JPH0725860Y2 - 光学式情報記録再生装置におけるピツクアツプ装置 - Google Patents

光学式情報記録再生装置におけるピツクアツプ装置

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JPH0725860Y2
JPH0725860Y2 JP1985038385U JP3838585U JPH0725860Y2 JP H0725860 Y2 JPH0725860 Y2 JP H0725860Y2 JP 1985038385 U JP1985038385 U JP 1985038385U JP 3838585 U JP3838585 U JP 3838585U JP H0725860 Y2 JPH0725860 Y2 JP H0725860Y2
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lens
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善尚 伊藤
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は光学式情報記録再生装置におけるピックアップ
装置に関し、特に記録媒体であるディスクの記録面と該
記録面に向けて発せらめる照射光の光軸との直交関係を
維持するチルトサーボ機構を備えた光学式情報記録再生
装置に用いて好適なピックアップ装置に関する。
背景技術 情報記録媒体であるビデオディスクあるいはディジタル
オーディオディスクなどのディスクは、その表面に情報
信号に応じた微細なピット(へこみ)を渦巻状のトラッ
クとして形成することによって当該情報信号を収録する
ものである。このように記録された情報信号を読み取る
場合、上記トラック上に微細なスポット光を照射させめ
てピットの有無による反射光の変化を電気信号に変換
し、元の情報信号として再生する。
なお、この再生においてはディスクの記録面上に照射光
を正確に集束しなければならず、そのために、該記録面
に照射光を集束させるための対物レンズを該対物レンズ
の光軸方向(フォーカス方向)において位置制御(フォ
ーカスサーボ)する必要がある。また、照射光が記録ト
ラックに正確に追従しなければならないために、上記光
軸方向に垂直な方向(トラッキング方向)への照射光の
位置制御(トラッキングサーボ)を行う必要もある。
これら対物レンズ及び該対物レンズをサーボ駆動する駆
動機構はディスク半径方向に移動自在な所定の保持部材
により保持され、且つ、カバー部材により覆われてお
り、該保持部材の移動に伴って前述した情報信号の読み
取りが行なわれる。
ここで、ディスクはディスク成形直後の収縮等によって
略椀状の変形をすることがある。この椀形状の深さに相
当する寸法の許容範囲がディスクの製造規格によって定
められており、ちなみにその値は、外径的20cmないし30
cmのディスクにあっては−2.5〜+1.5mm、外径約12cmの
ディスクでは±0.5mmとなっている。
気温あるいは湿度などの条件によってこの変形が増大し
ている場合、上記保持部材のディスク半径方向における
移動に伴って上記カバー部材がディスクの記録面に接触
し、記録再生が阻害されると共に、記録面が損傷すると
いう問題が起こり得る。
考案の概要 本考案は上記した点に鑑みてなされたものであって、そ
の目的とするところは上記カバー部材がディスクの記録
面に接触することがなく、従って、記録再生の阻害ある
いはディスク記録面の損傷の懸念がないピックアップ装
置を提供することである。
本考案によるピックアップ装置は、記録媒体の記録面に
スポット光を照射せしめるための対物レンズと、前記対
物レンズをサーボ駆動する駆動機構と、前記対物レンズ
及び駆動機構を保持する保持部材と、前記記録面に対し
て前記対物レンズを追従せしめるべく前記保持部材の傾
斜を調整するチルトサーボ機構と、前記対物レンズ及び
駆動機構上に覆設されるカバー部材とを含み、前記カバ
ー部材の前記記録面と対向する部分は、前記記録媒体の
半径方向外側に位置する領域が前記記録面から離隔すべ
く傾斜部となっていることを特徴としている。
そして、このような構成としたことにより、一部が変形
して反っているような記録媒体を、ターンテーブル上で
回転させる際に生じる面振れ状態下においては、チルト
サーボ機構のみでは追従しきれない場合があるが、さら
に、ピックアップのカバー部材に傾斜部を設けることに
よって、面振れ状態にあってもピックアップと記録媒体
の接触を防止し、スムーズな情報再生が行えるというも
のである。
要するに、チルトサーボ機構とカバー部材の傾斜構造と
の有機的結合によって、面振れ状態下でもスムーズな情
報再生動作を行えることになる。
実施例 以下、本考案の実施例としてのピックアップ装置を添付
図面を参照しつつ説明する。
第1図ないし第6図に示されるように、当該ピックアッ
プ装置は保持部材たるピックアップボディ1を有してい
る。ピックアップボディ1はアルミニウムあるいはその
合金、あるいは合成樹脂等から成り、第1図に示される
ように貫通孔1aを有している。この貫通孔1a内には発光
素子としてのレーザダイオード3、ダレイティング(回
析格子)4、ビームスブリッタ5及びコリメータレンズ
6が同軸上に並設されている。グレイティング4はレー
ザダイオード3から発せられた照射光を再生RF信号用件
フォーカスサーボ用の光とトラッキングサーボ用の光と
に分割するためのものであり、また、ビームスプリッタ
5は該照射光を透過し且つ後述するディスクの記録面か
らの反射光を該照射光に対して曲げて後述する受光素子
へ導くものである。また、コリメータレンズ6は該照射
光を平行光に変換するためのものである。
上述した各光学素子のうち、レーザダイオード3、グレ
イティング4及びビームスプリンタ5は、円筒状ホルダ
7,8及び9にこれら3つの光学素子の光軸が該各ホルダ
の中心軸と一致するように、各々担持されており、該各
ホルダはホルダ挿入孔として貫通孔1a内に積層して挿入
せしめられている。貫通孔1aはその中心軸に直角な断面
形状が円形であり、故に、各ホルダ7,8及び9は該各ホ
ルダの中心軸に沿って移動自在であり、且つ、該中心軸
を中心として回動可能となっている。ただし、ホルダ7
はピックアップボディ1にネジによって固定されてい
る。第7図から特に明らかなように、各ホルダ7,8及び
9の間には弾性部材たる波状座金11又はコイルばね及び
12が夫々介装されている。
積層された各ホルダ7,8及び9のうち両端に位置する2
つのホルダ7及び9は、ピックアップボディ1に設けら
れた受け面1b及び1cに夫々の外周部が係合することによ
り、貫通孔1a内への挿入方向において位置決めされてい
る。ホルダ7及び9によって挾まれるように中間に位置
するホルダ8には円筒状スリーブ14が密接に外嵌してい
る。このスリーブ14の軸方向一端部はホルダ7に設けら
れた受け面7aに係合しており、これによって、スリーブ
14のホルダ7に近づく方向への移動規制がなされてい
る。スリーブ14の軸方向他端部には光通過孔14aが形成
された壁部14bが設けられており、該壁部がホルダ8の
軸方向端部に当接することによって該ホルダの挿入方向
(貫通孔1a内への)における位置決めがなされている。
すなわち、スリーブ14は中間に位置するホルダ8の位置
決め部材として作用しているのである。
ここで、各ホルダ7,8及び9並びにスリーブ14が各々有
する特徴について説明する。
まず、発光素子たるレーザダイオード3を担持したホル
ダ7であるが、該ホルダはレーザダイオード3がその軸
方向一端部の内周面7bに圧入されることによって該レー
ザダイオードを支持している。ホルダ7の軸方向他端部
にはひとみ7cが形成された壁部7dが一対成形されてい
る。このように、ひとみ7cをホルダ7と一体に形成した
ことによって、該ホルダに圧入にて高精度に固定された
レーザダイオード3に対する該ひとみの位置精度、特に
照射光軸に垂直な面内における位置精度が高められ、レ
ーザダイオード3から発せられる照射光をその光軸を中
心とする真円に極めて近い状態にてカットすることが出
来るのである。
次に、グレイティング4を担持したホルダ8と該ホルダ
に嵌合したスリーブ14について説明する。グレイティン
グ4はホルダ8の軸方向端部に接着されている。スリー
ブ14に形成された光通過孔14aの内径はグレイティング
4の外径よりも大となっており、これによって、レーザ
ダイオード3、ホルダ7、ホルダ8、波状座金11及びス
リーブ14を各々小組みした後にグレイティング4を接着
せしめることが可能となる。故に、グレティング4の接
着性は安定したものとなる。また、ホルダ8に担持さた
グレイティング4の外側面4aがスリーブ14の壁部14aの
外側面14cよりも内側に位置するようになされている。
従って、上記したホルダ7等の小組みがなされた後にグ
レイティング4を接着固定する際に、接着後にグレイテ
ィング4に外部物体が接触することが防止されるため、
グレイティングの損傷も生ぜず、又、グレイティング4
の接着性は更に安定し、高精度の精着が可能となるので
ある。
ホルダ7と共にホルダ8を挾むように位置するホルダ9
には、波状座金12のセンタ孔に嵌合するセンタリングガ
イド部9aが形成されている。このセンタリングガイド部
9aを設けたことによって、ホルダ9及びスリーブ14の各
中心軸に対して波状座金12は正確に位置決めされ、該波
状座鍔の押圧力に起因してホルダ9の回動に対して生ず
る抵抗力は、該ホルダの中心軸を中心として均一とな
り、該ホルダの回動は円滑となるのである。また、グレ
イティング4を担持したホルダ8も上記ホルダ9と同様
に、波状座金11の押圧力に起因する抵抗力を上回る回動
力を加えれば回動する。なお、ホルダ8とホルダ9との
間にはピックアップボディ1にホルダ7を介して固定さ
れたスリーブ14が介装されているので、該両ホルダの一
方を回動する際に、その回動力が他方に影響を及ぼすこ
とはない。
第8図(a)ないし(f)はピックアップボディ1の全
体形状を明らかにするための図であるが、このうち第8
図(a)及び(b)に示されるように、ピックアップホ
ルダ1には光学素子の位置調整をなすための例えば4つ
の調整治具挿入孔1d,1e,1f及び1gが設けられている。2
つの調整治具挿入孔1d及び1eは、ビームスプリッタ5を
担持したホルダ9に対応して設けられている。第7図に
示されるように、ビームスプリッタ5は2つの光軸5a及
び5bを有するのであるが、一方の調整治具挿入孔1dは、
その中心軸がこの2つの光軸を含む平面に垂直であるよ
うに形成されている。また、他方の調整治具挿入孔1eは
該平面と平行であるように形成されている。残る2つの
調整治具挿入孔1f及び1gは調整治具挿入孔1dと平行に形
成されており、調整治具挿入孔1f及び1gは調整治具挿入
孔1dと平行に形成されており、調整治具挿入孔1fはグレ
イティング4を担持したホルダ8に対応している。ま
た、ピックアップボディ1の端部近傍に設けられた調整
治具挿入孔1gは後述するマルチレンズを担持した円筒状
ホルダに対応すべく位置している。
これら各調整治具挿入孔は1dないし1g内に所定の調整治
具(図示せず)を挿入して該調整治具の先端部を各ホル
ダ8及び9等に係合させ、以て該各ホルダ、従って、該
各ホルダに夫々担持された光学素子の回動及び位置調整
をなすのである。なお、各調整治具挿入孔1dないし1g
は、その内径が互いに異なるようになされている。
第1図から明らかなように、ビームスプリッタ5の上方
に配設されたコリメータレンズ6はピックアップボディ
1に直接取り付けられており、更に、該コリメータレン
ズの外側屈折面がピックアップボディ1の表面よりも内
側に位置するようになされている。コリメータレンズ6
はピックアップボディ1に接着剤によって接着されてい
る。第8図(a),(b)及び(d)にも示されるよう
に、ピックアップボディ1には該コリメータレンズの接
着面の外側に接着剤溜り1hが設けられている。この接着
剤溜り1hの作用と接着面間の毛細管現象とによって、接
着部に接着剤を過不足なく安定的に供給でき、安定した
接着性が得られるのである。
第1図及び第8図(b)に示されるように、ピックアッ
プボディ1にはビームスプリッタ5の側方に、貫通孔1a
に対して直角に伸び且つ該貫通孔に連通する案内孔1iが
形成されている。案内孔1iの開口端には板状の受光素子
16が取り付けられている。第3図から特に明らかなよう
に、受光素子16は板状のベース部材17に担持されてお
り、該ベース部材はL字状に形成された押圧バネ18とピ
ックアップボディ1に螺合するネジ19a,19bとによって
ピックアップボディ1に取り付けられている。L字状押
圧バネ18の両端部に位置する一対のネジ19bはベース部
材17に形成された矩形状開口部17a内に遊嵌しており、
これにより、ネジ19bを緩めることによってベース部材1
7、従って受光素子16をその光軸に直角な面内において
位置調整できるようになっている。第1図にも示される
ように、板状のベース部材17の主面には凹部17bが設け
られており、受光素子16は該凹部内に接着されている。
凹部17bの形状はこの場合矩形となっており、該形状に
よって受光素子16の、その光軸に垂直な面内における位
置決めが可能となっている。これによって、受光素子16
の位置設定が極めて正確になされる。また、凹部17bの
面積は受光素子16の主面面積よりも大きく、この余剰面
積分が接着剤溜りを兼ねるようになっている。このよう
に構成したことによって、接着部に接着剤を過不足なく
安定的に供給でき、安定した接着性が得られる。
ピックアップボディ1に設けられた案内孔1i内には、マ
ルチレンズ20を該マルチレンズの光軸がその中心軸と一
致するように担持した円筒状のホルダ21が嵌挿されてい
る。ホルダ21の直径は案内孔1iの内径よりも僅かに小さ
く形成されており、これによって、ホルダ21は該ホルダ
の中心軸方向、すなわちマルチレンズ20の光軸に沿って
摺動自在且つ該光軸の回りに回動自在となっている。な
お、マルチレンズ20は、いわゆるシリンドリカルレンズ
と通常の凸レンズとを複合した作用をなすものである。
第6図,第8図(c)及び(f)に示されるように、ピ
ックアップボディ1には案内孔1iに対して直角に伸びる
座グリ部1kが設けられており、該座グリ部の底面には案
内孔1iに連通する長孔1が形成されている。長孔1
はその長軸が案内孔1iと平行であるように形成されてい
る。第9図から特に明らかなように、座グリ部1k内には
ネジ23がワッシャ23a及び弾性部材たる波状座金23bと共
に挿入され、該ネジのネジ部は首負スリーブ23cに挿入
され、且つ、長孔1を通じてホルダ21に螺合せしめら
れている。また、該ネジの頭部は長孔1の縁部にワッ
シャ23a及び波状座金23bを介して当接している。すなわ
ち、ホルダ21は、ネジ23に外接する首部スリーブ23cが
長孔1内を移動し得る範囲内でピックアップボディに
対して移動可能なのである。なお、これら長孔1、ネ
ジ23及び波状座金23b、首部スリーブ23c等とによって、
ホルダ21をピックアップボディ1に対して固定する固定
機構が構成されている。
ホルダ21の外周には環状溝21aが形成されており、ピッ
クアップボディ1の端部近傍に設けられた調整治具挿入
孔1gはこの環状溝21aに対応している。この調整治具挿
入孔1gと長孔1は、ホルダ21の中心軸を中心として互
いに所定角度、この場合約180°の角度を隔てて形成さ
れている。ホルダ21の中心軸を中心とする調整治具挿入
孔1g及び長孔1の相互離隔角度を略0とした場合、該
調整治具挿入孔及び長孔を互いにホルダ21の中心軸に沿
ってずらす必要が生じ、この構成ではホルダ21が大型と
なってピックアップ装置全体としての大型化及びコスト
増大を招来する。この問題が解決されているのである。
第1図に示されるように、コリメータレンズ6の上方に
は矩形板状に形成された波長板25が配置されており、且
つ、ホルダ26を介して板状ベース部材本体27に担持され
ている。但し、ホルダ26はベース部材本体27と共にベー
ス部材の全体を構成する。また、ベース部材本体27はピ
ックアップボディ1により保持されている。なお、波長
板25は、前述したレーザダイオード3から発せられる照
射光とディスク記録面からの反射光をビームスプリッタ
5をして分離させるために光の偏光方向を変えるための
ものである。
ここで、ホルダ26及びベース部材本体27について第10図
及び第11図に基づいて説明する。
まず、ホルダ26であるが、第10図(a)ないし(c)に
示されるように、全体として円板状に形成されている。
ホルダ26の主面には波長板25が嵌挿される座グリ部26a
が設けられており、波長板は該座グリ部の底面に接着剤
によって接着されている。この座グリ部26aには弧状部
分26bが形成されており、矩形状の波長板25だけでな
く、円形に形成された波長板も嵌挿し得るようになって
いる。また、矩形状波長板25の場合は弧状部26bが円形
に形成された波長板の場合は座グリ部26aの四隅が接着
剤溜りとなる。
第11図(a)ないし(d)に示されるように、ベース部
材本体27には、ホルダ26の外周に互いに対向方向に向け
て突設された2つの突起26dと各々嵌合して該ホルダを
支持する2つの支持突部27aがもけけられている。ホル
ダ26はベース部材本体27に対して且つ波長板25の光軸と
垂直な面内にて摺回動可能となっている。第11図(a)
及び(c)から明らかなように、ベース部材本体の中心
孔27bがホルダ26の外周26eに摺動自在に当接することに
よって、該ホルダが摺回動するときに該ホルダが半径方
向にずれるのが防止されている。
一方、ホルダ26の外周部には該ホルダの半径方向に突出
するアーム部26fが設けられており、該アーム部の先端
部は直角に屈曲せしめられている。第1図に示されるよ
うに、この屈曲部26gはピックアップボディ1に形成さ
れた開口部1mを通じて外部に露出している。すなわち、
この屈曲部26gを指にて操作することによって、ホルダ2
6、従って波長板の角度位置を調節し得るようになされ
ているのである。
前述したピックアップボディ1と、レーザダイオード3
と、グレイティング4とビームスプリッタ5と、コリメ
ータレンズ6と、円筒状ホルダ7,8及び9と、波状座金1
1及び12と、円筒状スリーブ14と、受光素子16と、板状
ベース部材17と、マルチレンズ20と、円筒状ホルダ21
と、波状座金23b及びネジ23等を含む上記固定機構と、
波長板25と、ホルダ26と、板状ベース部材本体27と、こ
れらに関連する周辺小部材とによって、固定光学系が構
成されている。
第1図に示されるように、波長板25の上方には、レーザ
ダイオード3から発せられた照射光をディスク29の記録
面にスポット光として集束せしめるための対物レンズ30
が配置されている。対物レンズ30の外周には円筒状のレ
ンズパット30aが嵌着されている。対物レンズ30は略円
筒状に形成された第1保持部材たるレンズホルダ31の上
端部にその光軸が該レンズホルダの中心軸と一致するよ
うに嵌着されている。第12図及び第13図にも示されるよ
うに、レンズボルダ31の外周にはコイル中心軸が対物レ
ンズ30の光軸方向と一致するようにフォーカシングコイ
ル32が巻装されている。なお、レンズホルダ31の下端部
にはカウンタウェイト30bが取り付けられている。レン
ズホルダ31にはその中心軸方向両端部に、対物レンズ30
の光軸方向に垂直な方向において且つ互いに該レンズホ
ルダの中心軸を中心として相反方向に突出する一対ずつ
の計4つの張出部31a及び31bが設けられている。これら
一対ずつの張出部31a及び31bの一方ずつはレンズホルダ
31の中心軸方向において対向している。このうち互いに
対向する2つの張出し部31a及び31b間には断面形状が矩
形のボビン34が取り付けられている。このボビン34の外
周には対物レンズ30の光軸方向に対して垂直な方向とコ
イル中心軸が一致するようにトラッキングコイル35が巻
装されている。このトラッキングコイル35を第2コイル
と称し、これに対してフォーカシングコイル32を第1コ
イルと称する。また、レンズホルダ31及びボビン34を各
々、第1保持部材及び第2保持部材と称する。
ボビン34が取り付けられた2つの張出部31a,31bとは反
対方向に突出する他の2つの張出部31a及び31bには、対
物レンズ30の光軸方向において離隔して且つ平行に配置
されて該方向に可撓な一対の可撓性部材たる板バネ36の
各一端部が結合されている。該各板バネの各他端部は中
継部材37に結合されている。すなわち、各板バネ36は中
継部材37に対して片持梁状に取り付けられているのであ
る。中継部材37には、対物レンズ30の光軸方向と垂直な
方向において離隔して且つ平行に配置されて該方向に可
撓な一対の可撓性部材たる板バネ38の各一端部が結合さ
れている。これら一対の板バネ38の各他端部はベース部
材39に結合されている。すなわち、各板バネ38はベース
部材39に対して片持梁状に取り付けられているのであ
る。
これらレンズホルダ31と、ボビン34と、板バネ36と、中
継部材37と、板バネ38と、ベース部材39と、これらに関
連する周辺小部材とによって、対物レンズ30を該対物レ
ンズの光軸方向及び該光軸方向と垂直な方向において移
動可能に且つ該対物レンズの光軸がデイスク29の記録面
に対して垂直であるように支持する支持機構が構成され
ている。
ここで、中継部材37と各板バネ36及び38との結合状態に
ついて詳述する。
板バネ36及び38と中継部材37は互いに接着剤によって接
着されている。中継部材37には該各板バネとの接着面か
ら突出する突出部37aが形成されている。また、第12図
から特に明らかなように中継部材37には、板バネ36との
接着面と突出部37aとの間に接着剤の逃げ溝37bが形成さ
れている。各板バネ36及び38と中継部材37とを接着する
際に、所定の治具等(図示せず)によって突出部37aを
保持するのであるが、この接着剤の逃げ溝37bを設けた
ことによって接着剤が該治具等にまで流れ込むことがな
く、中継部材37と該治具などが接着されてしまうことが
起こらないのである。
次に、ピックアップボディ1に対するベース部材39の固
定状態等について詳述する。
第4図,第12図及び第13図に示されるように、ベース部
材39は細長(且つ略L字状に屈曲して形成され、その両
端部においてネジ39a,39bによってピックアップボディ
1に固定されている。特に、ネジ39bは上述した一対ず
つの板バネ36及び38のうち基端部側の板バネ38の固定端
部近傍、この場合、一対設けられた板バネ38の間に位置
している。ベース部材39の下面には、ピックアップボデ
ィ1の上面に形成された上面に形成された矩形状凹部1n
(第8図(d)参照)の縁部に係合することによって該
ピックアップボディに対するベース部材39の位置決めを
なす位置決め突起39cが形成されている。これによっ
て、ピックアップボディ1に対するベース部材39の位置
精度は極めて高められている。
第4図及び第12図に示されるように、対物レンズ30の光
軸方向及びこれに垂直な方向に対して垂直な方向におい
て各々同極が対向すべく、且つ該対向極間にてフォーカ
シングコイル32及びトラッキングコイル35を挾むように
一対のマグネット41が配置されている。これら一対のマ
グネット41は、全体として略コの字状に形成されたヨー
ク42によって磁気的に結合されている。これらマグネッ
ト41及びヨーク42によって、フォーカシングコイル32及
びトラッキングコイル35と鎖交する磁束を発生する磁気
回路が構成されている。
ヨーク42にはマグネット41と接していない部分に、その
先端部がトラッキングコイル35の近傍に位置するように
突部42aが形成されている。この突部42aを設けたことに
よって、トラッキングコイル35と鎖交する磁束が増大
し、よってトラッキングコイル方向:Tにおける対物レン
ズ駆動が大きくなっている。また、ヨーク42にはマグネ
ット41と接していない部分に設けられてその先端部がフ
ォーカシングコイル32の近傍に達するサブヨーク42bが
設けられている。ただし、このサブヨーク42bは上記し
た突部42aと同様にヨーク42に一体成形された突部とし
てもよい。このサブヨーク42bを設けたことによって、
フォーカシングコイル32と鎖交する磁束が増大し、故に
フォーカシング方向:Fにおける対物レンズ駆動力が大き
くなっている。
第12図から特に明らかなように、一対設けられたマグネ
ット41の各対向面には、対物レンズ30の光軸方向に垂直
な断面形状が弧状の凹部41aが各々設けられており、フ
ォーカシングコイル32はこれら2つの凹部41a間に嵌挿
されている。この凹部41aの寸法は、トラッキングコイ
ル35のコイル中心軸方向におけるフォーカシングコイル
32の可動範囲が一対のマグネット41の対向方向における
可動範囲よりも大であるようになされている。すなわ
ち、トラッキングコイル35のコイル中心軸方向にその長
軸が一致する例えば楕円あるいは長孔の両側の両凹部41
aが形成するようになされているのである。
例えば第12図及び第13図に示されるように、フォーカシ
ングコイル32及びトラッキングコイル35に電流を供給す
るための可撓性プリント基板43が設けられており、該プ
リント基板は板バネ36,38の各伸縮面、並びに該各板バ
ネの固定部としての中継部材37及びベース部材39に連続
的に接着されている。また、特に図示しないが、プリン
ト基板43は該各板バネの各伸縮面並びに該固定部に吸振
性接着剤によって接着されている。対物レンズ30の駆動
のために板バネ36,38が撓むとき、プリント基板43の変
形に伴う吸振作用によって該各板バネの共振防止がなさ
れるであるが、このように接着剤として吸振性を有する
ものを使用することによって吸振効果が更に増大するの
である。
なお、第12図に示されるように、対物レンズを支持する
レンズホルダ31に突設された張出部31aには該張出部の
突出方向に関する両側部に切欠部31cが形成されてお
り、フォーカシングコイル32及びトラッキングコイル35
からプリント基板43へのコイルの引き出しが該切欠部を
通じてなされている。前述したことから明らかなよう
に、フォーカシングコイル32及びトラッキングコイル35
は一対のマグネット41を含む磁気回路内に収納される形
となっているのであるが、上記切欠部31cを通じてコイ
ルの引き出しをなしたことによって各々マグネットの間
隔を狭くすることができ、故に上記磁気回路、延いては
ピックアップ装置全体としての小型化が図り易くなるの
である。
上記したフォーカシングコイル32と、トラッキングコイ
ル35と、マグネット41及びヨーク42を含む磁気回路と、
プリント基板43と、これらに関連する周辺小部材とによ
って、対物レンズ30を駆動する駆動手段が構成されてい
る。また、該駆動手段と、前述した板バネ36,38等を含
む支持機構とによって、対物レンズ30をサーボ駆動する
駆動機構が構成されている。更に、該駆動機構と対物レ
ンズ30とによって可動光学系が構成されている。前述し
た固定光学系と該可動光学系は光軸を共通にして結合さ
れている。
ここで、再び波長位置25について説明する。
例えば第12図に示されるように、マグネット41及びヨー
ク42等から成る磁気回路は一対のネジ45によってピック
アップボディ1に固定されるのであるから第1図から明
らかなように、波長板25を担持した板状ベース部材本体
27はこの磁気回路とピックアップボディ1とによって狭
持される形で固定されている。従って、ベース部本体27
を固定するための特別な固定用部材は不要となってい
る。また、波長板25は、ベース部材本体27及びホルダ26
から成るベース部材のうち、対物レンズ30とは反対側の
面に取り付けられている。
説明を元に戻す。
例えば第1図に示すように、対物レンズ30及び該対物レ
ンズをサーボ駆動する上記駆動機構を覆うようにカバー
部材47が設けられている。このカバー部材47は該駆動機
構の構成部材のうち、ベース部材39とヨーク42によって
担持されている。詳しくは、第14図(a),(b),
(d)及び(e)にも示されるように、カバー部材47の
一端部に可撓性を有する係合爪47aが形成されており、
第1図に示されるように、ヨーク42の端部下面縁部に該
係合爪が係合している。すなわち、ヨーク42の該端部下
面が縁部が係合爪47aの係止部となっているのである。
また、カバー部材47の他端部には突起47bが形成されて
おり、ベース部材39の上面外側縁部に形成された係止部
たる凹部39dに該突起が係合している。なお、第1図及
び第12図から明らかなように、ヨーク42には、カバー部
材47が上記駆動機構上に覆設されるときに上記係合爪47
aに係合して該係合爪を撓ませるテーパ部42dが設けられ
ている。また、第14図(c)にも示されるように、カバ
ー部材47の両側部にも一対の可撓性係合爪47cが形成さ
れ、該係合爪がピックアップボディ1に形成された係止
部1o(第8図(a),(c),(d)及び(f)参照)
に係合している。第1図,第14図(b)及び(c)から
明らかなように、カバー部材47の各部のうちディスク記
録面と対向する部分の一部が傾斜部47dとなっている。
また、例えば第1図から明らかなように、カバー部材47
は前述した駆動機構の構成部材である板バネ36に沿うよ
うに形成されており、傾斜部47dはこの板バネ36に対応
している。板バネ36は片持梁状であるために、固定部た
る中継部材37を中心として傾斜するように撓むのである
が、このように撓む板バネ36と傾斜部47dを対応せしめ
たことによってカバー部材47内部のデッドスペースを最
小とすることができるのである。
カバー部材47にはまた、ディスク記録面と対向する部分
に複数個の略半球状の突起47eが形成されている。後述
するチルトサーボ機構が動作することによって、上記カ
バー部材47がディスク記録面に近づく形で当該ピックア
ップ装置全体が傾斜せしめられるのであるが、いわゆる
ソリなどに伴うディスク記録面の変形量が極めて大きい
場合やチルトサーボ異常動作時に該記録面がカバー部材
47のディスク記録面と対向する部分と接触することが考
えられる。仮にこのような接触が起きた場合でも、ディ
スク記録面には半球状の突起47eが接触することとな
り、接触状態は円滑なものとなってディスクの表面が損
傷することもないのである。
カバー部材47上にはまた、半球状突起47eのかわりにフ
ェルトなどから成るパッドを貼設してもよく、該パッド
もこの半球状の突起47eと同様の作用をなす。
第2図ないし第6図に示されるように、当該ピックアッ
プ装置は、ピックアップボディ1の側部に延在する樹脂
製の支持体50を有している。支持体50はピックアップム
ボディ1とネジ等によって結合されている。支持体50は
ピックアップボディ1と共に当該ピックアップ装置に本
体部分を構成し、且つ、前述した複数の光学素子など、
他の構成部材を保持する保持機構をなしている。なお、
この保持機構はディスク29の記録面に沿って移動自在と
なっている。
第15図(a)ないし(f)は支持体50の全体形状を明ら
かにするための図である。このうち第15図(a)及び
(c)に示されるように、支持体50には、ピックアップ
ボディ1に形成された調整治具挿入孔1d,1f及び1gに対
応して開口部50a,50b及び50cが設けられている。これら
各開口部を通じて調整治具が挿入されるのである。支持
体50には対物レンズ30を含む可動光学系(前述)の近傍
の一端部に長手センサステイ50dが一対成形されてい
る。詳しくは、センサステイ50dは支持体50の本体にそ
の一端部にて結合した状態であり、該一端部を中心とし
て揺動自在となっている。ただし、センサステイ50dの
揺動はディスク記録面に対して垂直な面内にてなされ
る。第2図,第4図及び第5図に示されるように、支持
体50の本体に回動自在に嵌合するネジ51が螺合してお
り、このネジ51を回動せしめることによってセンサステ
イ50dの揺動角度位置が移動するようになされている。
第3図にも示されるように、センサステイ50d上にはセ
ンサボード52がネジ52a(第4図示)によって固定され
ており、第4図に示されるように、該センサボード上に
は発光ダイオード53と一対のフォトダイオード54が固定
されている。前述したように当該ピックアップ装置に
は、ディスク記録面に照射されるスポット光の光軸と該
記録面とが常に直角に交わるようになすチルトサーボ機
構が設けられている。図示はしないが、例えば第6図に
示されるピックアップボディ1の丸孔1pに所定の回動支
持軸を挿入し、ディスク記録面のソリ等に応じて該回動
支持軸の回りにピックアップ装置全体を僅かに回動せし
めるのである。上述した発光ダイオード53及びフォトダ
イオード54は上記スポット光の光軸とディスク記録面の
相対傾斜角度を検知するセンサとして作用するものであ
る。
一方支持体50の他端部、すなわちセンサステイ50dが形
成された端部とは反対側の端部には複数の可撓性係合爪
50eが一体に形成されており、該各係合爪によって制御
回路基板55が担持されている。
上記した構成のピックアップ装置においては、レーザダ
イオード3から発せられた照射光はグレイティング4、
ビームスプリッタ5、コリメータレンズ6、波長板25及
び対物レンズ30を順次通過してディスク29の記録面に微
細なスポット光として集束される。また、ディスク29の
記録面からの反射光は対物レンズ30、波長板25及びコリ
メータレンズ6を逆行してビームスプリッタ5に入射
し、よってマルチレンズ20を経て受光素子16に達する。
第16図に示されるように、受光素子16の受光面には再生
RF信号用件フォーカスサーボ用のフォトダイオード57
と、一対のトラッキングサーボ用のフォートダイオード
58とが設けられている。フォトダイオード57の受光面は
57a,57b,57c及び57dの4つの部分に分割されている。よ
く知られていること故、詳述しないが、集束性を有する
光がいわゆるシリンドリカルレンズを透過した場合に互
いに直角な2つの焦線として、集束せられる性質を利用
して各分割部分57aないし57dに照射される光量を検出測
定し、以てディスク記録面と対物レンズ30の相互位置関
係を判定し、これに応じて対物レンズ30を駆動してフォ
ーカスサーボを行うのである。なお、マルチレンズ20は
上記したシリンドリカルレンズの作用に加えて、ディス
ク記録面からの反射光に集束性を与える凸レンズの作用
をなすものである。また、トラッキングサーボのための
信号は一対のフォトダイオード58が夫々受ける光量の差
によって得られる。
第17図に示されるように、対物レンズ30はディスク29の
記録面に近づく第1位置(二点鎖線にて示される)と該
記録面から離隔する第2位置(一点鎖線にて示される)
の間にて移動するのであるが、該対物レンズを駆動する
駆動手段(前述)の電源が断のときにおける対物レンズ
30の停止位置(実線にて示される)が、上記第1位置と
第2位置の中心よりも第2位置側に設定されている。す
なわち、対物レンズ30の移動ストロークをSとすると、
第17図においてLにて示される寸法、即ち電源断のとき
の対物レンズ30の停止位置と上記第2位置との離隔距離
がS/2よりも小となっているのである。
考案の効果 以上詳述した如く、本考案による光学式情報記録再生装
置におけるピックアップ装置においては、記録媒体の記
録面に対して対物レンズを追従せしめるべく保持部材の
傾斜を調整するチルトサーボ機構と、対物レンズ及び駆
動機構上に覆設されるカバー部材とを含み、カバー部材
の記録面と対向する部分は、記録媒体の半径方向外側に
位置する領域が傾斜部となっている。
従って、該変形の程度がかなり大きい場合でも、カバー
部材がディスク記録面に接触することがなく、記録再生
の阻害やディスク記録面の損傷などの問題は起こらない
のである。
なお、このことは、ディスクの記録面と照射光と光軸と
の直交関係を維持するために該カバー部材を含むピック
アップ装置全体を傾斜駆動することによってなされる、
いわゆる、チルドサーボ時に特に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例としてのピックアップ装置の正
断面図、第2図ないし第5図は第1図に関する各々II−
II矢視図、III−III矢視図、IV−IV矢視図及びV−V矢
視図、第6図は第3図に関するVI−VI矢視図、第7図は
該ピックアップ装置の一部詳細図、第8図(a)ないし
(f)はピックアップボディの各々半断面を含む正面
図、左側断面図、右側断面図、平面図、底面図及び背面
図、第9図は該ピックアップ装置の一部詳細図、第10図
(a)及(b)は波長板を担持するホルダの各々平面図
及び正面図、第10図(c)は第10図(a)に関するc−
o−c断面図、第11図(a)、(b)及び(c)は該ホ
ルダを保持するベース部材本体の各々平面図、右側面図
及び背面図、第11図(d)は第11図(a)に関するd−
d断面図、第12図及び第13図は対物レンズとその駆動機
構を示す各々分解斜視図及び斜視図、第14図(a)ない
し(e)はカバー部材の各々平面図。左側断面図、右側
断面図、正面図及び背面図、第15図(a)ないし(f)
は支持体の各々正面図、左側面図、右側面図、平面図、
底面図及び背面図、第16図は受光素子の受光面詳細図、
第17図は対物レンズの移動ストロークと停止位置の関係
を説明するための図である。 主要部分の符号の説明 1……ピックアップボディ 1a……貫通孔 1a,1c,7a……受け面 1a,1e,1f,1g……調整治具挿入孔 1h……接着剤溜り 1i……案内孔、1k……座グリ部 1……長孔 1m,17a,50a,50b,50c……開孔部 1n,17b,41a……凹部 1p……丸孔 3……レーザダイオード 4……グレイティング 4a……外側面 5……ビームスプリッタ 5a,5b……光軸 6……コリメータレンズ 7,8,9,21……円筒状ホルダ 7b……内周面、7c……ひとみ 7d……壁部 9a……センタリングガイド部 11,12,23b……波状座金 14……円筒状スリーブ 14a……光通過孔、14b……壁部 14c……外側面 16……受光素子 17……板状ベース部材 18……押圧バネ 19a,19b,23,39a,39b,45,51,52a……ネジ 20……マルチレンズ、21a……環状溝 23a……ワッシャ 23c……首部スリーブ 25……波長板、26……ホルダ 26a……座グリ部、26b……弧状部分 26d,47b……突起 26e……外周、26f……アーム部 26g……屈曲部 27……ベース部材本体 27a……支持突部、27b……中心孔 29……ディスク、30……対物レンズ 30a……レンズパッド 30b……カウンタウェイト 31……リンズホルダ 31a,31b……張出部 31c……切欠部 32……フォーカシングコイル 34……ボビン 35……トラッキングコイル 36,38……板バネ 37……中継部材、37a……突出部 37b……接着剤の逃げ溝 39……ベース部材 39c……位置決め突起 39d……凹部 41……マグネット、42……ヨーク 42a……突部、42b……サブヨーク 42d……テーパ部 43……プリント基板 47……カバー部材 47a,50e……可撓性係合爪 47d……傾斜部 47e……半球状突起 50……樹脂性支持体 52……センサボード 53……発光ダイオード 54,57,58……フォトダイオード 55……制御回路基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 竹内 秀幸 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (56)参考文献 実開 昭54−82528(JP,U)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体の記録面にスポット光を照射せし
    めるための対物レンズと、前記対物レンズをサーボ駆動
    する駆動機構と、前記対物レンズ及び駆動機構を保持す
    る保持部材と、前記記録面に対して前記対物レンズを追
    従せしめるべく前記保持部材の傾斜を調整するチルトサ
    ーボ機構と、前記対物レンズ及び駆動機構上に覆設され
    るカバー部材とを含み、前記カバー部材の前記記録面と
    対向する部分は、前記記録媒体の半径方向外側に位置す
    る領域が前記記録面から離隔すべく傾斜部となっている
    ことを特徴とする光学式情報記録再生装置におけるピッ
    クアップ装置。
  2. 【請求項2】前記駆動機構は前記対物レンズの光軸に略
    垂直な方向において伸長し且つ自由端部にて前記対物レ
    ンズを支持する片持梁状可撓性部材を含み、前記傾斜部
    は前記可撓性部材に沿うように形成されていることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の光学式情
    報記録再生装置におけるピックアップ装置。
  3. 【請求項3】前記傾斜部の表面には略半球状の突起が形
    成されていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項又は第2項記載の光学式情報記録再生装置におけ
    るピックアップ装置。
JP1985038385U 1985-03-18 1985-03-18 光学式情報記録再生装置におけるピツクアツプ装置 Expired - Lifetime JPH0725860Y2 (ja)

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