JPH07209119A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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Publication number
JPH07209119A
JPH07209119A JP1575694A JP1575694A JPH07209119A JP H07209119 A JPH07209119 A JP H07209119A JP 1575694 A JP1575694 A JP 1575694A JP 1575694 A JP1575694 A JP 1575694A JP H07209119 A JPH07209119 A JP H07209119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
pressure sensor
chip package
outer case
sensor chip
Prior art date
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Pending
Application number
JP1575694A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Sato
正博 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
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Publication of JPH07209119A publication Critical patent/JPH07209119A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外ケースの圧力導入孔より導入された被測定
圧力を圧力センサチップパッケージ内に収納された圧力
検出素子までの連結を簡素化することで、組立が容易
で、かつ信頼性の高い圧力センサを提供すること。 【構成】 内部に圧力検出素子10を配置した圧力セン
サチップパッケージ12の圧力導入孔17と圧力導入孔
16を有する外ケース11の圧力導入孔16とをOリン
グで接続する構造としたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリコン基板にダイアフ
ラムを形成し、その上に可動電極を設ける一方、ガラス
基板に固定電極を設け、各電極面を対向させて接合した
圧力検出素子を外ケースで覆い、水位計、ガス圧計等に
使用する圧力センサに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の圧力センサの断面図であっ
て、外ケース21の内部には、圧力検出素子20を配置
した圧力センサチップパッケージ22が、圧力検出素子
20の信号を処理する周辺回路を構成したセンサ周辺回
路基板23の一方面に配置され収納されており、外ケー
ス21の底部には外ケース21内部の封止の為のカバー
24が設けてある。
【0003】また、センサ周辺回路基板23からは外部
からの入出力のためリードワイヤー25が配置してあ
る。外ケース21及び圧力センサチップパッケージ22
には、圧力検出素子20に圧力を導入するため圧力導入
孔26及び27が設けてある。
【0004】すなわち、外ケース21の圧力導入孔26
の圧力を圧力センサチップパッケージ22内に導入する
ために圧力センサチップパッケージ22の圧力導入孔2
7を連結するために前記外ケース21側圧力導入孔26
には、接着により貫通孔30が形成された凸部31を有
するジョイント28を接合し、該ジョイント28の凸部
31と圧力センサパッケージ22側の圧力導入孔27を
連結するためにチューブ29の一端をジョイント28の
凸部31に圧入し、チューブ29の他端を圧力センサパ
ッケージ22の圧力導入孔27に圧入し接続することで
圧力導入孔26、27間の圧力がシールされた構造とな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構造の場合の圧力センサにおいては、外ケース21の圧
力導入孔26より導入した被測定圧力が圧力検出素子2
0まで到達するまでに、ジョイント28及びゴム製チュ
ーブ29を介して連結しているため、特に圧力シールを
考慮して接続する必要があった。
【0006】従って、連結の途中で圧力もれを起こす恐
れが増し、さらに構造が複雑なために製造しにくく、部
品数が多くコストアップしてしまう。また外ケース21
の圧力導入孔26とジョイント28部を接着剤を用いて
接着しているため、経年変化によるリークなどの信頼性
に問題がある。さらには、ジョイント28及びチューブ
29を介して圧力導入孔26、27間を結合しているた
め、形状が大きくなってしまうという欠点があった。
【0007】本発明の目的は、上述する従来の欠点に鑑
み、外ケースの圧力導入孔と圧力センサチップパッケー
ジの圧力導入孔をOリングを用いて連結及び圧力シール
をすることで、組立が容易で、かつ、小型で信頼性の高
い圧力センサを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部に圧力検
出素子を配置し、かつ該圧力検出素子に圧力を導入する
圧力導入孔を有する圧力センサチップパッケージ及び前
記圧力検出素子からの信号を処理するセンサ周辺回路基
板が、圧力導入孔を有する外ケース内に配置される構成
にした圧力センサであって、前記センサ周辺回路基板の
一方面に前記圧力センサチップパッケージが配置され、
該圧力センサチップパッケージの圧力導入孔と前記外ケ
ースの圧力導入孔をOリングで接続する構造としたこと
を特徴とするものである。
【0009】また、本発明に用いる圧力検出素子は、シ
リコン基板に圧力により変形するダイアフラムを形成
し、該ダイアフラム上に可動電極を形成する一方、ガラ
ス基板に固定電極を形成し、前記可動電極および固定電
極を対向させて前記シリコン基板と前記ガラス基板を接
合して構成したものである。
【0010】さらに、本発明に用いられる前記可動電極
は、シリコン基板に形成したダイアフラム上に拡散によ
り、ピエゾ抵抗ゲージを形成したことを特徴とするもの
である。
【0011】
【作用】外ケースの圧力導入孔と圧力センサチップパッ
ケージの圧力導入孔をOリングを用いて連結し、圧力シ
ールすることで、複雑な圧力導入経路を持たないため、
組立が容易で、かつ圧力シール部に接着剤を用いないた
め、小型でしかも信頼性を高くすることができる。
【0012】また、圧力検出素子をシリコン基板に圧力
により変形するダイアフラムを形成し、さらに該ダイア
フラム上に拡散によりピエゾ抵抗ゲージを形成し、圧力
変動により変形する可動電極とする一方、ガラス基板に
固定電極を形成し、前記可動電極および前記固定電極を
対向させてシリコン基板とガラス基板を接合して構成し
たことで、小型で高性能な圧力センサとすることができ
る。
【0013】
【実施例】以下に本発明に係る圧力センサの一実施例に
ついて添付した図面を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明に係る圧力センサを示す断
面図であり、図2は本発明に係る圧力センサに用いる圧
力検出素子の断面図を示す。
【0015】図1に示すごとく外ケース11の内部に
は、圧力検出素子10を配置した圧力センサチップパッ
ケージ12と該圧力センサチップパッケージ12を搭載
しかつ圧力検出素子10の信号を処理する周辺回路を構
成したセンサ周辺回路基板13が接続され収納されてお
り、外ケース11の底部には内部を封止する為のカバー
14が設けてある。
【0016】圧力検出素子10は、図2に示すごとくシ
リコン基板113に設けたダイアフラム111上に、拡
散によりピエゾ抵抗ゲージとした可動電極112を形成
したものとガラス基板115に固定電極114を形成し
たものとをそれぞれの電極を対向させてシリコン基板1
13とガラス基板115を接合し、シリコン基板113
上に形成さている。
【0017】また、圧力検出素子10のシリコン基板1
13側と圧力センサチップパッケージ12の間には封止
剤116が配置され、封止剤116はシリコン基板11
3と圧力センサチップパッケージ12の内面に密着して
いる。この封止剤116によって圧力導入側キャビティ
ー部117とその他の圧力センサチップパッケージ内領
域118が分離されている。
【0018】従って、圧力導入側キャビティー部117
に測定圧力を導入するために圧力導入孔17から圧力が
導入されダイアフラム111が上下動することによりダ
イアフラム111上に形成された可動電極112とガラ
ス基板115上に形成された固定電極114とのクリア
ランスの変動により静電容量が変化するように構成され
ている。
【0019】さらに図1に示すごとく前記センサ周辺回
路基板13からは外部からの入出力のためリードワイヤ
ー15が外ケース11を通して配置してある。また、外
ケース11には、被測定圧力を導入する筒状の圧力導入
孔16が形成してあり、圧力センサチップパッケージ1
2には、圧力検出素子10に被測定圧力を導入するため
筒状の圧力導入孔17が形成されている。
【0020】さらに、圧力センサチップパッケージ12
の筒状の圧力導入孔17の外周上にOリング18が設け
てある。また、前記圧力センサパッケージ12の圧力導
入孔17の外周に設けたOリング18は、外ケース11
の圧力導入孔16の底部に設けた凹部19の内径内に挿
入され嵌合している。従って、Oリング18によって両
圧力導入孔16及び17が連結されるとともに圧力シー
ルされることとなる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、外ケースの圧力導
入孔と圧力センサチップパッケージの圧力導入孔をOリ
ングを用いて連結、および圧力シールをすることで、複
雑な圧力導入経路を持たないため組立が容易で小型、か
つ圧力シール部に接着剤を用いないため信頼性の高い圧
力センサを提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧力センサの一実施例を示す断面図。
【図2】本発明に係る圧力センサに用いる圧力検出素子
の断面図。
【図3】従来の圧力センサを示す断面図。
【符号の説明】
10,20 圧力検出素子 11,21 外ケース 12,22 圧力センサチップパッケージ 13,23 センサ周辺回路基板 14,24 カバー 15,25 リードワイヤー 16,26 圧力導入孔(外ケース側) 17,27 圧力導入孔(圧力センサチップパッケー
ジ側) 18 Oリング 19 凹部 28 ジョイント 29 チューブ 30 貫通孔 31 凸部 111 ダイアフラム 112 可動電極 113 シリコン基板 114 固定電極 115 ガラス基板 116 封止剤 117 キャビティー部 118 圧力センサチップパッケージ内領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に圧力検出素子を配置し、かつ該圧
    力検出素子に圧力を導入する圧力導入孔を有する圧力セ
    ンサチップパッケージ及び前記圧力検出素子からの信号
    を処理するセンサ周辺回路基板が、圧力導入孔を有する
    外ケース内に配置される構成にした圧力センサであっ
    て、前記圧力センサ周辺回路基板の一方面に前記圧力セ
    ンサチップパッケージが配置され、該圧力センサチップ
    パッケージの圧力導入孔と前記外ケースの圧力導入孔を
    Oリングで接続する構造としたことを特徴とする圧力セ
    ンサ。
  2. 【請求項2】 シリコン基板に圧力により変形するダイ
    アフラムを形成し、該ダイアフラム上に可動電極を形成
    する一方、ガラス基板に固定電極を形成し、可動電極お
    よび固定電極を対向させて前記シリコン基板と前記ガラ
    ス基板を接合して構成した圧力検出素子を用いたことを
    特徴とする第1項に記載の圧力センサ。
  3. 【請求項3】 シリコン基板に形成したダイアフラム上
    に拡散により、ピエゾ抵抗ゲージを形成した可動電極を
    用いたことを特徴とする第1項に記載の圧力センサ。
JP1575694A 1994-01-13 1994-01-13 圧力センサ Pending JPH07209119A (ja)

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JP1575694A JPH07209119A (ja) 1994-01-13 1994-01-13 圧力センサ

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JP1575694A JPH07209119A (ja) 1994-01-13 1994-01-13 圧力センサ

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JPH07209119A true JPH07209119A (ja) 1995-08-11

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JP1575694A Pending JPH07209119A (ja) 1994-01-13 1994-01-13 圧力センサ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009063472A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Denso Corp 圧力センサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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