JPS5813446Y2 - 光学的情報読み取り装置 - Google Patents

光学的情報読み取り装置

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Publication number
JPS5813446Y2
JPS5813446Y2 JP15669477U JP15669477U JPS5813446Y2 JP S5813446 Y2 JPS5813446 Y2 JP S5813446Y2 JP 15669477 U JP15669477 U JP 15669477U JP 15669477 U JP15669477 U JP 15669477U JP S5813446 Y2 JPS5813446 Y2 JP S5813446Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
guide rail
optical information
optical head
information reading
Prior art date
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Expired
Application number
JP15669477U
Other languages
English (en)
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JPS5482528U (ja
Inventor
境国昭
松井貞行
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
Priority to JP15669477U priority Critical patent/JPS5813446Y2/ja
Publication of JPS5482528U publication Critical patent/JPS5482528U/ja
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Publication of JPS5813446Y2 publication Critical patent/JPS5813446Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は光学式情報読み取り装置に係り、更に詳述す
れば回転ディスク上に記録された情報を光学的に読み取
る装置における回転ディスクの変位、振動に対応して光
学ヘッドの焦点位置を調整する装置の改良に関するもの
である。
従来この種の装置には、厚さ約1mmのプラスチック円
板を1800(rPm)で回転させ、ディスクに記録さ
れた情報を光学的に読み取る装置がある。
第1図はその要部の構成を示す断面図で、1はモータ、
2はモータ軸に設けられたフランジ、3はフランジ2に
固定されたディスク、4は筐体、5は図示を省略してい
るがレーザー光源から誘導してきたレーザー光、6はデ
ィスク3の記録面上にレーザー光5の焦点を結ばせる自
動焦点制御器、Tは自動焦点制御器6をディスク3の径
方向に移動させるための案内レールである。
このように構成された従来の光学式情報読み取り装置に
おいては、ディスク3自体に存在する面のうねり、装着
時の偏心などの影響で回転面は振動し、しかもこの振動
は不規則であり、更に、重力の影響、ディスク3の偏肉
などのために回転面は周辺部が下方に垂れる、いわめる
面だれを生じる。
このようなディスク30面に始終レーザー光5の焦点を
結ばせる自動焦点制御器6の責務は極めの苛酷なもので
ある。
この問題を緩和するための先行技術として、ディスク3
と平行して安定板を設ける方式が提案されている。
第2図はこの先行技術による装置の要部の構成を示す断
面図である。
8はディスク3とわずかな間隙9(例えば1mm以下)
を保持し、中央に空気流入口10を有する安定板である
ディスク3が回転された時に空気流入口10から強制的
に間隙9に流れる空気流が発生し、間隙9に圧力場が形
成される。
圧力場が形成された時にディスク3は安定板8に沿う様
な形で変形を受ける。
更に前述の圧力場は外乱によるディスク30面振動を抑
制する働きを兼ねもつ。
このようにして安定板8を設けることによってディスク
3の面振動は抑制され、前述の面だれも改善され、更に
ディスク3を交換したときの各ディスクの面振動および
面だれの傾向を均一化する効果はある。
しかし、そのディスクの形態は第3図に誇張して示すよ
うに、理想的水平位置からの直流的変位(面だれ)Aと
各々その点を中心とする交流的変位(面振動)Bとが依
然存在する。
従って、面振動Bに対して充分追従できる自動焦点制御
器6であっても直流的変位Aがこれに重畳すると、制御
範囲を逸脱する場合があり、仮りに逸脱しないとしても
、機械的には動作バネ系を大きくする要があり、電気的
には駆動コイルの電流が大きくなるなどの問題があった
この考案はこのような点に鑑みてなされたもので、上記
ディスクの直流的変位分を補償する手段を講じることに
よって自動焦点制御器の責務を軽減し、ディスクの面振
動に対する追従性のよい自動焦点制御器を備えすぐれた
情報再生能力を有する光学式情報読み取り装置を得るこ
とを目的とするものである。
第4図はこの考案の一実施例の要部の構成を示す断面図
である。
図において、11は筐体4に取り付けられ自動焦点制御
器6の案内レール7を保持する枠体、12はこの枠体1
1の筐体4に対する傾きを調整できる調整ネジである。
このように構成された実施例において、調整ネジ12を
調整して枠体11を傾げ、これに伴う案内レールIの傾
きを、ディスク3の直流的変位Aに対応する値とする。
すなわち、第3図で説明したようにディスク3の平均位
置は理想的水平位置し筐体4の底面と実質的に平行と考
えられる〕との間に面だれのため成る角度を有している
従って、上述の調整ネジ12の調整によって案内レール
7の傾きをディスク3の面だれのための傾きに一致させ
ると、直流的変位は補償されたことになる。
そして、これによって自動焦点制御器6はディスク3の
面振動のみに追従すればよいことになる。
もつとも、ディスク3の面だれは直線状には起らないか
ら、案内レールγを傾けるだけでは完全には補償できな
いが、ディスク3の各部の傾きの平均値に一致するよう
に案内レールIを傾ければ、実質的には十分であり残余
の分は自動焦点制御器6の追従特性に期待しても問題は
ない。
このようにして、ディスク3の直流的変位は略完全に補
償されるので、自動焦点制御器6の責務は大幅に軽減さ
れる。
ところで、ディスク3の直流的変位は、安定板8がない
場合には個々のディスクによって大幅に変化するが、安
定板8を設けることによって殆んど均一化され、ティス
フ毎に案内レールIの傾きを変更調整する要は殆んどな
い。
また、ディスク3の直流的変位量は自動焦点制御器6を
利用して検知し得ることは、詳説する必要はないであろ
う。
以上詳述したように、この考案では可撓性素材からなり
回転するディスクに記録された情報を光学的に読み出す
ものにおいて、光の焦点を上記ディスク面上に自動的に
結ぶ自動焦点制御器を有する光学ヘッドをディスクの半
径方向に移動させる案内レールを取りつけた枠体を設け
るとともに、上記ディスクと微少間隙を保って安定板を
対向配置して空気流の作用によってディスクの面移動を
安定化させ、この面移動のうち定常的な面だれに相当す
る角度だけ、上記枠体を傾げるようにして定常的な面変
位を補償するようにしたので、上記自動焦点制御器は、
実質的に面振動弁のみに追従すればよいこととなり、そ
の責務は軽減し、特性の向上、装置の小形化、簡素化が
期待でき、すぐれた性能の光学式情報読み取り装置が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の要部構成を示す断面図、第2図は先
行技術による装置の要部構成を示す断面図、第3図は回
転ディスクの面移動の形態を誇張して示す図、第4図は
この考案の一実施例の要部構成を示す断面図である。 図において、1は駆動用のモータ、2はフランジ、3は
ディスク、4は筐体、5はレーザ光、6は自動焦点制御
器、7は案内レール、8は安定板、9は間隙、10は空
気流入口、11は枠体、12は調整ネジである。 なお、図中符号は同一もしくは相当部分を示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)可焼性素材からなり回転するディスクに記録され
    た情報を光学的に読み出すものにおいて、上記ディスク
    の面に対向して設けられ自動的に光の焦点を上記ディス
    ク面上に結ぶ自動焦点制御器を含む光学ヘッド、この光
    学ヘッドを上記ディスクの半径方向に案内レールに沿っ
    て移動させる駆動部、上記ディスクと微少間隙を保って
    対向配置され空気流の作用によって上記ディスクの面移
    動を安定化させる安定板、及び上記案内レールを保持す
    る枠体の傾きを上記ディスクの半径方向の平均傾度に一
    致するように調整する調整器を備えたことを特徴とする
    光学的情報読み取り装置。
  2. (2)調整器に調整ネジを用いたことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第(1)項記載の光学的情報読み取
    り装置。
JP15669477U 1977-11-22 1977-11-22 光学的情報読み取り装置 Expired JPS5813446Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15669477U JPS5813446Y2 (ja) 1977-11-22 1977-11-22 光学的情報読み取り装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15669477U JPS5813446Y2 (ja) 1977-11-22 1977-11-22 光学的情報読み取り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5482528U JPS5482528U (ja) 1979-06-12
JPS5813446Y2 true JPS5813446Y2 (ja) 1983-03-16

Family

ID=29146907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15669477U Expired JPS5813446Y2 (ja) 1977-11-22 1977-11-22 光学的情報読み取り装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0725860Y2 (ja) * 1985-03-18 1995-06-07 パイオニア株式会社 光学式情報記録再生装置におけるピツクアツプ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5482528U (ja) 1979-06-12

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