JPH07259157A - 集水型床排水金物 - Google Patents
集水型床排水金物Info
- Publication number
- JPH07259157A JPH07259157A JP7821094A JP7821094A JPH07259157A JP H07259157 A JPH07259157 A JP H07259157A JP 7821094 A JP7821094 A JP 7821094A JP 7821094 A JP7821094 A JP 7821094A JP H07259157 A JPH07259157 A JP H07259157A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water collecting
- receiving frame
- drainage
- floor drainage
- hardware
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 床排水金物本体の吸い込み口部の口径を大き
くすることなく、床面の排水をのみ込み易くし、効率的
に排水をすることができる集水型床排水金物を得るこ
と。 【構成】 吸い込み口部７に受枠８を設け、同受枠８に
目皿９を設置してなる床排水金物において、上記受枠８
に上記目皿９の数倍の直径を有すると共に、その中心に
向かう適度の下り勾配を有する皿状集水金具１０を取り
付けてなる集水型床排水金物。
くすることなく、床面の排水をのみ込み易くし、効率的
に排水をすることができる集水型床排水金物を得るこ
と。 【構成】 吸い込み口部７に受枠８を設け、同受枠８に
目皿９を設置してなる床排水金物において、上記受枠８
に上記目皿９の数倍の直径を有すると共に、その中心に
向かう適度の下り勾配を有する皿状集水金具１０を取り
付けてなる集水型床排水金物。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、建築用の設備であり、
床面に設置され、床面の排水に使用される集水型床排水
金物に関するものである。
床面に設置され、床面の排水に使用される集水型床排水
金物に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来の床排水金物の構成を示す平
面図（Ａ）と縦断面図（Ｂ）である。従来、床面の排水
に使用されている床排水金物は、下部に配管接続用のね
じ結合部２を設けた本体１の内部に筒状立上がり部３を
形成し、同筒状立上がり部３にお碗状部材４を被せてト
ラップ５を形成すると共に、本体１の上部に調整管６を
ねじ結合し、この調整管６の吸い込み口部７に受枠８を
設け、同受枠８に多数の排水孔を持つ目皿９を設置した
構成を有しており、床面に設置され、目皿９を通して床
面の排水をのみ込み、本体１下部のねじ結合部２に接続
された配管を介して排水を行う作用をなしている。
面図（Ａ）と縦断面図（Ｂ）である。従来、床面の排水
に使用されている床排水金物は、下部に配管接続用のね
じ結合部２を設けた本体１の内部に筒状立上がり部３を
形成し、同筒状立上がり部３にお碗状部材４を被せてト
ラップ５を形成すると共に、本体１の上部に調整管６を
ねじ結合し、この調整管６の吸い込み口部７に受枠８を
設け、同受枠８に多数の排水孔を持つ目皿９を設置した
構成を有しており、床面に設置され、目皿９を通して床
面の排水をのみ込み、本体１下部のねじ結合部２に接続
された配管を介して排水を行う作用をなしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の床排水金物は上
記のように構成されており、目皿９を通して床面の排水
をのみ込み、排水を行う作用をなしているが、吸い込み
口部７の口径が小さいために、排水をのみ込みにくく、
迅速に排水することができなかった。これは、床排水金
物自体に排水を集める機能がなく、床排水金物の吸い込
み口部７に排水を導くことができなかったためであり、
吸い込み口部７の口径を大きくすることが排水をのみ込
み易くする方法の１つではあるが、床排水金物自体の大
型化に繋がることから好ましくなく、改善が望まれてい
た。
記のように構成されており、目皿９を通して床面の排水
をのみ込み、排水を行う作用をなしているが、吸い込み
口部７の口径が小さいために、排水をのみ込みにくく、
迅速に排水することができなかった。これは、床排水金
物自体に排水を集める機能がなく、床排水金物の吸い込
み口部７に排水を導くことができなかったためであり、
吸い込み口部７の口径を大きくすることが排水をのみ込
み易くする方法の１つではあるが、床排水金物自体の大
型化に繋がることから好ましくなく、改善が望まれてい
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本発明に係る集水型床排水金物は、吸い込み口部
に受枠を設け、同受枠に目皿を設置してなる床排水金物
において、上記受枠に上記目皿の数倍の直径を有すると
共に、その中心に向かう適度の下り勾配を有する皿状集
水金具を取り付けてなることを特徴とするものである。
ため、本発明に係る集水型床排水金物は、吸い込み口部
に受枠を設け、同受枠に目皿を設置してなる床排水金物
において、上記受枠に上記目皿の数倍の直径を有すると
共に、その中心に向かう適度の下り勾配を有する皿状集
水金具を取り付けてなることを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】本発明に係る集水型床排水金物は、上記のよう
に構成されているので、床面の排水を床排水金物の受枠
に取り付けられた目皿の数倍の直径を有する皿状集水金
具を介して、その中心に向かう適度の下り勾配により、
床排水金物本体の吸い込み口部に導くことができる。従
って、床排水金物本体の吸い込み口部の口径を大きくす
ることなく、排水をのみ込み易くすることが可能とな
り、効率的に排水をすることができる。
に構成されているので、床面の排水を床排水金物の受枠
に取り付けられた目皿の数倍の直径を有する皿状集水金
具を介して、その中心に向かう適度の下り勾配により、
床排水金物本体の吸い込み口部に導くことができる。従
って、床排水金物本体の吸い込み口部の口径を大きくす
ることなく、排水をのみ込み易くすることが可能とな
り、効率的に排水をすることができる。
【０００６】
【実施例】以下に本発明の実施例を図１乃至図２に基づ
いて説明する。図１は本発明の第１実施例に係る集水型
床排水金物の構成を示す平面図（Ａ）と縦断面図（Ｂ）
であり、図２は本発明の第２実施例に係る集水型床排水
金物の構成を示す平面図（Ａ）と縦断面図（Ｂ）であ
る。
いて説明する。図１は本発明の第１実施例に係る集水型
床排水金物の構成を示す平面図（Ａ）と縦断面図（Ｂ）
であり、図２は本発明の第２実施例に係る集水型床排水
金物の構成を示す平面図（Ａ）と縦断面図（Ｂ）であ
る。
【０００７】第１実施例に係る集水型床排水金物は、下
部に配管接続用のねじ結合部２を設けた本体１の内部に
筒状立上がり部３を形成し、同筒状立上がり部３にお碗
状部材４を被せてトラップ５を形成すると共に、本体１
の上部に調整管６をねじ結合し、この調整管６の吸い込
み口部７に受枠８を設け、同受枠８に多数の排水孔を持
つ目皿９を設置した構成を有する床排水金物の受枠８の
外周に、目皿９の数倍の直径を有すると共に、その中心
に向かう適度の下り勾配を有する皿状集水金具１０を取
り付けて構成される。
部に配管接続用のねじ結合部２を設けた本体１の内部に
筒状立上がり部３を形成し、同筒状立上がり部３にお碗
状部材４を被せてトラップ５を形成すると共に、本体１
の上部に調整管６をねじ結合し、この調整管６の吸い込
み口部７に受枠８を設け、同受枠８に多数の排水孔を持
つ目皿９を設置した構成を有する床排水金物の受枠８の
外周に、目皿９の数倍の直径を有すると共に、その中心
に向かう適度の下り勾配を有する皿状集水金具１０を取
り付けて構成される。
【０００８】皿状集水金具１０は、好ましくはその直径
が目皿９の２乃至３倍程度で、下り勾配が１／５乃至１
／１０程度に構成され、その表面に滑り止め溝１１ａが
設けられる。この滑り止め溝１１ａは、中心に対して同
心円状に多重に設けられ、皿状集水金具１０の滑らかな
表面が水で濡れた際に、勾配によって滑り易くなるた
め、滑り止め用として設けられる。そして、この集水型
床排水金物は、皿状集水金具１０の外周部が床面１２と
同一面となるように設置される。
が目皿９の２乃至３倍程度で、下り勾配が１／５乃至１
／１０程度に構成され、その表面に滑り止め溝１１ａが
設けられる。この滑り止め溝１１ａは、中心に対して同
心円状に多重に設けられ、皿状集水金具１０の滑らかな
表面が水で濡れた際に、勾配によって滑り易くなるた
め、滑り止め用として設けられる。そして、この集水型
床排水金物は、皿状集水金具１０の外周部が床面１２と
同一面となるように設置される。
【０００９】なお、第２実施例に係る集水型床排水金物
は、皿状集水金具１０の滑り止め溝１１ｂを中心から放
射状に多数設けたもので、この滑り止め溝１１ｂの構成
以外は第１実施例に係る集水型床排水金物と同構成であ
る。
は、皿状集水金具１０の滑り止め溝１１ｂを中心から放
射状に多数設けたもので、この滑り止め溝１１ｂの構成
以外は第１実施例に係る集水型床排水金物と同構成であ
る。
【００１０】しかして、上記実施例によると、床面１２
上の排水は、先ず目皿９の数倍の大きさの直径を有する
皿状集水金具１０の周辺から皿状集水金具１０に集めら
れ、その中心に向かう下り勾配によって、速やかに床排
水金物の吸い込み口部７に導かれる。この排水は目皿９
を介して床排水金物にのみ込みまれ、床排水金物の本体
１の筒状立上がり部３とお碗状部材４とにより形成され
たトラップ５を経て、下部のねじ結合部２に接続された
配管によって排水される。
上の排水は、先ず目皿９の数倍の大きさの直径を有する
皿状集水金具１０の周辺から皿状集水金具１０に集めら
れ、その中心に向かう下り勾配によって、速やかに床排
水金物の吸い込み口部７に導かれる。この排水は目皿９
を介して床排水金物にのみ込みまれ、床排水金物の本体
１の筒状立上がり部３とお碗状部材４とにより形成され
たトラップ５を経て、下部のねじ結合部２に接続された
配管によって排水される。
【００１１】このように皿状集水金具１０を設けること
によって、床排水金物の本体１の吸い込み口部７の口径
を大きくすることなく、排水をのみ込み易くすることが
できるため、効率的に排水をすることができ、迅速な排
水が可能になると共に、床排水金物の本体１の大きさを
大きくする必要がないため、コスト上昇を最小限に抑え
ることができる。
によって、床排水金物の本体１の吸い込み口部７の口径
を大きくすることなく、排水をのみ込み易くすることが
できるため、効率的に排水をすることができ、迅速な排
水が可能になると共に、床排水金物の本体１の大きさを
大きくする必要がないため、コスト上昇を最小限に抑え
ることができる。
【００１２】なお、皿状集水金具１０は、直径が目皿９
の２乃至３倍程度の大きさであるため、その大きが床面
１２の全体構成に格別の影響を及ぼすことはなく、又、
その下り勾配が１／５乃至１／１０程度と小さいため、
床面１２との段差によって歩行に悪影響を及ぼすことも
ない。
の２乃至３倍程度の大きさであるため、その大きが床面
１２の全体構成に格別の影響を及ぼすことはなく、又、
その下り勾配が１／５乃至１／１０程度と小さいため、
床面１２との段差によって歩行に悪影響を及ぼすことも
ない。
【００１３】更に、皿状集水金具１０の表面が滑らかで
あると、水に濡れて滑り易くなった際に、皿状集水金具
１０上に乗ることにより、滑って転倒事故発生の恐れも
あるが、図１に示すような同心円状の滑り止め溝１１
ａ、或いは、図２に示すような放射状の滑り止め溝１１
ｂを設けることによって、例え、皿状集水金具１０の上
に足が乗ることがあっても、その滑り止め機能により転
倒事故の発生を抑制することができる。
あると、水に濡れて滑り易くなった際に、皿状集水金具
１０上に乗ることにより、滑って転倒事故発生の恐れも
あるが、図１に示すような同心円状の滑り止め溝１１
ａ、或いは、図２に示すような放射状の滑り止め溝１１
ｂを設けることによって、例え、皿状集水金具１０の上
に足が乗ることがあっても、その滑り止め機能により転
倒事故の発生を抑制することができる。
【００１４】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る集
水型床排水金物によると、床排水金物の受枠に目皿の数
倍の直径を有すると共に、その中心に向かう適度の下り
勾配を有する皿状集水金具を取り付けることによって、
床排水金物本体の吸い込み口部の口径を大きくすること
なく、排水をのみ込み易くすることができる。従って、
効率的に排水をすることが可能となり、床面上の排水を
迅速に排除することができるようになると共に、床排水
金物本体の大きさを大きくする必要がなく、コスト上昇
を最小限に抑えることができる。
水型床排水金物によると、床排水金物の受枠に目皿の数
倍の直径を有すると共に、その中心に向かう適度の下り
勾配を有する皿状集水金具を取り付けることによって、
床排水金物本体の吸い込み口部の口径を大きくすること
なく、排水をのみ込み易くすることができる。従って、
効率的に排水をすることが可能となり、床面上の排水を
迅速に排除することができるようになると共に、床排水
金物本体の大きさを大きくする必要がなく、コスト上昇
を最小限に抑えることができる。
【図１】本発明の第１実施例に係る集水型床排水金物の
構成を示す平面図（Ａ）と縦断面図（Ｂ）である。
構成を示す平面図（Ａ）と縦断面図（Ｂ）である。
【図２】本発明の第２実施例に係る集水型床排水金物の
構成を示す平面図（Ａ）と縦断面図（Ｂ）である。
構成を示す平面図（Ａ）と縦断面図（Ｂ）である。
【図３】従来の床排水金物の構成を示す平面図（Ａ）と
縦断面図（Ｂ）である。
縦断面図（Ｂ）である。
１ 本体 ２ ねじ結合部 ３ 筒状立上がり部 ４ お碗状部材 ５ トラップ ６ 調整管 ７ 吸い込み口部 ８ 受枠 ９ 目皿 １０ 皿状集水金具 １１ 滑り止め溝 １２ 床面
Claims (5)
- 【請求項１】 吸い込み口部に受枠を設け、同受枠に目
皿を設置してなる床排水金物において、上記受枠に上記
目皿の数倍の直径を有すると共に、その中心に向かう適
度の下り勾配を有する皿状集水金具を取り付けてなるこ
とを特徴とする集水型床排水金物。 - 【請求項２】 上記皿状集水金具の直径が目皿の２乃至
３倍で、下り勾配が１／５乃至１／１０であることを特
徴とする請求項１記載の集水型床排水金物。 - 【請求項３】 上記皿状集水金具の表面に滑り止め溝を
設けてなることを特徴とする請求項１記載の集水型床排
水金物。 - 【請求項４】 上記滑り止め溝を同心円状に設けてなる
ことを特徴とする請求項３記載の集水型床排水金物。 - 【請求項５】 上記滑り止め溝を放射状に設けてなるこ
とを特徴とする請求項３記載の集水型床排水金物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6078210A JP2790432B2 (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 集水型床排水金物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6078210A JP2790432B2 (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 集水型床排水金物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07259157A true JPH07259157A (ja) | 1995-10-09 |
| JP2790432B2 JP2790432B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=13655691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6078210A Expired - Lifetime JP2790432B2 (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 集水型床排水金物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2790432B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5447870U (ja) * | 1977-09-10 | 1979-04-03 | ||
| JPS5889521U (ja) * | 1981-12-10 | 1983-06-17 | ロンシール工業株式会社 | 屋上防水用ドレイン |
| JPS62125172U (ja) * | 1986-01-27 | 1987-08-08 |
-
1994
- 1994-03-23 JP JP6078210A patent/JP2790432B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5447870U (ja) * | 1977-09-10 | 1979-04-03 | ||
| JPS5889521U (ja) * | 1981-12-10 | 1983-06-17 | ロンシール工業株式会社 | 屋上防水用ドレイン |
| JPS62125172U (ja) * | 1986-01-27 | 1987-08-08 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2790432B2 (ja) | 1998-08-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20020148039A1 (en) | Load resistant floor drain assembly | |
| CA3075584C (en) | Ligature resistant floor drain and grate | |
| JPH07259157A (ja) | 集水型床排水金物 | |
| US2916310A (en) | Branched vertical soil pipe line fitting with vent | |
| GB2276541A (en) | Apparatus for use in removing water from a shower tray | |
| EP1433904A1 (en) | Drainage device for shower tray | |
| JP2007198021A (ja) | 排水枡のトラップ取付構造 | |
| EP0138796A1 (en) | Drain trap sanitary apparatus | |
| JPS6026895B2 (ja) | 排水トラツプにおける水封機能維持装置 | |
| JP4060638B2 (ja) | 洗い場床面の排水構造 | |
| JPH0716781Y2 (ja) | 浴室用排水器 | |
| JPS6231490Y2 (ja) | ||
| JPS6024790Y2 (ja) | 排水トラツプ | |
| KR200286986Y1 (ko) | 실내의 바닥용 배수장치 | |
| KR200181575Y1 (ko) | 베란다용 배수구조 | |
| KR200271176Y1 (ko) | 양변기용 배수관 연결플렌지 | |
| JPS6239161Y2 (ja) | ||
| JPS6326466Y2 (ja) | ||
| JPH0513828Y2 (ja) | ||
| JP5380658B2 (ja) | 排水装置の取り付け構造 | |
| JPH0525975B2 (ja) | ||
| JPH0941455A (ja) | 床排水トラップ | |
| JPH0111602Y2 (ja) | ||
| JPS6027190Y2 (ja) | 排水トラツプ | |
| AU667227B2 (en) | Drain outlet |