JP3381015B2 - 排水桝用曲管 - Google Patents

排水桝用曲管

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JP3381015B2 JP27642795A JP27642795A JP3381015B2 JP 3381015 B2 JP3381015 B2 JP 3381015B2 JP 27642795 A JP27642795 A JP 27642795A JP 27642795 A JP27642795 A JP 27642795A JP 3381015 B2 JP3381015 B2 JP 3381015B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排水桝に用いられ
る曲管、特に、排水桝に防臭機能や排水中の油の分離機
能を付与するために排水桝に取り付けられる曲管に関す
る。
【0002】
【従来の技術】宅地内に埋設して設置される排水桝にお
いて、下流側臭気を水封する防臭機能を付与したもので
は、排水桝の内部に水封板を設置し、この水封板によっ
て排水桝の内部空間を上流側空間と下流側空間とに区画
し、かつ下流側空間を上流側空間に対して水封により密
閉した状態に保つという方式が採用されている。また、
排水中の油の分離機能を付与したものでは、排水桝の内
部に油分離板を配備し、この油分離板の下端部に具備さ
せた開口を通して雑排水を迂回させるという方式が採用
されている。
【0003】ところで、排水桝はその設置スペースとの
関係でできるだけ小さいものであることが望ましい。ま
た、油分離機能と防臭機能の2つの機能を併せ持った排
水桝においては、水封板や油分離板などを洗浄したり、
排水桝の内部や下流側配管の管路などを清掃したりする
ことが必要であるので、水封板や油分離板などをすべて
排水桝から簡単な操作で容易に取り出し得るようになっ
ていることが望ましい。また、水封板や油分離板を桝本
体から取り外さずに下流側配管の管路の点検や清掃を行
い得るようになっていることが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように、排水桝はその設置スペースとの関係でその口
径や大きさを余り大きくすることができない場合が多
い。そのため、防臭機能と油分離機能の2つを併せ持っ
た従来の排水桝においては、水封板や油分離板などの出
し入れを容易に行うことができないこともあり、必ずし
も上記の要望を満足し得るものではなかった。
【0005】本発明は以上の状況に鑑みてなされたもの
であり、上述した水封板や油分離板によって発揮される
防臭機能や油分離機能を、1つのエルボ型の部材によっ
て発揮させ得るようにすると共に、排水桝の内部空間が
狭くても、そのエルボ型の部材を桝本体に取り付けたま
ま下流側配管の管路の点検や清掃を行うことのできるよ
うにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の排水桝用曲管
は、胴壁に排水流入部とその排水流入部よりも下位の排
水流出部とが設けられた有底の桝本体に取り付けられる
排水桝用曲管であって、桝本体の排水流出部に貫挿状に
取り付けられる横向きの接続筒部と、この接続筒部に連
通して桝本体の内部で上記排水流出部よりも下方に延び
る立下り筒部とを有し、この立下り筒部の筒壁は、桝本
体の胴壁の内面に沿うように湾曲しかつ左右に張り出し
た前壁部と平板状の後壁部とにより形成されていると共
に、この立下り筒部における上記接続筒部との対向壁部
のほゞ全体が、上位ほどその接続筒部の基部に近付くよ
うに傾斜しており、その対向壁部に、盲蓋の着脱可能な
開口が開設されている、というものである。
【0007】この構成の曲管を桝本体の排水流出部に取
り付けることによって排水桝が構成される。なお、立下
り筒部における接続筒部との対向壁部に開設された開口
は、通常は、盲蓋によって塞がれている。
【0008】曲管は、その横向きの接続筒部を桝本体の
排水流出部に差し込むことによって桝本体に取り付けら
れる。桝本体に曲管を取り付けると、その曲管の立下り
筒部は桝本体の内部で上記接続筒部よりも下方に延びる
ので、排水が排水流入部から桝本体に流入すると、その
排水が立下り筒部の下端開口から迂回してその立下り筒
部の中に入り、桝本体の中での水位の上昇につれて立下
り筒部の中での水位も上昇する。そして、立下り筒部の
中の水位が上記接続筒部の最低位部よりも高くなると、
その水が越流して接続筒部から下流側配管の管路に排水
される。そして、そのような排水により立下り筒部の中
での水位が接続筒部の最低位部より下がると排水が止ま
り、その状態では、立下り筒部が桝本体の中に溜まって
いる水に没入した状態になり、下流側の臭気が水封され
る。また、排水に混ざっている油分は、水との比重差に
より立下り筒部に入る前に水面に浮き上がるので、曲管
の立下り筒部に入ることはない。
【0009】また、立下り筒部における接続筒部との対
向壁部に開設された開口から盲蓋を取り外すと、その開
口を利用して掃除具を接続筒部に接続されている下流側
配管の管路へ挿入したり、その開口から下流側配管の管
路の状態をミラーに写して点検することができ、特に、
上記対向壁部が傾斜していることにより掃除具を挿入し
やすく、また、ミラーによる点検を行いやすい。この作
用は、上記開口の中心が、接続筒部の軸線の近傍箇所に
位置しているという構成を採用することによって確実に
発揮される。
【0010】上記曲管の立下り筒部のように、その筒壁
が、桝本体の胴壁の内面に沿うように湾曲しかつ左右に
張り出した前壁部と平板状の後壁部とにより形成されて
いると、曲管の立下り筒部が桝本体の中央部に張り出さ
なくなるので、曲管によって占められるスペースが狭く
なり、それだけ桝本体の大きさを小さくすることが可能
になる。また、この構成を採用することによって、立下
り筒部を桝本体の中央部に張り出させずにその立下り筒
部の通路面積を大きくすることが可能になる。
【0011】また、桝本体の排水流入部に、桝本体にそ
の上面開口を通して出し入れ可能でかつ桝本体の内部に
流入する雑排水を受ける通水性を備えた篭体が着脱可能
になっているという構成を採用すると、上述した防臭機
能や油分離機能のみならず、排水と共に流入してくる野
菜屑や毛髪などの固形物を捕集する機能が篭体により発
揮される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態によ
る曲管が取り付けられた排水桝の断面図、図2は図1の
II−II線に沿う部分断面図、図3は曲管の正面図、
図4は曲管の平面図、図5は図4のV−V線に沿う断面
図、図6は図5のVI−VI線に沿う断面図、図7は盲
蓋の平面図、図8は盲蓋の側面図、図9は盲蓋の使用状
態を示す部分断面図、図10は輪状部材の斜視図であ
る。
【0013】桝本体1はポリプロピレンやポリ塩化ビニ
ルなどの合成樹脂で成形されており、底壁11とやゝ上
拡がり形状の胴壁12と環状の溝部13とを一体に備
え、溝部13が、桝本体1に積み上げられる埋設深さ調
節用の筒状アジャスタ(不図示)の嵌合溝として使われ
たり、蓋体(不図示)を装着するための蓋受け溝として
使われたりする。この桝本体1は地中に埋設して設置さ
れる。また、上記胴壁12には、上流側配管や下流側配
管の埋設深さに合わせて円形の開口14,15が異なる
2箇所に開設されている。これらの開口14,15は上
流側と下流側に振り分けられ、それらの各口縁部にシー
ル材16,17が装着されている。
【0014】シール材16の装着された上流側の開口1
4によって排水流入部F1が形成されている。排水流入
部F1には、上流側配管112の終部が接続されてい
る。上流側配管112は、桝本体1の胴壁12との接続
を確実にするためや伸縮や変形などが生じても桝本体1
の胴壁12から抜けないようにするために桝本体1の内
部空間に少し突出されており、その突出部を符号113
で示してある。
【0015】また、シール材17の装着された下流側の
開口15によって排水流出部F2が形成されており、こ
の排水流出部F2に曲管2が取り付けられている。曲管
2はポリ塩化ビニルやポリエチレンなどの合成樹脂で成
形されていて、上述したエルボ型の部材に相当するもの
である。図3〜図6で判るように、この曲管2は、上記
排水流出部F2に差し込まれた円管状の接続筒部23
と、この接続筒部23に連通しほゞ直角に曲がって下方
に延びる立下り筒部21とを有する。立下り筒部21
は、その筒壁22が、桝本体1の胴壁12の内面に沿う
ように湾曲しかつ左右に張り出した前壁部24と平板状
の後壁部25とにより形成されており、下面は開放して
いる。また、立下り筒部21における上記接続筒部23
との対向壁部26のほゞ全体が、上位ほどその接続筒部
23の基部に近付くように傾斜しており、そのように傾
斜した対向壁部26に、盲蓋3を着脱可能な円形の開口
27が開設されている。そして、その開口27の中心位
置は、接続筒部23の軸線Lの近傍箇所に定められてい
る。なお、図5に示したように、接続筒部23の軸線L
は水平軸線L1に対して角度θだけ傾斜しており、この
角度θが水の流れ勾配(すなわち、下流側配管122の
勾配)に一致している。排水流出部F2に差し込まれた
接続筒部23にはソケット121を介して下流側配管1
22が接続されている(図1)。
【0016】この曲管2は、図1に示した桝本体1の上
面開口18を通じて桝本体1の中に入れてから、その接
続筒部23が上記排水流出部F2に水密に差し込まれて
いる。したがって、この曲管2は、接続筒部23を排水
流出部F2から引き抜いて桝本体1の上面開口18を通
じて取り出すことも可能であり、そうすることによって
桝本体1の内部全体の清掃を容易に行えるようになる。
【0017】ここで、上述した排水流出部F2は排水流
入部F1よりも少し下位に配備されていると共に、桝本
体1の内部空間における排水流出部F2よりも下位の部
分には十分な深さが確保されている。
【0018】3はポリエチレンなどのオレフィン系樹脂
で作られた盲蓋である。図7および図8のように、この
盲蓋3は、表面側に把手31と放射状の補強リブ33と
鍔部34とを有し、裏面側の周方向複数箇所に係合片3
2…を有している。この盲蓋3は、その係合片32を変
形させながら曲管2の開口27に押し込んで鍔部34と
係合片32とで開口27の孔縁を挾ませることにより図
9のようにその開口27に装着され、装着状態では開口
27が水密に塞がれる。また、把手31を手で持って係
合片32を変形させながら開口27から引き出すことに
よってその開口27から取り外される。なお、盲蓋3は
オレフィン系樹脂で作られているので、比重が水より小
さく、水に浮かぶ。したがって、万一、盲蓋3を排水桝
の内部に落としても、その盲蓋は排水表面に浮かんで容
易に取り出すことができるという利点がある。
【0019】上流側配管112の端部である上記突出部
113に輪状部材4が嵌合状に取り付けられており、こ
の輪状部材4と上記突出部113とが接着剤で固着され
ている。この輪状部材4は塩化ビニル樹脂などの合成樹
脂で作られており、図10に示したように、その外周下
半部に下向きに張り出す鍔体41を一体に備えており、
しかもその輪状部材4が鍔体41と共にその外周部下端
の1箇所で分割されて左右に分かれている。42は分割
により形成された割溝を示しており、輪状部材4にこの
割溝42を形成してあることにより、輪状部材4の内周
直径が突出部113の外周直径よりも少し小さめになる
ようにその輪状部材4を作っておくと、弾性変形させて
拡径した輪状部材4を突出部113に無理なく嵌合する
こができ、しかも接着剤による接着を確実に行うことが
できる。また、輪状部材4の外周の上部に係止体43が
一体に設けられている。
【0020】5は桝本体1の内部に据え付けられる篭体
である。この篭体5は発錆しにくい金属であるステンレ
スで四角筒状に形成されていて、その上部に把手52が
揺動自在に取り付けられている。図1で判るように、底
壁と4面の側壁には多数の通水孔55が備わっている。
そして、把手52が取り付けられていない1面の側壁5
3に、その上端部から切り込まれた形の凹入状の開口5
6が形成されている。この開口56の幅は、上記突出部
113の外周直径(横幅)より小さくない寸法、すなわ
ち突出部113の外周直径と同等かそれよりもやゝ大き
い寸法になっている。
【0021】また、この篭体5は、把手52を手で持っ
て桝本体1の上面開口18から桝本体1の内部に対して
出し入れ可能な大きさに作られている。この篭体5は、
桝本体1の内部に挿入した後、図1のように凹入状の開
口56を上記突出部113の下半部に嵌合し、かつ把手
52を輪状部材4の係止体43に係止させることによっ
て桝本体1の内部に据え付けられるようになっている。
こうして据え付けられた篭体5は、その把手52が傾斜
した姿勢で係止体43に係止されているために、平板状
の上記側壁53が上記鍔体41に寄り掛かって背部から
支えられる。
【0022】この実施形態において、当該排水桝の下流
側管路の掃除や点検を行うとき以外は、曲管2の開口2
7に盲蓋3が装着されてその開口27が塞がれている。
【0023】曲管2の開口27を盲蓋3で塞いだ状態に
おいて、上流側配管112から図1の矢符bのように流
入する雑排水(固形物の混ざった排水)は、一旦篭体5
の中に入り、野菜屑や毛髪などの固形物が篭体5によっ
て捕集される。こうして固形物が分離された雑排水は、
篭体5の通水口55から出て桝本体1の内部に流入す
る。桝本体1の内部に水が流入し続けると、その水が、
図1の矢符aのように曲管2の立下り筒部21の下端開
口からその立下り筒部21の中に入り、立下り筒部21
の中で水位が次第に上昇する。そして、水位Wが排水流
出部F2の出口下縁、つまり接続筒部23の最低位部2
3aよりも高くなると、その水が接続筒部23を通り下
流側配管122に流出する。水位が接続筒部23の最低
位部23aよりも下がって水の流出が止まった状態で
は、立下り筒部21が桝本体1の中の水に没入するの
で、下流側配管122の管路が桝本体1の内部で水封状
態に遮断され、臭気の逆流が防止される(防臭機能)。
また、雑排水に混ざっている油分は、水との比重差によ
り桝本体1の内部で水面に浮き上がる。このため、油分
が下流側配管122の管路に流入することはない(油分
離機能)。
【0024】篭体5によって捕集した固形物は、輪状部
材4から取り外した篭体5を桝本体1の上面開口18を
通じて外部に引き上げた後、処理される。
【0025】本発明の曲管2を取り付けた上記排水桝に
おいては、その曲管2の立下り筒部21の筒壁22が、
桝本体1の胴壁12の内面に沿うように湾曲した前壁部
24と平板状の後壁部25とにより形成されているの
で、この立下り筒部21の通路面積を大きくして接続筒
部23の排水容量に見合う排水容量を具備させても、そ
の立下り筒部21が桝本体1の中央部へ張り出さない。
そのため、桝本体1の大きさを小さくしても、あるいは
固形物捕集能力の大きな比較的大形の篭体5を採用して
もその篭体5の出し入れに曲管2がじゃまにならないと
いう利点がある。
【0026】また、曲管2の立下り筒部21の筒壁22
が上記の形状になっていることにより、桝本体1に対す
る上流側配管の接続方向を、図2に矢印Xで示したよう
に下流側の排水流出部F2から見て直角方向にしたり、
同図に矢印Yで示したように下流側の排水流出部F2か
ら見て斜め45度の方向にしたりすることが可能にな
り、そのようにしても、二点鎖線や一点鎖線で示した篭
体5の据付けや取出しを曲管2にじゃまされずに行うこ
とができるようになる。
【0027】上記したような実施の形態を採用すると、
桝本体1に曲管2を取り付けたままで、排水桝の下流側
配管122の管路を点検したり清掃したりすることが可
能である。すなわち、曲管2の開口27から盲蓋3を取
り外すと、その開口27が接続筒部23に接続されてい
る下流側配管122の管路に対向するようになるので、
その開口27の近傍位置にミラーを持っていき、下流側
配管122の管路の様子をそのミラーに写して排水桝の
上から点検することが可能であり、また、開口27から
清掃具を下流側移管122の管路に挿入し、その清掃具
を排水桝の上から操作して下流側配管122の管路を清
掃することが可能である。
【0028】
【発明の効果】請求項1に係る発明の排水桝用曲管は、
桝本体の排水流出部に取り付けて使用されるものであ
り、そうすることよって防臭機能と油分離機能が排水桝
に付与される。また、立下り筒部の通路面積を大きくし
ても立下り筒部が桝本体の中央部に張り出さないので、
桝本体の大きさを小さくすることが可能になり、設置ス
ペースが少なくて済む。また、立下り筒部における接続
筒部との対向壁部に開設された開口から盲蓋を取り外す
と、その曲管を桝本体から取り外すことなく、その開口
から掃除具を挿入して接続筒部やそれに接続された排水
管の中を清掃したり、その開口から排水桝の下流側の管
路をミラーを使って点検することが可能になるという利
点がある。このような効果は、請求項2に係る発明によ
っていっそう確実に発揮される。
【0029】
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による曲管が取り付けら
れた排水桝の断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う部分断面図である。
【図3】本発明の実施の一形態による曲管の正面図であ
る。
【図4】同曲管の平面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】盲蓋の平面図である。
【図8】盲蓋の側面図である。
【図9】盲蓋の使用状態を示す部分断面図である。
【図10】輪状部材の概略斜視図である。
【符号の説明】
F1 排水流入部 F2 排水流出部 1 桝本体 2 曲管 5 篭体 12 胴壁 21 立下り筒部 22 筒壁 23 接続筒部 24 前壁部 25 後壁部 27 開口 26 対向壁部 L 接続筒部の軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03F 5/14 E03F 5/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴壁に排水流入部とその排水流入部より
    も下位の排水流出部とが設けられた有底の桝本体に取り
    付けられる排水桝用曲管であって、 桝本体の排水流出部に貫挿状に取り付けられる横向きの
    接続筒部と、この接続筒部に連通して桝本体の内部で上
    記排水流出部よりも下方に延びる立下り筒部とを有し、
    この立下り筒部の筒壁は、桝本体の胴壁の内面に沿うよ
    うに湾曲しかつ左右に張り出した前壁部と平板状の後壁
    部とにより形成されていると共に、この立下り筒部にお
    ける上記接続筒部との対向壁部のほゞ全体が、上位ほど
    その接続筒部の基部に近付くように傾斜しており、その
    対向壁部に、盲蓋の着脱可能な開口が開設されているこ
    とを特徴とする排水桝用曲管。
  2. 【請求項2】 立下り筒部における上記接続筒部との対
    向壁部に開設された盲蓋の着脱可能な開口の中心が、接
    続筒部の軸線の近傍箇所に位置している請求項1に記載
    の排水桝用曲管。
  3. 【請求項3】 盲蓋が水よりも比重の小さい樹脂で作ら
    れたものであって、盲蓋の表面側に把手と鍔部を有し、
    裏面側の周方向複数箇所に変形可能な係合片を有するも
    のである請求項1又は請求項2に記載の排水桝用曲管。
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