JPH07260609A - 静電容量型圧力センサ - Google Patents

静電容量型圧力センサ

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Publication number
JPH07260609A
JPH07260609A JP5036994A JP5036994A JPH07260609A JP H07260609 A JPH07260609 A JP H07260609A JP 5036994 A JP5036994 A JP 5036994A JP 5036994 A JP5036994 A JP 5036994A JP H07260609 A JPH07260609 A JP H07260609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
circuit board
passage
pressure sensor
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP5036994A
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English (en)
Inventor
Masahiro Sato
正博 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
Priority to JP5036994A priority Critical patent/JPH07260609A/ja
Publication of JPH07260609A publication Critical patent/JPH07260609A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路基板への実装が容易でしかも回路基板を
モールドすることのできる静電容量型圧力センサを提
供。 【構成】 筐体19,24の下面は回路基板実装面とし
て用いられる。筐体内には所定のギャップをおいて互い
に対向して固定電極14及びダイアフラム部13が配置
される。筐体にはダイアフラム部に対して被測定圧力を
与える通路25と既知圧力を固定電極に与える通路2
6,27が形成されており、通路25及び26,27の
圧力導入口は回路基板実装面を除く部分(面)に存在す
る。このように、被測定圧力通路及び前記既知圧力導入
通路の圧力導入口を筐体の回路基板実装面を除く部分に
設けたから、筐体の回路基板への実装が容易であるばか
りでなく回路基板をモールドする際において既知圧力導
入通路が塞がれてしまうことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電容量型圧力センサに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、静電容量型圧力センサとして、
シリコン基板及びガラス基板にそれぞれ電極を形成し
て、これら電極が互いに対向する位置関係でシリコン基
板及びガラス基板を接合した静電容量型圧力センサが知
られている。
【0003】ここで、図2を参照して、従来の静電容量
型圧力センサについて説明する。
【0004】図示の圧力センサはゲージ圧用圧力センサ
であって、この圧力センサにはシリコン基板11及びガ
ラス基板12を備えており、シリコン基板11には電極
として用いられるダイヤフラム部13が形成されてい
る。また、ガラス基板12上には固定電極14が形成さ
れている。シリコン基板11及びガラス基板12とは所
定の間隔をおいてその一部で互いに接合されており、こ
の結果、シリコン基板11とガラス基板12との間には
キャビティー部15が形成されることになる。そして、
これらシリコン基板11及びガラス基板12によってセ
ンサチップ16が構成される。
【0005】ガラス基板12には、固定電極14の下側
に達する通路17が形成されている。さらに、センサチ
ップ16にキャビティー部15に連通する横穴18が形
成されて、これによって、固定電極14がセンサチップ
16の外側に引き出されることになる。一方、断面凹状
の台座19には通路20が形成されており、センサチッ
プ16はガラス基板12側において通路17と通路20
とが対応するようにして台座19に接着固定されてい
る。そして、通路20の一端(下端)には圧力導入口が
規定されており、圧力導入口には大気圧又は被測定圧力
と比較される既知の圧力(以下総称して既知圧力と呼
ぶ)が導入される(以下この圧力導入口を既知圧力導入
口と呼ぶことにする)。
【0006】台座19にはリード端子21が貫通して配
設されており、リード端子21の一端部は台座19の内
部に臨んでいる。
【0007】固定電極14はリードワイヤ22によって
リード端子21に電気的に接続され、その後、キャビテ
ィー部15を外部と遮断するため横穴18は封止剤23
によって封止される。台座19には図示のようにキャッ
プ24が被せられ、台座19とキャップ24とはハーメ
チックシールによってシールされる。このようにして、
台座19とキャップ24とによって筐体が構成される。
台座19とキャップ24とによって図示のように内部空
間が規定され、この内部空間はキャップ24に形成され
た通路25によって外部に連通される。そして、キャッ
プ24の一端(上端)には被測定圧力導入口が規定さ
れ、被測定圧力導入口が導入されることになる。
【0008】図示のゲージ圧用圧力センサでは通路25
の被測定圧力導入口から内部空間に被測定圧力(流体)
が導入され、通路20の既知圧力導入口から既知圧力が
導入される。この結果、ダイアフラム部13は被測定圧
力に応じて変形することになる。そして、ダイアフラム
部13の変形によって、ダイアフラム部13と固定電極
14との間のギャップが変化することになる。
【0009】いま、ダイアフラム部13と固定電極14
とによる静電容量をCとしたとき、C=ξ(A/d)の
関係がある。ここで、ξは空気の誘電率、Aは電極面
積、dは電極間ギャップを表す。従って、上述のよう
に、ダイアフラム部13と固定電極14との間のギャッ
プdが変化すると、静電容量Cが変化する。一方、前述
のように、ダイアフラム13は被測定圧力に応じて変化
するから、つまり、被測定圧力とギャップとの間には一
定の関係があるから、静電容量Cを検出することによっ
て被測定圧力を知ることができる。例えば、上記のリー
ド端子21に接続される静電容量検出回路(図示せず)
によって静電容量が検出され、これによって被測定圧力
が検出されることになる。このような静電容量検出回路
は一般に回路基板として構成され、上記の静電容量型圧
力センサは回路基板上に載置される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の静電
容量型圧力センサでは、図2に示すように、被測定圧力
が導入される通路25が筐体の上側(上向き)に形成さ
れ、既知圧力を導入するための通路20が筐体の下側
(下向き)に形成されている関係上、圧力センサ、つま
り、筐体を回路基板上に実装する際、通路20が回路基
板面と対応してしまう。このため、回路基板に貫通穴を
形成して、この貫通穴を介して通路20を回路基板の下
側に通す必要がある。
【0011】加えて、回路基板に筐体を実装した後、回
路基板をモールドする場合、モールド樹脂によって通路
20が封止されてしまうという問題点がある。
【0012】本発明の目的は回路基板への実装が容易で
しかも回路基板をモールドすることのできる静電容量型
圧力センサを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、回路基
板実装面を有する封止筐体と、該封止筐体内に配置され
所定のギャップをおいて互いに対向して配置された電極
部及びダイアフラム部とを有し、前記ダイアフラム部に
加わる被測定圧力に応じて変化する前記ギャップの間隔
に応じて変化する静電容量に基づいて前記被測定圧力を
検出するようにした静電容量型圧力センサにおいて、前
記筐体には前記ダイアフラム部に対して前記被測定圧力
を与える被測定圧力通路と既知圧力を前記電極部に与え
る既知圧力導入通路が形成されており、前記被測定圧力
通路及び前記既知圧力導入通路の圧力導入口は前記回路
基板実装面を除く部分に存在することを特徴とする静電
容量型圧力センサが得られる。
【0014】
【作用】本発明では被測定圧力通路及び前記既知圧力導
入通路の圧力導入口が筐体の回路基板実装面を除く部分
に存在するようにしたから、筐体の回路基板への実装が
容易であるばかりでなく回路基板をモールドする際にお
いて既知圧力導入通路が塞がれてしまうことがない。
【0015】
【実施例】以下本発明について実施例によって説明す
る。
【0016】図1を参照して、図1に示す静電容量型圧
力センサにおいて図2に示す静電容量型圧力センサと同
一の構成要素については同一の参照番号を付し説明を省
略する。
【0017】図示の静電容量型圧力センサでは、台座1
9に連通路26が穿設されており、この連通路26は図
中下方に延び通路17に繋がる第1の通路部26aと、
この第1の通路部26aに繋がり図中横方向に延びる第
2の通路部26bと、第2の通路部26bに繋がり図中
上方に延びる第3の通路部26cとから構成されてい
る。一方、キャップ24には第3の通路部26cに対応
して連通路27が形成されており、連通路27には既知
圧力が導入される。
【0018】このように、図示の静電容量型圧力センサ
では被測定圧力が導入される通路25と既知圧力が導入
される連通路27とはそれぞれ上方に向けられている。
つまり、通路25の一端(導入口)と連通路27の一端
(導入口)とはそれぞれ筐体の同一側に形成されること
になる。
【0019】このようにして、既知圧力が導入される連
通路を形成することによって、筐体を回路基板に実装す
る際、その実装面(図中下面)には通路等が形成されて
いないから、つまり、実装面は平面状であるから、回路
基板への実装が容易である。さらに、回路基板をモール
ドする場合においても、連通路が塞がれてしまうことが
ない。
【0020】なお、上述の実施例では、被測定圧力導入
路の導入口及び既知圧力導入路の導入口が筐体の同一側
に存在する例について説明したが、被測定圧力導入路の
導入口及び既知圧力導入路の導入口は筐体の実装面側に
存在しないように形成するば、いずれの方向に向けられ
ていてもよい。つまり、被測定圧力導入路の導入口及び
既知圧力導入路の導入口は筐体の基板実装面側を除くい
ずれの側に存在しても、上述のように、筐体の回路基板
への実装が容易であるばかりでなく回路基板をモールド
する場合においても連通路が塞がれてしまうことがな
い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では被測定
圧力通路及び前記既知圧力導入通路の圧力導入口を筐体
の回路基板実装面を除く部分に設けたから、筐体の回路
基板への実装が容易であるばかりでなく回路基板をモー
ルドする際において既知圧力導入通路が塞がれてしまう
ことがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による静電容量型圧力センサの一実施例
を示す断面図である。
【図2】従来の静電容量型圧力センサを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
11 シリコン基板 12 ガラス基板 13 ダイアフラム部 14 固定電極 15 キャビティー部 16 センサチップ 17,20,25 通路 18 横穴 19 台座 21 リード端子 22 リードワイヤ 23 封止剤 24 キャップ 26,27 連通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板実装面を有する封止筐体と、該
    封止筐体内に配置され所定のギャップをおいて互いに対
    向して配置された電極部及びダイアフラム部とを有し、
    前記ダイアフラム部に加わる被測定圧力に応じて変化す
    る前記ギャップの間隔に応じて変化する静電容量に基づ
    いて前記被測定圧力を検出するようにした静電容量型圧
    力センサにおいて、前記筐体には前記ダイアフラム部に
    対して前記被測定圧力を与える被測定圧力通路と既知圧
    力を前記電極部に与える既知圧力導入通路が形成されて
    おり、前記被測定圧力通路及び前記既知圧力導入通路の
    圧力導入口は前記回路基板実装面を除く部分に存在する
    ことを特徴とする静電容量型圧力センサ。
JP5036994A 1994-03-22 1994-03-22 静電容量型圧力センサ Pending JPH07260609A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5036994A JPH07260609A (ja) 1994-03-22 1994-03-22 静電容量型圧力センサ

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JP5036994A JPH07260609A (ja) 1994-03-22 1994-03-22 静電容量型圧力センサ

Publications (1)

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JPH07260609A true JPH07260609A (ja) 1995-10-13

Family

ID=12856982

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5036994A Pending JPH07260609A (ja) 1994-03-22 1994-03-22 静電容量型圧力センサ

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JP (1) JPH07260609A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101639775B1 (ko) * 2015-09-11 2016-07-14 주식회사 이너센서 피에조형 반도체 압력 센서

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021002