JPH02308466A - ディスククランプ装置 - Google Patents

ディスククランプ装置

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Publication number
JPH02308466A
JPH02308466A JP1129613A JP12961389A JPH02308466A JP H02308466 A JPH02308466 A JP H02308466A JP 1129613 A JP1129613 A JP 1129613A JP 12961389 A JP12961389 A JP 12961389A JP H02308466 A JPH02308466 A JP H02308466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
centering
centering member
clamper
spindle
Prior art date
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Pending
Application number
JP1129613A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Tanaka
徹 田中
Satotsugu Suyama
陶山 悟嗣
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP1129613A priority Critical patent/JPH02308466A/ja
Publication of JPH02308466A publication Critical patent/JPH02308466A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、両面に情報が記録されたディスクからその情
報を再生するためのディスクプレーヤに関し、特にその
ディスククランプ装置に関するものである。
従来の技術 最近、動画と音声を両面に記録した光ディスクが普及し
つ2ある。現在使用されている映像用光ディスクは、3
0cmの直径のもので片面の収録時間が60分程度であ
るため、60分以上の映画等を収録するためには表面、
裏面に連続して記録されている。したがってこのような
ディスクを再生するには表裏面連続再生ディスクプレー
ヤが便利であり、その需要は今後多くなると予想される
一方、前記映像用光ディスクは片面に信号が記録された
円盤を2枚貼り合わせて両面ディスクとして構成される
。各々の円盤の信号は各々に設けられた中心孔を中心に
して渦巻き状に記録されている。ここで、製造上2枚の
円盤は各々の中心孔を完全に一致させて貼り合わせるこ
とが困難なため、両面ディスクとして完成された時2つ
の中心孔がずれているものも多い。このような中心孔に
ずれのあるディスクを再生する場合、一方の面を再生す
るときはその面の中心孔を中心にディスクを回転させ、
もう一方の面を再生する際には他方の中心孔を中心に回
転させなければならない。もし再生面と違う面の中心孔
を中心にディスクを回転させると、回転中心と記録され
た信号の中心がずれてしまうため正しく信号が読み取れ
なくなる恐れがある。このためディスクを裏返さずに両
面の再生ができるディスクプレーヤでは、再生面を変え
る時にはその再生面に対応してディスクの中心孔も変え
ることにより正しい回転中心を確保する必要がある。
以下に、従来のディスククランプ装置について説明する
第5図はこの従来のディスククランプ装置全体の斜視図
を示すものであり、第6図、第7図及び第8図はその右
側面図であり、第9図、第10図及び第11図はクラン
パプロッタの断面図である。
第9図において、la+1bはその片面に信号が記録さ
れた透明な円盤であり、各々の信号面が互いに内側にな
るように貼り合わされてディスク1が構成されている。
2はスピンドル、3はディスク1を搭載するターンテー
ブルでスピンドル2に固定されており、一体となって回
転する。9は保持部材でスラスト受け12が取り付けら
れている。4はターンテーブル3に内蔵された第1芯出
部材であり、スピンドル2に沿って摺動自在に保持され
ており、スピンドル2に対して同心に形成されたテーバ
部4aが円盤1aの中心孔に係合自在となっている。5
はターンテーブル3と第1芯出部材4の間に保持されて
おり、第1芯出部材4を円盤1aの中心孔に対して弾性
付勢するための第1芯出しばねである。6はその中心部
にガイド孔6bを有し、外周部にはガイド孔6bと同心
にテーバ部6aが形成された第2芯出部材であり、ガイ
ド孔6bはスピンドル2と係合自在に、またテーバ部6
aは円盤1bの中心孔と係合自在になっている。7は保
持部材9と第2芯出部材6の間に保持されつつ、第2芯
出部材6を円盤1bの中心孔に対して弾性付勢するため
の第2芯出しばね、8はディスク1をターンテーブル3
に押圧するためのクランパ、10は保持部材9とクラン
パ8の間に保持されつつ、クランパ8に押圧力を与える
クランパばねである。11は保持部材9を上昇または下
降押圧するための押圧部材であり、その両側面部には各
々2本ずつのピンllaが植立されている(第5図)。
第2芯出部材6.第2芯出ばね7、クランパ8.保持部
材9.クランパばね10によりクランパプロッタが構成
される。
第5図において、17はディスク1を搭載するトレイ、
18.19はトレイ17の両側部に設はラレトレイ17
を支持するためのトレイ受けであり、それぞれピン18
a、  19a(図示せず)が植立されている。14.
15はトレイ受+f 18゜19に植立したピン18 
a + 19 aと押圧部材11に植立したピンlla
に係合するカム溝を有するクランプカムであり、それぞ
れ案内板20.21の外側面で水平方向に移動自在に支
持されている。
工6はクランプカム14を駆動するカム駆動モータ、1
6aはカム駆動モータ16に取り付けられクランプカム
14に形成されたラックに噛み合うカム駆動ギヤ、22
は両側面のクランプカム14゜15の動きを連動させる
ための左右連動ギヤであり、それぞれのクランプカム1
4.15に形成されたラックに噛み合う2つのギアが連
結軸の両端に固定されている。案内板20.21にはピ
ン11a。
18a*19aを案内する案内溝20aが設けられてい
る。
第6図において、クランプカム14には14aと14b
のカム溝が形成されている。押圧部材11にはピンll
aが植立しておりカム溝14bに係合されている。トレ
イ受け18にはピン18aが植立しておりカム溝14a
に係合している。
第9図は、ディスク1がターンテーブル3に搭載された
状態でのクランパプロッタの断面図を示すものである。
ディスク1は円盤1aと1bが接合されたものでそれぞ
れの中心孔がずれている。
以上のように構成されたクランプ装置について、以下そ
の動作について説明する。
まず第5図において、トレイ17にディスク1が搭載さ
れるとカム駆動モータ16が回転しカム駆動ギヤ16a
によってクランプカム14を駆動する。クランプカム1
4の移動によって左右連動ギヤ22が回転し、もう一方
のクランプカム15を駆動する。そして6図に示すよう
に、カム駆動ギヤ16aが左に回転することによってク
ランプカム14が左に移動し、カム溝14aと案内板2
0に設けられた案内溝20a(第5図に示す)に沿って
トレイ受け18が下向きに駆動される。またカム溝14
bと案内溝20aに沿って押圧部材11も下向きに駆動
され、第7図に示す状態になる。
このときのクランパブロックの断面図を第10図に示す
。第10図において、押圧部材11によって保持部材9
が押圧されクランプばね10の圧縮力によりクランパ8
がディスク1をクランプする。クランプされる際に第1
芯出部材4のテーバ部4aが円盤1aの中心孔に係合す
る。また、第2芯出部材6のガイド孔6bにはスピンド
ル2の先端部が係合し、クランパブロックの回転中心を
スピンドル2の回転中心にほぼ一致させる。この様にし
てディスク1の円盤1aの中心がスピンドル2の中心と
一致する。スピンドル2の回転によってターンテーブル
3が回転する。ターンテーブル3のディスク載置面には
ゴム3aが設けられており、このゴム3aとディスク1
(円盤1a)の表面との間の摩擦力によってターンテー
ブル3の回転力がディスク1に伝えられ、回転駆動され
る。
次に、ディスク1を前記と反対側から、すなわち円盤1
bの側から再生する場合について説明する。この際には
ディスク1の円盤1bの中心とスピンドル2の中心を一
致させる必要がある。
第7図の状態よりさらにクランプカム14が左に移動す
ると、カム溝14bに沿って押圧部材11のみが下に移
動し、第8図に示す状態になる。このときのクランパブ
ロックの動作は、第10図の状態よりさらに押圧部材1
1が下がり、第2芯出部材ばね7の圧縮力により第2芯
出部材6が第1芯出部材4を押し下げ、さらに第2芯出
部材6のテーバ部6aが円盤1bの中心孔の角に当接す
る。
前記したようにディスク1は互いの中心孔がずれて接合
された2枚の円盤1a、lbにより構成されており、第
7図の状態では円盤1aの中心とスピンドル2の中心が
一致しているため、円盤1bの中心とスピンドル2の中
心とはずれている。一方、第2芯出部材6はスピンドル
2との係合によって互いの同心状態が確保されているた
め、第2芯出部材6が円盤1bの中心孔に当接する際に
は前記ずれのため片当りが生ずる。このため第2芯出部
材6がさらに下降すると、テーバ部6aから円盤1bの
半径方向に分力が加わり、これによりディスク1を半径
方向に移動させながらその中心孔に係合する。この状態
を第11図に示す。このようにして円盤1bの中心がス
ピンドル2の中心と一致し、ディスク1が再生される状
態になる。
発明が解決しようとする課題 上記の芯出し動作では、ディスク1の円盤1bの中心孔
に第2芯出部材6を係合させる際に、ターンテーブル3
とクランパ8によってクランプされたディスクをターン
テーブル上で移動させる必要がある。ターンテーブル3
のディスク載置面にはゴム3aが接合されているので、
ディスクを移動させるためにはディスク表面とゴム3a
表面およびクランパ表面との間の摩擦力に打ち勝つだけ
の分力を発生させる必要があり、第2芯出部材6を押し
下げる力を大きくしなければならない。そして上述した
構成では芯出しの動作が完了した後にも、前記第2芯出
部材6には芯出しの際に加わったのと同じ力を加え続け
る。このためクランパブロックを支持するスラスト受け
12は、高速回転しつつ大きな荷重に耐えられるものに
する必要があり、振動などの而から回転精度も高いもの
が要求される。したがって高価なスラストベアリング等
が必要となっていた。スピンドル2のスラスト受けにつ
いても同様であった。また、第2芯出部材6のテーバ部
から円盤1bの中心孔にも大きな力がかかり続けるため
、前記中心孔の内周部が傷み易いという課題もあった。
本発明は上記課題に鑑み、ディスクの芯出しが完了して
ディスクを回転駆動する際に、クランパブロックに加わ
る力を必要最小限にとどめ、性能の安定したディスクク
ランプ装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するにあたり、発明者は以下の点に着目
した。すなわち (1)第1芯出部材の作用状態から第2芯出部材の作用
状態に移行する際に、ディスクの中心孔に前記第2芯出
部材を係合させる瞬間のみ大きな力が必要である。
(2)第2芯出部材が作用状態にあり、ディスクが回転
駆動されている時はディスクがターンテーブル上でずれ
ないようにクランプされていればよく、これに要するク
ランプ力は前記第2芯出部材をディスクの中心孔に係合
させるに必要な力よりもかなり小さい。
したがって、クランパブロックに加える力を2段階に切
り替えてやればよい。但し、前記加える力を弱めた場合
にも第2芯出部材を作用状態にしておくことは必要であ
る。
以上の観点から本発明のディスククランプ装置は、ディ
スクを搭載するためのターンテーブルと、前記ターンテ
ーブルを回転駆動するスピンドルと、前記ディスクを前
記ターンテーブルに押圧してクランプするためのクラン
パと、前記ディスクの一方向から前記中心孔に係合自在
な第1芯出部材と、前記ディスクの他方向から前記中心
孔に係合自在な第2芯出部材と、前記第2芯出部材が前
記ディスクの芯出しを行うために必要な押圧力を前記第
2芯出部材に与えるために、通電することにより変形す
る形状記憶部材を含む押圧手段と、前記第2芯出部材が
前記ディスクの芯出しを行った状態で前記第2芯出部材
を保持するための保持手段と、前記第2芯出部材が前記
ディスクの芯出しを行った後に通電を解除した前記押圧
手段をもとの状態に復元するための復元手段とにより構
成されたものである。
さらに前記第1押圧手段の作用状態から前記第2押圧手
段の作用状態に切り換えた際、前記第2芯出部材が非作
用状態とならないように、前記第2芯出部材が前記ディ
スクの芯出しを行った状態で前記第2芯出部材を保持す
るための保持手段とを存する構成とした。
作用 本発明は、上記した構成により、第2芯出部材がディス
クの中心孔に係合する際には、前記ディスクの芯出しを
行うために必要な押圧力を形状記憶部材の変形を利用し
た押圧手段により前記第2芯出部材に与えて芯出し動作
を行い、芯出し動作完了後は復元手段により前記押圧手
段を非作用状態にするようにし、必要最小限の力で芯出
しおよびディスクのクランプ動作を可能とする。また、
前記押圧手段を非作用状態にした場合も前記第2芯出部
材は保持手段により保持されているため、第2芯出部材
がディスクの中心孔に係合した状態は確保される。
実施例 以下、本発明の一実施例のディスククランプ装置につい
て図面を参照しながら説明する。
第1図、第2図、第3図、及び第4図は本発明のクラン
プ装置におけるクランパブロックの断面図である。この
クランパブロックを駆動するためのクランプ装置全体の
構成は従来例の第S図に示すものと同等である。またク
ランパブロックの構成についても、従来と同一の構成に
は同一の符号を付している。図においてla、1bはそ
の片面に信号が記録された透明な円盤であり、各々の信
号面が互いに内側になるように貼り合わされてディスク
1が構成されている。2はスピンドル、3はディスク1
を搭載するターンテーブルでスピンドル2に固定されて
おり、一体となって回転する。
9は保持部材でスラスト受け12が取り付けられている
。11は保持部材9を上昇または下降押圧するための押
圧部材である。33は形状記憶合金製のコイルバネ33
aの端部に加圧板33bが固定された押圧手段であり、
上記コイルバネ33aには図示されないドライブ回路よ
り通電されるようになっている。34は押圧手段33を
もとの状態に復元するための復元手段であり、一方の端
が押圧部材11に固定された一対の板バネが上記加圧板
33bを弾性的に支持している。4はターンテーブル3
に内蔵された第1芯出部材であり、スピンドル2に沿っ
て摺動自在に保持されており。
スピンドル2に対して同心に形成されたテーパ部4aが
円盤1aの中心孔に係合自在となっている。
5はターンテーブル3と第1芯出部材4の間に保持され
ており、第1芯出部材4を円盤1aの中心孔に対して弾
性付勢するための第1芯出し゛ばねである。32は第1
芯出部材4がスピンドル2より脱落するのを防止するた
めのストッパであり、環状の強磁性体がスピンドル2に
固定されている。
30はその中心部にガイド孔31aを有し、外周部には
ガイド孔31aと同心にテーパ部30aが形成された第
2芯出部材である。第2芯出部材30の下側中心部には
ガイド孔31・aと同じ内径を有し、かつ同心に配置さ
れた環状の永久磁石31が固定されている。第2芯出部
材30と永久磁石31に共通なガイド孔31aはスピン
ドル2と係合自在に、またテーパ部30aは円盤1bの
中心孔と係合自在になっている。7は保持部材9と第2
芯出部材30の間に保持されつつ、第2芯出部材30を
円盤1bの中心孔に対して弾性付勢するための第2芯出
しばね、8はディスク1をターンテーブル3に押圧する
ためのクランパ、10は保持部材9とクランパ8の間に
保持されつつ、クランパ8に押圧力を与えるクランパば
ねである。前記した第2芯出部材30.第2芯出ばね7
.クランパ8゜保持部材9.クランパばね10によりク
ランパブロックが構成されている。
以下に上記したクランパ装置の動作を説明する。
第1図はディスク1がターンテーブル3に搭載された状
態でのクランパブロックの断面図を示すものである。第
2図はディスク1の円盤1aに第1芯出部材4が係合し
、ターンテーブル3とクランパ8によってクランプされ
た状態を示すものであり、ここまでの動作は従来例にお
いて説明したものと同等である。
次にディスク1を前記と反対側から、すなわち円盤1b
の側から再生する場合について説明する。
この際にはディスク1の円盤1bの中心とスピンドル2
の中心を一致させる必要がある。
まず、ドライブ回路から押圧手段33の形状記憶合金製
のコイルバネ33aに電流が供給されると、上記コイル
バネ33aはその温度が上昇する。
ここで、この形状記憶合金製のコイルバネ33aは、所
定の温度以上になったときに伸長状態であるようにその
形状を記憶しているため、温度の上昇にともなって伸長
変形する。これにより、加圧板33bは保持部材9に当
接し、これを押圧する。
このときのクランパブロックの状態が第3図であり、第
2芯出部材30は第2芯出ばね7の発生する押圧力によ
ってクランプされた状態のディスク1をその半径方向に
移動させつつ、円盤1bの中心孔に係合して芯出しを行
う。また、第2芯出部材30の下部に設けられた永久磁
石31は、スピンドル2に固定されたストッパ32に吸
着するため、第2芯出部材30はスピンドル2に対して
磁気的に保持される。
上記の芯出し動作が完了すると、ドライブ回路は押圧手
段33の形状記憶合金製のコイルバネ33aへの電流の
供給を停止する。通電が停止されるとコイルバネ33a
は自然冷却によってその温度が下降し、伸長状態へ変形
しようとする力が失われるため、復元手段34の板バネ
の弾性力により形状記憶合金製のコイルバネ33aがも
との状態に復元される。この動作によってクランパブロ
ック、押圧手段33.復元手段34は第4図に示す状態
になり、スラスト受け12には何等力が加わらない状態
になる。また、保持部材9の外周部も押圧部材11に接
触しない位置にあるため、クランパブロックには何等力
が加わらない状態になっている。一方、クランパ8はク
ランパばね10が発生する力を受けてディスク1をター
ンテーブル3へ押圧するが、その反作用力が保持部材9
に加わる。この反作用力は保持部材9を介して第2芯出
部材30に加わり、これを上昇させるように作用する。
しかし第2芯出部材30はスピンドル2に対して磁気的
に保持されているため、上昇する事なく保持部材9およ
びクランパ8を保持する。
以上の動作を成り立たせるためには以下の条件を満たす
必要がある。すなわち (1)第2芯出部材30をスピンドル2に対して磁気的
に保持する保持力は、クランパばね10が発生する力よ
り大であること。
(2)押圧手段33により保持部材9に加える力は、第
2芯出ばね7の発生する押圧力以上であること。
一般に第2芯出しばね7の発生する力はクランパばね1
0が発生する力よりはるかに大きい。したがって形状記
憶合金製のコイルバネ33aの伸長変形により押圧手段
33からスラスト受け12を介して保持部材9に加える
力は、かなり大きい力が必要になる。しかし、上述した
ように第2芯出部材30がクランプされた状態のディス
ク1をその半径方向に移動させる瞬間にのみ形状記憶合
金製のフィルバネ33aを伸長変形させ、これにより、
第2芯出ばね7の発生する押圧力を加え、その後この押
圧力を取り去り、代わりにディスク1のクランプに必要
な力(クランパばね10が発生する力)だけを加え続け
るようにすることにより、最小限必要な力で芯出し動作
が実現できる。
発明の効果 以上のように本発明は、第1芯出部材の作用状態から第
2芯出部材の作用状態に移行する際に、ディスクの中心
孔に第2芯出部材を係合させる瞬間のみ大きな押圧力を
作用させ、ディスクが回転駆動されている時はディスク
がターンテーブル上でずれないようにクランプするため
の小なる力を作用させることにより、クランパブロック
を支持するスラスト受けや、スピンドルのスラスト受け
を簡素化することができる上、高速回転時の振動が装置
に伝わるのを防止することができる。また、第2芯出部
材のテーパ部からディスクの中心孔に大きな力が連続的
に加わることがないため、前記中心孔の内周部を傷める
心配も低減される。
そして、上記の動作を形状記憶部材の変形時に発生する
力を利用して行うため、モータ等の駆動力が不要であり
構成が非常に簡素化される。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図及び第4図は本発明の一実施例
のクランパプロッタの断面図、第5図は従来のディスク
クランプ装置全体の斜視図、第6図、第7図及び第8図
はその右側面図、第9図。 第10図及び第11図は従来のディスククランプ装置の
クランパブロックの断面図である。 1・・・ディスク、  1a+1b・・・円盤、  2
・・・スピンドル、  3・・・ターンテーブル、  
3a・・・ゴム、4・・・第1芯出部材、  5・・・
第1芯出ばね、6.30・・・第2芯出部材、  7・
・・第2芯出ばね、8・・・クランパ、  9・・・保
持部材、  10・・・クランパばね、  11・・・
押圧部材、  12・・・スラスト受け、  14.1
5・・・クランプカム、  16・・・カム駆動モータ
、16 a・・・カム駆動ギヤ、17・・・トレイ、 
 18.19・・・トレイ受け、20.21・・・案内
板、  22・・・左右連動ギヤ、31・・・永久磁石
、  32・・・ストッパ、  33・・・押圧手段、
  34・・・復元手段。 代理人の氏名 弁理士 粟野 重孝 ほか1名/−−−
ディスク     q−f禾8きp材fc、 1b−H
91to−7ランyi +z’n2−スピンドJし  
 tr−・−押爪5!1st73−・・ターンテープ)
L712−スラスト受1ブ3ユー−−ゴA      
      30−一案2 ;亡、巳年p材4−第f7
′、出御#31・・・へ久搗石5−・・第!茫、工12
’fa  32”ストツノず7−・・@zlミ ま11
ユ′譬2   33 ・・ オシ Σ已 手巽史8−゛
クラン八9    34−・復元乎役第 1 図 、兇 M 2 図 第3図     33 第 4 囚 !−・ディス7 11・・−ff瓜節部 材4.15・・・クランプカム 16゛−汝ム扁F−幼モーグ 16山・−汝ム1L勧ギイ 17°°°トレイ 1B、 19−・′トレイ受げ π、2/・−某内坂 ZIL・・−案内溝 15  図           22・−・と右遣動
ギイ1−−スピンYル 3−・ターンテーブル 3(L−−ゴヘ 6一 第2茫、出御材 7・−第2=、と1;゛ね 8−7ラン八〇 q・・−イ呆4−雫ト師1]シ″ fZ−・・スラス)受す 第1O図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 両面に信号が記録されており、その中心位置に中心孔を
    有するディスクを搭載するためのターンテーブルと、 前記ターンテーブルを回転駆動するスピンドルと、 前記ディスクを前記ターンテーブルに押圧してクランプ
    するためのクランパと、 前記ディスクの一方向から前期中心孔に係合自在な第1
    芯出部材と、 前記ディスクの他方向から前記中心孔に係合自在な第2
    芯出部材と、 前記第2芯出部材が前記ディスクの芯出しを行うために
    必要な押圧力を前記第2芯出部材に与えるために、通電
    することにより変形する形状記憶部材を含む押圧手段と
    、 前記第2芯出部材が前記ディスクの芯出しを行った状態
    で前記代2芯出部材を保持するための保持手段と、 前記第2芯出部材が前記ディスクの芯出しを行った後に
    通電を解除した前記押圧手段をもとの状態に復元するた
    めの復元手段とを備えたことを特徴とするディスククラ
    ンプ装置。
JP1129613A 1989-05-23 1989-05-23 ディスククランプ装置 Pending JPH02308466A (ja)

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JP1129613A JPH02308466A (ja) 1989-05-23 1989-05-23 ディスククランプ装置

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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