
女優が話すセリフの字幕が地色2とともに示されてい
る。
【0028】図4は女優が主役に対して回答してい
る状態を示し、女優のセリフの字幕の地色2が会話の進
行に同調して消えている状態を示している。
【0029】上記の図1及び図3の画面を見ることによ
って、学習者はこれから画面中の登場人物、が話す
るセリフを予め字幕で見ることができ、また字幕の先頭
の符号及び並びに字幕の地色によって誰がそのセリ
フを話すのかをも知ることが出来、学習者はこれから話
される会話の内容を予習することができるのである。こ
の予習効果を上げるために、好ましくは、字幕はそれぞ
れの出演者の会話が始まる前の3〜10秒前に画面中に
表示されるようにすることである。即ち、セリフが短い
ときには3秒程度で十分であるし、一方セリフが長い場
合には10秒程度前に画面に表示して学習者が一通り字
幕を読めるようにしてやる。具体的には、字幕が画面中
に表示されるタイミングは実際の会話に要する時間の2
倍〜3倍の時間的余裕を持って画面に表示されるよう
に、上記の時間内で調節することが好ましい。
【0030】また、図1〜図4では主役と女優の何
れか一方のセリフの字幕のみが画面中に示されている
が、これは説明の便宜上そのように示したのであって、
実際には両者のセリフの間隔が短い場合には両者のセリ
フも字幕を画面中に表示するようにする。
【0031】上記の図2及び図4における画面中の字幕
の地色1、2の消失は、会話によって発せられた音声に
同期して消失するようにし、これによって学習者は字幕
中のどの部分までセリフが進行しているか知ることがで
きるので、映画の内容に較べて学習者の英語力または会
話力が著しく劣る場合でも、会話を聞きながら字幕を追
うことによって学習効果を上げることができる。
【0032】上記実施例では、会話の進行に伴って字幕
の地色が消失するようにしているが、これは説明の便宜
上そうしたのであって、この例に限られず、上記の地色
の消失の代わりに地色が変化するようにしてもよいし、
或いはまた字幕の文字自体に色を付けておき、この文字
の色が会話の音声に同期して変化または消失するように
してもよい。要は、会話の進行に同期して字幕の色彩表
示、即ち色調が変化して、字幕上でどの位置まで会話が
進行しているかを字幕の色彩変化で知ることができるよ
うにすることである。
【0033】次に本発明の語学学習用方法に好適な語学
学習用記録媒体について説明する。
【0034】音声と画像とが同時に再生される記録媒体
であって語学学習用のものとしては磁気ビデオテープと
光ディスクが知られている。そして、ビデオテープの音
声録音用には主チャンネル用録音トラックと副チャンネ
ル用録音トラックとがあり、一般に二カ国語放送のテレ
ビ番組を音声多重機能を有するビデオデッキで録画する
と、主チャンネルに日本語、副チャンネルに外国語が録
画されることはよく知られていることである。
【0035】本願発明のビデオテープは画面については
従来の録画と同じであって、字幕表示と音声録音につい
て改善がなされたもので、字幕については図1から図4
で既に述べたように表示することであって、ここでは説
明を省略し、音声録音についてのみ説明する。
【0036】即ち、本発明のビデオテープの音声録音形
態の第1実施例ではテープの主チャンネル用録音トラッ
クに複数の出演者の全会話音声(外国語)と、効果音及
び音楽があるときにはそれらの音が録音され、一方、副
チャンネル用録音トラックには全出演者の会話音声を除
く他の効果音と音楽が録音されている。
【0037】また、第2実施例ではテープの主チャンネ
ル用録音トラックに複数の出演者の会話音声(外国語)
から主役の会話音声を除いた他の会話音声と、効果音及
び音楽があるときにはそれらの音が録音され、一方、副
チャンネル用録音トラックには出演者の会話音声から準
主役の会話音声を除いた他の会話音声と、効果音及び音
楽があるときにはそれらの音が録音されている。
【0038】上記第1並びに第2実施例に係るビデオテ
ープの再生画面の下方には出演者の外国語会話に対応し
て色彩変化する字幕が図1〜図4で述べたように表示さ
れるようになっている。
【0039】上記第1実施例のビデオテープを用いて学
習する場合、学習者は再生画像を見ながら主チャンネル
の音声のみ或いは主チャンネルと副チャンネルの音声を
同時に再生することによって、図1〜図4で示したのと
同様な会話の「ヒヤリング」を学習をすることができ
る。一方、主チャンネルの音声を副チャンネルの音声に
切り替えると、全出演者の音声がカットされるので、学
習者は画像中の字幕を見ながら自分が出演者になり代わ
って出演者のセリフを言い、会話の「ヒヤリング」以外
に「スピーキング」の学習をすることができる。この場
合特に複数の学習者がいると、主役、準主役等をそれぞ
れの学習者に当てがうことによって、会話のやりとりを
出演者に成り代わって学習することができる。
【0040】また、上記第2実施例のビデオテープを用
いて学習する場合には、学習者が再生画像を見ながら主
チャンネルと副チャンネルの音声を同時に再生して聞く
と、図1〜図4で示したのと同様な会話の「ヒヤリン
グ」を学習をすることができる。また、主チャンネルの
音声のみを聞くと、主役の音声が再生されないので、画
像中の主役の字幕を見ながら学習者は主役になったつも
りで主役のセリフを発音しながら学習をすることができ
る。一方、主チャンネルの音声を副チャンネルの音声に
切り替えると、準主役の音声がカットされるので、学習
者は画像中の字幕を見ながら自分が準主役になり代わっ
てそのセリフを言いながら学習することができる。
【0041】好ましくは、画像の録画に合った上記第1
実施例の音声録音をした後に、これに引き続いて同じ画
像の録画とこの画像にあった第2実施例の音声録音をす
ることである。このようにすることによって、学習者は
第1実施例の学習した後に、第2実施例の主役または準
主役の音声を発音することによって効率よく学習するこ
とができる。
【0042】本発明の語学学習用記録媒体としてより好
ましいのは、アナログ式及びデジタル式の録音可能な光
ディスクを用いることである。この光ディスクは録音回
線としてアナログ回線の左右2チャンネルとデジタル回
線の左右2チャンネルの合計4チャンネルあり、これら
の各チャンネルに異なった音声を録音できるので、本発
明ではビデオテープに録音した上記第1実施例の主チャ
ンネルの音声と副チャンネルの音声並びに第2実施例の
主チャンネルに録音した音声と副チャンネルに録音した
音声の合計4チャンネル分の音声を光ディスクの4つの
チャンネルに録音するようにする。
【0043】即ち、アナログ式とデジタル式の何れか一
方の回線の第1のチャンネルには複数の出演者の全会話
音声及び効果音または音楽が録音されて、第2のチャン
ネルには出演者の会話音声を除く他の効果音または音楽
のみが録音され、他方の回線の第1のチャンネルには出
演者の内から主役を除く他の出演者の会話音声が録音さ
れ、第2のチャンネルには出演者の内から準主役を除く
他の出演者の会話音声が録音されるのである。
【0044】なお、再生画面の下方には出演者の外国語
会話に対応して色彩変化する字幕が図1〜図4で述べた
ように表示されるようになっている。
【0045】また、光ディスクの場合には字幕のような
グラフィックの表示の為に使用できる回線は合計16チ
ャンネルあるので、例えば6個のトラックを用いて以下
のように字幕を表示することが可能となる。
【0046】トラック1:ビデオテープの実施例の場合
のように全字幕を表示する。 トラック2:聴解力の成果を確認するために、図5のよ
うに機能語を抜いて字幕を表示する。 トラック3:聴解力の成果を確認するために、図6のよ
うに動詞(群)を抜いて字幕を表示する。 トラック4:聴解力の成果を確認するために、図7のよ
うに文節を抜いて字幕を表示する。 トラック5:字幕を全て表示しない。 トラック6:対訳日本語版字幕を表示する。
【0047】この光ディスクを用いて学習する場合、学
習者は再生画像を見ながら再生する音声をアナログ回線
の2チャンネル或いはその何れか一方のチャンネル、ま
たはデジタル回線の2チャンネル或いはその何れか一方
のチャンネルを選択することによってビデオテープで述
べたのと同様な学習法を採用することができる。また、
字幕の表示については上記のトラック1からトラック6
の何れかのグラフィック表示を採用することによって聴
解力の成果を確認したりしてヒヤリングの学習効果を向
上させることができるだけでなくまた対訳日本語字幕を
見ることによって映画を鑑賞したり翻訳の学習をするこ
とができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明の学習方法によれ
ば、学習者は音声が再生される前に再生画像中に表示さ
れた字幕に予め目を通して発声の準備が出来るととも
に、音声が再生されたときには字幕の色調が順次変化す
るので、それに従って字幕を追いながら発音することが
できるので、学習教材に対して学習者の会話力(ヒヤリ
ング力)がかなり低くても表示された字幕を追うことが
できるので大きな学習効果を奏することができる。
【0049】また、複数の登場人物に対応する字幕が個
別の色調を有するとき、そしてまた複数の登場人物に符
号または番号が割り当てられ、各登場人物の言語音声に
対応して再生画像中に表示される字幕の先頭に上記割り
当てられた符号または番号が付せられてなる場合には、
登場人物毎に表示される字幕を明確に識別することがで
き、学習者が登場人物と表示字幕との対応関係について
混乱することがなくなる。
【0050】また、音声を構成する字幕が再生画像中に
予め表示されるタイミングが該音声の再生開始より3〜
10秒前である場合には、学習者は予め画像中に表示さ
れた字幕の全部に目を通すことができ、意味を理解し、
また発音される音声を余裕を持って学習することができ
る。
【0051】また、本発明の語学学習用記録媒体では、
前記の学習方法に加えて、学習者は出演者の一人に成り
代わったつもりで他の出演者との会話をしてヒヤリング
以外にスピーキングの能力を向上させることができ、ま
た聴解力の成果を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の学習方法を実施するためにテレビ画面
に再生された画像を示し、会話が始まる直前の状態を示
している。
【図2】図1の状態から会話が開始した直後の状態を示
している。
【図3】図2の状態から更に会話が進行した状態を示し
ている。
【図4】図3の状態から更に会話が進行した状態を示し
ている。
【図5】機能語を抜いて光ディスクに表示された英文字
幕。
【図6】動詞(群)を抜いて光ディスクに表示された英
文字幕。
【図7】文節を抜いて光ディスクに表示された英文字
幕。
【符号の説明】 主役 女優 1 主役の字幕の地色 2 女優の字幕の地色

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 言語音声と画像とが予め記録されてなる
    記録媒体をオーデイオビジュアル機器を用いて再生する
    ことによって語学の会話を学習する方法において、画像
    再生中に該音声が再生される前に該音声を構成する字幕
    が画像に表示され、該音声が再生される時に該音声の再
    生と同期して該字幕の色調が順次変化するようにしてな
    ることを特徴とする語学学習方法。
  2. 【請求項2】 前記再生画像中に複数の人物が登場して
    それぞれの人物が言語音声を発する場合に、該複数の人
    物の該音声に対応する字幕が別個に該再生画像中に表示
    されるとともに該別個の字幕は該登場人物に対応する個
    別の色調を予め有し、この色調が再生音声に同調して変
    化をすることを特徴とする請求項1記載の語学学習方
    法。
  3. 【請求項3】 前記複数の登場人物に符号または番号が
    割り当てられ、各登場人物の言語音声に対応して再生画
    像中に表示される字幕の先頭に上記割り当てられた符号
    または番号が付せられてなることを特徴とする請求項2
    記載の語学学習方法。
  4. 【請求項4】 前記音声を構成する字幕が再生画像中に
    予め表示されるタイミングは該音声の再生開始より3〜
    10秒前であることを特徴とする請求項1、2または3
    記載の語学学習方法。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4の何れか1項に記載され
    た語学学習方法において使用される前記記録媒体が磁気
    ビデオテープであって、該テープには複数の出演者の会
    話画面が録画され、該テープの主チャンネル用または副
    チャンネル用録音トラックの何れか一方には該複数の出
    演者の全会話音声及び効果音または音楽が録音されて、
    他方の録音トラックには出演者の会話音声を除く他の効
    果音または音楽のみが録音されていることを特徴とする
    語学学習用記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至4の何れか1項に記載され
    た語学学習方法において使用される前記記録媒体が磁気
    ビデオテープであって、該テープには複数の出演者の会
    話画面が録画され、該テープの主チャンネル用または副
    チャンネル用録音トラックの何れか一方には出演者の内
    から主役を除く他の出演者の会話音声が録音され、他方
    の録音トラックには出演者の内から準主役を除く他の出
    演者の会話音声が録音されてなることを特徴とする語学
    学習用記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項2乃至4の何れか1項に記載され
    た語学学習方法において使用される前記記録媒体がアナ
    ログ式回線が2チャンネルとデジタル式回線が2チャン
    ネルの計4チャンネルに録音可能な光ディスクであっ
    て、該ディスクには複数の出演者の会話画面が録画さ
    れ、該アナログ式と該デジタル式の何れか一方の回線の
    第1のチャンネルには該複数の出演者の全会話音声及び
    効果音または音楽が録音されて、第2のチャンネルには
    出演者の会話音声を除く他の効果音または音楽のみが録
    音され、他方の回線の第1のチャンネルには出演者の内
    から主役を除く他の出演者の会話音声が録音され、第2
    のチャンネルには出演者の内から準主役を除く他の出演
    者の会話音声が録音されてなることを特徴とする語学学
    習用記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記光ディスクは複数種類の字幕を表示
    するための複数トラックからなるグラフィック表示用チ
    ャンネルを有し、該チャンネルの第1のトラックには該
    出演者の言語音声に対応する字幕が画像中に表示される
    ように記録され、該チャンネルの第2のトラックには該
    出演者の言語音声に対応する字幕の中から一部が欠如さ
    れ、その欠如された部分がブランクとして表示されるよ
    うに記録されてなることを特徴とする請求項7記載の語
    学学習用記録媒体。
JP6051598A 1994-03-23 1994-03-23 語学学習方法及び語学学習用記録媒体 Pending JPH07261652A (ja)

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Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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