JPH0725850Y2 - 回転磁気ヘツド装置 - Google Patents
回転磁気ヘツド装置Info
- Publication number
- JPH0725850Y2 JPH0725850Y2 JP1986080987U JP8098786U JPH0725850Y2 JP H0725850 Y2 JPH0725850 Y2 JP H0725850Y2 JP 1986080987 U JP1986080987 U JP 1986080987U JP 8098786 U JP8098786 U JP 8098786U JP H0725850 Y2 JPH0725850 Y2 JP H0725850Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- contact
- rotary
- female
- wiring board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はビデオテープレコーダのような磁気記録再生装
置の回転磁気ヘッド装置に係り、更に詳しくは、磁気ヘ
ッドと回転トランスとの間の電気的導通手段の改良に関
する。
置の回転磁気ヘッド装置に係り、更に詳しくは、磁気ヘ
ッドと回転トランスとの間の電気的導通手段の改良に関
する。
従来の装置は、実開昭59−39427号公報に記載のよう
に、印刷配線基板を、回転シリンダの磁気ヘッドを具備
した面の反対面に取付け、磁気ヘッドから導線により結
線していた。しかも斯る装置は、回転トランスからの導
線も、上記プリント基板に結線されていた。
に、印刷配線基板を、回転シリンダの磁気ヘッドを具備
した面の反対面に取付け、磁気ヘッドから導線により結
線していた。しかも斯る装置は、回転トランスからの導
線も、上記プリント基板に結線されていた。
上記従来技術は、磁気ヘッドからの超微弱な信号を伝え
る導線の長さや、結線時の作業性について配慮がされて
おらず、外部誘導ノイズを受けやすくまた結線の為の半
田付数が多く作業性が悪い。つまり、磁気ヘッドが摩耗
した場合、回転シリンダ毎に交換しなければならない
が、交換時に数多くの半田付部を外さなければならない
等の問題があった。
る導線の長さや、結線時の作業性について配慮がされて
おらず、外部誘導ノイズを受けやすくまた結線の為の半
田付数が多く作業性が悪い。つまり、磁気ヘッドが摩耗
した場合、回転シリンダ毎に交換しなければならない
が、交換時に数多くの半田付部を外さなければならない
等の問題があった。
本考案の目的は、上記従来例の欠点を除去し、組立作業
性の向上が図れる回転磁気ヘッド装置を提供することに
ある。
性の向上が図れる回転磁気ヘッド装置を提供することに
ある。
上記目的は、磁気ヘッドと回転トランスとの間の結線
を、プリント基板を中継せずに、オス形接触子（プラ
グ）とメス形接触子（コネクター）を使用することによ
り達成される。
を、プリント基板を中継せずに、オス形接触子（プラ
グ）とメス形接触子（コネクター）を使用することによ
り達成される。
オス形接触子（プラグ）とメス形接触子（コネクター）
を使用することによって、結線長が短くなるので外部誘
導ノイズが受けにくくなる。また、回転シリンダ側とロ
ータリトランスとの接続がオス形接触子（プラグ）とメ
ス形接触子によっているため、回転シリンダ側の交換時
に半田付部を外す作業がなくなるので、作業性が向上す
る。
を使用することによって、結線長が短くなるので外部誘
導ノイズが受けにくくなる。また、回転シリンダ側とロ
ータリトランスとの接続がオス形接触子（プラグ）とメ
ス形接触子によっているため、回転シリンダ側の交換時
に半田付部を外す作業がなくなるので、作業性が向上す
る。
以下、本考案の一実施例を図面をもって説明する。第１
図は本考案の回転磁気ヘッド装置の上部平面図、第２図
は第１図のAOBに沿う要部断面図である。
図は本考案の回転磁気ヘッド装置の上部平面図、第２図
は第１図のAOBに沿う要部断面図である。
同図において、回転磁気ヘッド１を取り付けてなる回転
シリンダ２とロータリートランスのローター４とは回転
軸５及び固定部材６に組付けられ回転駆動するように構
成されている。回転シリンダ２には回転磁気ヘッド１と
の接続用メス形接触子３が取り付けられており、このメ
ス形接触子３は高分子材料からなるハウジング10に収納
されている。メス形接触子３は磁気ヘッド１の端子部と
電気的に接続されている。又ローター４には高分子部材
で作られた絶縁材11が接着されており、この絶縁材11に
はメス形接触子３と電気的接触を取るオス形接触子７が
設けられている。
シリンダ２とロータリートランスのローター４とは回転
軸５及び固定部材６に組付けられ回転駆動するように構
成されている。回転シリンダ２には回転磁気ヘッド１と
の接続用メス形接触子３が取り付けられており、このメ
ス形接触子３は高分子材料からなるハウジング10に収納
されている。メス形接触子３は磁気ヘッド１の端子部と
電気的に接続されている。又ローター４には高分子部材
で作られた絶縁材11が接着されており、この絶縁材11に
はメス形接触子３と電気的接触を取るオス形接触子７が
設けられている。
第３図は本考案による回転シリンダ２を端子部から見た
平面図である。第３図において回転磁気ヘッド１は回転
シリンダ２にネジ15にて取付けられており又メス形接触
子３はハウジング10に挿入固定されてなり、前記した回
転シリンダ２に組込まれる。回転磁気ヘッド１には電気
的接続をするための印刷配線基板14が取り付けられてお
り、メス形接触子３のロウ付部３″とロウ付されてい
る。回転磁気ヘッド１は回転シリンダ２に取付けた際位
置調整を行なうが回転磁気ヘッド装置として組立てた後
再度精密な調整を要す。
平面図である。第３図において回転磁気ヘッド１は回転
シリンダ２にネジ15にて取付けられており又メス形接触
子３はハウジング10に挿入固定されてなり、前記した回
転シリンダ２に組込まれる。回転磁気ヘッド１には電気
的接続をするための印刷配線基板14が取り付けられてお
り、メス形接触子３のロウ付部３″とロウ付されてい
る。回転磁気ヘッド１は回転シリンダ２に取付けた際位
置調整を行なうが回転磁気ヘッド装置として組立てた後
再度精密な調整を要す。
第４図は本考案のメス形接触子３とハウジング10との組
立平面図、第５図は第４図の側面図、第６図は第４図の
メス形接触子の詳細平面図、第７図は第６図の側面図で
ある。第４図〜第７図においてハウジング10にメス形接
触子３が取付けられておりメス形接触子３のロウ付部
３″はハウジング10より外部に位置している。ロウ付部
３″の先端部近傍での型抜き方向は回転磁気ヘッド１の
印刷配線基板14とは反対側にしてある。
立平面図、第５図は第４図の側面図、第６図は第４図の
メス形接触子の詳細平面図、第７図は第６図の側面図で
ある。第４図〜第７図においてハウジング10にメス形接
触子３が取付けられておりメス形接触子３のロウ付部
３″はハウジング10より外部に位置している。ロウ付部
３″の先端部近傍での型抜き方向は回転磁気ヘッド１の
印刷配線基板14とは反対側にしてある。
第８図、第９図、第10図は他の例を示す図であって、第
８図はロウ付部３″の先端部近傍をプレスした側面図、
第９図は、ロウ付部３″の先端部近傍の形状を“く”の
字形に回転磁気ヘッド１の印刷配線基板とは反対の方向
に曲げた側面図、第10図はロウ付部３″の先端部形状に
丸みをつけた平面図、第11図はロウ付部３″の先端部形
状に面取りをつけた平面図である。
８図はロウ付部３″の先端部近傍をプレスした側面図、
第９図は、ロウ付部３″の先端部近傍の形状を“く”の
字形に回転磁気ヘッド１の印刷配線基板とは反対の方向
に曲げた側面図、第10図はロウ付部３″の先端部形状に
丸みをつけた平面図、第11図はロウ付部３″の先端部形
状に面取りをつけた平面図である。
以上述べた実施例によれば、回転磁気ヘッドの印刷配線
基板の配線どうしが近接しているため、接触子のロウ付
部の位置が微細にずれるだけでも別の配線の上に達する
事が考えられる。この印刷配線基板の配線にはロウ付部
以外はすべて塗膜に覆われているが、接触子のロウ付部
近傍の端面がその形状や型抜き時のバリ等で鋭利になっ
ていたりすると塗膜を破って隣接した配線に接触し短絡
する可能性があり、信頼性を損ねてしまう。そこで、
（１）接触子のロウ付部近傍の型抜方向を印刷配線基板
面側と逆にする。（２）接触子のロウ付部近傍プレスす
る。（３）接触子のロウ付部近傍を印刷配線基板と逆の
方向に“く”の字形に曲げる。（４）接触子のロウ付部
先端形状に面取り又は丸みをつけることにより、ロウ付
部近傍の端面が、印刷配線基板上の塗膜を破って隣接し
た配線と短絡することを防ぎ、ロウ付部の信頼性を高め
ることが出来る。
基板の配線どうしが近接しているため、接触子のロウ付
部の位置が微細にずれるだけでも別の配線の上に達する
事が考えられる。この印刷配線基板の配線にはロウ付部
以外はすべて塗膜に覆われているが、接触子のロウ付部
近傍の端面がその形状や型抜き時のバリ等で鋭利になっ
ていたりすると塗膜を破って隣接した配線に接触し短絡
する可能性があり、信頼性を損ねてしまう。そこで、
（１）接触子のロウ付部近傍の型抜方向を印刷配線基板
面側と逆にする。（２）接触子のロウ付部近傍プレスす
る。（３）接触子のロウ付部近傍を印刷配線基板と逆の
方向に“く”の字形に曲げる。（４）接触子のロウ付部
先端形状に面取り又は丸みをつけることにより、ロウ付
部近傍の端面が、印刷配線基板上の塗膜を破って隣接し
た配線と短絡することを防ぎ、ロウ付部の信頼性を高め
ることが出来る。
以上の如く構成した本考案によれば、外部誘導ノイズを
6dB〜10dB改善することが出来、特に中波放送送信所の
近くの強電界地域において、妨害が入りにくくなる。又
結線の半田付数が大幅に低減するので、組立て作業性が
向上し、信頼性の良い回転磁気ヘッド装置を提供するこ
とが出来る。
6dB〜10dB改善することが出来、特に中波放送送信所の
近くの強電界地域において、妨害が入りにくくなる。又
結線の半田付数が大幅に低減するので、組立て作業性が
向上し、信頼性の良い回転磁気ヘッド装置を提供するこ
とが出来る。
第１図は本考案の一実施例を示す回転磁気ヘッド装置の
上部平面図、第２図は第１図のAOBに沿う断面図、第３
図はその部分平面図、第４図は第３図の部分平面図、第
５図は第４図の側面図、第６図は第４図の接触子の平面
図、第７図は第６図の側面図、第８図，第９図はメス形
接触子の先端形状を示す側面図、第９図は“く”字形の
側面図、第10図，第11図はメス形接触子の先端形状を示
す平面図である。 １…回転磁気ヘッド、１′…磁気ヘッド１の端子部、２
…回転シリンダ、３…メス形接触子、３′…接触部、
３″…ロウ付部（３′の他端部）、４…ロータリトラン
スロータ、５…回転軸、６…固定部材、７…オス形接触
子、8,9…ロウ付部、10…ハウジング、11…高分子部
材、12…型抜方向、13…バリ、14…回転磁気ヘッドの印
刷配線基板、15…ネジ、16…バリ、17…プレス部、18…
“く”の字状部、19…面取り部、20…丸み部分。
上部平面図、第２図は第１図のAOBに沿う断面図、第３
図はその部分平面図、第４図は第３図の部分平面図、第
５図は第４図の側面図、第６図は第４図の接触子の平面
図、第７図は第６図の側面図、第８図，第９図はメス形
接触子の先端形状を示す側面図、第９図は“く”字形の
側面図、第10図，第11図はメス形接触子の先端形状を示
す平面図である。 １…回転磁気ヘッド、１′…磁気ヘッド１の端子部、２
…回転シリンダ、３…メス形接触子、３′…接触部、
３″…ロウ付部（３′の他端部）、４…ロータリトラン
スロータ、５…回転軸、６…固定部材、７…オス形接触
子、8,9…ロウ付部、10…ハウジング、11…高分子部
材、12…型抜方向、13…バリ、14…回転磁気ヘッドの印
刷配線基板、15…ネジ、16…バリ、17…プレス部、18…
“く”の字状部、19…面取り部、20…丸み部分。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−52901（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−42718（ＪＰ，Ａ) 実開 昭57−146231（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】磁気ヘッドを搭載した回転シリンダと信号
伝達用の巻線を付設した回転トランスとを具備し、 オス形接触子とメス形接触子のうち、メス形接触子を前
記回転シリンダに取付け、 オス形接触子を前記回転トランスに取付け、 該オス形接触子とメス形接触子により、該磁気ヘッドと
該回転トランスとの電気的導通を得るようにした回転磁
気ヘッド装置において、 該磁気ヘッドと電気的接続をするための印刷配線基板に
は、該メス形接触子のロウ付部であって該印刷配線基板
とは反対側に“く”の字形に形成された頂部が接触し、
かつ該ロウ付部は、該印刷配線基板と該ロウ付部の接触
を柔らげる曲部を備えたことを特徴とする回転磁気ヘッ
ド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986080987U JPH0725850Y2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 回転磁気ヘツド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986080987U JPH0725850Y2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 回転磁気ヘツド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62195209U JPS62195209U (ja) | 1987-12-11 |
| JPH0725850Y2 true JPH0725850Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=30932306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986080987U Expired - Lifetime JPH0725850Y2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 回転磁気ヘツド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725850Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6323783Y2 (ja) * | 1981-02-10 | 1988-06-30 | ||
| JPS6052901A (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-26 | Hitachi Ltd | 回転磁気ヘッド装置 |
| JPS6142718A (ja) * | 1984-08-07 | 1986-03-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録再生装置の回転ヘツド装置 |
-
1986
- 1986-05-30 JP JP1986080987U patent/JPH0725850Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62195209U (ja) | 1987-12-11 |
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