JPH0726153Y2 - 回転黒板装置 - Google Patents

回転黒板装置

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JPH0726153Y2
JPH0726153Y2 JP13971789U JP13971789U JPH0726153Y2 JP H0726153 Y2 JPH0726153 Y2 JP H0726153Y2 JP 13971789 U JP13971789 U JP 13971789U JP 13971789 U JP13971789 U JP 13971789U JP H0726153 Y2 JPH0726153 Y2 JP H0726153Y2
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健司 横尾
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、黒板を適宜反転させてその表裏を有効に使用
し得るようにした回転黒板装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の回転黒板装置として、中間部分を横桟に
より剛結してなる左右の支柱と、左右の両端中央部を前
記両支柱の上端部に枢支させて該支柱間に配設した黒板
と、この黒板の回転を所定位置で係止する回転係止手段
とを具備してなるものが知られている。しかして、従来
の回転係止機構としては、一方の支柱にナットを固設す
るとともに、外方端にグリップを有したボルトをそのナ
ットに螺合させておき、このボルトの内方端を鉛直姿勢
に保持した黒板の端面下端部分に押し付けるようにした
ものが知られている。すなわち、このものは、グリップ
を回動操作してボルトの先端を黒板から離間させること
によって、黒板を自在に回動させることができ、再びグ
リップを操作してボルトの先端を前記黒板に押し付ける
ことによって、該黒板の回転を禁止することができるよ
うになっている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このような構成のものは、ボルトの先端が十
分に黒板に押し付けられているか否かを一見して判断す
ることが難しい。そのため、黒板が固定されていると思
い込んで使用しているうちに、その筆圧で黒板が不意に
回転するようなことがあり、回転してきた黒板の上部で
頭を打つなどという危険性がある。
また、このようにグリップの回動操作により黒板固定用
のボルトを螺合進退させるようにしたものは、比較的多
数回グリップを回動させないと、黒板を確実に固定した
り、その固定状態を解除することができない。そのた
め、操作に時間がかかるという問題もある。
本考案は、かかる不具合を解消することを目的としてい
る。
[課題を解決するための手段] 本考案は、以上のような目的を達成するために、次のよ
うな手段を講じたものである。
すなわち、本考案に係る回転黒板装置は、左右の支柱
と、黒板と、回転係止手段とを具備してなる回転黒板装
置であって、左右の支柱は、上部側を解放した状態で相
互に結合されており、黒板は、左右両端中央部を左右の
支柱の上部に軸支させてこれら両支柱間に回転可能に配
設されており、回転係止手段は、支柱に回動可能に軸着
した操作レバーと、支柱の内側に突没可能に配設した押
圧子と、操作レバーの回動に連動させて前記押圧子を黒
板の側縁に向けて突没させる伝動機構と、前記押圧子に
対向させて他方の支柱に固設され前記押圧子に押圧され
て側方へ弾性的に偏位した黒板を当接支持する受圧面と
を具備してなり、前記操作レバーが、前記押圧子が黒板
から離されるロック解除位置と、前記押圧子が黒板に押
し付けられるロック位置との両方に、それぞれ節度停止
し得るように構成したことを特徴とする。
簡単な操作により押圧子を支柱の内側に確実に突没動作
させるとともに、固定された黒板が不意に回動するのを
確実に防止するには、伝動機構を、操作レバーの回動に
伴って偏心昇降動作を行うクランクピンと、基端を支柱
に枢支させるとともに先端を押圧子に枢着し中央に屈曲
可能な関節を有してなるトグルリンクと、このトグルリ
ンクの関節と前記クランクピンとを接続するロッドとを
具備してなるものにし、トグルリンクの関節がその先端
と基端とを結ぶ線上を若干通り過ぎた位置で、前記操作
レバーがロック位置に係止され前記押圧子が黒板に弾接
させられるようにしておくのが好ましい。
黒板の支持強度を十分なものにすると同時に、黒板を簡
単かつ確実に両支柱に軸支させたい場合には、各支柱
を、前後対をなすパイプ部材と、これら両パイプ部材を
接合する外方に開口した平断面チャンネル材と、このチ
ャンネル材の開口端に蓋着した蓋体と、前記両パイプ部
材の上端部内に脚を圧入して固定された軸支持体とを具
備してなるものにし、その軸支持体に黒板を支承する支
軸を固設しておくとよい。
支柱を見栄えのよいものにしておきたい場合には、支柱
のチャンネル材の内部に、伝動機構のロッドを挿通させ
ておくのが好ましい。
なお、本明細書中でいう「黒板」には、チョークを用い
て記入する狭義の黒板のみならず、水性ペンなどにより
記入可能ないわゆるホワイトボードなども含まれる。
[作用] このような構成のものであれば、操作レバーをロック位
置に回動させると、押圧子が黒板の一端に押し付けられ
るとともに、その押付力により側方へ弾性偏位したこの
黒板の他端が受圧面に押し付けられる。そのため、この
黒板は、前記受圧面と押圧子の先端面との間に挾持され
て固定される。
一方、操作レバーをロック解除位置にまで回動させる
と、前記押圧子による油圧が解除されて、黒板は自由に
回動し得ることになる。しかして、このようなものであ
れば操作レバーがロック位置にあるかロック解除位置に
あるかを視覚により確認することによって、黒板が固定
されているのか、回動可能な状態にあるのかを確実に判
別することができる。
また、伝動機構を前記のような構成のものにすれば、操
作レバーを何回も回動操作するようなことなしに、押圧
子を黒板に確実に押付け、また、その押付状態を解除す
ることができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図〜第11図を参照して説
明する。
この回転黒板装置は、第1図及び第2図等に示すよう
に、左右の支柱1と、黒板2と、回転係止手段3とを具
備している。
左右の支柱1は、キャスタ4aを有したベース4の中央に
立設してあり、横桟5により相互に結合してある。各支
柱1は、前後に対をなすパイプ部材11と、これら両パイ
プ部材11を接合するチャンネル材12と、このチャンネル
材12の開口端12aに蓋着した蓋体13と、前記両パイプ部
材11の上端部11aに固定した軸支持体14とを備えてい
る。チャンネル材12は、第5図に示すように、外方に開
口させてあり、対向する前、後壁12b、12cの途中に切り
起し片12dをそれぞれ設けてある。蓋体13は、前後両側
に凸条の掛止部13aを設けたもので、その掛止部13aを前
記切り起し片12dに掛止させることにより、チャンネル
材12の開口端2aに装着してある。軸支持体14は、第4図
に示すように、両パイプ部材11の上端部11a内に脚14aを
圧入し固定してあり、その軸支持体14の上部に、前記黒
板2を支承する支軸6を固設してある。軸支持体4の外
面には、第6図に示すように、半円弧形の係止凹部14b
を設けてあり、内面には、第4図に示すように、複数の
ねじ穴14cを設けてある。そして、各ねじ穴14cに螺着さ
せる図示しない平ビス等によって、支柱キャップカバー
15が装着してある。
支軸6は、第2図に示すように、頭部にに六角レンチ掛
穴6aを有し、先端側の軸部6bを円柱状に形成したもの
で、中間のねじ部6cを軸支持体14の内面側に配置したナ
ット14dに締付けて、軸支持体14に固定してある。
黒板2の左右両端中央部2aに、スペーサ部21aを有した
スリーブ21を配設し、そのスリーブ21に設けた保持孔21
bに前記支軸6の軸部6bを回動可能に挿入して、該黒板
2の左右両端中央部2aを左右の支柱1の上部に軸支させ
ている。
回転係止手段3は、第2図に示すように、支柱1に回動
可能に軸着した操作レバー31と、支柱1の内側に突没可
能に配設した押圧子32と、操作レバー31の回動に連動さ
せて前記押圧子32を黒板2の一方の側縁2bに向けて突没
させる伝動機構33と、押圧子32に対向させて他方の支柱
1に設けた受圧面34とを備えている。操作レバー31は、
軸支持体14の装着孔14eに嵌挿したインサート部31aと、
その中心部分から突出させた操作軸部31bと、インサー
ト部31aの基端に設けた係止凸部31cとを有している。係
止凸部31cは、第7図に示すように、前記係止凹部14bの
半分の大きさに形成してあり、係止凹部14bの内側に嵌
合し得るようになっている。操作軸部31bは、横断面が
四角形のもので、その先端部分は、軸受支持体14と支柱
キャップカバー15との間に設けた内部空間内に位置させ
てある。押圧子32は、硬質ゴム製の押圧子本体32aと、
その押圧子本体32aを保持する移動部32bとからなり、黒
板2の側縁2bの下端部分に対応する位置に配設してあ
る。移動部32bは、第8図に示すように、平面視がコ字
形のもので、対向する前壁と後壁にそれぞれ左右両側に
延びるガイド孔32b1が上下に形成してある。
伝動機構33は、操作レバー31の回動に伴って偏心昇降動
作を行うクランクピン35aと、前記押圧子32と同じ高さ
位置に配設した前後のトグルリンク36と、このトグルリ
ンク36と前記クランクピン35aとを接続するロッド37と
を備えている。クランクピン35aは、操作軸部31bの先端
部分に固設した左右の回動盤35bに両端を固定してあ
る。トグルリンク36は、第2図と第8図及び第9図等に
示すように、基端36aを固定ピン36a1を介して固定ブラ
ケット38に枢着し、先端36bを移動ピン36b1を介して前
記移動部32bに枢着したもので、中央に屈曲可能な関節3
6cを有している。固定ブラケット38は、第9図及び第10
図に示すように、前、後壁38a、38bと、垂下壁38cとを
有したもので、補強ブラケット39を介してチャンネル材
12に固定してあり、その内方で前記移動部32bが左右に
スライドし得るようにしてある。固定ブラケット38の
前、後壁38a、38bの上下部分には、ガイドピン38dをそ
れぞれ固設して、各ガイドピン38dを前記ガイド孔32b1
内に位置させている。しかして、固定ブラケット38及び
補強ブラケット39を配置した箇所は、チャンネル材12の
欠如域となっている。なお、チャンネル材12を上下に連
続する一本のものにするとともに、押圧子32に対応する
箇所に窓を設けておき、チャンネル材12の前、後壁12
b、12cに前記固定ピン36a1及びガイドピン38dを直接に
固設し、前記固定ブラケット38及び補強ブラケット39を
廃止するようにしてもよい。ロッド37は、上端をクラン
クピン35aに回動可能に接続し、下端を昇降ピン37aを介
してトグルリンク36の関節36cに接続してある。
支柱1の内側面に硬質ゴム製の受圧子を固設し、その端
面を前記受圧面34としている。
このような構成によれば、操作レバー31を、第2図及び
第3図における実線で示すように、上方に回動させる
と、操作軸部31b及び回動盤35bの回動によって、クラン
クピン35a及びロッド37が下降し、トグルリンク36の関
節36cもこれに応じて下降する。トグルリンク36の基端3
6aは、固定ピン36a1によって移動が禁止されているた
め、関節36cの下降動作に伴って先端36bが黒板2側に移
動すると同時に、移動ピン36b1を介して押圧子32を黒板
2側にスライドさせ、押圧子本体32aの先端面32a1を黒
板2の側縁2bに押し付ける。トグルリンク36の基端36a
と先端36bと関節36cとが一直線上に位置した段階で押圧
子32の押付力が最大となり、その押付力によって黒板2
が側方に弾性偏位し、黒板2の他方の側縁2cが受圧面34
に押し付けられる。前記関節36cが、第2図における実
線及び第9図における想像線で示すように、基端36aと
先端36bとを結ぶ線上を若干通り過ぎた位置で、係止凸
部31cの一方の端面31c1が係止凹部14bの一方の端面14b1
に当接し、操作レバー31がロック位置Aに係止される。
そのため、この黒板2は、受圧面34と押圧子32の先端面
32a1との間に挾持されて固定される。また、前記関節36
cが、基端36aと先端36bとを結ぶ線上を通過した後は、
黒板2側からの反作用によりトグルリンク36の関節36c
が下方に付勢されるため、操作レバー31は、操作力が加
えられなくても、ロック位置Aに節度停止されることに
なる。
一方、操作レバー31を、第3図における想像線で示すよ
うに、ロック解除位置Bまで回動させると、以上の動作
とは逆の動作が行われる。すなわち、クランクピン35a
及びロッド37の上昇によって、トグルリンク36の関節36
cが、第2図における想像線及び第9図における実線で
示すように、基端36aと先端36bとを結ぶ線上を通り過ぎ
てその上方に位置すると、押圧子32が支柱1側に退没し
て押圧状態が解除されるため、黒板2は自由に回転する
ことができる。また、スリーブ21に設けたスペーサ部21
aによって、黒板2の側縁2a、2bと支柱1との間にはそ
れぞれ所定寸法のスペースが確保されるため、黒板2を
回転させる場合に、支柱1が回転の妨げになるようなこ
とがない。操作レバー31を前方に回動させて横向きにす
る際には、その自重によってロック解除位置Bまで回動
し、かかる位置Bに該操作レバー31が節度停止されるこ
とになる。
以上のような構成によれば、操作レバー31をロック位置
Aに操作した場合には、押圧子32の先端面32a1と受圧面
34によって、黒板2の下端部を両側から強固に挾持して
おくことができるので、使用中に不意に黒板2が回転す
るような不具合を有効に防止することができる。また、
操作レバー31をロック解除位置Bに操作した場合には、
前記押圧子32の先端面32a1及び受圧面34を黒板2の側縁
2a、2bから離して、この黒板2の固定状態を容易に解除
し、自在に回動させることができる。しかして、このよ
うなものであれば、操作レバー31がロック位置Aにある
かロック解除位置Bにあるかが一見して確実かつ容易に
判別することができる。
また、伝動機構33を前記のような構成のものにすれば、
操作レバー31の回動々作を確実かつ簡単に押圧子32の進
退運動に変換して、黒板2の固定状態及び非固定状態を
得ることができる。しかも、このような構成の伝動機構
33によれば、黒板2の弾性偏位等によって、前述のよう
に、操作レバー31をロック位置Aとロック解除位置Bと
の間で節度運動させて、必ず、いづれかの位置に節度停
止させることができる。そのため、黒板2が中途半端に
固定されたりするような不具合が有効に回避できる。
さらに、支柱1を、前記に対をなすパイプ部材11と、両
パイプ部材11を接合するチャンネル材12とを備えたもの
にしておけば、支柱1の強度を有効に高めることができ
るとともに、これらをアルミニウム等の押出し成型品で
構成することができるので、黒板2を安定支持させるこ
とができるとともに、支柱1の生産性を高めることがで
きる。また、パイプ部材11の上端部内に黒板2を支承す
る軸支持体14の脚14aを圧入して固定するようにすれ
ば、黒板2の取り付けが簡単に行える上に、パイプ部材
11の接合をさらに確実なものにすることができる。
また、チャンネル材11の内部に伝動機構33のロッド37等
を収納するようにすれば、ロッド37が外部に露出して外
観を損ねるようなことがなく、見栄えが良好なものにで
きる。
以上、本考案の一実施例について述べたが、本考案は上
記実施例に限定されないのは勿論である。例えば、支柱
は、第12図に示すように、前後のパイプ部材111をアル
ミ押出し成型された一体のもので構成し、その開口端11
1aに蓋体(図示せず)を装着するようにしてもよい。
また、伝動機構のロッドと支柱との間にコイルスプリン
グを設け、このコイルスプリングによってロッドに上向
きの力を付与しておけば、操作レバーをより確実にロッ
ク解除位置に節度動作させることが可能となる。あるい
は、トグルリンクの基端と先端との間にコイルスプリン
グを装着して、関節方向への力を付与するようにした場
合には、操作レバーをロック位置とロック解除位置の双
方にそれぞれ確実に節度停止させることができる。
[考案の効果] 本考案は、以上のような構成であるから、操作レバーを
ロック位置とロック解除位置とに回動操作するだけで、
簡単かつ確実に黒板を支柱に固定することができるとと
もに、黒板を回動可能な状態にすることができる。しか
も、操作レバーがロック位置にあるかロック解除位置に
あるかを視覚により確認することによって、黒板が固定
されているのか回動可能な状態にあるのかを確実に判別
することができるので、使用時の二重操作が回避できる
とともに、安全性が向上できる。
また、伝動機構を、操作レバーの回動に伴って偏心昇降
動作を行うクランクピンと、中央に屈曲可能な関節を有
してなるトグルリンクと、このトグルリンクの関節と前
記クランクピンとを接続するロッドとを具備してなるも
のにすれば、操作レバーを何回も回動操作するようなこ
となしに、黒板を確実に固定し、あるいは、その固定状
態を解除することができ、信頼性および使い勝手等が向
上できる。しかも、このような構成の伝動機構にした場
合には、黒板の弾性偏位等によって、操作レバーをロッ
ク位置とロック解除位置との間で節度運動させて、必
ず、いづれかの位置に停止させることができるので、黒
板が中途半端に固定されたりするような不具合が防止で
きる。
さらに、黒板を軸支する支柱を、前後対をなすパイプ部
材と、これら両パイプ部材を接合する外方に開口した平
断面チャンネル材と、このチャンネル材の開口端に蓋着
した蓋体と、前記両パイプ部材の上端部内に脚を圧入し
て固定された軸支持体とを具備してなるものにし、その
軸支持体に黒板を支承する支軸を固設するようにした場
合には、支柱の強度を有効に高めることができるととも
に、黒板の取り付けを容易に行うことができる。
また、支柱のチャンネル材の内部に、伝動機構のロッド
を挿通させるようにした場合には、ロッドが支柱外に露
出して見栄えを損なうような不具合が回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第11図は本考案の一実施例を示し、第1図は
全体の正面図、第2図は要部を示す一部断面の正面図、
第3図は支柱の上部の右側面図、第4図は第2図におけ
るIV-IV線矢示図、第5図は第1図におけるV−V線断
面図、第6図は軸支持体の右側面図、第7図は操作レバ
ーの左側面図、第8図は第2図におけるVIII-VIII線断
面図、第9図はトグルリンク付近の詳細図、第10図は第
9図におけるX矢示図、第11図は全体の右側面図であ
る。第12図は本考案の他の実施例を示す第5図相当の図
である。 1……支柱、2……黒板 2a……中央部、2b……側縁 3……回転係止手段、6……支軸 11……パイプ部材、11a……上端部 12……チャンネル材、12a……開口端 13……蓋体、14……軸支持体 14a……脚、31……操作レバー 32……押圧子、32a1……先端面 33……伝動機構、34……受圧面 35a……クランクピン 36……トグルリンク、36a……基端 36b……先端、36c……関節 37……ロッド

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の支柱と、黒板と、回転係止手段とを
    具備してなる回転黒板装置であって、 左右の支柱は、上部側を解放した状態で相互に結合され
    ており、 黒板は、左右両端中央部を左右の支柱の上部に軸支させ
    てこれら両支柱間に回転可能に配設されており、 回転係止手段は、支柱に回動可能に軸着した操作レバー
    と、支柱の内側に突没可能に配設した押圧子と、操作レ
    バーの回動に連動させて前記押圧子を黒板の側縁に向け
    て突没させる伝動機構と、前記押圧子に対向させて他方
    の支柱に固設され前記押圧子に押圧されて側方へ弾性的
    に偏位した黒板を当接支持する受圧面とを具備してな
    り、 前記操作レバーが、前記押圧子が黒板から離されるロッ
    ク解除位置と、前記押圧子が黒板に押し付けられるロッ
    ク位置との両方に、それぞれ節度停止し得るように構成
    したことを特徴とする回転黒板装置。
  2. 【請求項2】伝動機構が、操作レバーの回動に伴って偏
    心昇降動作を行うクランクピンと、基端を支柱に枢支さ
    せるとともに先端を押圧子に枢着し中央に屈曲可能な関
    節を有してなるトグルリンクと、このトグルリンクの関
    節と前記クランクピンとを接続するロッドとを具備して
    なるものであり、トグルリンクの関節がその先端と基端
    とを結ぶ線上を若干通り過ぎた位置で、前記操作レバー
    がロック位置に係止され前記押圧子が黒板に弾接させら
    れるようにしてあることを特徴とする請求項1記載の回
    転黒板装置。
  3. 【請求項3】各支柱が、前後対をなすパイプ部材と、こ
    れら両パイプ部材を接合する外方に開口した平断面コ字
    形のチャンネル材と、このチャンネル材の開口端に蓋着
    した蓋体と、前記両パイプ部材の上端部内に脚を圧入し
    て固定された軸支持体とを具備してなるものであり、そ
    の軸支持体に黒板を支承する支軸を固設していることを
    特徴とする請求項1又は2記載の回転黒板装置。
  4. 【請求項4】支柱のチャンネル材の内部に、伝動機構の
    ロッドを挿通させていることを特徴とする請求項3記載
    の回転黒板装置。
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