JPH0725896Y2 - 光ディスクの両面再生用クランプ機構 - Google Patents
光ディスクの両面再生用クランプ機構Info
- Publication number
- JPH0725896Y2 JPH0725896Y2 JP1990033402U JP3340290U JPH0725896Y2 JP H0725896 Y2 JPH0725896 Y2 JP H0725896Y2 JP 1990033402 U JP1990033402 U JP 1990033402U JP 3340290 U JP3340290 U JP 3340290U JP H0725896 Y2 JPH0725896 Y2 JP H0725896Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- optical disc
- clamper
- face
- centering guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は光ディスクの両面再生用クランプ機構に係わ
り、特に、光ディスク回転中に回転部分が押圧部材と非
接触となる光ディスクの両面再生用クランプ機構に関す
る。
り、特に、光ディスク回転中に回転部分が押圧部材と非
接触となる光ディスクの両面再生用クランプ機構に関す
る。
[従来の技術] 従来の光ディスクの両面再生用クランプ機構の例を第4
図に示す。
図に示す。
図において、1はスピンドルモータであり、その軸1aに
はターンテーブル2がねじで締着され、さらに、A面芯
合わせガイド3が隙間なく嵌合されている。
はターンテーブル2がねじで締着され、さらに、A面芯
合わせガイド3が隙間なく嵌合されている。
A面芯合わせガイド3はコイルばね4で上方に付勢され
ており軸1aに圧入された軸1bの段差に圧着されている。
ており軸1aに圧入された軸1bの段差に圧着されている。
A面芯合わせガイド3の周縁上側の傾斜面はディスクA
面20の芯合わせのために、内周円筒面と正確に同軸に形
成されている。
面20の芯合わせのために、内周円筒面と正確に同軸に形
成されている。
クランパ5はB面芯合わせガイド6,保持部材8の爪8a,
円錐部材12および係止部材14の突起部14aを介してクラ
ンパアーム7に支持されてターンテーブル2に対向配置
されている。
円錐部材12および係止部材14の突起部14aを介してクラ
ンパアーム7に支持されてターンテーブル2に対向配置
されている。
クランパアーム7に固着されたキャップ15には円錘部材
12に保持された鋼球11と対向する位置に押圧部材13が付
設されている。
12に保持された鋼球11と対向する位置に押圧部材13が付
設されている。
押圧部材13は摩擦係数の小さい材質が用いられている。
保持部材8とクランパ5およびB面芯合わせガイド6の
間には夫々コイルばね9および10が介装されており、ク
ランパアーム7が下降すると、押圧部材13が鋼球11を押
し下げ、コイルばね9を介してクランパ5を押し下げク
ランパ5がディスクB面21に当接して停止すると、次
に、コイルばね10を介してB面芯合わせガイド6を押し
下げる。
間には夫々コイルばね9および10が介装されており、ク
ランパアーム7が下降すると、押圧部材13が鋼球11を押
し下げ、コイルばね9を介してクランパ5を押し下げク
ランパ5がディスクB面21に当接して停止すると、次
に、コイルばね10を介してB面芯合わせガイド6を押し
下げる。
B面芯合わせガイド6の周縁下側の傾斜面はディスクB
面21の芯合わせのために、内周円筒面6aと正確に同軸に
形成されている。
面21の芯合わせのために、内周円筒面6aと正確に同軸に
形成されている。
上記構成において、光ディスクのA面再生時の位置合せ
は、ディスクA面20とディスクB面21の貼り合された光
ディスクをターンテーブル2の上方に送り込み、クラン
パアーム7を下降させることにより行われる。
は、ディスクA面20とディスクB面21の貼り合された光
ディスクをターンテーブル2の上方に送り込み、クラン
パアーム7を下降させることにより行われる。
クランパアーム7が下降すると、クランパ5は光ディス
クをディスクA面20の内周がA面芯合わせガイド3のガ
イド面に圧接するように押し下げてターンテーブル2と
の間に挾持し、ディスクA面20が芯合わせされた状態で
クランプする。
クをディスクA面20の内周がA面芯合わせガイド3のガ
イド面に圧接するように押し下げてターンテーブル2と
の間に挾持し、ディスクA面20が芯合わせされた状態で
クランプする。
スピンドルモータ1が回転すると、光ディスクはターン
テーブル2により回転されディスクA面が再生される。
テーブル2により回転されディスクA面が再生される。
このとき、ターンテーブル5は押圧部材13により押し下
げられた状態であり、押圧部材13と鋼球11は圧接状態で
ある。
げられた状態であり、押圧部材13と鋼球11は圧接状態で
ある。
上記A面再生状態からクランパアーム7をさらに下降さ
せるとディスクB面の芯合わせを行うことができる。
せるとディスクB面の芯合わせを行うことができる。
すなわち、クランパーアーム7が下降すると、クランパ
5は光ディスクと圧接状態であるので停止しているが、
保持部材8はコイルばね9を撓ませながら下降する。
5は光ディスクと圧接状態であるので停止しているが、
保持部材8はコイルばね9を撓ませながら下降する。
そして、保持部材8はコイルばね10を介してB面芯合わ
せガイド6を押圧して下降させる。
せガイド6を押圧して下降させる。
B面芯合わせガイド6はA面芯合わせガイド3を押し下
げて光ディスクから離すとともに、ガイド面をディスク
B面の内周に圧接し、ディスクB面をスピンドルモータ
の軸1aと芯合わせする。
げて光ディスクから離すとともに、ガイド面をディスク
B面の内周に圧接し、ディスクB面をスピンドルモータ
の軸1aと芯合わせする。
その状態でスピンドルモータ1が回転してディスクB面
が再生される。
が再生される。
このときも押圧部材13と鋼球11は圧接状態である。
[考案が解決しようとする問題点] 上記した従来のものにおいては、光ディスク回転時に押
圧部材13と鋼球11とが接触しているため微小振動が発生
し、その振動が光ディスクに伝わり再生画像の画質に悪
影響を与えるという欠点があった。
圧部材13と鋼球11とが接触しているため微小振動が発生
し、その振動が光ディスクに伝わり再生画像の画質に悪
影響を与えるという欠点があった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであって、
その目的とするところは、ディスク回転時に回転部と固
定部とが接触しない光ディスクの両面再生用クランプ機
構を提供することにある。
その目的とするところは、ディスク回転時に回転部と固
定部とが接触しない光ディスクの両面再生用クランプ機
構を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この考案の光ディスクの両面再生用クランプ機構は、ス
ピンドルモータ軸に磁性体を有するターンテーブルを固
着し、周縁上側にガイド面を有するA面芯合わせガイド
をスピンドルモータ軸に摺動自在に密嵌合するとともに
ばねにより上方に付勢し、クランパアームにより磁性体
を有するクランパを前記ターンテーブル上に置かれた光
ディスク上に載置可能とするとともに、前記ターンテー
ブルまたはクランパの少なくとも一方に磁石を付設し、
周縁下側にガイド面を有するB面芯合わせガイドをスピ
ンドルモータ軸に密嵌合可能にばねにより上方に付勢し
て前記クランパに支持させ、押圧部材により前記A面芯
合わせガイドとB面芯合わせガイドを押し下げB面芯合
わせガイドをスピンドルモータ軸に嵌合させるとともに
光ディスクB面をガイドさせる構成とし、A面芯合わせ
ガイドが光ディスクに加える力をクランパの光ディスク
保持力より小さくし、B面芯合わせガイドが光ディスク
に加える力をクランパの光ディスク保持力より大きく
し、A面の芯合わせは光ディスクがクランパで保持され
る前にA面芯合わせガイドにより行われ、B面の芯合わ
せはクランパが光ディスクを保持した状態で押圧部材が
B面芯合わせガイドを押し下げることにより行われ、押
圧部材がB面芯合わせガイドから離れた状態でB面の芯
合わせ状態が保たれるように構成したものである。
ピンドルモータ軸に磁性体を有するターンテーブルを固
着し、周縁上側にガイド面を有するA面芯合わせガイド
をスピンドルモータ軸に摺動自在に密嵌合するとともに
ばねにより上方に付勢し、クランパアームにより磁性体
を有するクランパを前記ターンテーブル上に置かれた光
ディスク上に載置可能とするとともに、前記ターンテー
ブルまたはクランパの少なくとも一方に磁石を付設し、
周縁下側にガイド面を有するB面芯合わせガイドをスピ
ンドルモータ軸に密嵌合可能にばねにより上方に付勢し
て前記クランパに支持させ、押圧部材により前記A面芯
合わせガイドとB面芯合わせガイドを押し下げB面芯合
わせガイドをスピンドルモータ軸に嵌合させるとともに
光ディスクB面をガイドさせる構成とし、A面芯合わせ
ガイドが光ディスクに加える力をクランパの光ディスク
保持力より小さくし、B面芯合わせガイドが光ディスク
に加える力をクランパの光ディスク保持力より大きく
し、A面の芯合わせは光ディスクがクランパで保持され
る前にA面芯合わせガイドにより行われ、B面の芯合わ
せはクランパが光ディスクを保持した状態で押圧部材が
B面芯合わせガイドを押し下げることにより行われ、押
圧部材がB面芯合わせガイドから離れた状態でB面の芯
合わせ状態が保たれるように構成したものである。
[作用] この考案の光ディスクの両面再生用クランプ機構によれ
ば、クランパアームがターンテーブル上に置かれた光デ
ィスクにクランパを載置すると、クランパとターンテー
ブルとが磁力により吸引され光ディスクをターンテーブ
ルに圧接する。
ば、クランパアームがターンテーブル上に置かれた光デ
ィスクにクランパを載置すると、クランパとターンテー
ブルとが磁力により吸引され光ディスクをターンテーブ
ルに圧接する。
そのとき、光ディスクのディスクA面の内周縁がA面芯
合わせガイドのガイド面と当接し、A面芯合わせ状態で
ターンテーブルにクランプされる。
合わせガイドのガイド面と当接し、A面芯合わせ状態で
ターンテーブルにクランプされる。
そしてクランパアームはクランパを光ディスク上に載置
した後さらに下降することによりクランパから離れる。
従って回転部分が固定部分と非接触状態となる。
した後さらに下降することによりクランパから離れる。
従って回転部分が固定部分と非接触状態となる。
ディスクB面を芯合わせするときは、上記のA面芯合わ
せ状態から、押圧部材によりA面芯合わせガイドとB面
芯合わせガイドを押し下げると、A面芯合わせガイドは
ディスクA面から離れ、B面芯合わせガイドがスピンド
ルモータ軸に嵌合するとともにガイド面がディスクB面
の内周縁に当接し光ディスクのB面が芯合わせされる。
せ状態から、押圧部材によりA面芯合わせガイドとB面
芯合わせガイドを押し下げると、A面芯合わせガイドは
ディスクA面から離れ、B面芯合わせガイドがスピンド
ルモータ軸に嵌合するとともにガイド面がディスクB面
の内周縁に当接し光ディスクのB面が芯合わせされる。
その状態から押圧部材を回転部分から離すとA面芯合わ
せガイドとB面芯合わせガイドは上昇するが、A面芯合
わせガイドの付勢力が光ディスクに加える力よりターン
テーブルとクランパの磁力が光ディスクに加える力の方
を大きくしておけば光ディスクはB面芯合わせ状態に保
たれ、回転部分が固定部分と非接触状態でクランプが行
われる。
せガイドとB面芯合わせガイドは上昇するが、A面芯合
わせガイドの付勢力が光ディスクに加える力よりターン
テーブルとクランパの磁力が光ディスクに加える力の方
を大きくしておけば光ディスクはB面芯合わせ状態に保
たれ、回転部分が固定部分と非接触状態でクランプが行
われる。
[実施例] この考案の第1の実施例である光ディスクの両面再生用
クランプ機構を第1図および第2図に基づいて説明す
る。
クランプ機構を第1図および第2図に基づいて説明す
る。
図において1はスピンドルモータであり、その軸1aには
ターンテーブル2がねじで締着され、さらに、A面芯合
わせガイド3が隙間なく嵌合されている。
ターンテーブル2がねじで締着され、さらに、A面芯合
わせガイド3が隙間なく嵌合されている。
A面芯合わせガイド3はコイルばね4で上方に付勢され
ており、爪3aにより上方へのストロークが制限されてい
る。
ており、爪3aにより上方へのストロークが制限されてい
る。
A面芯合わせガイド3の周縁上側の傾斜面はディスクA
面20の芯合わせのために、内周円筒面と正確に同軸に形
成されている。
面20の芯合わせのために、内周円筒面と正確に同軸に形
成されている。
クランパ5はクランパアーム7に支持されてターンテー
ブル2に対向配置されている。
ブル2に対向配置されている。
クランパ5はB面芯合わせガイド6をコイルばね10によ
り上方に付勢して摺動自在に支持している。
り上方に付勢して摺動自在に支持している。
B面芯合わせガイド6の周縁下側の傾斜面はディスクB
面21の芯合わせのために、内周円筒面6aと正確に同軸に
形成され、内周面はスピンドルモータの軸1aと密嵌合し
ている。
面21の芯合わせのために、内周円筒面6aと正確に同軸に
形成され、内周面はスピンドルモータの軸1aと密嵌合し
ている。
押圧部材13はB面芯合わせガイド6を押圧する位置とB
面芯合わせガイド6から離れる位置との間で移動可能と
なっている。
面芯合わせガイド6から離れる位置との間で移動可能と
なっている。
クランパ5は磁石15とヨーク16とを保持しており、磁石
15の起磁力による磁界は磁石15,ヨーク16,B面芯合わせ
ガイド6、スピンドルモータ軸1aおよびターンテーブル
2で形成される磁気回路を通っている。
15の起磁力による磁界は磁石15,ヨーク16,B面芯合わせ
ガイド6、スピンドルモータ軸1aおよびターンテーブル
2で形成される磁気回路を通っている。
上記構成において、光ディスクのA面再生時の位置合せ
は、ディスクA面20とディスクB面21の貼り合された光
ディスクをターンテーブル2の上方に送り込み、クラン
パアーム7を下降させることにより行われる。
は、ディスクA面20とディスクB面21の貼り合された光
ディスクをターンテーブル2の上方に送り込み、クラン
パアーム7を下降させることにより行われる。
クランパアーム7が下降すると、クランパ5は光ディス
クをディスクA面20の内周がA面芯合わせガイドのガイ
ド面に圧接するように押し下げてターンテーブル2との
間に挾持し、ディスクA面20が芯合わせされた状態で磁
力によりクランプする。
クをディスクA面20の内周がA面芯合わせガイドのガイ
ド面に圧接するように押し下げてターンテーブル2との
間に挾持し、ディスクA面20が芯合わせされた状態で磁
力によりクランプする。
クランパアーム7はさらに降下してクランパ5から離れ
第2図に示す状態となる。
第2図に示す状態となる。
スピンドルモータ1が回転すると、光ディスクはターン
テーブル2により回転されディスクA面が再生される。
テーブル2により回転されディスクA面が再生される。
このとき、回転部分は固定部分から離れた状態である。
上記A面再生状態から押圧部材13よりB面芯合わせガイ
ド6を降下させてディスクB面の芯合わせを行うことが
できる。
ド6を降下させてディスクB面の芯合わせを行うことが
できる。
すなわち、押圧部材13を第1図に示す位置に移動してB
面芯合わせガイド6を下方へ押すと、クランパ5は光デ
ィスクと圧接状態であるので停止しているが、B面芯合
わせガイド6はコイルばね10を撓ませながら下降する。
面芯合わせガイド6を下方へ押すと、クランパ5は光デ
ィスクと圧接状態であるので停止しているが、B面芯合
わせガイド6はコイルばね10を撓ませながら下降する。
B面芯合わせガイド6はA面芯合わせガイド3を押し下
げて光ディスクから離すとともに、ガイド面をディスク
B面の内周に圧接し、ディスクB面をスピンドルモータ
の軸1aと芯合わせする。
げて光ディスクから離すとともに、ガイド面をディスク
B面の内周に圧接し、ディスクB面をスピンドルモータ
の軸1aと芯合わせする。
そのときの磁力による光ディスクの保持力よりもB面芯
合わせガイド6の圧力の方が大きく、光ディスクはA面
芯合わせ位置からB面芯合わせ位置へ移動する。
合わせガイド6の圧力の方が大きく、光ディスクはA面
芯合わせ位置からB面芯合わせ位置へ移動する。
B面芯合わせが行われた後、押圧部材13は第2図に示す
位置に移動して、B面芯合わせガイド6から離れ、B面
芯合わせガイド6とA面芯合わせガイド3が上昇する
が、そのときの磁力による光ディスクの保持力のほうが
A面芯合わせガイド3の圧力より大きく、光ディスクは
B面芯合わせの状態に保持される。
位置に移動して、B面芯合わせガイド6から離れ、B面
芯合わせガイド6とA面芯合わせガイド3が上昇する
が、そのときの磁力による光ディスクの保持力のほうが
A面芯合わせガイド3の圧力より大きく、光ディスクは
B面芯合わせの状態に保持される。
その状態でスピンドルモータ1が回転してディスクB面
が再生される。
が再生される。
このときも回転部分と固定部分は非接触の状態である。
光ディスクをB面芯合わせの状態からA面芯合わせの状
態に移行させるときは、クランパアーム7によりクラン
パ5を光ディスクから一旦離してからクランプすればよ
い。
態に移行させるときは、クランパアーム7によりクラン
パ5を光ディスクから一旦離してからクランプすればよ
い。
第3図はこの考案の第2の実施例である光ディスクの両
面再生用クランプ機構を示す。
面再生用クランプ機構を示す。
この実施例では押圧部材13はクランパアーム7に固定さ
れており、クランパアーム7をクランパ5から離した後
さらに降下させることにより、押圧部材13がB面芯合わ
せガイドを押し下げる構成となっており他の構成部分は
第1の実施例と同様である。
れており、クランパアーム7をクランパ5から離した後
さらに降下させることにより、押圧部材13がB面芯合わ
せガイドを押し下げる構成となっており他の構成部分は
第1の実施例と同様である。
この実施例でも第1の実施例と同様に作用する。
実施例は以上のように構成されているが考案はこれに限
られず、例えば、磁石はターンテーブル側に設けてもよ
く、また、クランパとターンテーブルの双方に設けても
よい。
られず、例えば、磁石はターンテーブル側に設けてもよ
く、また、クランパとターンテーブルの双方に設けても
よい。
[考案の効果] この考案の光ディスクの両面再生用クランプ機構によれ
ば、光ディスクのA面およびB面の芯合わせが行われ、
しかも回転部分と固定部分が非接触であるので、光ディ
スクに振動が伝えられず光ディスクから良好な信号が得
られる。
ば、光ディスクのA面およびB面の芯合わせが行われ、
しかも回転部分と固定部分が非接触であるので、光ディ
スクに振動が伝えられず光ディスクから良好な信号が得
られる。
また、構造が簡単で製造コストが安価であるという効果
を得ることができる。
を得ることができる。
第1図および第2図はこの考案の第1の実施例である光
ディスクの両面再生用クランプ機構を示す断面図、第3
図はこの考案の第2の実施例である光ディスクの両面再
生用クランプ機構を示す断面図、第4図は従来の光ディ
スクの両面再生用クランプ機構の例を示す断面図であ
る。 1…スピンドルモータ、1a…スピンドルモータ軸、1b…
軸、2…ターンテーブル、3…A面芯合わせガイド、4
…コイルばね、5…クランパ、6…B面芯合わせガイ
ド、7…クランパアーム、8…保持部材、8a…爪、9,10
…コイルばね、11…鋼球、12…円錐部材、13…押圧部
材、14…係止部材、14a…突起部、15…磁石、16…ヨー
ク、20…ディスクA面、21…ディスクB面。
ディスクの両面再生用クランプ機構を示す断面図、第3
図はこの考案の第2の実施例である光ディスクの両面再
生用クランプ機構を示す断面図、第4図は従来の光ディ
スクの両面再生用クランプ機構の例を示す断面図であ
る。 1…スピンドルモータ、1a…スピンドルモータ軸、1b…
軸、2…ターンテーブル、3…A面芯合わせガイド、4
…コイルばね、5…クランパ、6…B面芯合わせガイ
ド、7…クランパアーム、8…保持部材、8a…爪、9,10
…コイルばね、11…鋼球、12…円錐部材、13…押圧部
材、14…係止部材、14a…突起部、15…磁石、16…ヨー
ク、20…ディスクA面、21…ディスクB面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 堀部 誠 東京都渋谷区渋谷2丁目17番5号 株式会 社ケンウッド内 (72)考案者 ▲高▼橋 誠 東京都渋谷区渋谷2丁目17番5号 株式会 社ケンウッド内 (72)考案者 世良 信夫 東京都渋谷区渋谷2丁目17番5号 株式会 社ケンウッド内 (72)考案者 安斎 忠志 東京都渋谷区渋谷2丁目17番5号 株式会 社ケンウッド内 (72)考案者 茂木 祐治 東京都渋谷区渋谷2丁目17番5号 株式会 社ケンウッド内 (72)考案者 松本 基元 東京都渋谷区渋谷2丁目17番5号 株式会 社ケンウッド内 (56)参考文献 特開 平2−308466(JP,A) 特開 平2−223055(JP,A) 特開 昭63−39168(JP,A) 特開 平1−144262(JP,A) 特開 平2−206055(JP,A) 実開 平1−93644(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】スピンドルモータ軸に磁性体を有するター
ンテーブルを固着し、周縁上側にガイド面を有するA面
芯合わせガイドをスピンドルモータ軸に摺動自在に密嵌
合するとともにばねにより上方に付勢し、クランパアー
ムにより磁性体を有するクランパを前記ターンテーブル
上に置かれた光ディスク上に載置可能とするとともに、
前記ターンテーブルまたはクランパの少なくとも一方に
磁石を付設し、周縁下側にガイド面を有するB面芯合わ
せガイドをスピンドルモータ軸に密嵌合可能にばねによ
り上方に付勢して前記クランパに支持させ、押圧部材に
より前記A面芯合わせガイドとB面芯合わせガイドを押
し下げB面芯合わせガイドをスピンドルモータ軸に嵌合
させるとともに光ディスクB面をガイドさせる構成と
し、A面芯合わせガイドが光ディスクに加える力をクラ
ンパの光ディスク保持力より小さくし、B面芯合わせガ
イドが光ディスクに加える力をクランパの光ディスク保
持力より大きくし、A面の芯合わせは光ディスクがクラ
ンパで保持される前にA面芯合わせガイドにより行わ
れ、B面の芯合わせはクランパが光ディスクを保持した
状態で押圧部材がB面芯合わせガイドを押し下げること
により行われ、押圧部材がB面芯合わせガイドから離れ
た状態でB面の芯合わせ状態が保たれるように構成した
光ディスクの両面再生用クランプ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990033402U JPH0725896Y2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 光ディスクの両面再生用クランプ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990033402U JPH0725896Y2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 光ディスクの両面再生用クランプ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03124348U JPH03124348U (ja) | 1991-12-17 |
JPH0725896Y2 true JPH0725896Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31537027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990033402U Expired - Lifetime JPH0725896Y2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 光ディスクの両面再生用クランプ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725896Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2735602B2 (ja) * | 1989-02-22 | 1998-04-02 | パイオニア株式会社 | 両面演奏ディスクプレーヤ |
JPH02308466A (ja) * | 1989-05-23 | 1990-12-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ディスククランプ装置 |
-
1990
- 1990-03-29 JP JP1990033402U patent/JPH0725896Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03124348U (ja) | 1991-12-17 |
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