JPH0941455A - 床排水トラップ - Google Patents
床排水トラップInfo
- Publication number
- JPH0941455A JPH0941455A JP19655295A JP19655295A JPH0941455A JP H0941455 A JPH0941455 A JP H0941455A JP 19655295 A JP19655295 A JP 19655295A JP 19655295 A JP19655295 A JP 19655295A JP H0941455 A JPH0941455 A JP H0941455A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trap
- floor drain
- drain trap
- overflow weir
- water pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 床排水トラップの上側のスペースが小さくて
も封水管又はわんを着脱できる床排水トラップを提供す
る。 【解決手段】 トラップケース１１の流入口１２の下方
のトラップケース底面から筒状の溢流堰１４が立設され
ている。流入口１２に上方から軟質ゴム製の封水管１５
が挿入され、この封水管１５の下部は溢流堰１４内に同
軸的に挿入されている。トラップケース１１の側面の流
出口１６に排水管１７が接続されている。封水管１５の
上端は鍔状に拡径してフランジとなっており、トラップ
ケース１１の流入口１２の縁部に係止されている。この
フランジに重なるように目皿１８が嵌合している。
も封水管又はわんを着脱できる床排水トラップを提供す
る。 【解決手段】 トラップケース１１の流入口１２の下方
のトラップケース底面から筒状の溢流堰１４が立設され
ている。流入口１２に上方から軟質ゴム製の封水管１５
が挿入され、この封水管１５の下部は溢流堰１４内に同
軸的に挿入されている。トラップケース１１の側面の流
出口１６に排水管１７が接続されている。封水管１５の
上端は鍔状に拡径してフランジとなっており、トラップ
ケース１１の流入口１２の縁部に係止されている。この
フランジに重なるように目皿１８が嵌合している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は浴室などの床に設置
される床排水トラップに係り、特に封水管又は「わん」
を有する床排水トラップに関する。
される床排水トラップに係り、特に封水管又は「わん」
を有する床排水トラップに関する。
【０００２】
【従来の技術】建築物などの床に設置される床排水トラ
ップとして、上部に排水の流入口を有し、該流入口の下
方に上向き筒状の溢流堰が設けられたトラップケース
と、該溢流堰内に該流入口から挿入された筒状の封水管
とを有するタイプのものがある。また、上部に排水の流
入口を有し、該流入口の下方に上向き筒状の溢流堰が設
けられたトラップケースと、該溢流堰に上方から被冠さ
れたわんとを有するタイプのものもある（ＪＩＳ Ａ
４００２）。
ップとして、上部に排水の流入口を有し、該流入口の下
方に上向き筒状の溢流堰が設けられたトラップケース
と、該溢流堰内に該流入口から挿入された筒状の封水管
とを有するタイプのものがある。また、上部に排水の流
入口を有し、該流入口の下方に上向き筒状の溢流堰が設
けられたトラップケースと、該溢流堰に上方から被冠さ
れたわんとを有するタイプのものもある（ＪＩＳ Ａ
４００２）。
【０００３】このトラップケース及び封水管、わんは、
従来、硬質プラスチックや、耐食性金属材にて構成され
ている。
従来、硬質プラスチックや、耐食性金属材にて構成され
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】床排水トラップを、図
３の如く、バスエプロン１と洗い場２との交叉隅部付近
において該床排水トラップ３の一部又はすべてがバスエ
プロン１内に隠れるように設置することがある。なお、
４は床パン、５はバス、６は目皿、７は建築物スラブを
示す。
３の如く、バスエプロン１と洗い場２との交叉隅部付近
において該床排水トラップ３の一部又はすべてがバスエ
プロン１内に隠れるように設置することがある。なお、
４は床パン、５はバス、６は目皿、７は建築物スラブを
示す。
【０００５】このように狭い箇所に床排水トラップを設
置した場合、封水管又はわんを取り外してトラップ内部
を清掃、点検できるようにするために、バスエプロン１
の下端と床排水トラップ３の上端との間の間隔を十分に
大きくとる必要がある。
置した場合、封水管又はわんを取り外してトラップ内部
を清掃、点検できるようにするために、バスエプロン１
の下端と床排水トラップ３の上端との間の間隔を十分に
大きくとる必要がある。
【０００６】この間隔を大きくするためには、スラブ７
上の床パン４のレベルを高くせざるを得ないという短所
がある。
上の床パン４のレベルを高くせざるを得ないという短所
がある。
【０００７】本発明は、床排水トラップの上側のスペー
スが小さくても封水管又はわんを着脱できる床排水トラ
ップを提供することを目的とする。
スが小さくても封水管又はわんを着脱できる床排水トラ
ップを提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１の床排水トラッ
プは、上部に排水の流入口を有し、該流入口の下方に上
向き筒状の溢流堰が設けられたトラップケースと、該溢
流堰内に該流入口から挿入された筒状の封水管とを有す
る床排水トラップにおいて、該封水管を軟質材にて構成
して手で変形させて取り外しうるようにしたことを特徴
とするものである。
プは、上部に排水の流入口を有し、該流入口の下方に上
向き筒状の溢流堰が設けられたトラップケースと、該溢
流堰内に該流入口から挿入された筒状の封水管とを有す
る床排水トラップにおいて、該封水管を軟質材にて構成
して手で変形させて取り外しうるようにしたことを特徴
とするものである。
【０００９】請求項２の床排水トラップは、上部に排水
の流入口を有し、該流入口の下方に上向き筒状の溢流堰
が設けられたトラップケースと、該溢流堰に上方から被
冠されたわんとを有する床排水トラップにおいて、該わ
んを軟質材にて構成して手で変形させて取り外しうるよ
うにしたことを特徴とするものである。
の流入口を有し、該流入口の下方に上向き筒状の溢流堰
が設けられたトラップケースと、該溢流堰に上方から被
冠されたわんとを有する床排水トラップにおいて、該わ
んを軟質材にて構成して手で変形させて取り外しうるよ
うにしたことを特徴とするものである。
【００１０】かかる床排水トラップにおいては、いずれ
も封水管又はわんを手で変形させてトラップケースに出
し入れできる。従って、床排水トラップの上方のスペー
スが小さくても封水管又はわんの着脱が可能である。
も封水管又はわんを手で変形させてトラップケースに出
し入れできる。従って、床排水トラップの上方のスペー
スが小さくても封水管又はわんの着脱が可能である。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１は請求項１の実施例に係る床
排水トラップ１０の断面図である。トラップケース１１
は、上面が開放して流入口１２となっており、トラップ
取付リング１３によって床パン（図示略）の床排水トラ
ップ取付孔に固定される。この流入口１２の下方のトラ
ップケースから筒状の溢流堰１４が立設されている。流
入口１２に上方から軟質ゴム製の封水管１５が挿入さ
れ、この封水管１５の下部は溢流堰１４内に同軸的に挿
入されている。トラップケース１１の側面の流出口１６
に排水管１７が接続されている。
排水トラップ１０の断面図である。トラップケース１１
は、上面が開放して流入口１２となっており、トラップ
取付リング１３によって床パン（図示略）の床排水トラ
ップ取付孔に固定される。この流入口１２の下方のトラ
ップケースから筒状の溢流堰１４が立設されている。流
入口１２に上方から軟質ゴム製の封水管１５が挿入さ
れ、この封水管１５の下部は溢流堰１４内に同軸的に挿
入されている。トラップケース１１の側面の流出口１６
に排水管１７が接続されている。
【００１２】封水管１５の上端は鍔状に拡径してフラン
ジとなっており、トラップケース１１の流入口１２の縁
部に係止されている。このフランジに重なるように目皿
１８が取付リング１３内に嵌合している。
ジとなっており、トラップケース１１の流入口１２の縁
部に係止されている。このフランジに重なるように目皿
１８が取付リング１３内に嵌合している。
【００１３】このように構成された床排水トラップ１０
にあっては、封水管１２が軟質ゴムよりなるため、目皿
１８にバスエプロン１９の下端が迫っているなどして床
排水トラップ１０の上方のスペースＳが小さい場合で
も、封水管１５を手で押えて偏平形状にして該スペース
Ｓを通過させることができる。
にあっては、封水管１２が軟質ゴムよりなるため、目皿
１８にバスエプロン１９の下端が迫っているなどして床
排水トラップ１０の上方のスペースＳが小さい場合で
も、封水管１５を手で押えて偏平形状にして該スペース
Ｓを通過させることができる。
【００１４】図２は請求項２の実施例に係る床排水トラ
ップ２０の断面図であり、トラップケース２１の上部に
流入口２２が設けられ、下端に流出口２３が設けられて
いる。この流出口２３の縁部から上方に溢流堰２４が立
設されている。この溢流堰２４に対し釣り鐘状のわん２
５が外嵌されている。トラップケース２１の流入口２２
には目皿２６が装着されている。
ップ２０の断面図であり、トラップケース２１の上部に
流入口２２が設けられ、下端に流出口２３が設けられて
いる。この流出口２３の縁部から上方に溢流堰２４が立
設されている。この溢流堰２４に対し釣り鐘状のわん２
５が外嵌されている。トラップケース２１の流入口２２
には目皿２６が装着されている。
【００１５】本実施例においても、わん２５は手で変形
させうる軟質ゴム製とされており、床排水トラップ２０
の上方のスペースが小さい場合でもわん２５を着脱しう
るよう構成されている。
させうる軟質ゴム製とされており、床排水トラップ２０
の上方のスペースが小さい場合でもわん２５を着脱しう
るよう構成されている。
【００１６】上記実施例はいずれも本発明の一例であ
り、本発明は図示以外の形状の床排水トラップにも適用
できる。例えば、図１では流出口は１個とされている
が、２個以上の流出口を設けても良い。また、図２では
わん２５に別体のプルリング２５ａがナット２７によっ
て取り付けられているが、摘み部分をわんに一体のゴム
製としても良い。
り、本発明は図示以外の形状の床排水トラップにも適用
できる。例えば、図１では流出口は１個とされている
が、２個以上の流出口を設けても良い。また、図２では
わん２５に別体のプルリング２５ａがナット２７によっ
て取り付けられているが、摘み部分をわんに一体のゴム
製としても良い。
【００１７】なお、本発明において、封水管又はわん以
外の部分は、硬質プラスチックや金属製とするのが好適
である。
外の部分は、硬質プラスチックや金属製とするのが好適
である。
【００１８】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、床排水ト
ラップ上方のスペースが小さくても封水管又はわんを容
易に着脱できる。また、このため、床パンとバスエプロ
ン下端等との間隔を小さくし、床パンのレベルを低くす
ることも可能となる。
ラップ上方のスペースが小さくても封水管又はわんを容
易に着脱できる。また、このため、床パンとバスエプロ
ン下端等との間隔を小さくし、床パンのレベルを低くす
ることも可能となる。
【図１】実施例に係る床排水トラップ１０の断面図であ
る。
る。
【図２】実施例に係る床排水トラップ２０の断面図であ
る。
る。
【図３】浴室内部の斜視図である。
１ バスエプロン ３，１０，２０ 床排水トラップ ５ バス ６ 目皿 １１，２１ トラップケース １２，２２ 流入口 １４，２４ 溢流堰 １５ 封水管 ２５ わん
Claims (2)
- 【請求項１】 上部に排水の流入口を有し、該流入口の
下方に上向き筒状の溢流堰が設けられたトラップケース
と、 該溢流堰内に該流入口から挿入された筒状の封水管とを
有する床排水トラップにおいて、 該封水管を軟質材にて構成して手で変形させて取り外し
うるようにしたことを特徴とする床排水トラップ。 - 【請求項２】 上部に排水の流入口を有し、該流入口の
下方に上向き筒状の溢流堰が設けられたトラップケース
と、 該溢流堰に上方から被冠されたわんとを有する床排水ト
ラップにおいて、 該わんを軟質材にて構成して手で変形させて取り外しう
るようにしたことを特徴とする床排水トラップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19655295A JPH0941455A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 床排水トラップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19655295A JPH0941455A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 床排水トラップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0941455A true JPH0941455A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16359640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19655295A Pending JPH0941455A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 床排水トラップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0941455A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102071730A (zh) * | 2011-02-15 | 2011-05-25 | 北京中德博力科技有限公司 | 高水封大水量防臭气地漏 |
| CN102367680A (zh) * | 2011-06-27 | 2012-03-07 | 山东润银生物化工股份有限公司 | 防异味下水道地漏 |
-
1995
- 1995-08-01 JP JP19655295A patent/JPH0941455A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102071730A (zh) * | 2011-02-15 | 2011-05-25 | 北京中德博力科技有限公司 | 高水封大水量防臭气地漏 |
| CN102367680A (zh) * | 2011-06-27 | 2012-03-07 | 山东润银生物化工股份有限公司 | 防异味下水道地漏 |
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